JP6682912B2 - 警告装置及び乗客コンベア - Google Patents
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Description
警告装置は、
音声を出力可能な音声出力部と、
音声出力部からの警告音声の出力を制御する制御部と、を備える。
制御部は、所定の警告条件が成立したときに、音声出力部から警告音声を複数の異なる言語で同時に出力させる。
海外旅行者の増加等により使用言語の異なる複数の国の人々が乗客コンベアを利用する機会が増加している。このような環境下において、乗客コンベアの利用者や、乗客コンベアの周囲にいる者に対して警告すべき状態が発生したような場合、それぞれの言語について1つずつ順番に警告を行っていると、後の方の警告は適切なタイミングとならない可能性がある。特に、緊急で警告すべきような状態においては、警告タイミングに言語間で優先度はつけられない。
1.構成
図1は、実施形態1におけるエスカレータの概略側面図である。図2は、実施形態1におけるエスカレータの概略平面図である。なお、図1は、図2のA−A線による断面位置での概略側面図である。本実施形態におけるエスカレータ1は、エスカレータ本体10と、モータ20と、電力供給装置30と、制御装置40と、スピーカ51、52と、インレット接近検知部61と、乗り出し検知部62とを有する。スピーカ51、52は、警告装置の音声出力部の一例であり、制御装置40は警告装置の制御部の一例である。警告装置は、エスカレータ1の利用者に、エスカレータ利用上の注意を喚起する案内音声等を出力する。
制御装置40による警告制御についてフローチャートを参照してより詳しく説明する。
エスカレータ1の運転中、インレット接近検知部61により、インレット16への何らかの物体の接近が検知されると、スピーカ51から、「危険ですので、手摺の引き込み口から離れてください」という内容の警告音声が日本語により出力される。また、これと同時に、スピーカ52から、「危険ですので、移動手摺の引き込み口から離れてください」という内容の警告音声が英語により出力される。
本実施形態では、警告音声の声質を言語毎に異ならせる。例えば、制御装置40は、日本語の警告音声については、女性の音声によりスピーカ51から出力させ、英語の警告音声については、男性の音声によりスピーカ52から出力させる。あるいは、制御装置40は、日本語の警告音声については、相対的に高音の音声によりスピーカ51から出力させ、英語の警告音声については、相対的に低音の音声によりスピーカ52から出力させる。
前記実施形態1、2では、インレット接近に対する警告音声を、スカートガード13に設けられたスピーカ51、52から出力する。しかし、図6に示すように、インレットガード17に日本語音声出力用のスピーカ51と、英語音声出力用のスピーカ52とをさらに設け、インレット接近検知部61でインレット接近が検知された場合には、スピーカ51から日本語の警告音声を出力し、スピーカ52から英語の警告音声を出力するようにしてもよい。この構成によれば、警告の原因となるインレット16の直近で警告音声が発生するので、警告の原因となった利用者に対して、自己の行為が原因であることを認識させやすい。したがって、警告の効果を高めることができる。
前記実施形態1、2では、乗り出しに対する警告音声を、スカートガード13に設けられたスピーカ51、52から出力する。しかし、図7に示すように、天井部CLに日本語音声出力用のスピーカ51と、英語音声出力用のスピーカ52とをさらに設け、乗り出し検知部62で乗り出しが検知された場合には、スピーカ51から日本語の警告音声を出力し、スピーカ52から英語の警告音声を出力するようにしてもよい。この構成によれば、乗り出しの際に利用者との間に遮蔽物がない天井部CL付近から警告音声が発生するので、警告の原因となった利用者に対して警告音声が届きやすく、自己の行為が原因であることを認識させやすい。したがって、警告の効果を高めることができる。
(1)実施形態1〜4における警告装置は、エスカレータ1(乗客コンベア)の利用に関する警告を音声により行う。
警告装置は、
音声を出力可能なスピーカ51、52(音声出力部)と、
スピーカ51、52(音声出力部)からの警告音声の出力を制御する制御装置40(制御部)と、を備える。
制御装置40(制御部)は、所定の警告条件が成立したときに、スピーカ51、52(音声出力部)から警告音声を複数の異なる言語で同時に出力させる。
スピーカ(音声出力部)として、複数の言語のそれぞれ専用のスピーカ51、52(音声出力部)が設けられている。
複数のスピーカ51、52(音声出力部)は、互いに異なる位置に配置されている。
制御装置40(制御部)は、警告音声の声質を言語毎に異ならせる。
インレット16への物体の接近を検知するインレット接近検知部61をさらに備える。
所定の警告条件は、インレット接近検知部61でインレット16への物体の接近が検知されたことである。
(5)実施形態3における警告装置において、
スピーカ51、52(音声出力部)は、インレットガード17に配置されている。
エスカレータ1(乗客コンベア)に搭乗中の利用者の移動手摺12外側への乗り出しを検知する乗り出し検知部62をさらに備える。
所定の警告条件は、乗り出し検知部62で利用者の乗り出しが検知されたことである。
スピーカ51、52(音声出力部)は、移動手摺12の直上方近傍の天井部CLに配置されている。
(1)から(5)における警告装置を有するエスカレータ1(乗客コンベア)が提供される。
前記実施形態では、乗客コンベアが、異なる階床間に斜めに掛け渡されたエスカレータ1である場合を説明した。しかし、本発明は、乗客コンベアが、一の階床において水平あるいは斜めに配置されたいわゆる動く歩道等の乗客コンベアである場合にも適用可能である。
5a 乗り口
5b 降り口
10 エスカレータ本体
11 踏段
12 移動手摺
13 スカートガード
14 外部パネル
16 インレット
17 インレットガード
20 モータ
30 電力供給装置
40 制御装置
41 制御部
42 記憶部
51、52 スピーカ
61 インレット接近検知部
62 乗り出し検知部
Claims (3)
- 乗客コンベアの利用に関する警告を音声により行う警告装置であって、
インレットへの人の接近を検知するインレット接近検知部と、
音声を出力可能な複数の音声出力部と、
前記複数の音声出力部からの警告音声の出力を制御する制御部と、を備え、
前記複数の音声出力部は、一のインレットに設けられた一のインレットガードに、互いに異なる位置で配置され、
前記制御部は、前記インレット接近検知部で前記一のインレットへの人の接近が検知されたときに、前記接近した人に対して、前記複数の音声出力部から前記警告音声を音声出力部毎に異なる複数の言語で同時に出力させる、
警告装置。 - 前記制御部は、前記警告音声の声質を言語毎に異ならせる、
請求項1に記載の警告装置。 - 請求項1または請求項2に記載の警告装置を有する乗客コンベア。
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