JP5991276B2 - エレベーターの制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベーターの制御装置に関するものである。
従来におけるエレベーターの制御装置においては、第1の乗場行先階登録装置より低い位置に第2の乗場行先階登録装置を設け、第2の乗場行先階登録装置の操作により登録された行先階と当該操作された乗場行先階登録装置の設置階との間が所定の条件を満たして近い場合に、設置階に応答して戸開した乗りかごの床面における出入口側の所定のスペースに第2の乗場行先階登録装置を操作した乗客の優先スペースを表示し、この操作により登録された行先階と当該操作された乗場行先階登録装置の設置階との間が条件を満たさない場合に、床面における出入口からみた奥側の所定のスペースに優先スペースを表示する表示制御手段を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−184050号公報 特開平05−201629号公報
しかしながら、特許文献1に示された従来におけるエレベーターの制御装置においては、第2の乗場行先階登録装置の操作により登録された行先階に到着する前に、他の利用者の行先階に到着した場合、この他の利用者が降車するスペースを確保するためには、出入口側にいる車椅子利用者が一旦降車しなければならない。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、他の利用者の乗降のためにかご内の出入口側にいる車椅子利用者が一旦かごから降りなければならない状況の発生を抑制できるエレベーターの制御装置を得るものである。
この発明に係るエレベーターの制御装置においては、エレベーターのかご内における出入口側に設定された所定の範囲内に存在する車椅子利用者を検出する車椅子利用者検出手段と、前記車椅子利用者検出手段により前記所定の範囲内に存在する車椅子利用者が検出され、かつ、現在のかごの位置から車椅子利用者の行先階である第1の行先階との間に一般利用者の行先階である第2の行先階が登録されている場合に、車椅子利用者支援運転を開始させる支援運転手段と、車椅子利用者支援運転における行先階のサービス順位を決定するサービス順位決定手段と、車椅子利用者支援運転において前記サービス順位決定手段により決定されたサービス順位に従ってかごを走行させるかご制御手段と、を備え、前記サービス順位決定手段は、前記第1の行先階が前記第2の行先階よりも優先されるようにサービス順位を決定する構成とする。
この発明に係るエレベーターの制御装置においては、他の利用者の乗降のためにかご内の出入口側にいる車椅子利用者が一旦かごから降りなければならない状況の発生を抑制できるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置を備えたエレベーターの構成を模式的に説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るかご内の支援必要ゾーンに車椅子利用者が存在する場合の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るかご内の支援必要ゾーンに車椅子利用者が存在しない場合の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1から図5は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はエレベーターの制御装置を備えたエレベーターの構成を模式的に説明する図、図2はエレベーターの制御装置の構成を示すブロック図、図3はかご内の支援必要ゾーンに車椅子利用者が存在する場合の一例を示す図、図4はかご内の支援必要ゾーンに車椅子利用者が存在しない場合の一例を示す図、図5はエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。
図1に示すように、エレベーターの図示しない昇降路内に設けられたかご10の正面に設けられたかご出入口には、このかご出入口を開閉するかごドア11が設けられている。かご10内には、利用者が操作して所望する行先階を登録するための操作盤が設置されている。具体的に、ここでは、一般用かご操作盤12及び車椅子用かご操作盤13の2つの操作盤がかご10に設置されている。
一般用かご操作盤12は、主に一般利用者1が操作するためのものである。一般用かご操作盤12は、かご10の内壁におけるかご出入口の近傍に配置されている。車椅子用かご操作盤13は、主に車椅子利用者2が操作するためのものである。車椅子用かご操作盤13は、一般用かご操作盤12よりもかご10の奥側の内壁に設置されている。また、車椅子用かご操作盤13は、車椅子利用者2の利便性を考慮して一般用かご操作盤12と比較して若干低い位置に取り付けられている。
かご10内には、かご10内の状況を撮影して画像として出力する撮像手段であるカメラ14が設置されている。また、かご10内の天井部には、かご10内の利用者に対して音声を鳴動させて報知を行うための音声鳴動手段であるスピーカ15が設置されている。さらに、かご10内の内壁上部には、かご10内の利用者に向けて各種の情報を表示する表示装置16が設置されている。
かご10が停止する階床には、利用者がかご10に乗り降りするための乗場20が設けられている。乗場20の壁部には、乗場出入口が設けられている。この乗場出入口は、かご10が当該乗場20の階床に停止した際にかご出入口と対向する箇所に配置される。そして、乗場出入口には、この乗場出入口を開閉する乗場ドア21が設けられている。
乗場20には、利用者が操作して所望する方向への乗場呼びを登録するための乗場釦が設置されている。具体的に、ここでは、一般用乗場釦22及び車椅子用乗場釦23の2つの乗場釦が乗場20に設置されている。
一般用乗場釦22は、主に一般利用者1が操作するためのものである。一般用乗場釦22は、乗場20の壁部における乗場出入口の近傍に配置されている。車椅子用乗場釦23は、主に車椅子利用者2が操作するためのものである。車椅子用乗場釦23は、車椅子利用者2の利便性を考慮して、乗場20の壁部における一般用乗場釦22よりも若干低い位置に取り付けられている。
また、乗場20の壁の上部には、乗場20の利用者に向けて、かご10が当該乗場20の階床を通過する旨を報知するための乗場ランプ24が設置されている。なお、乗場ランプ24の設置箇所は、乗場20の壁の上部に限られない。例えば、乗場20に設置されたインジケータ(図示せず)又は乗場釦等に内蔵することもできる。
かごドア11と乗場ドア21との間には利用者検出装置30が設けられている。より詳しくは、利用者検出装置30は、かご10が乗場20の階床に停止した際にかごドア11と乗場ドア21との間に配置されるように、かご10あるいは各乗場20のいずれかに設置される。
利用者検出装置30は、乗場出入口及びかご出入口を通過する利用者の有無、並びに、通過する利用者がある場合には当該利用者の種別を検出することができる。ここで、利用者の種別とは、利用者が一般利用者1であるのか車椅子利用者2であるのかということを意味する。
利用者検出装置30には、高さ方向に並べて配置された複数の光電センサ31が設けられている。利用者検出装置30は、複数の光電センサ31から出力信号の時間変化に基づいて、利用者検出装置30を通過した物体の形状を把握する。そして、この把握した通過物体の形状に車輪に対応する略円形の図形が含まれることを検出した場合に、利用者検出装置30は、車椅子利用者2が通過したことを検出する。
かご10の運行を含むエレベーターの運転動作全般は、制御盤40により制御される。次に、さらに図2も参照しながら、この発明の実施の形態1が備える制御盤40の機能的な構成について詳しく説明する。
カメラ14により撮影されたかご10内の状況の画像は、制御盤40が備える車椅子利用者検出部41へと入力される。また、利用者検出装置30による利用者(一般利用者1及び/又は車椅子利用者2)の検出結果も車椅子利用者検出部41へと入力される。
この車椅子利用者検出部41は、カメラ14により撮影された画像及び利用者検出装置30による検出結果に基づいて、かご10内における出入口側に設定された所定の範囲(以下「支援必要ゾーン」という)内に存在する車椅子利用者2を検出する。
この支援必要ゾーンについて図3及び図4を参照しながら詳しく説明する。かご10内の空間は、平面視において、かご出入口に近い側に予め設定された支援必要ゾーン51と、支援必要ゾーンでないゾーン52とに区分されている。ここでは、かご10の奥行き方向のほぼ中央を境としてかご出入口側に支援必要ゾーン51が設定されている。かご10の奥行き方向のほぼ中央から奥側は支援必要ゾーンでないゾーン52である。
車椅子利用者検出部41は、カメラ14からの画像を処理し、所定以上の占有面積を有する利用者が支援必要ゾーン51内にいることが検出された場合に、支援必要ゾーン51内に車椅子利用者2がいると判断する。この際、利用者検出装置30による検出結果を加味し、かご10内に車椅子利用者2がいる状態であることを確認することで、支援必要ゾーン51内に車椅子利用者2がいる状態であるか否かの検出精度を向上させることができる。
具体的に、図3に示す場合では、支援必要ゾーン51内に存在する車椅子利用者2が車椅子利用者検出部41により検出される。また、図4に示す例では、車椅子利用者2は支援必要ゾーン51内には存在せず、支援必要ゾーンでないゾーン52内に存在することが車椅子利用者検出部41により検出される。
制御盤40が備える支援運転部42は、かご10について車椅子利用者支援運転の開始及び終了を行うためのものである。支援運転部42は、車椅子利用者検出部41による検出結果と現時点での行先階の登録状況とに基づいて、車椅子利用者支援運転の開始/終了を判断する。
より詳しくは、車椅子利用者検出部41によりかご10の支援必要ゾーン51内に存在する車椅子利用者2が検出され、かつ、現在のかご10の位置から車椅子利用者2の行先階である第1の行先階との間に一般利用者1の行先階である第2の行先階が登録されている場合に、支援運転部42は、かご10について車椅子利用者支援運転を開始させる。
この際、登録されている行先階が一般利用者1と車椅子利用者2のどちらにより登録されたものであるのかについては、その行先階が一般用かご操作盤12と車椅子用かご操作盤13のどちらへの操作により登録されたものであるのかを確認することにより判断することができる。
すなわち、一般用かご操作盤12への操作により登録された行先階は一般利用者1により登録されたものであると判断できる。一方、車椅子用かご操作盤13への操作により登録された行先階については、車椅子利用者2により登録されたものであると判断できる。
このようにして、支援運転部42は、登録されている行先階が一般利用者1の行先階であるのか車椅子利用者2の行先階であるのかを把握した上で、現在のかご10の位置から車椅子利用者2の行先階(第1の行先階)との間に一般利用者1の行先階(第2の行先階)が登録されているか否かを判断する。
そして、現在のかご10の位置から車椅子利用者2の行先階(第1の行先階)との間に一般利用者1の行先階(第2の行先階)が登録されており、かつ、車椅子利用者検出部41によりかご10の支援必要ゾーン51内に存在する車椅子利用者2が検出された場合に、支援運転部42は車椅子利用者支援運転を開始する。
なお、この場合、一般利用者1により行先階(第2の行先階)が登録されていることから、かご10内には、車椅子利用者2のみならず一般利用者1も存在すると推測される。そして、今、車椅子利用者検出部41によりかご10の支援必要ゾーン51内に存在する車椅子利用者2が検出されているわけだから、かご10内の状況は、図4に示すものではなく図3に示すものになっていると考えられる。
支援運転部42は、サービス順位決定部43を備えている。このサービス順位決定部43は、車椅子利用者支援運転における行先階のサービス順位を決定する。サービス順位決定部43は、車椅子利用者2により登録された第1の行先階が、一般利用者1により登録された第2の行先階よりも優先されるようにサービス順位を決定する。
かご10の運行は、制御盤40が備えるかご制御部44により制御される。かご制御部44は、支援運転部42により車椅子利用者支援運転が開始されると、サービス順位決定部43により決定されたサービス順位に従ってかご10を走行させる。
制御盤40が備える報知制御部45は、スピーカ15、表示装置16及び乗場ランプ24による報知動作を制御する。報知制御部45は、支援運転部42により車椅子利用者支援運転が開始されると、スピーカ15からその旨を音声で報知させるとともに、表示装置16にその旨を表示させる。
さらに、報知制御部45は、サービス順位決定部43により決定されたサービス順位を参照し、現在のかご10の位置から第1の行先階の間の階の乗場ランプ24を点灯させる。この乗場ランプ24の点灯は、かご10が通過することを乗場20の利用者に知らせる。
以上のように構成されたエレベーターの制御装置の動作の流れについて、図5のフロー図を参照しながら説明する。
まず、ステップS1において、車椅子利用者検出部41が、カメラ14からの画像及び利用者検出装置30の検出結果に基づいて、車椅子利用者2のかご10内への乗車を検出したか否かを確認する。
車椅子利用者2のかご10内への乗車を検出しない場合には、ステップS14へと進み、通常運転を実施して一連の動作は終了となる。一方、車椅子利用者2のかご10内への乗車を検出した場合には、ステップS2へと進む。ステップS2においては、車椅子利用者検出部41は、カメラ14からの画像及び利用者検出装置30の検出結果に基づいて、かご10内の車椅子利用者2が支援必要ゾーン51内にいるか否かを確認する。
かご10内の車椅子利用者2が支援必要ゾーン51内にいない場合は、ステップS3へと進む。そして、このステップS3において、車椅子利用者2の行先階にかご10が到着するのを待ってから、ステップS4へと進む。ステップS4においては、報知制御部45は、スピーカ15及び表示装置16を用いて、かご10内の利用者に対して、出入口付近を空けるよう報知する。ステップS4の後は、ステップS14へと進み、通常運転を実施して一連の動作は終了となる。
一方、ステップS2において、かご10内の車椅子利用者2が支援必要ゾーン51内にいる場合は、ステップS5へと進む。このステップS5においては、支援運転部42は、現在のかご10の位置と車椅子利用者2の行先階(第1の行先階)との間に一般利用者1の行先階(第2の行先階)があるか否かを確認する。
現在のかご10の位置と車椅子利用者2の行先階(第1の行先階)との間に一般利用者1の行先階(第2の行先階)がない場合は、ステップS14へと進み、通常運転を実施して一連の動作は終了となる。
一方、現在のかご10の位置と車椅子利用者2の行先階(第1の行先階)との間に一般利用者1の行先階(第2の行先階)がある場合は、ステップS6へと進む。このステップS6においては、支援運転部42は、車椅子利用者2の第1の行先階と一般利用者1の第2の行先階との間隔が予め定められた間隔(の基準値)より狭いか否かを確認する。
車椅子利用者2の第1の行先階と一般利用者1の第2の行先階との間隔が予め定められた間隔より狭くない場合には、ステップS14へと進み、通常運転を実施して一連の動作は終了となる。
一方、車椅子利用者2の第1の行先階と一般利用者1の第2の行先階との間隔が予め定められた間隔より狭い場合には、ステップS7へと進む。このステップS7においては、支援運転部42は、車椅子利用者支援運転を開始する。そして、続くステップS8において、サービス順位決定部43は、車椅子利用者支援運転における各行先階へのサービス順位を決定する。
このサービス順位は、前述したように、車椅子利用者2の第1の行先階の方が一般利用者1の第2の行先階よりも優先されるように決定される。ここでは、行先階は車椅子利用者2の第1の行先階と一般利用者1の第2の行先階の2つのみが登録されているとする。サービス順位決定部43は、車椅子利用者2の第1の行先階をサービス順位1位に決定し、一般利用者1の第2の行先階をサービス順位2位に決定する。この際、現在のかご10の位置から第1の行先階の間に乗場呼びが登録されている階があっても、かご10はこれらの階を通過することになる。
続いて、ステップS9へと進み、報知制御部45は、スピーカ15及び表示装置16により車椅子利用者支援運転を実施する旨をかご10内の利用者に報知する。また、報知制御部45は、現在のかご10の位置から第1の行先階の間の階の乗場ランプ24を点灯し、これらの階の乗場20にいる利用者に対して車椅子利用者支援運転の実施によりかご10が通過する旨を報知する。そして、ステップS10へと進んで、かご制御部44は、ステップS8でサービス順位決定部43により決定されたサービス順位に従って、かご10を走行させる。すなわち、サービス順位2位の一般利用者1の第2の行先階を通過して、サービス順位1位の車椅子利用者2の第1の行先階へとかご10を直行させる。
続くステップS11において、かご10が車椅子利用者2の第1の行先階に到着すると、車椅子利用者2はかご10から降車する。車椅子利用者2が降車すると、ステップS12へと進み、かご制御部44はかご10の走行方向を反転させる。そして、かご制御部44は、かご10をサービス順位2位の一般利用者1の第2の行先階へと走行させる。
こうして、かご10が一般利用者1の第2の行先階へと到着すると、一般利用者1はこの階でかご10から降車する。一般利用者1の降車が完了すると、ステップS13へと進み、支援運転部42は、車椅子利用者支援運転を終了する。そして、ステップS14へと進み、通常運転に戻り一連の動作は終了となる。
以上のように構成されたエレベーターの制御装置は、エレベーターのかご内における出入口側に設定された所定の範囲内に存在する車椅子利用者を検出する車椅子利用者検出部41と、車椅子利用者検出部41により前記所定の範囲内に存在する車椅子利用者が検出され、かつ、現在のかごの位置から車椅子利用者の行先階である第1の行先階との間に一般利用者の行先階である第2の行先階が登録されている場合に、車椅子利用者支援運転を開始させる支援運転部42と、車椅子利用者支援運転における行先階のサービス順位を決定するサービス順位決定部43と、車椅子利用者支援運転においてサービス順位決定部43により決定されたサービス順位に従ってかごを走行させるかご制御部44と、を備えている。そして、サービス順位決定部43は、前記第1の行先階が前記第2の行先階よりも優先されるようにサービス順位を決定する。
このため、現在のかご位置と車椅子利用者の行先階との前に他の利用者の行先階が登録されている場合に、出入口側にいる車椅子利用者が一旦かごから降車する必要がなく、車椅子利用者のエレベーター利用を支援することができる。
なお、図5のフロー図においては、車椅子利用者支援運転を開始する条件として、(1)車椅子利用者検出部41により支援必要ゾーン51内に存在する車椅子利用者2が検出される(ステップS2)、(2)現在のかご10の位置から車椅子利用者2の第1の行先階との間に一般利用者1の第2の行先階が登録されている(ステップS5)、の2つに加えて、さらに、(3)車椅子利用者2の第1の行先階と一般利用者1の第2の行先階との間隔が予め定められた間隔より狭い(ステップS6)、というものを設定している。
このようにすることで、車椅子利用者2の第1の行先階から一般利用者1の第2の行先階へと引き返すためにかかる時間が長くなりそうな場合には、車椅子利用者支援運転を開始しないようにすることができる。したがって、車椅子利用者支援運転によりエレベーターの運転効率が大きく低下してしまうことを防止することが可能である。
なお、一般利用者1の第2の行先階から見て、車椅子利用者2の第1の行先階の側に第3の行先階が登録されている場合、サービス順位決定部43は、この第3の行先階が第2の行先階よりも優先されるようにサービス順位を決定するようにしてもよい。
ここで、仮に、第1の行先階、第2の行先階、第3の行先階の順でかご10を走行させた場合、第1の行先階から第2の行先階へと向かう際と、第2の行先階から第3の行先階へと向かう際の2度、走行方向の反転が生じることとなる。これに対し、第3の行先階が第2の行先階よりも優先されるようにサービス順位を決定し、第1の行先階、第3の行先階、第2の行先階の順でかご10を走行させることで、かご10の走行方向の1度だけとし、運行効率の向上に寄与することが可能である。
1 一般利用者、 2 車椅子利用者、 10 かご、 11 かごドア、 12 一般用かご操作盤、 13 車椅子用かご操作盤、 14 カメラ、 15 スピーカ、 16 表示装置、 20 乗場、 21 乗場ドア、 22 一般用乗場釦、 23 車椅子用乗場釦、 24 乗場ランプ、 30 利用者検出装置、 31 光電センサ、 40 制御盤、 41 車椅子利用者検出部、 42 支援運転部、 43 サービス順位決定部、 44 かご制御部、 45 報知制御部、 51 支援必要ゾーン、 52 支援必要ゾーンでないゾーン

Claims (3)

  1. エレベーターのかご内における出入口側に設定された所定の範囲内に存在する車椅子利用者を検出する車椅子利用者検出手段と、
    前記車椅子利用者検出手段により前記所定の範囲内に存在する車椅子利用者が検出され、かつ、現在のかごの位置から車椅子利用者の行先階である第1の行先階との間に一般利用者の行先階である第2の行先階が登録されている場合に、車椅子利用者支援運転を開始させる支援運転手段と、
    車椅子利用者支援運転における行先階のサービス順位を決定するサービス順位決定手段と、
    車椅子利用者支援運転において前記サービス順位決定手段により決定されたサービス順位に従ってかごを走行させるかご制御手段と、を備え、
    前記サービス順位決定手段は、前記第1の行先階が前記第2の行先階よりも優先されるようにサービス順位を決定することを特徴とするエレベーターの制御装置。
  2. 前記支援運転手段は、前記車椅子利用者検出手段により前記所定の範囲内に存在する車椅子利用者が検出され、かつ、現在のかごの位置から前記第1の行先階との間に前記第2の行先階が登録され、かつ、前記第1の行先階と前記第2の行先階との間隔が所定の間隔より狭い場合に、車椅子利用者支援運転を開始させることを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの制御装置。
  3. 前記サービス順位決定手段は、前記第2の行先階より前記第1の行先階側に第3の行先階が登録されている場合に、前記第3の行先階が前記第2の行先階よりも優先されるようにサービス順位を決定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーターの制御装置。
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