JP2000219474A - エスカレータの安全装置 - Google Patents

エスカレータの安全装置

Info

Publication number
JP2000219474A
JP2000219474A JP11025166A JP2516699A JP2000219474A JP 2000219474 A JP2000219474 A JP 2000219474A JP 11025166 A JP11025166 A JP 11025166A JP 2516699 A JP2516699 A JP 2516699A JP 2000219474 A JP2000219474 A JP 2000219474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
escalator
light
outer deck
passenger
deck board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11025166A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Shidara
宣孝 設楽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP11025166A priority Critical patent/JP2000219474A/ja
Publication of JP2000219474A publication Critical patent/JP2000219474A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エスカレータを利用する乗客が危険なる乗り
方をした場合でも、転落事故を防止できるエスカレータ
の安全装置の提供。 【解決手段】 乗客が把持する移動手摺5Aを移動可能
に支持する欄干5と、この欄干5の基部の外側に配置さ
れる外側デッキボード6Aと、乗降部の外側デッキボー
ド近傍に立設される侵入防止柵4とを有するエスカレー
タ1に設けられ、侵入防止柵4の外側デッキボード6A
側に立設され、長手方向に複数の所定周波数の光源出力
及び光検出センサが配設される発光装置7Aと受光装置
7Bとを対向位置に配置した光電装置7と、この光電装
置7の発光装置7Aから出力される光源と受光装置7B
の光検出装置の少なくともひとつの間に遮蔽物が存在す
ると、警報を鳴動させるとともに、エスカレータを停止
させる緊急停止手段9とを備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータの安
全装置に係り、特に、エスカレータの外側に身を乗り出
したり外側を歩行する等の乗客の不安全なる乗り方によ
る事故防止に好適なエスカレータの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開平2−83875号公報に、
エスカレータの乗降口近傍に、エスカレータの欄干外側
部への乗客侵入を防止する侵入防止柵を備えたエスカレ
ータの安全装置において、前記侵入防止柵の外周に、所
定圧力が加わったとき通電し、警報装置を作動する検出
スイッチを備えた技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、侵入
防止柵を乗り越えた乗客若しくは侵入防止柵と欄干の隙
間から侵入可能な幼児を対象とする技術であり、乗降中
に移動手摺から身を乗り出したり、移動手摺を乗り越え
て外側デッキボードを歩行する乗客に対応できなかっ
た。
【0004】本発明の目的は、エスカレータを利用する
乗客が危険なる乗り方をした場合でも、転落事故を防止
できるエスカレータの安全装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、乗客が把持する移動手摺と、この移動手
摺を移動可能に支持する欄干と、この欄干の基部の外側
に配置される外側デッキボードと、乗降部の前記外側デ
ッキボード近傍に立設される侵入防止柵とを有するエス
カレータに設けられ、乗客に安全なる乗降を促す放送装
置が備えられたエスカレータの安全装置において、前記
侵入防止柵の外側デッキボード側に立設され、長手方向
に複数の所定周波数の光源出力及び光検出センサが配設
される発光装置と受光装置とを対向位置に配置した光電
装置と、この光電装置の前記発光装置から出力される光
源と前記受光装置の前記光検出装置の少なくともひとつ
の間に遮蔽物が存在すると、警報を鳴動させるととも
に、前記エスカレータを停止させる緊急停止手段とを備
えたものである。
【0006】このように構成したので、移動手摺や侵入
防止柵を乗り越えて外側デッキボードを歩行する乗客を
光電装置で未然に検出して緊急停止手段を作動させ、警
報を鳴動させて乗客に注意喚起するとともに、乗客が外
側デッキボードを歩行する前にエスカレータを停止させ
ることで、乗客が外側デッキボードに足を置いたときに
は移動手摺と外側デッキボードが停止しており、バラン
スを崩すことがなくなるので、乗客がエスカレータから
転落することが防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態を図
1、図2に基づいて説明する。
【0008】図1は本発明のエスカレータの安全装置の
一実施形態を示すエスカレータの斜視図であり、図2は
本発明のエスカレータの安全装置の一実施形態を示すエ
スカレータの下部乗場からの斜視図である。
【0009】図において、エスカレータ1の上部乗場2
及び下部乗場3には侵入防止柵4が設けられ、移動手摺
5A、ガラスパネル5B等で構成される欄干5の基部に
設けられるデッキ部6の外部デッキ6Aと侵入防止柵4
の隣接部に棒状の光電装置7が立設されている。この光
電装置7は、下部乗場3側の左右に立設され長手方向に
複数の所定周波数の光源出力(図示せず)を配設した発
光装置7Aと、上部乗場2側の左右に立設され長手方向
に複数の光検出センサ(図示せず)を配設した受光装置
7Bとが対向位置に設けられている。
【0010】また、発光装置7Aと受光装置7Bにはコ
ントローラ8が接続されており、このコントローラ8は
発光装置7Aに光源出力(図示せず)用の電源を供給し
たり、受光装置7Bの光検出センサ(図示せず)の少な
くともひとつが遮光検出すると、緊急停止手段である緊
急制御装置9へ乗客検出信号を出力する。また、緊急停
止手段9は、コントローラ8からの乗客検出信号を受信
すると、外部デッキ6Aに複数個配置したスピーカー1
0から例えば「危険ですから降りて下さい。」という案
内放送を行なうとともに、エスカレータ制御装置11に
停止信号を出力してエスカレータ1を停止させるように
したものである。
【0011】次に、本実施形態の動作の説明を行なう。
【0012】今、エスカレータ1に乗り込んだ乗客(図
示せず)が移動手摺5Aから身を乗り出したとき、発光
装置7Aから放射される所定周波数の光源が遮光される
と、受光装置7Bはコントローラ8へ信号を出力し、コ
ントローラ8はこの信号の入力で緊急制御装置9へ乗客
検出信号を出力する。緊急制御装置9は乗客検出信号を
受信し、スピーカー10へ「危険ですから降りて下さ
い。」という音声信号を出力して乗客(図示せず)に危
険を喚起するとともに、エスカレータ制御装置11に停
止信号を出力する。エスカレータ制御装置11は停止信
号の入力でモータ(図示せず)の回転を停止させエスカ
レータ1を緊急停止させる。
【0013】このように、本実施形態によれば、乗客が
移動手摺5Aから身を乗り出したとき、危険を喚起する
案内放送を行なうとともに、エスカレータ1を停止させ
るようにしたので、外部デッキ6Aを歩行する等危険な
乗り方を行なった乗客に対し、バランスを崩さないよう
に移動手摺5Aを停止させることで安全が確保でき、エ
スカレータから落下する事故を防止できる。
【0014】本実施形態では、緊急制御装置9は、スピ
ーカー10への音声出力とエスカレータ制御装置11へ
の停止信号出力を同時に行なったが、スピーカー10へ
の音声出力を行なって所定時間後、例えば1秒後に停止
信号をエスカレータ制御装置11へ出力しても、同様な
る効果が得られる。また、スピーカー10は外側デッキ
ボード6に設けたが、天井(図示せず)に設けられる放
送装置のスピーカー(図示せず)から放送しても同様な
る効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、移動手摺や侵入防止柵
を乗り越えて外側デッキボードを歩行する乗客を光電装
置で未然に検出して緊急停止手段を作動させ、警報を鳴
動させて乗客に注意喚起するとともに、乗客が外側デッ
キボードを歩行する前にエスカレータを停止させること
で、乗客が外側デッキボードに足を置いたときには移動
手摺と外側デッキボードが停止しており、バランスを崩
すことがなくなるので、乗客がエスカレータから転落す
ることが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエスカレータの安全装置の一実施形態
を示すエスカレータの斜視図である。
【図2】本発明のエスカレータの安全装置の一実施形態
を示すエスカレータの下部乗場からの斜視図である。
【符号の説明】
1 エスカレータ 4 侵入防止柵 5A 移動手摺 6A 外部デッキ 7 光電装置 7A 発光装置 7B 受光装置 8 コントローラ 9 緊急制御装置 10 スピーカー 11 エスカレータ制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客が把持する移動手摺と、この移動手
    摺を移動可能に支持する欄干と、この欄干の基部の外側
    に配置される外側デッキボードと、乗降部の前記外側デ
    ッキボード近傍に立設される侵入防止柵とを有するエス
    カレータに設けられ、乗客に安全なる乗降を促す放送装
    置が備えられたエスカレータの安全装置において、前記
    侵入防止柵の外側デッキボード側に立設され、長手方向
    に複数の所定周波数の光源出力及び光検出センサが配設
    される発光装置と受光装置とを対向位置に配置した光電
    装置と、この光電装置の前記発光装置から出力される光
    源と前記受光装置の前記光検出装置の少なくともひとつ
    の間に遮蔽物が存在すると、警報を鳴動させるととも
    に、前記エスカレータを停止させる緊急停止手段とを備
    えたことを特徴とするエスカレータの安全装置。
JP11025166A 1999-02-02 1999-02-02 エスカレータの安全装置 Pending JP2000219474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11025166A JP2000219474A (ja) 1999-02-02 1999-02-02 エスカレータの安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11025166A JP2000219474A (ja) 1999-02-02 1999-02-02 エスカレータの安全装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000219474A true JP2000219474A (ja) 2000-08-08

Family

ID=12158435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11025166A Pending JP2000219474A (ja) 1999-02-02 1999-02-02 エスカレータの安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000219474A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190819A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの安全装置
CN105480837A (zh) * 2015-12-14 2016-04-13 邢启亮 一种扶手电梯紧急停车光电连锁装置
WO2017032414A1 (en) * 2015-08-26 2017-03-02 Otis Elevator Company Conveyor device
JP7035139B1 (ja) 2020-09-04 2022-03-14 東芝エレベータ株式会社 マンコンベアの長尺物監視システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190819A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの安全装置
WO2017032414A1 (en) * 2015-08-26 2017-03-02 Otis Elevator Company Conveyor device
US10259685B2 (en) 2015-08-26 2019-04-16 Otis Elevator Company Conveyor device
CN105480837A (zh) * 2015-12-14 2016-04-13 邢启亮 一种扶手电梯紧急停车光电连锁装置
CN105480837B (zh) * 2015-12-14 2017-05-10 邢启亮 一种扶手电梯紧急停车光电连锁装置
JP7035139B1 (ja) 2020-09-04 2022-03-14 東芝エレベータ株式会社 マンコンベアの長尺物監視システム
JP2022045930A (ja) * 2020-09-04 2022-03-23 東芝エレベータ株式会社 マンコンベアの長尺物監視システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4353763B2 (ja) 自動運転方式マンコンベア
JP5148977B2 (ja) 乗客コンベアの安全装置および安全制御方法
JP5285919B2 (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP6066774B2 (ja) 乗客コンベア
JP2011225344A (ja) 乗客コンベア
TW200536771A (en) Passenger conveyor
JP2008174365A (ja) 逆進入警報装置
JP2000219474A (ja) エスカレータの安全装置
JP5259676B2 (ja) 乗客コンベア
JP2007302363A (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP6187285B2 (ja) 乗客コンベアの自動速度切換装置
KR100510420B1 (ko) 승객 컨베이어 장치
JP2012035964A (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP6682912B2 (ja) 警告装置及び乗客コンベア
JP7151809B2 (ja) 乗客コンベア
KR101413717B1 (ko) 에스컬레이터의 안전장치
JP7218273B2 (ja) 乗客コンベア
JPH09301665A (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP2014210643A (ja) 乗客コンベア
CN212222132U (zh) 具有倚靠安全报警功能的自动扶梯
JP2006321577A (ja) 乗客コンベア
JPH04116088A (ja) マンコンベアの安全装置
JPS583814Y2 (ja) マンコンベアの欄干
JPH0873171A (ja) エスカレータの乗降口誘導装置
JPH0881171A (ja) 乗客コンベアの安全装置