JP4889617B2 - ゲートウエイ装置および通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、IP(インターネットプロトコル)ネットワークと、これをベースとした呼制御ネットワークと、を備える通信ネットワークにおける各ネットワークを接続するためのゲートウエイ装置および通信制御方法に関する。
次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)における通信では、接続先を電話番号で特定し、SIP(Session Initiation Protocol)によりセッション制御を行うことを前提としている。すなわち、NGNに接続する端末装置は、SIPによるセッション制御機能を有している必要がある。
一方、ネットワークに接続する端末装置が、ネットワークのNGNへの切り替えと並行してNGN対応のもの(SIPセッション機能を有する端末装置)に切り替わる可能性は低い。そのため、現在の端末装置(SIPセッション制御機能を有さない端末装置)からNGNへの接続を実現することを目的とした、SIPによるセッション制御を代行するゲートウエイ装置を備えたシステムが提案されている(たとえば、下記特許文献1参照)。
特開2006−109316号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のシステムでは、ゲートウエイ装置は、収容している端末装置から受信したDNSネーム問い合わせパケットに含まれる接続先情報が、IP電話番号またはSIP−URI(SIP−Uniform Resource Identifier)の場合にSIPセッション接続処理を実行してNGNへの接続を代行する。すなわち、端末装置は、接続先に対応する電話番号など、ゲートウエイ装置がSIPセッションで使用する情報を保持しておき、その情報を通知する必要がある。換言すれば、上記特許文献1に記載のシステムでは、端末装置はSIPセッション制御機能を実装する必要はないものの、従来は不要であった情報(SIPセッションで使用する接続相手の電話番号やURIの情報)を保持し、かつ当該情報のゲートウエイ装置へこの情報を通知する機能を有する必要がある。そのため、ゲートウエイ装置は、現在の端末装置をそのまま収容してNGNへの接続を代行することができない、という問題があった。
また、上記特許文献1に記載のシステムでは、DNSネーム問い合わせパケットの受信をトリガとしてSIPセッション接続代行処理を行うようにしているが、DNSネーム問い合わせパケットを受信した後に必ず通信が行われるという保証はない。そのため、通信リソースを不必要に消費してしまうことがある、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、SIPセッション制御機能が実装されていない端末装置をそのまま収容し、端末装置から特別な情報を取得することなくSIPセッション接続処理を実行して、SIPセッション制御が必要なネットワークへの接続を代行するゲートウエイ装置および通信制御方法を得ることを目的とする。
また、通信リソースを不必要に消費してしまうことのないゲートウエイ装置および通信制御方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、呼制御が不要な複数の第1のネットワークと、前記第1のネットワークに属しているすべての端末の管理情報を個別に保持するデータサーバと、前記複数の第1のネットワーク間にあって前記管理情報に基づいて呼制御を行う第2のネットワークと、を含んだ通信システムにおいて、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークを接続するゲートウエイ装置であって、自身に接続された前記第1のネットワークに属している端末が発行したDNSクエリを検出した場合に、当該DNSクエリに含まれる相手通信端末の識別情報に対応する管理情報を保持しているかどうかを確認し、保持していない場合に前記データサーバから当該識別情報に対応する管理情報を取得する管理情報取得手段と、前記端末から発行された接続要求を検出した場合に、当該接続要求に含まれる相手通信端末の識別情報に対応する前記管理情報を利用して、前記第2のネットワークにおける当該相手通信端末との間の呼制御処理を実行する呼制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、ゲートウエイ装置は、収容している端末から通信相手先の電話番号などの管理情報を取得することなしにSIPセッション制御を代行することができる。すなわち、IP通信機能のみを有する一般的な端末に対して、SIPセッション制御が必要な次世代通信ネットワークを介した通信サービスを提供できる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるゲートウエイ装置および通信制御方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明にかかるゲートウエイ装置を含んだ通信システムの構成例を示す図である。この通信システムは、IP通信(TCP/IP通信またはUDP/IP通信)機能を有する端末1と、本発明にかかるゲートウエイ装置であるホームゲートウエイ(HGW)2および3と、端末1の通信相手先でありIP通信機能を有するサーバ4と、SIPセッション制御に必要な情報が格納されているアドレスサーバ5と、SIPプロキシサーバとしての機能を有するSIPサーバ6と、Session Border Gateway(SBG)7と、SIPを利用した呼制御が必要な次世代ネットワーク(NGN)100と、により構成される。
図1に示した通信システムでは、HGW2および3は、NGN100に接続され、HGW2は、自身が管理するネットワーク(LAN)に端末1を収容し、HGW3は、自身が管理するネットワークにサーバ4を収容する。アドレスサーバ6およびSIPサーバ6は、NGN100に接続されている。また、SBG7はNGN100内に位置し、NGN100内におけるNAPT(Network Address Port Translation)処理(IPアドレスとポート番号の変換処理)を行う。
なお、端末1およびサーバ4には、SIPが搭載されておらず、各HGWは、収容しているIP端末(端末1,サーバ4,など)に代わってSIPセッション制御を代行する機能を有するものとする。また、アドレスサーバ5は、各HGWがSIPセッション制御を代行する際に必要な情報(以下、「SIPセッション制御用情報」と呼ぶ)として、各HGWに収容されている各IP端末の「FQDN」,「サービスを提供しているポート番号」,「サービス毎のSDP情報」,「電話番号」を関連付けて保持しているものとする。
図2は、ホームゲートウエイ(HGW2および3)の構成例を示す図である。図2に示したように、HGWは、LAN I/F部21−1〜21−nと、WAN I/F22と、パケット検出部23と、ルーティング機能部24と、DNS中継部25と、アドレス解決部26と、SIPセッション制御部27と、サーバ情報テーブル保持部28と、により構成される。
端末検出手段としての機能を有するLAN I/F部21−1〜21−nは、HGWのLAN側ネットワークインタフェイスであり、また、WAN I/F22は、HGWのWAN(NGN)側ネットワークインタフェイスである。
パケット検出部23は、端末1からのDNS問い合わせを検出し、DNS中継部25へ渡す。また、端末1からNGNへの通信の最初のパケットを検出しSIPセッション制御部27へ渡す。
ルーティング機能部24は、LANやNGNから受け取ったIPパケットのIP転送(ルーティング)処理を行う。
DNS中継部25は、端末1からのDNS問い合わせを受信し、アドレス解決部26へ中継する。
管理情報取得手段としての機能を有するアドレス解決部26は、DNS中継部25から渡されるDNS問い合わせに対し、サーバ情報テーブル保持部28内のサーバ情報テーブルを参照し、問い合わせに対応する情報がテーブル内に無ければアドレスサーバ5へ情報を問い合わせ、その結果得られた情報を他と競合しないプライベートアドレスとセットでサーバ情報テーブルに格納した上で、当該プライベートアドレスをDNS中継部25に応答する。また、対応する情報がテーブル内にあれば、そのDNS問い合わせが示すサーバに対応するプライベートアドレスをサーバ情報テーブルから取得し、DNS中継部25に応答する。
呼制御手段としての機能を有するSIPセッション制御部27は、パケット検出部23で検出された、端末1からNGN100への通信の最初のパケットの情報を受け取り、宛先アドレスおよび宛先ポート番号をキーとしてサーバ情報テーブルを検索し、該当するサーバの電話番号や、宛先ポート番号に対応するSDP(Session Description Protocol)情報を取得し、これらの情報を用いてサーバとの間でSIPセッション制御を行い、通信路を準備する。また、通信路の準備が完了すると端末1からの通信をNGN100に対してルーティングを行う。
サーバ情報テーブル保持部28は、NGN100上でサービスを提供している各サーバ(サーバ4を含む)の、FQDN(Fully Qualified Domain Name)、電話番号、ポート番号およびSDP情報からなるSIPセッション制御用情報と、各サーバに個別に対応付けられたプライベートアドレスとを管理するためのサーバ情報テーブルを保持する。
以上のような構成の通信システムにおいて、端末1とサーバ4がIP通信を行う場合の動作を図3および図4を用いて説明する。なお、図3は、通信開始時に各装置間でやり取りされる信号の流れを示した図であり、図4は、端末1とサーバ4がIP通信を行う場合のシーケンスの一例を示す図である。また、図3に示した信号の流れとそれに対応する図4に示した処理には、同じステップ番号を付与している。
端末1がサーバ4とIP通信を行うためには、相手通信装置であるサーバ4のIPアドレス情報が必要である。そのため、端末1は、サーバ4のIPアドレス情報を保持していない場合には、サーバ4とIP通信を行うにあたって、図4に示したステップS1を実行し、それに対応する処理であるステップS4にてHGW2からIPアドレス情報を取得する。以下では、まず、端末1がサーバ4のIPアドレス情報を保持していない場合に実行するステップS1〜S4の処理について説明する。
端末1は、サーバ4のIPアドレス情報を取得するために、従来と同様の手順で、サーバ4のFQDNを宛先に設定したDNS問い合わせ(DNSクエリ)を発行する(ステップS1)。
HGW2は、端末1から発行されたDNSクエリを受信した場合、サーバ4との間でSIPセッション制御を行うために必要な情報(上記SIPセッション制御用情報に相当)を保持しているかどうかを確認し、保持していなければ、アドレスサーバ5に対して、サーバ4との間でSIPセッション制御を行うために必要な情報の送信を要求する(ステップS2)。情報の送信を要求する際に送信するメッセージ(以下、「情報送信要求」と呼ぶ)には、受信したDNSクエリの宛先に設定されていたFQDN(この例ではサーバ4のFQDN)を要求対象FQDNとして含ませる。なお、HGW2とアドレスサーバ5の通信にSIP手順が必要な場合、HGW2は、アドレスサーバ5との間でSIPセッション制御を実行してセッションを確立した上で、情報送信要求を送信する。
アドレスサーバ5は、HGW2から情報送信要求を受け取った場合、その中に含まれている要求対象FQDNをキーとしてサーバ情報テーブル保持部28内の検索を行い、その結果得られた情報(要求対象FQDNに対応する、サービスを提供しているポート番号、サービス毎のSDP情報および電話番号)をHGW2へ送信する(ステップS3)。
情報送信要求に対する応答として上記情報を受け取ったHGW2は、サーバ4に対して動的にユニークなプライベートアドレスを割り当てるとともに、このプライベートアドレスとアドレスサーバ5から受け取った情報(サービスを提供しているポート番号、サービス毎のSDP情報および電話番号)とを関連付けて記憶し、さらに、当該プライベートアドレス(サーバ4のプライベートアドレス)を、上記DNSクエリに対する応答として端末1へ送信する(ステップS4)。端末1は、HGW2から通知されたプライベートアドレスをサーバ4のIPアドレスとして記憶しておく。
なお、上記ステップS2において、(必要なSIPセッション制御用情報を既に保持しているため)アドレスサーバ5に対するSIPセッション制御用情報の送信要求を行わなかった場合には、保持しているSIPセッション制御用情報に関連付けられたプライベートアドレスを端末1へ通知する。
ここで、上記ステップS1〜S4の処理を実行する場合のHGW2の内部処理を図5に基づいて説明する。図5は、上記ステップS1〜S4の処理(アドレス解決処理)を実行した場合のHGW2内部の処理の流れを示した図である。なお、図5では、簡単のため、サーバ4のSIPセッション制御を代行するHGW3の記載を省略した構成としている。
端末1から発行されたDNSクエリを受信した場合、HGW2のパケット検出部23は、受信したDNSクエリをDNS中継部25経由でアドレス解決部26へ渡す。アドレス解決部26は、受け取ったDNSクエリに含まれる要求対象FQDNに対応するSIPセッション制御用情報をサーバ情報テーブル保持部28が保持しているかどうかを確認し、保持していない場合には、アドレスサーバ5に対して、当該要求対象FQDNに対応する、サービスを提供しているポート番号、サービス毎のSDP情報および電話番号の送信を要求する(情報送信要求を送信する)。そして、要求対象FQDNに対応する各情報をアドレスサーバ5から取得すると、アドレス解決部26は、サーバ4に対してユニークな(他と競合しない)プライベートアドレスを割り当て、このプライベートアドレスと取得した情報(サービスを提供しているポート番号、サービス毎のSDP情報および電話番号)とを関連付けて、サーバ情報テーブル保持部28へ格納する。さらに、サーバ4に割り当てたプライベートアドレスを端末1へ通知する。
なお、アドレスサーバ5が、上記情報(サービスを提供しているポート番号、サービス毎のSDP情報および電話番号)にIPアドレス情報を含めて管理を行い、HGW2からの要求(上記ステップS2に相当)に対してIPアドレス情報を含んだSIPセッション制御用情報を返信するようにしてもよい。この場合、HGW2のアドレス解決機能部26は、アドレスサーバ5から取得した情報に対応するIP端末(この例ではサーバ4)へユニークなプライベートアドレスを割り当てる必要がなくなり、処理量を少なくすることができる。
次に、端末1がサーバ4との間でIP通信を行う場合のシーケンスである図4のステップS5以降の処理について説明する。
HGW2は、サーバ4との通信を開始する際に最初に送信されるパケット(図4に示したSYNパケットに相当)を端末1から受信すると、それをバッファリングする(ステップS5)。そして、HGW2は、記憶しておいたSIPセッション制御用情報の中から、上記受信したSYNパケットに対応する電話番号情報およびSDP情報を使用し、SIPサーバ6を介して、サーバ4との間でSIPセッション制御を実行する(ステップS6〜S9)。なお、通信相手先(この例の場合サーバ4)がSIPセッション制御機能を有せずに、それを収容しているゲートウエイ(この例の場合HGW3)がSIPセッション制御を代行して行う場合には、通信相手先側のゲートウエイとの間でSIPセッション制御を実行することとなる。上述したように、本実施の形態では、HGW3がサーバ4におけるSIPセッション制御を代行するため、HGW2とHGW3の間でSIPセッション制御が行われることとなる。
上記ステップS6〜S9を実行してSIPセッション制御が終了しセッションが確立すると、HGW2は、バッファリングしておいたSYNパケットをその宛先であるサーバ4へ送信する。以降、HGW2およびHGW3は、端末1とサーバ4との間でやり取りされるパケットを受け取った場合、そのまま転送する(ステップS10)。
なお、端末1とサーバ4がIP通信を行う場合の手順は、上述したステップS5〜S10と同一である必要はない。たとえば、上記の例ではSIPセッション制御が終了した後にSYNパケットをサーバ4へ送信することとしたが、SYNパケットをSIPセッション制御において使用されるINVITEメッセージ(図4に示したステップS6にて送信するメッセージに相当)内に展開して送信するようにしてもよい。この場合、INVITEメッセージを受け取ったHGW3は、INVITEメッセージ(ステップS7にて受信するメッセージに相当)からSYNパケットを取り出してサーバ4へ送信する。
上記ステップS5〜S10の処理を実行する場合のHGW2の内部処理を図6に基づいて説明する。図6は、上記ステップS5〜S10の処理を実行した場合のHGW2内部の処理の流れを示した図である。なお、図6では、簡単のため、サーバ4のSIPセッション制御を代行するHGW3の記載を省略した構成としている。
端末1からのSYNパケットを受信した場合、HGW2のパケット検出部23は、受信したSYNパケットに含まれる宛先アドレスおよび宛先ポート番号を読み出してSIPセッション制御部27へ通知する。また、SYNパケットをバッファリングし、保持しておく。
SIPセッション制御部27は、パケット検出部23から通知された宛先アドレスおよび宛先ポート番号をキーとしてサーバ情報テーブルを検索し、これらの情報に対応する電話番号およびSDP情報を取得する。そして、取得した情報を使用して、サーバ4(上述したように、実際にはHGW3)との間でSIPセッション制御を行い、通信路を準備する。通信路の準備が完了したあとは、バッファリングしておいたSYNパケットをサーバ4に向けて送信する。サーバ4に向けたSYNパケットの振り分けは、ルーティング機能部24が行う。
また、図4に示したように、セッションが確立した状態において、HGW2は、FINパケットの監視を行い、端末1から送信されたFINパケットおよびそれに対応するACKパケットと、サーバ4から送信されたFINパケットおよびそれに対応するACKパケットと、を検出した場合、SIPセッション制御を実行し、HGW2とHGW3の間のセッションを終了させる。具体的には、パケット検出部23がFINパケット等の監視を行い、セッションを終了すると判断した場合、その旨をSIPセッション制御部27へ通知する。そして、SIPセッション制御部27がSIPセッション制御を行い、セッションを終了させる。
なお、HGW2は、アドレスサーバ5からSIPセッション制御用情報を取得してから一定時間が経過した時点、または、当該情報を使用したSIPセッション制御を行ってから一定時間が経過した時点で、サーバ情報テーブル保持部28で保持している当該SIPセッション制御用情報を消去するようにしてもよい。取得した時点からの経過時間の監視はアドレス解決部26が行い、情報を使用してからの経過時間はSIPセッション制御部27が行う。サーバ情報テーブル保持部28から該当する情報を消去する処理はアドレス解決部26が代表して行う。こうすることにより、記憶領域を節約することができる。また、取得時点を基準として削除を行う場合には、可能な限り最新のSIPセッション制御用情報を保持しておくことができる。
また、HGW2のアドレス解決部26は、上記ステップS3でアドレスサーバ5から取得した情報の中に、サービス毎のSDP情報など、SIPセッション制御を行う上で重要度がそれほど高くない情報(正確な情報ではなくてもセッションを確立させることが可能な情報)が含まれていない場合、含まれていなかった情報の代わりに、予め決定しておいたデフォルト値などのダミー情報を設定したSIPセッション制御用情報、をサーバ情報テーブル保持部28へ格納するようにしてもよい。これによりSIPアダプテーションの対象範囲を広げることができる。
また、予め規定しておいた独自のプロトコルなどを使用して、NGN100を介してサーバ4からアドレスサーバ5へ、サービスを提供しているポート番号、サービス毎のSDP情報、電話番号などの情報を送信することにより、アドレスサーバ5への情報登録や登録されている情報の更新を行う構成としてもよい。この場合、たとえば、HBWのLAN I/F部が、新たなIP端末(端末やサーバ)が接続されたかどうかを監視し、新たなIP端末を検出した場合には、アドレス解決部26が新たに接続されたIP端末から必要な情報を取得し、取得した情報をアドレスサーバ5へ送信する。これにより、アドレスサーバ5に格納されている情報を自動更新することができる。
このように、本実施の形態のゲートウエイ装置は、端末からDNSクエリを受信した場合、その中に含まれる宛先のFQDNをキーとして、SIPセッション制御を行う際に必要な情報が格納されているアドレスサーバの検索を行い、DNSクエリの送信元端末に代わってSIPセッション制御を行う場合に使用する情報を取得する。また、端末からIP通信を開始する際に最初に送信されるパケットを検出した場合に、上記アドレスサーバから取得した情報を用いてSIPセッション制御を実行してセッションを確立することとした。これにより、端末から通信相手先の電話番号などを取得することなしにSIPセッション制御を代行することができる。すなわち、IP通信機能のみを有する一般的な端末の、SIPセッション制御が必要な次世代通信ネットワークへの接続を実現できる。換言すれば、一般的な端末に対して、SIPセッション制御が必要な次世代通信ネットワークを介した通信サービスを提供できる。
また、端末が実際に通信を開始するタイミングと同期させてSIPセッション制御を実行するようにしたので、たとえば、DNSクエリを受信後、すぐに通信が行われない場合などにおいて通信リソースを不必要に消費してしまうのを防止できる。
なお、上記説明では、サーバ4のSIPセッション制御をHGW3が代行する構成としたが、サーバ4がSIPセッション制御機能を有し、HGW3によるSIPセッション制御の代行を必要としない構成のシステムであっても本発明を適用できる。
以上のように、本発明にかかるゲートウエイ装置は、自身が管理するローカルネットワークに収容された端末に代わってSIPセッション制御を実行する必要がある場合に有用であり、特に、SIPセッション制御が必須とされる次世代通信ネットワークに対して、SIPセッション制御機能が実装されていない端末の接続を可能にするゲートウエイ装置に適している。
本発明にかかるゲートウエイ装置を含んだ通信システムの構成例を示す図である。 本発明にかかるゲートウエイ装置であるHGWの構成例を示す図である。 通信開始時に各装置間でやり取りされる信号の流れを示した図ある。 端末とサーバがIP通信を行う場合のシーケンスの一例を示す図である。 アドレス解決処理を実行した場合のHGW内部の処理の流れを示した図である。 通信開始時におけるHGW内部の処理の流れを示した図である。
符号の説明
1 端末
2、3 ホームゲートウエイ(HGW)
4 サーバ
5 アドレスサーバ
6 SIPサーバ
7 SBG
21−1〜21−n LAN I/F部
22 WAN I/F部
23 パケット検出部
24 ルーティング機能部
25 DNS中継部
26 アドレス解決部
27 SIPセッション制御部
28 サーバ情報テーブル保持部
100 NGN

Claims (10)

  1. 呼制御が不要な複数の第1のネットワークと、前記第1のネットワークに属しているすべての端末の管理情報を個別に保持するデータサーバと、前記複数の第1のネットワーク間にあって前記管理情報に基づいて呼制御を行う第2のネットワークと、を含んだ通信システムにおいて、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークを接続するゲートウエイ装置であって、
    自身に接続された前記第1のネットワークに属している端末が発行したDNSクエリを検出した場合に、当該DNSクエリに含まれる相手通信端末の識別情報に対応する管理情報を保持しているかどうかを確認し、保持していない場合に前記データサーバから当該識別情報に対応する管理情報を取得する管理情報取得手段と、
    前記端末から発行された接続要求を検出した場合に、当該接続要求に含まれる相手通信端末の識別情報に対応する前記管理情報を利用して、前記第2のネットワークにおける当該相手通信端末との間の呼制御処理を実行する呼制御手段と、
    を備えることを特徴とするゲートウエイ装置。
  2. 前記管理情報取得手段は、前記データサーバから管理情報を取得してからの経過時間を測定し、一定時間が経過した時点で、当該管理データを破棄することを特徴とする請求項1に記載のゲートウエイ装置。
  3. さらに、
    前記第1のネットワークに新たに接続された端末を検出する端末検出手段、
    を備え、
    前記管理情報取得手段は、前記端末検出手段により検出された端末から当該端末の管理情報を取得し、取得した管理情報を前記データサーバへ登録することを特徴とする請求項1または2に記載のゲートウエイ装置。
  4. 前記管理情報の構成要素を、端末の識別情報、サービスを提供しているポート番号、サービス毎のSDP情報および端末の電話番号とすることを特徴とする請求項1、2または3に記載のゲートウエイ装置。
  5. 前記管理情報取得手段は、取得した管理情報の構成要素の一部が欠落している場合、欠落している構成要素については、デフォルト値を設定して補充することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のゲートウエイ装置。
  6. 呼制御が不要な複数の第1のネットワークと、前記第1のネットワークに属しているすべての端末の管理情報を個別に保持するデータサーバと、前記複数の第1のネットワーク間にあって前記管理情報に基づいて呼制御を行う第2のネットワークと、前記第1のネットワークと前記第2のネットワークを接続するゲートウエイ装置と、を含んだ通信システムにおいて、前記ゲートウエイ装置が実行する通信制御方法であって、
    自身に接続された前記第1のネットワークに属している端末が発行したDNSクエリを検出した場合に、当該DNSクエリに含まれる相手通信端末の識別情報に対応する管理情報を保持しているかどうかを確認し、保持していない場合に前記データサーバから当該識別情報に対応する管理情報を取得する管理情報取得ステップと、
    前記端末から発行された接続要求を検出した場合に、当該接続要求に含まれる相手通信端末の識別情報に対応する前記管理情報を利用して、前記第2のネットワークにおける当該相手通信端末との間の呼制御処理を実行する呼制御ステップと、
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
  7. さらに、
    前記データサーバから管理情報を取得してからの経過時間を測定し、一定時間が経過した時点で、当該管理データを破棄することを特徴とする請求項6に記載の通信制御方法。
  8. さらに、
    前記第1のネットワークに新たに接続された端末を検出した場合、検出した端末から当該端末の管理情報を取得し、取得した管理情報を前記データサーバへ登録する管理情報登録ステップ、
    を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の通信制御方法。
  9. 前記管理情報の構成要素を、端末の識別情報、サービスを提供しているポート番号、サービス毎のSDP情報および端末の電話番号とすることを特徴とする請求項6、7または8に記載の通信制御方法。
  10. 前記管理情報取得ステップでは、取得した管理情報の構成要素の一部が欠落している場合、欠落している構成要素については、デフォルト値を設定して補充することを特徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載の通信制御方法。
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