JPH036425A - センサの故障診断装置 - Google Patents

センサの故障診断装置

Info

Publication number
JPH036425A
JPH036425A JP14164689A JP14164689A JPH036425A JP H036425 A JPH036425 A JP H036425A JP 14164689 A JP14164689 A JP 14164689A JP 14164689 A JP14164689 A JP 14164689A JP H036425 A JPH036425 A JP H036425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
processing
data
failure diagnosis
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14164689A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Matsui
松井 健次
Umekichi Kai
甲斐 梅吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP14164689A priority Critical patent/JPH036425A/ja
Publication of JPH036425A publication Critical patent/JPH036425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、センサの故障診断装置に関し、特に、オン/
オフ動作する複数のセンサを診断対象とし、稼動中のセ
ンサは正常ならば必ず1回置上オン/オフ動作すること
に着目した故障診断を行なう、センサの故障診断装置に
関する。
[従来の技術] 最近の技術発達を背景に、生産ラインの自動化、高速化
が急ピッチで進むなか、システム制御の出発点となるセ
ンサの重要性が増している。
生産現場で使われるセンサの中で、物体の有無検出に有
効利用されているものに光電センサがあり、これは非接
触方式により微小物体を広範囲にわたって検出できると
いう特徴がある。
光電センサは、投光器および受光器を含み、投光器から
検出体(以下、ワークと称す)に光を投光し、投光後の
光が受光器で受光されるか否かにより検出動作を行なっ
ている。なお、光電センサは、動作原理の上で透過型と
反射型とに大別される。透過型は、投光器と受光器とで
形成する光軸をワークが遮ることで検出する方式であり
、反射型は、ワークに投光しその反射光の有無により検
出する方式である。
光電センサの投光器および受光器の設置においては、投
光された光を最も効率良く受光する位置に受光器を設置
するようにしているが、投光器および受光器がなす光軸
のずれ、光学レンズの曇りによる光量の低下あるいは光
電センサの使用頻度に伴なう素子の劣化などが光電セン
サ故障の原因となっている。
従来の光電センサの故障診断方式としては、以下に説明
するようなものがある。
(1) 透過型光電センサでは、投光器の投光をオン/
オフ動作させ、そのときの、受光器の出力変化を確認す
る方式がとられている。つまり、正常動作しているなら
ば、投光のオン/オフ動作に応答して、受光器の受光状
態を示す出力変化が起こるはずである。しかし、受光状
態を示す出力変化が起こらなければ、光電センサには何
らかの障害か発生していると判定する方式である。
(2) 透過型光電センサおよび反射型光電センサに共
通の故障診断方式としては、投光された光の受光レベル
か低下していることを検知して、光電センサに何らかの
障害が発生していると判定する方式である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の光電センサの故障診断方式では、
前記方式(1)については、故障診断時に投光器と受光
器かなす光軸にワークがない状態であることが前提条件
として挙げられる。また、受光出力をDARK  ON
 (投光が遮蔽された場合にオン出力する)とLIGH
T  ON(投光が遮蔽された場合にオフ出力する)と
のモード別に区別して故障診断しなければならない。し
たがって、故障診断にあたって各種の条件が設けられて
いた。
前記方式(2)については、受光レベルの低下(ワーク
の投光遮蔽によらない)は素子の劣化あるいはレンズの
曇りに起因することがある、すなわち光電センサの使用
頻度に依存するため、故障診断時期が全光電センサで一
律でないという問題があった。また、受光レベルの低下
を検知するための装置(検知回路を含む)が必要となっ
たり、診断対象は診断出力機能付の光電センサでなけれ
ばならないなどの制約があった。
さらに、前記方式(1)および(2)ともに、故障診断
は個々の光電センサ単位で行なわれていだので、複数の
光電センサを診断対象とする場合には、診断完了までに
時間がかかるという問題があった。
それゆえに本発明の目的は、対象とするオン/オフセン
サの種類を問わず、かつ、複数のオン/オフセンサを同
時に故障診断できる、センサの故障診断装置を提供する
ことである。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかるセンサの故障診断装置は、稼動中に少な
くとも1回はオン、オフするセンサの故障を診断するセ
ンサの故障診断装置であって、センサが稼動中にオン、
オフした回数を計数する計数手段と、前記計数手段出力
の計数値を記憶する不揮発性記憶手段と、所定タイミン
グ時に、前記不揮発性記憶手段に記憶される前記計数手
段出力の計数値が所定の値であるか否かを判別し、該計
数値が所定の値であれば、前記センサは異常であると判
断してセンサ異常信号を出力し、該計数値が所定の値で
なければ、前記センサは正常であると判断する制御手段
とを備えて構成される。
[作用] 本発明にかかるセンサの故障診断装置は、稼動中に少な
くとも1回はオン、オフするセンサの故障を診断するセ
ンサの故障診断装置であって、前記センサが稼動中にオ
ン、オフした回数を計数する計数手段と、前記計数手段
出力の計数値を記憶する不揮発性記憶手段と、所定のタ
イミング時に、前記不揮発性記憶手段に記憶される計数
手段出力の計数値が所定の値であるか否かを判断し、該
計数値が所定の値であれば、前記センサは異常であると
判断してセンサ異常信号を出力し、該計数値が所定の値
でなければ、前記センサは正常であると判断するように
動作している。したがって、診断対象をオン/オフ動作
するすべてのセンサに拡張できる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例のセンサの故障診断装置の
概略構成を示す図である。
本実施例では、オン/オフセンサとして、光電センサが
用いられている。
第1図(a)は、透過型光電センサを診断対象とする場
合の装置構成図である。
第1図(a)において、装置は、装置全体を制御・監視
するコントローラ1、診断対象となるn個の透過型光電
センサ2i(以下、i=1. 2゜3、・・・、n)を
含む。前記透過型光電センサ21のそれぞれは、投光器
31および受光器41を含み、投光器31と受光器41
とは、両者が形成する光軸を、検出体(ワーク)5が遮
るときセンサの検出動作をするような位置に設置される
。また、コントローラ1は、接続する光電センサの検出
出力であるセンサ入力10iを入力するための端子IN
i、故障診断結果であるセンサ故障出力6を外部に出力
するだめの端子ERROR,故障診断処理以外の通常処
理における各センサの検出結果に基づく制御比カフを外
部に出力するための端子OUT iを含む。さらに、コ
ントローラ1は、AC電源8より電源供給され、これを
全光電センサに電源供給するための端子+VおよびOv
を含む。
第1図(b)は、反射型光電センサを診断対象とする場
合の装置構成図である。
第1図(b)において、装置はコントローラ1によって
診断されるn個の反射型光電センサ91を含む。これら
反射型光電センサ91は、検出体(ワーク)5に投光し
、その反射光を受光するか否かのセンサ人力10iをコ
ントローラ1に出力するように設けられている。装置の
その他の構成については、第1図(a)と同様であるた
め説明は省略する。
以上のように、本装置は、診断対象の光電センサの種類
に無関係にその構成が一律に決まり、複数の光電センサ
について同時に診断可能な構成になっている。
第2図は、第1図に示すコントローラの機能構成を示す
概略図である。
図において、コントローラーは、コントローラ1全体の
制御・監視を行なうCPU (中央演算処理装置の略)
29、CPU29に駆動のための基準信号を与えるクリ
スタル発振子XtalSAC電源8の供給電圧を各セン
サとコントローラーの内部ロジック電源とに分けて供給
するように動作する電源回路23、コントローラーから
外部ヘセンサ故障出力6を出力するための出力インター
フェイス27、コントローラーから外部へ制御比カフを
出力するための出力インターフェイス26、センサ入力
]Oiを各センサよりコントローラーに入力するための
入力インターフェイス22、故障診断処理のためのユー
ザプログラムあるいはデ夕などを外部より入力および外
部に表示するためのキーボード/表示器20、キーボー
ド/表示器20とCPU29との間でデータの入出力を
するためのキー人力/表示インターフェイス21、ユー
ザプログラムを記憶し、メモリのバックアップ機能を持
つメモリRAM (Random  Access  
Memoryの略)25および制御プログラムを記憶す
るメモリROM(Read  0nly  Memor
yの略)26を含む。さらに、コントローラ1は、内部
の入出力デバイスおよびメモリデバイスとCPU29間
をデータバス24で接続し、これを経由して相互のデー
タ転送の高速化を図っている。
第3図は、第2図に示すメモリRAMの構成の一部を示
す概略図である。
第3図(a)においてメモリRAM25は、不揮発性メ
モリであり、電源断後もメモリ内容は保持される。メモ
リ内容は、システムに接続される全光電センサについて
センサごとにセンサ情報311を記憶する領域と、故障
診断制御情報32を記憶する領域とを含む。センサ情報
31iは、たとえば3ワード構成であり、第1ワード目
に故障診断有/無データ33、第2ワード目に入カデタ
34および第3ワード目に0N10FF回数デ0 −夕35を記憶するような構成となっている。また、故
障診断制御情報32は、たとえば4ワード構成であり、
第1ワードロに故障診断モード指定データ321、第2
ワード目にインターバル0N10FF回数データ322
、第3ワード目にタイマデータ323および第4ワード
目に診断同期センサ0N10FF回数データ324を記
憶するような構成となっている。
第3図(b)は、センサ情報31iに含まれる故障診断
有/無データ33の詳細構成を示す図である。
故障診断有/無データ33は、その1ワードを2分し、
上位半ワードに診断同期制御データ331を記憶し、下
位半ワードに故障診断有/無制御データ332を記憶す
るように構成される。診断同期制御データ331が、O
H(以下1.は16進であることを示す)である場合は
、該センサは故障診断開始の基準となる同期センサでは
ないことを示し、F、である場合は該センサは故障診断
開始の基準となる同期センサであることを示す。
1 また、故障診断有/無制御データ332が、0□である
場合は該センサは故障診断対象センサでないことを示し
、F、である場合は該センサは故障診断対象センサであ
ることを示す。
第3図(c)は、故障診断制御情報32に含まれる故障
診断モード指定データ321に含まれるデータを示す図
である。図示するように、故障診断モード指定データ3
21が、00Hである場合は、故障診断モードがセンサ
の一定回数0N10FF動作後に診断を開始するインタ
ーバル0N10FF回数モードであることを示し、FF
Hである場合は、一定間隔後に診断を行なうタイマモー
ドであることを示す。
なお、第3図に示すメモリ構成および設定データは一例
であり、メモリへの高速アクセスが図れるような構成で
あればメモリ構成および設定データ値はこれに特定され
るものではない。
本システムのセンサ故障診断モードは、インターバル0
N10FF回数モードとタイマモードのいずれかを指定
でき、故障診断モード指定データ2 321にデータ設定される。インターバル0N10FF
回数モードは、成る特定センサのセンサ入力10iのO
N10 F F回数データ35が予めセットされている
インターバル0N10FF回数データ322と一致した
ときに故障診断を開始し、以降一致するごとに診断を繰
返すモードである。
一方、タイマモードは、成る特定センサのセンサ入力1
0iが0N10FFしたことをトリガとしてタイマ割込
処理が起動され、タイマデータ323のタイムアツプ時
にセンサの故障診断を行なうモードである。この場合、
特定センサとは、診断同期制御データ331がFHであ
るセンサを指し、以降、これを同期センサと称す。また
、タイマ割込処理は、CPU29のO5(オペレーティ
ングシステムの略)による処理である。
第4図は、コントローラ1の全体処理を示す概略フロー
図であり、これは、ROM26の制御プログラムに基づ
いて行なわれる。
図示するように、コントローラ1の処理機能は、PRO
Gモード(プログラムモード) 、MON 13 モード(モニタモード)およびRUNモード(ランモー
ド)に大別される。
まず、ステップSl(図中ではSlと略す)でコントロ
ーラ1にAC電源8より電源供給されることに応じて、
次のステップS2でコントローラ1の初期化処理である
POWERONイニシャル処理が行なわれる。初期化処
理が終了すると、ステップS3およびステップS4で、
現在指定されるコントローラ1の処理モードを判別する
。処理モードは、外部よりキーボード/表示器20のキ
ー人力により指定することも可能であり、また、プログ
ラム処理中で自動的に指定することも可能である。指定
モードが判別されると、コントローラ1の処理は、ステ
ップS5ないしステップS7で示される、いずれかの処
理モードに移行する。
以降、コントローラ1は、現在の指定モードに従って処
理を繰返す。
次に、各処理モードについて説明するが、これらの処理
はRAM25のユーザプログラムおよびROM26に予
め記憶される制御プログラムに基4 づいて行なわれる。
ステップS5のPROGモード処理はキーボード/表示
器20を介して行なわれるユーザプログラム入力処理、
入力されたユーザプログラムのキー人力エラー検出など
のプログラムエラー処理の機能を含む。コントローラ1
は、PROGモード処理でプログラミングされたユーザ
プログラムに従ってセンサの入出力処理を実行する。ま
た、故障診断における必要データ、たとえば、故障診断
モード指定データ321、故障診断有/無データ33な
どはPROGモード処理中でデータ設定できる。
ステップS6のMONIモード処理は、PROGモード
処理で入力されたユーザプログラムのコンパイル処理、
コンパイル時の入出力処理およびエラー処理の機能を含
む。このとき、コントローラ1の入出力状態はキーボー
ド/表示器2oでモニタ可能である。
ステップS7のRUNモード処理は、ユーザプログラム
に基づいてセンサの入出力処理を行ない、5 制御比カフを出力する。またエラー処理を行なう。
このとき、コントローラ1の入出力状態はキーボード/
表示器20でモニタ可能である。ここで、接続センサの
故障診断処理が行なわれる。
以下、コントローラ1の各処理機能について第5図ない
し第8図を参照して詳細に説明する。
第5図は、コントローラ1のPOWERONイニシャル
処理のフローチャート図である。
第5図(a)において、コントローラ1にAC電源8よ
り電源供給が開始されると、ステップS8で、各レジス
タのリセット処理および全センサへの電源供給開始など
のハードウェアイニシャル(初期化)処理が行なわれる
。ハードウェアイニシャル処理が終了すると、ステップ
S9でセンサ故障診断処理が行なわれる。その後、ステ
ップS3およびステップS4で示されるモード判別処理
へ移行し、指定モードに基づいた処理が行なわれる。
第5図(b)を参照して、ステップS9のセンサ故障診
断処理の詳細について説明する。
6 センサ故障診断処理は、ステップSIOないしステップ
813において、接続されるn個の全センサについて、
故障診断有/無制御データ332をチエツクし、診断対
象に指定されているセンサについてのみ、そのON10
 F F回数データ35を確認する。このとき、ON1
0 F F回数データ35の値がOである、すなわち前
回の通常処理で1回もオン/オフ動作しなかったセンサ
があれば、センサの故障があることを示すセンサ故障フ
ラグをセットする。その後、ステップS14で全センサ
について0N10FF回数データ35をリセットし、次
回の故障診断に備える。次に、ステップS15およびス
テップS16で、センサ故障フラグ状態をチエツクする
。このとき、フラグがセットされていれば故障センサ有
りということでコントローラ1をPROGモードに強制
的に設定するとともに、端子ERRORよりセンサ故障
出力6を外部に信号出力する。センサ故障フラグがセッ
トされていなければ、センサ故障出力6は出力されない
。その後、コントローラ1はモード判別部7 理へ移行する。
なお、診断対象に指定されるセンサがない場合および診
断対象センサが前回の通常動作中に1回以上0N10F
F動作していたならば、ステップS14の処理のみを行
ないモード判別処理へ移行する。
以上のように、電源投入時に行なわれるPOWERON
イニシャル処理では、前回稼動中に計数された診断対象
センサの0N10FF回数データ35をチエツクするこ
とにより故障診断を行なうようにしている。
第6図は、本コントローラのPROGモード処理のフロ
ーチャート図である。
PROGモード処理は、ステップS17でキーボード/
表示器20よりユーザによるキー人力があるか否かを判
別する。キー人力がなければ、処理はコントローラ1の
モード判別処理へ移行するが、何らかのキー人力があれ
ば、ステップ318でキー人力エラーの有無を判別する
。キー人力時にエラーがあれば、ステップS19のキー
人カニ8 ラー処理に移行し、ステップS25でキーボード/表示
器20を介して、ステップS19で特定したエラー内容
をユーザに表示する。その後、コントローラ1のモード
判別処理へ移行する。ステップS18でキー人力エラー
がなければステップS20およびステップS21で、キ
ー人力を判別し、故障診断制御情報32の領域に入力デ
ータの設定を行ない、次のステップS25で設定内容を
ユザに表示し、コントローラ1のモード判別処理に移行
する。ステップS20で、キー人力内容が故障診断制御
情報32のデータ設定ではないと判別すると、処理はス
テップS22およびステップ823に移行し、センサ情
報31iの故障診断有/無データ33にデータ設定する
。その後、ステップS25で設定内容をユーザに表示し
、コントローラ1のモード判別処理に移行する。ステッ
プS22でキー人力は故障診断有/無データ33ではな
いと判別すると、ステップS24のその他のキー処理を
経て、ステップS25以降の処理に移行する。ステップ
S24においては、故障診断制御] 9 情報32および故障診断有/無データ33以外の必要デ
ータやユーザプログラムがRAM25に記憶される。
したがって、ステップS22およびステップ823で、
システムに接続されるセンサであっても、例外的に使用
しないセンサについては故障診断の対象外とすることが
できる。
また、PROGモードでユーザプログラム入力が完了し
た後、コントローラ1をMONIモードにすると、入力
されたユーザプログラムはコンパイルされる。この、コ
ンパイルされたユーザプログラムに従って、センサの入
出力処理が実行される。
第7図は、コントローラ1のRUNモード処理のフロー
チャート図である。
RUNモード処理は、センサ入力読込処理、入力処理お
よび出力処理に大別される。RUNモード処理は、ステ
ップS26ないしステップ843の処理ステップを含み
、センサ入力読込処理はステップS26の処理に相当し
、入力処理はステラ0 プS27ないしステップS40の処理に相当し、出力処
理はステップS41ないしステップ843の処理に相当
する。なお、RUNモード処理の入力処理および出力処
理は、PROGモード処理で入力されるユーザプログラ
ムに基づいて実行されるとともに、並行してセンサの故
障診断処理が行なわれる。
以下、RUNモード処理の詳細について、第7図を参照
して説明する。
RUNモード処理では、まずステップS26ないしステ
ップS27で、各センサ人力10iが周期的に常時読込
まれる。センサ人力10iは、入力インターフェイス2
2およびブタ−バス24を経由してセンサ情報31iの
入力データ34にデータ設定される。次にステップS2
8およびステップS29で、センサのON10 F F
動作が検知されると、0N10FF(7)回数データが
0N10FF回数データ35に設定される。つまり、セ
ンサ入力10iについて、入力データの変化が検知され
る度に、該当センサの0N10FF回数デー1 夕35をインクリメントするように処理する。しかし、
ステップ328で、センサの0N10FF動作が全く検
知されなければ処理は出力処理であるステップS41以
降の処理に移る。ステップS41ないしステップ843
の処理は、出力処理であり、前段までの入力処理で設定
されるセンサ故障フラグ状態に基づく処理を行なってい
る。まずステップS41でセンサ故障フラグ状態を判別
する。このとき、フラグ状態がセット状態であれば故障
発生ということよりステップS42で、センサ故障出力
6を外部に信号出力するが、フラグ状態がセット状態で
なければセンサ故障なしということよりステップ343
で通常の入出力処理を行ないモード判別処理へ移行する
ように処理している。
再度入力処理に戻って、次のステップS30では、全セ
ンサについて故障診断有/無制御データ332で診断対
象に指定されているか否かを判別する。このとき、全セ
ンサの故障診断有/無制御データ332がOHであると
き、処理はステップ2 S41以降の出力処理に移る。しかし、ステップS30
で故障診断有/無制御データ332がF8であるセンサ
があると判別すれば、処理はステップS31に移る。ス
テップS31では、同期センサのセンサ入力10iにつ
いて0N10FF動作があったか否かを判別する。つま
り、ステップS28で入力データ34についてデータ変
化があったセンサを対象にして、診断同期制御データ3
31がFHであるか否かを判別する。このとき、センサ
入力変化のあったすべてのセンサの診断同期制御データ
331がOl、lであれば、処理はステップS41以降
の出力処理に移行する。ステップS31で、センサ入力
変化があり、かつ診断同期制御データ331がFHであ
るセンサが接続されていると判別すると、ステップS3
2で、故障診断モード指定データ321に基づいて現在
指定されている診断モードを判別する。このとき、故障
診断モード指定データ321が008であれば、ステッ
プ83B以降のインターバル0N10FF回数モードの
処理に続くが、OOHでなければ、ス3 チップ838以降のタイマモードの処理に移行する。こ
こで、モード別の診断処理の詳細について説明する。
まずインターバル0N10FF回数モードの診断処理に
ついて説明する。この処理は、ステップ833以降の処
理に該当する。
インターバル0N10FF回数モードの処理では、ステ
ップ833およびステップS34で同期センサの0N1
0FF回数データ35がインターバルON10 F F
回数データ322と一致するか否かを判別し、一致して
いれば同期センサのみ0N10FF回数データ35を一
旦クリアする。
致していなければ、一致するまでステップS41以降の
出力処理を繰返す。この場合、ステップS34でのデー
タクリア処理は、予め同期センサのON10 F F回
数データ35を診断同期センサ0N10 F F回数デ
ータ324にロードした後行なわれる。したがって、同
期センサの0N10FF回数データ35は、診断同期セ
ンサON10 F F回数データ324の記憶領域でバ
ックアップされ4 ることになるので、同期センサの0N10FF回数は診
断同期センサ0N10FF回数データ324で継続して
インクリメントされる。同期センサの0N10FF回数
データ35をクリアした後、ステップS35ないしステ
ップS37で診断対象の各センサについて故障診断を開
始する。すなわち、故障診断有/無制御データ332が
F。である各センサについて0N10FF回数データ3
5をチエツクし、データ35が0(1回も0N10FF
動作していない)であるセンサかあれば故障と判別しセ
ンサ故障フラグをセットする。その後、ステップS41
以降のセンサ故障出力6の信号出力処理を含む出力処理
に移行する。一方、診断対象センサの0N10FF回数
データ35がOでなければ正常動作していると判別し処
理は通常処理を行なうようにステップS41以降の出力
処理に移行する。
次に、タイマモードの診断処理について説明する。
ステップS32の判別処理で、タイマモードと判別され
ると処理はステップ838以降のタイマモードの診断処
理に移行する。ステップ338ではコントローラ1をタ
イマモードに設定する。応じて、CPU29は、主メモ
リ(図示しない)上のタイマ割込処理を行なうようなプ
ログラムを起動し、タイマデータ323で示される時間
経過(デクリメント処理し0となったとき)したらタイ
ムアツプフラグを設定する。ステップS39ではタイム
アツプフラグ設定を割込信号入力と判断し、応じて、ス
テップS40でタイマデータ323を再ロードしタイム
アツプフラグをリセットするとともにステップS35以
降の故障診断処理に強制的に移行させるようにしている
。一方、タイマ割込信号が発生していない(タイマデー
タ323で示される時間経過していない)期間は、ステ
ップS41以降の通常の出力処理を繰返すように処理す
る。したがって、同期センサのセンサ入力変化をトリガ
として、トリガ発生より予め設定されている時間経過後
にセンサの故障診断を開始することが可能である。
5 6 なお第5図に示すように、電源投入ごとに全センサの0
N10FF回数データ35をクリアするので、本実施例
によるセンサの故障診断は電源投入サイクルを基本とし
ている。
また、本故障診断装置は、近接スイッチなどにも適用で
きる。
[発明の効果] 本発明にかかるセンサの故障診断装置においては、通常
稼動中にセンサは正常ならば1回以上0N10 F F
動作するという前提で故障診断を行なっている。したが
って、すべての0N10FF動作を行なうセンサに適用
できる。さらに、センサ単位で診断処理に関するデータ
を記憶するようにしているので、複数のセンサを診断対
象とできる。
また、検出体(ワーク)に対する配慮は不要となるので
診断処理についての制約を排することができる。また、
通常稼動中にセンサの0N10FF動作の回数を計数し
、電源断後もこれをシステム内部で保持するようにして
いるので、電源投入時に、この0N10FF動作の回数
データをチェツ7 りすることで、自動的に故障診断てきるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のセンサの故障診断装置の
概略構成を示す図である。第2図は、第1図に示すコン
トローラの機能構成を示す概略図である。第3図は、第
2図に示すメモリRAMの構成の一部を示す概略図であ
る。第4図は、第1図に示すコントローラの全体処理を
示す概略フロ図である。第5図は、第4図に示すP O
WE RONイニシャル処理のフローチャート図である
。 第6図は、第4図に示すPROGモード処理のフローチ
ャート図である。第7図は、第4図に示すRUNモード
処理のフローチャート図である。 図において、1はコントローラ、6はセンサ故障出力、
10iはセンサ入力、29はCPU、311はセンサ情
報、32は故障診断制御情報、33は故障診断有/無デ
ータ、35は0N10FF回数データ、321は故障診
断モード指定データ、322はインターバル0N10F
F回数データ、8 323はタイマデータおよび324は診断同期センサ0
N10FF回数データである。(i=L2.3.・・・
、n) なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 稼動中に少なくとも1回はオン、オフするセンサの故障
    を診断するセンサの故障診断装置であって、 前記センサが稼動中にオン、オフした回数を計数する計
    数手段と、 前記計数手段出力の計数値を記憶する不揮発性記憶手段
    と、 所定のタイミング時に、前記不揮発性記憶手段に記憶さ
    れる前記計数手段出力の計数値が所定の値であるか否か
    を判別し、該計数値が所定の値であれば、前記センサは
    異常であると判断してセンサ異常信号を出力し、該計数
    値が所定の値でなければ、前記センサは正常であると判
    断する制御手段とを備えた、センサの故障診断装置。
JP14164689A 1989-06-02 1989-06-02 センサの故障診断装置 Pending JPH036425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14164689A JPH036425A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 センサの故障診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14164689A JPH036425A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 センサの故障診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH036425A true JPH036425A (ja) 1991-01-11

Family

ID=15296887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14164689A Pending JPH036425A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 センサの故障診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH036425A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06229790A (ja) * 1993-02-05 1994-08-19 Nippon Paint Plant Eng Kk センサの異常診断方法
JP2010189153A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア
JP2023082423A (ja) * 2021-12-02 2023-06-14 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06229790A (ja) * 1993-02-05 1994-08-19 Nippon Paint Plant Eng Kk センサの異常診断方法
JP2010189153A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア
JP2023082423A (ja) * 2021-12-02 2023-06-14 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5383192A (en) Minimizing the likelihood of slip between the instant a candidate for a break event is generated and the instant a microprocessor is instructed to perform a break, without missing breakpoints
US4521847A (en) Control system job recovery after a malfunction
CA1042110A (en) Malfunction detection system for a programmable controller
US5398333A (en) Personal computer employing reset button to enter ROM-based diagnostics
US4606024A (en) Hierarchical diagnostic testing arrangement for a data processing system having operationally interdependent circuit boards
US20070101166A1 (en) Method and apparatus for utilizing a microcontroller to provide an automatic order and timing power and reset sequencer
KR20010022776A (ko) 전원 장애 복구 능력이 있는 배터리로 작동되는 장치
KR20180019505A (ko) 반도체 장치 및 진단 시험 방법
US5528749A (en) Automatic instrument turn off/on for error correction
US6654905B1 (en) Method and apparatus for detecting a fault condition in a computer processor
CA1213309A (en) Software crash diagnostic strategy and ram display
US7159144B2 (en) Firmware code profiling
JPH036425A (ja) センサの故障診断装置
JP4178210B2 (ja) 遊技機
US9430310B2 (en) Watchdog timer and control method therefor
JPS5972554A (ja) 多重プロセツサ型制御装置及び方法
CN114996061A (zh) 处理器及其自检方法、系统、存储器及智能点灯单元
JP2737645B2 (ja) プログラム・デバッグ装置
JPS6232510A (ja) シ−ケンサの異常診断装置
CN117931500A (zh) 控制方法、控制装置、计算机系统、计算机设备和介质
JPH07281915A (ja) 集積回路モジュール同期2重系情報処理装置
JPH0120775B2 (ja)
SU932495A1 (ru) Микропрограммное устройство управлени с восстановлением при сбо х
SU1659987A1 (ru) Устройство дл проверки работоспособности объектов
JPS6318188B2 (ja)