JP6878630B1 - 診断システム - Google Patents
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Description
なお、以下では搬送装置の一つであるエスカレータを例にして説明する。各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
診断装置33は、本システムを実現するための機能部として、基準ピン判断部34、管理部35、伸び検出部36を備える。
図6は本実施形態における診断装置33の処理動作を示すフローチャートである。図中の「第1のセンサ」とはセンサ31、「第2のセンサ」とはセンサ32のことである。
診断運転開始時には、センサ31の検出信号S1とセンサ32の検出信号S2がそれぞれに最初に立ち上がったときのタイミングで各ピン24に診断番号が付けられる。すなわち、センサ31の検出信号S1が最初に立ち上がったときの診断番号は「1」である。センサ31から検出信号S1が出力される毎に、センサ31側で検出される各ピン24には「1」から昇順に診断番号が付される。
図9はチェーン伸びがない場合の検出信号S1,S2の出力タイミングを示す図、図10Aはチェーン伸びがある場合の検出信号S1,S2の出力タイミングを示す図である。図10Bはチェーン伸びの状態を模式的に示した図である。図中の数字は管理番号である。
例えば、管理番号「4」のピン24がチェーン21の移動方向に対して後方にずれているとする。管理番号「1」のピン24がセンサ31を通過したときに、検出信号S1が出力される。このとき、管理番号「4」のピン24はセンサ32をまだ通過していないので、検出信号S2は出力されない。この場合、検出信号S2は、検出信号S1よりもΔt(t12−t11)だけ遅れて出力される。
上記実施形態では、リンク22の両端部にピン24を介してローラ23が設けられたチェーン21を例にして説明したが、本発明はローラレス型のチェーンでも適用可能である。
Claims (8)
- 複数のリンクを一定のピッチで連結するための複数のピンを有し、上記各ピンの中の任意の1つのピンが基準ピンとして定められたチェーンを備えた搬送装置と、
上記チェーンの移動方向に沿って、上記ピッチの整数倍の長さ間隔で配置され、上記各ピンの通過を検出する第1および第2のセンサと、
上記第1のセンサから出力される第1の信号と上記第2のセンサから出力される第2の信号とに基づいて、上記各ピンに含まれる上記基準ピンを判断する基準ピン判断手段と、
上記基準ピンを基準にして上記各ピンに管理番号を付す管理手段と、
上記第1の信号の立ち上がりタイミングと上記第2の信号の立ち上がりタイミングとを比較して上記チェーンが伸びている部分を検出し、上記管理手段から当該部分に対応した上記ピンの管理番号を取得して検出結果として出力する伸び検出手段と
を具備したことを特徴とする診断システム。 - 上記第1および第2のセンサは、投光器と受光器が一体化された反射形の光電センサからなり、
上記基準ピンには、上記光電センサが正常動作しない加工が施されていることを特徴とする請求項1記載の診断システム。 - 上記加工として、光沢率の高い材料が塗布されていることを特徴とする請求項2記載の診断システム。
- 上記加工として、光の吸収率の高い材料が塗布されていることを特徴とする請求項2記載の診断システム。
- 上記基準ピン判断手段は、
上記第1および第2のセンサのうちの一方のセンサから信号が出力され、他方のセンサから信号が出力されていない場合に、上記他方のセンサを通過するピンが上記基準ピンであると判断することを特徴とする請求項2記載の診断システム。 - 上記管理手段は、
上記各ピンの中で上記基準ピンの次に検出されるピンから上記管理番号を昇順に付すことを特徴とする請求項1または2記載の診断システム。 - 上記伸び検出手段は、
上記第1の信号の立ち上がりタイミングと上記第2の信号の立ち上がりタイミングとのずれが予め設定された閾値以上となる部分を上記チェーンが伸びている部分として検出し、上記管理手段から当該部分に対応した上記ピンの管理番号を取得することを特徴とする請求項1または2記載の診断システム。 - 上記チェーンの移動方向に沿って、上記各リンクの一部あるいは全部に上記基準ピンを基準とした順番を把握するためのマーキングが施されていることを特徴とする請求項1または2記載の診断システム。
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JP2020022328A JP6878630B1 (ja) | 2020-02-13 | 2020-02-13 | 診断システム |
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