JP6170220B1 - 診断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】チェーンの細かな部分的伸びを厳密に検出できる伸び検出手段を有する診断装置を提供する。【解決手段】多数のリンク22をそれぞれローラ23により一定のピッチで連結したチェーン21の伸び検出手段20を有する.伸び検出手段20は、チェーン21の移動方向に沿って、前記ピッチの整数倍の長さ間隔で配置され、ローラ23の通過ごとに検出信号を出力する2つのセンサー25,26を有する。また、センサー25,26の検出信号の立ち上がりタイミングを捉え、この立ち上がりタイミングのずれの大きさを閾値と比較して、チェーン21の伸びを判定する伸び判定部27を有する。【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、チェーンの部分伸びを検出する伸び検出手段を有する診断装置に関する。
一般にエスカレータやオートロードなどの搬送装置では、乗客や物を乗せる踏み段や、乗客が把持する移動手摺を設けており、これらは駆動装置により回転駆動される無端状のチェーンと同期して循環移動する。このチェーンは、チェーンを構成するローラ部分の摩耗などにより経時的に伸びが生じる。この伸びが大きくなるとスプロケットとうまく噛み合わず、スプロケットから外れてしまうこともある。このようにチェーンがスプロケットから外れると、例えば、上昇時に乗客の重量によって踏み段がずり落ちる逆走状態になってしまう。
このような問題が生じないように、チェーンの伸びを計測し、これを監視することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、チェーンの移動路近くに1個のセンサーを設け、チェーンの移動時、このチェーンを構成する隣り合うローラの外面から外面までの通過時間を計測し、チェーンの伸びの有無を判定していた。しかしながら、このように1個のセンサーにより通過時間を計測する手法では、解像度に限界があり、特にチェーンの細かな部分的伸びを厳密に検出することが難しかった。
本発明は、チェーンの細かな部分的伸びを厳密に検出できる伸び検出手段を有する診断装置を提供することにある。
本発明の実施の形態に係る診断装は、多数のリンクを一定のピッチで連結したチェーンの伸び検出手段を有する診断装置であって、前記伸び検出手段は、前記チェーンの移動方向に沿って、前記ピッチの整数倍の長さ間隔で配置された2つのセンサーと、これら2つのセンサーの検出信号を入力し、これら検出信号の立ち上がりタイミングを捉え、この立ち上がりタイミングのずれの大きさを閾値と比較して、チェーンの伸びの有無を判定する伸び判定部とを備え、前記センサーは、前記チェーンの移動方向に対して上下に投光部及び受光部を配置した光電センサーであり、前記チェーンより下方に位置する前記センサーの構成部品は、前記チェーンから滴下する油を避けた位置に配置されていることを特徴とする。
上記構成によると、チェーンのローラ間ピッチの整数倍の長さ間隔で配置した2つのセンサーにより、チェーンの部分的伸びを厳密にとらえることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、搬送装置1としてエスカレータを例示し、その概略構成を示している。図1において、エスカレータ1は無端状に連結された複数の踏段5を、駆動輪(スプロケット)3と従動輪(スプロケット)4との間に掛け渡された踏段チェーン9を駆動することで周回移動させている。
具体的には、エスカレータ1は、トラス(構造フレーム)2の内部に、無端状に連結された複数の踏段5を備える。トラス2内の上下階部分には、上述した駆動輪3と従動輪4とが配置されている。駆動輪3には、減速機6及び駆動チェーン7を介してモータ8から回転動力が供給される。この回転動力により、駆動輪3と従動輪4との間に掛け渡された踏段チェーン9がこの間を周回駆動され、この踏段チェーン9に連結された複数の踏段5は、上下階の間を循環移動する。
また、エスカレータ1の、踏段5の進行方向の両脇には欄干12が備えられ、この欄干12の外周に沿って無端状の手すりベルト(移動手摺)13が取り付けられている。欄干12の手すりベルト13は、踏段5の移動に合わせて踏段5と同方向に周回移動する。
このようなエスカレータ1の動作は、トラス2内に設置される制御装置14によって、インバータ装置(図示せず)及びモータ8を制御することで実現される。制御装置14は、CPU、RAM及びROMなどを有するコンピュータである。制御装置14の機能は、ROMに保持されるアプリケーションプログラムをRAMにロードしてCPUで実行することにより、エスカレータ1を構成する各種装置を動作させる。また、CPUによりRAMやROMにおける各種データの読み出し及び書き込みも行われる。
この発明の実施の形態では、エスカレータ1を構成する上述した駆動チェーン7や踏段チェーン9に対して、これらの部分的な伸びを検出する伸び検出手段を設けている。図2は伸び検出手段20とチェーン21(上述した駆動チェーン7や踏段チェーン9を指す)との関係を模式的に示している。
図2において、チェーン21は、多数のローラ23をそれぞれリンク22により一定のピッチで直列に連結したものである。伸び検出手段20は、チェーンの21の移動方向(図示横方向)に沿って配置された2つのセンサー25,26と、これら2つのセンサー25,26の検出信号を入力し、チェーン21の部分的な伸びの有無を判定する伸び判定部27とを有する。
2つのセンサー25,26は、チェーン21を構成するローラ23間の上述したピッチの整数倍の長さ間隔で配置されており、チェーン21の移動に伴い、ローラ23が通過する毎に検出信号を出力する。伸び判定部27は、2つのセンサー25,26の検出信号の立ち上がりタイミングを捉え、これら立ち上がりタイミングのずれの大きさを検出する。そして、この立ち上がりタイミングのずれの大きさを閾値と比較して、チェーン21の、センサー25,26間を通過する部分の伸びの有無を判定する。
この伸び判定部27をマイクロコンピュータ(以下、マイコンと呼ぶ)で構成した場合の内部構成を、図3の機能ブロック図により説明する。マイコン27には、2つのセンサー25,26からの信号25P、26Pが入力される。マイコン27の診断ソフト271では、エッジ検出部2711にて、これら信号25P、26Pの立ち上がりタイミングを捉えるべく、信号のエッジ検出を行う。判定部2712は、検出された各信号25P、26Pのエッジ間隔、すなわち、立ち上がりタイミングのずれの大きさを算出し、得られたずれの大きさを予め設定してある閾値と比較する。そして、この判定結果27jを出力する。
センサー25,26としては、例えば、光電センサーを用いる。光電センサー25,26は、チェーン21の移動方向に対して上下に配置された投光部25A,26A及び受光部25B,26Bを有し、チェーン21のローラ23と交差する光軸29を生じる。図2では、上部に投光部25A,26A、下方に受光部25B,26Bを配置したが、勿論、上下反対に配置してもよい。
チェーン21には潤滑用の油が塗布されているので、チェーン21より下方に位置するセンサー25,26の構成部品(図では受光部25B,26B)は、図2(b)で示すように、チェーン21の直下ではなく、チェーン21から滴下する油30を避けた側方に配置する。すなわち、センサー25(センサー26も同じ)は、投光部25A及び受光部25Bを、光軸29がチェーン21のローラ23と斜めに交差するようにチェーン21の上下に配置する。
なお、図2ではチェーン21を模式的に示したが、実際には図4で示すように構成されている。すなわち、リンク22は、外リンク221及び内リンク222からなり、これらを交互に連結している。ローラ23は、ブッシュ231、連結ピン232を内挿しており、連結ピン232により対応する外リンク221及び内リンク222間を回動可能に連結している。
また、センサー25,26は、実際には図5で示すように、対応するチェーン21(ここでは駆動チェーン7が対象となる)に対して、図2で説明した配置関係となるように、ブラケット32を介してトラス2の構造部材に取り付けられている。ブラケット32は図6で示すように、間隔支持部321、センサー支持部322,322、トラスへの取付け部323を有する。
間隔支持部321は、センサー支持部322にそれぞれ取付けられたセンサー25,26を、前述したように、チェーン21におけるローラ23の設置間隔である一定のピッチの整数倍の長さ間隔に位置決めする。トラスへの取付け部323は、このブラケット32を、図5で示したようにチェーン21(駆動チェーン7)の移動方向に沿うように、トラス2の構造部材に取り付ける。センサー支持部322は、センサー25,26の投光部25A,26A及び受光部25B,26Bを、チェーン21の上下に配置し、チェーン21のローラ23と交差する光軸29を生じさせる。この例では、図6(c)で示すように、投光部25A及び受光部25Bを、光軸29がチェーン21のローラ23と斜めに交差するように配置し、チェーン21から滴下する油30が受光部25B上に落下しないように構成している。
光電センサー25,26に、所謂透過型のセンサーを用いた場合、投光部25A,26Aには、対応する受光部25B,26Bへ向けて光軸29を発する発光素子(図示せず)を設ける。これに対し、受光部25B,26Bには、対応する投光部25A,26Aからの光軸29を受けて電気信号を生じる光電変換素子(図示せず)を設ける。
また、光電センサー25,26に、所謂反射型のセンサーを用いた場合は、投光部25A,26Aに、対応する受光部25B,26Bへ向けて光軸29を発する発光素子(図示せず)及び光電変換素子(図示せず)を設け、受光部25B,26Bには、投光部25A,26Aからの光軸29を、対応する投光部25A,26Aへ反射させる反射体(図示せず)を設けている。
さらに、光電センサー25,26が、所謂反射型のセンサーであり、チェーン21より下方に反射型の受光部25B,26Bが位置する場合、図7で示すように、この反射型の受光部25B,26Bにプリズム34を設けて防塵構造にするとよい。このプリズム34は、投光部25A,26Aからの光軸29の入射面を縦向きとしたもので、プリズム34を経た光軸を反射し、破線で示すように対応する投光部25A,26Aへ出射する反射機能を有する。
このようにプリズム34を用いると光軸29の入射面を縦向きとしても、プリズム34が光軸を屈折させることから、反射光を対応する投光部25A,26Aへ出射することができる。このためプリズムを用いずに単なる反射板を用いた場合のように、上向きとなる反射面に塵埃が堆積するようなことはなく、防塵対策として好適な構成となる。
伸び判定部27は、前述のように、2つのセンサー25,26の検出信号を入力し、これら検出信号の立ち上がりタイミングを捉え、これら立ち上がりタイミングのずれの大きさを検出する。この立ち上がりタイミングのずれの大きさは、チェーン21の部分的な伸び、すなわち、センサー25,26間を通過する部分の伸びに比例する。このため、このずれの大きさを閾値と比較することで、対応するリンク22部分の伸びの有無及びその大きさを判定する。
このような伸び判定部27の機能は、前述した制御装置14を構成するコンピュータの機能として実現することができる。もちろん、図3で示したように、制御装置14とは独立した伸び判定部27専用のマイコンを用いてもよい。
上記構成において、エスカレータの運転に伴うチェーン21の移動時、チェーン21を構成するローラ23は、センサー25,26の光軸29と交差する毎にこれを遮光するため、センサー25,26からは図8で示す波形の検出信号25P,26Pが出力される。図8では検出信号25P,26Pをアナログ波形で示しているが、後続のディジタル処理によりディジタル信号として取り扱われる。図8及び後述する図9ではアナログ信号のまま説明する。
チェーン21の移動時、ローラ23が光軸29と交差して通過する際、光軸29は遮光されるためセンサー25,26からの電気信号はオフとなるが、この信号を反転させた検出信号25P,26Pはディジタル信号としてオンとなり、光軸29がローラ23間に位置しているときはディジタル信号としてオフとなる。
センサー25,26は、前述のように、チェーン21の隣り合うローラ23、23間のピッチの整数倍の長さ間隔で、チェーン21の移動方向に沿って配置されているため、チェーン21に伸びが全くない場合は、図8で示すように、検出信号25P,26Pの立ち上がり時刻は互いに一致し、重なる。
伸び判定部27は、センサー25,26からの検出信号25P,26Pを入力し、これらの立ち上がりエッジを捉え、その立ち上がり時刻t1、t2を検出する。そして、これら立ち上がり時刻t1、t2の差を求める。この時刻t1、t2の差、すなわち、検出信号25P,26Pの立ち上がりタイミングのずれの大きさは、チェーン21の、センサー25,26を通過する部分の伸びの大きさに比例する。
例えば、図2において、チェーン21に伸びがない場合、センサー25の光軸29とローラ23とが接触するタイミング(検出信号25Pの立ち上がり時刻t1)と、センサー26の光軸29と隣り合う他のローラ23とが接触するタイミング(検出信号26Pの立ち上がり時刻t2)とは、図8で示したように、互いに一致し、ずれはない。
これに対して、チェーン21に伸びがあり、隣り合うローラ23,23間の間隔が所定のピッチより長い場合、チェーン31の図示右方への移動に伴い、センサー26の光軸29とローラ23とが接触するタイミング(検出信号26Pの立ち上がり時刻t2)において、図示左隣のローラ23は、センサー25の光軸29と接触する位置にまだ達してはおらず、このローラ23がセンサー25の光軸29と接触するタイミング(検出信号25Pの立ち上がり時刻t1)は、図9で示すように、チェーン21の伸び分に相当する時間遅れる。
したがって、この立ち上がり時刻t1、t2の差、すなわち、検出信号25P,26Pの立ち上がりタイミングのずれの大きさ(時間)を求めることにより、チェーン21のセンサー25,26を通過する部分の伸びの大きさを検出することができる。
なお、センサー25、26の取付間隔は、前述のようにチェーン21のローラ23の間の一定ピッチの整数倍の長さに設定するが、構造上厳密に寸法設定できない場合は、伸びの無いチェーンを用いて初期オフセットを設定する。
チェーン21の伸び率δは、前述した立ち上がり時刻t1,t2、初期オフセット
t_init 、及びセンサー25から26までの通過時間T1を用いて下式により求める。
t_init 、及びセンサー25から26までの通過時間T1を用いて下式により求める。
δ(%)=(t2−t1−t_init)×100/T1
また、初期オフセットt_initは、伸びの無いチェーンを用いて計測された立ち上がり時刻t1,t2を用いて下式から求められる。
また、初期オフセットt_initは、伸びの無いチェーンを用いて計測された立ち上がり時刻t1,t2を用いて下式から求められる。
t_init =t2−t1
伸び判定部27は、このようにして求めたずれの大きさを閾値と比較することで、チェーン21の対応する部分の伸びの有無、及びその程度を判定する。
伸び判定部27は、このようにして求めたずれの大きさを閾値と比較することで、チェーン21の対応する部分の伸びの有無、及びその程度を判定する。
なお、前述した立ち上がり時刻t1、t2をマイコンなどで検出する際に、マイコンのサンプリング周期DTが(t2−t1)と比較して大きい場合に、(t2−t1)の値に±DT分の誤差が生じるため、伸びの測定値にも誤差が生じる。その場合、伸び判定部27として、センサー25,26からの検出信号の立ち上がりタイミングのずれの大きさを、チェーン21の所定の周回分加算し、この周回分の平均値をチェーン21の各部分についてそれぞれ求め、この平均値を閾値と比較することで、チェーン21の部分伸びを捉えるように構成してもよい。平均化することで毎回の(t2−t1)の測定誤差±DTが平均化され、正しい値に近づく。
なお、伸び判定部27として、センサー25,26からの検出信号の立ち上がりタイミングのずれの大きさを、チェーン21の所定の周回分加算し、この周回分の平均値をチェーン21の各部分についてそれぞれ求め、この平均値を閾値と比較することで、チェーン21の部分伸びを捉えるように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
20…チェーンの伸び検出手段
21…チェーン
22…リンク
23…ローラ
25,26…センサー
25A,26A…投光部
25B,26B…受光部
27…伸び判定部
29…光軸
30…油
34…プリズム
21…チェーン
22…リンク
23…ローラ
25,26…センサー
25A,26A…投光部
25B,26B…受光部
27…伸び判定部
29…光軸
30…油
34…プリズム
Claims (5)
- 多数のリンクを一定のピッチで連結したチェーンの伸び検出手段を有する診断装置であって、
前記伸び検出手段は、
前記チェーンの移動方向に沿って、前記ピッチの整数倍の長さ間隔で配置された2つのセンサーと、
これら2つのセンサーの検出信号を入力し、これら検出信号の立ち上がりタイミングを捉え、この立ち上がりタイミングのずれの大きさを閾値と比較して、チェーンの伸びの有無を判定する伸び判定部とを備え、
前記センサーは、前記チェーンの移動方向に対して上下に投光部及び受光部を配置した光電センサーであり、前記チェーンより下方に位置する前記センサーの構成部品は、前記チェーンから滴下する油を避けた位置に配置されていることを特徴とする診断装置。 - 前記光電センサーは、投光部に、前記受光部へ向けて光軸を発する発光素子を設け、前記受光部には、前記投光部からの光軸を受けて電気信号を生じる光電変換素子を設けた、透過型のセンサーであることを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
- 前記光電センサーは、投光部に、前記受光部へ向けて光軸を発する発光素子及び光電変換素子を設け、受光部には、前記投光部からの光軸をこの投光部へ反射させる反射体を設けた、反射型のセンサーであることを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
- 前記光電センサーは、前記チェーンより下方に位置するセンサーの構成部品が反射型の受光部であり、この受光部は投光部からの光軸の入射面を縦向きとしたプリズムを有し、このプリズムは入射した光軸を反射して前記投光部へ出射させる反射機能を有することを特徴とする請求項3に記載の診断装置。
- 前記伸び判定部は、前記立ち上がりタイミングのずれの大きさを、前記チェーンの所定の周回分加算し、この周回分の平均値をチェーンの各部分についてそれぞれ求め、これら平均値を閾値とそれぞれ比較することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の診断装置。
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