JP2016204064A - 乗客コンベア - Google Patents

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JP2016204064A JP2015084193A JP2015084193A JP2016204064A JP 2016204064 A JP2016204064 A JP 2016204064A JP 2015084193 A JP2015084193 A JP 2015084193A JP 2015084193 A JP2015084193 A JP 2015084193A JP 2016204064 A JP2016204064 A JP 2016204064A
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哲也 砂田
Tetsuya Sunada
哲也 砂田
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Abstract

【課題】踏板の進行方向に沿って複数のスピーカーを乗客コンベア本体に設置し、乗客の位置に対応したスピーカーからのみ音声を流すことで、乗客コンベアの放送音量を抑え、周囲に対する暗騒音を抑えることができる。
【解決手段】このエスカレータは、エスカレータ本体と、このエスカレータ本体の踏段1の進行方向に沿ってエスカレータ本体に複数設置されたスピーカー4と、踏段1の移動に伴い前記進行方向に移動している乗客の前記エスカレータ本体での位置を推定する乗客位置推定手段と、前記乗客の位置に対応した各スピーカー4の放送をオン、オフ制御する制御部10と、を備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、エスカレータや電動道路等の乗客コンベアに関し、特に搭乗者にスピーカーを通じて情報を知らせる機能を有する乗客コンベアに関する。
従来、乗客コンベアの放送用のスピーカーは、上下部の乗降口近くなどに設置され、暗騒音が大きい場合や、乗客コンベア本体の中間部等で音が聞き取り難いといった場合には、放送の音量を上げて対応していた。
また、昨今の視覚が悪い方への配慮から案内放送の重要性が上がっており、乗客コンベア以外の異なる装置からも誘導や注意を目的とした、乗客コンベアと内容の異なる放送が、限られた空間の中に混在する傾向にある。
この場合、聞き取り易くするために音量を上げた場合、他の放送に対して聞き取り難くするという弊害がある。
また、暗騒音に応じて自動で音量調整を行う乗客コンベア放送装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-240802号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、同一機能をもったものが混在した場合にはお互いに音量を上げなければならないという問題点があった。
また、スピーカーには限られた方向のみに音を伝える指向性を持ったものもあるが、コンベア本体の搭乗者の移動を考慮すると、建物側に設置する必要がある等のレイアウト的に制約があり、またコストの点からもあまり普及は進んでいない。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、踏板の進行方向に沿って複数のスピーカーを乗客コンベア本体に設置し、乗客の位置に対応したスピーカーからのみ音声を流すことで、乗客コンベアの放送音量を抑え、周囲に対する暗騒音を抑えることができる乗客コンベアを提供することを目的としている。
この発明に係る乗客コンベアは、
乗客コンベア本体と、
この乗客コンベア本体の踏板の進行方向に沿って前記乗客コンベア本体に複数設置されたスピーカーと、
前記踏板の移動に伴い前記進行方向に移動している乗客の前記乗客コンベア本体での位置を推定する乗客位置推定手段と、
前記乗客の位置に対応した各前記スピーカーの放送をオン、オフ制御する制御部と、を備えている。
この発明に係る乗客コンベアは、踏板の進行方向に沿って乗客コンベア本体に複数のスピーカーを設置し、乗客の位置に対応したスピーカーからのみ音声を流すことで、乗客コンベアの放送音量を抑え、周囲に対する暗騒音を抑えることができる。
この発明の実施の形態1のエスカレータを示す構成図である。 図1のスピーカーの使用態様を示す図である。 図1のスピーカーの別の使用態様を示す図である。 図1のスピーカーのさらに別の使用態様を示す図である。 図1に示したエスカレータの乗客位置と経過時間との関係を示す図である。 この発明の実施の形態2のエスカレータを示す構成図である。 図6に示したエスカレータの乗客位置と経過時間との関係を示す図である。
以下、この発明の各実施の形態のエスカレータについて図に基いて説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1のエスカレータを示す構成図である。
乗客コンベアであるエスカレータは、乗客コンベア本体であるエスカレータ本体と、このエスカレータ本体の踏段1の進行方向に沿って前記エスカレータ本体に複数設置されたスピーカー4と、踏段1の移動、即ち踏段1の踏板の移動に伴い前記進行方向に移動している乗客の前記エスカレータ本体での位置を推定する乗客位置推定手段と、前記乗客の位置に対応した各スピーカー4の放送をオン、オフ制御する制御部10と、を備えている。
上記乗客位置推定手段は、乗客を検出する乗客検出センサー5と、この乗客検出センサー5が乗客を検出した時刻と踏段1の踏板の移動速度から乗客の位置を演算する演算部11と、を備えている。
この実施の形態では、乗客検出センサー5は、乗り口6及び降り口7にそれぞれ設置されている。
制御部10及び演算部11で制御装置12を構成している。
乗客検出センサー5は、例えば光反射式のものでもよい。
この実施の形態では、乗客が乗り口6から、エスカレータ本体に搭乗した場合、図1のZ1で示した乗客検出センサー5は乗客のエスカレータ本体での位置を検出し、その位置検出信号は制御装置12の演算部11に送られる。
また、演算部11では、乗客検出センサー5が検出した、乗客の搭乗時刻と踏段1の移動速度から、連続的に移動する乗客のエスカレータ本体での位置を演算、推定し、この演算結果は、制御部10に送られる。この制御部10からは、現時点の乗客の位置に対応したスピーカー4に放送「ON」の指令を出し、スピーカー4からはメッセージが発せられる。
次に、図1のスピーカーの各使用態様を説明する。
図2は、各スピーカー4(S1〜S4)から標準的な注意メッセージが放送される場合であって、各スピーカー4(S1〜S4)の放送範囲を示した図である。
ここで、放送範囲とは、移動する乗客のエスカレータ本体のある範囲内でスピーカー4が放送する範囲である。
各放送範囲の中心位置は、スピーカー4の設置位置と一致させるか、もしくは踏段1の進行方向に対してスピーカー4の設置位置よりも少し手前とする。
また、放送範囲の幅は、放送内容や音量に応じて定められ、またメッセージの内容に応じて必要なスピーカー4からのみ放送を行う。
この図2の例では、エスカレータの利用者全てに対して行いたい注意メッセージであり、乗客の移動に合わせて各スピーカー4からメッセージが逐次発せられる。
また、図2の注意メッセージよりも長い場合には、図3に示すように放送範囲が大きく設定される。
この実施の形態では、各スピーカー4から放送されるメッセージは、単一の音源から発しており、この音源からは同一メッセージが繰り返し逐次発している。
従って、放送範囲が大きくするのは、例えばあるスピーカー4から発するメッセージの開始が、メッセージの途中から開始され、そのメッセージ内容が長く、乗客に十分に伝達されないうちに上記放送範囲から乗客が離れるのを防ぐためである。
また、利用を開始した乗客に対してのみ行う誘導メッセージの場合には、図4に示すように、乗り口6に一番近いスピーカー4(S1)からのみメッセージが発生され、不必要な箇所でのスピーカー4の放送はしないように設定される。
図5は、図1に示したエスカレータに乗り口6から乗客が搭乗した場合のエスカレータの乗客位置と経過時間との関係を示す図である。
乗り口6での乗客検出センサー5(Z1)は、時間T1に先の乗客を検出し、時間が少し経過した時間T2、さらに時間が経過した時間Tnで、再度乗客検出センサー5(Z1)が後の乗客を検出した様子を示している。
この実施の形態のエスカレータによれば、踏段1の進行方向に沿って複数のスピーカー4をエスカレータ本体に設置し、乗客の位置に対応したスピーカー4からのみ音声を流すことで、エスカレータの放送音量を抑え、周囲に対する暗騒音を抑えることができる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2の乗客コンベアを示す構成図である。
なお、図6では、制御部10、演算部11に関連した信号線は省略している。
この実施の形態では、各乗客検出センサー5(Z1〜Z5)は、隣接した各スピーカー4間であってエスカレータ本体にそれぞれ等間隔で設置されている。
他の構成は、実施の形態1のエスカレータと同じである。
図7は、図6に示したエスカレータに乗り口6から乗客が搭乗した場合のエスカレータの乗客位置と経過時間との関係を示す図である。
乗り口6での乗客検出センサー5(Z1)は、時間T1に先の乗客を検出し、時間が少し経過した時間T2、さらに時間が経過した時間Tnで、再度乗客検出センサー5(Z1)が後の乗客を検出した場合を示している。
この実施の形態では、乗客検出センサー5の設置数を増やすことで、乗客位置推定手段で推定される乗客の位置は、それぞれの位置での乗客検出センサー5からの情報で補正され、乗客位置推定手段で推定される乗客の位置精度が実施の形態1のものと比較して向上する。
従って、例えば乗客が踏段1上を歩いた場合にも正確に対応することができる。
なお、上記実施の形態1,2では、乗客検出センサー5が乗り口6及び降り口7に設置されたが、この発明は、乗客検出センサー5が乗り口6のみに設置されたエスカレータであっても適用できる。
また、乗客検出センサー5が乗り口6及び降り口7には設置されてなく、隣接した各スピーカー4間にのみそれぞれ等間隔で設置されたエスカレータであってもよい。
また、各実施の形態では、乗客コンベアとしてエスカレータの場合について説明したが、この発明は、この電動道路等にも適用さできる。電動道路の場合には、電動道路本体の踏板の進行方向に沿って電動道路に複数のスピーカーが設置される。
1 踏段、2 欄干、3 手摺、4 スピーカー、5 乗客検出センサー、6 乗り口、7 降り口、10 制御部、11 演算部、12 制御装置。

Claims (5)

  1. 乗客コンベア本体と、
    この乗客コンベア本体の踏板の進行方向に沿って前記乗客コンベア本体に複数設置されたスピーカーと、
    前記踏板の移動に伴い前記進行方向に移動している乗客の前記乗客コンベア本体での位置を推定する乗客位置推定手段と、
    前記乗客の位置に対応した各前記スピーカーの放送をオン、オフ制御する制御部と、を備えた乗客コンベア。
  2. 前記乗客位置推定手段は、前記乗客を検出する乗客検出センサーと、この乗客検出センサーが検出した時刻と前記踏板の移動速度から前記乗客の位置を演算する演算部と、を備えている請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記乗客検出センサーは、乗り口に設置されている請求項2に記載の乗客コンベア。
  4. 前記乗客検出センサーは、隣接した各前記スピーカー間であって前記乗客コンベア本体にそれぞれ等間隔で設置されている請求項2に記載の乗客コンベア。
  5. 前記乗客検出センサーは、乗り口及び隣接した各前記スピーカー間にそれぞれ等間隔で設置されている請求項2に記載の乗客コンベア。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020147385A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 フジテック株式会社 乗客コンベア

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