JP2008222354A - エスカレータの駆動ローラ脱落検出装置およびエスカレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】エスカレータの駆動ローラ脱落検出装置およびエスカレータにおいて、駆動ローラの脱落を検出することである。
【解決手段】駆動ローラ脱落検出装置と、エスカレータ運転停止手段であるエスカレータ用駆動装置制御手段とを備える。駆動ローラ脱落検出装置は、各ステップ軸16に支持した左右2個の駆動ローラ12が所定位置を通過したことを検出する左右2個の上側ローラ検出センサ40と、駆動ローラ脱落判定手段とを備える。駆動ローラ脱落判定手段は、左右の上側ローラ検出センサ40が、左右の対応する側の駆動ローラ12の所定位置の通過を検出した時間の、左右の上側ローラ検出センサ40同士の間でのずれが所定の許容時間を越えている場合に、駆動ローラ12が脱落していると判定する。エスカレータ用駆動装置制御手段は、駆動ローラ12の脱落が判定された場合に駆動装置の運転を停止させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の踏段に支持した複数のステップ軸を連結部材により連結するとともに、各ステップ軸の両側に支持した左右2個の駆動ローラをレールにより案内しているエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置およびエスカレータに関する。
従来から、図9に略断面図を示すようなエスカレータが考えられている。図9に示すエスカレータは、複数の踏段10に支持した図示しない複数のステップ軸を連結部材である、無端状のチェーン11により連結するとともに、各ステップ軸の左右両側(図9の表裏両側)に支持した左右2個の駆動ローラ12(図9では左右の片側の駆動ローラ12のみを示し、他側の駆動ローラを省略する。)を、左右で上下2本ずつの駆動レール14a、14bにより案内している。なお、本明細書および特許請求の範囲の全体において、「左右」は、エスカレータの下側の乗降口から上側の乗降口を見た場合の左右であり、以下に説明する図2から図5、図10、図11、図13、図14の左右と同じである。
図10は、1個の踏段10と、この踏段10に支持したステップ軸16および駆動ローラ12とを詳しく示す斜視図である。踏段10は、踏段本体18と、踏段本体18に結合し、人を乗載する踏板20と、踏板20の片側に結合したライザー22とを備える。踏段本体18にステップ軸16を、左右両端寄りを延出させるように支持しており、ステップ軸16の左右両端部に駆動ローラ12を回転可能に支持している。また、ステップ軸16の両端寄りは、チェーン11に連結している。
図11は、エスカレータの左右両側に配置する2本のチェーン11と、2本のチェーン11により連結した複数のステップ軸16との一部を示す略図である。図11に示すように、複数のステップ軸16は、2本のチェーン11によりチェーン11方向に沿って等間隔に連結している。また、図9に戻って、チェーン11は、上側および下側に設けたスプロケット26,28に巻き掛けられ、駆動スプロケットである、上側のスプロケット26は、駆動モータを備えるエスカレータ用の駆動装置30により駆動可能としている。
また、図9に示すように、左右2個の駆動ローラ12は左右両側のそれぞれで、上下に離れた2本の駆動レール14a、14b、すなわち合計4本の駆動レール14a、14bにより案内している。また、図10に示す踏段本体18の左右両端部で、駆動ローラ12と斜め上下方向に離れた部分に、2個の追従ローラ32を回転可能に支持している。
図12は、追従ローラ32を案内する追従レール34と、駆動ローラ12を案内する駆動レール14a、14bとの形状を説明するためのエスカレータの模式図である。図12に示すように、1個の踏段10毎に左右で2個設けられた追従ローラ32は、環状に連続して設けられた追従レール34により案内されている。エスカレータは、駆動装置30を駆動することにより、チェーン11(図10、図11)およびステップ軸16を介して踏段10(図12)を循環駆動させる。なお、踏段10が図9、図12に矢印イ、ロで示す方向に循環駆動する場合には、人を下降させる下降用エスカレータとなる。これに対して、図9、図12の矢印イ、ロと逆方向に踏段10を循環駆動させる場合には、人を上昇させる上昇用エスカレータとなる。
また、特許文献1には、エスカレータの踏板が踏板本体から脱落または欠落していることを検出するために、乗降口近傍のコム取り付け梁の下部に小型近接センサを取り付けるとともに、小型近接センサの一対の磁気的センサ部を、踏板の溝に突出させることが記載されている。小型近接センサの検出結果は、制御装置に送られ、制御装置は、この検出結果に基づいて踏段の異常の有無を判断し、異常が生じていると判断した場合に、チェーンを巻き掛けた駆動スプロケットを駆動する駆動装置を停止させるようにしている。
特開2003−118965号公報
上記の図9から図12に示した従来から考えられているエスカレータの場合、ステップ軸16に支持した駆動ローラ12が脱落する可能性が全くないとはいえない。すなわち、図13は、図10の一部を切断して図10の矢印A方向に見た略図である。図13に示すように、ステップ軸16の両端部に支持した駆動ローラ12は、断面L字形または断面がCの角部を直角にした形状の駆動レール14a上を案内されつつ転動するようにしている。また、ステップ軸16の端部に止め輪を係止して、ステップ軸16から駆動ローラ12が外れることを阻止している。
ただし、上記の図9に示したように、エスカレータの乗降口付近のチェーン11の上部付近および下部付近では、スプロケット26,28を設けて、スプロケット26,28にチェーン11を巻き掛けている。このため、乗降口付近のチェーン11の上部付近および下部付近において、駆動ローラ12を駆動レール14a(または14b)により案内させる必要がないだけでなく、この部分に駆動レールを設けた場合には、チェーン11をスプロケット26(または28)に円滑に噛み合わせることが難しくなる可能性がある。このため、乗降口付近のチェーン11の上部付近および下部付近には、駆動レールを設けず、上側の駆動レール14aと下側の駆動レール14bとを連続させていない。このため、乗降口付近のチェーン11の上部付近および下部付近では、駆動ローラ12が駆動レールにより案内されず、駆動ローラ12に何らかの軸方向の力が加わった場合に、図14に示すように、ステップ軸16の右端部(または左端部)から駆動ローラ12が止め輪とともに脱落する可能性が全くないとはいえない。また、ステップ軸16に駆動ローラ12を支持する軸受の破損等により、駆動ローラ12が脱落する可能性も全くないとはいえない。
ステップ軸16の一端部(図14の場合は右端部)から駆動ローラ12が脱落した場合でも、ステップ軸16の他端部(図14の場合は左端部)に支持した駆動ローラ12が駆動レール14a上に位置し、かつ、追従ローラ32が追従レール34上に位置するため、踏段10が脱落することはない。ただし、駆動ローラ12が脱落しているのにもかかわらず、エスカレータの運転は継続されてしまう。また、図14に示す場合には、駆動ローラ12が脱落した側のステップ軸16の一端部(図14の場合は右端部)が下方に変位しても、駆動レール14aの上面に突き当たるため、ステップ軸16の端部がそれ以上に下方に変位することはない。ただし、人が踏段10において、駆動ローラ12が脱落した側(図14の場合は右側)に乗載した場合には、踏板20がステップ軸16の端部が駆動レール14aに突き当たるまで下方に変位する可能性がある。踏板20が下方に変位したままチェーン11(図9等参照)が循環駆動されると、エスカレータの降り口のコムと呼ばれる、固定の床場の下端と踏板20(図14)の上端との間に隙間が形成される可能性がある。このように運転が継続している、すなわち作動しているエスカレータにおいて、コム下側に隙間が形成されると、人がエスカレータから固定の床場に円滑に降りることが難しくなる可能性がある。このような事情から、ステップ軸16から駆動ローラ12が脱落した場合に、駆動ローラ12の脱落を検出できる装置の実現が望まれている。また、駆動ローラ12が脱落した場合に運転を停止させることができるエスカレータの実現も望まれている。
これに対して、特許文献1に記載されたエスカレータは、踏段本体に対する踏板の脱落または欠落を検出する装置を備えるものに過ぎず、駆動ローラの脱落を検出する装置を開示するものではない。
また、エスカレータは、上記のように、複数の踏段のそれぞれに支持したステップ軸を無端状のチェーンにより連結する構造だけでなく、複数の板状のリンク素子を無端状に連結した連結部材である、リンクにより、複数の踏段に支持した複数のステップ軸を連結する構造も考えられている。このようなリンクにより複数のステップ軸を連結する構造は、中間部に設けた駆動装置により、複数のラグローラと呼ばれるローラを環状に循環駆動させることにより、ラグローラとリンク素子の端部に形成した溝部とを係合させ、リンクを循環駆動させる。このような構造の場合、リンクを円滑に循環駆動させるために、上記の図9に示した構造と同様に、エスカレータの左右で、駆動ローラを案内する駆動レールを上側と下側とに離れて配置し、上側の駆動レールと下側の駆動レールとを連続させていない。このため、上記の図9から図13に示した構造と同様に、乗降口付近のリンクの上部付近および下部付近で、ステップ軸から駆動ローラが脱落する可能性が全くないとはいえない。このような構造の場合も、ステップ軸から駆動ローラが脱落した場合にそれを検出できる装置の実現が望まれている。
本発明の目的は、エスカレータの駆動ローラ脱落検出装置およびエスカレータにおいて、駆動ローラの脱落を検出することである。
本発明に係るエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置は、複数の踏段のそれぞれに支持した複数のステップ軸を複数の連結部材により連結するとともに、各ステップ軸の両側に支持した左右2個の駆動ローラをレールにより案内しているエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置であって、各ステップ軸に支持した左右2個の駆動ローラが左側または右側の所定位置を通過したことを検出する少なくとも左右2個のローラ検出センサと、駆動ローラ脱落判定手段と、を備え、駆動ローラ脱落判定手段は、左右2個のローラ検出センサが、左右の対応する側の駆動ローラの所定位置の通過を検出した時間の、左右のローラ検出センサ同士の間でのずれが所定の許容時間を越えている場合に、左右2個の駆動ローラのいずれかが脱落していると判定することを特徴とするエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置である。
また、好ましくは、左右2個のローラ検出センサのそれぞれは、左右の対応する側の駆動ローラの通過経路に配置される板状の検出片を備え、検出片は、駆動ローラが所定位置を通過することにより押されて弾性変形することにより、スイッチのオンオフを切り替え、駆動ローラが所定位置を通過したことを検出する。
また、本発明に係るエスカレータは、上記のエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置と、エスカレータ用駆動装置の運転を停止させるエスカレータ運転停止手段と、を備えるエスカレータであって、エスカレータ運転停止手段は、駆動ローラ脱落判定手段が、駆動ローラが脱落していると判定した場合に、エスカレータ用駆動装置の運転を停止させることを特徴とするエスカレータである。
本発明に係るエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置およびエスカレータによれば、各ステップ軸に支持した左右2個の駆動ローラが左側または右側の所定位置を通過したことを検出する少なくとも左右2個のローラ検出センサと、左右2個のローラ検出センサが、左右の対応する側の駆動ローラの所定位置の通過を検出した時間の、左右のローラ検出センサ同士の間でのずれが所定の許容時間を越えている場合に、左右2個の駆動ローラのいずれかが脱落していると判定する駆動ローラ脱落判定手段とを備えるため、駆動ローラの脱落を検出できる。
また、左右2個のローラ検出センサのそれぞれは、左右の対応する側の駆動ローラの通過経路に配置される板状の検出片を備え、検出片は、駆動ローラが所定位置を通過することにより押されて弾性変形することにより、スイッチのオンオフを切り替え、駆動ローラが所定位置を通過したことを検出する構成によれば、ローラ検出センサを磁気センサまたは光センサにより構成する場合と異なり、ローラ検出センサの検出精度が駆動ローラの周辺部を構成する部材の材料(金属等)に影響されにくく、しかも駆動ローラまたは駆動ローラの周辺部の挙動に影響されにくいため、コストを過度に高くすることなく駆動ローラ検出の精度を高くできる。
また、本発明に係るエスカレータによれば、エスカレータ運転停止手段は、駆動ローラ脱落判定手段が、駆動ローラが脱落していると判定した場合に、エスカレータ用駆動装置の運転を停止させるので、駆動ローラが脱落した踏段に乗載した人が固定の床場付近に近づく前に、エスカレータの運転を有効に停止させることができ、より有効に安全を確保しつつ人がエスカレータから床場に円滑に降りることが可能となる。
[第1の発明の実施の形態]
以下において、図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。図1から図7は、本発明の第1の実施の形態を示している。図1は、本実施の形態の駆動ローラ脱落検出装置を備えるエスカレータの略断面図である。なお、駆動ローラ脱落検出装置を除くエスカレータの基本構成自体は、上記の図9から図13に示した構造の場合と同様であるため、同等部分には同一符号を付して重複する図示および説明を省略もしくは簡略にする。
図1に示す本実施の形態のエスカレータの場合、左右方向(図1の表裏方向)両側の、図1のハで示す範囲部分および図1のニで示す範囲部分の2個所ずつ合計4個所に、上側ローラ検出センサと下側ローラ検出センサとをそれぞれ設けている。まず、図1のハで示す範囲部分に設ける左右2個の上側ローラ検出センサについて、図2から図5を用いて説明する。図2は、左右両側に駆動ローラ12を支持したステップ軸16を示す断面図である。各駆動ローラ12は、ステップ軸16に軸受により回転可能に支持している。そして、図1のハで示す範囲部分であり、乗り口36付近の、上側の駆動レール14aに案内される駆動ローラ12の通過位置の周辺部の、水平方向(図2の表裏方向)および高さ方向(図2の上下方向)に関してほぼ同位置に、左右2個の上側ローラ検出センサ40を設けている。
左右2個の上側ローラ検出センサ40のそれぞれは、板ばね状の検出片42と、検出片42に対向して配置されるマイクロスイッチ等のスイッチ44(後述する図4、図5参照。図2では図示を省略する。)とを備える。図3は、図2の右端部を拡大して示す断面図である。図3に示すように、検出片42の基端部(図3の右端部)は、エスカレータを設置する建物に固定された部分に固定している。また、検出片42の先端部(図3の左端部)または中間部は、駆動ローラ12の通過位置に配置し、駆動ローラ12が検出片42配置部分を通過することにより、図4に示すように、検出片42の先端部が駆動ローラ12により押されて、上方に弾性的に曲げ変形するようにしている。また、このように検出片42が曲げ変形した状態で、建物に固定された部分に固定したマイクロスイッチ等のスイッチ44の押圧部が検出片42により押されて、スイッチ44の接点が開から閉となり、オフからオンへ切り替わるようにしている。
また、駆動ローラ12が検出片42配置部分を通過した後、検出片42から遠ざかった状態で、検出片42は直線状に弾性的に復元するようにしている。そして、この状態で、スイッチ44の押圧部と検出片42とが離れて、スイッチ44の接点が閉から開となり、オンからオフへ切り替わるようにしている。スイッチ44のオンオフを表す信号は、制御部、すなわちコントローラ46に電線48を介して送られる。コントローラ46は、エスカレータの運転を制御する図示しない制御盤に設けている。コントローラ46は、CPU、メモリ等を有するマイクロコンピュータであり、エスカレータ運転停止手段であるエスカレータ用駆動装置制御手段と、駆動ローラ脱落判定手段とを有する。スイッチ44のオンオフを表す信号は、この駆動ローラ脱落判定手段に送るようにしている。
このようにステップ軸16の右端部通過部分の周辺部に配置する上側ローラ検出センサ40は、ステップ軸16の左端部通過部分の周辺部にも同様に設置する。すなわち、上側ローラ検出センサ40は、各ステップ軸16に支持した左右2個の駆動ローラ12が左側または右側の所定位置を通過したことの検出が可能となる。そして、ステップ軸16の左端部通過部分の周辺部に設置したスイッチ44からも、オンオフを表す信号を、電線を介してコントローラ46(図4)の駆動ローラ脱落判定手段に送るようにしている。
駆動ローラ脱落判定手段は、左右2個の上側ローラ検出センサ40が、左右の対応する側の駆動ローラ12の所定位置の通過を検出した時間の、左右の上側ローラ検出センサ40同士の間でのずれが所定の許容時間である、左右ローラ許容検出時間差t1を越えている場合に、上側の駆動レール14a(図1)を通過する左右2個の駆動ローラ12のいずれかが脱落していると判定する機能を有する。例えば、図5に示すように、ステップ軸16から何らかの理由により右側の駆動ローラ12(図2から図4参照)が脱落した場合には、このステップ軸16(図5)の右端部が検出片42の下側を通過しても検出片42は駆動ローラ12により押されることなく、弾性変形しない。このため、スイッチ44の接点が開状態、すなわちオフのままとなり、駆動ローラ脱落判定手段は、上側ローラ検出センサ40からの信号により、左側の駆動ローラ12が通過した後、所定の許容時間を越えた後に、次に通過するステップ軸16に支持された右側の駆動ローラ12の存在を検出する。この場合には、左右2個の上側ローラ検出センサ40が、左右の対応する側の駆動ローラ12の所定位置の通過を検出した時間の、左右の上側ローラ検出センサ40同士の間でのずれが左右ローラ許容検出時間差t1を超えるため、左右2個の駆動ローラ12のいずれかが脱落していると判定される。
また、本実施の形態の場合には、複数本のステップ軸16をチェーン11によりチェーン11の長さ方向に沿って等間隔で連結している。図6は、それぞれ上側ローラ検出センサ40を構成する、左側のスイッチ44と右側のスイッチ44とのオンオフ状態の時間経過の1例を示す図である。図6に示すように、正常時には、右側の上側ローラ検出センサ40または左側の上側ローラ検出センサにおいて、駆動ローラ12の通過を検出する時間の時間差はほぼ一定の時間差t2(例えば1.0秒)となる。そして、正常時においては、左右の上側ローラ検出センサ40の検出時間同士の間のずれt3は、t2よりも短い時間で、チェーン11の伸び等による誤差を考慮して決定された左右ローラ許容検出時間差t1(例えば0.3秒)以内となる。
駆動ローラ脱落判定手段は、このような関係があることを考慮して、図6の矢印ホで示す範囲部分のように、左右の上側ローラ検出センサ40のそれぞれが、左または右の駆動ローラ12の所定位置の通過を検出した時間のずれt3が左右ローラ許容検出時間差t1以内である(t3≦t1)場合に正常であると判定する。これに対して、図6の矢印ヘで示す範囲部分のように、左右の上側ローラ検出センサ40のそれぞれが、左または右の駆動ローラ12の所定位置の通過を検出した時間のずれt4が、左右ローラ許容検出時間差t1を越えている(t4>t1)場合には、上側の駆動レール14a(図1)を通過する左右2個の駆動ローラ12のいずれかが脱落していると判定する。左右ローラ許容検出時間差t1は、ステップ軸16同士の間隔、チェーン11の伸び量等から、予め決定してコントローラ46(図4、図5)のメモリに記憶させておく。
さらに、このような左右2個の上側ローラ検出センサ40と同様の構成を有する、2個の下側ローラ検出センサは、図1のニで示す範囲部分であり、エスカレータの降り口38付近の、下側の駆動レール14bに案内される駆動ローラ12の通過位置の周辺部の、水平方向および高さ方向に関してほぼ同位置の左右2個所に設ける。そして、左右2個の下側ローラ検出センサを構成するマイクロスイッチ等のスイッチのオンオフを表す信号を、上記のコントローラ46(図4、図5)が有する駆動ローラ脱落判定手段に電線を介して送るようにしている。
また、この駆動ローラ脱落判定手段は、左右2個の下側ローラ検出センサが、左右の対応する側の駆動ローラ12の所定位置の通過を検出した時間の、左右の下側ローラ検出センサ同士の間でのずれが所定の許容時間である、左右ローラ許容検出時間差t1(例えば0.3秒)を越えている場合に、下側の駆動レール14b(図1)を通過する左右2個の駆動ローラ12のいずれかが脱落していると判定する機能を有する。本実施の形態のエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置は、上記の2個ずつの上側ローラ検出センサ40および下側ローラ検出センサと、駆動ローラ脱落判定手段とを備える。
また、本実施の形態のエスカレータは、上記のようなエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置と、エスカレータ用駆動装置制御手段とを備える。エスカレータ用駆動装置制御手段は、図示しない操作部の操作等に対応して、エスカレータ用の駆動装置30(図1)に制御信号を送り、駆動モータを駆動させ、または駆動を停止させる、すなわち、エスカレータの通常の運転および停止を制御する機能を有する。また、エスカレータ用駆動装置制御手段は、上記の駆動ローラ脱落判定手段が、いずれかの駆動ローラ12が脱落していると判定した場合に、エスカレータ用の駆動装置30の運転を停止させるエスカレータ運転停止手段の機能も有する。
このようなエスカレータは、次のようにして駆動ローラ脱落検出装置により駆動ローラ12の脱落を検出し、エスカレータ用駆動装置制御手段により駆動ローラ12の脱落を検出した場合にエスカレータの運転を停止させる。図7は、駆動ローラ12の脱落検出方法と、エスカレータの運転制御方法とを示すフローチャートである。まず、図7のステップS1において、図示しない操作部の操作等に対応して、エスカレータの運転開始信号が入力されると、エスカレータ用駆動装置制御手段により、エスカレータの駆動装置30(図1)が駆動され、複数の踏段10の循環駆動が開始される。次いで図7のステップS2において、駆動ローラ脱落判定手段が、運転安定時間、すなわちエスカレータの挙動が安定するまでの時間(例えば5秒)を経過したか否かを判定し、経過したと判定された場合には、次のステップS3において、左右の上側ローラ検出センサ40が対応する側の駆動ローラ12を、左右ローラ許容検出時間差t1(例えば0.3秒)以内に検出したか否か、すなわち、上側の左右の検出片42が互いに左右ローラ許容検出時間差t1以内に動作したかを判定する。
ステップS3において、左右の上側ローラ検出センサ40が対応する側の駆動ローラ12を、左右ローラ許容検出時間差t1(例えば0.3秒)以内に検出したと判定された(Yesと判定された)場合には、上側の駆動レール14a(図1)を通過する左右2個の駆動ローラ12が正常に存在すると判定して、図7のステップS4に移行する。これに対して、ステップS3において、左右の上側ローラ検出センサ40が対応する側の駆動ローラ12を、左右ローラ許容検出時間差t1以内に検出していないと判定された(Noと判定された)場合には、上側の駆動レール14a(図1)を通過する左右2個の駆動ローラ12のいずれかが脱落していると判定し、図7のステップS5において、エスカレータ用駆動装置制御手段は、駆動装置30(図1)の駆動を停止させ、エスカレータの運転を停止させる。
また、図7のステップS4では、駆動ローラ脱落判定手段により、左右の下側ローラ検出センサが対応する側の駆動ローラ12を、左右ローラ許容検出時間差t1(例えば0.3秒)以内に検出したか否か、すなわち、下側の左右の検出片が互いに左右ローラ許容検出時間差t1以内に動作したかを判定する。ステップS4において、左右の下側ローラ検出センサが対応する側の駆動ローラ12を、左右ローラ許容検出時間差t1(例えば0.3秒)以内に検出したと判定された(Yesと判定された)場合には、下側の駆動レール14bを通過する左右2個の駆動ローラ12が正常に存在すると判定して、図7のステップS6に移行する。これに対して、図7のステップS4において、左右の下側ローラ検出センサが対応する側の駆動ローラ12を、左右ローラ許容検出時間差t1以内に検出していないと判定された(Noと判定された)場合には、下側の駆動レール14b(図1)を通過する左右2個の駆動ローラ12のいずれかが脱落していると判定し、図7のステップS5において、エスカレータ用駆動装置制御手段は、駆動装置30(図1)の駆動を停止させ、エスカレータの運転を停止させる。そして図7のステップS6に移行した場合には、エスカレータの通常の運転を継続し、再度ステップS3に戻り、ステップS3からS6のルーチンを繰り返す。
このような本実施の形態のエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置によれば、各ステップ軸16に支持した左右2個の駆動ローラ12が左側または右側の所定位置を通過したことを検出する左右2個の上側ローラ検出センサ40および左右2個の下側ローラ検出センサと、駆動ローラ脱落判定手段とを備え、駆動ローラ脱落判定手段は、左右2個の上側ローラ検出センサ40が、左右の対応する側の駆動ローラ12の所定位置の通過を検出した時間の、左右の上側ローラ検出センサ40同士の間でのずれ、または、左右2個の下側ローラ検出センサが、左右の対応する側の駆動ローラ12の所定位置の通過を検出した時間の、左右の下側ローラ検出センサ同士の間でのずれが左右ローラ許容検出時間差t1(例えば0.3秒)を越えている場合に、駆動ローラ12のいずれかが脱落していると判定するので、駆動ローラ12の脱落を検出できる。
また、2個ずつの上側ローラ検出センサ40および下側ローラ検出センサは、左右の対応する側の駆動ローラ12の通過経路に配置される板状の検出片42を備え、検出片42は、駆動ローラ12が所定位置を通過することにより押されて弾性変形することにより、スイッチ44のオンオフを切り替え、駆動ローラ12が所定位置を通過したことを検出する。このため、ローラ検出センサを磁気センサまたは光センサにより構成する場合と異なり、上側ローラ検出センサ40および下側ローラ検出センサの検出精度が駆動ローラ12の周辺部を構成する部材の材料(金属等)に影響されにくく、しかも駆動ローラ12または駆動ローラ12の周辺部の挙動に影響されにくいため、コストを過度に高くすることなく駆動ローラ12検出の精度を高くできる。
また、本実施の形態に係るエスカレータは、上記のエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置と、駆動装置30(図1)の運転を停止させるエスカレータ用駆動装置制御手段とを備え、エスカレータ用駆動装置制御手段は、駆動ローラ脱落判定手段が、駆動ローラ12が脱落していると判定した場合に、駆動装置30の運転を停止させる。このため、駆動ローラ12が脱落した踏段10に乗載した人が固定の床場付近に近づく前に、エスカレータの運転を有効に停止させることができ、より有効に安全を確保しつつ人がエスカレータから床場に円滑に降りることが可能となる。
なお、本実施の形態では、上側ローラ検出センサ40および下側ローラ検出センサを、それぞれ上側の駆動レール14a側と下側の駆動レール14b側とに左右2個ずつ設けた場合について説明したが、左右2個のローラ検出センサを、上側の駆動レール14a側または下側の駆動レール14b側にのみ設けることもできる。この場合には、図7において、ステップS3またはS4に対応する処理が省略され、エスカレータ用駆動装置制御手段は、左右の上側ローラ検出センサ40または左右の下側ローラ検出センサにより、駆動ローラ12を左右ローラ許容検出時間差t1以内に検出していることを条件に、エスカレータの運転を継続するステップS6に対応する処理に移行する。また、このように左右2個の上側ローラ検出センサ40または下側ローラ検出センサのみを設ける場合、上側ローラ検出センサ40のみを設けることが好ましい。この理由は、駆動ローラ12が脱落したことにより人がエスカレータから固定の床場に円滑に降りることが難しくなる可能性がある等の不都合は、上側の駆動レール14aに対応する降り口38付近の踏段10側でのみ生じ、しかも、駆動ローラ12は下側の駆動レール14bから上側の駆動レール14aに移る際に駆動レール14b、14aの不連続部で脱落する可能性があり、この脱落を検出する必要があるためである。
また、スイッチ44(図4、図5)のオンオフの切り替えは、検出片42が駆動ローラ12により押された場合に弾性的に曲げられることによりオフされ、駆動ローラ12が検出片42から遠ざかり検出片42が弾性的に復元した場合にオンされるようにすることもできる。また、ローラ検出センサは、磁気センサまたは光センサを備えるものとし、ステップ軸16に支持した左右2個の駆動ローラ12が所定位置を通過したことを検出可能とする構成とすることもできる。
[第2の発明の実施の形態]
図8は、本発明の第2の実施の形態を示す、上記の図1に対応する図である。上記の第1の実施の形態では、人を下降させる下降用エスカレータに本発明を適用した場合について説明した。これに対して、本実施の形態のエスカレータの場合には、図8の矢印ト、チで示す方向に踏段10を循環駆動させる、すなわち、人を上昇させる上昇用エスカレータに本発明を適用している。この場合には、エスカレータの乗り口36および降り口38が、上記の図1に示した第1の実施の形態とは逆になる。また、本実施の形態の場合には、左右方向(図8の表裏方向)両側の、図8のリで示す範囲部分である下側の乗り口36付近、および、図8のヌで示す範囲部分である上側の降り口38付近の2個所ずつ合計4個所に、上側ローラ検出センサ40(図2から図5参照)と下側ローラ検出センサとをそれぞれ設けている。その他の構成および作用については、上記の第1の実施の形態と同様であるため、同等部分には同一符号を付して重複する説明および図示を省略する。なお、本実施の形態の場合も、上記の第1の実施の形態と同様に、左右2個のローラ検出センサを、上側の駆動レール14a側または下側の駆動レール14b側にのみ設けることもできる。
また、上記の各実施の形態においては、複数の踏段10に支持した複数のステップ軸16(図2等参照)を連結部材である、無端状のチェーン11により連結する構造に本発明を適用した場合について説明した。ただし、本発明は、このような構造に限定するものではなく、例えば、複数の板状のリンク素子を無端状に連結した連結部材である、リンクにより、複数の踏段10(図1等参照)に支持した複数のステップ軸16(図2等参照)を連結する構造に適用することもできる。このようなリンクによりステップ軸16を連結する構造は、中間部に設けた駆動装置により、複数のラグローラと呼ばれるローラを環状に循環駆動させることにより、ラグローラとリンク素子の端部に形成した溝部とを係合させることにより、リンクを循環駆動させる。また、リンクにより連結した複数のステップ軸16の左右両側に支持した駆動ローラ12(図1等参照)を上側の駆動レールと、下側の駆動レールとに案内する。このような構造に本発明を適用する場合も、上記の各実施の形態と同様に、エスカレータの駆動ローラ脱落検出装置と、エスカレータ運転停止手段とを備え、エスカレータの駆動ローラ脱落検出装置は、少なくとも左右2個のローラ検出センサと、駆動ローラ脱落判定手段とを備える構成とする。この構成により、上記の各実施の形態と同様に、駆動ローラ12の脱落を検出できるとともに、より有効に安全を確保しつつ人がエスカレータから床場に円滑に降りることが可能となるという効果を得られる。
本発明の第1の実施の形態に係るエスカレータを示す略断面図である。 同じくエスカレータを構成する、左右両側に駆動ローラを支持したステップ軸を示す断面図である。 図2の右端部を拡大して示す断面図である。 検出片が駆動ローラにより弾性変形し、スイッチがオンされる状態を示す、図3に対応する図である。 駆動ローラがステップ軸から脱落した場合に、スイッチがオフされたままとなる状態を示す、図3に対応する図である。 第1の実施の形態において、左右のスイッチのオンオフ状態の時間経過の1例を示す図である。 同じく駆動ローラの脱落検出方法と、エスカレータの運転制御方法とを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るエスカレータを示す略断面図である。 従来から考えられているエスカレータの1例を示す略断面図である。 図9のエスカレータを構成するステップ軸に支持した踏段を示す斜視図である。 図9のエスカレータを構成するチェーンと、チェーンにより連結した複数のステップ軸との一部を示す略図である。 図9のエスカレータにおいて、追従レールと駆動レールとの形状を説明するためのエスカレータの模式図である。 図10の一部を切断して図10の矢印A方向に見た略図である。 ステップ軸から駆動ローラが脱落した状態を示す、図13に対応する図である。
符号の説明
10 踏段、11 チェーン、12 駆動ローラ、14a,14b 駆動レール、16 ステップ軸、18 踏段本体、20 踏板、22 ライザー、24 チェーン、26,28 スプロケット、30 駆動装置、32 追従ローラ、34 追従レール、36 乗り口、38 降り口、40 上側ローラ検出センサ、42 検出片、44 スイッチ、46 コントローラ、48 電線。

Claims (3)

  1. 複数の踏段に支持した複数のステップ軸を連結部材により連結するとともに、各ステップ軸の両側に支持した左右2個の駆動ローラをレールにより案内しているエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置であって、
    各ステップ軸に支持した左右2個の駆動ローラが左側または右側の所定位置を通過したことを検出する少なくとも左右2個のローラ検出センサと、
    駆動ローラ脱落判定手段と、を備え、
    駆動ローラ脱落判定手段は、左右2個のローラ検出センサが、左右の対応する側の駆動ローラの所定位置の通過を検出した時間の、左右のローラ検出センサ同士の間でのずれが所定の許容時間を越えている場合に、左右2個の駆動ローラのいずれかが脱落していると判定することを特徴とするエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置。
  2. 請求項1に記載のエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置において、
    左右2個のローラ検出センサのそれぞれは、左右の対応する側の駆動ローラの通過経路に配置される板状の検出片を備え、検出片は、駆動ローラが所定位置を通過することにより押されて弾性変形することにより、スイッチのオンオフを切り替え、駆動ローラが所定位置を通過したことを検出することを特徴とするエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のエスカレータの駆動ローラ脱落検出装置と、
    エスカレータ用駆動装置の運転を停止させるエスカレータ運転停止手段と、を備えるエスカレータであって、
    エスカレータ運転停止手段は、駆動ローラ脱落判定手段が、駆動ローラが脱落していると判定した場合に、エスカレータ用駆動装置の運転を停止させることを特徴とするエスカレータ。
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