JP7342095B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアに関するものである。
従来、エスカレータや動く歩道などにおいて自動運転を行う場合に、乗客が乗客コンベアに乗ることを検出するために、乗降口に乗客接近センサと乗客乗り込みセンサを設けている。乗客接近センサは、乗降板に近づく乗客を検出し、乗客乗り込みセンサは、乗降板の先端にあるコムの上方に設けられ、乗降板から踏段に乗り込む乗客を検出するものである。
そして、乗客乗り込みセンサのみが動作し、乗客接近センサが動作しない状態が繰り返し発生する場合には、乗客接近センサが故障と判定できる。
特開2006-151560号公報 特許第5310071号公報
上記のように、乗客接近センサについては乗客乗り込みセンサとの動作の関係で故障か否かの判定できるが、乗客乗り込みセンサの故障についてはその判定を行うことができないという問題点があった。その理由は、乗客接近センサが乗客の接近を検出しても、その乗客が必ずしも乗り込むとは限らず、単にその付近を通過するだけのときがあり、そのときには、乗客乗り込みセンサが正常であっても動作しないからである。
そこで本発明の実施形態は、上記問題点に鑑み、乗客コンベアの乗り口に設けられ、乗客の乗り込みを検出する乗客センサ(乗客乗り込みセンサ)の故障を判定できる、乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、乗り口側から降り口側に移動する踏段と、前記乗り口側に設けられ、前記踏段に乗り込む乗客を検出する乗り口側センサと、前記降り口側に設けられ、前記踏段から降りた前記乗客を検出する降り口側センサと、制御部と、を有し、 前記制御部は、予め設定した単位時間を有する一の区間毎に前記乗り口側センサと前記降り口側センサが動作したか否かを検出し、一の前記区間内において前記乗り口側センサが前記乗客を検出した場合に、第1不検出カウントを0に設定し、また、一の前記区間内において前記乗り口側センサが前記乗客を検出せず、前記降り口側センサが前記乗客を検出した場合に、前記第1不検出カウントに1加算し、予め設定された第1設定値の数だけ連続した複数の前記区間内において、加算した前記第1不検出カウントが前記第1設定値以上になったときに、前記乗り口側センサが故障であると判定する、ことを特徴とする乗客コンベアである。
本発明の一実施形態を示すエスカレータの説明図である。 エスカレータの一部欠裁平面図である。 エスカレータのブロック図である。 乗り口側センサと降り口側センサの故障判定を行うためのフローチャートである。 乗り口側センサと降り口側センサが正常な時におけるタイムチャートである。 乗り口側センサが故障のときのタイムチャートである。 降り口側センサが故障のときのタイムチャートである。 降り口側センサがイタズラされたときのタイムチャートである。 変更例1のタイムチャートである。 変更例2のタイムチャートである。
本発明の一実施形態の乗客コンベアについて説明する。本実施形態では、乗客コンベアとしてエスカレータ10を用いて、図1~図10を参照して説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の全体の構造について図1を参照して説明する。図1は、エスカレータ10を左側面から見た説明図である。但し、エスカレータ10の内部構造をわかりやすくするために、エスカレータ10の片側(左側)の部材の図示を省略している。なお、エスカレータ10の前後方向を説明するときは、上階から下階を見下ろし、上階が後側、下階が前側であるものとする。
エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって、支持アングル2,3を用いて前後方向に支持されている。
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、踏段30を走行させる駆動装置18、左右一対の踏段スプロケット24,24が設けられている。この駆動装置18は、モータ20と、減速機21と、この減速機21の出力軸に取り付けられた駆動小スプロケット19と、モータ20の回転を停止させ、かつ、停止状態を保持するディスク式の電磁ブレーキ23とを有している。左右一対の踏段スプロケット24,24には、同軸に駆動大スプロケット17が取り付けられ、駆動小スプロケット19との間に無端状の駆動チェーン22が架け渡されている。また、上階側の機械室14内部には、モータ20や電磁ブレーキ23などを制御する制御装置50が設けられている。
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、左右一対の従動スプロケット26,26が設けられている。上階側の左右一対の踏段スプロケット24,24と下階側の左右一対の従動スプロケット26,26との間には、左右一対の無端状の踏段チェーン28,28が架け渡されている。左右一対の踏段チェーン28,28の間には、複数の踏段30の左右一対の第1輪301,301が一定間隔毎に連結されている。モータ20が回転すると踏段30の第1輪301は、トラス12に固定された不図示の第1輪専用の案内レールを走行し、踏段30の第2輪302は、トラス12に固定された第2輪専用の案内レール25を走行する。
トラス12の上部の左右両側には、左右一対の欄干36,36が立設されている。この欄干36の上部には手摺りレール39が設けられ、この手摺りレール39に沿って無端状の手摺りベルト38が移動する。
左右一対の欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられている。正面スカートガード40,42から手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48がそれぞれ突出している。左右一対の欄干36の側面下部には、スカートガード(内デッキ)44がそれぞれ設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。
手摺りベルト38は、不図示のベルトスプロケットが踏段スプロケット24と共に回転することにより踏段30と同期して移動する。
上階側の左右一対のスカートガード44,44の間の乗降口である、機械室14の天井面には、上階側の乗降板32が水平に設けられている。下階側の左右一対のスカートガード44,44の間の乗降口である、機械室16の天井面には、下階側の乗降板34が水平に設けられている。上階側の乗降板32の先端には櫛歯状のコム60が設けられ、このコム60に踏段30が進入したり、引き出されたりする。また、下階側の乗降板34の先端にも櫛歯状のコム62が設けられている。
(2)乗り口側センサ56と降り口側センサ58
上記のようなエスカレータ10において、上階のコム60の左右両側部にあるスカートガード44には、光電センサよりなる乗客センサ56が設けられている。この乗客センサ56は、発光素子と受光素子とよりなり、発光素子が例えば右側のスカートガード44に設けられ、受光素子が左側のスカートガード44に設けられている。図2に破線矢印で示すように、発光素子から赤外線などの光線が照射され、これを受光素子が受光している。乗客が、発光素子と受光素子との間を通過すると、受光素子が光線を受光できないため、乗客が通過したことを検出できる。乗客センサ56は、発光素子から光線を照射し、受光素子がそれを受けている場合にはON状態となり、乗客が通過したときには受光素子が光線を受けられないためOFF状態となる。
下階のコム62の左右両側部にあるスカートガード44にも、発光素子と受光素子よりなる乗客センサ58が設けられている。
以下の説明では、エスカレータ10の踏段30は下降運転を行うため、上階側が乗り口になり、下階側が降り口となる。そのため上階の乗客センサ56を「乗り口側センサ56」といい、下階の乗客センサ58を「降り口側センサ58」という。
なお、乗り口側センサ56では、乗客が乗降板32からコム60を跨いで踏段30に乗ったときに、乗客が通過したことを検出する。また、降り口側センサ58は、踏段30から下階のコム62を跨いで乗降板34に降りたときに乗客が通過したことを検出する。
(3)エスカレータ10の電気的構成
エスカレータ10の電気的構成について図3のブロック図を参照して説明する。
エスカレータ10は、踏段30を所定速度(例えば、定格速度V)で移動させるためのモータ20をインバータ制御する駆動回路52を有している。この駆動回路52には、モータ20の回転を停止させるための電磁ブレーキ23も接続されている。
エスカレータ10の制御を行う制御装置50は、駆動回路52、乗り口側センサ56、降り口側センサ58が接続され、さらに外部にある保守センターと通信を行うための通信部54が接続されている。
(4)乗り口側センサ56と降り口側センサ58の故障の判定方法
次に、乗り口側センサ56と降り口側センサ58の故障の判定方法について図5~図10のタイムチャートを用いて説明する。制御装置50は乗り口側センサ56と降り口側センサ58の故障の判定方法について、制御部としての機能を有する。まず、制御装置50が、乗り口側センサ56と降り口側センサ58の故障の判定を行う場合のルールについて説明する。
ルール1としては、制御装置50は、単位時間T0毎に、乗り口側センサ56と降り口側センサ58が動作したか否かを検出する。なお、単位時間T0によって区切られている時間を「区間」といい、単位時間T0が経過する毎に順番に、区間1、区間2…という。
ルール2としては、制御装置50は、単位時間T0内において、乗り口側センサ56が乗客を検出し、降り口側センサ58も乗客を検出したときには、乗り口側センサ56が乗客を検出しなかったことを意味する不検出カウント(以下、「第1不検出カウント」という)を0に設定し、降り口側センサ58が乗客を検出しなかったことを意味する不検出カウント(以下、「第2不検出カウント」という)も0にする。
ルール3としては、制御装置50は、単位時間T0内において、乗り口側センサ56が乗客を検出せず、降り口側センサ58のみが乗客を検出した場合には、乗り口側センサ56の第1不検出カウントに1加算し、降り口側センサ58の第2不検出カウントを0にする。
ルール4としては、制御装置50は、単位時間T0内において、乗り口側センサ56が乗客を検出し、降り口側センサ58が乗客を検出しなかった場合には、乗り口側センサ56の第1不検出カウントを0に設定し、降り口側センサ58の第2不検出カウントに1加算する。
なお、乗り口側センサ56の第1不検出カウントも、降り口側センサ58の第2不検出カウントも、初期状態においては0であり、単位時間T0内において、乗り口側センサ56と降り口側センサ58の双方が乗客を検出しなかった場合には、どちらのカウントも加算しない。
ルール5としては、制御装置50は、乗り口側センサ56の第1不検出カウントが、予め設定された複数の連続した区間において、第1設定値S1(例えば、3)以上になったときに乗り口側センサ56が故障であると判定する。そして、制御装置50内にあるメモリに乗り口側センサ56が故障であることを登録すると共に、その旨を、通信部54を介して外部の保守センターに通知する。
ルール6としては、制御装置50は、降り口側センサ58の第2不検出カウントが、予め設定された複数の連続した区間において、第2設定値S2(例えば、3)以上になったときに降り口側センサ58が故障であると判定する。そして、制御装置50内にあるメモリに降り口側センサ58が故障であることを登録すると共に、その旨を、通信部54を介して外部の保守センターに通知する。
ルール7としては、制御装置50が上記の故障の判定を行うための最短時間、すなわち、上記で記載した「予め設定された複数の連続した区間」とは、単位時間T0と第1設定値S1との積、又は単位時間T0と第2設定値S2との積とする。例えば、第1設定値S1=第2設定値S2=3とした場合には、制御装置50が故障の判定を行う最短時間は3T0、すなわち、3つの連続した区間の時間の総計である。乗客が多い環境では、単位時間T0、第1設定値S1、第2設定値S2を小さくすることで、異常検出までの時間を短くできる。但し、この場合であっても故障の判定を行うための最短時間は、制御装置50が踏段30を定格速度Vで走行させた場合に、踏段30が上階から下階に到達するまでの時間より長くする必要がある。以下の説明では、単位時間T0としては、制御装置50が踏段30を定格速度Vで走行させた場合に、踏段30が上階から下階に到達するまでの時間より若干長い時間(例えば、1分)を付加した時間として設定する。また、故障の判定を行うための時間としては、4つの連続した区間が経過したときに判定する。
(4-1)乗り口側センサ56と降り口側センサ58が正常なとき
乗り口側センサ56と降り口側センサ58が両方共に正常なときの判定方法について図5のタイムチャートを参照して説明する。
まず、区間1において、乗客の乗り込みがなく、乗り口側センサ56と降り口側センサ58が共に乗客を検出しないのでON状態となっている。これにより、第1不検出カウントが0、第2不検出カウントも0である。
次に、区間2において、乗客Aと乗客Bが続いて乗り込むと、乗り口側センサ56がこれらの乗客をそれぞれ検出して、その都度ON状態からOFF状態となる。一方、降り口側センサ58においても、乗客Aが降りきてそれを検出するためON状態からOFF状態となる。このように、乗り口側センサ56と降り口側センサ58の両方共に乗客を検出したため、第1不検出カウントが0、第2不検出カウントが0のままである。
次に、区間3において、乗客が乗ってこなかったため、乗り口側センサ56は乗客を検出せずON状態のままである。一方、降り口側センサ58は、区間2で乗ってきた乗客Bが降りてきてそれを検出してON状態からOFF状態となる。このように、乗り口側センサ56が乗客を検出せず、かつ、降り口側センサ58が乗客Bを検出したため、乗り口側センサ56の第1不検出カウントに1加算し、降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
次に、区間4において、乗客Cが乗り込んでくると、乗り口側センサ56がそれを検出してON状態からOFF状態となる。一方、乗客Cが下階から降りてきたため降り口側センサ58がそれを検出してON状態からOFF状態となる。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントを1から0にリセットし、降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
以上により、4つの連続した区間1~4内において、乗り口側センサ56と降り口側センサ58はそれぞれ乗客を検出して、第1不検出カウントが0、降り口側センサ58が0であるため、制御装置50は、乗り口側センサ56と降り口側センサ58が両方共に正常であると判定できる。
(4-2)乗り口側センサ56が故障のとき
次に、乗り口側センサ56が故障し、降り口側センサ58が正常なときの判定方法を図6のタイムチャートを参照して説明する。
まず、区間1において、乗客Aが乗り込んでくるが、乗り口側センサ56は乗客Aを検出しないためON状態が維持される。一方、降り口側センサ58は、その乗客Aが降りてくるため、それを検出して、ON状態からOFF状態となる。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウント0に1加算し、降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
次に、区間2において、乗客Bが乗り込んでくるが、乗り口側センサ56は乗客Bを検出しないためON状態が維持される。一方、降り口側センサ58は、その乗客Bが降りてくるため、それを検出して、ON状態からOFF状態となる。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントにさらに1加算して2に設定する。降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
次に、区間3において、区間3の終了間際に乗客Cが乗り込んできても、乗り口側センサ56は乗客Cを検出しないためON状態が維持される。一方、乗客Cは区間3の終了間際に乗ってきて区間3内においては下階まで到達しないため、降り口側センサ58は、この乗客Cを検出できずON状態が維持される。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントは2のままであり、降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
次に、区間4において、乗客が乗ってこないため、乗り口側センサ56はON状態が維持される。一方、降り口側センサ58は、区間3で乗り込んだ乗客Cが降りてきたため、ON状態からOFF状態となる。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントにさらに1加算して3に設定する。降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
以上により、4つの連続した区間1~4内において、乗り口側センサ56の第1不検出カウントが3となって、第1設定値S1以上になったので、制御装置50は、乗り口側センサ56が故障であると判定し、制御装置50内にあるメモリに、乗り口側センサ56が故障であることを登録し、その旨を、通信部54を介して外部の保守センターに通知する。
(4-3)降り口側センサ58が故障のとき
次に、乗り口側センサ56が正常、降り口側センサ58が故障をしているときの判定方法について図7のタイムチャートを参照して説明する。
まず、区間1において、乗客Aが乗り込んでくると、乗り口側センサ56がそれを検出して、ON状態からOFF状態となる。一方、降り口側センサ58は乗客Aを検出しないため、ON状態が維持される。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントは0のままであり、降り口側センサ58の第2不検出カウント0に1加算する。
次に、区間2において、乗客Bが乗り込んでくると、乗り口側センサ56がそれを検出して、ON状態からOFF状態となる。一方、降り口側センサ58は乗客Bを検出しないため、ON状態が維持される。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントは0のままであり、降り口側センサ58の第2不検出カウントはさらに1加算され2になる。
次に、区間3において、区間3の終了間際に乗客Cが乗り込んでくると、乗り口側センサ56はそれを検出して、ON状態からOFF状態となる。一方、降り口側センサ58は乗客Cを検出しないため、ON状態が維持される。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントは0のままであり、降り口側センサ58の第2不検出カウントはさらに1加算して3に設定する。
次に、区間4において、乗客は乗り込んでこないため、乗り口側センサ56は乗客を検出せずON状態が維持される。一方、降り口側センサ58は区間3で乗り込んだ乗客Cが降りきても検出せずON状態が維持される。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントは0のままであり、降り口側センサ58の第2不検出カウントは3のままである。
以上により、4つの連続した区間1~4内において、降り口側センサ58の第2不検出カウントが3となって、第2設定値S2以上になったので、制御装置50は、降り口側センサ58が故障していると判定し、制御装置50内にあるメモリに、降り口側センサ58が故障であることを登録し、その旨を、通信部54を介して外部の保守センターに通知する。
(4-4)降り口側センサ58にイタズラをされたとき
次に、子供などのイタズラによって、降り口側センサ58の発光素子からの光線が遮断された場合について図8のタイムチャートを参照して説明する。
まず、区間1において、乗客が乗り込んでこないので、乗り口側センサ56はON状態である。一方、降り口側センサ58において、乗客が降りてこないにも関わらず、イタズラによってON状態からOFF状態になる。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウント0は1加算され、降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
次に、区間2において、乗り口側センサ56は乗客を検出せずON状態が維持される。一方、降り口側センサ58は、乗客が降りてこないにも関わらず、イタズラによってON状態からOFF状態となる。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントはさらに1加算され2になる。降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
次に、区間3において、乗客は乗り込んでこないので、乗り口側センサ56はON状態のまま維持される。一方、降り口側センサ58も乗客を検出しないため、ON状態が維持される。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントは2のままであり、降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
次に、区間4において、乗客Aが乗り込み、それを乗り口側センサ56が検出して、ON状態からOFF状態となる。一方、降り口側センサ58も、乗客Aが降りてきて、それを検出してON状態からOFF状態となる。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントは0にリセットされ、降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
以上により、4つの連続した区間1~4内において、イタズラで降り口側センサ58の光線が遮断された場合でも、乗り口側センサ56と降り口側センサ58が正常に動作していると制御装置50が判定できる。
なお、この説明では、降り口側センサ58がイタズラされたときを説明したが、乗り口側センサ56がイタズラをされたときも同様に判定できる。
(5)故障判定の流れ
次に、上記で説明した乗り口側センサ56と降り口側センサ58の判定方法の流れについて図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、制御装置50は、一の区間の単位時間T0の計時を開始する。そしてステップS2に進む。
ステップS2において、乗り口側センサ56が動作(ON状態からOFF状態になる)をすればステップS3に進み(yの場合)、動作していなければステップS4に進む(nの場合)。
ステップS3において、乗り口側センサ56が動作したので、制御装置50は、乗り口側センサ56の正常フラグをOFF状態からON状態にする。そしてステップS4に進む。
ステップS4において、降り口側センサ58が動作(ON状態からOFF状態になる)をしていればステップS5に進み(yの場合)、動作していなければステップS6に進む(nの場合)。
ステップS5において、降り口側センサ58が動作したので、制御装置50は、降り口側センサ58の正常フラグをOFF状態からON状態にする。そしてステップS6に進む。
ステップS6において、単位時間T0がタイムアップしていなければステップS2に戻り(nの場合)、タイムアップしていれば一の区間が終了したとしてステップS7に進む(yの場合)。
ステップS7において、乗り口側センサ56の正常フラグがON状態であればステップS10に進み(yの場合)、正常フラグがOFF状態であればステップS8に進む(nの場合)。
ステップS8において、降り口側センサ58の正常フラグがON状態であればステップS17に進み(yの場合)、正常フラグがOFF状態であればステップS9に進む(nの場合)。
ステップS9において、制御装置50は、乗り口側センサ56と降り口側センサ58の正常フラグが両方ともOFF状態なため、乗り込んだ乗客はいないと判断してステップS1に戻る。
ステップS10において、乗り口側センサ56の正常フラグがON状態であるため、第1不検出カウントを0にリセットする。そしてステップS11に進む。
ステップS11において、降り口側センサ58の正常フラグがON状態であればステップS12に進み(yの場合)、正常フラグがOFF状態であればステップS13に進む(nの場合)。
ステップS12において、降り口側センサ58の正常フラグがON状態であるため、第2不検出カウントを0にリセットする。リセットの後に乗り口側センサ56と降り口側センサ58の正常フラグをOFF状態にする。そしてステップS1に戻って、次の区間の単位時間T0の計測を開始する。このステップS1~S12までの流れが、上記項目(4-1)で説明した乗り口側センサ56と降り口側センサ58が、共に正常なときの流れである。
ステップS13において、乗り口側センサ56の正常フラグがON状態であるにも関わらず、降り口側センサ58の正常フラグがOFF状態であるため、降り口側センサ58の第2不検出カウントに1加算する。そしてステップS14に進む。
ステップS14において、降り口側センサ58の第2不検出カウントが第2設定値S2以上であればステップS15に進み(yの場合)、第2設定値S2未満であればステップS16に進む(nの場合)。
ステップS15において、降り口側センサ58の第2不検出カウントが第2設定値S2以上であるため、制御装置50は、降り口側センサ58が故障であると判定して、その旨をメモリに登録し、通信部54を介して保守センターに通知する。そして、ステップS16に進む。このステップS1~S15までの流れが、上記項目(4-3)で説明した乗り口側センサ56が正常、降り口側センサ58が故障のときの流れである。
ステップS16において、乗り口側センサ56の正常フラグをOFF状態にする。そして終了して、ステップS1に戻って、次の区間の単位時間T0の計測を開始する。
ステップS17において、乗り口側センサ56の正常フラグがOFF状態であり、降り口側センサ58の正常フラグがON状態であるため、降り口側センサ58の第2不検出カウントを0にリセットする。そしてステップS18に進む。
ステップS18において、降り口側センサ58の正常フラグがON状態であるにも関わらず、乗り口側センサ56の正常フラグがOFF状態であるため、乗り口側センサ56の第1不検出カウントに1加算する。そしてステップS19に進む。
ステップS19において、乗り口側センサ56の第1不検出カウントが第1設定値S1以上であればステップS20に進み(yの場合)、第1設定値S1未満であればステップS21に進む(nの場合)。
ステップS20において、乗り口側センサ56の第1不検出カウントが第1設定値S1以上であるため、制御装置50は、乗り口側センサ56が故障であると判定し、その旨をメモリに登録し、通信部54を介して外部にある保守センターに通知する。そして、ステップS21に進む。このステップS1~S20までの流れが、上記項目(4-2)で説明した乗り口側センサ56が故障し、降り口側センサ58が正常なときの流れである。
ステップS21において、降り口側センサ58の正常フラグをOFF状態にする。そして終了し、ステップS1に戻って、次の区間の単位時間T0の計測を開始する。
(6)効果
本実施形態によれば、4つの連続した区間1~4内において、乗り口側センサ56の第1不検出カウントが第1設定値S1以上になると乗り口側センサ56が故障であると判定でき、また、降り口側センサ58の第2不検出カウントが第2設定値S2以上になると降り口側センサ58が故障であると判定できる。特に、連続した複数の区間毎に、乗り口側センサ56と降り口側センサ58の動作をそれぞれ検出しているため、故障を正確に判定できる。
また、乗り口側センサ56と降り口側センサ58が乗客を検出した回数や時間でなく、単位時間T0内で、一方の乗客センサが乗客を検出し、他方の乗客センサが一度も乗客を検出しなかった場合を故障の判定材料とするため、イタズラなどで一方の乗客センサが短時間内に複数回動作するケースがあっても、それを故障として誤検出するのを防止することができる。
また、エスカレータ10の踏段30の移動を停止させて故障を判定するのでなく、通常の運転中に乗り口側センサ56と降り口側センサ58の故障の判定を行うことができる。
また、乗り口側センサ56と降り口側センサ58があれば、それぞれの故障を発見できる。
変更例
次に、上記実施形態の変更例について説明する。
(1)変更例1
変更例1について、図9のタイムチャートを参照して説明する。変更例1では、制御装置50は、上記実施形態で記載した機能に加えて、単位時間T0内において、乗り口側センサ56のOFF状態の連続時間、すなわち乗り口側センサ56が乗客を検出している連続時間と、降り口側センサ58のOFF状態の連続時間、すなわち降り口側センサ58が乗客を検出している連続時間を区間毎に計測する。そして、制御装置50は、乗り口側センサ56又は降り口側センサ58のOFF状態の連続時間が、予め設定した最大連続時間(例えば、単位時間T0)より長くなったときに、乗客センサの発光素子又は受光素子のレンズが汚れるなどして異常であると判定する。
この変更例1の具体的な例として、降り口側センサ58の発光素子又は受光素子のレンズが汚れて、常にOFF状態となった場合について説明する。降り口側センサ58が常にOFF状態であるということは、常に乗客を検出している状態である。
まず、区間1において、乗り口側センサ56は乗客を検出せずON状態のままである。一方、降り口側センサ58の発光素子又は受光素子のレンズが途中で汚れた場合には、降り口側センサ58はON状態からOFF状態になる。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウント0に1加算され、降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
次に、区間2において、乗客Aが乗り込み、乗り口側センサ56がそれを検出してON状態からOFF状態になる。一方、降り口側センサ58は、レンズが汚れているため乗客Aの通過に関係なく常にOFF状態である。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントは1から0にリセットされる。降り口側センサ58は、この区間2において常にOFF状態であるため、OFF状態の連続時間が最大連続時間より長くなり、制御装置50は、降り口側センサ58が異常であると判定する。
また、降り口側センサ58が正常で、乗り口側センサ56の発光素子又は受光素子のレンズが汚れている場合であっても、制御装置50は、上記と同様に異常であると判定できる。
以上により変更例1では、乗り口側センサ56又は降り口側センサ58が、汚れなどでOFF状態が連続する場合に、制御装置50はこれを異常として判定できる。
(2)変更例2
次に、変更例2について図10のタイムチャートを参照して説明する。
変更例2では、制御装置50は、上記実施形態で記載した機能に加えて、単位時間T0内において、乗り口側センサ56のON状態からOFF状態になった通算回数、すなわち乗り口側センサ56が乗客を検出した通算回数と、降り口側センサ58のON状態からOFF状態になった通算回数、すなわち降り口側センサ58が乗客を検出した通算回数をそれぞれ区間毎に計測する。
また、制御装置50は、乗り口側センサ56の通算回数と降り口側センサ58の通算回数の差分が、予め設定した最大差分(例えば、5回)より大きくなったときには、乗り口側センサ56又は降り口側センサ58のどちらか一方が、接触不良などで異常であるとして異常カウントに1加算する。
さらに、制御装置50は、異常カウントが最大異常カウント(例えば、3回)以上になったときに、乗り口側センサ56又は降り口側センサ58が異常であると判定する。なお、制御装置50は、通算回数の差分から異常を判定しているため、乗り口側センサ56と降り口側センサ58のどちらが異常であるかは判定できず、両方の乗客センサが異常であると判定する。
この変更例2の具体的な例として、降り口側センサ58が接触不良でON状態とOFF状態とを繰り返す場合について説明する。すなわち、降り口側センサ58が乗客を多数誤検出している場合である。
まず、区間1において、乗客は乗ってきていないので乗り口側センサ56はON状態となる。一方、降り口側センサ58に関して、区間1内において接触不良が発生すると、降り口側センサ58はON状態とOFF状態を繰り返し、乗客を多数検出しているようになる。これにより、乗り口側センサの第1不検出カウントは0から1加算され、降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。
次に、区間2において、乗客Aが乗り込むと、乗り口側センサ56がON状態からOFF状態となる。一方、降り口側センサ58は接触不良が続いているため、乗客Aが降りたときを含めて、多数の乗客を検出しているようにON状態とOFF状態を繰り返す。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントは1から0にリセットされ、降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。そして、制御装置50は、乗り口側センサ56が乗客を検出した通算回数と、降り口側センサ58が乗客を検出した通算回数の差分が最大差分以上であるため、異常カウントを1加算する。
次に、区間3において、乗客Bが乗り込むと、乗り口側センサ56がそれを検出してON状態からOFF状態となる。一方、降り口側センサ58は接触不良であるため、乗客Bを検出したときを含めて、多数の乗客を検出しているようにON状態とOFF状態を繰り返す。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントは0のままであり、降り口側センサ58の第2不検出カウントも0のままである。そして、制御装置50は、乗り口側センサ56の乗客を検出した通算回数と、降り口側センサ58が乗客を検出した通算回数の差分が、最大差分以上であるため、異常カウントを1加算して2に設定する。
次に、区間4において、乗客が乗ってこない場合には、乗り口側センサ56はON状態のままである。一方、降り口側センサ58は接触不良であるためON状態とOFF状態を繰り返している。これにより、乗り口側センサ56の第1不検出カウントに1加算され、降り口側センサ58の第2不検出カウントは0のままである。そして、制御装置50は、乗り口側センサ56の乗客を検出した通算回数と、降り口側センサ58が乗客を検出した通算回数の差分が、最大差分以上であるため、異常カウントに1加算して3に設定する。
制御装置50は、第1不検出カウントや第2不検出カウントの数に関わらず、異常カウントが最大異常カウント以上となったため、乗り口側センサ56、又は降り口側センサ58のどちらか一方が異常であるとして登録し、その旨を保守センターに通知する。
以上により変更例2では、乗り口側センサ56又は降り口側センサ58が接触不良などで、ON状態とOFF状態を繰り返す場合に、制御装置50は異常として判定できる。
(3)その他
上記実施形態では、上階のコム60と下階のコム62の上方に設けた乗り口側センサ56と降り口側センサ58について説明したが、これら乗客センサに加えて、上階と下階の正面スカートガード40,42に、乗降板32と乗降板34に向かって乗客が接近したことを検出する乗客接近センサを設けてもよい。
また、上記実施形態では、乗り口側センサ56と降り口側センサ58は、発光素子と受光素子が独立したもので説明したが、これに代えて、発光素子と、その発光した光が反射して戻ってくる受光素子とが一体になった反射型の光電センサであってもよい。
また、上記実施形態では、エスカレータ10に適用して説明したが、これに代えて動く歩道に適用してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、20・・・モータ、30・・・踏段、32・・・乗降板、34・・・乗降板、50・・・制御装置、56・・・乗り口側センサ、58・・・降り口側センサ、60・・・コム、62・・・コム

Claims (6)

  1. 乗り口側から降り口側に移動する踏段と、
    前記乗り口側に設けられ、前記踏段に乗り込む乗客を検出する乗り口側センサと、
    前記降り口側に設けられ、前記踏段から降りた前記乗客を検出する降り口側センサと、
    制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    予め設定した単位時間を有する一の区間毎に前記乗り口側センサと前記降り口側センサが動作したか否かを検出し、
    一の前記区間内において前記乗り口側センサが前記乗客を検出した場合に、第1不検出カウントを0に設定し、また、一の前記区間内において前記乗り口側センサが前記乗客を検出せず、前記降り口側センサが前記乗客を検出した場合に、前記第1不検出カウントに1加算し、
    予め設定された第1設定値の数だけ連続した複数の前記区間内において、加算した前記第1不検出カウントが前記第1設定値以上になったときに、前記乗り口側センサが故障であると判定する、
    ことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記制御部は、
    一の前記区間内において前記降り口側センサが前記乗客を検出した場合に、第2不検出カウントを0に設定し、また、一の前記区間内において前記乗り口側センサが前記乗客を検出し、前記降り口側センサが前記乗客を検出しない場合に、前記第2不検出カウントに1加算し、
    予め設定された第2設定値の数だけ連続した複数の前記区間内において、加算した前記第2不検出カウントが前記第2設定値以上になったときに、前記降り口側センサが故障であると判定する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記制御部は、
    一の前記区間内において、前記乗り口側センサ又は前記降り口側センサが前記乗客を検出している連続時間が、最大連続時間以上のときに、前記乗り口側センサ又は前記降り口側センサが異常であると判定する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  4. 前記制御部は、
    一の前記区間内において、前記乗り口側センサが前記乗客を検出した通算回数と、前記降り口側センサが前記乗客を検出した通算回数との差分が、最大差分以上のときに、異常カウントを1加算し、
    前記異常カウントが最大異常カウント以上になったときに、前記乗り口側センサ又は前記降り口側センサが異常であると判定する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  5. 前記乗り口側センサと前記降り口側センサは、光電センサである、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  6. 前記乗り口側センサは、前記乗り口側の乗降板の先端に設けられたコムの左右両側部にあるスカートガードに設けられ、
    前記降り口側センサは、前記降り口側の乗降板の先端に設けられたコムの左右両側部にあるスカートガードに設けられた、
    請求項5に記載の乗客コンベア。
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