JP2005029362A - 乗客コンベアのチェーン張力測定装置 - Google Patents

乗客コンベアのチェーン張力測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エスカレータの停止時に、自動でチェーンの張力を測定することのできるチェーン張力測定装置を提供する。
【解決手段】張力測定制御部が駆動電源の投入状態等により手摺駆動チェーン22の非駆動を検出した場合のみ、コイルバネ44により、張力測定用ローラ34を引き上げ手摺駆動チェーン22に張力を付与する。この時移動板38の移動量を移動量測定センサ48が測定し、手摺駆動チェーン22の現実の張力を認識する。その結果、手摺駆動チェーン22が非駆動時のみ、張力測定が可能になる。また、手摺駆動チェーン22の駆動中に張力測定を実施する等の誤操作防止を確実に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗客コンベアのチェーン張力測定装置、特に、チェーン張力の自動測定が可能な乗客コンベアのチェーン張力測定装置の改良に関する。
乗客コンベア、いわゆるエスカレータは、利用者を載せた状態で移動するステップ部分と、ステップ部分に沿って、ステップ部分とほぼ同期して移動する手摺部分とで構成される。そして、ステップ部分及び手摺部分とがそれぞれ個別の駆動装置により駆動されている。これらの駆動装置は一般に、モータ等の駆動源が減速装置を介して接続された駆動側スプロケットと、ステップ駆動部や手摺駆動部等に接続された従動側スプロケットと、両スプロケットに巻回され動力伝達を行うチェーン等で構成されている。
図3には、一般的なエスカレータ10の手摺12を駆動するための手摺駆動装置14の概略構造が示されている。手摺駆動装置14においては、三相モータ等の駆動電動機16が駆動チェーン18を介して減速機20の入力側に接続されている。また、減速機20の出力側は、手摺駆動チェーン22を介して手摺駆動部24に接続されている。手摺駆動部24は、例えば減速された駆動力が個々に伝達される複数の駆動ローラ24aで構成され、手摺12の表裏面を挟み込んだ状態で回転駆動することにより手摺12を所定速度で所定方向に移動させている。なお、手摺駆動チェーン22には、当該手摺駆動チェーン22の移動方向と交差する方向に調整移動可能な中間歯車26が設けられ、手摺駆動チェーン22の軌道を適宜移動し、張力設定を行うことにより安定したチェーン駆動を実現できるようにしている。
ところで、手摺駆動チェーン22は小さなリング部材が複数連結されて構成されているため、使用している間に、リング部材の連結が緩んだり、摩耗等が生じ、手摺駆動チェーン22の延びが生じる。つまり、手摺駆動チェーン22の張力の低下が生じる。張力が所定値以下になると、スプロケットや中間歯車の歯飛びを生じたり、駆動時に異音を発生したりする。また、張力低下が放置されたまま進行すると、チェーン切れ等の原因になる。
そのため、通常エスカレータは、手摺駆動チェーン22等のチェーン張力の測定点検を定期的に行っている。図3にも示すように、手摺駆動チェーン22等のチェーンは、エスカレータ10の下部の機械室28内に配置されているため、点検時には、ステップや外装板30を取り外し、機械室28内部を覗き込み人手により張力測定を行っていた。
また、手摺駆動チェーン22等のチェーンに機械室外部から操作できる張力測定装置を接続し、定期点検時等にエスカレータ10の分解等を行わないで、外部からケーブルの引っ張り操作等を行い、所定値以上チェーンが引き上げられるか否か(緩むか否か)、つまりチェーン張力が所定値以下になっていないか否かを検出し、張力が所定値以下になった場合、警報等を出力する装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平8−91751号公報
しかし、上述したような、エスカレータ10の分解等を行わずに張力測定を行う装置においても、測定自体はケーブルを引っ張り操作するなど、定期検査時の検査員の操作を伴うものであると共に、張力測定のために定期的な点検を予定しなければ成らないという問題を有している。また、ケーブル等の引っ張り操作を伴うため測定バラツキが発生し易く測定の信頼性があまり高くないという問題もある。さらに、上述のような構成においては、張力が所定値以下になった場合、警報等を出力するので、修理が必要になったことを迅速に通知することができるが、あくまで定期検査毎の通知であり、それ以外のタイミングでは通知することはできず、また、張力変化の度合いを認識することもできないという問題を有していた。また、エスカレータの駆動時にケーブルと引いてしまった場合、チェーンと張力測定装置との接触音が発生したり、そのような誤操作を行うことにより、チェーンや張力測定装置の破損を招いてしまうという問題もあった。
このように、従来では、張力測定を自動で十分かつ安全に行っているとは言えず、誤操作を伴うことなく、スムーズな張力測定を自動で行いたいという要望があった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、エスカレータ(乗客コンベア)の停止時に、自動でチェーンの張力を測定することのできる乗客コンベアのチェーン張力測定装置を提供することを目的とする。
上記のような目的を達成するために、本発明は、乗客コンベアのチェーン張力測定装置であって、少なくとも一対のスプロケットとの間に巻回されるチェーンと、前記チェーンの走行方向と交差する方向に接離自在で、チェーンと接触した時にチェーンに張力を付与する張力付与部材と、前記チェーンの駆動の有無を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて、チェーン非駆動時に張力付与部材を所定付勢力でチェーンに付勢する付勢手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて、チェーン駆動時に付勢手段の付勢力に反し張力付与部材をチェーンから離反させる離反手段と、張力付与部材がチェーンに張力を付与した時に生じる張力付与部材の移動量を測定し、チェーンの張力を測定する測定手段と、を含むことを特徴とする。
この構成によれば、検出手段により、チェーンの非駆動が確認された場合のみ、付勢手段により張力付与部材がチェーンと接触し、その時の張力付与部材の移動量に基づいて測定手段が張力測定を行う。その結果、チェーン非駆動時であれば、任意のタイミングで張力測定が可能になると共に、チェーン駆動中に張力測定を実施する等の誤操作防止を確実に行うことができる。また、この時、付勢手段による付勢力とチェーンの張力が釣り合う分位置まで張力付与部材が移動し、その移動量がチェーンの張力と対応するので、安定した付勢力を付与することにより、安定した張力測定を行うことができる。
上記のような目的を達成するために、本発明は、上記構成において、前記離反手段は、電磁石と、前記張力付与部材に接続され、前記電磁石に吸着可能な吸着部材と、で構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、容易な構成により張力付与部材に対する離反動作を確実に行うことができる。
上記のような目的を達成するために、本発明は、上記構成において、前記検出手段は、乗客コンベアの駆動電源投入を検出し、前記電磁石は、乗客コンベアの駆動電源投入時に励磁されることを特徴とする。
上記のような目的を達成するために、本発明は、上記構成において、前記検出手段は、乗客コンベアの駆動電源非投入を検出し、前記測定手段は、乗客コンベアの駆動電源非投入時に測定検出信号を出力することを特徴とする。
これらの構成によれば、乗客コンベアの停止毎に、張力測定が自動で可能になると共に、張力測定のために消費電力を最小にすることができる。なお、測定検出信号を出力は、乗客コンベアの停止直後に1度だけでもよいし、停止中に任意の時間間隔で、複数回行ってもよい。
上記のような目的を達成するために、本発明は、上記構成において、前記測定手段は、乗客コンベアの駆動停止毎の張力推移情報を記録部に出力することを特徴とする。
この構成によれば、継続的な張力推移を容易に認識することが可能になり、チェーン張力の管理やチェーン張力等のメンテナンス時期の算出を容易に行うことができる。
本発明によれば、エスカレータの停止(休止)時にチェーンの張力測定が自動的に行うことができる。また、チェーンの張力測定を頻繁かつ容易に安定的に行うことができる。さらに、チェーン張力の測定をエスカレータの停止毎に行えるので、チェーン張力の管理やチェーンのメンテナンス時期の提示を容易に行うことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、実施形態という)を図面に基づき説明する。
図1は、本実施形態の乗客コンベア(以下、エスカレータという)のチェーン張力測定装置32の機構部分の構成概念図であり、図1(a)は、張力測定時の状態、図1(b)は、非測定時の状態を示している。なお、エスカレータの全体構造は、図3に示したエスカレータ10と同じであるため、必要に応じて図3を利用すると共にエスカレータ10自身に関する詳細な説明は省略する。
本実施形態のチェーン張力測定装置32は、エスカレータ10の駆動チェーン18や手摺駆動チェーン22の任意の中間位置に配置される。本実施形態の場合、図3に示すように、例えば手摺駆動チェーン22において矢印Aで示す位置に図1(a),(b)に示す状態で手摺駆動チェーン22を跨いで配置される。
チェーン張力測定装置32の機構部分は、図1(a),(b)に示すように、手摺駆動チェーン22の走行方向と交差する方向に接離自在で、自身回転自在な張力測定用ローラ(張力付与部材)34と、この張力測定用ローラ34を一端の軸36aを中心に回転自在に支持すると共に、他端に例えば鉄等の金属からなる移動板38を固定したシャフト40を含んでいる。シャフト40は、エスカレータ10のフレーム42に対して進退自在(図1の場合、フレーム42をシャフト40が貫通している)であり、当該シャフト40は、移動板38とフレーム42との間に配置された付勢手段としての例えばコイルバネ44を貫通している。従って、外力が付与されない場合、移動板38はコイルバネ44の復元力(付勢力)により図1(a)に示すように、上方に押し上げられる。なお、このコイルバネ44の復元力は、手摺駆動チェーン22を引き上げ、張力測定に必要な付勢力を発生するために十分なバネ力が必要であり手摺駆動チェーン22の重量や初期張力から決定される。
また、移動板38とフレーム42との間のフレーム42上には、鉄心46aと励磁コイル46bとからなる電磁石46が配置されている。この電磁石46は、励磁された時に、図1(b)に示すように、移動板38を吸着すると共に、シャフト40を介して当該移動板38に支持された張力測定用ローラ34を手摺駆動チェーン22から離反する方向(図1(b)の場合、下方)に移動するように離反手段として機能する。この時、張力測定用ローラ34が手摺駆動チェーン22から完全に離れる距離だけ移動板38が移動できるように、移動板38の下面と電磁石46の距離が設定されると共に、電磁石46は、良好に移動板38を吸着できるだけの吸着力を発揮できるように、励磁コイル46bの巻回数や通電量が設定されている。
上述のように、移動する移動板38には、張力測定用ローラ34が手摺駆動チェーン22に張力を付与した時の移動板38の移動量を測定し、その移動量を手摺駆動チェーン22の張力として測定する測定手段として移動量測定センサ48が接続されている。この移動量測定センサ48は、例えば、本体48aから進退自在に突出する測定子48bの突出量を電圧に変換し出力することのできるセンサであるが、移動板38の移動量を正確に測定できるセンサであれば任意の構成のものを使用することができる。なお、図示を省略しているが、移動板38は、移動方向に延びるガイドレール等に沿ってスムーズに移動できるものである。
上述のような構成によれば、電磁石46の励磁が開放された場合、図1(a)に示すように、移動板38は、コイルバネ44の復元力により上方に移動する。移動板38には、シャフト40を介して手摺駆動チェーン22の下側に回り込んだ張力測定用ローラ34が接続されているので、移動板38の上方への移動により、コイルバネ44の復元力(付勢力)に応じた力で手摺駆動チェーン22を引き上げ、手摺駆動チェーン22を移動させる。この時、手摺駆動チェーン22の移動量は、当該手摺駆動チェーン22の張力に応じて増減する。すなわち、移動板38(手摺駆動チェーン22)の移動量が少ない場合、手摺駆動チェーン22の張力は大きく、移動板38の移動量が多い場合、手摺駆動チェーン22の張力は低下していると判断することが可能であり、移動量と張力を予め対応付けておくことにより、手摺駆動チェーン22の移動量に基づき、その張力を検出することができる。
一方、電磁石46が励磁された場合、移動板38は電磁石46に吸着され、コイルバネ44の付勢力に抗して移動し、手摺駆動チェーン22の駆動に干渉しない位置に張力測定用ローラ34を退避させる。なお、移動板38が電磁石46に吸着された位置を移動量測定センサ48の測定原点とすれば、安定した測定を行うことができる。
図2には、チェーン張力測定装置32に含まれる電磁石46や移動量測定センサ48を制御する張力測定制御部50及びエスカレータ本体側との関係を説明するブロック図が示されている。
前述したように、電磁石46は手摺駆動チェーン22の非駆動時、すなわち、エスカレータ10の停止(休止)時に励磁開放され、駆動時、すなわち、エスカレータの稼働時に励磁される。逆に、移動量測定センサ48は、手摺駆動チェーン22の非駆動時に、すなわち、エスカレータ10の停止(休止)時に動作し、駆動時、すなわち、エスカレータの稼働時に測定動作を休止する。
そこで、電磁石46や移動量測定センサ48の動作制御をエスカレータ10の動作に基づいて制御すれば、適切な張力測定制御を自動で容易に行うことができる。すなわち、エスカレータ10を駆動する電源装置52が接続されると共にエスカレータ10全体の駆動制御を行っているエスカレータ制御部54と、張力測定制御部50を接続し、エスカレータ制御部54からの信号に基づき、電磁石46や移動量測定センサ48に電力供給を行うように制御する。つまり、エスカレータ制御部54に接続された張力測定制御部50をエスカレータ10の駆動状態、例えば、駆動電源の投入・非投入状態や手摺駆動チェーン22の移動状態等を検出する検出手段といて機能させ、チェーン張力測定装置32の制御を行う。もちろん、手摺駆動チェーン22の移動状態を検出した信号に基づいて、電磁石46や移動量測定センサ48の動作制御を直接行ってもよい。
このような構成によれば、エスカレータ10の駆動電源投入と同期して電磁石46の励磁を開始し、張力測定用ローラ34が手摺駆動チェーン22から退避するので、チェーン張力測定装置32がエスカレータ10の運行に影響を及ぼすことが無くなると共に、両者の干渉を確実に防止することができる。また、この時、移動量測定センサ48の動作を休止させれば、非測定時に無駄な測定用の電力を使用することがなくなる。一方、エスカレータ10の駆動電源切断と共に、電磁石46の励磁開放が行われ、コイルバネ44によって移動板38が付勢され、張力測定用ローラ34が手摺駆動チェーン22引き上げると共に、移動量測定センサ48を動作状態になり、エスカレータ10の駆動電源切断と共に、手摺駆動チェーン22の張力測定を開始することができる。つまり、エスカレータ10を停止(休止)する毎(例えば、毎晩)、手摺駆動チェーン22の張力測定を実施することができる。
なお、図2に示すように、張力測定制御部50に移動量測定センサ48の測定結果を記録する記録部56を接続すれば、エスカレータ10を停止(休止)する毎に測定されるデータの構築が容易に行われる。その結果、例えば、手摺駆動チェーン22の張力変化推移を容易に得ることが可能になり、次回の手摺駆動チェーン22のメンテナンス計画等を容易に立案することができる。また、表示部58を設け、手摺駆動チェーン22の張力変化推移の表示やメンテナンス計画の表示等を行ったり、張力異常が発生した場合の警報やメンテナンス手順を表示するようにしてもよい。もちろん、記録部56や表示部58はエスカレータ10に近接して設置してもよいし、遠方の管理センター等に設置してもよい。
なお、本実施形態では、チェーン張力測定装置32を手摺駆動チェーン22に設けた例を説明したが、駆動チェーン18やその他エスカレータ10内で利用される他のチェーンに適用しても本実施形態と同様な効果を得うることができる。
また、図1(a),(b)の例では、手摺駆動チェーン22の下面側に張力測定用ローラ34を配置し、手摺駆動チェーン22を引き上げて張力測定を行う例を示したが、逆に手摺駆動チェーン22の上面側に張力測定用ローラ34を配置し、手摺駆動チェーン22を押し下げることにより張力測定を行っても同様な効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係るチェーン張力測定装置の機構部分を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係るチェーン張力測定装置の制御部とエスカレータ本体側の制御部との関連を説明するブロック図である。 エスカレータの構造を説明する説明図である。
符号の説明
10 エスカレータ、12 手摺、14 手摺駆動装置、16 駆動電動機、18 駆動チェーン、20 減速機、22 手摺駆動チェーン、24 手摺駆動部、24a 駆動ローラ、26 中間歯車、28 機械室、30 外装板、32 チェーン張力測定装置、34 張力測定用ローラ、36a 軸、38 移動板、40 シャフト、42 フレーム、44 コイルバネ、46 電磁石、46a 鉄心、46b 励磁コイル、48 移動量測定センサ、48a 本体、48b 測定子、50 張力測定制御部、52 電源装置、54 エスカレータ制御部、56 記録部、58 表示部。

Claims (5)

  1. 乗客コンベアのチェーン張力測定装置であって、
    少なくとも一対のスプロケットとの間に巻回されるチェーンと、
    前記チェーンの走行方向と交差する方向に接離自在で、チェーンと接触した時にチェーンに張力を付与する張力付与部材と、
    前記チェーンの駆動の有無を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、チェーン非駆動時に張力付与部材を所定付勢力でチェーンに付勢する付勢手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、チェーン駆動時に付勢手段の付勢力に反し張力付与部材をチェーンから離反させる離反手段と、
    張力付与部材がチェーンに張力を付与した時に生じる張力付与部材の移動量を測定し、チェーンの張力を測定する測定手段と、
    を含むことを特徴とする乗客コンベアのチェーン張力測定装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記離反手段は、
    電磁石と、
    前記張力付与部材に接続され、前記電磁石に吸着可能な吸着部材と、
    で構成されていることを特徴とする乗客コンベアのチェーン張力測定装置。
  3. 請求項2記載の装置において、
    前記検出手段は、乗客コンベアの駆動電源投入を検出し、
    前記電磁石は、乗客コンベアの駆動電源投入時に励磁されることを特徴とする乗客コンベアのチェーン張力測定装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の装置において、
    前記検出手段は、乗客コンベアの駆動電源非投入を検出し、
    前記測定手段は、乗客コンベアの駆動電源非投入時に測定検出信号を出力することを特徴とする乗客コンベアのチェーン張力測定装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の装置において、
    前記測定手段は、乗客コンベアの駆動停止毎の張力推移情報を記録部に出力することを特徴とする乗客コンベアのチェーン張力測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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