JP6968957B1 - 診断システム - Google Patents
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Abstract
Description
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
図1は第1の実施形態に係るエスカレータの概略構成を示す図である。図中の符号1は搬送装置の1つであるエスカレータの全体を示す。
チェーン21には、多数のリンク22を連結するための複数のピン24が一定の間隔で設けられている。各リンク22の両端部にはローラ23がピン24を介して回転自在に取り付けられている。リンク22は、外リンク221及び内リンク222からなり、これらを交互に連結している。ローラ23の中にはブッシュ231を介してピン24が嵌挿され、このピン24によって外リンク221及び内リンク222が回動自在に連結されている。
診断装置31には、本システムを実現するための機能構成として、通過ピン検出部41、カウント部42、停止位置制御部43、点検部44、記録部45が備えられている。
図6は本システムの動作を示すフローチャートである。このフローチャートで示される処理は、主として診断装置31によって実行される。まず、初期設定として、診断対象であるチェーン21の各リンク22を連結しているピン24の数(Aとする)と、チェーン21の一周を分割する値(Nとする)を診断装置31に入力しておく(ステップS11)。なお、A,Nは1以上の整数である。
例えば、A=100,N=4とした場合、チェーン21の一周が4等分され、4つのグループ1−4に分けられる。グループ単位のピン数(A/N)は25ピンである。つまり、グループ1−4は、それぞれに25ピン分の点検範囲を有する。後述するように、エスカレータ1の運転を停止する際に、このグループ単位でチェーン21の停止位置が制御される。
AX+A/N
Xは周回回数である。つまり、停止位置制御部43は、カウント部42によって得られる通過ピン数の合計値がチェーン21のピン数を周回回数倍した値(AX)にグループ単位のピン数(A/N)を加えた値になったときに、制御装置14に停止指令を出してエスカレータ1の運転を停止させる。
例えばA=100,N=4であれば、通過ピン数の合計値が100X+25の値になるようにエスカレータ1の運転を停止させる。これにより、1周期毎にチェーン21の停止位置をグループ単位である25ピンずつ変化させることができる。図8はX=1でエスカレータ1の運転を停止させたときのチェーン21の停止位置を示している。同様に、図9はX=2、図10はX=3、図11はX=4でエスカレータ1の運転を停止させたときのチェーン21の停止位置を示している。
次に、第2の実施形態について説明する。
上記第1の実施形態では、記録部45に記録された点検結果からチェーン21の弛み量が閾値を超えるグループの有無はわかるが、チェーン21のどの箇所に該当しているかがわからない。このため、保守員が現場にてチェーン21をグループ単位で再度動かし、該当箇所を見つける作業が必要となる。そこで、第2の実施形態では、チェーンの中に基準ピンを作り、その基準ピンを基準にしてグループを特定できる構成とする。
拡散反射形光電センサは、検出物体の光沢が強すぎると、検出精度が著しく低下する特性がある。したがって、ローラ23aにメッキ等の光沢率の高い材料を塗布としておくことで、拡散反射形光電センサが反応しなくなる。なお、例えば黒色の塗料など、光の吸収率の高い材料をローラ23aに塗布してことでも良い。
図16はセンサ32の信号S1とセンサ51の信号S3との関係を示す図である。図14に示したように、センサ32とセンサ51は、チェーン21の移動経路上に所定の間隔(3リンク分)を空けて配設されている。
Claims (9)
- 一定間隔で設けられた複数のピンによって連結され、第1のスプロケットと第2のスプロケットとの間を周回移動するチェーンを備えた搬送装置と、
上記搬送装置の運転中に上記チェーンの移動経路上に定められた基準位置を上記各ピンが通過したことを検出する通過ピン検出手段と、
上記基準位置を通過した上記各ピンの数を通過ピン数としてカウントするカウント手段と、
上記搬送装置の運転を停止する際に、上記通過ピン数に基づいて上記チェーンの停止位置をグループ単位で変化させる停止位置制御手段と、
上記搬送装置の運転が停止したときに、上記チェーンの移動経路上に設置された弛み検出器によって上記グループ単位で上記チェーンの弛みを点検する点検手段と
を具備したことを特徴とする診断システム。 - 上記停止位置制御手段は、
上記チェーンの一周をN等分したときのグループ単位で、上記チェーンの停止位置を変化させることを特徴とする請求項1記載の診断システム。 - 上記停止位置制御手段は、
上記通過ピン数の合計値が上記チェーンのピン数を周回回数倍した値に上記グループ単位のピン数を加えた値になったときのタイミングで上記搬送装置の運転を停止させることを特徴とする請求項2記載の診断システム。 - 上記停止位置制御手段は、
N=4とし、上記チェーンの一周を4等分することを特徴とする請求項2記載の診断システム。 - 上記停止位置制御手段は、
上記弛み検出器によって上記チェーンの弛みを検出可能な範囲を考慮して、上記チェーンの一周をN等分することを特徴とする請求項2記載の診断システム。 - 上記各ピンの中で予め定められた基準ピンを検出する基準ピン検出手段を備え、
上記点検手段は、
上記基準ピン検出手段によって検出された上記基準ピンを基準にして上記グループを特定することを特徴とする請求項2記載の診断システム。 - 上記点検手段によって得られたグループ単位の点検結果を上記グループの識別情報と関連付けて記録する記録手段をさらに具備したことを特徴とする請求項6記載の診断システム。
- 上記チェーンとして、モータの動力を伝達するための駆動チェーンを含み、
上記点検手段は、
上記弛み検出器によって上記駆動チェーンの弛みを点検することを特徴とする請求項1記載の診断システム。 - 上記チェーンとして、欄干に設けられた手摺りベルトを周回移動させるための手摺りチェーンを含み、
上記点検手段は、
上記弛み検出器によって上記手摺りチェーンの弛みを点検することを特徴とする請求項1記載の診断システム。
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