JP2009520439A - 仮想ユニバーサルプラグアンドプレイコントロールポイント - Google Patents
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Abstract
ユニバーサルプラグアンドプレイプロトコルを用いるローカルエリアネットワークと、インターネットマルチメディアサブシステムアーキテクチャを用いる広域ネットワークとをシームレスに接続するための装置及び方法が開示される。本発明はUPnPネットワーク(50)上でIMSデバイス(108)を表すための動的仮想コントロールポイント(62)を用い、それによってIMSデバイス(108)とUPnPネットワーク(50)上に位置する1つ又は複数のデバイス(52, 54)との間の通信を可能にする。一実施形態において、通信方法は、広域ネットワーク(100)と通信可能に接続された関連電子機器(108)から、ローカルエリアネットワーク(50)に通信可能に接続された1つ又は複数の関連デバイス(52, 54)及び/又はサービスへのアクセスのための情報の要求を受信する工程と、前記ローカルエリアネットワーク(50)上の情報に対する前記要求を認証する工程と、前記関連電子機器(108)と前記1つ又は複数の関連デバイス(52, 54)との間で仮想コントロールポイント(62)を確立する工程とを含む。
Description
本発明は、ユニバーサルプラグアンドプレイプロトコルを用いるローカルエリアネットワークとインターネットマルチメディアサブシステムアーキテクチャを用いる広域ネットワークとをシームレスに相互接続する装置及び方法に関する。
ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)アーキテクチャは、様々なフォームファクタのコンピュータインテリジェントアプライアンス、無線装置及びコンピュータのピアツーピアネットワーキングを対象としている。UPnPは、装置がネットワークに参加し、自身及び自身の能力を記述するために用いる共通プロトコルのセットを規定し、それによって他の装置及びおよびユーザが設定や構成を行わずに利用することを可能にしている。UPnPはTCP/IPを用いる、分散的なオープンネットワークアーキテクチャであり、ローカルエリアネットワーク環境(例えばホームネットワーク、オフィスネットワーク、等)における、ネットワークで接続された装置間の制御及びデータ転送に加え、シームレスな近接ネットワーキングを可能にする。
ここで「ネットワーキング」とは、ネットワーク接続された任意の装置が、装置間で優先関係(prior relationship)を確立したり、持続的な関係(persistent relationship)を維持したりすること無しに、他のネットワーク接続された装置との通信を開始することを可能にする接続性の様式を表現している。ネットワーキングはまた、複数の装置が1つ又は複数のコネクションを1つの装置と確立することを可能にし、ある装置が他のネットワーク接続された複数の装置とコネクションを開始したり、それら装置からのコネクションを受け付けたりすることを可能にする。つまり、UPnPは、ネットワーク上の任意の装置からネットワーク上の任意の装置へのバルク情報(例えば、ファイル、画像、マルチメディア、動画、コンテンツ、楽曲、MP3、オーディオビジュアルデータストリーム、等)の転送を、ネットワーク上の任意の装置の制御下で開始及び制御することを可能にする。UPnPはまた、ネットワーク上の装置のアドホックな付加及び除去を可能にし、また、複数の制御装置が互いに同期した状態を維持することを可能にする。
UPnPはネットワーク接続された複数の装置がサービス及びマルチメディアコンテンツを共有することを可能にする反面、多くの欠点も存在する。その1つは、UPnPはローカルホームネットワークの外に簡単には拡張できないことである。別の欠点は、UPnPに対応していない装置は、UPnPを用いるローカルホームネットワークで正しく動作するために必要なサービスのアドバタイズ、コマンド及びメッセージを受信することができそうもないことである。UPnPのさらに別の欠点は、最大往復時間を超過した場合、装置へのコンテンツを発信元(source)が拒否することを許す近接検出である。
多くの場合、地理的にネットワーク外に位置する場合であったり、UPnPプロトコルをサポートしない装置を通じてホームネットワーク上に位置するサービス及び/又は情報へのアクセスを試みる場合であっても、ローカルネットワークの正規ユーザに対してネットワークへのセキュアなアクセスが与えられることが望ましい。従って、地理的にローカルホームネットワーク外に位置していたり、UPnPプロトコルをサポートしない装置を通じてホームネットワークに関連するサービス及び/又は情報へのアクセスを得ようと試みたりする正規ユーザに、ローカルホームネットワークに関連するサービス及びマルチメディアコンテンツへのアクセス及びそれらの共有を可能とするネットワーク通信装置(本明細書では相互ネットワーク装置とも呼ぶ)に対する強い要望が存在する。
本発明の1つの見地は、広域ネットワークと通信可能に接続された関連電子機器から、ローカルエリアネットワークに通信可能に接続された1つ又は複数の関連デバイス及び/又はサービスへのアクセスのための情報の要求を受信する工程と、前記ローカルエリアネットワーク上の情報に対する前記要求を認証する工程と、前記関連電子機器と前記1つ又は複数の関連デバイスとの間で仮想コントロールポイントを確立する工程とを含む通信方法に関する。
本発明の別の見地は、広域ネットワークと通信可能に接続された関連電子機器から、ローカルエリアネットワークに通信可能に接続された1つ又は複数の関連デバイス及び/又はサービスへのアクセスのための情報の要求を受信する工程と、前記ローカルエリアネットワーク上の情報に対する前記要求を認証する工程と、前記情報に対する要求に関するセッションを確立する工程と、前記関連電子機器と前記1つ又は複数の関連デバイスとの間で動的仮想コントロールポイントを確立する工程とを含む通信方法に関する。
本発明の別の見地は、1つ又は複数の関連デバイスと前記関連電子機器との間の通信を可能にするために、UPnPセッション鍵を関連電子機器と関連付ける仮想コントロールポイントを確立するためのネットワーク通信装置において好適に使用されるプログラムであって、前記ネットワーク通信装置内のメモリに読み込まれて実行された際に、前記1つ又は複数の関連デバイスと前記関連電子機器との間で情報のシームレスな交換を行わせる、機械が読み取り可能な媒体に保存されたプログラムに関する。
他の見地によれば、前記仮想コントロールポイントは動的である。
他の見地によれば、前記広域ネットワークはIMSプロトコルを用いる。他の見地によれば、前記ローカルエリアネットワークはUPnPプロトコルを用いる。
他の見地によれば、前記情報の要求に関するセッション鍵を確立する工程をさらに含む。
他の見地によれば、前記1つ又は複数の関連デバイスと前記関連電子機器との間での通信を可能とするために、前記セッション鍵を前記関連電子機器に関連付ける工程をさらに含む。
他の見地によれば、前記仮想コントロールポイントが、前記1つ又は複数の関連デバイスと前記関連電子機器との間での通信を可能とするために、前記セッション鍵を前記関連電子機器に関連付ける。
他の見地によれば、前記1つ又は複数の関連デバイスから要求された前記情報の少なくとも一部を、前記関連電子機器で用いるために変換する工程を含む。
他の見地によれば、前記変換する工程が、前記1つ又は複数の関連デバイスに関するアドレスを、前記関連電子機器で用いるための第2のアドレスに変換する工程を含む。
他の見地によれば、前記1つ又は複数の関連デバイスから要求された前記情報の少なくとも一部を、前記関連電子機器へ送信する工程を含む。他の見地によれば、前記要求された情報の少なくとも一部を暗号化する工程をさらに含む。
他の見地によれば、前記関連電子機器を論理的に接続するために適切な装置を決定するために、前記情報の要求を解析する工程をさらに含む。
他の見地によれば、前記1つ又は複数の関連デバイスに保存される情報に関連付けられた形式を、前記関連電子機器での動作のための他の形式に変換する工程をさらに含む。
他の見地によれば、前記1つ又は複数の関連デバイスから前記関連電子機器へ周期的に同報メッセージを提供する工程をさらに含む。
他の見地によれば、前記ローカルエリアネットワーク上で利用可能な1つ又は複数の関連デバイス及び/又はサービスを前記関連電子機器に表示する工程をさらに含む。
他の見地によれば、前記仮想コントロールポイントは、前記関連電子機器のためのセキュリティプロキシである。他の見地によれば、前記セッションの終了時に前記動的コントロールポイントを終了する工程をさらに含む。
本発明の他のシステム、装置、方法、特徴及び利点は、以下の図面及び詳細な説明の検討により、本技術分野において通常の技術を有する者に明らかになるであろう。それら他のシステム、方法、特徴及び利点の全ては、本明細書に含まれ、本発明の範囲に含まれ、また特許請求の範囲によって保護されることが意図されている。
なお、本明細書において「備える/有する」という語が用いられる場合、説明された機能、数、工程又は構成部品の存在を特定するものとして解釈されるが、他の機能、数、工程、構成部品の1つ又は複数、あるいはそれらのグループの存在や付加を排除するものではないことを強調しておく。
「電子機器」という語は、可搬型の無線通信装置を含む。本明細書において、以後、移動無線端末と呼ばれる「可搬型の無線通信装置」は、携帯電話機、ページャ、コミュニケータ(すなわち、電子手帳、携帯情報端末(PDA)、携帯通信装置、スマートフォンなど)といった全ての装置を含む。
本発明の先の実施形態及び他の実施形態について、図面を参照して説明する。図面中の構成要素は必ずしも正確な縮尺ではなく、本発明の本質を明確に図示するために強調が加えられている。同様に、ある図面で図示される要素及び機能は、他の図面に示される要素及び機能と組み合わされてもよい。さらに、図面において、同様の参照数字は複数の図面を通じて対応する部分を示している。
本発明は、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)プロトコルを用いるローカルエリアネットワーク上の1つ又は複数の装置と、広域ネットワーク上の、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)プロトコルを用いる関連電子機器との間で情報を交換するためのネットワーク通信装置及び方法に関する。本発明はUPnPネットワーク上でIMSデバイスを表すための動的仮想コントロールポイントを用い、それによってIMSデバイスとUPnPネットワーク上に位置する1つ又は複数の装置との間の通信を可能にする。
図1に示すように、ネットワーク通信装置10は第1のインタフェース12、第2のインタフェース14、電気回路16、プロセッサ18、記憶素子20及びデータバス22を含む。ネットワーク通信装置10はUPnPローカルエリアネットワーク内のデバイス及び/又はコントロールポイントを認識することができる、及び/又は、ネットワーク通信装置10はUPnPローカルエリアネットワーク内の1つ又は複数のコントロールポイントによって認識される。ネットワーク通信装置10はUPnPローカルエリアネットワーク上の1つ又は複数のデバイスとの間で情報を交換する能力を有する。さらに、ネットワーク通信装置10は通常、IMSプロトコルを用いる広域ネットワーク上でも登録されており、それにより、ネットワーク通信装置10はIMSプロトコルを用いる広域ネットワークに接続されている関連電子機器(associated electronic equipment)と通信することが可能である。
ネットワーク通信装置10は、仮想コントロールポイントを動的に生成することにより、IMSプロトコルと互換性を有する電子機器又は他の装置が、UPnPローカルエリアネットワーク(ここでは、ローカルホームネットワーク及びUPnPホームネットワークともいう)へ参加することを可能にする。仮想コントロールポイントは、セッション鍵を関連電子機器と関連付けるとともに、UPnPローカルエリアネットワーク及びIMS広域ネットワークに関連する信号間でのネットワークアドレス変換サービスを提供する。ネットワーク通信装置10はIMSプロトコルと互換性を有する電子機器及び他の装置がUPnPホームネットワーク上のデバイスを制御することができ、かつ電子機器がUPnPローカルエリアネットワーク上に直接的に存在するかのごとく、情報(例えばファイル、画像、マルチメディア、動画、コンテンツ、楽曲、MP3、オーディオビジュアルデータストリーム等)を、電子機器と共有することが可能な仮想コントロールポイントを動的に生成することを可能にする。
第1のインタフェース12は、ローカルエリアネットワーク環境において信号を送信及び受信可能な、任意の好適な装置、部品、従属部品(subcomponent)等であってよい。例えば、第1のインタフェース12は、ネットワーク通信装置10をUPnPネットワークへ接続可能なネットワークインタフェースカード、アクセスポイント、ポート、ルータ等であってよい。ここで、「UPnPネットワーク」、「UPnPローカルホームネットワーク」、及び「UPnPホームネットワーク」は、UPnPと互換性のあるプロトコルを1つ又は複数用いる1つ又は複数の装置を有するローカルエリアネットワークを意味する。第1のインタフェース12はそのような通信のための任意の媒体を用いることができる。好適な媒体は例えば、有線媒体(例えば、イーサネット(登録商標)、USB、より対線、同軸ケーブル)、無線媒体(例えば無線LAN、ブルートゥース、赤外線、無線周波数、等)、又は、有線又は無線媒体の任意の組み合わせを含む。
第2のインタフェース14は、広域ネットワーク上でIMS信号を送信及び受信可能な、任意の好適な装置、部品、従属部品(subcomponent)等であってよい。ここで、「IMSネットワーク」及び「IMS広域ネットワーク」は、IMSと互換性のあるプロトコルを1つ又は複数用いる広域ネットワークを意味するものとして用いる。例えば、第2のインタフェース14は、ネットワーク通信装置10をIMS広域ネットワークへ接続可能なネットワークインタフェースカード、アクセスポイント、ポート、ルータ等であってよい。通常、第2のインタフェース14は、以下の例示的な通信リンクの1つ又は複数を用いて、広域ネットワーク上で信号を送信及び受信する:ケーブルモデム、DSL、モデム、ルータ、無線基地局、等。一実施形態において、広域ネットワークへの通信リンクはネットワーク通信装置10とは別個かつ区別される。他の実施形態において、広域ネットワークへの通信リンクはネットワーク通信装置10の筐体内部に一体化される。
電気回路16は、通常はデータバス22を通じて、第1のインタフェース12及び第2のインタフェース14と通信可能に接続される。電気回路16は、ローカルエリアネットワーク上に位置する1つ又は複数の装置と、広域ネットワークに接続される電子機器との間の通信を容易にするように機能する。電気回路16はセッション鍵を関連電子機器に関連付けるとともに、UPnPローカルエリアネットワーク及びIMS広域ネットワークに関連する信号間でのネットワークアドレス変換サービスを提供する仮想コントロールポイントを生成可能である。電気回路16は、UPnPネットワーク上の1つ又は複数のデバイスへのアクセスを要求するIMSデバイスとの間で論理リンクを確立するための1つ又は複数の仮想コントロールポイントを生成可能である。
電気回路16はまた、第1のインタフェース12から受信及び/又は送信された信号の少なくとも一部を、電子機器又は他のIMS互換装置で用いるために適切な形式に変換することが可能である。電気回路16はまた、第2のインタフェース14から受信及び/又は送信された信号の少なくとも一部を、ローカルホームネットワークに関連する1つ又は複数の装置で用いるために適切な形式に変換することが可能である。さらに、電気回路16は、ネットワーク通信装置10を通じて接続される装置間の形式変換も可能にすることができる。例えば、ローカルホームネットワーク上の電子機器がある形式(例えばJPEG)の画像を保存しており、電子装置がその画像が別の形式(例えばTiff)で送信されるように要求したとすると、電気回路16はその画像を要求された形式でその電子装置へ送信することが可能である。
ここで、「電気回路」は、最も広い意味で用いられ、ここで説明する機能の全て又は一部を実行するハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの任意の組み合わせを含む。電気回路16は、物理的及び/又は電子的にグループ化または分離された1つ又は複数の論理操作を含むことができる。
図1に示すように、ネットワーク通信装置10はさらに、ソフトウェア、変換アルゴリズム及び/又は情報を保存することが可能で、及び/又は必要に応じて他のタスクを実行する1つ又は複数の記憶素子20(例えばRAM、ROM、ハードディスク、バッファ、等)を含む。プロセッサ18はここで説明する機能を実行するため、ネットワーク通信装置10の構成要素と通信するようにプログラムされる。
図2に、UPnPローカルエリアネットワーク50及びIMS広域ネットワーク100と通信可能に接続されたネットワーク通信装置10の例示的な構成を示す。UPnPローカルエリアネットワーク50及びIMS広域ネットワーク100を詳細に説明する。UPnPデバイスアーキテクチャは、UPnPネットワーク50のノード間通信のためのプロトコルを規定する。通常、UPnPネットワーク上には2タイプのノードが存在する。(1)コマンドを送信するクライアントノードであるコントロールポイント及び、(2)コマンドを受信してサービスを提供するデバイス。1つの物理的な構成要素は、複数のコントロールポイントと複数のデバイスの両方を含むことができる。例示的なUPnPネットワーク50を図2に示す。UPnPネットワーク50は一般に少なくとも1つのデバイス、コントロールポイント及び、必要に応じてセキュリティコンソールを含む。図1に示したように、UPnPネットワーク50は、通信媒体60を通じて接続される、デバイス52及び54、コントロールポイント56及びオプションのセキュリティコンソール58を含んでいる。ネットワーク通信装置10はデバイス及び/又はコントロールポイントであってよい。好ましくはネットワーク通信装置10はコントロールポイントである。正当な電子機器から要求を受信すると、ネットワーク通信装置10は仮想コントロールポイント62を生成することができる。仮想コントロールポイント62は、IMSデバイスと、UPnPネットワーク上の1つ又は複数のデバイス及び/又はコントロールポイントとの間の通信を動的に確立することが可能である。別の実施形態において、仮想コントロールポイント62は、特定のデバイス及び/又はサービスに関連することが可能な1つ又は複数の付加的なコントロールポイント(例えばコントロールポイント56)によって確立されてもよい。
UPnPローカルエリアネットワーク50において、あるデバイスは通常、複数のサービス及びネストされた複数のデバイスのコンテナと見なされる。あるデバイス(例えばデバイス52,54)は通常、自身に関する情報と、自身がホストとなるサービスに関する情報を含んでいる。この情報は通常、XML(Extensible Markup Language)文書として編成される。典型的には、個々のデバイスはこの情報をUPnPローカルエリアネットワーク50上のコントロールポイント及び他のデバイスと通信するためにミニウェブサーバを用いる。あるデバイス(例えばデバイス52)がUPnPローカルエリアネットワーク50に接続している際、デバイスは通常自動的にネットワークアドレス(例えばIPアドレス)を取得し、自身の存在をアドバタイズし、自身のサービスを記述し、他の接続されているデバイス(例えばデバイス54)を知る。UPnPネットワーク50に接続されれば、デバイスは他のデバイスとピアツーピアの方法で直接通信することが可能である。
デバイスそれ自体は、それがUPnPネットワーク50上の他のノードにサービスを提供しない限り、UPnPネットワーク環境において有益であるとは見なされないのが通常である。サービスはアクションを実行したり、情報を提供することができる。サービスは通常はスタンドアロンエンティティではなく、典型的には図2に示すようにコンテナデバイス(例えば52A及び54A)によってホスティングされる。典型的には、サービスはそれぞれ、XML文書を発行するウェブサーバを実装している。XML文書は典型的にはそのサービスによってサポートされる全てのアクションを、特定の入力、出力及び呼び出し規則とともにリストする。XML文書は典型的には、標準形式の独自拡張を含む、サービスの能力を詳細に記述する。典型的には個々のデバイスに含まれるコントロールサーバが入来するアクション要求を処理し、状態テーブルが全ての内部変数の現在値を記憶する。これらの値は外部ノードによってポーリング可能であるか、値が変化した際にはいつでもイベントサーバによってエクスポートされることができる。
図2に示すように、UPnPネットワーク50はコントロールポイント56を含んでいる。コントロールポイント56はUPnPネットワーク50の構成要素であり、UPnPネットワーク50上のデバイス(例えばデバイス52及び54)の検出、問い合わせ及び制御が可能である。コントロールポイント56は通常、接続されたデバイスを特定するため、指定されたネットワークポートをリスンする。UPnPディスカバリプロトコルを用い、コントロールポイント56は特定のデバイス又はサービス形式のサーチを開始することができる。コントロールポイント56がデバイス(例えばデバイス52)を検出すると、コントロールポイント56は、デバイスの記述の読み出し、サービスのリストの取得、サービスアクションの呼び出し、又はサービスイベントの購読(subscribe)を行うことができる。コントロールポイント56はスタンドアロンの構成要素であっても、コンテナデバイスに内蔵されてもよい。組み込みコントロールポイントを有するデバイスは、他の接続されたデバイス上で稼働するサービスを用いることができる。コントロールポイント56は通常、ユーザとの相互動作のためのある種のユーザインタフェース(例えばディスプレイ、ユーザ入力デバイス、ハードウェア、等)を有するであろう。そして、それらユーザインタフェースにより、コントロールポイント56をステータスパネル及び/又は、例えばデバイス52,54といった、任意の接続されたUPnPデバイスの「リモコン」として利用することが可能になる。
通常、リモートユーザに情報へのアクセスを許可する場合には、情報への不正アクセスを防止するためのセキュリティ対策を含めることが好ましい。UPnPにおいては、セキュリティコンソール58がUPnPネットワーク50上に記憶される情報へのアクセスを制御する。さらに、セキュリティコンソール58は通信暗号化サービスの提供も可能である。
上述したように、UPnPデバイスはディスカバリプロトコルを介して自身をアドバタイズし、サービスを提供する。サービスは例えば、コントロールポイントが呼び出すSOAP(Simple Object Access Protocol)アクションの集まりである。セキュリティコンソール58はSOAP制御プロトコルを用い、SOAP制御メッセージ及び応答のを保護する。SOAP制御メッセージは通常、ID、インテグリティ(integrity)、認証(authentication)、フレッシュネス(freshness)、権限(authorization)及びセキュリティを含む。本技術分野に属する当業者は、任意のセキュリティコンソールによって提供されるセキュリティレベルが、アプリケーションに基づいて変わりうることを容易に理解するであろう。
ネットワーク媒体60は任意の種類の媒体(例えば、有線、イーサネット(登録商標)、USB、無線、赤外線、無線周波数、等)又はそれらの任意の組み合わせであってよい。通常、ネットワーク媒体60はTCP/IP(Transport Control Protocol/Internet Protocol)及び関連するアドレス指定を含む、様々なプロトコルをサポートすることができる。
上述の通り、ネットワーク通信装置10はUPnPローカルエリアネットワーク内のデバイス及び/又はコントロールポイントを認識することができる、及び/又は、ネットワーク通信装置10はUPnPローカルエリアネットワーク内の1つ又は複数のコントロールポイントによって認識される。具体的なアプリケーションに応じて、ネットワーク通信装置10はデバイス又はコントロールポイントとして登録されることができる。「登録済(registered)」をUPnPデバイスに関して使用した場合、あるデバイスがUPnPネットワーク内の1つ又は複数のコントロールポイントによって認識されること、及び/又はあるコントロールポイントがUPnPネットワーク上の1つ又は複数のデバイス及び/又はコントロールポイントを認識していることを意味する。さらに、ネットワーク通信装置10は内蔵セキュリティコンソールを含んだり、関連するセキュリティコンソールを用いたりすることもできる。ネットワーク通信装置はさらにファイアウォールサービスを含むこともできる。
図3はネットワーク通信装置10をUPnPネットワーク50に追加する例示的な方法を示す。ステップ70で、ネットワーク通信装置10はIPアドレスを取得する。典型的には、ネットワーク通信装置10はDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)クライアント(図示せず)を有し、装置がUPnPネットワーク50に最初に接続された際にDHCPサーバを探索する。DHCPサーバが利用可能であれば、通常、ネットワーク通信装置10は割り当てられたIPアドレスを用いる。DHCPサーバが利用できなければ、装置10はIPアドレスを取得するため、Auto IP(自動IP)機能を用いることができる。本技術分野に属する当業者が理解するように、Auto IPは予約されたアドレスの集合からデバイスがどうやってインテリジェントにIPアドレスを選択するか、管理されたネットワークと管理されていないネットワークとの間でどうやって容易に移動することが可能であるかを規定する。IPアドレス及び(例えばDNSサーバを通じて、あるいはDNS転送を介して)ドメイン名を取得したら、ネットワーク通信装置10は通常その名前又は自身の割り当てられたIPアドレスを引き続くネットワーク操作に用いる。
UPnPディスカバリプロトコルはネットワーク通信装置10がネットワーク50上に位置するデバイス及びサービスをサーチすることを可能にする。UPnPディスカバリプロトコルは、デバイス又はサービスに付いての形式又はIDに等しいパターン又はターゲットとともに、サーチメッセージをマルチキャストする。デバイスからの応答は、新たに接続されたデバイスによってアドバタイズされたものと同様のディスカバリメッセージを含んでいる。典型的には、ネットワーク通信装置10は、新しい機能が利用可能であることを通知するための標準的なマルチキャストアドレスをリスンすることができる。通常、全てのデバイスはそれらメッセージのための標準的なマルチキャストアドレスをリスンし、それらが内蔵するデバイス又はサービスのいずれかがディスカバリメッセージ内のサーチ条件に合致する場合に応答する。
ディスカバリプロセスはコントロールポイント(例えばネットワーク通信装置10)がUPnPネットワーク50上のデバイスを見つけることを可能にする。ディスカバリプロセスは、図3のステップ74に示すように、コントロールポイント(例えばネットワーク通信装置10)がデバイスの能力を知る記述手順(description protocol)を可能にする。コントロールポイント(例えばネットワーク通信装置10)がデバイスを検出した後も、コントロールポイントは依然としてそのデバイスに関してわずかなことしか知らない。コントロールポイントがそのデバイス及びそのデバイスのサービスについてより多くを知るため、あるいはそのデバイスと相互動作するため、コントロールポイント(例えばネットワーク通信装置10)は典型的には、ディスカバリメッセージ内でそのデバイスから提供されたURL(uniform resource locator)から、デバイスの記述を読み出す。デバイスは他の情報、例えば論理デバイスのみならず機能ユニット又はサービスを含むことができる。デバイスのためのUPnP記述は、物理的及び論理的コンテナを記述するデバイス記述と、そのデバイスによって公開される機能を記述するサービス記述の2つの論理パートに分割されているのが典型的である。上述の通り、デバイスに関するUPnP記述はXMLによって記述され、機種名及び型番、シリアルナンバー、メーカ名、ベンダ固有のウェブサイトへのURL等のベンダ固有のメーカ情報を含んでいる。記述はさらに、例えば内蔵するデバイス又はサービス及び、サービスを制御、イベント(eventing)、及び提示(presentation)するための、以下に説明するURLのリストを含む。各サービスについて、記述は典型的にはそのサービスが応答するコマンド又はアクション、及び各アクションに対するパラメータ又は引数のリストを含む。サービスに関する記述はさらに変数のリストを含み、これら変数は稼働時のサービスの状態のモデルとなり、変数はデータタイプ、範囲及びイベント特性に関して記述される。
ネットワーク通信装置10はHTTP GET要求をディスカバリメッセージ内のURLへ発行し、1つ又は複数のUPnPデバイス記述を読み出すことができる。UPnPサービス記述の読み出しは、デバイス記述内部のURLを用いる同様の処理である。典型的には、UPnPネットワークデバイスからのディスカバリアドバタイズメントが期限切れになっていない限り、ネットワーク通信装置10はそのデバイスおよびそのデバイスのサービスが有効であると仮定することができる。デバイス及びサービス記述はデバイス及びデバイスのサービスが利用可能であれば不変(static)であるため、任意の時点で読み出すことができる。1つ又は複数のデバイスが自身のアドバタイズメントをキャンセルしたとすると、ネットワーク通信装置10は典型的にはそのデバイス及びデバイスのサービスがもはやUPnPネットワーク50に関連する他のデバイスから利用できないと仮定しなければならない。デバイスが自身の記述を変更する必要がある場合、デバイスは典型的には現行のアドバタイズメントをキャンセルし、更新された記述を用いてUPnPネットワーク50上の他のデバイス及びコントロールポイントに再度アドバタイズしなければならない。
ネットワーク通信装置10は少なくとも1つのデバイスの記述を読み出したら、その後、そのデバイスのサービス(図示せず)へアクションを送信することができる。これを行うため、ネットワーク通信装置は、ステップ76に示すように、適切な制御メッセージをサービスに関する制御URL(デバイス記述中で与えられている)へ送信する。制御メッセージはSOAP(Simple Object Access Protocol)を用いるXMLで記述される。関数読み出しと同様、制御メッセージに応答して、サービスはアクション固有の値を返す。アクションによる影響があれば、サービスのランタイム状態を記述する変数の変更によってその影響を反映する。デバイス及びデバイスのサービスの知見を鑑みて、ネットワーク通信装置10はそれらサービスにアクションの起動を要求したり、それらサービスから状態変数の値をポーリングしたりすることができる。アクションの起動は疑似リモート手順呼び出しである。典型的にはネットワーク通信装置10がアクションをデバイスのサービスへ送信し、アクションが完了(又は失敗)したら、サービスは結果又はエラーを返す。これら状態変数が変化した場合、関与する全てのコントロールポイントへイベントが発行される。状態変数の現在値を調べるため、コントロールポイント(例えばネットワーク通信装置10)はサービスをポーリングすることができる。アクションの起動と同様に、コントロールポイントは適切なクエリメッセージをサービスのコントロールURLへ送信する。これに応答して、サービスは変数の値を提供する。各サービスは、コントロールポイントが有意な値をポーリング及び受信可能なように、自身の状態テーブルを矛盾のない状態に維持する責任がある。
上述の通り、サービスについてのUPnP記述は、サービスが応答するアクションのリストと、稼働時における特定のサービスの状態を形成(model)する変数のリストを含む。これら変数が変化した場合、サービスは更新を発行し、ネットワーク通信装置10はこの情報の受信を購読することができる。サービスは、図3のステップ78に示すように、イベントメッセージを送信することにより更新を発行する。イベントメッセージは1つ又は複数の状態変数の名前及びそれら変数の現在値を含む。これらメッセージもまたXMLで記述され、典型的にはGENA(General Event Notification Architecture)を用いてフォーマットされる。コントロールポイント(例えばネットワーク通信装置10)が最初に購読する際に、特別な開始イベントメッセージを送信することができる。このイベントメッセージはイベント発行された(evented)変数の全ての名前及び値を含み、購読者が自信のサービス状態のモデルを初期化することを可能にする。複数のコントロールポイントを用いたシナリオをサポートするため、イベントの発行(eventing)は全てのコントロールポイント(例えばネットワーク通信装置10、コントロールポイント56)が任意のアクションの影響に関して等しく通知され続けるように設計される。従って、全ての購読者が全てのイベントメッセージを送信され、購読者は変更のあった全てのイベント発行された変数についてのイベントメッセージを受信し、イベントメッセージはなぜ状態変数が変化したかを問わずに(要求されたアクションに応答して、あるいは変数が形成するサービスの状態が変化したことのいずれによっても)送信される。
ネットワーク通信装置10がデバイスを検出し、そのデバイスとそのデバイスのサービスの記述を読み出すと、ネットワーク通信装置10はイベント発行プロトコルに関して必要なものを有する状態になる。上述の通り、UPnPサービス記述はサービスが応答するアクションのリスト及び、稼働時のサービスの状態を形成する変数のリストを含んでいる。これら変数の1つ又は複数がイベント発行された場合、サービスはこれら状態変数が変化すると更新を発行し、ネットワーク通信装置10はこの情報の受信を購読することができる。イベント発行を購読するため、ネットワーク通信装置10は通常、購読メッセージを送信する。購読が受け入れられれば、発行者は購読期間を応答する。購読の有効性を維持するため、購読者は購読期限が切れる前に自信の購読を延長しなくてはならない。
注目しているデバイスが提示のためのURLを有する場合、ステップ80に示すように、ネットワーク通信装置10はそのURLからページを取得し、ページをブラウザに読み込み、ページの機能に応じて、ユーザがデバイスを制御したり及び/又はデバイスの状態を見ることを可能にする。これら機能がどの程度実装可能であるかが提示ページ及びデバイス10の具体的な機能に依存すること、またそれがしばしば設計事項であることを、本技術分野に属する当業者は容易に理解するであろう。ネットワーク通信装置10がデバイスを検出し、そのデバイスの記述を読み出すと、ネットワーク通信装置は提示を開始できるようになる。提示用のURLは、典型的にはデバイス記述中の提示URL要素内に含まれている。デバイス記述は通常、記述メッセージを介して配信される。提示ページを取得するため、ネットワーク通信装置10はHTTP GET要求を提示URLへ発行し、対象のデバイスは提示ページを返信する。
ネットワーク通信装置10がUPnPネットワーク50に追加されると、UPnPネットワーク50上に位置するUPnP可能な任意のデバイス(例えばデバイス52及び54)又はコントロールポイント(例えばコントロールポイント56)が、ネットワーク通信装置10にアクセス可能になる。
図2に戻ると、広域ネットワーク(WAN)100が示されている。WAN100はIMSアーキテクチャ102、SIPエンティティ(例えばSIPリダイレクタサーバ104、SIPプロキシサーバ(図示せず)、SIPレジスタ106等)を含んでいる。WAN100は通常、ここで説明するように、1つ又は複数の電子機器108が、他の電子機器(図示せず)、インターネット及び/又は他のコンピュータネットワーク(例えばローカルエリアネットワーク50)と通信することを可能にする。電子機器108からWAN100への通信リンク110は単独のネットワーク上で、又は、例えば公衆陸上移動体ネットワーク、1つ又は複数の中間(transit)ネットワーク及び終端ネットワーク異なる複数のネットワークに渡って存在しうる。電子機器108はユーザが3GPP TS 24.002, V5.0.0, Release 5以降のリリースに規定されるようなリモートサーバ又は移動機を含む、ネットワークサービスへのユーザアクセスを可能にする任意のデバイス又はユーザ端末であってよい。
通常IMSアーキテクチャ102は、WANデバイス(例えば電子機器、移動電話機、携帯情報端末(PDA)、コミュニケータなど)の間でのピアツーピアコンテンツ共有を可能にするために設計された、標準化されたプロトコルを用いる IMSは地理的な位置と無関係に様々なユーザデバイス及び/又はアプリケーションの間でマルチメディアセッションが確立可能なよう、オープンスタンダードIP(Internet Protocol)プロトコルを用いる。例えば、IMSは、2つのIMSデバイス間、IMSデバイスとインターネットに接続されたデバイスとの間、及びインターネットに接続された2つのデバイス間で、同一プロトコルを用いてマルチメディアセッションが確立されることを許す。従って、IMSは、IMSデバイス及び相手送信元(destination source)との位置と無関係な、広範囲に及ぶデバイス相互動作性を可能にする。
IMSは、UMTS Universal Mobile Telecommunications System) のPS(パケット交換型)コアネットワーク(CN)の拡張であり、PS-CNとは独立している。IMSは音声及びマルチメディアセッションの設定、維持及び終了にSIP(Session Initiation Protocol)を用いる。SIPはIETF(Internet Engineering Task Force)マルチメディアデータ及び制御アーキテクチャ全体の一部である。SIPはSDP(Session Description Protocol)及びRTP(Real-Time Protocol)といった、IETFプロトコルとともに用いられる。SIPは例えばマルチメディアセッションの設定、変更及び分解を処理する様々な機能を提供するシグナリングプロトコルである。SIP及びそれとともに用いられるプロトコルは、潜在的なセッション参加者に通信セッションのセッション特性を記述する。典型的には、通信セッションの間、メディア(例えばオーディオ、音声又はデータ)の交換にはRTPが用いられるが、SIPは任意のトランスポートプロトコルの使用を許容する。SIPメッセージ(シグナリング)はまた、典型的には、通信セッションの間にメディアを交換すべき機器と同じ機器のいくつかを通過する。
図2に示すように、WAN100は1つ又は複数のSIPエンティティを含んでいる。典型的には、SIPエンティティは例えば、SIPリダイレクタサーバ104、SIPレジスタサーバ106、及びSIPプロキシサーバ(図示せず)を含んでいる。SIPリダイレクタサーバはユーザ移動性を提供するために用いられる。SIPリダイレクタサーバは、SIP要求を受け付け、要求を満たすためにコンタクトすべきゼロ又はそれより多い新しいアドレスを返す。これに対し、SIPプロキシサーバは、特定の要求を満たすためにコンタクトされるべき新しいアドレスへ要求を転送する。SIPレジスタサーバ106は、あるドメインまたはサブドメイン内のユーザエージェントの「論理的な」位置を保存するデバイスであり、SIPレジスタサーバはユーザエージェントの位置を保存し、ユーザエージェントから受信したREGISTERメッセージを介してデータを動的に更新する。
本技術分野に属する当業者は、SIPリダイレクタ又はSIPプロキシサーバの利用を入れ替えても良いこと、並びに一方を他方に代えて用いることが本発明の範囲を何ら限定しないことを理解するであろう。SIPにおける複数のサービスの利用(例えばプロキシ及びリダイレクタサーバ)のために、SIPシグナリングとメディアの通信(セッションデータ)とを論理的に分離した状態を維持することが好ましいことが多い。
図4は、電子機器108からの情報(又はサービス)要求を示している。この例は、電子機器108が既にIMSネットワークに登録されている(例えば、電子機器が購読者であり、IMSネットワークへのアクセス権を得ている、及び/又はデバイスが既にREGISTERメソッドを関連するSIPレジスタサーバに送信済みである)ものと仮定している。ステップ150で、セッションを開始するため、要求者(又はユーザエージェントクライアント)が、コンタクトされるべきネットワークのSIP URLとともに要求を送信する。コンタクトされるべきネットワークのIPアドレスをクライアントが知っている場合、その要求は直接既知のIPアドレスへ送信されてもよい。さもなくば、典型的にはレジスタサーバでSIP URLを探すことによって宛先IPアドレスを解決することができる。
ステップ152で、SIPネットワークサーバは要求されたネットワークのIPアドレスの解決を試み、要求をネットワークに送信する。本技術分野に属する当業者は、このような機能を実行するための多くの方法が存在することを容易に理解するであろう。例えば、要求されたネットワークのIPアドレスについて、DNSを探索したり、データベースにアクセスする方法である。あるいは、サーバが、呼び出したクライアントから直接試行できるように、呼び出されたユーザ位置を呼び出したクライアントに返すことの可能なリダイレクトサーバであってよい。ユーザの位置を特定する仮定において、呼び出されたユーザを見つけることができるIPアドレスを間違いなく知っているサーバに呼が到達するまで、あるSIPネットワークサーバが呼を代理したり、付加的なサーバへリダイレクトすることができる。ステップ154で、ネットワークのIPアドレスが見つかると、要求は認証のために宛先ネットワークへ送信される。ステップ156で、宛先アドレスが、要求された情報及び/又はサービスを提供する。
SIPが用いるコマンドはメソッドと呼ばれる。SIPは以下のメソッドを規定する。INVITE - ユーザを呼に招待する;ACK - INVITEに関して信頼できるメッセージ交換を容易にするために用いる;BYE - ユーザ間のコネクションを切断するか、呼び出しを拒否する;CANCEL - ユーザについての要求又はサーチを終了する;OPTIONS - サーバ能力についての情報を求める;REGISTER - ユーザの現在位置を登録する;INFO - セッション中(mid-session)のシグナリングに用いる。
典型的なSIP応答は以下のものを含む。1xx 情報(例えば、100 試行中,180 呼び出し中)、2xx 成功(例えば、200 OK,202 受け付けた)、3xx リダイレクト(例えば、302 一時的に移動した)、4xx 要求失敗(例えば、404 見つからない、482 ループを検出)、5xx サーバ障害(例えば、501 非実装)、6xx グローバル障害(例えば、603 辞退)、等。明瞭さのために、暫定的な(1xx)応答は省略されている。正確なルートはACKによって与えられ、その後の呼中シグナリングは変化しうる。これは、2つのユーザエージェントが、INVITE及び200 OKメッセージを交換し終わる時点までに互いの実際の宛先を潜在的に知り、ACKが直接エンドツーエンドに送信されうるからである。しかし、SIPは、必要に応じて、複数のプロキシサーバの任意のものが、セッション全体を通じてシグナリングパスに残り続けることを要求することを許している。
図5は、ローカルホームネットワーク50上の1つ又は複数のUPnPデバイスと、IMS広域ネットワーク100に通信可能に接続された電子機器108との間でシームレスな通信を可能とするために、仮想コントロールポイント62を確立するための動作の例示的な方法を示している。この例において、あるユーザが電子機器108を用いてUPnPローカルエリアネットワーク50上のジュークボックス装置(例えばデバイス52)にアクセスし、ジュークボックス装置から電子機器に音楽をストリーミングすることを希望している。この例は以下の仮定に基づいている。1)電子機器108およびネットワーク通信装置10のいずれもがSIPサーバに登録されている。2)電子機器108(又は他のIMSデバイス)及びネットワーク通信装置10が、認証目的のための共用の秘密(shared secret)を維持している(例えば、http digest手順)。
この例において、ユーザはネットワーク通信装置10についてのSIP URLを知っている。ステップ200に示すように、ユーザは電子機器を用いてINVITEメッセージをSIPリダイレクタサーバへ送信する。例えば、この要求はローカルSIPリダイレクタサーバへのINVITE jukebox@home.netであってよい。要求はSDPペイロードフィールドを含むことができる。SDPペイロードフィールドは、例えば、ネゴシエーションパラメータ、要求されるサービス、情報の形式、等を指定することができる。この具体的な例では、SIPリダイレクタサーバが用いられる。本技術分野に属する当業者は、リダイレクタサーバに代えて、あるいは追加して、本発明に従ってプロキシサーバを用いてもよいことを容易に理解するであろう。
ステップ202で、リダイレクタサーバは、jukebox@home.netに関連付けられたデバイスがIPアドレス10.1.2.3で見つけられることを示す、301-10.1.2.3へ移動 メッセージを送信する。ステップ204で、電子機器108は、301-移動 メッセージが受信されたことを示すACKメッセージをSIPリダイレクタサーバへ送信する。
ステップ206で、電子機器108は、IPアドレス10.1.2.3に位置するネットワーク通信装置へINVITEメッセージを送信する。上述したように、INVITEメッセージは典型的に、電子機器108とネットワーク通信装置10との間で様々なパラメータをネゴシエーションするためのSDPペイロードフィールドを含んでいる。
ステップ208で、ネットワーク通信装置10は、ローカルホームネットワーク50へのアクセス獲得を試みている電子機器108の認証にチャレンジする。IMSデバイス(例えば電子機器108)は、標準的なIMS手順を用いてUPnPローカルエリアネットワーク50によって認証されることができる。例えば、IMS認証中に提供される秘密鍵(crypto-keys)に基づいて、UPnPローカルエリアネットワーク50は仮想コントロールポイント62についての、固有UPnPシリアル番号及び認証鍵を生成する。そして、仮想コントロールポイント62はこれらパラメータを用いてセキュリティコンソール58から認証の証明書を取得し、電子機器108に対し、セキュリティプロキシとして振る舞うことが可能になる。
ステップ210で、電子機器108は適切な認証応答をネットワーク通信装置へ送信する。ステップ212において、電子機器108はネットワーク通信装置10によって既に認証されており、これは、UPnPネットワーク50へのアクセス権を与えられていることを意味する。本技術分野に属する当業者は、電子機器108が無効応答の送信を受けた場合(又は、UPnPネットワーク50への正当なアクセス権がないことを示す識別子を与えられた場合)、典型的にはこの時点で認証処理は失敗し、電子機器108はUPnPネットワーク50へのアクセスを許されないことを容易に理解するであろう。
ステップ214で、ネットワーク通信装置10は、電子機器108から送信されたSDPメッセージを解析(parse)する。ネットワーク通信装置10はそのメッセージに基づいて、どのUPnPサービスが要求されているのかを判別する。
ステップ215で、ネットワーク通信装置10は動的仮想コントロールポイント62を確立する。仮想コントロールポイント62は動的であり、これは、必要に応じてその存在を確立及び終了させることが可能であることを意味する。例えば、リモートIMSデバイス(例えば電子機器108)が、広域ネットワーク100から切断されたこと、及び/又はUPnPサービスをもはや必要としないことを通知した場合、UPnPコントロールポイントは仮想コントロールポイント62を終了させ、仮想コントロールポイント62の確立に用いられていたネットワーク及び/又は計算リソースを回復させることができる。一実施形態において、認証済み電子機器からのサービスから要求を受信すると、ネットワーク通信装置10はHTTP GET要求をディスカバリメッセージ内のURLへ発行し、1つ又は複数のUPnPデバイス記述を読み出すことができる。別の実施形態において、仮想コントロールポイントに関連するコントロールポイントが、要求を受信する前に、そのコントロールポイントで利用可能なデバイス及び/又はサービスの先験的な知見を有している。
ステップ216で、自身を生成したコントロールポイント(例えばネットワーク通信装置10)が利用可能な1つ又は複数のサービスを有することができる仮想コントロールポイント62は、所望のUPnPデバイス(例えばデバイス52)から暗号化情報を要求する。ステップ216で、所望のUPnPデバイス(例えば、本例ではジュークボックス)からの公開鍵が、GetPublicKeys()リモート手順呼び出しを用いて取得される。ステップ218で、仮想コントロールポイント62は、UPnPホームネットワーク上に位置する所望のUPnPデバイス52(例えばジュークボックス装置)に、SetSessionKeys()リモート手順読みだしを送信する。セッションキーを取得すると、データ暗号化が可能になる。一実施形態において、エンドツーエンドデータ暗号化(例えば、デバイス52からネットワーク通信装置10へ、そしてネットワーク通信装置10から電子機器108へ)のために、セッション鍵は電子機器108へ転送されてもよい。
ステップ220で、セッション鍵がIMSデバイス(例えば電子機器108)と関連付けられる。IMSデバイス(例えば電子機器108)はUPnPネットワークに物理的には位置していないので、仮想コントロールポイント62がセッション鍵をIMSデバイスと関連付ける。仮想コントロールポイント62はUPnPネットワーク上の装置のうち、発呼者(例えば電子機器108)がUPnPネットワーク50上に位置しないことを知る唯一の装置である。仮想コントロールポイント62は、UPnPデバイス52(例えばジュークボックス装置)が制御デバイスへのコネクションを形成しようとした際に、仮想コントロールポイント62がそれを(例えば正しいアドレスを含む)適切なIMSプロトコル形式に変換し、それが要求するIMSデバイス(例えば電子機器108)へ転送されることが可能なように関連付けを行う。
ステップ222で、仮想コントロールポイント62は、SDPメッセージが正しい形式であったことを示す200-OKメッセージを電子機器108へ送信する。ステップ224で、電子機器108はSIP ACKメッセージで仮想コントロールポイント62に応答し、それによって200-OKメッセージの受信の確認応答を行う。
ステップ226に示すように、仮想コントロールポイント62はSDPメッセージに含まれる所望のサービスに基づいて、メディア設定メッセージをジュークボックスへ送信する。ステップ226で、仮想コントロールポイント62は、電子機器108がどのサービスを要求しているのかを判別する。仮想コントロールポイント62はメッセージをUPnP制御メッセージに変換し、そのメッセージをUPnPネットワークデバイス52(例えばジュークボックス)へ送信する。次にUPnPデバイス52は、仮想コントロールポイント62に接続し、要求されたサービス(例えばオーディオストリーミング)を提供する。この時点で、ステップ228に示すようなピアツーピア関係で互いに直接通信可能なように、電子機器108はネットワーク通信装置10を通じてUPnPホームネットワークとのコネクションを有し、また、UPnPデバイスは電子機器108のアドレスを有する。新しいセッションが開始される毎に、通常、ステップ200−228が繰り返される。
仮想コントロールポイントを生成することで、UPnPデバイスがサービスアドバタイズメントをブロードキャストする際、通常、仮想コントロールポイント62は、ローカルエリアネットワーク50に接続される全てのUPnPコントロールポイントとともにメッセージを受信するであろう。そして、仮想コントロールポイント62は、広域ネットワーク100を超えてサービス情報を電子機器108へ報告するために、SAP(Service Announcement Protocol)又は他の適切なIMSプロトコルを用いることができる。同様の方法により、電子機器108は自身が物理的にローカルエリアネットワーク50にアタッチしているかのように、全てのブロードキャストUPnPメッセージを受信することが可能である。
仮想コントロールポイント62がローカルエリアネットワーク50内に存在するため、仮想コントロールポイント62は、UPnPローカルエリアネットワーク50上に共通して実装されている最大往復時間又は生存時間を超えることなく近接検出メッセージに応答することができる。コンテンツ保護の当初の意図を維持するため、仮想コントロールポイント62はセキュアメディアプロキシとして振る舞うことができる。仮想コントロールポイント62はUPnP暗号化コンテンツを復号し、そのコンテンツをコンテンツ保護に関するIMS標準に従って再暗号化することができる。そして、保護されたコンテンツは、広域ネットワーク100上の電子機器108にストリーミングされることが可能になる。
電子機器108がローカルホームネットワーク50上に位置する1つ又は複数のデバイスからこれ以上のサービスを必要としない場合、電子機器はUPnP及び/又はローカルホームネットワーク50からのサービスを終了することができる。1つの例示的な方法において、ステップ230に示すように、電子機器は仮想コントロールポイント62へSIP BYEコマンドを送信することができる。BYEコマンドはネットワーク通信装置10(又は他のコントロールポイント)を通じた、電子機器108と仮想コントロールポイント62との間の現在のセッションを終了させる。ステップ232で、仮想コントロールポイント62は、直前のコマンドの実行を確認するSIP OK応答で応答することができる。ステップ234で、仮想コントロールポイント62の確立に用いられていた論理コネクション及びリソースが、他のサービスの提供のための使用又は他の任意の要求された目的のために仮想コントロールポイント62を生成したネットワーク通信装置10、他のコントロールポイント及び/又はローカルエリアネットワーク50に返される。
発明の具体的な実施形態を開示した。本技術分野に属する当業者は、本発明が他の環境における他の用途を有しうることを容易に理解するであろう。実際、多くの実施形態及び実装が可能である。以下の特許請求の範囲は、本発明の範囲を上述した具体的な実施形態に限定することを全く意図していない。さらに、「〜する手段」という記載はいずれも、ミーンズプラスファンクションに基づく要素及び請求項の解釈を想起させることが意図されているのに対して、「〜する手段」という記載を明確には用いていない要素はいずれも、「手段」という語が含まれていたとしても、ミーンズプラスファンクション要素として解釈されることを意図していない。また、明細書においては方法の工程を特定の順序で記載しているが、これら工程は任意の順序で、あるいは同時に実行されてもよいことに留意されたい。
本発明のコンピュータプログラム要素は、ハードウェア及び/又はソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード、等を含む)で実施することができる。本発明は、命令実行システムにより、あるいは命令実行システムとともに利用されるために媒体に実装されたコンピュータ利用可能又はコンピュータ読み取り可能なプログラム命令、「コード」又は「コンピュータプログラム」、を有するコンピュータ利用可能又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体として実施可能なコンピュータプログラム製品の形態を取ることが可能である。この文脈において、コンピュータ利用可能又はコンピュータ読み取り可能な媒体とは、命令実行システム、装置又はデバイスによって、あるいはそれらと共に用いるためのプログラムを格納、保存、通信、伝播、又は伝送可能な任意の媒体であって良い。コンピュータ利用可能又はコンピュータ読み取り可能な媒体を非限定的に例示すれば、電気、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置、デバイス、又はインターネットのような伝播媒体であってよい。コンピュータ利用可能又はコンピュータ読み取り可能な媒体は、例えば紙や他の媒体を光学的に読み取り、コンパイル、インタプリット、又は適切な方法で他の処理を行うことが可能なようにプログラムが印刷される紙や他の適切な媒体であってもよい。ここで説明したコンピュータプログラム製品及び任意のソフトウェア及びハードウェアは、例示的な実施形態における本発明の機能を実行するための様々な手段を形成する。
Claims (10)
- 通信方法であって、
広域ネットワーク(100)と通信可能に接続された関連電子機器(108)から、ローカルエリアネットワーク(50)に通信可能に接続された1つ又は複数の関連デバイス(52, 54)及び/又はサービスへのアクセスのための情報の要求を受信する工程と、
前記ローカルエリアネットワーク(50)上の情報に対する前記要求を認証する工程と、
前記関連電子機器(108)と前記1つ又は複数の関連デバイス(52, 54)との間で仮想コントロールポイント(62)を確立する工程とを含むことを特徴とする通信方法。 - 前記仮想コントロールポイント(62)が動的であることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記広域ネットワーク(100)がIMSプロトコルを用い、前記ローカルエリアネットワーク(50)がUPnPプロトコルを用いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の方法。
- 前記情報の要求に関するセッション鍵を確立する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記1つ又は複数の関連デバイスと前記関連電子機器(108)との間での通信を可能とするために、前記セッション鍵を前記関連電子機器に関連付ける工程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記仮想コントロールポイント(62)が、前記1つ又は複数の関連デバイス(52, 54)と前記関連電子機器(108)との間での通信を可能とするために、前記セッション鍵を前記関連電子機器(108)に関連付ける工程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記変換する工程が、前記1つ又は複数の関連デバイスに関するアドレスを、前記関連電子機器で用いるための第2のアドレスに変換する工程を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の方法。
- 通信方法であって、
広域ネットワーク(100)と通信可能に接続された関連電子機器(108)から、ローカルエリアネットワーク(50)に通信可能に接続された1つ又は複数の関連デバイス(52, 54)及び/又はサービスへのアクセスのための情報の要求を受信する工程と、
前記ローカルエリアネットワーク(50)上の情報に対する前記要求を認証する工程と、
前記情報の要求に関するセッションを確立する工程と、
前記関連電子機器(108)と前記1つ又は複数の関連デバイス(52, 54)との間で動的仮想コントロールポイント(62)を確立する工程とを含むことを特徴とする通信方法。 - 前記セッションの終了時に前記動的コントロールポイントを終了させる工程をさらに含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
- 1つ又は複数の関連デバイス(52, 54)と関連電子機器(108)との間の通信を可能にするためにUPnPセッション鍵を前記関連電子機器と関連付ける仮想コントロールポイント(62)、を確立するためのネットワーク通信装置(10)において好適に使用されるプログラムであって、
前記プログラムが前記ネットワーク通信装置(10)内のメモリ(20)に読み込まれて実行された際に、前記1つ又は複数の関連デバイス(52, 54)と前記関連電子機器(108)との間で情報のシームレスな交換を行わせる、機械が読み取り可能な媒体に保存されたプログラム。
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