JPH1087198A - エレベータ乗りかごの案内放送装置 - Google Patents

エレベータ乗りかごの案内放送装置

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JPH1087198A
JPH1087198A JP26383896A JP26383896A JPH1087198A JP H1087198 A JPH1087198 A JP H1087198A JP 26383896 A JP26383896 A JP 26383896A JP 26383896 A JP26383896 A JP 26383896A JP H1087198 A JPH1087198 A JP H1087198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
guidance
guide
elevator
passengers
Prior art date
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Pending
Application number
JP26383896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Yamaguchi
芳弘 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH1087198A publication Critical patent/JPH1087198A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータ乗りかご内の乗客に、通常運転か
ら管制運転に切り換わったことを、より確実に伝達でき
るエレベータ乗りかごの案内放送装置を提供することで
ある。 【解決手段】 判定手段7は、乗りかごが所定の階床に
停止しドアが開いたことを確認し、その後に所定時間間
隔で乗りかご内の乗客全員が降りたか否かを繰り返し判
定する。そして、乗客の一部が乗りかごから降りていな
いと判定されたときは、案内出力手段8は、その判定の
度に、乗りかごから降りることを促す案内放送を行う。
これにより、乗客全員が乗りかごから降りるまで案内放
送を繰り返し行うことになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ乗りか
ご内の乗客へメッセージを伝達するエレベータ乗りかご
の案内放送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータにはその乗りかご内
に案内放送装置が設けられており、乗りかご内の乗客に
各種メッセージを伝達している。例えば、階床案内やド
ア開閉のメッセージを、案内放送装置のスピーカーによ
り乗りかご内の乗客に伝達している。
【0003】図3は、エレベータの概略構成図である。
エレベータの乗りかご1はかご枠2に搭載され、かご枠
2はワイヤーロープ3により懸垂されている。そして、
乗りかご1とかご枠2との間には防振ゴム4を介在さ
せ、乗りかご1の振動を防止するようになっている。ま
た、乗りかご1とかご枠2との間には、乗りかご1内の
乗客荷重を検出するための荷重検出器5が設けられてお
り、この荷重検出器5により乗りかご1内の負荷荷重を
検出している。
【0004】この乗りかご1内の乗客への案内放送は、
乗りかご1内に設けられた案内放送装置により行われ
る。すなわち、図3に示すように、案内放送装置のスピ
ーカー9を乗りかご1の天井上部に設け、このスピーカ
ー9から乗りかご1内に各種メッセージを放送する。な
お、図3では案内放送装置本体の図示は省略している。
【0005】一方、エレベータにおいては、VIP運転
や自家発管制運転、さらには地震管制運転等の管制運転
を行うことがあり、通常運転からそのような管制運転に
運転が切り替わった場合には、その旨を乗客に伝達する
必要がある。その場合のメッセージも案内放送装置から
行うようにしている。
【0006】例えば、エレベータの運転が通常運転から
VIP運転に切り換わったときには、一旦、乗りかご1
内の一般乗客を空にする必要があるため、一般乗客に対
し「ドアが開いたら降りて下さい」といった案内放送を
行う。
【0007】このような乗りかご1内の一般乗客を空に
するためのメッセージについては、確実に乗客へそのメ
ッセージを伝え、乗客を乗りかご1内からエレベータ乗
り場へ安全に誘導することが必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、乗りか
ご1内の状況によっては、必ずしもこのメッセージが乗
りかご1内の乗客へ伝達できない場合や、乗客が気づか
ない場合があるため、エレベータ乗り場へすばやく誘導
ができないことがある。
【0009】本発明は、エレベータ乗りかご内の乗客
に、通常運転から管制運転に切り換わったことを、より
確実に伝達できるエレベータ乗りかごの案内放送装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、乗り
かごが所定の階床に停止しドアが開いてから所定の時間
間隔で乗りかご内の乗客全員が降りたか否かを繰り返し
判定する判定手段と、判定手段の判定にて乗客の一部が
乗りかごから降りていないと判定されたときはその度に
乗りかごから降りることを促す案内放送を繰り返し行う
案内出力手段とを備えたものである。
【0011】請求項1の発明では、判定手段は、乗りか
ごが所定の階床に停止しドアが開いたことを確認し、そ
の後に所定時間間隔で乗りかご内の乗客全員が降りたか
否かを繰り返し判定する。そして、乗客の一部が乗りか
ごから降りていないと判定されたときは、案内出力手段
は、その判定の度に、乗りかごから降りることを促す案
内放送を行う。これにより、乗客全員が乗りかごから降
りるまで案内放送を繰り返し行うことになる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、案内出力手段は、乗りかごから降りることを促す案
内放送の繰り返しの度に、その案内放送の音量を大きく
するようにしたものである。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、案内放送の繰り返しの回数が増える毎に案内
放送の音量を大きくする。これにより、乗客全員に案内
放送が伝達できるようにする。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、判定手段は、乗りかご内の乗客全員が
降りたか否かを、乗りかごの荷重が無負荷荷重になった
か否かで判定するようにしたものである。
【0015】請求項3の発明では、請求項1又は請求項
2の発明の作用に加え、乗りかごの荷重を検出しその乗
りかご荷重が無負荷荷重になったときに、乗客全員が乗
りかごから降りたと判定する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の実施の形態に係るエレベータ乗
りかごの案内放送装置のブロック構成図である。
【0017】エレベータの乗りかご1に設けられた荷重
検出器5は、乗りかご1の荷重を検出するものであり、
乗りかご1自体の荷重に乗客の荷重を加算したものが検
出される。一方、メモリ6には予め乗りかご1の無負荷
荷重が記憶されている。この無負荷荷重は乗客が乗って
いない場合の乗りかご1自体の荷重である。
【0018】判定手段7は、エレベータの運転が通常運
転から管制運転に切り換わったことを示す切換指令を入
力したときは、案内出力装置8にその旨を伝達する。こ
れにより案内出力装置は、乗りかご1内の乗客に対し、
乗りかご1が所定の階床に停止しドアが開いた際には、
乗りかご1から降りるようにとの案内放送をスピーカー
9に出力する。
【0019】その後に、判定手段7は、乗りかご1が所
定の階床に停止しドアが開いたことを確認し、その確認
がなされると、所定の時間間隔で乗りかご1内の乗客全
員が降りたか否かを繰り返し判定する。そして、乗客の
一部が乗りかごから降りていないと判定されたときは、
案内出力手段8に対し、その判定の度に、乗りかご1か
ら降りることを促す案内放送の指令を出力する。これに
より、案内出力装置8は、乗客全員が乗りかご1から降
りるまで案内放送を繰り返し行うことになる。
【0020】図2は、本発明の実施の形態におけるエレ
ベータ案内放送装置の動作を示すフローチャートであ
る。判定手段7はエレベータの運転が、通常運転からV
IP運転、自家発管制運転、地震管制運転等の管制運転
に切り換わったことを示す切換指令があるか否かを判定
し(S1)、切換指令があるときは、乗客に対し乗りか
ご1から降りるようにとの案内放送を出力するための指
令を出す(S2)。これにより、VIP運転、自家発管
制運転、地震管制運転に切り替わった時には、案内出力
手段8は乗りかご1に設けたスピーカー9によりその旨
のメッセージを放送することになる。
【0021】その後、判定手段7は、乗りかご1が所定
の階床に停止したことを確認すると共に(S3)、ドア
が開いたことを確認する(S4)。そして、その確認が
なされると、所定の時間だけ遅延する(S5)。この所
定の時間は乗っていた乗客が停止階で降りるに必要な時
間分が設定されている。
【0022】判定手段7は、その所定時間が経過した後
に乗りかご1の荷重が無負荷荷重になっているか否かを
判定し(S6)、乗りかご1の荷重が無負荷荷重になっ
ていないときは乗客の一部が乗りかご1に残っていると
判断し、音量を大きくして(S7)、案内出力手段8に
対し、乗りかご1から降りることを促す案内放送の指令
を再度出力する(S8)。そして、その案内放送を行っ
た後にステップS5に戻り、かご荷重が無負荷になるま
で、ステップS5からステップS8までの処理を繰り返
し行う。従って、乗客全員が乗りかご1から降りるまで
案内放送は繰り返し行われることになる。
【0023】次に、判定手段7にて乗客全員が乗りかご
1から降りたと判断されたときは、エレベータ制御装置
にて乗りかご1のドアが閉じられ(S9)、乗りかご1
は目的階へ運行制御される(S10)。
【0024】このように、本発明の実施の形態では、エ
レベータの運転が通常運転から管制運転に切り換わった
ときは、まず、エレベータが停止し乗りかご1のドアが
開いた際には乗客を乗り場へ誘導する適切な案内放送を
行い、乗りかご1が停止しドアが開いたときは、乗りか
ご1の荷重とその無負荷荷重とを比較し乗りかご1に乗
客が乗っているか否かを判定し、乗客全員が乗りかご1
から降りるまで繰り返し乗客を降ろすための適切な案内
放送を行う。
【0025】すなわち、一回目の案内放送の終了後、乗
りかご1内の乗客の有無を判定手段7により確認し、乗
りかご1内の荷重が無負荷荷重になっていなければ再度
メッセージを繰り返し放送する。その際に、合わせて音
量も大きくする。この場合、音量は一定のままでメッセ
ージのみを繰り返すようにしても良いことは言うまでも
ない。
【0026】以上の説明は、通常運転から管制運転に切
換える場合について説明したが、階床案内やドア開閉案
内にも適用することも可能である。すなわち、乗客が乗
っているか否かをエレベータの荷重条件により判定し、
自動的に乗りかご1内への案内放送を調整するようにす
ることも可能である。乗客が乗っている判定されたとき
は階床案内の放送を行うが、乗客が乗っていないと判定
されたときは階床案内を無放送とする。このように、階
床案内の放送や無放送の切り替えを調整するも可能であ
る。
【0027】同様に、乗客が乗っているか否かをエレベ
ータの荷重条件により判定し、自動的に乗りかご1内へ
の案内放送に合わせて停止階におけるドア開放時間の切
換を調整するようにすることも可能である。これによ
り、いたずら呼び等での無駄な案内放送はなくなる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、通
常運転から管制運転に切り換わった場合には、まず、そ
れに対応した適切なメッセージを出力し、その後にエレ
ベータ乗りかごの荷重条件により乗りかご内の乗客の有
無を確認し、乗りかごに乗客が残っている場合には再度
メッセージを出力するので、乗客に対し確実にメッセー
ジが伝達できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係るエレベータ
乗りかごの案内放送装置のブロック構成図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態に係るエレベータ
乗りかご案内放送装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】図3は、エレベータの概略構成図である。
【符号の説明】 1 乗りかご 2 かご枠 3 ワイヤーロープ 4 防振ゴム 5 荷重検出器 6 メモリ 7 判定手段 8 案内出力手段 9 スピーカー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの運転が通常運転から管制運
    転に切り換わったときは、乗りかご内の乗客に対し前記
    乗りかごが所定の階床に停止しドアが開いた際に、前記
    乗りかごから降りるようにとの案内放送を行うようにし
    た案内放送装置において、前記乗りかごが所定の階床に
    停止しドアが開いてから所定の時間間隔で前記乗りかご
    内の乗客全員が降りたか否かを繰り返し判定する判定手
    段と、前記判定手段の判定にて乗客の一部が前記乗りか
    ごから降りていないと判定されたときはその度に前記乗
    りかごから降りることを促す案内放送を繰り返し行う案
    内出力手段とを備えたことを特徴とするエレベータ乗り
    かごの案内放送装置。
  2. 【請求項2】 前記案内出力手段は、前記乗りかごから
    降りることを促す案内放送の繰り返しの度に、その案内
    放送の音量を大きくするようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載のエレベータ乗りかごの案内放送装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記乗りかご内の乗客
    全員が降りたか否かを、前記乗りかごの荷重が無負荷荷
    重になったか否かで判定するようにしたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載のエレベータ乗りかごの
    案内放送装置。
JP26383896A 1996-09-13 1996-09-13 エレベータ乗りかごの案内放送装置 Pending JPH1087198A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102583141A (zh) * 2012-03-21 2012-07-18 日立电梯(中国)有限公司 电梯自动呼援的控制方法
JP2013184810A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Fujitec Co Ltd 放送システムを具えるエレベータ
WO2020026539A1 (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 株式会社日立製作所 マルチカーエレベーター

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040203