JP2003312971A - エスカレーターの制御装置 - Google Patents

エスカレーターの制御装置

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JP2003312971A
JP2003312971A JP2002116671A JP2002116671A JP2003312971A JP 2003312971 A JP2003312971 A JP 2003312971A JP 2002116671 A JP2002116671 A JP 2002116671A JP 2002116671 A JP2002116671 A JP 2002116671A JP 2003312971 A JP2003312971 A JP 2003312971A
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JP
Japan
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escalator
mischief
detection
person
control device
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Application number
JP2002116671A
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English (en)
Inventor
Kazuo Higashida
一夫 東田
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いたずらの抑制効果を高め、更に転倒事故発
生時に他の乗客をいち早く避難させることができるエス
カレーターの制御装置の提供。 【解決手段】 エスカレーターの欄干RKに取り付けた
検出装置KAにより、いたずらで踏み段STの運転方向
と逆方向から乗り込んできた人物Aや、転倒した人物B
を検出すると、各乗り場に取り付けた照明装置L1、L
2を消灯して周囲に異常を知らせ、更に、各乗り場に取
り付けた音声出力装置SP1、SP2にて、いたずら乗
りをしないよう注意する旨、落下物があるので避難する
旨、危険なので乗り込み禁止の旨等を報知するような構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は乗客が、いたずらや
転落によりエスカレーターの運転方向と逆方向に移動し
た場合の、他の乗客の安全を確保するエスカレーターの
制御装置に関わる。 【0002】 【従来の技術】従来、エスカレーターの乗客が転倒した
ときの安全装置として、例えば実開平5−81174号
公報、または特開平10−265163号公報に記載の
ような技術がある。 【0003】前者においては、複数の発光体と受光体か
らなる感知装置を用い、エスカレーターの乗客の転倒等
により、上昇方向に運転する踏み段と逆方向に移動する
物体を検出すると、エスカレーターの運転を停止すると
いう方法が提案されている。 【0004】後者においては、カメラ等の撮影装置と、
その映像を解析する装置を用い、エスカレーターの乗客
の様子を撮影して、乗り方に異常があれば、その旨を管
理者もしくは管理会社に通報し、必要に応じてエスカレ
ーターの運転も制御する方法が提案されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来の実開平5−81
174号公報の方法による場合、乗客がいたずらにより
踏み段運転方向と逆方向に移動した場合もエスカレータ
ーの運転が停止してしまうため、停止が頻発するという
問題があった。 【0006】特開平10−265163号公報の方法に
よる場合、いたずらを検出することはできるものの、未
然に防ぐ効果は薄く、また転倒事故が発生した場合に
は、即刻他の乗客に避難を促すような効果に欠けるとい
う問題があった。 【0007】本発明は、上記の問題点を鑑み、いたずら
の抑制効果や、転倒事故時の乗客避難誘導の即効性を高
めたエスカレーターの制御装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の課題は、乗降口、
欄干、踏み段の少なくとも一つに照明装置を有するエス
カレーターにおいて、上記乗降口に音声信号を出力する
音声出力装置と、上記踏み段の運転方向と逆方向に向か
って踏み段上を移動する物体を検出する検出手段と、上
記検出手段が検出したとき、上記音声出力装置に所定の
音声信号を出力させるとともに、上記照明装置から発す
る光の明るさを制御する機能を備えることにより達成で
きる。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明を図1及び図2に基づいて
説明する。 【0010】図1は、本発明を適用したエスカレーター
の概略図(側面観)である。エスカレーターの欄干RK
には、エスカレーター踏み段STの運転方向と逆方向に
移動する物体を検出するための検出装置KAが取り付け
られている。この検出装置KAの構成を、エスカレータ
ー正面観の概略図である図2に示す。図2に示す通り、
欄干RKに検出装置KAが取り付けられている。検出装
置KAは、それぞれ発光装置KAPと受光装置KARか
らなっており、発光装置KAPから発する光線を受光装
置KARが受光している状態は無検出状態であり、この
光線が遮光されると検出状態となる。検出装置KAは図
1に示す通り欄干RKに複数取り付けられており、踏み
段ST上の全ての位置において、物体を検出できるよう
な構成としている。 【0011】いま、踏み段STが上方向に運転している
とき、人物Aがいたずら等の目的で上部乗り場から乗り
込んで来た場合、検出装置KAの各光線は、上部乗り場
付近においては上位置から下位置に向かって順に次々と
遮られる。続いて人物Aが踏み段STに差し掛かると、
踏み段STが上方向に運転しているので、下に向かって
歩く人物Aは、あたかも任意の位置で止まっているか、
もしくはその位置の周辺で上下に微動するような状態と
なり、当該任意位置付近の検出装置KAの光線が、常に
遮光された状態となる。これらの検出装置KAの検出状
態を受けて、検出信号処理装置KBが動作し、照明制御
装置LCおよび音声制御装置ACに所定の信号を送る。
当該所定信号を受信した照明制御装置LCは、上部乗り
場の照明装置L1を所定時間消灯することにより、周囲
に異常を知らせる。同様に、当該所定信号を受信した音
声制御装置ACは、上部乗り場の音声出力装置SP1に
て、人物Aに対しいたずら乗りをしないよう注意する旨
を報知する。 【0012】また、上記と同様に踏み段STが上方向に
運転しているとき、踏み段STの中間付近にいた人物B
が転倒すると、検出装置KAの各光線は、上位置から下
位置に向かって順に次々と遮られることになる。この検
出装置KAの検出状態を受けて、検出信号処理装置KB
が動作し、照明制御装置LCおよび音声制御装置ACに
所定の信号を送る。当該所定信号を受信した照明制御装
置LCは、下部乗り場の照明装置L2を所定時間消灯す
ることにより、周囲に異常を知らせる。同様に、当該所
定信号を受信した音声制御装置ACは、下部乗り場の音
声出力装置SP2にて、落下物があるので非難する旨、
および危険なので乗り込み禁止の旨を報知する。 【0013】このような構成とすることにより、いたず
らの抑制効果を高め、転倒事故が発生した時に他の乗客
をいち早く避難させることができるエスカレーターの制
御装置を提供することができる。 【0014】なお、上記において、エスカレーター踏み
段ST上の物体を検出するための手段として、光による
検出装置を複数用いたが、実際には音波、画像解析な
ど、同等もしくはそれ以上の効果のある検出手段であれ
ば何でも良く、検出手段の数は複数である必要はない。 【0015】 【発明の効果】本発明によれば、いたずらの抑制効果を
高め、転倒事故が発生した時に他の乗客をいち早く避難
させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態となるエスカレーターの構
成図に、ブロックと矢印で機能の流れを示した概略図で
ある。 【図2】本発明の一実施形態となるエスカレーター正面
観の概略図である。 【符号の説明】 RK 欄干 ST 踏み段 KA 検出装置 KAP 発光装置(検出装置KAに含まれる) KAR 受光装置(検出装置KAに含まれる) KB 検出信号処理装置 LC 照明制御装置 AC 音声制御装置 L1 上部乗り場の照明装置 SP1 上部乗り場の音声出力装置 L2 下部乗り場の照明装置 SP2 下部乗り場の音声出力装置 A 人物(いたずら乗りしている) B 人物(転倒している)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 乗降口、欄干、踏み段の少なくとも一つ
    に照明装置を有するエスカレーターにおいて、上記乗降
    口に音声信号を出力する音声出力装置と、上記踏み段の
    運転方向と逆方向に向かって踏み段上を移動する物体を
    検出する検出手段と、上記検出手段が検出したとき、上
    記音声出力装置に所定の音声信号を出力させるととも
    に、上記照明装置から発する光の明るさを制御する機能
    を有することを特徴とするエスカレーターの制御装置。
JP2002116671A 2002-04-18 2002-04-18 エスカレーターの制御装置 Pending JP2003312971A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101008781B1 (ko) 2007-09-13 2011-01-14 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 에스컬레이터의 안전 장치
JP2014169175A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Hitachi Ltd 乗客コンベア

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