JP2003182962A - 乗客コンベア装置 - Google Patents

乗客コンベア装置

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JP2003182962A JP2001384522A JP2001384522A JP2003182962A JP 2003182962 A JP2003182962 A JP 2003182962A JP 2001384522 A JP2001384522 A JP 2001384522A JP 2001384522 A JP2001384522 A JP 2001384522A JP 2003182962 A JP2003182962 A JP 2003182962A
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B25/00Control of escalators or moving walkways
    • B66B25/003Methods or algorithms therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B29/00Safety devices of escalators or moving walkways

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗客に不快感、抑制感や違和感などを与える
ことがなく、しかも無駄な作動や誤作動が少ない乗客コ
ンベア装置を提供すること。 【解決手段】 移動する複数の踏段14の両側部に設け
られた欄干基台部12の、踏段14の移動方向両端の乗
降口11の正面に配置される遠赤外線を感知する第1の
乗客検出装置16、17と、欄干基台部12の乗降口1
1の櫛歯13両側の上部の側面に配置される遠赤外線を
感知する第2の乗客検出装置18、19と、第1の乗客
検出装置16、17により前記乗降口11への人の進入
を感知して踏段14の移動を加速し、第2の乗客検出装
置18、19を横切ることで乗り込みを確認する踏段移
動制御手段110と、を有して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータや電
動歩道路等の乗客コンベアに係り、特に乗客を検出して
運転の制御を行う乗客コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】人を上階または下階へあるいは水平に移
動するエスカレータや電動歩道路などの乗客コンベアに
は、乗客の有無を検出して、その運転あるいは運転停止
を自動的に行うものがある。
【0003】従来のこれら自動的運転を行う乗客コンベ
アに用いられる乗客検出装置では、光線または超音波を
放射し、人による遮りまたは反射波を検出して乗客の有
無を検知する方式のものである。このため、従来の乗客
自動検出を行う乗客コンベアでは、これ等の乗客検出装
置を取付ける場合に、通常光電ポールあるいは進入柵が
設けられる。
【0004】図5は、従来の乗客検出装置を設けた自動
運転を行うエスカレータを側方から見た図である。図5
に示すエスカレータでは、下階床の乗降口52から上階
床の乗降口58の方向に移動する場合を示し、通常設け
られる乗客検出装置55a、55b、57a、57b
は、エスカレータ本体51の前記乗降口52及び乗降口
58の手前の位置に立てられた光電ポール53a、53
b、59a、59bの上部に取り付けられる。なお、前
記乗客検出装置が前記乗降口の手前の位置に設置される
のは、乗客の通過を検出してからエスカレータの運転制
御を行い所定の状態に達するのに要する時間を、乗客が
前進してエスカレータの踏段に到達するまでの時間にあ
わせるためである。また、前記光電ポールの上部に取り
付けられるのは、子供や小動物などの単独の乗降を避け
作動をを抑制するためである。通常使用される光電式ま
たは超音波式の乗客検出装置は、発光側(送信側)及び
受光側(受信側)の一対で使用されるので、乗降口5
2、58それぞれの左右に設置される。乗降口52と光
電ポール53a、53bとの間、及び乗降口58と光電
ポール59a、59bとの間から進入して光電ポール5
3、59を通過せず乗降口52、58に到達することが
できないように、侵入防止柵54a、54bが設けられ
ている。
【0005】上記に述べた従来の乗客コンベアでは、乗
客検出装置は発光側と受光側の一対となる2つの機器の
設置を要し、遮光方式では感知エリアが狭く、反射方式
では他の光源に感応するなどの問題があった。また、こ
の一対の機器の間には信号検出の障害となるような物、
例えば案内表示板が置けないので、設置上の制約を受け
るという問題点があった。さらに、乗降口52、58付
近に設けた光電ポール53a、53b、59a、59b
あるいは侵入防止柵54は、通行に際し、抑圧感及び違
和感を感じるため意匠的には好ましくない。
【0006】また、目立つ位置に検出装置、特に受光器
が配置されていると、光を遮ることにより検出装置を故
意に作動させるというイタズラが容易であり、また他か
らの光が偶然に受光器に入ることもあり、誤作動し易い
という問題点がある。特に既に乗客が乗っているとき
に、前述のように受光器の入射光の有無により、乗客コ
ンベアが急に停止したり移動方向が変わったりすると、
乗客に不快感を与えたり、安全上の問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな従来の乗客コンベアの問題点に鑑みてなされたもの
で、乗客に不快感、抑制感や違和感などを与えることが
なく、しかも無駄な作動や誤作動が少ない乗客コンベア
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1によれば、一方向に移動する複数
の踏段の両側部に設けられた欄干基台部の乗降口に設置
され、遠赤外線を検知する乗客検出装置と、この乗客検
出装置により前記乗降口への乗客の進入を検知して前記
踏段の移動を制御する移動制御手段とを有して成ること
を特徴とする乗客コンベア装置を提供する。
【0009】本発明の請求項2によれば、移動する複数
の踏段の両側部に設けられた欄干基台部の、前記踏段の
移動方向両端の乗降口の正面に配置され遠赤外線を検知
する第1の乗客検出装置と、前記欄干基台部の前記乗降
口の櫛歯両側の上部の側面に配置された第2の乗客検出
装置とを備え、前記第1の乗客検出装置及び前記第2の
乗客検出装置により、乗客の進入を検知して前記踏段の
移動を制御することを特徴とする乗客コンベア装置を提
供する。
【0010】本発明の請求項3によれば、移動する複数
の踏段の両側部に設けられた欄干基台部の、前記踏段の
移動方向両端の乗降口の正面に配置され遠赤外線を検知
する第1の乗客検出装置と、前記欄干基台部の前記乗降
口の櫛歯両側の上部の側面に配置され遠赤外線を検知す
る第2の乗客検出装置と、前記第1の乗客検出装置によ
り前記乗降口への人の進入を検知して前記踏段の移動を
加速し、前記第2の乗客検出装置を横切ることにより乗
り込みを確認する踏段移動制御手段とを有して成ること
を特徴とする乗客コンベア装置を提供する。
【0011】本発明の請求項4によれば、前記遠赤外線
は、約7〜14μmの波長の遠赤外線であることを特徴
とする請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載の乗客
コンベア装置を提供する。
【0012】本発明の請求項5によれば、前記踏段移動
制御手段は、前記第1の乗客検出装置で乗客の進入検知
前に、前記踏段の定常移動速度よりも遅い待機速度で走
行し、前記第1の乗客検出装置で進入を検知した後は、
前記踏段が定常移動速度に加速する走行制御手段を有し
て成ることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の
乗客コンベア装置を提供する。
【0013】本発明の請求項6によれば、前記踏段移動
制御手段は、前記第2の乗客検出装置で乗客の通過を検
知して、前記踏段の移動を定常速度で所定の時間まで運
転継続し、前記所定時間経過後は、前記移動速度を前記
定常速度よりも遅い待機速度に減速する走行制御手段
と、既に定常速度で運転中に、前記第2の乗客検出装置
で後続の乗客の通過を検知したとき、運転継続の前記所
定時間の開始が前記後続の乗客の通過の検知により更新
される時間設定制御手段とを有して成ることを特徴とす
る請求項3又は請求項4に記載の乗客コンベア装置を提
供する。
【0014】本発明の請求項7によれば、前記踏段移動
制御手段は、前記第1の乗客検出装置で人の進入を検知
して前記踏段の移動速度を加速した後、前記第2の乗客
検出装置で乗り込み確認が所定の時間内に得られない場
合には、前記踏段の移動速度を前記待機速度に減速する
走行制御手段を有して成ることを特徴とする請求項3又
は請求項4に記載の乗客コンベア装置を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をエスカレータに適
用した場合の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態のエスカレー
タを示す全体構成図であり、乗客が下階床から上階床へ
一方向に移動する場合について説明する。図2には、本
発明のこの実施形態の構成をより理解するために、乗り
口側となる下階床の乗降口の斜視図を示す。
【0017】下階床にある乗り口側となる一方の乗降口
11aと、上階床にある降り口側となる他方の乗降口1
1bを備えた乗客コンベア本体10は、上記2つの乗降
口11a、11bの間に設けられた複数の踏段14を連
結して移動させている。踏段14は左右の欄干基台部1
2a、12bに挟まれて移動しており、乗降口11a、
11bの踏段14が迫出す部分には櫛歯部13aが設け
られて踏段14と乗降口11a、11bとの間の間隙を
小さくしている。また、欄干基台部12a、12bには
欄干15a、15bが設置され、その上部を手摺ベルト
が移動する。
【0018】下階床の乗降口11a側の欄干基台部12
a、12bの正面下部に乗客が近づいてきたことを検知
する第1の乗客検出装置16a、16bが取り付けら
れ、また、櫛歯部13aの設置された付近の欄干基台1
2a、12bの側面下部に乗客を検知する第2の乗客検
出装置17a、17bが取り付けられる。
【0019】第1の乗客検出装置16a、16b及び第
2の乗客検出装置18a、18bは、人体から放射され
る例えば波長7〜14μmの遠赤外線を検出する素子に
より構成される。また、第1の乗客検出装置16a、1
6bは乗客の接近を検知するために設置され、第2の乗
客検出装置17a、17bは、乗客が櫛歯13aを通過
して踏段14に乗込む、「乗客の乗込み」を検知するた
めに設置される。
【0020】なお、ここでは、乗客コンベア本体10は
上方向への運転について述べるが、通常の乗客コンベア
本体10は上下両方向の運転が可能であり、上述とは逆
の、下方向への運転時にも乗客を検知できるように、上
階床の乗降口11b側にも同様の第1の乗客検出装置1
8a、18b及び第2の乗客検出装置19a、19bが
欄干基台部12a、12bの該当箇所に取り付けられて
いる。
【0021】乗降口11bの下の機械室内に設置されて
いる運転制御装置110は、第1の乗客検出装置16
a、16b、18a、18b及び第2の乗客検出装置1
7a、17b、19a,19bの出力信号を受けて乗客
コンベア本体10の運転を制御する。
【0022】図3は、本発明のこの実施形態による乗客
コンベアの運転制御を行う運転制御装置110の構成例
を示す図である。乗客コンベア本体10の踏段14の運
転速度を制御する運転制御装置110は、運転制御本体
装置31と、この本体装置に接続される電源32と、駆
動モータ33と、2つの乗客検出装置によって作動する
第1スイッチ34と第2スイッチ35と、乗込み待機タ
イマ37と運転時間タイマ39とにより構成されてい
る。
【0023】次に、この実施形態の動作について図2、
図3、及び図4に示した乗客の通過と運転速度のタイミ
ング図により説明する。乗客が図2に示す乗り口となる
乗降口11aに向かって歩いてくると、欄干基台部12
a、12bの正面下部に設けられた第1の乗客検出装置
16a、16bは正面の進入方向から接近する乗客を検
知する。第1の乗客検出装置16a、16bの検知信号
36で、図3(a)に示す運転制御本体装置31に接続
された第1スイッチ34が作動して、この装置31は
「乗客の到着」と認識して、図4のt1に示す時点か
ら、乗客コンベアの踏段14を待機速度から定常速度へ
加速する制御信号を、踏段駆動用モータ装置33に送
る。このとき乗込み待機タイマ37も起動させる。
【0024】次に乗客がさらに前進して、前記乗降口1
1の櫛歯部13の両側の上部の前記欄干基台部12a、
12bの側面下部に設けられた第2の乗客検出装置17
a、17bを通過すると乗客の乗込みが検知される(時
点t2)。そこで、第2の乗客検出装置17a、17b
の検知信号38により、同じく図3に示す運転制御本体
装置31に接続されたスイッチ35が作動して、運転制
御本体装置31は「乗客の乗込み」を認識して、前記乗
込み待機タイマ37を強制リセットする。この時点から
乗客が降りるまでにかかる時間(設定時間42)だけ、
運転時間タイマ39を起動して、定常速度での運転を継
続させる制御信号を踏段駆動用モータ装置33に発す
る。
【0025】前記運転時間タイマ39の設定時間41が
経過した時点t3には、乗客が上階床に到達したと推定
して、運転制御装置31は待機速度に減速する制御信号
を踏段駆動用モータ装置33に発する。そして、待機速
度になった時点t4からは、減速を中止して待機速度を
維持し、次のスイッチ34の作動、即ち次の乗客の到着
を待つ状態になる。
【0026】なお、乗客が乗込んで移動中に、第2の乗
客が乗降口11aに到着した場合は、第1の乗客検出装
置16a、16bの検知信号36で、スイッチ34が作
動して、運転制御装置31は「乗客の到着」を認識する
が、乗客コンベアは定常速度で運転中であるので、この
速度を維持したまま、乗込み待機タイマ37は再起動さ
れる。さらに、第2の乗客が第2の乗客検出装置18
a、18bを通過すると乗客の乗込みが検知されて、前
述と同様に、検知信号38でスイッチ35が作動して、
運転制御装置31は「乗客の乗込み」を認識し、前記乗
込み待機タイマ37のリセットと運転時間タイマ39を
再起動して、定常速度での運転を継続させる制御信号を
発する。その後、最後に乗込んだ乗客の第2の乗客検出
装置17a、17bの通過検知信号38によって再起動
された運転時間タイマ39の設定時間が経過すると、乗
客が上階床に到達したと推定して定常運転を終了し、減
速する。
【0027】また、乗客が時点t5で乗降口11aに到
着したが、乗客コンベアの利用を取り止めて、「乗込み
待機設定時間41」内に第2の乗客検出装置17a、1
7bにより乗客が検知されなかった場合には、前記乗込
み待機タイマ37が「設定時間経過」でリセットされて
(時点t6)、運転制御装置31は減速する制御信号を
発し、待機速度に達した後(時点t7)は待機速度を維
持する。ただし、運転時間タイマ39が作動中は、運転
時間タイマ39が優先されて運転が維持される。
【0028】上述のように、本発明のこの実施形態によ
る乗客コンベアは、第1の乗客検出装置16a、16b
が遠赤外線による検知素子で構成されており、乗客が進
入してくる乗降口11の広い範囲をカバーして検出で
き、受信側と送信側を組合せて設置する必要もないの
で、光電ポールのような検出装置を設置するための付帯
設備を必要せずに設置でき、さらに進入防止柵などの付
帯設備を要しない。また、乗客検出装置が目立たない方
法,位置で設置できるので、乗降の意志のないいたずら
を誘引し難く、無駄な運転が回避することができる。
【0029】また、上記実施形態では、第2の乗客検出
装置は目立たない櫛歯の横の欄干基台部12a、12b
に設置されている。したがって、発光側(送信側)と受
光側(受信側)とで構成される光電式または超音波式な
どによる検出装置を第2の乗客検知として用いることも
できる。
【0030】さらに、第1の乗客検出装置16a、16
bのみを設置し、図3(b)に示す前記第1の乗客検出
装置16a、16bからの検知信号36により第2スイ
ッチ35が作動し、「乗客の乗込み」に要する時間と
「設定運転時間」との合計T2aを「第2の設定運転時
間」とした運転時間タイマ39aを起動する運転制御本
体装置31aを有した乗客コンベアは、付帯設備を不要
とする効果を得ることができる。
【0031】なお、上記実施形態においては、第1の乗
客検出装置及び第2の乗客検出装置を有して2段階で乗
客を検知していた。このように乗客を2段階の検知装置
により検知すれば、乗客コンベアの作動の準備を前もっ
て行うと共に、実際に乗客が乗客コンベアに乗らない場
合には動作させないことができ、効率的であると共に無
駄な作動を防止できる効果がある。しかし、本発明にお
いて、遠赤外線による検知装置を必ずしも2つ以上必要
とするわけではなく、1個により乗客の検知を行うこと
も可能である。
【0032】また上記実施形態では、遠赤外線による乗
客検知装置を昇降口それぞれに左右2箇所(即ち16
a,16b及び18a,18b)に設置していた。この
ように構成することにより、検知素子の感知カバーエリ
アを補完することができ、その和または積により検知範
囲を拡大または制限することも可能となり、乗客の検知
精度を高めることができる。しかし、勿論、16aと1
8aのように、1個の検知装置によって乗客を検知する
ようにしてもよい。
【0033】本発明は、上述したようなエスカレータに
限られず、段差のない電動歩行路にも用いることもで
き、一般に乗客コンベアに適用可能である。また、本発
明は、乗客の検知を遠赤外線により検知する乗客コンベ
アであり、上記実施形態に限らずこの技術思想の範囲内
で種々変形して実施可能である。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
遠赤外線により乗客を検知するので、付帯設備を要しせ
ずしかも誤作動の少ない乗客コンベアが得られる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体構成例を示す図。
【図2】本発明の一実施形態の下階床の乗降口付近の斜
視図。
【図3】本発明の一実施形態の運転制御装置の構成例を
示す図。
【図4】本発明の一実施形態の乗客の通過と運転速度の
タイミングを説明するための図。
【図5】従来の乗客検出装置を設けた自動運転を行うエ
スカレータの例を側方から見た図。
【符号の説明】
10・・・乗客コンベア本体、 11,11a,11b・・・乗降口、 12a,12b・・・欄干基台部、 13a,13b・・・櫛歯部、 14・・・踏段、 15・・・欄干、 16a,16b,18a,18b・・・第1の乗客検出
装置、 17a,17b,19a,19b・・・第2の乗客検出
装置、 110・・・運転制御装置、 31,31a・・・運転制御本体装置、 32・・・電源、 33・・・駆動モータ、 34・・・第1スイッチ、 35・・・第2スイッチ、 36・・・第1の乗客検出装置の検知信号、 37・・・乗込み待機タイマ、 38・・・第2の乗客検出装置の検知信号、 39,39a・・・運転時間タイマ、 41・・・設定運転時間、 42・・・リセットされた待機設定時間、 43・・・待機設定時間、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に移動する複数の踏段の両側部に
    設けられた欄干基台部の乗降口に設置され、遠赤外線を
    検知する乗客検出装置と、 この乗客検出装置により前記乗降口への乗客の進入を検
    知して前記踏段の移動を制御する移動制御手段とを有し
    て成ることを特徴とする乗客コンベア装置。
  2. 【請求項2】 移動する複数の踏段の両側部に設けられ
    た欄干基台部の、前記踏段の移動方向両端の乗降口の正
    面に配置され遠赤外線を検知する第1の乗客検出装置
    と、前記欄干基台部の前記乗降口の櫛歯両側の上部の側
    面に配置された第2の乗客検出装置とを備え、 前記第1の乗客検出装置及び前記第2の乗客検出装置に
    より、乗客の進入を検知して前記踏段の移動を制御する
    ことを特徴とする乗客コンベア装置。
  3. 【請求項3】 移動する複数の踏段の両側部に設けられ
    た欄干基台部の、前記踏段の移動方向両端の乗降口の正
    面に配置され遠赤外線を検知する第1の乗客検出装置
    と、 前記欄干基台部の前記乗降口の櫛歯両側の上部の側面に
    配置され遠赤外線を検知する第2の乗客検出装置と、 前記第1の乗客検出装置により前記乗降口への人の進入
    を検知して前記踏段の移動を加速し、前記第2の乗客検
    出装置を横切ることにより乗り込みを確認する踏段移動
    制御手段とを有して成ることを特徴とする乗客コンベア
    装置。
  4. 【請求項4】 前記遠赤外線は、約7〜14μmの波長
    の遠赤外線であることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれか1に記載の乗客コンベア装置。
  5. 【請求項5】 前記踏段移動制御手段は、前記第1の乗
    客検出装置で乗客の進入検知前に、前記踏段の定常移動
    速度よりも遅い待機速度で走行し、前記第1の乗客検出
    装置で進入を検知した後は、前記踏段が定常移動速度に
    加速する走行制御手段を有して成ることを特徴とする請
    求項3又は請求項4に記載の乗客コンベア装置。
  6. 【請求項6】 前記踏段移動制御手段は、前記第2の乗
    客検出装置で乗客の通過を検知して、前記踏段の移動を
    定常速度で所定の時間まで運転継続し、前記所定時間経
    過後は、前記移動速度を前記定常速度よりも遅い待機速
    度に減速する走行制御手段と、既に定常速度で運転中
    に、前記第2の乗客検出装置で後続の乗客の通過を検知
    したとき、運転継続の前記所定時間の開始が前記後続の
    乗客の通過の検知により更新される時間設定制御手段と
    を有して成ることを特徴とする請求項3又は請求項4に
    記載の乗客コンベア装置。
  7. 【請求項7】 前記踏段移動制御手段は、前記第1の乗
    客検出装置で人の進入を検知して前記踏段の移動速度を
    加速した後、前記第2の乗客検出装置で乗り込み確認が
    所定の時間内に得られない場合には、前記踏段の移動速
    度を前記待機速度に減速する走行制御手段を有して成る
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の乗客コ
    ンベア装置。
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