JP2011236044A - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents

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Akinori Tezuka
暁則 手塚
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Abstract

【課題】運転方向及び乗り口及び降り口の認識が可能であり、乗降口における手摺ベルトの延長線上に音情報を発するように構成することにより乗降口に達するまでの早期に音情報を認識できる乗客コンベア。
【解決手段】乗客コンベアの安全装置は、パラメトリックスピーカー17a,17bを備えた音声発生部と、該音声発生部に接続された増幅部と、該増幅部に接続された音声出力制御部とから構成された自動放送装置16を備えた乗客コンベアにおいて、当該パラメトリックスピーカー17a,17bを乗客コンベアのインレット部の移動手摺14と床面12a,12bとの間に設け、当該パラメトリックスピーカー17a,17bが乗客コンベアの運転方向と乗り口あるいは降り口である旨を放送するように設定することにより、利用者に対して乗り間違いをしないように注意喚起すること。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアの安全装置に関する。
従来、乗客コンベアにおいては、設置時に施主の要望があれば乗客コンベア利用者に注意喚起する音声案内装置を設ける場合があった。しかし、平成12年11月15日に交通バリアフリー法が定められ、全ての利用者がより円滑に利用できるよう、「公共交通機関旅客施設の移動円滑整備ガイドライン」が平成13年8月に策定された。それに伴い、乗客コンベアの乗り口において、どこに向かう乗客コンベアなのかを音声案内する乗客コンベアが多く設置されるようになった。
また、乗降口におけるポストに音声発生部を設け、ポスト間に到達すれば、音声発生部から発せられる音情報を聴取できるようにしたものが知られている。
特許第3611920号公報 特開2005−194034公報
しかしながら、駅のホーム等に設置されている乗客コンベアにおいては、電車の走行音、電車の案内放送等他の音により乗客コンベアからの音声放送が乗客コンベアの利用者に伝わらないことがあった。特に、視覚障害を持った方においては、利用しようとした乗客コンベアが上り運転を行っているのか、下り運転を行っているのかを認識することが難しく、手摺ベルトを触ることによって運転方向を認識することがあった。しかしこれは大変危険な行為である。例えば、視覚障害を持った方が上昇方向の乗客コンベアに乗り込もうと乗降口に近づき手摺ベルトを触り運転方向を確認したところ、その乗客コンベアが上階からの下降運転中であったとすると、視覚障害の方が乗り込もうとしている降り口へ上階側から下階側へ乗客コンベア利用者が強制的に運ばれてしまうため、乗降口で人が滞留してしまい、場合によっては将棋倒し状態となり大事故に発展する可能性が考えられる。
また、乗降口におけるポストに音声発生部を設けた場合には、乗降口に達しないと聴取できないために、乗客コンベアの利用者が逆進入する危険性がある。
本発明の実施形態は、上記問題点に鑑みなされたもので、乗客コンベアの乗り込み口であることを報知すると同時に視覚障害を持った方においても運転方向及び乗り口及び降り口の認識が可能であり、また、乗降口における手摺ベルトの延長線上に音情報を発するように構成することにより乗降口に達するまでの早期に音情報を認識でき、乗客コンベアの利用者を安全に案内する装置を提供するものである。
本発明の実施形態に係る乗客コンベアの安全装置は、パラメトリックスピーカーを備えた音声発生部と、該音声発生部に接続された増幅部と、該増幅部に接続された音声出力制御部とから構成された自動放送装置を備えた乗客コンベアにおいて、当該パラメトリックスピーカーを乗客コンベアのインレット部の移動手摺と床面との間に設け、当該パラメトリックスピーカーが乗客コンベアの運転方向と乗り口あるいは降り口である旨を放送するように設定することにより、利用者に対して乗り間違いをしないように注意喚起することを特徴とするものである。
本発明の実施例1の安全装置を備えたエスカレータの概略側面図である。 本発明の実施例1の安全装置に関して、下階側乗り込み口における要部断面及びパラメトリックスピカーの可聴範囲を示す図である。 本発明の実施例1の安全装置に関して、下階側乗り込み口を正面から見た状態におけるパラメトリックスピカーの可聴範囲を示す説明図である。 本発明の実施例2の安全装置に関して、下階側乗り込み口における要部断面及びパラメトリックスピカーの可聴範囲を示す図である。
以下、本発明に係るの実施例1及び2について、図面を参照して説明する。
図1において、上階1aと下階1bに跨って支持金具2a、2bを介して乗客コンベアの主枠2が設けられている。この主枠2の長手方向一端部の上階機械室内に駆動装置3が設けられている。この駆動装置3は、電動機4、図示していない伝達機構、減速機構6を介して、動力駆動チェーン7により駆動スプロケット8が駆動される。主枠2の長手方向他端部の下階機械室内には、従動スプロケット9が設けられ、前記駆動スプロケット8と従動スプロケット9とに無端状の踏段チェーン10が巻き掛けられており、この踏段チェーン10に多数の踏段11が等間隔で連結されている。
踏段11は、その前後に前輪及び後輪が取り付けられており、これらの前輪及び後輪を介して踏段11は主枠2内に設けられた往路ガイドレール、帰路ガイドレール及び反転ガイドレールからなるガイドレールに案内されるようになっており、踏段チェーン10の移動に連動して多数の踏段11はガイドレール上を循環走行するようになっている。
踏段11が反転する位置の近傍は、利用客の乗降口となり、乗降口の主枠2上には、乗降板12a、12bが設けられている。主枠2の幅方向両側には欄干13が立設されている。この欄干13の上部には踏段11と同期して走行する手摺ベルト14が設けられている。
前記したこれらの手摺ベルト14及び踏段11は、上階機械室に設置された制御15により駆動制御される。
また、手摺ベルト14の反転箇所の下部に位置する出入り口部と乗降板12a、12bとの間にパラメトリックスピーカー17a,17bが設けられている。当該パラメトリックスピーカーは17a,17bは、音声発生面を斜め上向きに設置して利用者の耳付近に音情報の可聴範囲が来るようにしたものである。また、上階機械室には、自動放送装置16が収納されている。
図2は、本実施例による前記手摺ベルト14の出入り口部と乗降板との間にパラメトリックスピーカー17bから発する音情報の可聴範囲の位置関係の一例を示したものである。パラメトリックスピーカー17bから発せられる音情報は指向性が強いため、拡散することなく直線方向に音情報が伝わる。よって手摺ベルト14の延長線上に音情報が発せられる。そのため、健常者はもちろん視覚障害を持った利用者が可聴範囲に進入したときには、パラメトリックスピーカーから発せられる音情報を正確に聴取することができ、その音情報による案内によりエスカレータの運転方向と乗り口あるいは降り口かを識別し、その案内が利用者が望む方向のものであれば、その音情報の音源に向かって進むと手摺ベルトに到達することができ、迷うことなく手摺ベルトの位置を認識できる。しかも、乗降口における手摺ベルト14の延長線上に音情報を発するように構成しているので、利用者が乗降口に達するまでの早期に音情報を認識できるので、安全性がより一層向上する。
図3は図2を乗り口から見た正面図である。パラメトリックスピーカーの超指向性を有効に使用することで、利用者を手摺ベルトの位置に確実に導くことができ、視覚障害を持つ方にも安全に乗客コンベアに乗り込むことが可能になる。したがって、運転方向及び乗り口を間違えることによる混乱が避けられ、安全に乗客の輸送ができる。
実施例1における図2においては、パラメトリックスピーカーの音発生面を斜め上向きに設置して、利用者の耳付近に音情報の可聴範囲が来るようにしているが、本実施例においては、図4に示すように、音発生面を斜め下向きにし、パラメトリックスピーカーから発せられる音情報を、一旦乗降板に反射させて可聴範囲を調整することできるようにしたものである。このように構成すると、パラメトリックスピーカーの音発生面に埃などがたまることを防ぐことができ、無用の機械的トラブルを防止できる利点がある。
1a・・・上階
1b・・・下階
2・・・主枠
2a、2b・・・支持金具
3・・・駆動装置
4・・・電動機
6・・・減速機構
7・・・駆動チェーン
8・・・駆動スプロケット
9・・・従動スプロケット
10・・・踏段チェーン
11・・・踏段
12a、12a・・・乗降板
13・・・欄干
14・・・手摺ベルト
15・・・制御装置
16・・・自動放送装置
17,17a,・・・パラメトリックスピーカー
18・・・可聴範囲

Claims (2)

  1. パラメトリックスピーカーを備えた音声発生部と、該音声発生部に接続された増幅部と、該増幅部に接続された音声出力制御部とから構成された自動放送装置を備えた乗客コンベアにおいて、当該パラメトリックスピーカーを乗客コンベアのインレット部の移動手摺と床面との間に設け、当該パラメトリックスピーカーが乗客コンベアの運転方向と乗り口あるいは降り口である旨を放送するように設定することにより、利用者に対して乗り間違いをしないように注意喚起する乗客コンベアの安全装置。
  2. パラメトリックスピーカーから発せられる音情報を乗降板に反射させて乗客コンベア利用者の耳付近に可聴範囲を設けることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017149564A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 フジテック株式会社 警告装置及び乗客コンベア
JP6479945B1 (ja) * 2017-12-04 2019-03-06 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア

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