JP2005314038A - 乗客コンベア - Google Patents

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Hirobumi Utsunomiya
博文 宇津宮
Wahei Kojima
和平 小嶋
Hideaki Komuro
秀秋 小室
Kiyoshi Henmi
清志 逸見
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Abstract

【課題】
踏段の前輪の浮き上がりを逸早く検出して、乗降床先端の櫛歯と踏板との衝突による損傷度合を最小限に抑えることのできる乗客コンベアを実現する。
【解決手段】
下階床と上階床とに跨って設置された主枠2内に、無端状に連結されて循環移動する複数の踏段4と、前記踏段4の移動方向の両側に立設され周縁に前記踏段4と同期移動する移動手摺5を案内する欄干6を備えた乗客コンベアにおいて、前記踏段4の前輪16を上方から押える前輪押えレールの少なくとも一部を可動とし、前記可動前輪押えレール20の移動量が所定量に達したときに、スイッチが作動して乗客コンベアを停止させる。
【選択図】図1


Description

本発明は、乗客を輸送するエスカレーターや電動道路等の乗客コンベアに係り、特に、踏板の異常を検出することのできる乗客コンベアの異常検出装置に関する。
従来から、踏段の浮き上がりや沈下を検出する方法は様々考えられてきた。特に、特許文献1には、踏段が段差運動を行う傾斜部から曲線部,水平部に亘って一体に設けられた検出レールの上方或いは下方への移動を検出することで、踏段の異常を検出することが記載されている。
特開2003−104679号公報(第7頁,第3図)
しかしながら、上述した特許文献1では、踏段の後輪レールに沿って配設された検出レールの変動により、後輪の浮き上がりを検出するものである。したがって、前輪だけが僅かに浮き上がった場合には、異常を検出することができない。このように前輪が浮き上がったまま踏段が乗降口付近まで達すると、乗客の搭載面を形成する踏板が乗降床先端の櫛歯と衝突する可能性があり、最悪の場合は踏板が踏段から外れてしまい、その場合には復元に多大の時間と費用を費やすことになる。
したがって、本発明の目的は、踏段の前輪の浮き上がりを逸早く検出して、乗降床先端の櫛歯と踏板との衝突による損傷度合を最小限に抑えることのできる乗客コンベアを提供することである。
上述の目的を達成するために、本発明では、下階床と上階床とに跨って設置された主枠内に、無端状に連結されて循環移動する複数の踏段と、前記踏段の移動方向の両側に立設され周縁に前記踏段と同期移動する移動手摺を案内する欄干を備えた乗客コンベアにおいて、前記踏段の前輪を上方から抑える前輪抑えレールの少なくとも一部を可動とし、前記可動前輪抑えレールの移動量が所定量に達したときに、スイッチが作動して乗客コンベアを停止させる。
本発明によれば、踏段の前輪の浮き上がりを逸早く検出して、乗降床先端の櫛歯と踏板との衝突による損傷度合を最小限に抑えることのできる乗客コンベアを実現できる。
以下、本発明の実施例につき、図1〜図5を用いて説明する。
図1に示す通り、乗客コンベアの一種であるエスカレーターは、下階床(図示せず)と上階床1とに跨って設置された主枠2内に、無端状の踏段チェーン3に連結されて循環移動する複数の踏段4と、踏段4の移動方向の両側に立設され周縁に前記踏段4と同期移動する移動手摺5を案内する欄干6と、前記踏段チェーン3を主枠2の長手方向両端部で巻掛け、前記主枠2の上部水平部8では乗降床(上階床)1下に軸支された綱車7と、前記主枠2の上部水平部8内に設置され、制御装置10の制御指令により回転するモータ11と減速機12とで構成され、前記綱車7を駆動チェーン9を介して回転駆動する駆動機
13とを備えている。ここで、前記踏段4の後輪14は、主枠2内に敷設された後輪案内レール15に案内され、前記踏段4の前輪16は、前輪案内レール17に案内されている。また、この踏段4は、乗客を搭載する踏板を備え、主枠2の長手方向端部の乗降床1の先端に設けた櫛歯18と非接触で噛合って進行して行き、乗降床1の下側で移動方向を反転している。
そして、前輪16の上方に、前輪押えレールが設けられており、少なくとも一部が可動となっている。具体的には、傾斜部においては、固定の前輪押えレール19が、乗降床1近傍においては、可動の前輪押えレール20が夫々配置され、踏段4の前輪16を上方から押える構成となっている。
次に、可動前輪押えレール20の構成について、図2乃至図4を用いて説明する。図2に示す通り、この可動前輪押えレール20には、スイッチ21が取付けられており、可動前輪押えレール20の移動量が所定量に達すると、スイッチ21が作動して、エスカレーターを停止させる構成となっている。
図3は、図2のA−A断面について、通常運転時における可動前輪押えレール20の状態を示す図である。可動前輪押えレール20は、ばね22等の弾性体を介してブラケット23に支持されており、前輪16から可動前輪押えレール20に押し上げ力が加わると、弾性体により反発力を受けるような構成となっている。つまり、可動前輪押えレール20は、弾性力により簡単には持ち上がらないよう、エスカレーター本体へ設置されている。そして、踏段4上の乗客が動いた場合、例えば、乗客が乗り降りした場合等における前輪16の揺れ程度では、可動前輪押えレール20の移動量は、所定量まで達せず、スイッチ21が作動することはない。したがって、頻繁にエスカレーターを停止してしまうなどの問題が生じないようになっている。
一方、隣接する踏段4の間に異物が挟まったまま乗降床1先端の櫛歯18に達すると、後方の踏段4が持ち上がると共に、後方の踏段4の前輪16が持ち上がり、可動前輪押えレール20が上方へ移動することになる。このような異常発生時における可動前輪押えレール20の状態を図示すると、図4のようになる。そして、可動前輪押えレール20の移動量が所定量に達すると、スイッチ21が作動し、エスカレーターの運転を停止させる。これにより、踏板の乗降床1側端と櫛歯18との間に異物が挟まっていても、踏板の乗降床1側端の上昇に伴う前輪16の僅かな上昇を検知して、逸早くエスカレーターを停止させることができる。したがって、踏板の乗降床1側端が乗降床1の上方へ乗り上げ、踏段4本体から外れるなどの機器の損傷を抑えることができる。
尚、本実施例では、エスカレーターについて説明したが、乗客コンベアの一種である動く歩道についても同様の構成を採用することができる。また、より高精度な異常検出を行うために、踏段4の進行方向にスイッチ21や弾性体を複数設けても構わない。
本発明の実施例を示すエスカレーターの上部水平部付近の構成図である。 図1における可動前輪押えレール付近の拡大図である。 図2のA−A断面について、通常運転時における可動前輪押えレールの状態を示す図である。 図2のA−A断面について、異常発生時における可動前輪押えレールの状態を示す図である。
符号の説明
1…乗降床、2…主枠、3…踏段チェーン、4…踏段、5…移動手摺、6…欄干、7…綱車、8…上部水平部、9…駆動チェーン、10…制御装置、11…モータ、12…減速機、13…駆動機、14…後輪、15…後輪案内レール、16…前輪、17…前輪案内レール、18…櫛歯、19…固定前輪押えレール、20…可動前輪押えレール、21…スイッチ、22…ばね、23…ブラケット。

Claims (3)

  1. 下階床と上階床とに跨って設置された主枠内に、無端状に連結されて循環移動する複数の踏段と、前記踏段の移動方向の両側に立設され周縁に前記踏段と同期移動する移動手摺を案内する欄干を備えた乗客コンベアにおいて、前記踏段の前輪を上方から押える前輪押えレールの少なくとも一部を可動とし、前記可動前輪押えレールの移動量が所定量に達したときに、スイッチが作動して乗客コンベアを停止させることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 請求項1において、踏段上の乗客が動いただけでは、前記可動前輪押えレールの移動量が所定量に達しないことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 請求項2において、前記可動前輪押えレールは、弾性体を介して支持されていることを特徴とする乗客コンベア。
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