JP2004155560A - エレベーターの呼び登録装置 - Google Patents

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Naoto Onozuka
直人 小野塚
Kazuhiko Ito
和彦 伊藤
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Abstract

【課題】エレベーターの利用者が非サービス階のかご呼び釦を押した場合、直ちに非サービス階のかご呼び釦を押したことを知らしめるとともに、迷惑を極力掛けずにエレベーターを利用できるエレベーターの呼び登録装置の提供。
【解決手段】非サービス階を有するとともに、この非サービス階のかご呼び釦1Aが押圧されたことを検出する非サービス階呼び検出装置10と、押圧したかご呼び釦1Aが非サービス階である旨の音声放送を行なう音声案内装置1B、12を備えたエレベーターの呼び登録装置において、非サービス階呼び検出装置10が非サービス階のかご呼び釦1Aの押圧を検出すると、非サービス階の近傍に位置するサービス階の呼びを登録するとともに、押圧したかご呼び釦と異なる階床を登録した旨の放送を前記音声案内装置1B、12に指令する代替呼び設定装置11を備えた構成である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベーターの呼び登録装置に係り、特に、スキップ運転が設定できるエレベーターの呼び登録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビルの混雑時にエレベーターの輸送能力を落とさないようにするため、混雑時はサービス階を複数階おきの階に限定して運転する機能を有するエレベーターにおいて、非サービス階の行き先階釦が押された場合でも、利用者が困惑して時間を費やすことを未然に防ぐために、釦が押された階の上方向または下方向のサービス階の呼びを自動登録し、さらにこのとき操作盤に「混雑時ですのでランプの点灯した階で降りて下さい。」という表示を行ない、利用者が自動登録したサービス階で降りることを促すものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭52−61040号公報 (第3頁、第8図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記、従来技術は、主に運転効率を上げるために利用者を特定のサービス階へ誘導することを第1に考えた場合のものであり、早く目的の階床に到着したいというエレベーターの利用者の立場に立って、押圧されたかご呼び釦に対して呼び登録の変更を行なっていないため、エレベーターの利用者から不満が発生する虞がある。
【0005】
また、押されたかご呼び釦が非サービス階であることに気付かない場合、エレベーターの利用者は呼びが登録されないため、エレベーターに故障が発生したと勘違いをして、エレベーターの保守や修理を行なう保守会社に故障発生連絡を行なうことも考えられる。
【0006】
本発明の目的は、エレベーターの利用者が非サービス階のかご呼び釦を押した場合、直ちに非サービス階のかご呼び釦を押したことを知らしめるとともに、迷惑を極力掛けずにエレベーターを利用できるエレベーターの呼び登録装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、非サービス階を有するとともに、この非サービス階のかご呼び釦が押圧されたことを検出する非サービス階呼び検出装置と、押圧したかご呼び釦が非サービス階である旨の音声放送を行う音声案内装置を備えたエレベーターの呼び登録装置において、前記非サービス階呼び検出装置が非サービス階のかご呼び釦の押圧を検出すると、非サービス階の近傍に位置するサービス階の呼びを登録するとともに、押圧したかご呼び釦と異なる階床を登録した旨の放送を前記音声案内装置に指令する代替呼び設定装置を備えたものである。
【0008】
このようにしたので、押圧されたかご呼び釦が非サービス階であることを非サービス階呼び検出装置が識別すると、代替呼び設定装置で押圧された非サービス階の近傍に位置するサービス階の呼びを登録し、音声案内装置で押圧したかご呼び釦と異なる階床を登録した旨の放送を行なうことで、目的階である非サービス階の近傍階が登録されたことを利用者が納得して利用するので、呼び登録の変更に対して利用者への困惑やエレベーターが故障していると言う不安感も排除できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1、図2に基づいて説明する。
【0010】
図1は本発明のエレベーターの呼び登録装置の一実施形態における要部ブロック図、図2は本発明のエレベーターの呼び登録装置の一実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【0011】
図1において、エレベーターのかご1に設けられる図示しない運転盤には、複数個のかご呼び釦1Aが配設され、建物の各階のエレベーター乗場にはかご1を呼び寄せる乗り場釦2が配設され、乗り場釦2が押圧されると制御装置3内の運転制御装置4がエレベーターの呼び信号を検出して、モーター制御装置5に対して、かご1を呼び発生階へ走行させる信号をモーター6へ送信し、モーター6はかご1を呼び発生階へ走行させる。ここで、かご1は釣合い錘7と複数本のロープ8で接続され、複数本のロープ8はモーター6の回転が伝達される綱車8に巻き掛けられている。
【0012】
また、複数台のエレベーターが設置される建物では、エレベーター運転効率を高めるためエレベーター毎にサービスする階床であるサービス階と、サービスしない階床である非サービス階とを設定することがあったり、エレベーターが1台だけの建物でも、例えば、呼び切離しスイッチ9aを投入すると、かご1のかご呼び釦1Aの3階のかご呼び釦と、3階の乗場釦とを無効にしたり、呼び切離しスイッチ9bを投入すると、かご呼び釦1Aの5〜7階のかご呼び釦と、5〜7階の乗場釦とを無効とする設定も可能である。ここで、呼び切離しスイッチ9a、9bの少なくとも一方の投入で非サービス階を設定すると、スイッチ9a、9bから運行制御装置4に非サービス階設定信号を出力する。
【0013】
また、運行制御装置4とかご呼び釦1A間に接続される非サービス階検出装置10は、押圧されたかご呼び釦1Aの階がサービス階か非サービス階かを判定し、サービス階のときにかご呼び信号を運行制御装置4へ出力するとともに、非サービス階のときにかご呼び信号を後述する代替呼び設定装置11へ出力し、運行制御装置4から非サービス階の設定データを取得する。
【0014】
また、代替呼び設定装置11は、非サービス階検出装置10から非サービス階のかご呼び信号を受信すると、運行制御装置4から取得した非サービス階の設定データに基づいて、非サービス階の近傍のサービス階を選択して代替呼び登録として設定し、この代替呼び登録信号を運行制御装置4と後述する音声案内信号出力装置12へ出力する。
【0015】
また、音声案内信号出力装置12は、運行制御装置4及び代替呼び設定装置11から呼び登録信号が送信されると、予め記憶される複数の音声合成信号の中から該当する音声案内信号を選択して、かご1に設けられる音声案内装置(スピーカー)1Bへ出力する。
【0016】
ここで、制御装置3は、運行制御装置4、モーター制御装置5、非サービス階検出装置10、代替呼び設定装置11、音声案内信号出力装置12とで少なくとも構成されている。
【0017】
次に、このように構成される本実施形態の動作の説明を図2に示すフローチャートを用いて説明する。
【0018】
まず、呼び切離しスイッチ9bを投入して、かご呼び釦1Aの5〜7階のかご呼び釦と、5〜7階乗場釦とを無効に設定すると、5〜7階の非サービス階設定信号を運行制御装置4に出力し、運行制御装置4から非サービス階検出装置10と代替呼び設定装置11に5〜7階の非サービス階設定信号が出力され、非サービス階検出装置10と代替呼び設定装置11は5〜7階を非サービス階として認定する。
【0019】
次に、かご1に乗り込んだ乗客が、かご呼び釦1Aの4階の釦を押圧すると(ステップS1)、非サービス階検出装置10は4階が非サービス階か否かを判断し(ステップS2)、サービス階であるので、4階のかご呼び信号を運行制御装置4に出力し、運行制御装置4はモーター及び綱車を介してかご1を4階に走行させるように、モーター制御装置5へ走行指令信号を送信するとともに(ステップS3)、音声案内信号出力装置12に4階の呼び登録信号を送信すると、音声案内信号出力装置12は4階の呼び登録に該当する音声案内信号から例えば「4階の呼びが登録されました。」を選択して、音声案内装置(スピーカー)1Bへ出力し、音声案内装置(スピーカー)1Bを介してかご1に放送を行なう(ステップS4)。
【0020】
また、ステップS1で押圧されたかご呼び釦1Aが非サービス階の7階であると、ステップS2で非サービス階検出装置10は非サービス階を認識して、4階のかご呼び信号を代替呼び設定装置11に送信する。
【0021】
代替呼び設定装置11は、非サービス階のかご呼び釦の階床数値を変数xに代入してxを“7”とし(ステップS5)、変数nに初期値としての数値を“1”とし(ステップS6)、変数xと変数nを加算した数値“8”である8階が非サービス階か否かを判断し(ステップS7)、8階はサービス階であるので、変数yに変数x+nを代入した数値“8”を確立し(ステップS8)、運行制御装置4へy階である8階の呼び登録信号を送信するとともに、音声案内信号出力装置12へ変数xと変数yの数値である“7”と“8”を送信する(ステップS9)。
【0022】
また、前述のステップS9で、代替呼び設定装置11から非サービス階である7階から代替の8階のかご呼びが登録信号を受信した音声案内信号出力装置12は、ステップS4において、該当する音声案内信号から例えば「7階には停まりません。代わりに8階の呼びを登録しました。8階から先は階段をご利用ください。」を選択して、音声案内装置(スピーカー)1Bへ出力し、音声案内装置(スピーカー)1Bを介してかご1に放送を行ない、非サービス階である7階のかご呼び釦を押した乗客に代替呼びの登録と目的階へ行く方法を知らしめる。
【0023】
また、ステップS1で押圧されたかご呼び釦1Aが非サービス階の5階であると、代替呼び設定装置11は、ステップS7において、変数xと変数nを加算した数値“6”である6階が非サービス階であると判断するので、変数xから変数nを減算した数値である“4”階が非サービス階か否かを判断し(ステップS10)、4階はサービス階であるので、変数yに変数x−nを代入した数値“4”を確立し(ステップS11)、ステップS9へ戻り、運行制御装置4へy階である4階の呼び登録の信号を送信するとともに、音声案内信号出力装置12へ変数xと変数yの数値である“5”と“4”を送信し、かご1に「5階には止まりません。代わりに4階の呼びを登録しました。4階から先は階段をご利用ください。」なる案内放送を行なわせる。
【0024】
また、ステップS1で押圧されたかご呼び釦1Aが非サービス階の6階であると、代替呼び設定装置11は、ステップS7において、変数xと変数nを加算した数値“7”である7階が非サービス階であると判断し、ステップS10において、変数xから変数nを減算した数値である“5”階が非サービス階か否かを判断し、5階は非サービス階であるので、ステップS6において、初期値としての数値を“1”とした変数nに“1”を加え変数nを“2”とし(ステップS12)、ステップS7へ戻り、変数xと変数nを加算した数値“8”である8階がサービス階であると判断するので、上述したステップS8、ステップS9、ステップS4の処理を行なう。
【0025】
本実施形態によれば、非サービス階に設定されたかご呼び釦1Aが押圧されると、代替呼び設定装置11は、押圧された非サービス階に隣接する上の階床から代替の呼び登録階を選択するようにしたので、目的階への階段利用が容易となる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、押圧されたかご呼び釦が非サービス階であることを非サービス階呼び検出装置が識別すると、代替呼び設定装置で押圧された非サービス階の近傍に位置するサービス階の呼びを登録し、音声案内装置で押圧したかご呼び釦と異なる階床を登録した旨の放送を行なうことで、目的階である非サービス階の近傍階が登録されたことを、利用者が納得して利用するので、呼び登録の変更に対して利用者への困惑やエレベーターが故障しているという不安感も排除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベーターの呼び登録装置の一実施形態における要部ブロック図である。
【図2】本発明のエレベーターの呼び登録装置の一実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 かご
1A かご呼び釦
1B 音声案内装置(スピーカー)
3 制御装置
4 運行制御装置
5 モーター制御装置
10 非サービス階検出装置
11 代替呼び設定装置
12 音声案内信号出力装置

Claims (1)

  1. 非サービス階を有するとともに、この非サービス階のかご呼び釦が押圧されたことを検出する非サービス階呼び検出装置と、押圧したかご呼び釦が非サービス階である旨の音声放送を行う音声案内装置を備えたエレベーターの呼び登録装置において、前記非サービス階呼び検出装置が非サービス階のかご呼び釦の押圧を検出すると、非サービス階の近傍に位置するサービス階の呼びを登録するとともに、押圧したかご呼び釦と異なる階床を登録した旨の放送を前記音声案内装置に指令する代替呼び設定装置を備えたことを特徴とするエレベーターの呼び登録装置。
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