JP7001557B2 - 乗客コンベア及び乗客コンベアの制御方法 - Google Patents
乗客コンベア及び乗客コンベアの制御方法 Download PDFInfo
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Description
(1-1)乗客コンベアの基本構成
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る乗客コンベアの概略構成を示す側面図である。図1には、乗客コンベア100として、乗降口間(上部乗降口と下部乗降口との間)に高度差を有するエスカレーターが示されているが、本発明の乗客コンベアは動く歩道等であってもよい。
本実施の形態に係る乗客コンベア100は、危険な状況にある対象に注意喚起を行う事故防止機能を有している。図2は、乗客コンベアの事故防止機能に関する機能構成を示すブロック図である。
図3は、荷物位置異常監視処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図3を参照しながら、図2に示した乗客コンベア100の機能構成によって実行される荷物位置異常監視処理について説明する。
図3のステップS102に示した荷物持ち方判定について詳しく説明する。
図3のステップS104に示した対象乗客位置判定について詳しく説明する。
以上に説明したように、第1の実施の形態に係る乗客コンベア100によれば、単独での利用が許容される乗客が単独での利用が推奨されない付帯物(荷物)を伴って乗客コンベア100に乗り込んだときに、乗客と付帯物との位置関係に基づいて付帯物が危険な状況であるか否かを判定し、危険な状況であると判定した場合には判定結果に応じた注意喚起を報知することにより、事故の発生を防止することができる。
上述した第1の実施の形態では、荷物を持ち込んだ乗客に対して、荷物が危険な状況である場合に注意喚起を行う乗客コンベア100を説明した。これは、乗客コンベアにおいて、荷物を単独で載せることが推奨されておらず、乗客が安全に把持することが推奨されることを背景としている。同様に、乗客コンベアにおいては、子供が単独で乗ることは推奨されておらず、大人が安全に手を繋ぐことが推奨されている。
図6は、第2の実施の形態における子供位置異常監視処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図6を参照しながら、図2に示した乗客コンベア100の機能構成によって実行される子供位置異常監視処理について説明する。
図7は、子供連れ方判定について詳しく説明するための図である。図7(A)には、乗客コンベアにおける大人の乗客31と子供33(乗客31との位置関係が異なる各例として、子供33A~33D)との関係例が示され、図7(B)には、子供連れ方判定の判定基準の一例が示されている。なお、図7(A)に示した乗客コンベア100は、下部乗降口から上部乗降口に向けて乗客を搬送する上昇運転をしている。
以上に説明したように、第2の実施の形態に係る乗客コンベア100によれば、単独での利用が許容される乗客(大人の乗客)が単独での利用が推奨されない付帯物(子供の乗客)を伴って乗客コンベア100に乗り込んだときに、乗客と付帯物との位置関係に基づいて付帯物が危険な状況であるか否かを判定し、危険な状況であると判定した場合には判定結果に応じた注意喚起を報知することにより、事故の発生を防止することができる。
本発明において、上述した第1の実施形態と第2の実施形態は同時に適用されてもよい。その場合、荷物の持ち方異常と子供の連れ方異常とが同時に検出された際は、子供の連れ方異常の方を優先して注意喚起動作を行うことが好ましい。このようにすることで、荷物の転落よりも事故発生時の危険が高いと考えられる子供の転倒・転落等に対して、速やかに注意喚起を報知することができ、重大事故の発生を防止する効果に期待できる。
2 移動手すり
3 欄干
4 上部乗降口床板
5 下部乗降口床板
6 チェーン
7,8 スプロケット
9 モータ
10 減速機
11 駆動装置
12 駆動チェーン
13 スカート部
14 監視カメラ
15 画像解析装置
16 制御装置
17 放送装置
18 照明装置
19(19A~19D) スピーカ
20(20A~20D) ランプ
21 付帯物位置判定部
22 乗客位置判定部
23 放送制御部
24 照明制御部
31 乗客(大人の乗客)
32(32A~32D) 荷物
33 子供(子供の乗客)
100 乗客コンベア
Claims (12)
- 乗客コンベアに乗り込んだ対象を検知するセンサを有する乗客コンベアであって、
前記センサによる前記対象の検知データから乗客及び付帯物を識別し、前記乗客に対する前記付帯物の位置関係の検出として、前記乗客と前記付帯物の位置及び接触の有無を検出する解析部と、
前記解析部による前記位置関係の検出結果に基づいて、前記付帯物が危険な状況であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記付帯物が危険な状況であると判定された場合に、判定結果に応じた注意喚起を報知する報知部と、
を備え、
前記判定部によって、複数の前記付帯物についてそれぞれ、前記危険な状況であると判定された場合、前記報知部は、前記危険な状況であると先に判定された対象を優先して前記注意喚起を報知する
ことを特徴とする乗客コンベア。 - 前記付帯物は荷物である
ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記判定部は、前記乗客に対して前記付帯物が接触していない、または、前記乗客に前記付帯物が接触しているものの前記付帯物が前記乗客よりも下方のステップにある場合に、当該付帯物が危険な状況であると判定する
ことを特徴とする請求項2に記載の乗客コンベア。 - 前記乗客は大人の乗客であり、前記付帯物は子供の乗客である
ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記判定部は、前記乗客に対して前記付帯物が接触していない、または、前記乗客に前記付帯物が接触しているものの前記付帯物が前記乗客と同位ではないステップにある場合に、当該付帯物が危険な状況であると判定する
ことを特徴とする請求項4に記載の乗客コンベア。 - 前記乗客コンベアの乗り口から降り口までの複数地点にスピーカが設置され、
前記判定部によって前記付帯物が危険な状況であると判定された場合に、前記報知部は、前記複数地点に設置された前記スピーカのうち、当該付帯物に対応する前記乗客の現在位置の近傍に設置されたスピーカから所定の注意喚起放送を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。 - 乗客コンベアに乗り込んだ対象を検知するセンサを有する乗客コンベアの制御方法であって、
前記センサによる前記対象の検知データから乗客及び付帯物を識別し、前記乗客に対する前記付帯物の位置関係の検出として、前記乗客と前記付帯物の位置及び接触の有無を検出する解析ステップと、
前記解析ステップで検出された前記位置関係の検出結果に基づいて、前記付帯物が危険な状況であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップで前記付帯物が危険な状況であると判定された場合に、判定結果に応じた注意喚起を報知する報知ステップと、
を備え、
前記判定ステップで複数の前記付帯物についてそれぞれ、前記危険な状況であると判定された場合、前記報知ステップでは、前記危険な状況であると先に判定された対象を優先して前記注意喚起を報知する
ことを特徴とする乗客コンベアの制御方法。 - 前記付帯物は荷物である
ことを特徴とする請求項7に記載の乗客コンベアの制御方法。 - 前記判定ステップでは、前記乗客に対して前記付帯物が接触していない、または、前記乗客に前記付帯物が接触しているものの前記付帯物が前記乗客よりも下方のステップにある場合に、当該付帯物が危険な状況であると判定する
ことを特徴とする請求項8に記載の乗客コンベアの制御方法。 - 前記乗客は大人の乗客であり、前記付帯物は子供の乗客である
ことを特徴とする請求項7に記載の乗客コンベアの制御方法。 - 前記判定ステップでは、前記乗客に対して前記付帯物が接触していない、または、前記乗客に前記付帯物が接触しているものの前記付帯物が前記乗客と同位ではないステップにある場合に、当該付帯物が危険な状況であると判定する
ことを特徴とする請求項10に記載の乗客コンベアの制御方法。 - 前記乗客コンベアの乗り口から降り口までの複数地点にスピーカが設置され、
前記判定ステップで前記付帯物が危険な状況であると判定された場合に、前記報知ステップでは、前記複数地点に設置された前記スピーカのうち、当該付帯物に対応する前記乗客の現在位置の近傍に設置されたスピーカから所定の注意喚起放送を行う
ことを特徴とする請求項7に記載の乗客コンベアの制御方法。
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