JP6158273B2 - 乗客コンベアの共通放送システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアの共通放送システムに関するものである。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアにおいては、乗客に対し乗客コンベアを安全に乗るように促す放送(以下、「注意放送」という)を繰り返し行っている。例えば、その注意放送としては「足元にお気を付け下さい」、「手摺りベルトをお持ち下さい」などである。
特開2011−16666号公報 特開2012−166904号公報
上記のような注意放送は、乗客コンベアの通常運転中に継続して行われている。しかし、乗客コンベアが複数台並んで設置されていると、その注意放送が時間差で放送され、乗客には、ずれて重なって聞こえるという問題点があった。
そこで本発明の実施形態は、複数台の乗客コンベアが設置されている場合でも、共通の放送を同期して行える乗客コンベアの共通放送システムを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、複数台の乗客コンベアからなる乗客コンベアの共通放送システムであって、前記各乗客コンベアは、スピーカと、共通音声データを記憶した記憶部と、全ての前記乗客コンベアで同じ内容の共通放送を行うための放送トリガが入力すると前記記憶部が記憶した前記共通音声データに基づいて、前記スピーカから前記共通音声を放送する制御部と、入力回路とを含む制御装置と、を有し、前記制御部は、前記入力回路に前記共通放送を開始するための同報信号を出力し、前記入力回路は、自己の前記制御部から前記同報信号が入力すると、オンして通信号を出力する第1スイッチング回路と、自己の前記第1スイッチング回路、又は、他の制御装置の前記第1スイッチング回路から前記共通信号が入力するとオンして、前記放送トリガを自己の前記制御部に出力する第2スイッチング回路と、を有し、前記各入力回路の前記第1スイッチング回路の前記共通信号を出力する出力端子が一つの配線に接続されて、一つに接続された前記配線が、前記各制御部の前記第2スイッチング回路の入力端子にそれぞれ接続され、前記各制御部は、前記第2スイッチング回路から前記放送トリガが入力すると前記共通放送を行い、前記各制御部は、前記共通放送の終了後に終了信号を出力して、前記第1スイッチング回路と前記第2スイッチング回路をオフし、自己の前記第2スイッチング回路がオフしてからタイミングカウントをそれぞれ行い、前記タイミングカウントが終了すると前記第1スイッチング回路に前記同報信号をそれぞれ出力する、乗客コンベアの共通放送システムである。
本発明の一実施形態を示すエスカレータの側面から見た説明図。 共通放送システムの説明図。 エスカレータのブロック図。 共通放送システムの第1のフローチャート。 共通放送システムの第2のフローチャート。
本発明の一実施形態の乗客コンベアの共通放送システム1について図1〜図に基づいて説明する。本実施形態では乗客コンベアとしてエスカレータ10に適応した場合について説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1に基づいて説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、踏段30を走行させる駆動装置18、左右一対の主駆動スプロケット24,24、左右一対の手摺りベルトスプロケット27,27が設けられている。この駆動装置18は、モータ20と、減速機と、この減速機の出力軸に取り付けられた出力スプロケットと、この出力スプロケットにより駆動する駆動チェーン22と、モータ20の回転を停止させ、かつ、停止状態を保持するディスクブレーキとを有している。この駆動チェーン22により左右一対の主駆動スプロケット24,24が回転する。左右一対の主駆動スプロケット24,24と左右一対の手摺りベルトスプロケット27,27とは、不図示の連結ベルトにより連結されて同期して回転する。また、上階側の機械室14内部には、モータ20やディスクブレーキなどを制御する制御部50が設けられている。
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内には、左右一対の従動スプロケット26,26が設けられている。上階側の左右一対の主駆動スプロケット24,24と下階側の左右一対の従動スプロケット26,26との間には、左右一対の無端の踏段チェーン28,28が掛け渡されている。左右一対の踏段チェーン28,28には、複数の踏段30が等間隔で取り付けられている。モータ20が回転すると踏段30の前輪301は、トラス12に固定された不図示の案内レールを走行し、後輪302はトラス12に固定された案内レール25を走行する。
トラス12の左右両側には、左右一対の欄干36,36が立設されている。この欄干36の上部に手摺りレール39が設けられ、この手摺りレール39に沿って無端状の手摺りベルト38が移動する。欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42から手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48がそれぞれ突出している。
欄干36の側面下部には、スカートガード44が設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。上下階のスカートガード44の内側面には、操作盤52,56、スピーカ54,58がそれぞれ設けられている。
手摺りベルト38は、上階側のインレット部46から正面スカートガード40内に侵入し、複数の案内ローラからなる案内ローラ群64を介して手摺りベルトスプロケット27に掛け渡され、その後、複数の案内ローラからなる案内ローラ群66を介してスカートガード44内を移動し、下階側のインレット部48から正面スカートガード42外に表れる。そして、手摺りベルト38は、手摺りベルトスプロケット27が主駆動スプロケット24と共に回転することにより踏段30と同期して移動する。また、回転する手摺りベルトスプロケット27に走行する手摺りベルト38を押圧するための複数の押
圧ローラからなる押圧ローラ群68を有する。
上階側の左右一対のスカートガード44,44の乗降口であって、機械室14の天井面には、上階側の乗降板32が水平に設けられている。下階側の左右一対のスカートガード44,44の乗降口であって、機械室16の天井面には、下階側の乗降板34が水平に設けられている。上階側の乗降板32の先端には櫛歯状のコム60が設けられ、このコム60に踏段30が侵入する。また、下階側の乗降板34の先端にも櫛歯状のコム62が設けられている。
また、エスカレータ10の各部分には、安全装置70が設けられている。安全装置70としては、スカートガード44に設けられたスカートガード挟まれ検出装置、インレット部46,48に設けられたインレット挟まれ検出装置、案内レール25に設けられた踏段浮き上がり検出装置、踏段チェーン切断検出装置、非常停止ボタンなどである。スカートガード挟まれ検出装置とは、スカートガード44と踏段30の間に異物(例えば、服や荷物)が挟まれたことを検出する装置であり、インレット挟まれ検出装置とは、手摺りベルト38が引き込まれるインレット部46又はインレット部48に異物(例えば、乗客の手や荷物)が同時に引き込まれたときに検出する装置である。
(2)エスカレータ10の電気的構成
次に、エスカレータ10の電気的構成について図3のブロック図に基づいて説明する。制御装置50に収納されている制御部72は、マイクロコンピュータなどより構成されている。制御部72には、モータ20を駆動させるための駆動回路74、安全装置70、上階側の操作盤52、上階側のスピーカ54、下階側の操作盤56、下階側のスピーカ58、ハードディスクレコーダ、メモリなどより構成される記憶部76、入力回路78が接続されている。
制御部72からは、後から説明する共通の注意放送を行うために出力する同報信号が、起動時、又は、通常運転時に繰り返し入力回路78に出力される。
記憶部76には、注意放送を行うための共通音声データ、警告放送を行うための警告音声データが記憶されている。注意放送は、通常運転中に放送される「足元にお気を付け下さい」、「手摺りベルトをお掴み下さい」などである。警告放送は、安全装置70が動作して、エスカレータ10が緊急停止する場合などに放送される「エスカレータが停止します」などである。
入力回路78は、第1スイッチング回路であるスイッチングトランジスタ(以下、単に「トランジスタ」という)TR、第2スイッチング回路であるフォトカプラPCとから構成されている。トランジスタTRは、制御部72からの同報信号がゲート端子に入力し、入力したときにオンして共通信号を出力する。フォトカプラPCは、自己のトランジスタTR、又は、他のエスカレータ10のトランジスタTRがオンしたときに、すなわち、共通信号が入力すると、制御部72に放送トリガを出力する。トランジスタTRからの出力について、フォトカプラPCを介するのは、マイクロコンピュータよりなる制御部72の入力電圧に対応させるためである。
(3)共通放送システム1の構成
共通放送システム1の構成について図2と図3に基づいて説明する。なお、注意放送は、エスカレータ10の起動時から通常運転中に繰り返し放送されるものであり、どのエスカレータ10からでも放送される。一方、警告放送は、安全装置70が動作したエスカレータ10からのみ放送される。
図2に示すように、複数台(n台)のエスカレータ10−1,10−2,・・・・10−nが1つの建屋に設置されている場合には、繰り返し放送される注意放送は、同期して放送しないと、ずれて聞こえて乗客にとっては不快となる。そのため、n台のエスカレータ10から注意放送を同期して放送するために、共通放送システム1は下記のような構成を有している。
n台のエスカレータ10の各入力回路78のトランジスタTRから共通信号を出力端子から出力される。この共通信号が出力される配線82は、n−1台のエスカレータ10に対し並列に接続され、各入力回路78のフォトカプラPCの入力端子に接続されている。したがって、エスカレータ10−1のトランジスタTRから共通信号が出力されると、残りのエスカレータ10−2〜10−nの入力回路78のフォトカプラPCに同時に共通信号が入力する。
フォトカプラPCは、共通信号が入力すると、制御部72に放送トリガを出力する。制御部72は、放送トリガを入力すると、記憶部76から共通音声データを呼び出し、音声合成をして、スピーカ54,58から注意放送を行う。
一方、注意放送を行っている最中でも、個別に安全装置70が動作した場合には、その安全装置70が動作したエスカレータ10の制御部72は、注意放送を中止して警告放送を行う。
(4)共通放送システム1の動作状態
次に、n台のエスカレータ10−1〜10−nの共通放送システム1の動作状態について図2〜図5に基づいて説明する。なお、作業者は1号機から、2号機、3号機そしてn号機まで、各操作盤52を順番に操作して起動していくものとする。但し、この起動を行う順番は、これに限らない。
ステップS1において、1号機の起動が行われ、ステップS2に進む。
ステップS2において、1号機の制御装置50−1の制御部72−1は、同報信号を出力する指令を準備し、ステップS3に進む。
ステップS3において、制御部72−2は、起動カウントを開始し、ステップS4に進む。
ステップS4において、起動カウント(例えば、3秒)を終了すると同報信号をトランジスタTRに出力し、ステップS5に進む。
ステップS5において、制御部72−1のトランジスタTRがオンし、ステップS6に進む。トランジスタTRがオンすることにより、自己のフォトカプラPCもオンして、自己のフォトカプラPCが放送トリガを制御部72−1に出力する。また、1号機以外の全ての制御部72−2〜72−nのフォトカプラPCにも配線82を介して共通信号を出力される。但し、この時点で2号機以降の制御部72は、起動カウントを終了していないか、又は、トランジスタがオンしていないため、共通放送は行われない。
ステップS7において、1号機の制御部72−1は、フォトカプラPCから放送トリガが入力したため、スピーカ54,58から注意放送を行う。例えば、「足元にお気を付け下さい」、「手摺りをお持ち下さい」である。そしてステップS8に進む。
ステップS8において、制御部78−1から終了信号が出力されて、トランジスタTRをオフし、ステップS31に進む。
ステップS11において、作業者は、1号機に続いて2号機の操作盤52を操作して、2号機を起動する。そしてステップS12に進む。
ステップS12において、2号機の制御部72−2は、同報信号の指令を準備し、ステップS13に進む。
ステップS13において、2号機の制御部72−2は、起動カウンタを開始し、ステップS14に進む。
ステップS14において、2号機の制御部72−2は、他機(1号機)のPCがオンしているため、ステップS15に進む。これは、1号機の起動が2号機の起動より早いからである。この起動カウントが終了しているか終了していないかのタイミングは、作業者がどのタイミングで2号機を起動させるかで決まる。
ステップS15において、2号機の制御部72−2は、起動カウントが未だ終了していないため、起動カウンタをクリアし、ステップS30に進む。
ステップS21において、作業者は、2号機に続いて3号機の操作盤52を操作して、3号機を起動する。そしてステップS22に進む。
ステップS22において、3号機の制御部72−3は、同報信号の指令を準備し、ステップS23に進む。
ステップS23において、3号機の制御部72−3は、起動カウントを開始し、ステップS24に進む。
ステップS24において、3号機の制御部72−3は、他機(1号機)のPCがオンしているため、ステップS15に進む。これは、1号機の起動が3号機の起動より早いからである。この起動カウントが終了しているか終了していないかのタイミングは、作業者がどのタイミングで2号機を起動させるかで決まる。
ステップS25において、3号機の制御部72−3は、起動カウントが未だ終了していないため、起動カウンタをクリアし、ステップS30に進む。
以下同様にして作業者は、4号機〜n号機の操作盤52を操作して順番に起動させ、各制御部72−3〜72−nは、同報信号の指令を準備させると共に起動カウンタが終了していなければクリアしてステップS30に進み、終了していればステップS30に進む。
ステップS30において、1号機が共通の注意放送を終了し、トランジスタTRがオフになるまで、2号機〜n号機の制御部72−2〜72−nは待機状態となる。そして1号機のトランジスタTRがオフになるとステップS31に進む。
ステップS31において、制御部72−1のトランジスタTRがオフしたため、制御部72−1のフォトカプラPCもオフし、また、1号機のトランジスタTRがオフすることにより、2号機〜n号機の全てのフォトカプラPCもオフする。そしてステップS32に進む。
ステップS32において、1号機〜n号機の制御部72−1〜72−nが、フォトカプラPCがオフした同じタイミングでタイミングカウンタを開始し、ステップS33に進む。
ステップS33において、1号機〜n号機の制御部72−1〜72−nは、タイミングカウントが終了すればステップS34に進む。このように同じタイミングでカウントを開始し終了するため、全ての制御部72−1〜72−nの動作の同期をとることができる。
ステップS34において、タイミングカウントが終了すると、全ての制御部72−1〜72−nが同報信号を同時に出力して、それぞれのトランジスタTRを同時にオンし、ステップS35に進む。
ステップS35において、全てのトランジスタTRが同時にオンしたため、全てのフォトカプラPCが同時にオンし、放送トリガを各制御部72−1〜72−nに同時に出力し、ステップS36に進む。
ステップS36において、全ての制御部72−1〜72−nに放送トリガが同時に入力するため、共通の注意放送を同時に行う。全ての制御部72は、共通の注意放送が終了すると終了信号をトランジスタTRにそれぞれ出力し、ステップS37に進む。
ステップS37において、終了信号がそれぞれ入力すると全てのトランジスタTRがオフし、ステップS38に進む。
ステップS38において、全てのフォトカプラPCがオフし、ステップS32に戻る。全ての制御部72−1〜72−nは、再びタイミングカウントをカウントした後に同報信号を同時に出力し、トランジスタTRが同時にオンしたタイミングに合わせて、全てのフォトカプラが再び同時にオンし、放送トリガが全ての制御部72−1〜72−nに同時に入力するため、共通の注意放送を同時、すなわち同期して行う。
(5)効果
本実施形態によれば、例えば、1号機から起動させた場合に、1号機のみ共通の注意放送を1回単独で行い、2号機〜n号機においては待機時間を経て全てのフォトカプラPCがオフし、そのフォトカプラPCのオフのタイミングでタイミングカウントを開始するため、それ以後の共通の注意放送を行う度に、同期が図られ、注意放送がずれない。そして、各エスカレータ10から注意放送が同期して行われるため、乗客が音のずれによる不快な感じを受けることがない。
また、安全装置70が動作した場合には、注意放送を中止して個別に警告放送を行うことができる。
また、各制御部72は、入力回路78に設けられたフォトカプラPCによって、共通信号の出力電圧が制御部72の入力電圧と異なった値でも、両者を調整して接続できる。
また、各制御部72は、それぞれ共通信号を出力できるため、どのエスカレータ10からでも共通信号を出力し、他のエスカレータ10と同期をとることができる。
また、制御部72は、音声合成により放送するため、共通の注意音声データ、個別の警告音声データを複数種類用意して放送できる。
(6)変更例
上記実施形態では、制御部72が最初に出力する第1のスイッチング回路としてトランジスタTRを用いたが、これ以外のスイッチング素子でもよい。また、第2のスイッチング回路であるフォトカプラも、これ以外のスイッチング素子でもよい。
また、上記実施形態では、エスカレータ10の踏段30に適応して説明したが、これに代えて動く歩道のステップ(踏段)に適応してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、20・・・モータ、50・・・制御装置、54・・・スピーカ、58・・・スピーカ、72・・・制御部、74・・・駆動回路、76・・・記憶部、78・・・入力回路、80・・・出力端子

Claims (9)

  1. 複数台の乗客コンベアからなる乗客コンベアの共通放送システムであって、
    前記各乗客コンベアは、
    スピーカと、
    共通音声データを記憶した記憶部と、全ての前記乗客コンベアで同じ内容の共通放送を行うための放送トリガが入力すると前記記憶部が記憶した前記共通音声データに基づいて、前記スピーカから前記共通音声を放送する制御部と、入力回路とを含む制御装置と、
    を有し、
    前記制御部は、前記入力回路に前記共通放送を開始するための同報信号を出力し、
    前記入力回路は、
    自己の前記制御部から前記同報信号が入力すると、オンして共通信号を出力する第1スイッチング回路と、
    自己の前記第1スイッチング回路、又は、他の制御装置の前記第1スイッチング回路から前記共通信号が入力するとオンして、前記放送トリガを自己の前記制御部に出力する第2スイッチング回路と、
    を有し、
    前記各入力回路の前記第1スイッチング回路の前記共通信号を出力する出力端子が一つの配線に接続されて、一つに接続された前記配線が、前記各制御部の前記第2スイッチング回路の入力端子にそれぞれ接続され、
    前記各制御部は、前記第2スイッチング回路から前記放送トリガが入力すると前記共通放送を行い、
    前記各制御部は、前記共通放送の終了後に終了信号を出力して、前記第1スイッチング回路と前記第2スイッチング回路をオフし、自己の前記第2スイッチング回路がオフしてからタイミングカウントをそれぞれ行い、前記タイミングカウントが終了すると前記第1スイッチング回路に前記同報信号をそれぞれ出力する、
    乗客コンベアの共通放送システム。
  2. 全ての前記制御部の中で最初に起動した前記制御部が、自己の前記第1スイッチング回路に前記同報信号を出力する、
    請求項1に記載の乗客コンベアの共通放送システム。
  3. 最初に起動した前記制御部が行った前記共通放送の終了後に、全ての入力回路の前記第2スイッチング回路をオフし、前記各制御部は、自己の前記第2スイッチング回路がオフしてからタイミングカウントをそれぞれ行い、前記タイミングカウントが終了すると前記第1スイッチング回路に前記同報信号をそれぞれ再び出力する、
    請求項2に記載の乗客コンベアの共通放送システム。
  4. 前記制御部は、前記同報信号に基づいて前記共通放送を通常運転中に行う、
    請求項1に記載の乗客コンベアの共通放送システム。
  5. 前記制御部は、前記同報信号に基づいて前記共通放送を所定時間毎に繰り返し行う、
    請求項1に記載の乗客コンベアの共通放送システム。
  6. 前記共通音声データは、乗客に前記乗客コンベアの安全な乗り方を促す音声データである、
    請求項1に記載の乗客コンベアの共通放送システム。
  7. 前記各制御部の前記記憶部は、警告音声データをそれぞれ記憶し、
    前記制御部は、前記各乗客コンベアに設けられた安全装置のそれぞれの動作状態に基づいて、前記警告音声データを前記スピーカから個別に放送する、
    請求項1に記載の乗客コンベアの共通放送システム。
  8. 前記警告音声データは、前記乗客コンベアの停止を知らせる音声データである、
    請求項に記載の乗客コンベアの共通放送システム。
  9. 前記乗客コンベアが、エスカレータ、又は、動く歩道である、
    請求項1に記載の乗客コンベアの共通放送システム。
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