JP2006264874A - 乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置 - Google Patents

乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】手すりベルトが破断したこと等を簡便に検出することができ、取り付け作業や保守点検も容易になり、いっそう安価にすることができる手すりベルト破断検出装置を提供する。
【解決手段】手すりベルト破断検出装置11は、無端状に循環移動する手すりベルト1を挟圧して駆動する一対以上のローラ4、5を備える手すりベルト駆動装置3に付随的に設けられる。手すりベルト破断検出装置11は、前記手すりベルト駆動装置3の前記ローラ5を手すりベルトに向けて付勢させる付勢側の部材8aに設けられた検出片12と、前記検出片に接続する作動片13aを有して前記検出片の手すりベルトに向かう変位に伴い接点が閉じる検出器13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗客コンベアの手すりベルトが破断したこと等を簡便に検出することができる乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置に関する。
エスカレータや動く歩道といった乗客コンベアは、互いに連結されて無端状に連結された複数の踏段を備え、これらの踏段が、一方の乗降口から他方の乗降口との間を循環移動することにより、踏段上の乗客は、前記一方の乗降口から他方の乗降口まで運搬される。これらの複数の踏段の両側には欄干が立設され、各欄干の上縁部に沿って手すりベルトが摺動可能に設けられて、前記踏段と同じ方向に同じ速度で無端状に循環移動する。
手すりベルトは、通常は合成ゴムと帆布を主体として、ワイヤコードやスチールテープで補強された層構造よりなり、乗客が触れる表面側が合成ゴムにより形成され、裏面側が帆布により形成されている。
そして、この手すりベルトは、踏段駆動輪などからチェーンを介して動力が伝達された手すりベルト駆動装置の駆動ローラ及び従動ローラにより挟圧されて、摩擦駆動により駆動される。
このような手すりベルトは、構造面からは前述のようにワイヤコードやスチールテープなどで補強することで手すりベルトの破断を防止しており、また、運転管理の面からは定期的に点検を行い、適宜に手すりベルトの交換を行うことで手すりベルトの破断を未然に防止している。とはいえ、乗客の安全性を十二分に期する観点から、手すりベルトが万が一に破断したときには、その破断したことを検出して、すみやかに乗客コンベアの運転を停止する等の措置をとることができるようすることが、乗客コンベアの設置者などから要望されることがある。
従来、このような手すりベルトの破断を検出することが要望された場合には、ベルトの移動速度を検出する装置が設けられていた。このベルト移動速度検出装置は、移動手すりが、踏段の移動速度と同一の速度で移動しているか否かの情報を得るために設けられる装置であって、ベルトの移動速度が踏段の移動速度と一致しない場合に、移動速度の制御や、手すりベルト駆動装置の調整をすること等ができるように、必要に応じて付加的に設けられる装置である。
この手すりベルト移動速度検出装置の一例を図6を用いて説明する。図6は、手すりベルト移動速度検出装置の正面図である。手すりベルト1の移動速度を検出する本装置61は、トラスを構成し、又はトラスに固定されるアングル材2に取り付け固定されるものであって、手すりベルト1を挟んで設けられた押圧ローラ62及び固定ローラ63よりなる一対のローラを有している。前記押圧ローラ62は、前記アングル材2に取り付け固定されている取り付け部材64aと一体的になっている固定部材64bに対して、支持部材65を介して回動可能に取り付けられている。この支持部材65は、概略矩形状の部材であって、一方の端部が固定部材64bに対し取り付けボルト66を回転軸として回動可能に取り付けられ、他方の端部が固定部材64bに対し押圧力調整部材67を介して取り付けられている。この押圧力調整部材67により、支持部材65の端部を手すりベルト1に対して接近又は離隔するように移動させることにより、支持部材65に取り付けられた押圧ローラ62の押圧力を調整できるようになっている。一方、固定ローラ63は、手すりベルト1の表面に接する位置にて、前記固定部材64bに対し支持部材68を介して回動可能に取り付け固定されている。
図6に示した手すりベルト移動速度検出装置においては、手すりベルト1の移動速度と同じ周速度で押圧ローラ62及び固定ローラ63が回動するので、押圧ローラ62及び固定ローラ63のいずれか一方又は両方に設けられた速度センサ(図示せず)により、これらのローラの回動速度を検出することにより、手すりベルト1の移動速度を検出することができるのであり、そして、手すりベルト1の移動速度がゼロとなった場合に手すりベルト1が破断したと判定することができる。
しかしながら、前述した手すりベルト移動速度検出装置は、多数の部材により構成されることから、結果的に高価なものとなり、また、単にベルトの破断を検出するために取り付けるための装置としては、過剰な品質ということもできる。
そこで、本発明は、より簡便な装置により、手すりベルトの破断を検出できるようにして、それにより、取り付け作業や保守点検も容易になり、結果的にいっそう安価にすることのできる乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置を提供することを目的とする。
本発明の乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置は、無端状に循環移動する手すりベルトを挟圧して駆動する一対以上のローラを備える手すりベルト駆動装置の前記ローラを手すりベルトに向けて付勢させる付勢側の部材に設けられた検出片と、前記検出片に接続する作動片を有して前記検出片の手すりベルトに向かう変位に伴い接点が閉じる検出器とを備えることを特徴とする。
また、本発明の乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置は、手すりベルト駆動装置とは別途に設けられ、無端状に循環移動する手すりベルトに接する検出片と、前記検出片に接続する作動片を有して前記検出片の変位に伴い接点が閉じる検出器とを備える構成にすることもできる。
また、本発明の乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置は、手すりベルトに近接して設けられた光電型の検出器を備える構成にすることもできる。
本発明の乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置は、手すりベルト駆動装置に付随して、又は手すりベルト駆動装置とは別途に設けられた検出器により、手すりベルトの破断を検出するようにしたから、簡便な構成により手すりベルトの破断を検出でき、安価で、また、メンテナンスも容易で、寿命も長い。
以下、本発明の乗客コンベアの破断検出装置の実施形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置の第1の実施形態を説明する図であり、同図(a)は側面図であり、同図(b)は正面図である。
図1に示された乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置11は、手すりベルト1を駆動する手すりベルト駆動装置3に、ベルト破断を検出する検出片を取り付けている例である。
図示した手すりベルト駆動装置3は、手すりベルト1の裏面側と接してこの手すりベルト1を摩擦駆動する複数個の駆動ローラ4と、手すりベルト1を挟んでこれらの駆動ローラ4とは反対側に設けられ、前記手すりベルトに向けて付勢された従動ローラ5とを有している。前記駆動ローラ4は、各駆動ローラ4と同軸に設けられたスプロケット6により図示しない動力源から駆動力が伝達されて、支持部材7に対して回動可能に支持されている。一方、各従動ローラ5は、取り付け部材8に回動可能に取り付けられている。取り付け部材8の両端部には、取り付け部材8に固定された支持部8aが延出していて、この支持部8aに対して付勢手段としてのバネ9が圧縮状態で設けられており、このバネ9と同軸に設けられたボルトにより、付勢力を調整可能としている。これらの駆動ローラ4及び従動ローラ5により手すりベルト1の両面を挟み、従動ローラ5が前記バネ9により手すりベルト1に向けて付勢されることにより、手すりベルト1と駆動ローラ4との摩擦力が高められた状態で前記駆動ローラ4を駆動する。これにより、手すりベルト1は、摩擦駆動により循環移動される。
そして、本実施形態のベルト破断検出装置11は、手すりベルト1の破断を検出するための検出片12を備えている。この検出片12は、前記取り付け部材8の一端部に設けられた支持部8aに対して取り付け固定されるか、または支持部8aとバネ9との間に配設されて前記バネ9により支持部8aに向けて付勢されている。そして、この検出片12は、屈曲された薄板の一端が、前記支持部8aに取り付けられ、他端には、ベルト破断検出装置11の構成部材の一つであるリミットスイッチ13の作動片13aが接している。このリミットスイッチは、支持部材7の端部に取り付けられていて、作動片13aが手すりベルト1に向かう方向に移動するとリミットスイッチの接点が閉じ、よって検出信号を出力することができるようになっている。
前述した検出片及びリミットスイッチ13を備える本実施形態の手すりベルト破断検出装置11においては、既に述べたように検出片12が、支持部8aに対して取り付け固定されるか、または支持部8aとバネ9との間に配設されて前記バネ9により支持部8aに向けて付勢されていることから、この検出片12は、支持部8aや、この支持部8aを固定している取り付け部材8や、この取り付け部材8に取り付けられている従動ローラ5と一緒に、手すりベルト1の厚み方向に移動することができる。
手すりベルト1が破断した場合には、バネ9によって付勢されている従動ローラ5が、対向している駆動ローラ4に向けて移動する。このこの従動ローラ5の移動と共に、検出片12がバネ9に付勢されて持ち上がるように移動し、この検出片12に接していた作動片13aが作動することにより、リミットスイッチの接点が閉じる。したがって、本実施形態の手すりベルト破断検出装置11は、手すりベルト1が破断したことを信号として出力することができる。
本実施形態に示したベルト破断検出装置11は、既設の手すりベルト駆動装置3に付随的に設けられており、手すりベルト1の破断を検出するためにベルト移動速度検出装置などを別途に設ける必要がないので、安価である。また、手すりベルト破断検出装置11は、手すりベルト駆動装置3に取り付けられた検出片12と、この検出片の移動を検出するリミットスイッチ13という、極めてシンプルな構成を有していることから、故障に強く、寿命が長く、耐久性に富む。また、既存の乗客コンベアに、容易に取り付けることができる。
また、図1に示した構成を有するベルト破断検出装置11を用いて、駆動ローラ4の摩耗や、手すりベルト1の帆布の摩耗も検出することができる。このことをより詳しく述べる。ベルト駆動装置3は、駆動ローラ4が、手すりベルト1の裏面に形成されている帆布に対して所定の押圧力をもって押圧され、これにより生ずる摩擦力によって手すりベルト1を駆動するものであり、駆動ローラ4の外周面に形成されているゴム部材、及び手すりベルト1の裏面に形成されている帆布は、ベルト駆動装置3の長期間にわたる運転により次第に摩耗していく。この駆動ローラ4の外周面に形成されているゴム部材が摩耗すると、駆動ローラの半径寸法が減少し、また、手すりベルト1の裏面に形成されている帆布が摩耗すると、手すりベルト1の厚み方向寸法が減少する。いずれの場合であっても、この支持部8aに追随して移動することになる検出片12が手すりベルト1に向かって移動することになるから、この移動することになるから、この検出片12の移動を、図示したリミットスイッチ13により、又はリミットスイッチ13とは別途に設けられた他のリミットスイッチにより検出することにより、駆動ローラ4の摩耗や、手すりベルト1の帆布の摩耗を検出することができる。
本発明のベルト破断検出装置は、図1に示したような手すりベルト駆動装置に付随的に設けられる装置に限られず、手すりベルト駆動装置とは別途に設けることもできる。その一例として、図2を用いて、本発明の手すりベルト破断検出装置の第2の実施形態を説明をする。
図2は、第2の実施形態の側面図及び正面図である。同図に示した手すりベルト破断検出装置21は、手すりベルトの裏面に接して回動可能であり、ある程度の重さを有するローラ22aと、このローラ22aの回転軸と接続する棒状の作動片22bと、この作動片22bの移動により接点が開閉されるリミットスイッチ23とを有している。なお、このリミットスイッチ23は、図示しないトラスを構成し、又はトラスに固定されるアングル材に取り付けられて固定されている。
同図に示したベルト破断検出装置21の前記ローラ22aは、所定の張力をもって循環移動している手すりベルト1の裏面上に載置されて、この手すりベルト1の循環移動とともに回動することにより、手すりベルト1の循環移動の抵抗になるのを最小限にしつつ、常に前記手すりベルト1の裏面の帆布に接するようにしている。また、リミットスイッチ23は、ローラ22aが下向きに移動し、その移動と共に作動片22bが下向き方向に移動することにより、リミットスイッチの接点が閉じ、よって検出信号を出力することができる。
このような構成を有する手すりベルト破断検出装置21においては、手すりベルト1が破断したときには、手すりベルト1の裏面上に載置されて接していたローラ22aが、手すりベルト1の破断により支持を失い、ローラ22a自体の重みにより下方向に移動する。このローラ22aの下方向への移動に伴い、作動片22bが下方向に移動し、これによりリミットスイッチ23の接点が閉じて破断信号を出力する。このようにして、手すりベルト1が破断したことを検出することができる。
図2に示した第2の実施形態によれば、手すりベルト1の裏面上に載置したローラ22aと、作動片22bとリミットスイッチ23という簡便な構造により、手すりベルト1の破断の検出をすることができるので、従来技術のようにベルトの移動速度検出装置を用いてベルトの破断を検出する装置に比べて、安価にすることができ、また構造がシンプルであるために故障も少なく、また寿命も長い。
また、図2に示した第2の実施形態のベルト破断検出装置を用いることにより、手すりベルト1の破断のみならず、手すりベルト1の裏面に形成されている帆布の摩耗を検出することもできる。すなわち、図2に示した手すりベルト破断検出装置21の構成によれば、帆布が摩耗した場合であっても、ローラ22aは下方向に移動し、作動片22bも下方向に移動する。したがって、帆布の摩耗量に応じて接点が閉じるようなリミットスイッチを用いることにより、帆布が摩耗したことを検出することができるようになる。この帆布の摩耗を検出するためのリミットスイッチは、ベルト破断を検出するためのリミットスイッチ23とは別途に設けることができる。
また、図2に示した第2の実施形態のベルト破断検出装置21を用いることにより、手すりベルト1のたるみを検出することもできる。すなわち、手すりベルト1は所定の張力をもって循環移動しているが、長時間の運転により手すりベルト1に伸びが生じると、たるみが生じることになる。このたるみが生じた場合、ローラ22aは下方向に移動し、作動片22bも下方向に移動する。したがって、手すりベルト1のたるみ量に応じて接点が閉じるようなリミットスイッチを用いることにより、手すりベルト1のたるみを検出することができるようになる。この手すりベルト1のたるみを検出するためのリミットスイッチは、ベルト破断を検出するためのリミットスイッチ23とは別途に設けることができる。
また、図2に示した本実施形態のベルト破断検出装置21を、図1に示したベルト破断検出装置11と組み合わせて用いることもできる。例えば、図1に示したベルト破断検出装置11には、手すりベルト1の破断及び/又は駆動ローラの摩耗を検出する役割を担わせ、図2に示したベルト破断検出装置には、手すりベルト1の帆布の摩耗を検出する役割を担わせるようにして、手すりベルトの破断と、駆動ローラの摩耗と、手すりベルトの帆布の摩耗とを、個別に検出することができるようにすることもできる。
次に、本発明のベルト破断検出装置の第3の実施形態について、図3を用いて説明する。図3は、第3の手すりベルト破断検出装置31の要部を示す側面図であり、同図に示す手すりベルト破断検出装置31においては、厚み方向の断面を示している手すりベルト1の側方に、光センサ33が近接して設けられている。この光センサ33は、反射形の光センサであって、光を手すりベルト1に向けて投光する投光部と、この投光部から投光された光が、手すりベルト1により反射した光を受光する受光部とを備え、受光部が反射光を受光している間は、検出信号を出力しない。そして、手すりベルト1が破断した場合には、受光部には反射光が入光しなくなり、このことにより光センサ33は、破断信号を出力する。このようにして、図3に示した本実施形態の手すりベルト破断検出装置31は、手すりベルト1が破断したことを検出することができる。そして、光センサ33を手すりベルト1に近接して配設するという、きわめて簡便な構成により、手すりベルトの破断を検出することができるので、安価であり、また、手すりベルト1と非接触に破断を検出することができるので、信頼性高く検出することができる。
なお、図3に示した本実施形態においては、検出用のセンサとして反射形の光センサ33を用いたが、図示した光センサ33に限られず、例えば、透光器と受光器とを手すりベルト1を挟んで対向させて設けた、透光形の光センサを用いてもよいし、また、光センサの代わりに、超音波センサを用いることもできる。
以上述べたような本発明に従う手すりベルト破断検出装置を用いた乗客コンベアの運転制御の一例について説明する。図4は、乗客コンベアとしてのエスカレータの一例の要部ブロック図であり、手すりベルト破断検出装置41からの出力信号及びエスカレータの運転を検出するエスカレータ運転検出装置42の出力信号は、エスカレータ運転制御装置43に入力される。このエスカレータ運転制御装置43は、このエスカレータ運転駆動装置44を駆動するための動力源としての電源45に接続されて、エスカレータ運転駆動装置44の制御を行う。エスカレータ運転駆動装置44によりエスカレータが運転していることを、前記エスカレータ運転検出装置42が検出することになる。
このような構成を備えるエスカレータの運転制御方法の一例をフローチャートで図5に示すと、まず、エスカレータ運転制御装置43からの信号により、電源45から電力がエスカレータ運転駆動装置44に投入され、エスカレータが起動する(ステップS1)。エスカレータが起動した後は、運転を継続している間、エスカレータが運転しているか否かをエスカレータ運転検出装置42に検出し(ステップS2)、このエスカレータが運転中である場合には、手すりベルト破断検出装置41により、手すりベルトが破断していないかを調べる(ステップS3)。手すりベルト破断検出装置41が手すりベルトの破断信号を出力していない場合には、エスカレータの運転を継続し、一方、手すりベルト破断検出装置41が手すりベルトの破断信号をエスカレータ運転制御装置43に出力した場合には、エスカレータ運転制御装置43は、電源45からエスカレータ運転駆動装置44への電力を停止する制御を行い、これによりエスカレータは運転を停止する(ステップS4)。
このようにして、本発明の手すりベルト破断検出装置を用いることにより、手すりベルトが破断したときには直ちにエスカレータの運転を停止するような制御を行うことができる。
本発明の乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置の第1の実施形態を説明する図である。 第2の実施形態を説明する図である。 第3の実施形態を説明する図である。 エスカレータの一例の要部ブロック図である。 エスカレータの運転制御方法の一例のフローチャートである。 手すりベルト移動速度検出装置の一例の説明図である。
符号の説明
11 手すりベルト破断検出装置
12 検出片
13a 作動片
13 リミットスイッチ
21 手すりベルト破断検出装置
22a ローラ
22b 作動片
31 手すりベルト破断検出装置
32 光センサ

Claims (5)

  1. 無端状に循環移動する手すりベルトを挟圧して駆動する一対以上のローラを備える手すりベルト駆動装置の前記ローラを手すりベルトに向けて付勢させる付勢側の部材に設けられた検出片と、
    前記検出片に接続する作動片を有して前記検出片の手すりベルトに向かう変位に伴い接点が閉じる検出器と
    を備えることを特徴とする乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置。
  2. 前記作動片の変位により、手すりベルト駆動装置の駆動ローラの摩耗又は手すりベルトの帆布の摩耗の一方又は両方の検出をする検出器を備える請求項1記載の乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置。
  3. 手すりベルト駆動装置とは別途に設けられ、無端状に循環移動する手すりベルトに接する検出片と、
    前記検出片に接続する作動片を有して前記検出片の変位に伴い接点が閉じる検出器と
    を備えることを特徴とする乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置。
  4. 前記作動片の変位により、手すりベルトの帆布の摩耗又は手すりベルトのたるみの一方又は両方の検出をする検出器を備える請求項3記載の乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置。
  5. 手すりベルトに近接して設けられた光電型の検出器を備えることを特徴とする乗客コンベアの手すりベルト破断検出装置。

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