JP6066774B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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本発明は、エスカレーターや動く歩道等の乗客コンベアに関し、特に乗客コンベアで転倒した乗客を検出して安全運行を行う制御装置を備えた乗客コンベアに関する。
乗客コンベアであるエスカレーターや動く歩道等は、乗降口間を移動する無端状に連結されたステップと、ステップの両側に設けられた欄干と、この欄干上をステップと同期して移動する移動手すり(またはハンドレールとも呼ばれる)とによって構成され、乗り口から降り口までの間の移動部で乗客を搬送する。
近年、高齢化社会の進展に伴い、何らかの異常を抱えた乗客がステップ上で失神し、転倒した状態で降り口まで移動する可能性がある。このような状態を検知する方法として、乗客の転倒を欄干に設置された光学センサ等のセンサにより検出する方法がある。また、センサにより乗客の転倒を検出した場合、乗客コンベアの運転は停止される(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−8326号公報
上記の特許文献1に示されているような従来技術では、乗客コンベアで転倒している乗客を検出し、乗客コンベアを停止するが、その際に乗客コンベアが急停止されると、乗客コンベアを利用中の他の乗客がその急停止によって転倒するなどの二次的事故の発生の可能性があった。
本発明の目的は、乗客コンベアで転倒している乗客を検出するとともに、乗客コンベアを利用中の他の乗客が転倒する等の二次的事故の発生を防止し、転倒している乗客がいても、他の乗客にとって安全に乗客コンベアを運転、または停止することのできる乗客コンベアを提供することにある。
本発明を複数の観点から把握することができるが、代表的な本発明の乗客コンベアは、以下の通りである。また、その他の観点から捉えた本発明の乗客コンベアは、以下に述べる発明を実施する形態の説明等でさらに明らかになる。
すなわち、本発明は、乗り口エリアと降り口エリアとの間を移動する無端状に連結された複数のステップを備えた移動部と、ステップの両側に設けられた欄干と、この欄干上をステップと同期して移動する移動手すりと、乗客コンベアの運転を制御する制御装置を備えた乗客コンベアにおいて、
前記降り口エリアの欄干の低位置に設けられた第1の乗客検出センサと、前記乗り口エリアと前記降り口エリアとの間の移動部の欄干の低位置に設けられ、ステップの移動方向に所定距離を隔てて設けられた複数の第2の乗客検出センサと、前記乗り口エリアの欄干の低位置に設けられた第3の乗客検出センサを備え、
前記乗客コンベアの前記制御装置は、
前記降り口エリアに設けられた前記第1の乗客検出センサが0.5〜2.0秒間継続して乗客の存在を検出した場合、或いは、前記降り口エリアに所定の距離を隔てて設けられた複数個の前記第1の乗客検出センサが複数個同時に乗客の存在を検出した場合、乗客が転倒状態であると判定し、
前記移動部に設けられた前記第2の乗客検出センサと前記乗り口エリアに設けられた第3の乗客検出センサのうちの少なくとも一方において、当該乗客コンベアを利用する他の乗客を検出していない状態が所定時間継続している場合は、当該乗客コンベアを利用中の他の乗客がいないと判定し、
乗客が転倒状態でありかつ利用中の他の乗客がいないと判定した場合に、乗客コンベアの運転を停止させ、
乗客が転倒状態でありかつ利用中の他の乗客がいると判定した場合に、乗客コンベアの運転を継続させるように、
乗客の転倒状態を検出したときの運転制御を行うことを特徴とする乗客コンベアである。
また、本発明の別の発明は、乗り口エリアと降り口エリアとの間を移動する無端状に連結された複数のステップを備えた移動部と、ステップの両側に設けられた欄干と、この欄干上をステップと同期して移動する移動手すりと、乗客コンベアの運転を制御する制御装置を備えた乗客コンベアにおいて、
前記降り口エリアの欄干の低位置に設けられた降り口乗客検出センサと、前記乗り口エリアの欄干の低位置に設けられた乗り口乗客検出センサを備え、
前記乗客コンベアの前記制御装置は、
前記降り口乗客検出センサが0.5〜2.0秒間継続して乗客の存在を検出した場合、或いは、前記降り口エリアに所定の距離を隔てて設けられた複数個の前記降り口乗客検出センサが複数個同時に乗客の存在を検出した場合、乗客が転倒状態であると判定し、
前記乗り口乗客検出センサが、当該乗客コンベアを利用する他の乗客を検出していない状態が所定時間継続している場合は、当該乗客コンベアを利用中の他の乗客がいないと判定し、
乗客が転倒状態でありかつ利用中の他の乗客がいないと判定した場合に、乗客コンベアの運転を停止させ、
乗客が転倒状態でありかつ利用中の他の乗客がいると判定した場合に、乗客コンベアの運転を継続させるように、
乗客の転倒状態を検出したときの運転制御を行うことを特徴とする乗客コンベアである。
なお、上記において、運転を継続させるとは、速度を変えずに運転継続、減速運転へ移行しての運転継続、減速運転して運転継続した後に停止、運転継続しつつも徐々に減速して停止等の運転を継続させる運転制御を行うことである。
本発明の乗客コンベアでは、降り口エリアで乗客の転倒を検出した際、当該乗客コンベアを利用中の他の乗客がいないと判定された場合には、乗客コンベアは停止されるが、乗客コンベアの急停止による他の乗客に対する影響がないため、安全に乗客コンベアが停止される。
また、本発明の乗客コンベアでは、乗客コンベアの降り口エリアにおいて乗客転倒を検出した際、当該乗客コンベアを利用中の他の乗客がいると判定された場合には、速度を変えずに運転継続、減速運転へ移行しての運転継続、減速運転して運転継続した後に停止、運転継続しつつも徐々に減速して停止等の運転を継続させる運転制御が行われ、乗客コンベアは直ちに急停止されず、他の乗客にとって安全に乗客コンベアが運転される。
以上の様に、本発明の乗客コンベアでは、転倒乗客の検出による乗客コンベアの急停止により、当該乗客コンベアを利用中の他の乗客に危険が生じることを防止できる効果を有する。
本発明の実施例での乗客コンベアの構造を示す概略側面図である。 本発明の実施例での光センサの配置と乗客との位置関係を説明する概略平面図である。 本発明の実施例での乗客コンベアの光電センサ、制御装置、駆動装置、および警報装置のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の実施例での乗客転倒検出時の乗客コンベアの運転制御のフローチャートである。
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明は本発明の実施の形態を示すものであり、本発明がこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能である。また、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは、同一の符号を付け、その繰り返しの説明は省略することがある。
本実施例1では、乗客コンベアとして下降運転をしているエスカレーターの場合を例にとり、乗客コンベアの降り口エリアで転倒している乗客を検出した際に、乗客コンベアを利用中の他の乗客がいる場合は,乗客コンベアの運転の継続を行い、乗客コンベアを利用中の他の乗客がいない場合は、乗客コンベアを停止する運転制御を行う制御装置を備えた乗客コンベアの具体例を説明する。ここで、乗客コンベアの降り口エリアとは、降り口床板と乗客コンベアの移動部の端部を含むエリアである。例えば、エスカレーターの場合、降り口床板とエスカレーターの水平移動部、さらに水平移動部が短い場合はエスカレーターの傾斜移動部の端部も含むエリアである。また、例えば、動く歩道の場合は、降り口床板と動く歩道の水平移動部の端部を含むエリアである。乗客コンベアの乗り口エリアについても同様である。
なお、前記の運転の継続とは、速度を変えずに運転継続、減速運転へ移行しての運転継続、減速運転して運転継続した後に停止、運転継続しつつも徐々に減速して停止等の運転継続を含み、転倒した乗客を検出した時に、乗客コンベアの運転を直ちに急停止しないで、何らかの形態で運転を継続することを意味する。
図1は、本実施例1での乗客コンベアの構造を示す概略側面図である。また、図2は、本実施例1での光センサの配置と乗客との位置関係を説明する概略平面図である。図1及び図2に示した本実施例1の乗客コンベアでは、降り口床板5とエスカレーターの水平移動部とからなる降り口エリアAと、乗り口床板4とエスカレーターの水平移動部とからなる乗り口エリアCと、降り口エリアAと乗り口エリアCとの間の傾斜移動部Bがあり、降り口エリアAで転倒した乗客の検出が行われるものとして、以下に説明する。エスカレーターの水平移動部が長い場合は当該水平移動部で、水平移動部が短い場合は、傾斜移動部Bの端部を含めた領域においても転倒した乗客の検出が行われる。
図1において、乗客コンベアであるエスカレーターや動く歩道には、無端状に連結された複数のステップ1が設けられるとともに、これらのステップ1の左右両側に移動手すり2を支持する欄干3が立設される。欄干3は、欄干パネルと、欄干パネルの下部を覆うように設けられたスカート部30を有している。欄干3の内側(ステップ1側)のスカート部30は、ステップ1の側方に垂直に配置されたスカートガードと、欄干パネルの下部とスカートガードとの間に設けられ一部が傾斜した内側デッキとを有している。図2に示す様に、欄干3に対し下部側(降り口側)から見て左側を欄干3A、右側を欄干3Bとする。
また、図1において、ステップ1と移動手すり2との同期移動により、下降運転時は乗り口床板4から降り口床板5へ乗客を搬送する。上昇運転時には乗り口床板5から降り口床板4へ乗客を搬送する。また、ステップ1を無端状に連結するチェーン6は、スプロケット7、8に巻き掛けられている。さらに、乗り口床板4の下部にはモータ9および減速機10を有してなる駆動装置11が設けられており、駆動チェーン12を介してスプロケット8を駆動し、チェーン6およびステップ1を駆動するようになっている。
尚、本明細書において、ステップの用語は、動く歩道の踏板も含むものとする。
図2において、上記構成の乗客コンベアの左側欄干3Aの乗り口側の欄干端部から、乗客コンベアの傾斜移動部Bを経由し降り口側の欄干端部に至る範囲の、直立した乗客の脚部に相当する低位置に、透過型光電センサの投光器14−1〜14−Nを一定水平間隔Lごとに設置している。また右側欄干3Bの乗り口側の欄干端部から、傾斜移動部Bを経由し降り口側の欄干端部に至る範囲の、直立した乗客の脚部に相当する低位置に、投光器14−1〜14−Nにそれぞれ対応する透過型光電センサの受光器15−1〜15−Nを一定水平間隔Lごとに設置している。
上記の投光器14−1〜14−Nから出力された光電ビーム16−1〜16−Nを、それぞれ受光器15−1〜15−Nにより受光する構成により乗客検出センサを構成し、光電ビーム16の遮光により乗客検出をし、センサ遮光信号が出力される。受光器15−1〜15−Nからのセンサ遮光信号は、全て個別に制御装置13へ入力されるか、または、受光器15−1〜15−Nからのセンサ遮光信号は、「乗り口エリア」「傾斜移動部」「降り口エリア」の3グループに分けられて制御装置13へ入力されても良い。
光電センサによる乗客の検出漏れのないようにするために、一定水平間隔Lは一般的子供の脚部よりも短い間隔とするのが好ましいが、光電センサの設置数の考慮やステップが動いて行くことを考慮し、1〜2個のステップの幅としておいても良い。
図3は、本発明の実施例1での乗客コンベアの光電センサ、制御装置、駆動装置、および警報装置のシステム構成を示すブロック図である。
図3において、受光器15−1〜15−Nのセンサ遮光信号は制御装置13に入力されるが、その中で降り口エリアAの受光器15(「15−N」等)のセンサ遮光信号が乗客転倒判定部20に入力され、降り口エリアAでの乗客の転倒が判定される。乗客転倒判定部20による降り口エリアAでの乗客転倒判定条件となる乗客転倒判定時間は、後述するように一般的な乗客及び高齢者、歩行障害者の歩行速度に対し長い時間同位置に留まっている場合を想定して設定する。乗客転倒判定部20の乗客転倒判定を警報制御部23が受けて、警報制御部23からの警報指令により、警報装置17から警報を鳴動または注意喚起放送が実施される。
また、傾斜移動部Bおよび乗り口エリアCのうちの少なくとも一方の受光器15のセンサ遮光信号が制御装置13の利用中乗客不在判定部21に入力され、乗客コンベアを利用中の他の乗客の有無が判定される。乗客コンベア運転制御部22は、乗客転倒判定部20の乗客転倒判定および利用中乗客不在判定部21からの利用中乗客不在判定を受けて、乗客コンベアの停止指令を出力し、乗客コンベアの駆動装置11を制御し、乗客コンベアの運転を停止させる。また、運転制御部22は、乗客転倒判定部20の乗客転倒判定はあるが、利用中乗客不在判定部21の利用中乗客不在判定がない場合(利用中の他の乗客がいる場合)、乗客コンベアの停止指令を出力せず、乗客コンベアの駆動装置11は、乗客コンベアの運転を継続する。
図4は本実施例1での乗客転倒検出時の乗客コンベアの運転制御のフローチャートである。以下において、図4に示すフローチャートを用いて、本実施例の乗客転倒検出時の乗客コンベアの運転制御を説明する。
ステップ42では乗客コンベアが運転中か否かが判定される。
次に、ステップ43においては、図2に示す転倒した乗客18が降り口エリアAの光電ビーム16(「16−N」等)を遮光し、降り口エリアAに設置した受光器15(「15−N」等)が転倒した乗客を検出し、センサ遮光信号がON状態になった場合、そのON状態の時間、すなわちセンサ遮光信号が出力される遮光状態の時間が、予め決められた乗客転倒判定時間以上経過したかが判定される。
ステップ44において、降り口エリアAの受光器15(「15−N」等)から出力されるセンサ遮光信号のON状態が乗客転倒判定時間以上の場合、図3に示す降り口エリアAの受光器15(「15−N」等)のセンサ遮光信号31が入力される乗客転倒判定部20により、降り口エリアAで乗客が転倒しているものと判定する。図3に示す乗客転倒判定部20による降り口エリアAでの乗客転倒判定条件の乗客転倒判定時間は、一般的な乗客及び高齢者、歩行障害者の歩行速度に対し長い時間で同位置に留まっている場合を想定して設定する。
例えば、乗客転倒判定時間を下記の通りに決めることができる。
まず、高齢者、歩行障害者の歩行速度を0.67m/秒(sec)(一般人の歩行速度は約1.5m/sec)とし、脚部の幅を0.1m以上と仮定すると、脚部がセンサを通過する時間は、
「脚部の幅:0.1m」÷「歩行速度:0.67m/sec」=0.15sec となる。
上記のセンサ通過時間の0.15秒(sec)よりマージンを取り、乗客転倒判定時間を、例えば、0.50sec〜2.00secと設定する。
以上より、ステップ44においては、降り口エリアAの受光器(「15−N」等)による乗客検出時間が、一例として、0.50sec〜2.00secの間で決めた判定時間以上の場合に、乗客転倒と判定する。
ステップ44で乗客転倒と判定された場合は、ステップ45において、図3に示す制御装置13の警報制御部23の警報指令により、警報装置17から警報を鳴動または注意喚起放送を実施する。
ステップ46において、乗客コンベアを利用中の他の乗客19がいないとき、傾斜移動部Bの光電ビーム16を遮光せず、傾斜移動部Bに設置した全ての受光器15が他の乗客を検出していない状態、すなわちセンサ遮光信号がOFFの状態が、乗客不在判定時間以上経過したかどうかが判定される。
傾斜移動部Bに設置した全ての受光器15からのセンサ遮光信号がOFFの状態が、乗客不在判定時間以上経過した場合、ステップ47において、傾斜移動部Bに設置した受光器15のセンサ遮光信号32が入力される図3の利用中乗客不在判定部21により、乗客コンベアを利用中の他の乗客がいないと判定する。利用中乗客不在判定部21による利用中の他の乗客の有無の判定条件の乗客不在判定時間は、図3の実線32で示す様に、傾斜移動部Bの受光器15からセンサ遮光信号を使用するのみの場合は、傾斜移動部Bに設置した全ての受光器15のセンサ遮光信号がOFFの状態において、利用中乗客が傾斜移動部Bの最後のセンサを遮光後に、降り口床板へ到達するのに必要とする最大時間(傾斜移動部Bの乗客存在時間)と乗り口エリアCに乗客が入って傾斜移動部Bの最初のセンサを遮光するまでの最大時間(乗り口エリアの乗客存在時間)とのうち何れか長い方の判定時間を想定して設定する。
利用中乗客不在判定部21による乗客コンベアを利用中の他の乗客の有無の判定の精度を上げるため、傾斜移動部Bおよび乗り口エリアCに設置した受光器15の両方のセンサ遮光信号を制御装置13へ入力し、利用中乗客不在判定部21により、他の乗客を検出していない状態が一定時間経過した場合は、乗客コンベアを利用中の他の乗客がいないと判定することとしてもよい。すなわち、図3の点線33で示したように、乗り口エリアの受光器15(15−1等)からも、センサ遮光信号を利用中乗客不在判定部21に入力するとよい。図3の点線33で示すように、乗り口エリアCの受光器15(15−1等)からも、センサ遮光信号を利用中乗客不在判定部21に入力して利用する場合の乗客不在判定時間は、傾斜移動部Bおよび乗り口エリアCの両方に設置した受光器15の全てのセンサ遮光信号がOFFの状態において、利用中の他の乗客が傾斜移動部Bの最後のセンサを遮光後に、降り口床板へ到達するのに必要とする最大時間(傾斜移動部の乗客存在時間)でよい。
センサ遮光信号がOFFの状態が、乗客不在判定時間以上にならなかった場合、ステップ48において、利用中乗客不在判定部21により利用中の他の乗客19がいると判定される。この時、ステップ44で、乗客転倒判定部20により乗客転倒と判定されていた場合、警報装置17から警報を鳴動または注意喚起放送を実施したまま乗客コンベアの運転を継続する。いずれ利用中の他の乗客19が降り口エリアに到達した際に、警報装置17を鳴動または注意喚起放送を実施していることに加え、利用中の他の乗客19により転倒した乗客18の存在を目視できるため、利用中の他の乗客19による転倒した乗客18の救助も期待できると考えられる。
前述したように、運転の継続は、速度を変えずに運転継続、減速運転へ移行しての運転継続、減速運転して運転継続した後に停止、運転継続しつつも徐々に減速して停止等の運転継続であり、転倒した乗客を検出した時に、乗客コンベアの運転を直ちに急停止しないで、何らかの形態で運転を継続することである。
例えば、乗客コンベアの速度が30m/minでブレーキ制動による急停止が、減速度を0.6m/sec、制動距離を200mmとした場合、運転継続しつつも徐々に減速して停止する動作では、減速度を0.4m/sec〜0.1m/secとして、300mm〜1300mmの距離の運転継続をすると良い。
ステップ44で、乗客転倒判定部20により乗客転倒と判定され、ステップ47で利用中乗客不在判定部21により利用中の乗客がいないと判定した場合(一旦乗客ありと判定後、乗客なしの判定へ移行した場合も含む)、乗客コンベアを利用中の他の乗客に危険が生じる怖れがないため、ステップ49において、乗客コンベア運転制御部22の停止指令により、乗客コンベアの駆動装置11を制御し、乗客コンベアの運転を直ちに停止させる。この時の停止は、緊急性を重視したブレーキによる急停止、安全装置動作時と同じ非常停止、正常時の停止動作のいずれでもよいが、乗り口エリアに入りかけた乗客の安全のためには、正常時の停止動作が好ましい。また、一旦停止した後は、制御装置がリセットされるまでは、自動運転開始等による再起動は行わない。
図1と図2は乗客コンベアの下降運転時の図であるが、光電センサは上下対称の構成であるため、上昇運転時も乗り口側と降り口側が上下入れ替わるのみで同様に乗客コンベアの運転制御ができる。
また、乗客転倒判定部20による降り口エリアでの乗客転倒の検出の精度を上げるため、降り口エリアAに設置した連続した複数個の受光器15が、複数個同時に遮光された状態が一定時間経過した場合に、降り口で乗客が転倒しているものと判定してもよい。すなわち、例えば図3の降り口エリアの複数の受光器15(「15−N」と「15−(N−1)」等の2個の受光器の同時遮光)から、乗客転倒判定部20が乗客転倒の判定を行うとよい。これにより、1個の受光器だけからのセンサ遮光信号でなく、複数の受光器からのセンサ遮光信号によって、降り口エリアAで単に立ち止まっただけの乗客を区別できる。
なお、乗客転倒判定部20による降り口エリアでの乗客転倒の判定の精度を上げるため、降り口エリアの乗客検出センサ(投光器14と受光器15のセット)は、欄干3の低位置のうち、スカート部30より上部の欄干3の下部位置か、ステップが昇降する際に擦り合わない部分のスカート部30の上部位置か、その両方に設置してもよい。
また、降り口エリアの乗客の転倒と、乗客コンベアを利用中の傾斜移動部または乗り口エリアにいる他の乗客の有無が判定できる構成であれば、乗客を検出する乗客検出センサは透過型光電センサ以外のセンサ(例えば反射式光電センサ)を使用してもよい。さらに、乗り口エリア、傾斜移動部、降り口エリアの少なくとも1つにおいて、乗客を検出する乗客検出センサとしてエリアセンサを用いても良い。
また、降り口エリアの乗客の転倒と、乗客コンベアを利用中の傾斜移動部または乗り口エリアにいる他の乗客の有無が判定できる構成であれば、光電センサを使用せずとも、乗客コンベアの乗降口エリア、傾斜移動部に乗客を検出する乗客検出センサとして監視カメラを設置し、カメラの画像解析を使用してもよい。
何れの場合も、制御装置13で乗客検出センサからの信号に基づいて乗客の転倒状態および利用中の他の乗客の有無を判定できる。
なお、乗客検出センサの構成を簡略化し、乗客コンベアの傾斜移動部のセンサを省略した構成であっても、乗客の有無の判定時間を、乗り口エリアの受光器15(15−1等)が乗客を検出していない状態(乗客の非検出状態)となってから、乗客が乗客コンベアに乗り込んでから降りるまでに相当する時間を算出して(乗客コンベアの速度、傾斜移動部の長さから算出)設定すれば、簡易的に乗客の有無を判定することもできる。
インバータ制御の乗客コンベアの場合、乗客転倒の検出の際に利用中の他の乗客がいると判定した際に、運転継続しつつ停止動作を開始するものの、急停止にならないように、また、安全装置の動作時の非常停止時の緊急停止よりも緩慢に、インバータ制御により乗客が転倒しない程度にゆっくりと停止することができる。
本発明においては、乗客コンベアの降り口エリアで転倒している乗客を検出した際に、当該乗客コンベアを利用中の他の乗客がいる場合は、乗客コンベアの運転の継続を行うが、運転の継続としては、速度を変えずに運転継続、減速運転へ移行しての運転継続、減速運転して運転継続した後に停止、運転継続しつつも徐々に減速して停止等の運転を継続させること等の運転制御を含み、転倒した乗客を検出した時に、直ちに乗客コンベアの運転を急停止しないことを意味している。
減速運転を行うことによれば、乗客コンベアを利用中の他の乗客が急停止によって二次的な転倒の恐れがなくなることの他、転倒した乗客を発見するための時間的余裕ができ、また転倒した乗客への対応のための時間的余裕ができる効果がある。特に、上昇運転においては、降り口エリアで転倒している乗客を傾斜移動部の下からは見えにくいので、一層、時間的余裕が必要である。さらに、減速運転も徐々に行うことにより他の乗客に対して安心感を与えることになる。この様な運転状態においては、他の乗客が傾斜移動部または乗り口エリアにいる場合でも、乗客コンベアを停止させても安全上の懸念は無い。
1…ステップ
2…移動手すり
3…欄干
3A…左側欄干
3B…右側欄干
4…乗り口床板
5…降り口床板
6…チェーン
7、8…スプロケット
9…モータ
10…減速機
11…駆動装置
12…駆動チェーン
13…制御装置
14−1〜14−N…透過型光電センサの投光器
15−1〜15−N…透過型光電センサの受光器
16−1〜16−N…光電ビーム
17…警報装置
18…転倒した乗客
19…乗客コンベアを利用中の他の乗客
20…乗客転倒判定部
21…利用中乗客不在判定部
22…乗客コンベア運転制御部
23…警報制御部
L…光電センサ取付水平間隔
A…乗客コンベアの降り口エリア
B…乗客コンベアの傾斜移動部
C…乗客コンベアの乗り口エリア

Claims (17)

  1. 乗り口エリアと降り口エリアとの間を移動する無端状に連結された複数のステップを備えた移動部と、ステップの両側に設けられた欄干と、この欄干上をステップと同期して移動する移動手すりと、乗客コンベアの運転を制御する制御装置を備えた乗客コンベアにおいて、
    前記降り口エリアの欄干の低位置に設けられた第1の乗客検出センサと、前記乗り口エリアと前記降り口エリアとの間の移動部の欄干の低位置に設けられ、ステップの移動方向に所定距離を隔てて設けられた複数の第2の乗客検出センサと、前記乗り口エリアの欄干の低位置に設けられた第3の乗客検出センサを備え、
    前記乗客コンベアの前記制御装置は、
    前記降り口エリアに設けられた前記第1の乗客検出センサが0.5〜2.0秒間継続して乗客の存在を検出した場合、或いは、前記降り口エリアに所定の距離を隔てて設けられた複数個の前記第1の乗客検出センサが複数個同時に乗客の存在を検出した場合、乗客が転倒状態であると判定し、
    前記移動部に設けられた前記第2の乗客検出センサと前記乗り口エリアに設けられた第3の乗客検出センサのうちの少なくとも一方において、当該乗客コンベアを利用する他の乗客を検出していない状態が所定時間継続している場合は、当該乗客コンベアを利用中の他の乗客がいないと判定し、
    乗客が転倒状態でありかつ利用中の他の乗客がいないと判定した場合に、乗客コンベアの運転を停止させ、
    乗客が転倒状態でありかつ利用中の他の乗客がいると判定した場合に、乗客コンベアの運転を継続させるように、
    乗客の転倒状態を検出したときの運転制御を行うことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 請求項1において、警報装置を備え、前記制御装置は、乗客転倒判定部、警報制御部、利用中乗客不在判定部、および乗客コンベア運転制御部を備え、
    降り口エリアに設けられた前記第1の乗客検出センサのセンサ信号は乗客転倒判定部に入力され、降り口エリアでの乗客の転倒が判定され、乗客転倒判定部の乗客転倒判定を警報制御部が受けて、警報制御部からの警報指令により、警報装置は警報を鳴動または注意喚起放送を実施し、前記移動部に設けられた複数の第2の乗客検出センサと前記乗り口エリアに設けられた第3の乗客検出センサのうちの少なくとも一方からのセンサ信号は利用中乗客不在判定部に入力され、乗客コンベアを利用中の他の乗客の有無が判定され、乗客コンベア運転制御部は、前記乗客転倒判定部の乗客転倒判定および前記利用中乗客不在判定部の利用中乗客の存在判定を受けて、乗客コンベアの運転を継続させることを特徴とする乗客コンベア。
  3. 請求項1において、警報装置を備え、前記制御装置は、乗客転倒判定部、警報制御部、利用中乗客不在判定部、および乗客コンベア運転制御部を備え、
    降り口エリアに設けられた前記第1の乗客検出センサのセンサ信号は乗客転倒判定部に入力され、降り口エリアでの乗客の転倒が判定され、乗客転倒判定部の乗客転倒判定を警報制御部が受けて、警報制御部からの警報指令により、警報装置は警報を鳴動または注意喚起放送を実施し、前記移動部に設けられた複数の第2の乗客検出センサと前記乗り口エリアに設けられた第3の乗客検出センサのうちの少なくとも一方からのセンサ信号が利用中乗客不在判定部に入力され、乗客コンベアを利用中の他の乗客の有無が判定され、乗客コンベア運転制御部は、前記乗客転倒判定部の乗客転倒判定および前記利用中乗客不在判定部の利用中乗客の不在判定を受けて、乗客コンベアの停止指令を、乗客コンベアの駆動装置に出力し、乗客コンベアの運転を停止させることを特徴とする乗客コンベア。
  4. 請求項1から3のいずれかにおいて、
    前記第1、第2、第3の乗客検出センサが設けられる前記欄干の低位置は、直立した乗客の脚部に相当する位置で、ステップの移動と摺り合わないスカート部の上部位置、スカート部より上部であって欄干の下部位置の少なくとも一方であることを特徴とする乗客コンベア。
  5. 請求項1から3のいずれかにおいて、
    前記第1の乗客検出センサと前記第2の乗客検出センサと前記第3の乗客検出センサは、透過型光電センサおよび反射型光電センサのうちの一方であることを特徴とする乗客コンベア。
  6. 請求項1からのいずれかにおいて、
    前記乗客コンベアは、エスカレーターであり、乗り口エリアと降り口エリア間に傾斜移動部を有し、前記複数の第2の乗客検出センサが所定の距離を隔てて当該傾斜移動部に設けられ、乗客コンベアの前記制御装置は、前記複数の第2の乗客検出センサからのセンサ信号により乗客コンベアを利用中の他の乗客の有無を判定することを特徴とする乗客コンベア
  7. 請求項において、
    前記乗客コンベアの乗り口エリアには、水平移動部を有し、当該水平移動部に設けられた前記第3の乗客検出センサと前記傾斜移動部に設けられた前記複数の第2の乗客検出センサからのセンサ信号により、前記制御装置は乗客コンベアを利用中の他の乗客の有無を判定することを特徴とする乗客コンベア
  8. 請求項またはにおいて、
    前記乗客コンベアの降り口エリアには、水平移動部を有し、当該水平移動部に設けられた前記第1の乗客検出センサからのセンサ信号により、前記制御装置は転倒状態の乗客の有無を判定することを特徴とする乗客コンベア
  9. 請求項1からのいずれかにおいて、
    前記制御装置は、乗客が転倒状態でありかつ利用中の他の乗客がいると判定した場合に乗客コンベアの運転を継続させるとき、速度を変えずに運転継続、減速運転へ移行しての運転継続、減速運転して運転継続した後に停止、運転継続しつつも徐々に減速して停止のうちのいずれかの運転制御を行うことを特徴とする乗客コンベア。
  10. 乗り口エリアと降り口エリアとの間を移動する無端状に連結された複数のステップを備えた移動部と、ステップの両側に設けられた欄干と、この欄干上をステップと同期して移動する移動手すりと、乗客コンベアの運転を制御する制御装置を備えた乗客コンベアにおいて、
    前記降り口エリアの欄干の低位置に設けられた降り口乗客検出センサと、前記乗り口エリアの欄干の低位置に設けられた乗り口乗客検出センサを備え、
    前記乗客コンベアの前記制御装置は、
    前記降り口乗客検出センサが0.5〜2.0秒間継続して乗客の存在を検出した場合、或いは、前記降り口エリアに所定の距離を隔てて設けられた複数個の前記降り口乗客検出センサが複数個同時に乗客の存在を検出した場合、乗客が転倒状態であると判定し、
    前記乗り口乗客検出センサが、当該乗客コンベアを利用する他の乗客を検出していない状態が所定時間継続している場合は、当該乗客コンベアを利用中の他の乗客がいないと判定し、
    乗客が転倒状態でありかつ利用中の他の乗客がいないと判定した場合に、乗客コンベアの運転を停止させ、
    乗客が転倒状態でありかつ利用中の他の乗客がいると判定した場合に、乗客コンベアの運転を継続させるように、
    乗客の転倒状態を検出したときの運転制御を行うことを特徴とする乗客コンベア。
  11. 請求項10において、警報装置を備え、前記制御装置は、乗客転倒判定部、警報制御部、利用中乗客不在判定部、および乗客コンベア運転制御部を備え、
    降り口乗客検出センサのセンサ信号は乗客転倒判定部に入力され、降り口エリアでの乗客の転倒が判定され、乗客転倒判定部の乗客転倒判定を警報制御部が受けて、警報制御部からの警報指令により、警報装置は警報を鳴動または注意喚起放送を実施し、前記乗り口エリア乗客検出センサからのセンサ信号は利用中乗客不在判定部に入力され、乗客コンベアを利用中の他の乗客の有無が判定され、乗客コンベア運転制御部は、前記乗客転倒判定部の乗客転倒判定および前記利用中乗客不在判定部の利用中乗客の存在判定を受けて、乗客コンベアの運転を継続させることを特徴とする乗客コンベア。
  12. 請求項10において、警報装置を備え、前記制御装置は、乗客転倒判定部、警報制御部、利用中乗客不在判定部、および乗客コンベア運転制御部を備え、
    降り口乗客検出センサのセンサ信号は乗客転倒判定部に入力され、降り口エリアでの乗客の転倒が判定され、乗客転倒判定部の乗客転倒判定を警報制御部が受けて、警報制御部からの警報指令により、警報装置は警報を鳴動または注意喚起放送を実施し、前記乗り口エリア乗客検出センサからのセンサ信号は利用中乗客不在判定部に入力され、乗客コンベアを利用中の他の乗客の有無が判定され、乗客コンベア運転制御部は、前記乗客転倒判定部の乗客転倒判定および前記利用中乗客不在判定部の利用中乗客の不存判定を受けて、乗客コンベアの運転を停止させることを特徴とする乗客コンベア。
  13. 請求項10から12のいずれかにおいて、
    前記乗り口乗客検出センサと前記降り口乗客センサが設けられる前記欄干の低位置は、直立した乗客の脚部に相当する位置で、ステップの移動と摺り合わないスカート部の上部位置、スカート部より上部であって欄干の下部位置の少なくとも一方であることを特徴とする乗客コンベア。
  14. 請求項10から12のいずれかにおいて、
    前記乗り口乗客検出センサと前記降り口乗客センサは、透過型光電センサおよび反射型光電センサのうちの一方であることを特徴とする乗客コンベア。
  15. 請求項10から12のいずれかにおいて、
    前記乗客コンベアは、エスカレーターであり、前記乗客コンベアの降り口エリアには、水平移動部を有し、当該水平移動部に設けられた前記降り口乗客検出センサからのセンサ信号により、前記制御装置は転倒状態の乗客の有無を判定することを特徴とする乗客コンベア
  16. 請求項10から15のいずれかにおいて、
    前記制御装置は、
    乗客が乗り口エリアから乗客コンベアに乗り込んでから降りるまでに相当する時間を乗客の有無の判定時間としたとき、
    前記乗り口乗客検出センサからの乗客の非検出状態のセンサ信号入力が、当該判定時間を経過したか否かにより、乗客コンベアを利用中の他の乗客の有無を判定することを特徴とする乗客コンベア
  17. 請求項10から16のいずれかにおいて、
    前記制御装置は、乗客が転倒状態でありかつ利用中の他の乗客がいると判定した場合に乗客コンベアの運転を継続させるとき、速度を変えずに運転継続、減速運転へ移行しての運転継続、減速運転して運転継続した後に停止、運転継続しつつも徐々に減速して停止のうちのいずれかの運転制御を行うことを特徴とする乗客コンベア。
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