JP2013184810A5 - - Google Patents
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本発明に係る放送システムを具えたエレベータは、
シャフト内に昇降可能に配備されたかごと、
該かごをシャフト内で昇降させる昇降機構と、
該昇降機構によるかごの昇降を制御する昇降制御手段と、
該昇降制御手段に電気的に接続され、前記かご内に音響出力を行なう放送システムと、
を具えたエレベータにおいて、
前記放送システムは、昇降制御手段の制御によってかごが走行中であることを示す音響である階床移行音を、該走行中の方向に応じて異なる音色で出力するようにしたものである。
シャフト内に昇降可能に配備されたかごと、
該かごをシャフト内で昇降させる昇降機構と、
該昇降機構によるかごの昇降を制御する昇降制御手段と、
該昇降制御手段に電気的に接続され、前記かご内に音響出力を行なう放送システムと、
を具えたエレベータにおいて、
前記放送システムは、昇降制御手段の制御によってかごが走行中であることを示す音響である階床移行音を、該走行中の方向に応じて異なる音色で出力するようにしたものである。
本発明の放送システムを具えたエレベータによれば、かごの走行方向に応じて異なる階床移行音を出力することができるので、かご内が混雑している場合や視覚障がい者にとって、視覚に頼ることなく聴覚によりかごの走行又は停止、及び、かごの走行方向を判別することができる。
かご(20)の走行は、モータ(46)、ブレーキ、シーブ、ロープ、釣り合い錘などにより構成される昇降機構(44)により行なわれる。
昇降機構(44)、具体的にはモータ(46)は、制御盤(40)に設けられた昇降制御手段(42)により制御される。
モータ(46)の回転は、エンコーダ信号として出力される。該エンコーダ信号のパルス数に基づいて、かご位置検知手段(51)は、かご(20)の基準位置(例えば最下階の乗場床面の高度)からの差分値によってかご位置を検知すると共に、単位時間当たりの変化量によって走行速度を検知し、その検知信号に基づいて昇降制御手段(42)はかご(20)の走行を制御する。
昇降機構(44)、具体的にはモータ(46)は、制御盤(40)に設けられた昇降制御手段(42)により制御される。
モータ(46)の回転は、エンコーダ信号として出力される。該エンコーダ信号のパルス数に基づいて、かご位置検知手段(51)は、かご(20)の基準位置(例えば最下階の乗場床面の高度)からの差分値によってかご位置を検知すると共に、単位時間当たりの変化量によって走行速度を検知し、その検知信号に基づいて昇降制御手段(42)はかご(20)の走行を制御する。
また、図3に示すように、階床間を通過する際にかごインジケータ(24)の表示を連動して変化させるエレベータ(10)においては、階床移行音出力タイミングを、通過検知手段(52)によるタイミング(階床間の通過を検知するタイミング)とせずに、階床表示切替手段(53)によるタイミング(かごインジケータ(24)の表示を切り替えるタイミング)と同期させてもよい(階床移行音出力タイミングのフローチャートとして、図4のステップ104、108をステップ104’、108’に置き換えた図5を参照)。なお、本明細書及び図面において、タイミングフローチャート図中、同じステップ番号は同様のプロセスを示す。
図8は、乗場なしゾーンを通過中は、乗場なしゾーンの中間点、図示の実施例では、1階と5階との中間を通過したときに(かごインジケータ(24)の表示が1階から5階へ切り替わるときに)階床移行音を出力するようにした実施例である。この例では、かごインジケータ(24)は、乗場がない階(2、3、4階)の階床表示をしないようにしている。乗場なしゾーン通過中の階床移行音出力タイミングは、階床表示切替手段(53)を採用する。
図9は、乗場なしゾーンを通過中であっても、乗場なしゾーン外の停止可能階の階床移行のタイミングと同じタイミング(図9で、乗場なしゾーン中の破線位置を通過するタイミング)で、階床移行したときに階床移行音を出力する実施例である。この例でも、かごインジケータ(24)は、乗場がない階(2、3、4階)の階床表示をしないようにしている。乗場なしゾーン通過中の階床移行音出力タイミングは、通過検知手段(52)を採用する。
図10は、乗場なしゾーンを通過中は、かごインジケータ(24)の表示を階床表示ではなくハイフン等とした実施例である。乗場なしゾーン通過中の階床移行音の出力タイミングは、図8と同様、階床表示切替手段(53)を採用する。図示の実施例では、階床移行音の出力タイミングは、乗場なしゾーンに移行する前後、即ち、1階から乗場なしゾーンに移行したとき(かごインジケータ(24)の表示が1階からハイフンへ切り替わるとき)と、乗場なしゾーンから5階に移行したとき(かごインジケータ(24)の表示がハイフンから5階へ切り替わるとき)としている。
図11も、乗場なしゾーンを通過中は、かごインジケータ(24)の表示を、階床表示ではなくハイフンとした実施例である。乗場なしゾーン通過中の階床移行音出力タイミングは、図9と同様、通過検知手段(52)を採用する。なお、通過検知手段(52)によって乗場なしゾーン通過中に階床移行音を出力するタイミングは、乗場なしゾーン外の停止可能階の階床移行のタイミングと同じタイミング(図9や図11で、乗場なしゾーン中の破線位置を通過するタイミング)に限定する必要はなく、階床移行音を出力するために予め定めたかご位置を通過するタイミングでさえあれば、他のタイミングでも構わない。
乗場なしゾーン通過中の階床移行音出力タイミングに、図9や図11のような通過検知手段(52)が採用される場合、乗場なしゾーン外の停止可能階の階床移行のタイミングと同じタイミング(図9や図11で、乗場なしゾーン中の破線位置を通過するタイミング)で、階床移行したときに階床移行音の出力が可能である(ステップ206のYes)。その後、かごインジケータ(24)の階床表示と目的階が一致して目的階に到達したと判定されるまで、走行方向に応じた階床移行音を出力する(ステップ207)。
Claims (11)
- シャフト内に昇降可能に配備されたかごと、
該かごをシャフト内で昇降させる昇降機構と、
該昇降機構によるかごの昇降を制御する昇降制御手段と、
該昇降制御手段に電気的に接続され、前記かご内に音響出力を行なう放送システムと、
を具えたエレベータにおいて、
前記放送システムは、昇降制御手段の制御によってかごが走行中であることを示す音響である階床移行音を、該走行中の方向に応じて異なる音色で出力することを特徴とするエレベータ。 - シャフト内のかごの現在いる階床を検知するかご位置検知手段を具え、
前記放送システムは、前記かご位置検知手段によるかごの階床移行の検知に基づいて、前記走行方向に応じた階床移行音を出力する、請求項1に記載のエレベータ。 - 前記放送システムは、停止していた階床から上下方向の何れかの最初の階床へかごが移行したことを前記かご位置検知手段が検知したときに出力する階床移行音の音量を、それ以降に出力する階床移行音よりも大とする、請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
- 前記放送システムは、かごの乗車率に応じて、階床移行音の音量を変化させる、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレベータ。
- 前記放送システムは、前記かご位置検知手段が、かごを停止させるべき階床の手前の階床から、停止させるべき階床へ移行したことを検知したときには、前記階床移行音を出力しない、請求項2乃至請求項4の何れかに記載のエレベータ。
- 前記放送システムは、かごを停止させるべき階床にかごが到着すると、該階床に関する音響出力を行なう、請求項1乃至請求項5の何れかに記載のエレベータ。
- かご内に配置され、前記かご位置検知手段により検知されたかごの現在いる階床を表示するかごインジケータ手段を具え、
前記放送システムは、前記かご位置検知手段によるかごの階床移行の検知に基づいて階床移行音を出力するか、あるいは前記かご位置検知手段によるかごインジケータ手段の階床表示の切替えに同期して階床移行音の出力を行なうかの、何れかを選択して出力する、請求項2乃至請求項6の何れかに記載のエレベータ。 - シャフトには、乗場のない乗場なしゾーンを有し、
前記放送システムは、かご位置検知手段により、かごが前記乗場なしゾーンを通過していることを検知している間も、前記かご位置検知手段によるかごの階床移行の検知に基づいて階床移行音を出力するか、あるいは前記かご位置検知手段によるかごインジケータ手段の階床表示の切替えに同期して階床移行音の出力を行なうかの、何れかを選択して出力する、請求項2乃至請求項7の何れかに記載のエレベータ。 - かご内の乗客の有無を判定する乗客判定手段を具え、
該乗客判定手段がかご内に乗客無と判定すると、放送システムは、階床移行音を出力しない、請求項1乃至請求項8の何れかに記載のエレベータ。 - 放送システムは、かごの昇降スピードに基づいて、前記かご位置検知手段によるかごの階床移行の検知に基づいた階床移行音の出力タイミングを違える、請求項2乃至請求項9の何れかに記載のエレベータ。
- 放送システムは、階床移行音を一時的に出力停止とすることが可能である、請求項1乃至請求項10の何れかに記載のエレベータ。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2012053060A JP5880161B2 (ja) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | 放送システムを具えるエレベータ |
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JP2013184810A5 true JP2013184810A5 (ja) | 2014-09-04 |
JP5880161B2 JP5880161B2 (ja) | 2016-03-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012053060A Active JP5880161B2 (ja) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | 放送システムを具えるエレベータ |
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