JP6174845B2 - 着色硬化性樹脂組成物 - Google Patents
着色硬化性樹脂組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6174845B2 JP6174845B2 JP2012114945A JP2012114945A JP6174845B2 JP 6174845 B2 JP6174845 B2 JP 6174845B2 JP 2012114945 A JP2012114945 A JP 2012114945A JP 2012114945 A JP2012114945 A JP 2012114945A JP 6174845 B2 JP6174845 B2 JP 6174845B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- carbon atoms
- hydrocarbon group
- monovalent
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/0033—Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
- C09B67/0041—Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions mixtures containing one azo dye
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/0005—Production of optical devices or components in so far as characterised by the lithographic processes or materials used therefor
- G03F7/0007—Filters, e.g. additive colour filters; Components for display devices
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/09—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
- G03F7/105—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers having substances, e.g. indicators, for forming visible images
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Optical Filters (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
[1] 着色剤、バインダー樹脂、重合性化合物及び重合開始剤を含み、前記着色剤が、キサンテン染料(A1)と金属錯塩染料(A2)とを含む着色剤である着色硬化性樹脂組成物。
[2] 金属錯塩染料(A2)が、式(3)で表される化合物、式(4)で表される化合物及び式(6)で表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種である[1]記載の着色硬化性樹脂組成物。
R49及びR50は、それぞれ独立に、水素原子、メチル基又はエチル基を表す。
R51は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の飽和炭化水素基、炭素数2〜15のアルコキシアルキル基を表す。
A1〜A4は、それぞれ独立に、*−O−、*−O−CO−、*−CO−O−を表す。*はMとの結合手を表す。
Mは、Cr又はCoを表す。
nは、1〜5の整数を表す。
D+は、ヒドロン、1価の金属カチオン又はキサンテン骨格を有する化合物に由来する1価のカチオンを表す。]
R61は、それぞれ独立に、水素原子、メチル基又はエチル基を表す。
R62は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の脂肪族炭化水素基、炭素数2〜15のアルコキシアルキル基を表す。
A5及びA6は、それぞれ独立に、*−O−、*−O−CO−、*−CO−O−を表す。
*はM1との結合手を表す。
M1は、Cr又はCoを表す。
n1は、0〜2の整数を表す。
D1+は、ヒドロン、1価の金属カチオン又はキサンテン骨格を有する化合物に由来する1価のカチオンを表す。]
R82は、水素原子、−CN、又は−CONH2を表す。
R83は、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜4のアルキル基を表す。
R84〜R87は、互いに独立に、−R88、−OR88、−CO−OR88、−COR88、−OCO−OR88、−O−COR88、−CN、−NO2、ハロゲン原子、−SO3H、−SO3Na、−SO3K、−SO2NR88R89又は−NR91R92を表す。R84及びR85、R85及びR86、並びにR86及びR87は、互いに結合してベンゼン環の炭素を含んだ6〜7員環を形成してもよい。
R88及びR89は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の脂肪族炭化水素基、炭素数7〜12のアラルキル基、又は炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基を表し、該脂肪族炭化水素基、該アラルキル基及び該芳香族炭化水素基に含まれる水素原子は、−OR90で置換されていてもよい。
R90は、水素原子、炭素数1〜8の1価の飽和炭化水素基又は炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基を表す。
R91及びR92は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の脂肪族炭化水素基、炭素数2〜8のアシル基又はテトラヒドロフルフリル基を表す。R91及びR92は、互いに結合して窒素原子を含んだ環を形成してもよい。
A11〜A14は、それぞれ独立に、*−O−、*−O−CO−、*−CO−O−を表す。*はM2との結合手を表す。
M2は、Cr又はCoを表す。
n2は、1〜5の整数を表す。
D2+は、ヒドロン、1価の金属カチオン又はキサンテン骨格を有する化合物に由来する1価のカチオンを表す。]
[4] 前記キサンテン染料(A1)の含有量と金属錯塩染料(A2)の含有量との比(A1:A2)が、質量基準で、1:99〜99:1である[1]〜[3]のいずれか記載の着色硬化性樹脂組成物。
[5] 前記重合開始剤が、オキシム化合物を含む重合開始剤である[1]〜[4]のいずれか記載の着色硬化性樹脂組成物。
[6] [1]〜[5]のいずれか記載の着色硬化性樹脂組成物により形成されるカラーフィルタ。
[7] [6]記載のカラーフィルタを含む表示装置。
前記キサンテン染料(A1)と金属錯塩染料(A2)とを含む着色剤(A)を使用することにより、明度が向上する。
前記キサンテン染料としては、例えば、C.I.アシッドレッド51、52(式(A1−2))、87、92、94(ローズベンガル)、289(式(A1−3))、388、C.I.アシッドバイオレット9、30、102、C.I.ベーシックレッド1(ローダミン6G)(式(A1−4))、8、C.I.ベーシックバイオレット10(ローダミンB)、C.I.ソルベントレッド218、C.I.モーダントレッド27、C.I.リアクティブレッド36(ローズベンガルB)、スルホローダミンG、特開2010−32999号公報に記載のキサンテン染料及び特許第4492760号公報に記載のキサンテン染料等が挙げられる。
R5は、−OH、−SO3 -、−SO3H、−SO3 -Z+、−CO2H、−CO2 -Z+、−CO2R8、−SO3R8又は−SO2NR9R10を表す。
R6及びR7は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を表す。
mは、0〜5の整数を表す。mが2以上のとき、複数のR5は同一であるか相異なる。
aは、0又は1の整数を表す。
Xは、ハロゲン原子を表す。
R8は、炭素数1〜20の1価の飽和炭化水素基を表し、該飽和炭化水素基に含まれる水素原子は、−OH又はハロゲン原子で置換されていてもよく、該飽和脂肪族炭化水素基に含まれる−CH2−は、−O−、−CO−、−NH−又は−NR12−で置き換っていてもよい。
Z+は、+N(R11)4、Na+又はK+を表す。
R9及びR10は、それぞれ独立に、水素原子又は置換基を有していてもよい炭素数1〜20の1価の飽和炭化水素基を表し、R9及びR10は、互いに結合して窒素原子を含んだ3〜10員環の複素環を形成していてもよい。該飽和炭化水素基に含まれる水素原子は、−OH又はハロゲン原子で置換されていてもよく、該飽和脂肪族炭化水素基に含まれる−CH2−は、−O−、−CO−、−NH−又は−NR12−で置き換っていてもよい。
R11は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜20の1価の飽和炭化水素基又は炭素数7〜10のアラルキル基を表す。
R12は、炭素数1〜20の1価の飽和炭化水素基を表す]
前記+N(R11)4としては、4つのR11のうち、少なくとも2つが炭素数5〜20の1価の飽和炭化水素基であることが好ましい。また、4つのR11の合計炭素数は20〜80が好ましく、20〜60がより好ましい。化合物(1)が+N(R11)4を有する場合、R11がこれらの基であると、化合物(1)を含む着色硬化性樹脂組成物からは、異物が少ないカラーフィルタを形成できる。
R25は、−SO3 -、−SO3H、−SO3 -Z1+又は−SO2NHR26を表す。
m1は、0〜5の整数を表す。m1が2以上の整数である場合、複数のR25は同一であるか相異なる。
a1は、0又は1の整数を表す。
X1は、ハロゲン原子を表す。
R26は、炭素数1〜20の1価の飽和炭化水素基を表す。
Z1+は、+N(R27)4、Na+又はK+を表す。
R27は、それぞれ独立に、炭素数1〜20の1価の飽和炭化水素基又はベンジル基を表す。]
R21〜R24の組合せとしては、R21及びR23が水素原子であり、R22及びR24が炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基であって、該芳香族炭化水素基に含まれる水素原子が、−SO3 -、−SO3H、−SO3 -Z1+、−SO3R26又は−SO2NHR26で置換されているものが好ましい。さらに好ましい組合せは、R21及びR23が水素原子であり、R22及びR24が炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基であって、該芳香族炭化水素基に含まれる水素原子が、−SO3 -Z1+又は−SO2NHR26で置換されているものである。R21〜R24がこれらの基であると、化合物(2)を含む着色硬化性樹脂組成物からは、耐熱性に優れるカラーフィルタを形成できる。
R21〜R24における−R26は、それぞれ独立に、水素原子、メチル基又はエチル基であることが好ましい。また、−SO3R26及び−SO2NHR26におけるR26としては、炭素数3〜20の分枝鎖状アルキル基が好ましく、炭素数6〜12の分枝鎖状アルキル基がより好ましく、2−エチルヘキシル基がさらに好ましい。化合物(2)が−SO3R26及び/又は−SO2NHR26を有する場合、R26がこれらの基であると、化合物(2)を含む着色硬化性樹脂組成物は、異物の発生が少ないカラーフィルタを形成できる。
前記+N(R27)4としては、4つのR27のうち、少なくとも2つが炭素数5〜20の1価の飽和炭化水素基であることが好ましい。また、4つのR27の合計炭素数は20〜80が好ましく、20〜60がより好ましい。化合物(2)が+N(R27)4を有する場合、R27がこれらの基である化合物(2)を含む着色硬化性樹脂組成物は、異物の発生が少ないカラーフィルタを形成できる。
前記金属原子としては、クロム、コバルト、ニッケル等が挙げられ、クロム、コバルトが好ましい。
前記金属錯塩染料(A2)としては、金属原子と染料分子との結合比が1:1である1:1形金属錯塩染料と、該比が1:2である1:2形金属錯塩染料とが挙げられ、1:2形金属錯塩染料が好ましい。
R49及びR50は、それぞれ独立に、水素原子、メチル基又はエチル基を表す。
R51は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の飽和炭化水素基、炭素数2〜15のアルコキシアルキル基を表す。
A1〜A4は、それぞれ独立に、*−O−、*−O−CO−、*−CO−O−を表す。*はMとの結合手を表す。
Mは、Cr又はCoを表す。
nは、1〜5の整数を表し、2〜5の整数であってもよい。
D+は、ヒドロン、1価の金属カチオン又はキサンテン骨格を有する化合物に由来する1価のカチオンを表す。]
R61は、それぞれ独立に、水素原子、メチル基又はエチル基を表す。
R62は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の脂肪族炭化水素基、炭素数2〜15のアルコキシアルキル基を表す。
A5及びA6は、それぞれ独立に、*−O−、*−O−CO−、*−CO−O−を表す。
*はM1との結合手を表す。
M1は、Cr又はCoを表す。
n1は、0〜2の整数を表す。
D1+は、ヒドロン、1価の金属カチオン又はキサンテン骨格を有する化合物に由来する1価のカチオンを表す。]
R31〜R48のうち、少なくとも1つがニトロ基であることが好ましい。また、R52〜R60のうち、少なくとも1つがニトロ基であることが好ましい。ニトロ基を有することにより、化合物の分光濃度が高くなる傾向がある。
R49及びR50は、メチル基が好ましい。
すなわち式(3)では、
R31〜R39のうち1つが水素原子又はニトロ基であり、1つが水素原子、SO2NHR51、−SO3H、及び−SO2CH3から選ばれる1つであり、残りが水素原子であり、
R40〜R48のうち1つが水素原子又はニトロ基であり、1つが水素原子、SO2NHR51、−SO3H、及び−SO2CH3から選ばれる1つであり、残りが水素原子であり、
R49及びR50がメチル基であり、
R51が水素原子、炭素数1〜4の1価の飽和炭化水素基、又は炭素数2〜8のアルコキシアルキル基であり、
A1〜A4のうち2つが*−O−、残りが同一に*−O−又は*−O−CO−であり、
MはCrであり、
nは1となる組合せが好ましい。
式(4)では、
R52〜R60のうち1つがニトロ基であり、1つがSO2NHR62、−SO3H、及びSO2CH3から選ばれる1つであり、残りが水素原子であり、
R61がメチル基であり、
R62が水素原子、炭素数1〜4の1価の飽和炭化水素基、又は炭素数2〜8のアルコキシアルキル基であり、
A5〜A6のうち1つが*−O−、残りが*−O−又は*−O−CO−であり、
M1はCr又はCoであり、
n1は0又は1となる組合せが好ましい。
R81は、炭素数1〜12の1価の飽和炭化水素基を表し、該飽和炭化水素基に含まれる水素原子は、−OH、−OR88、−CO−OR88、−O−COR88、−CONR88R89、炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基又はハロゲン原子で置換されていてもよく、該飽和炭化水素基に含まれる−CH2−は、−O−又は−CO−で置き換わっていてもよい。
R82は、水素原子、−CN、又は−CONH2を表す。
R83は、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜4のアルキル基を表す。
R84〜R87は、互いに独立に、−R88、−OR88、−CO−OR88、−COR88、−OCO−OR88、−O−COR88、−CN、−NO2、ハロゲン原子、−SO3H、−SO3Na、−SO3K、−SO2NR88R89又は−NR91R92を表す。R84及びR85、R85及びR86、並びにR86及びR87は、互いに結合してベンゼン環の炭素を含んだ6〜7員環を形成してもよい。
R88及びR89は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の脂肪族炭化水素基、炭素数7〜12のアラルキル基、又は炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基を表し、該脂肪族炭化水素基、該アラルキル基及び該芳香族炭化水素基に含まれる水素原子は、−OR90で置換されていてもよい。
R90は、水素原子、炭素数1〜8の1価の飽和炭化水素基又は炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基を表す。
R91及びR92は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の脂肪族炭化水素基、炭素数2〜8のアシル基又はテトラヒドロフルフリル基を表す。R91及びR92は、互いに結合して窒素原子を含んだ環を形成してもよい。
A11〜A14は、それぞれ独立に、*−O−、*−O−CO−、*−CO−O−を表す。*はM2との結合手を表す。
M2は、Cr又はCoを表す。
n2は、1〜5の整数を表す。
D2+は、ヒドロン、1価の金属カチオン又はキサンテン骨格を有する化合物に由来する1価のカチオンを表す。]
イソプロピル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、イソペンチル基、メチルペンチル基、エチルブチル基、メチルヘキシル基、エチルペンチル基、プロピルブチル基、(メチルエチル)ブチル基、(メチルエチル)(メチル)プロピル基、メチルヘプチル基、エチルヘキシル基、プロピルペンチル基、(メチルエチル)ペンチル基、ブチルブチル基、(ブチル)(メチル)ブチル基、(ジメチルエチル)(ブチル)ブチル基、ジメチルプロピル基、ジメチルブチル基、(エチル)(メチル)プロピル基、ジメチルペンチル基、(エチル)(メチル)ブチル基、ジメチルヘキシル基、(エチル)(メチル)ペンチル基、(プロピル)(メチル)ブチル基、(メチルエチル)(メチル)ブチル基、ジエチルブチル基等の分枝鎖状飽和炭化水素基;
シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、シクロデシル基等の脂環式飽和炭化水素基が挙げられる。
R88、R89及びR90における炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基としては、フェニル基、トルイル基、キシリル基、ナフチル基等が挙げられる。
R90で表される炭素数1〜8の1価の飽和炭化水素基としては、R81で例示した前記各基のうち炭素数が8以下のものが例示できる。
フェナシル基、オキソ(ナフチル)エチル基、オキソ(ヒドロキシフェニル)エチル基、オキソ(ヒドロキシナフチル)エチル基、オキソ(メトキシフェニル)エチル基、オキソ(フェニル)プロピル基、オキソ(ナフチル)プロピル基等の芳香族基で置換されたオキソ基含有飽和炭化水素基;等の1つの−CH2−が−CO−で置き換えられた飽和炭化水素基;並びに
2−[2−(アセチルオキシ)アセトキシ]エチル基、2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エチル基、2−[2−(メトキシカルボニル)エチルカルボニルオキシ]エチル基等のアルキル基、アルキレン基、及びエステル結合とで形成される基;
2−ベンゾイルオキシエチル基等のアルキレン基、芳香族環、及びエステル結合とで形成される基;等の1つの−CH2−が−CO−で置き換えられ、1つの−CH2−が−O−で置き換えられた飽和炭化水素基が挙げられる。
R81が、炭素数1〜4のアルキル基;炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基;アルキル基とアルキレン基と2つのエステル結合とで形成される基、アルキレン基と芳香族環と1つのエステル結合とで形成される基のいずれかであり、
R82が−CNであり、
R83が炭素数1〜4のアルキル基であり、
R84〜R87のうち3つが水素原子であるR88であり、残る一つが水素原子であるR88又は−NR91R92であり、この−NR91R92を構成するR91及びR92のうち一方は水素原子であり、他方は炭素数2〜4のアシル基であり、
A11〜A14のうち2つが*−O−、残りが同一に*−O−又は*−O−CO−であり、
M2はCrであり、
n2は1となる組合せである。
R67は、水素原子、炭素数1〜6の1価の飽和炭化水素基、炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基又は−(R70−O)w−R71を表す。
R70は、エチレン基、プロパン−1,3−ジイル基又はプロパン−1,2−ジイル基を表す。
R71は、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。
wは、1〜4の整数を表す。]
R63〜R67で表される炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基としては、例えば、フェニル基、トルイル基、キシリル基、メシチル基、プロピルフェニル基及びブチルフェニル基等が挙げられる。
R63〜R66としては、それぞれ独立に、水素原子、エチル基が好ましい。
R67は、水素原子、エチル基、又は−(R70−O)w−R71であるのが好ましい。
前記金属錯塩染料(A2)は、市販されている金属錯塩染料(例えば、BASF社製の「ORASOL Red G」、「ORASOL Red 3GL」、「Neozapon Yellow 157」)を用いることができる。また、特開2010−170117号公報を参考に合成することもできる。
前記顔料(A3)としては、カラーインデックス(The Society of Dyers and Colourists出版)でピグメントに分類されている化合物、例えば、C.I.ピグメントイエロー1、3、12、13、14、15、16、17、20、24、31、53、83、86、93、94、109、110、117、125、128、137、138、139、147、148、150、153、154、166、173、194、214等の黄色顔料;C.I.ピグメントオレンジ13、31、36、38、40、42、43、51、55、59、61、64、65、71、73等のオレンジ色の顔料;C.I.ピグメントレッド9、97、105、122、123、144、149、166、168、176、177、180、192、209、215、216、224、242、254、255、264、265等の赤色顔料;C.I.ピグメントブルー15、15:3、15:4、15:6、60等の青色顔料;C.I.ピグメントバイオレット1、19、23、29、32、36、38等のバイオレット色顔料;C.I.ピグメントグリーン7、36、58等の緑色顔料;C.I.ピグメントブラウン23、25等のブラウン色顔料;C.I.ピグメントブラック1、7等の黒色顔料等が挙げられる。
前記の顔料分散剤としては、例えば、カチオン系、アニオン系、ノニオン系、両性、ポリエステル系、ポリアミン系、アクリル系等の界面活性剤等が挙げられる。これらの顔料分散剤は、単独でも2種以上を組み合わせて用いてもよい。顔料分散剤としては、商品名でKP(信越化学工業(株)製)、フローレン(共栄社化学(株)製)、ソルスパース(登録商標)(ゼネカ(株)製)、EFKA(登録商標)(BASF社製)、アジスパー(登録商標)(味の素ファインテクノ(株)製)、Disperbyk(登録商標)(ビックケミー社製)等が挙げられる。
顔料分散剤を用いる場合、その使用量は、顔料(A3)100質量部に対して、好ましくは100質量部以下、より好ましくは5質量部以上50質量部以下である。顔料分散剤の使用量が前記の範囲にあると、より均一な分散状態の顔料分散液が得られる。
[K1]不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物からなる群から選ばれる少なくとも1種(a)(以下「(a)」という場合がある)と、炭素数2〜4の環状エーテル構造とエチレン性不飽和結合とを有する単量体(b)(以下「(b)」という場合がある)との共重合体。
[K2](a)と(b)と、(a)と共重合可能な単量体(c)(ただし、(a)及び(b)とは異なる。)(以下「(c)」という場合がある)との共重合体。
[K3](a)と(c)との共重合体。
[K4](a)と(c)との共重合体に(b)を反応させて得られる樹脂。
[K5](b)と(c)との共重合体に(a)を反応させて得られる樹脂。
[K6](b)と(c)との共重合体に(a)を反応させ、さらにカルボン酸無水物を反応させて得られる樹脂。
これらのうち、共重合反応性の点や樹脂のアルカリ水溶液への溶解性の点から、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸等が好ましい。
なお、本明細書において、「(メタ)アクリル酸」とは、アクリル酸及びメタクリル酸よりなる群から選ばれる少なくとも1種を表す。「(メタ)アクリロイル」及び「(メタ)アクリレート」等の表記も、同様の意味を有する。
L1及びL2は、互いに独立に、単結合、−Rb3−、*−Rb3−O−、*−Rb3−S−、*−Rb3−NH−を表す。Rb3は、炭素数1〜6のアルカンジイル基を表す。*は、Oとの結合手を表す。]
炭素数1〜4であり、水素原子がヒドロキシで置換されたアルキル基としては、例えば、ヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基、1−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、2−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、1−ヒドロキシブチル基、2−ヒドロキシブチル基、3−ヒドロキシブチル基、4−ヒドロキシブチル基等が挙げられる。
Rb1及びRb2としては、好ましくは水素原子、メチル基、ヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基であり、より好ましくは水素原子、メチル基である。
L1及びL2としては、好ましくは単結合、メチレン基、エチレン基、*−CH2−O−(*はOとの結合手を表す)基、*−CH2CH2−O−基が挙げられ、より好ましくは単結合、*−CH2CH2−O−基が挙げられる。
、式(II−9)、式(II−11)〜式(II−15)が挙げられる。より好ましくは式(II−1)、式(II−7)、式(II−9)、式(II−15)が挙げられる。
前記(b3)としては、具体的には、テトラヒドロフルフリルアクリレート(例えば、ビスコートV#150、大阪有機化学工業(株)製)、テトラヒドロフルフリルメタクリレート等が挙げられる。
(a)に由来する構造単位;2〜50モル%(より好ましくは10〜45モル%)
(b)に由来する構造単位;50〜98モル%(より好ましくは55〜90モル%)
樹脂[K1]の構造単位の比率が、上記の範囲にあると、保存安定性、現像性、得られるパターンの耐溶剤性に優れる傾向がある。
(a)に由来する構造単位;4〜45モル%(より好ましくは10〜30モル%)
(b)に由来する構造単位;2〜95モル%(より好ましくは5〜80モル%)
(c)に由来する構造単位;1〜65モル%(より好ましくは5〜60モル%)
樹脂[K2]の構造単位の比率が、上記の範囲にあると、着色硬化性樹脂組成物の保存安定性、パターン製造時の現像性、得られるカラーフィルタの耐溶剤性、耐熱性及び機械強度に優れる傾向がある。
具体的には、(a)、(b)及び(c)の所定量、重合開始剤及び溶剤を反応容器中に仕込んで、脱酸素雰囲気下で、攪拌、加熱、保温する方法が挙げられる。得られた共重合体は、反応後の溶液をそのまま使用してもよいし、濃縮あるいは希釈した溶液を使用してもよいし、再沈殿等の方法で固体(粉体)として取り出したものを使用してもよい。
(a)に由来する構造単位;2〜55モル%、より好ましくは10〜50モル%
(c)に由来する構造単位;45〜98モル%、より好ましくは50〜90モル%
樹脂[K3]は、例えば、樹脂[K1]の製造方法として記載した方法と同様に製造することができる。
まず(a)と(c)との共重合体を、[K1]の製造方法として記載した方法と同様に製造する。この場合、それぞれに由来する構造単位の比率は、(a)と(c)との共重合体を構成する全構造単位中、以下の範囲にあることが好ましい。
(a)に由来する構造単位;5〜50モル%(より好ましくは10〜45モル%)
(c)に由来する構造単位;50〜95モル%(より好ましくは55〜90モル%)
(a)と(c)との共重合体の製造に引き続き、フラスコ内雰囲気を窒素から空気に置換し、(b)、カルボン酸又はカルボン酸無水物と環状エーテルとの反応触媒(例えばトリス(ジメチルアミノメチル)フェノール等)及び重合禁止剤(例えばハイドロキノン等)等をフラスコ内に入れて、例えば、60〜130℃で、1〜10時間反応することにより、樹脂[K4]を得ることができる。
(b)の使用量は、(a)100モルに対して、5〜80モルが好ましく、より好ましくは10〜75モルである。この範囲とすることにより、保存安定性、現像性、耐溶剤性、耐熱性、機械強度及び感度のバランスが良好になる傾向がある。環状エーテルの反応性が高く、未反応の(b)が残存しにくいことから、樹脂[K4]に用いる(b)としては(b1)が好ましく、さらに(b1−1)が好ましい。
前記反応触媒の使用量は、(a)、(b)及び(c)の合計量に対して0.001〜5質量%が好ましい。前記重合禁止剤の使用量は、(a)、(b)及び(c)の合計量に対して0.001〜5質量%が好ましい。
仕込方法、反応温度及び時間等の反応条件は、製造設備や重合による発熱量等を考慮して適宜調整することができる。なお、重合条件と同様に、製造設備や重合による発熱量等を考慮し、仕込方法や反応温度を適宜調整することができる。
(b)及び(c)に由来する構造単位の比率は、前記の共重合体を構成する全構造単位の合計モル数に対して、それぞれ以下の範囲にあることが好ましい。
(b)に由来する構造単位;5〜95モル%(より好ましくは10〜90モル%)
(c)に由来する構造単位;5〜95モル%(より好ましくは10〜90モル%)
前記の共重合体に反応させる(a)の使用量は、(b)100モルに対して、5〜80モルが好ましい。環状エーテルの反応性が高く、未反応の(b)が残存しにくいことから、樹脂[K5]に用いる(b)としては(b1)が好ましく、さらに(b1−1)が好ましい。
環状エーテルとカルボン酸又はカルボン酸無水物との反応により発生するヒドロキシ基に、カルボン酸無水物を反応させる。
カルボン酸無水物としては、無水マレイン酸、シトラコン酸無水物、イタコン酸無水物、3−ビニルフタル酸無水物、4−ビニルフタル酸無水物、3,4,5,6−テトラヒドロフタル酸無水物、1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸無水物、ジメチルテトラヒドロフタル酸無水物、5,6−ジカルボキシビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン無水物等が挙げられる。
これらの樹脂は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
前記バインダー樹脂(B)の分子量分布[重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)]は、好ましくは1.1〜6であり、より好ましくは1.2〜4である。
バインダー樹脂(B)の酸価は、好ましくは50〜180mg−KOH/gであり、より好ましくは60〜150mg−KOH/gである。ここで酸価は樹脂1gを中和するに必要な水酸化カリウムの量(mg)として測定される値であり、例えば水酸化カリウム水溶液を用いて滴定することにより求めることができる。
重合性化合物(C)の重量平均分子量は、好ましくは150以上2,900以下、より好ましくは250以上1,500以下である。
重合開始剤(D)としては、光の作用により活性ラジカルを発生する化合物が好ましく、アルキルフェノン化合物、トリアジン化合物、アシルホスフィンオキサイド化合物、オキシム化合物及びビイミダゾール化合物がより好ましく、オキシム化合物を含む重合開始剤がさらに好ましい。
α−アミノアルキルフェノン化合物としては、2−メチル−2−モルホリノ−1−(4−メチルスルファニルフェニル)プロパン−1−オン、2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−2−ベンジルブタン−1−オン、2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−2−(4−メチルフェニルメチル)ブタン−1−オン等が挙げられる。市販品としては、イルガキュア(登録商標)369、379、907(以上、BASF社製)等が挙げられる。
α−アルコキシアルキルフェノン化合物としては、ジエトキシアセトフェノン、ベンジルジメチルケタール等が挙げられる。
α−ヒドロキシアルキルフェノン化合物としては、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−〔4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル〕プロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−〔4−(1−メチルビニル)フェニル〕プロパン−1−オンのオリゴマー等が挙げられる。
重合開始助剤(D1)としては、アミン化合物、アルコキシアントラセン化合物、チオキサントン化合物、カルボン酸化合物等が挙げられ、好ましくはチオキサントン化合物である。
また、重合開始助剤(D1)を用いる場合、その使用量は、バインダー樹脂(B)及び重合性化合物(C)の合計量100質量部に対して、好ましくは0.1〜30質量部、より好ましくは1〜20質量部である。また、重合開始剤(D)の含有量100質量部に対して、好ましくは20〜100質量部、より好ましくは30〜80質量部である。重合開始助剤(D1)の量がこの範囲にあると、高感度でパターンを形成することができ、さらに高明度なカラーフィルタが得られる傾向がある。
溶剤(E)は、特に限定されず、当該分野で通常使用される溶剤を用いることができる。例えば、エステル溶剤(分子内に−COO−を含み、−O−を含まない溶剤)、エーテル溶剤(分子内に−O−を含み、−COO−を含まない溶剤)、エーテルエステル溶剤(分子内に−COO−と−O−とを含む溶剤)、ケトン溶剤(分子内に−CO−を含み、−COO−を含まない溶剤)、アルコール溶剤(分子内にOHを含み、−O−、−CO−及び−COO−を含まない溶剤)、芳香族炭化水素溶剤、アミド溶剤、ジメチルスルホキシド等の中から選択して用いることができる。
これらの溶剤は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
界面活性剤(F)としては、シリコーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤及びフッ素原子を有するシリコーン系界面活性剤等が挙げられる。これらは、側鎖に重合性基を有していてもよい。
これらの界面活性剤は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
顔料(A3)を含む場合、顔料(A3)は、予め溶剤(E)の一部又は全部と混合し、顔料の平均粒子径が0.2μm以下程度となるまで、ビーズミルなどを用いて分散させることが好ましい。この際、必要に応じて前記顔料分散剤、バインダー樹脂(B)の一部又は全部を配合してもよい。このようにして得られた顔料分散液に、残りの成分を、所定の濃度となるように混合することにより、目的の着色硬化性樹脂組成物を調製できる。
キサンテン染料(A1)及び金属錯塩染料(A2)は、予め溶剤(E)の一部又は全部にそれぞれ溶解させて溶液を調製してもよい。該溶液を、孔径0.01〜1μm程度のフィルタでろ過することが好ましい。
混合後の着色硬化性樹脂組成物を、孔径0.01〜10μm程度のフィルタでろ過することが好ましい。
作製するパターン又は塗膜の膜厚は、特に限定されず、用いる材料、用途等によって適宜調整することができ、例えば、0.1〜30μm、好ましくは1〜20μm、さらに好ましくは1〜6μmである。
塗布方法としては、スピンコート法、スリットコート法、スリット・アンド・スピンコート法等が挙げられる。
加熱乾燥を行う場合の温度は、30〜120℃が好ましく、50〜110℃がより好ましい。また加熱時間としては、10秒間〜60分間であることが好ましく、30秒間〜30分間であることがより好ましい。
減圧乾燥を行う場合は、50〜150Paの圧力下、20〜25℃の温度範囲で行うことが好ましい。
乾燥後塗布膜の膜厚は、特に限定されず、用いる材料、用途等によって適宜調整することができ、例えば、0.1〜20μmであり、好ましくは0.5〜6μmである。
露光に用いられる光源としては、250〜450nmの波長の光を発生する光源が好ましい。例えば、350nm未満の光を、この波長域をカットするフィルタを用いてカットしたり、436nm付近、408nm付近、365nm付近の光を、これらの波長域を取り出すバンドパスフィルタを用いて選択的に取り出したりしてもよい。具体的には、水銀灯、発光ダイオード、メタルハライドランプ、ハロゲンランプ等が挙げられる。
露光面全体に均一に平行光線を照射したり、マスクと基材との正確な位置合わせを行うことができるため、マスクアライナ、ステッパ等の装置を使用することが好ましい。
現像方法は、パドル法、ディッピング法、スプレー法等のいずれでもよい。さらに現像時に基板を任意の角度に傾けてもよい。
現像後は、水洗することが好ましい。
さらに必要に応じて、ポストベークを行ってもよい。ポストベーク温度は、150〜250℃が好ましく、160〜235℃がより好ましい。ポストベーク時間は、1〜120分間が好ましく、10〜60分間がより好ましい。
冷却管及び攪拌装置を備えたフラスコに、式(A1−1a)で表される化合物及び式(A1−1b)で表される化合物の混合物(中外化成製、商品名Chugai Aminol Fast Pink R)を15部、クロロホルム150部及びN,N−ジメチルホルムアミド8.9部を投入し、攪拌下20℃以下を維持しながら、塩化チオニル10.9部を滴下して加えた。滴下終了後、50℃に昇温し、同温度で5時間維持して反応させ、その後20℃に冷却した。冷却後の反応溶液を、攪拌下20℃以下に維持しながら、2−エチルヘキシルアミン12.5部及びトリエチルアミン22.1部の混合液を滴下して加えた。その後、同温度で5時間攪拌して反応させた。次いで得られた反応混合物をロータリーエバポレーターで溶媒留去した後、メタノールを少量加えて激しく攪拌した。この混合物を、イオン交換水375部の混合液中に攪拌しながら加えて、結晶を析出させた。析出した結晶を濾別し、イオン交換水でよく洗浄し、60℃で減圧乾燥して、キサンテン染料A1−1(式(A1−1−1)〜式(A1−1−8)で表される化合物の混合物)11.3部を得た。
冷却管及び攪拌装置を備えたフラスコに、式(A1−2a)で示される色素(中外化成製)を15部、クロロホルム150部及びN,N−ジメチルホルムアミド7.1部を投入し、攪拌下20℃以下を維持しながら、塩化チオニル8.7部を滴下して加えた。滴下終了後、50℃に昇温し、同温度で5時間維持して反応させ、その後20℃に冷却した。冷却後の反応溶液を、攪拌下20℃以下に維持しながら、2−エチルヘキシルアミン10部及びトリエチルアミン17.7部の混合液を滴下して加えた。その後、同温度で5時間攪拌して反応させた。次いで得られた反応混合物をロータリーエバポレーターで溶媒留去した後、メタノールを少量加えて激しく攪拌した。この混合物を、イオン交換水375部の混合液中に攪拌しながら加えて、結晶を析出させた。析出した結晶を濾別し、イオン交換水でよく洗浄し、60℃で減圧乾燥して、キサンテン染料A1−2(式(A1−2−1)〜式(A1−2−7)で表される化合物の混合物)12.7部を得た。
2−アミノ−4−ニトロフェノール10.5部に水80部を加えた後、氷冷下、35%塩酸16.3部を少しずつ加えて溶解させ、20%亜硝酸ナトリウム水溶液24.7部を加え、2時間撹拌し、ジアゾニウム塩を含む懸濁液を得た。
得られた暗色固体に水250部を加え、濾過して得た暗色固体を減圧下60℃で乾燥し、式(f−1)で表される化合物(以下「金属錯塩染料A2−1−1a」という場合がある)を10.6部(収率76%)得た。
特開2011−148995号公報の実施例2に従い、式(c−2−1)で表される化合物を得た。式(c−2−1)で表される化合物の構造を、1H−NMR(JMM−ECA−500;日本電子(株)製)で確認した。
1H−NMR(500MHz、δ値(ppm、TMS基準)、DMSO−d6);2.50(2H,2H,overlapped)2.55(3H,s),3.51(3H,s),4.11(2H,t),4.23(2H,t),7.37(1H,t),7.74(1H,t),8.02(1H,d),8.03(1H,d),15.6(1H,s).
イオン化モード=ESI−:m/z=960.0[M−H]-
Exact Mass:961.2
C64.7 H5.2 N10.8 Cr4.0
2−アミノ−4−メチルスルホニル−6−ニトロフェノール(CAS No.101861−04−5)7.5部に水65部を加えた後、水酸化ナトリウム1.3部を加え、溶解させた。氷冷下、35%亜硝酸ナトリウム(和光純薬工業(株)製)水溶液6.1部を加え、ついで35%塩酸19.4部を少しずつ加えて溶解させ2時間撹拌し、ジアゾニウム塩を含む懸濁液を得た。ついでアミド硫酸(和光純薬工業(株)製)5.6部を水26部に溶解させた水溶液をゆっくりと加え、過剰の亜硝酸ナトリウムをクエンチした。
ついで、3−メチル−1−フェニル−5−ピラゾロン(和光純薬工業(株)製)5.6部を水70部に懸濁させ、水酸化ナトリウムを用いて、pHを8.0に調製した。ここに、前記ジアゾニウム塩を含む懸濁液を15分かけて、pHが7から7.5の範囲におさまるように10%水酸化ナトリウム溶液を適宜追加しながら、滴下した。滴下終了後、さらに30分間撹拌することで黄色の懸濁液を得た。1時間攪拌した。濾過して得た黄色固体を減圧下60℃で乾燥し、式(c−3)で表される化合物を11.7部(収率87%)得た。
イオン化モード=ESI−: m/z=882.1[M−Na+]-
Exact Mass: 905.1
イオン化モード=ESI+: m/z=575.3[M−Cl-]+
Exact Mass: 610.3
式(f−3)で表される化合物の構造を、ICP発光分析装置(ICPS−8100;(株)島津製作所製)を用いて元素分析することにより確認した。
C55.6 H5.1 N11.9 Cr3.71
還流冷却器、滴下ロート及び攪拌機を備えた1Lのフラスコ内に窒素を0.02L/分で流して窒素雰囲気とし、乳酸エチル220部を入れ、撹拌しながら70℃まで加熱した。次いで、メタクリル酸84部、3,4−エポキシトリシクロ[5.2.1.02,6]デシルアクリレート(式(I−1)で表される化合物及び式(II−1)で表される化合物を、モル比で、50:50で混合)336部を、乳酸エチル140部に溶解して溶液を調製し、この溶解液を、滴下ロートを用いて4時間かけて、70℃に保温したフラスコ内に滴下した。
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート及びガス導入管を備えたフラスコに、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート333部を導入した。その後、ガス導入管を通じて窒素ガスをフラスコ内に導入し、フラスコ内雰囲気を窒素ガスに置換した。その後、フラスコ内の溶液を100℃に昇温した後、N−ベンジルマレイミド18.7部、ベンジルメタクリレート70.5部、メタクリル酸51.7部、メチルメタクリレート90.0部、アゾビスイソブチロニトリル5.2部及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート182部からなる混合物を、滴下ロートを用いて2時間かけてフラスコに滴下し、滴下完了後さらに100℃で5時間撹拌を続けた。
攪拌終了後、ガス導入管を通じて空気がフラスコ内に導入され、フラスコ内雰囲気が空気に置換された後、グリシジルメタクリレート28.5部、トリスジメチルアミノメチルフェノール1.3部及びハイドロキノン0.165部をフラスコ内に投入し、反応を110℃で6時間続け、固形分が31%の樹脂B2溶液を得た。樹脂B2は、重量平均分子量(Mw)が1.6×104、酸価80mg−KOH/g(固形分換算)であった。
装置;K2479((株)島津製作所製)
カラム;SHIMADZU Shim−pack GPC−80M
カラム温度;40℃
溶媒;THF(テトラヒドロフラン)
流速;1.0mL/min
検出器;RI
校正用標準物質 ;TSK STANDARD POLYSTYRENE F−40、F−4、F−288、A−2500、A−500(東ソー(株)製)
上記で得られたポリスチレン換算の重量平均分子量及び数平均分子量の比(Mw/Mn)を分子量分布とした。
染料0.35gを乳酸エチルに溶解して体積を250cm3とし、そのうちの2cm3を乳酸エチルで希釈して体積を100cm3として(濃度:0.028g/L)、紫外可視近赤外分光光度計(V−650;日本分光(株)製)(石英セル、光路長;1cm)を用いて、400〜700nmにおける吸収スペクトルを測定した。該吸収スペクトルから、吸光度が最大となる波長を求め、極大吸収波長λmaxとした。
実施例1〜7、10〜19、参考例8、9
以下の成分を混合して着色硬化性樹脂組成物を得た。なお、溶剤(E)は、着色硬化性樹脂組成物の固形分が20%になるように混合し、界面活性剤(F)は、着色硬化性樹脂組成物中の含有量が0.01質量%になるように混合した。
染料(A):表3に記載の染料
樹脂(B):樹脂B1溶液(固形分換算) 50部
重合性化合物(C):ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(KAYARAD(登録商標) DPHA;日本化薬(株)製) 50部
重合開始剤(D):N−ベンゾイルオキシ−1−(4−フェニルスルファニルフェニル)オクタン−1−オン−2−イミン(イルガキュア(登録商標)OXE01;BASF社製) 15部
溶剤(E):乳酸エチル
界面活性剤(F);ポリエーテル変性シリコーンオイル(トーレシリコーンSH8400;東レダウコーニング(株)製)
以下の成分を混合して着色硬化性樹脂組成物を得た。
染料:C.I.Solvent Red 130 9.500部
樹脂:樹脂B2溶液(固形分換算) 3.189部
重合性化合物:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(KAYARAD DPHA;日本化薬(株)製) 4.784部
重合開始剤:2−メチル−2−モルホリノ−1−(4−メチルスルファニルフェニル)プロパン−1−オン 0.718部
重合開始剤:2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−ピペロニル−1,3,5−トリアジン 0.558部
重合開始助剤:4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン
0.239部
界面活性剤;メガファック(登録商標)F475(DIC(株)製) 0.012部
溶剤:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 27.540部
溶剤:プロピレングリコールモノメチル 53.460部
C.I.Solvent Red 130をC.I.Solvent Red 125に代えた以外は比較例1と同様にして、着色硬化性樹脂組成物を得た。
<パターンの作製>
5cm角のガラス基板(イーグル2000;コーニング社製)上に、着色硬化性樹脂組成物をスピンコート法で塗布したのち、100℃で3分間プリベークした。放冷後、この着色硬化性樹脂組成物を塗布した基板と石英ガラス製フォトマスクとの間隔を80μmとして、露光機(TME−150RSK;トプコン(株)製)を用いて、大気雰囲気下、200mJ/cm2の露光量(365nm基準)で光照射した。フォトマスクとしては、100μmラインアンドスペースパターンが形成されたものを使用した。光照射後、上記塗膜を、現像液(非イオン系界面活性剤0.12%と水酸化カリウム0.04%を含む水系現像液)に23℃で80秒間浸漬現像し、水洗後、オーブン中、220℃で20分間ポストベークを行い、パターンを得た。
得られたパターンの膜厚は、膜厚測定装置(DEKTAK(登録商標)3;日本真空技術(株)製)を用いて測定した。結果を表4及び表5に示す。
得られたパターンについて、測色機(OSP−SP−200;オリンパス(株)製)を用いて分光を測定し、C光源の特性関数を用いてCIEのXYZ表色系におけるxy色度座標(x、y)と三刺激値Yを測定した。Yの値が大きいほど明度が高いことを表す。結果を表4及び表5に示した。
5cm角のガラス基板(イーグル2000;コーニング社製)上に、着色硬化性樹脂組成物を、ポストベーク後の膜厚が上記パターンと同じ膜厚になるようにスピンコート法で塗布したのち、100℃で3分間プリベークした。放冷後、露光機(TME−150RSK;トプコン(株)製)を用いて、大気雰囲気下、150mJ/cm2の露光量(365nm基準)で光照射した。光照射後、オーブン中、220℃で20分間ポストベークを行い、塗膜を得た。
得られた塗膜について、コントラスト計(CT−1;壺坂電機(株)製、色彩色差計BM−5A;トプコン社製、光源;F−10、偏光フィルム;壺坂電機(株)製)を用いてコントラストを測定した。尚、測定時のブランク値は、実施例1〜17は10000、実施例18及び19は30000である。結果を表4及び表5に示す。
得られた塗膜をオーブン中、230℃で2時間加熱した。加熱前後でxy色度座標(x、y)及びYを測定し、該測定値からJIS Z 8730:2009(7.色差の計算方法)に記載される方法で色差△Eab*を計算し、結果を表6に示した。△Eab*は小さいほど色変化が小さいことを意味し、△Eab*が10以下であれば、その塗膜はカラーフィルタとして実用上問題ないといえる。また、塗膜の耐熱性が良好であれば、同じ着色硬化性樹脂組成物から作製されたパターンも、耐熱性は良好であるといえる。
得られた塗膜の上に紫外線カットフィルター(COLORED OPTICAL GLASS L38;ホヤ社製;380nm以下の光をカットする。)を配置し、耐光性試験機(サンテストCPS+:東洋精機社製)にて、キセノンランプ光を48時間照射した。
照射前後でxy色度座標(x、y)及びYを測定し、該測定値からJIS Z 8730:2009(7.色差の計算方法)に記載される方法で色差△Eab*を計算し、結果を表6に示した。△Eab*は小さいほど色変化が小さいことを意味し、△Eab*が10以下であれば、その塗膜はカラーフィルタとして実用上問題ないといえる。また、塗膜の耐光性が良好であれば、同じ着色硬化性樹脂組成物から作製されたパターンも、耐光性は良好であるといえる。
Claims (6)
- 着色剤、バインダー樹脂、重合性化合物及び重合開始剤を含み、
前記着色剤が、キサンテン染料(A1)と、金属原子と染料分子との結合比が1:2である1:2形金属錯塩染料(A2)とを含む着色剤であり、
前記金属錯塩染料(A2)が、極大吸収波長を490nm以上580nm以下の範囲に有する金属錯塩染料(A2−1)を含む染料である着色硬化性樹脂組成物。 - 金属錯塩染料(A2)が、式(3)で表される化合物、及び式(6)で表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種である請求項1記載の着色硬化性樹脂組成物。
[式(3)中、R31〜R48は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の飽和炭化水素基、ニトロ基、−SO2NHR51、−SO3H又は−SO2CH3を表す。
R49及びR50は、それぞれ独立に、水素原子、メチル基又はエチル基を表す。
R51は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の飽和炭化水素基、炭素数2〜15のアルコキシアルキル基を表す。
A1〜A4は、それぞれ独立に、*−O−、*−O−CO−、*−CO−O−を表す。*はMとの結合手を表す。
Mは、Cr又はCoを表す。
nは、1〜5の整数を表す。
D+は、ヒドロン、1価の金属カチオン又はキサンテン骨格を有する化合物に由来する1価のカチオンを表す。]
R82は、水素原子、−CN、又は−CONH2を表す。
R83は、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜4のアルキル基を表す。
R84〜R87は、互いに独立に、−R88、−OR88、−CO−OR88、−COR88、−OCO−OR88、−O−COR88、−CN、−NO2、ハロゲン原子、−SO3H、−SO3Na、−SO3K、−SO2NR88R89又は−NR91R92を表す。R84及びR85、R85及びR86、並びにR86及びR87は、互いに結合してベンゼン環の炭素を含んだ6〜7員環を形成してもよい。
R88及びR89は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の脂肪族炭化水素基、炭素数7〜12のアラルキル基、又は炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基を表し、該脂肪族炭化水素基、該アラルキル基及び該芳香族炭化水素基に含まれる水素原子は、−OR90で置換されていてもよい。
R90は、水素原子、炭素数1〜8の1価の飽和炭化水素基又は炭素数6〜10の1価の芳香族炭化水素基を表す。
R91及びR92は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜8の1価の脂肪族炭化水素基、炭素数2〜8のアシル基又はテトラヒドロフルフリル基を表す。R91及びR92は、互いに結合して窒素原子を含んだ環を形成してもよい。
A11〜A14は、それぞれ独立に、*−O−、*−O−CO−、*−CO−O−を表す。*はM2との結合手を表す。
M2は、Cr又はCoを表す。
n2は、1〜5の整数を表す。
D2+は、ヒドロン、1価の金属カチオン又はキサンテン骨格を有する化合物に由来する1価のカチオンを表す。] - 前記キサンテン染料(A1)の含有量と金属錯塩染料(A2)の含有量との比(A1:A2)が、質量基準で、1:99〜99:1である請求項1又は2記載の着色硬化性樹脂組成物。
- 前記重合開始剤が、オキシム化合物を含む重合開始剤である請求項1〜3のいずれか一項記載の着色硬化性樹脂組成物。
- 請求項1〜4のいずれか一項記載の着色硬化性樹脂組成物により形成されたカラーフィルタ。
- 請求項5記載のカラーフィルタを含む表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012114945A JP6174845B2 (ja) | 2011-05-23 | 2012-05-18 | 着色硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011115152 | 2011-05-23 | ||
JP2011115152 | 2011-05-23 | ||
JP2012114945A JP6174845B2 (ja) | 2011-05-23 | 2012-05-18 | 着色硬化性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013007032A JP2013007032A (ja) | 2013-01-10 |
JP6174845B2 true JP6174845B2 (ja) | 2017-08-02 |
Family
ID=47198204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012114945A Active JP6174845B2 (ja) | 2011-05-23 | 2012-05-18 | 着色硬化性樹脂組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6174845B2 (ja) |
KR (1) | KR101920745B1 (ja) |
CN (1) | CN102799067B (ja) |
TW (1) | TWI624726B (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014170098A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | 感光性着色組成物およびカラーフィルタ |
JP6326878B2 (ja) * | 2013-03-21 | 2018-05-23 | Jsr株式会社 | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 |
JP2015004968A (ja) * | 2013-05-22 | 2015-01-08 | Jsr株式会社 | 着色組成物、着色硬化膜及び表示素子 |
WO2014196660A1 (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-11 | 住友化学株式会社 | 着色硬化性樹脂組成物 |
JP6264854B2 (ja) * | 2013-06-12 | 2018-01-24 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | カラーフィルタ用着色組成物、およびカラーフィルタ |
KR102012523B1 (ko) * | 2013-07-25 | 2019-08-20 | 동우 화인켐 주식회사 | 착색 감광성 수지 조성물, 컬러필터 및 이를 포함하는 액정표시장치 |
JP2015063631A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-09 | 日本化薬株式会社 | アゾ化合物 |
JP6563641B2 (ja) * | 2013-11-27 | 2019-08-21 | 東友ファインケム株式会社Dongwoo Fine−Chem Co., Ltd. | 着色硬化性樹脂組成物 |
KR20150070955A (ko) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 착색 경화성 수지 조성물 |
TWI518384B (zh) * | 2014-05-30 | 2016-01-21 | 友達光電股份有限公司 | 彩色濾光片 |
TWI691555B (zh) * | 2014-07-03 | 2020-04-21 | 韓商東友精細化工有限公司 | 著色硬化性樹脂組合物 |
KR101784049B1 (ko) * | 2014-11-14 | 2017-10-10 | 롬엔드하스전자재료코리아유한회사 | 착색 감광성 수지 조성물 및 이로부터 제조된 차광성 스페이서 |
JP6592257B2 (ja) * | 2015-03-12 | 2019-10-16 | 東友ファインケム株式会社Dongwoo Fine−Chem Co., Ltd. | 着色硬化性樹脂組成物 |
KR102555416B1 (ko) | 2015-03-30 | 2023-07-13 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 착색 경화성 수지 조성물 |
TWI724177B (zh) * | 2016-07-14 | 2021-04-11 | 日商迪愛生股份有限公司 | 活性能量線硬化型樹脂組成物及金屬薄膜用底塗劑 |
KR102299144B1 (ko) * | 2016-07-20 | 2021-09-07 | 동우 화인켐 주식회사 | 청색 경화성 수지 조성물, 컬러 필터 및 표시 장치 |
WO2018052022A1 (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 三菱ケミカル株式会社 | 着色樹脂組成物、硬化物及び画像表示装置 |
KR102386493B1 (ko) * | 2018-01-15 | 2022-04-14 | 동우 화인켐 주식회사 | 착색 감광성 수지 조성물, 이를 포함하는 컬러필터 및 화상표시장치 |
WO2020032652A1 (ko) * | 2018-08-08 | 2020-02-13 | 동우 화인켐 주식회사 | 착색 경화성 수지 조성물, 컬러 필터 및 표시장치 |
JP7166731B2 (ja) * | 2019-01-08 | 2022-11-08 | 日本化薬株式会社 | 着色樹脂組成物 |
KR102596395B1 (ko) * | 2019-03-26 | 2023-10-31 | 동우 화인켐 주식회사 | 착색 감광성 수지 조성물, 이를 이용하여 제조된 컬러필터 및 화상표시장치 |
WO2023120343A1 (ja) * | 2021-12-22 | 2023-06-29 | 富士フイルム株式会社 | 着色組成物、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置および化合物 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006265548A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-10-05 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 着色組成物 |
KR101424248B1 (ko) * | 2005-02-28 | 2014-07-31 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 착색 조성물 |
JP2006276512A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光硬化性画像記録材料、並びに、カラーフィルターおよびその製造方法 |
JP2008242311A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 着色感光性樹脂組成物、並びにそれを用いた色フィルタアレイ及び固体撮像素子 |
CN101482699B (zh) * | 2007-12-14 | 2015-07-01 | 住友化学株式会社 | 着色感光性树脂组合物 |
TWI456345B (zh) * | 2008-06-03 | 2014-10-11 | Sumitomo Chemical Co | 著色硬化性組成物 |
JP5504627B2 (ja) * | 2008-07-01 | 2014-05-28 | 住友化学株式会社 | 着色感光性樹脂組成物 |
TW201035677A (en) * | 2008-12-09 | 2010-10-01 | Sumitomo Chemical Co | Colored photosensitive resin composition |
TWI475320B (zh) * | 2009-02-13 | 2015-03-01 | Sumitomo Chemical Co | 著色感光性樹脂組成物及彩色濾光片 |
JP2011032300A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 着色硬化性樹脂組成物の製造方法 |
JP2011032299A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 着色硬化性樹脂組成物 |
JP2011032298A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 着色硬化性樹脂組成物 |
-
2012
- 2012-05-07 TW TW101116135A patent/TWI624726B/zh active
- 2012-05-18 JP JP2012114945A patent/JP6174845B2/ja active Active
- 2012-05-21 KR KR1020120053584A patent/KR101920745B1/ko active IP Right Grant
- 2012-05-22 CN CN201210162897.9A patent/CN102799067B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWI624726B (zh) | 2018-05-21 |
JP2013007032A (ja) | 2013-01-10 |
KR20120130718A (ko) | 2012-12-03 |
CN102799067B (zh) | 2017-09-29 |
KR101920745B1 (ko) | 2018-11-21 |
TW201312273A (zh) | 2013-03-16 |
CN102799067A (zh) | 2012-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6174845B2 (ja) | 着色硬化性樹脂組成物 | |
JP6713517B2 (ja) | 赤色着色硬化性樹脂組成物 | |
JP6259884B2 (ja) | 着色硬化性樹脂組成物 | |
JP6028326B2 (ja) | 着色硬化性樹脂組成物 | |
JP5785810B2 (ja) | 着色硬化性樹脂組成物 | |
KR102403575B1 (ko) | 착색 경화성 수지 조성물, 상기 착색 경화성 수지 조성물로 형성되는 컬러 필터 및 표시 장치 | |
KR102204232B1 (ko) | 화합물 및 착색 경화성 수지 조성물 | |
JP5900103B2 (ja) | 着色硬化性樹脂組成物 | |
JP5510152B2 (ja) | 着色感光性樹脂組成物 | |
JP5899981B2 (ja) | 着色硬化性樹脂組成物 | |
JP5866955B2 (ja) | 着色硬化性樹脂組成物 | |
JP6019596B2 (ja) | 着色感光性樹脂組成物 | |
JP6019597B2 (ja) | 着色感光性樹脂組成物 | |
JP6493880B2 (ja) | 着色硬化性樹脂組成物 | |
JP5807568B2 (ja) | 着色感光性樹脂組成物及び化合物 | |
JP6454273B2 (ja) | 着色硬化性樹脂組成物 | |
KR20130016089A (ko) | 착색 경화성 수지 조성물 | |
JP2013068941A (ja) | 着色感光性樹脂組成物 | |
JP6047885B2 (ja) | 着色感光性樹脂組成物 | |
JP6115005B2 (ja) | 着色感光性樹脂組成物 | |
KR102547226B1 (ko) | 적색 착색 조성물 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20150116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20150116 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150501 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160405 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160629 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20160629 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160927 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20161227 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170523 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20170530 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170627 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170707 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6174845 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |