JP5534104B2 - エレベーターの群管理システム - Google Patents

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Description

この発明は、ダブルデッキエレベーターの運行を管理する群管理システムに関するものである。
ダブルデッキエレベーターには、上下に連結された2つのかごが備えられている。上方に配置されたかご(上かご)と下方に配置されたかご(下かご)とは、一体となって昇降路内を昇降する。
ダブルデッキエレベーターには、ダブル運転、セミダブル運転と呼ばれる運転モードがある。
ダブル運転では、上かごは、奇数階及び偶数階の一方にのみ停止する。下かごは、奇数階及び偶数階の他方にのみ停止する。ダブル運転が行われている場合、利用者は、エレベーターを利用して、奇数階から偶数階、或いは、偶数階から奇数階に直接移動することはできない。
セミダブル運転では、上かごは、奇数階及び偶数階の双方に停止する。下かごも、奇数階及び偶数階の双方に停止する。セミダブル運転が行われている場合、利用者は、何れの階からも任意の階に移動することができる(但し、一方の終端階から他方の終端階に移動する場合を除く)。
下記特許文献1には、ダブル運転のみ行うダブルデッキエレベーターが記載されている。特許文献1に記載のものでは、奇数階の乗場に奇数階の行先釦のみを、偶数階の乗場に偶数階の行先釦のみを設置している。
特許文献1に記載されたダブルデッキエレベーターでは、ダブル運転しか行われないため、利便性が悪い。これに対し、下記特許文献2及び3には、ダブル運転とセミダブル運転との双方を行うダブルデッキエレベーターが開示されている。
特許文献2に記載されたダブルデッキエレベーターでは、乗場に、各階の行先釦を設置している。ダブル運転を行う場合、乗場から直接移動することができない階の行先釦については、呼びの登録を無効にし、その旨をランプで表示している。
特許文献3に記載されたダブルデッキエレベーターでは、混雑する所定の運転方向ではダブル運転を行い、逆の運転方向ではセミダブル運転を行っている。
日本特開昭61−248875号公報 日本特開平05−162927号公報 日本特開2004−307123号公報
特許文献2に記載のもののように乗場で行先表示を行うと、利用者が、エレベーターの利用を諦めてしまうことがある。例えば、奇数階から偶数階に移動する利用者は、ダブル運転を行っているエレベーターを好んで利用しようとはしない。このため、利用者は、目的階までの他の移動手段を探すことに時間を費やし、結果的に、目的階に到着するのが大幅に遅れてしまうことがあった。
特許文献3に記載のものでは、ダブル運転が行われている運転方向で奇数階から偶数階に移動したい場合、利用者は、目的階に到着するまでに、一回乗り換えをしなければならない。このため、特許文献2に記載のものと同様に、目的階への到着が遅れるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、少なくとも一方の運転方向でダブル運転を行うダブルデッキエレベーターにおいて、利用者が目的階に到着するまでの時間を短縮させることができるように、適切な運転を行うことができるエレベーターの群管理システムを提供することである。
この発明に係るエレベーターの群管理システムは、上下に連結された2つのかごを備え、所定の運転方向でダブル運転を行うエレベーターの群管理システムであって、エレベーターの所定の乗場に設けられ、利用者が目的階を入力するための乗場操作盤と、乗場に停止するかごの運転禁止階が、乗場操作盤から目的階として入力された場合に、乗場操作盤から入力された目的階の前の階或いは後の階をかごの行先階に登録する群管理装置と、を備え、群管理装置は、乗場に停止するかごの運転禁止階が、乗場操作盤から目的階として入力された場合に、目的階の前の階或いは後の階に既に呼びが登録されていれば、その呼びが登録されている階をかごの行先階に登録するものである。
また、この発明に係るエレベーターの群管理システムは、上下に連結された2つのかごを備え、所定の運転方向でダブル運転を行うエレベーターの群管理システムであって、エレベーターの所定の乗場に設けられ、利用者が目的階を入力するための乗場操作盤と、乗場に停止するかごの運転禁止階が、乗場操作盤から目的階として入力された場合に、乗場操作盤から入力された目的階の前の階或いは後の階をかごの行先階に登録する群管理装置と、を備え、群管理装置は、乗場に停止するかごの運転禁止階が、乗場操作盤から目的階として入力された場合に、目的階の前の階及び後の階の双方に既に呼びが登録されていれば、その目的階の上方階をかごの行先階に登録するものである。
また、この発明に係るエレベーターの群管理システムは、上下に連結された2つのかごを備え、所定の運転方向でダブル運転を行うエレベーターの群管理システムであって、エレベーターの所定の乗場に設けられ、利用者が目的階を入力するための乗場操作盤と、乗場に停止するかごの運転禁止階が、乗場操作盤から目的階として入力された場合に、乗場操作盤から入力された目的階の前の階或いは後の階をかごの行先階に登録する群管理装置と、を備え、群管理装置は、乗場に停止するかごの運転禁止階が、乗場操作盤から目的階として入力された場合に、目的階の前の階及び後の階の双方に呼びが登録されていなければ、その目的階の上方階をかごの行先階に登録するものである。



また、この発明に係るエレベーターの群管理システムは、上下に連結された2つのかごを備え、一方の運転方向でダブル運転を行い、他方の運転方向でセミダブル運転を行うエレベーターの群管理システムであって、エレベーターの所定の乗場に設けられ、利用者が目的階を入力するための乗場操作盤と、乗場に停止するかごの運転禁止階が、乗場操作盤から目的階として入力された場合に、乗場操作盤から入力された目的階をかごの行先階に登録し、その行先階よりも先の所定の階を経由階に登録する群管理装置と、群管理装置によって経由階が登録されると、かごをその経由階に移動させた後、行先階に停止させるかご制御装置と、を備えたものである。
この発明に係るエレベーターの群管理システムであれば、少なくとも一方の運転方向でダブル運転を行うダブルデッキエレベーターにおいて、利用者が目的階に到着するまでの時間を短縮させることができるように、適切な運転を行うことができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの他の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの構成を示す図である。
本群管理システムは、ダブルデッキエレベーターの運行を管理する。即ち、本群管理システムには、上下に連結された2つのかごが備えられている。上方に配置されたかご(上かご)と下方に配置されたかご(下かご)とは、一体となって昇降路内を昇降する。
本実施の形態では、少なくとも一方の運転方向でダブル運転が行われる。一方の運転方向でのみダブル運転を行っても良いし、双方の運転方向においてダブル運転を行っても良い。ダブル運転では、上かごは、奇数階及び偶数階の一方にのみ停止する。下かごは、奇数階及び偶数階の他方にのみ停止する。ダブル運転が行われている運転方向では、利用者は、エレベーターを利用して、奇数階から偶数階、或いは、偶数階から奇数階に直接移動することはできない。
ダブル運転が行われている運転方向においては、各かごについて、運転が禁止されている階のことを運転禁止階という。例えば、上かごが偶数階にのみ停止し、下かごが奇数階にのみ停止する場合、上かごについては、偶数階から奇数階への運転が禁止されている。このため、上かごの運転禁止階は各奇数階となる。同様に、下かごの運転禁止階は各偶数階となる。
以下に、図1を参照して、本群管理システムの構成について具体的に説明する。
図1において、1はエレベーターの乗場に設けられた乗場操作盤である。乗場操作盤1は、所定の乗場にのみ設置しても良いし、各乗場に設置しても良い。
乗場操作盤1は、エレベーターの利用者が乗場において自分の目的階を入力するためのものである。目的階とは、利用者が最終的に到着したい階のことである。乗場操作盤1には、テンキー2、表示機3、アナウンス装置4、マップ記憶装置5、アナウンス記憶装置6、目的階記憶手段7、判定手段8、経由階判定手段9が備えられている。
テンキー2は、利用者が情報を入力するための入力装置を構成する。利用者は、テンキー2を操作して、自分の目的階を入力する。乗場操作盤1は、テンキー2から目的階が入力されると、その目的階の情報と乗車階(自機の設置階)の情報とを後述の群管理装置10に送信する。
入力装置として、テンキー2以外の手段が乗場操作盤1に備えられていても構わない。
表示機3及びアナウンス装置4は、乗場の利用者に所定の情報を報知するための報知装置を構成する。報知装置として、表示機3及びアナウンス装置4の一方のみが乗場操作盤1に備えられていても構わない。また、報知装置として、表示機3及びアナウンス装置4以外の手段が乗場操作盤1に備えられていても構わない。
マップ記憶装置5には、表示機3に表示させるための所定のマップ情報が記憶されている。マップ情報とは、利用者を、エレベーターを利用することなく、ある階の乗場から他の階(或いは、他の階の乗場)に誘導するための情報である。
アナウンス記憶装置6には、アナウンス装置4からアナウンスさせるための所定の音声情報が記憶されている。アナウンス記憶装置6には、マップ情報に対応した音声情報も記憶されている。
目的階記憶手段7は、利用者が入力した目的階を記憶するためのものである。利用者がテンキー2を操作して目的階を入力すると、その入力された目的階の情報が目的階記憶手段7に記憶される。
判定手段8は、利用者が入力した目的階が、群管理装置10が登録した行先階(割当かごの行先階)と一致するか否かを判定する。判定手段8は、目的階記憶手段7に記憶された目的階情報と、群管理装置10から受信した行先階情報とを比較して、上記判定を行う。判定手段8は、その判定結果に応じて、各種動作を制御する。
経由階判定手段9の機能については、後述する。
群管理装置10は、乗場操作盤1から入力された情報等に基づいて、システム全体の運行を管理する。群管理装置10には、判定手段11、上下かご割当手段12、行先階変更手段13、呼び取得手段14、経由階決定手段15が備えられている。
判定手段11は、乗場操作盤1から目的階を入力した利用者が、乗車階からその目的階までエレベーターを利用して直接移動できるか否かを判定する。判定手段11は、運転モード(ダブル運転・セミダブル運転)や、乗場操作盤1から受信した情報(乗車階情報、目的階情報)に基づいて、上記判定を行う。例えば、利用者が、乗車階に停止するかご(上かご、或いは下かご)の運転禁止階を目的階として入力した場合、判定手段11は、エレベーターによる移動はできない旨(移動不可能)を判定する。
上下かご割当手段12は、運転に必要な割当かご情報と上下かご情報とを作成する。上下かご割当手段12は、例えば、判定手段11の判定結果、運転効率、乗場操作盤1から受信した情報に基づいて、上記情報の作成を行う。
行先階変更手段13は、判定手段11の判定結果に応じて、かごの行先階を変更する。かごの行先階は、通常、利用者の目的階に設定される。行先階変更手段13は、判定手段11によって移動不可能が判定された場合、かごの行先階を、利用者の目的階の前の階、或いは、後の階に変更する。「目的階の前の階」とは、運転方向(乗車階から目的階(行先階)への方向)に対して目的階の直前にある階のことである。「目的階の後の階」とは、運転方向に対して目的階の直後にある階のことである。例えば、かごが上昇する場合、目的階の直下階が「目的階の前の階」に、目的階の直上階が「目的階の後の階」に該当する。かごが下降する場合、目的階の直上階が「目的階の前の階」に、目的階の直下階が「目的階の後の階」に該当する。
群管理装置10は、行先階変更手段13によって行先階の変更が行われると、変更後の階をかご(割当かご)の行先階に登録する。また、判定手段11によって移動可能が判定され、行先階変更手段13による行先階の変更が行われない場合、群管理装置10は、利用者の目的階をかごの行先階に登録する。
群管理装置10は、行先階の登録を行うと、行先階情報を含む各種情報を乗場操作盤1とかご制御装置16とに送信する。
呼び取得手段14及び経由階決定手段15の各機能については、後述する。
かご制御装置16は、上かご及び下かごを備えたかご装置17の動作を制御する。かご制御装置16は、群管理装置10から受信した情報に基づいて、かご装置17の動作を制御する。かご制御装置16には、マップ記憶装置18、アナウンス記憶装置19、判定手段20が備えられている。かご装置17には、上かご及び下かごのそれぞれに、表示機21、アナウンス装置22が備えられている。
マップ記憶装置18には、表示機21に表示させるための所定のマップ情報が記憶されている。アナウンス記憶装置19には、アナウンス装置22からアナウンスさせるための所定の音声情報が記憶されている。アナウンス記憶装置19には、マップ情報に対応した音声情報も記憶されている。
判定手段20は、利用者が入力した目的階が、群管理装置10が登録した行先階(割当かごの行先階)に一致するか否かを判定する。判定手段20は、例えば、行先階変更手段13によって行先階の変更が行われたか否かに基づいて、上記判定を行う。判定手段20は、その判定結果に応じて、各種動作を制御する。
次に、図2及び図3も参照し、上記構成を有する群管理システムの動作について説明する。図2及び図3は、この発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。
エレベーターの利用者が、乗場操作盤1のテンキー2を使用して、目的階を入力すると(S101)、乗場操作盤1から群管理装置10に、乗車階情報と目的階情報とが送信される(S102)。例えば、利用者が、1階の乗場に設置された乗場操作盤1において、「4」の釦を押すと、乗車階情報として「1階」が、目的階情報として「4階」が群管理装置10に送信される。
乗場操作盤1では、利用者が入力した目的階の情報(4階)が、目的階記憶手段7に記憶される。
群管理装置10では、判定手段11により、利用者がエレベーターを利用して目的階に直接移動することができるか否かを判定する(S103)。例えば、上方向の交通流でセミダブル運転が行われている場合、1階から4階へのエレベーターによる移動は可能である(S103のYes)。かかる場合、上下かご割当手段12は、利用者が入力した目的階をかごの行先階に設定し、乗車階(1階)及び行先階(4階)から、運行効率が最も良いかごを決定する。また、上下かご割当手段12は、割当かご情報、上下かご情報を作成する(S104)。
一方、上方向の交通流でダブル運転が行われている場合、利用者は、エレベーターによって1階から4階に直接移動することはできない(S103のNo)。かかる場合、上下かご割当手段12は、乗車階(1階)から、運行効率が最も良いかごを決定し、割当かご情報、上下かご情報を作成する(S105)。また、行先階変更手段13は、かごの行先階を、当初の行先階(利用者の目的階(4階))の前後何れかの階(5階(或いは、3階))に変更する(S106)。
S104或いはS106の処理が終了すると、群管理装置10は、乗場操作盤1及びかご制御装置16に、割当かご情報、上下かご情報、行先階情報、乗車階情報を送信する(S107)。
かご制御装置16は、群管理装置10から上記情報を受信すると、その受信情報に従い、上かご及び下かごを備えたかご装置17の運行を適切に行う(S108)。即ち、かご制御装置16は、かご装置17を適切に制御し、乗場呼び及びかご呼びに割当かごを応答させる。
一方、乗場操作盤1では、群管理装置10から上記情報を受信すると、判定手段8が、目的階記憶手段7に記憶された目的階情報と群管理装置10から受信した行先階情報とを比較する(S109)。群管理装置10においてS104の処理が行われた場合、上記目的階情報と行先階情報とは一致する(S109のYes)。かかる場合、判定手段8は、行先階(目的階)、割当かご、上下かごの各情報を表示機3に表示させる(S110)。
これに対し、群管理装置10においてS106の処理が行われた場合、上記目的階情報と行先階情報とは一致しない(S109のNo)。かかる場合、判定手段8は、行先階、割当かご、上下かごの各情報を表示機3に表示させる。また、判定手段8は、目的階記憶手段7に記憶された目的階情報(上記例では、4階)と群管理装置10から受信した行先階情報(同じく、5階)とに基づき、かごの行先階(5階)から利用者の目的階(4階)に利用者を誘導するためのマップ情報をマップ記憶装置5から抽出し、表示機3に表示させる(S111)。更に、判定手段8は、抽出したマップ情報に対応する音声情報をアナウンス記憶装置6から抽出し、アナウンス装置4からアナウンスさせる(S112)。
その後、かご制御装置16によってかご装置17が適切に制御されることにより、利用者が乗車階からかごに乗り、行先階に移動する(S113)。群管理装置10においてS104の処理が行われた場合、かごの行先階と利用者の目的階とは一致するため、利用者はかごを降りることによって目的階に到着することができる(S114のYes)。
一方、利用者が乗場操作盤1でかごの運転禁止階を目的階として入力した場合、利用者は、かごを降りただけでは目的階に到着することができない(S114のNo)。しかし、降車階(かごの行先階)から目的階までの移動方法は、既に利用者に通知されている。このため、利用者は、かごを降りると、表示機3の表示内容やアナウンス装置4からのアナウンス内容に従い、目的階に移動する(S115)。
上記構成の群管理システムであれば、利用者が乗場操作盤1からかごの運転禁止階を目的階として入力した場合に、利用者を目的階の隣接する階まで迅速に運ぶことができ、更に、利用者が行先階に到着するまでに、利用者に、降車後の移動に関する情報を提供することができる。このため、利用者は何ら迷うことなく目的階に到着することができ、その到着までに要する時間を大幅に短縮させることができる。
なお、本群管理システムでは、割当かごに備えられた報知装置(表示機21、アナウンス装置22)を使用して、利用者への情報提供を行うことも可能である。
以下に、図4も参照し、かかる機能について説明する。
図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの他の動作を示すフローチャートである。図4に示す処理フローは、例えば、図2及び図3に示す処理フローと並行して行われる。
かご内で利用者への情報提供を行う場合、群管理装置10は、上記S107において、割当かご情報、上下かご情報、行先階情報、乗車階情報に加え、行先階変更手段13によって変更される前の行先階情報(目的階情報に一致)をかご制御装置16に送信する(S116)。
かご制御装置16は、群管理装置10から上記情報を受信すると、その受信情報に従い、かご装置17の運行を適切に行う(S117)。即ち、かご制御装置16は、かご装置17を適切に制御し、乗場呼び及びかご呼びに割当かごを応答させる。
また、かご制御装置16では、群管理装置10から上記情報を受信すると、判定手段20が、変更前後の行先階情報を比較する。行先階変更手段13による行先階の変更が行われていない場合、判定手段20は、処理を終了する。
一方、利用者が乗場操作盤1でかごの運転禁止階を目的階として入力した場合、変更前後の行先階情報は一致しない。かかる場合、判定手段20は、変更前後の行先階情報(上記例では、4階と5階)に基づいて、かごの行先階(5階)から利用者の目的階(4階)に利用者を誘導するためのマップ情報をマップ記憶装置18から抽出する。また、判定手段20は、抽出したマップ情報に対応する音声情報をアナウンス記憶装置19から抽出する(S118)。
判定手段20は、割当かごが行先階に到着することが決定すると、抽出したマップ情報をそのかごの表示機21に表示させる(S119)。また、判定手段20は、対応の音声情報をそのかごのアナウンス装置22からアナウンスさせる(S120)。これにより、利用者は、行先階に移動するかご内においても、行先階から目的階までの移動方法を確認することが可能となる。
実施の形態2.
本実施の形態では、利用者が乗場操作盤1でかごの運転禁止階を目的階として入力した場合に、行先階変更手段13が、呼びの登録状況に応じてかごの行先階を変更する場合について説明する。
呼び取得手段14は、呼びの登録状況の検出を行う。呼び取得手段14は、呼びの登録情報を取得すると、行先階変更手段13に送信する。行先階変更手段13は、呼び取得手段14から受信した呼びの登録情報も考慮して、行先階の変更を行う。
以下に、図5及び図6も参照し、上記機能を備えた群管理システムの動作について説明する。図5及び図6は、この発明の実施の形態2におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。
S201乃至S205に示す動作は、S101乃至S105に示す動作と同じである。
利用者が乗場操作盤1でかごの運転禁止階を目的階として入力し、S203において移動不可能が判定されると、呼び取得手段14は、割当かごの呼びの登録状況を検出する。行先階変更手段13は、呼び取得手段14から割当かごの呼びの登録情報を取得する(S206)。
行先階変更手段13は、呼び取得手段14から受信した情報に基づき、利用者の目的階の前後の階に呼び(乗場呼び、かご呼び)が既に登録されているか否かを判定する(S207)。
目的階の前後の階の一方にのみ呼びが登録されている場合、行先階変更手段13は、その呼びが登録されている階にかごの行先階を変更する。例えば、利用者が1階の乗場操作盤1から4階を入力した上記例では、目的階(4階)の後の階(5階)にのみ呼びが登録されていれば、行先階変更手段13は、後の階(5階)にかごの行先階を変更する(S208)。目的階(4階)の前の階(3階)にのみ呼びが登録されている場合、行先階変更手段13は、前の階(3階)にかごの行先階を変更する(S209)。
一方、目的階の前後の階の呼びの登録状況が同じ場合、行先階変更手段13は、目的階の上方階にかごの行先階を変更する(S210)。例えば、利用者が1階の乗場操作盤1から4階を入力した上記例では、目的階(4階)の前の階(3階)と後の階(5階)との双方に呼びが登録されていれば、行先階変更手段13は、後の階(5階)にかごの行先階を変更する。同様に、目的階(4階)の前の階(3階)と後の階(5階)との双方に呼びが登録されていない場合も、行先階変更手段13は、後の階(5階)にかごの行先階を変更する。
行先階変更手段13によって行先階が変更された場合、群管理装置10は、その変更された階をかご(割当かご)の行先階に登録する。
S211乃至S219に示す動作は、S107乃至S115に示す動作と同じである。
なお、図5及び図6に示す処理フローと並行して、図4に示す処理フローを行っても良い。
上記構成の群管理システムであれば、利用者が乗場操作盤1でかごの運転禁止階を目的階として入力した場合に、その目的階前後の階の呼びの登録状況に応じて、かごの行先階を適切に設定することができる。なお、目的階の前後の階の呼びの登録状況が同じ場合、かごの行先階は目的階の直上階に変更される。利用者の多くは、上方階への移動よりも下方階への移動の方が楽であると感じるため、本群管理システムであれば、降車後の利用者の負担を軽減させることができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、一方の運転方向でダブル運転が行われ、他方の運転方向(逆の運転方向)でセミダブル運転が行われる場合について説明する。セミダブル運転では、上かごは、奇数階及び偶数階の双方に停止する。下かごも、奇数階及び偶数階の双方に停止する。セミダブル運転が行われている場合、利用者は、何れの階からも任意の階に直接移動することができる(但し、一方の終端階から他方の終端階に移動する場合を除く)。
本実施の形態では、群管理装置10は、行先階変更手段13の機能を使用しない。群管理装置10は、乗場操作盤1から乗車階情報及び目的階情報を受信すると、利用者の目的階をかごの行先階に登録する。しかし、利用者が乗場操作盤1でかごの運転禁止階を目的階として入力した場合は、エレベーターによって利用者を乗車階から目的階まで直接運ぶことはできない。かかる場合、群管理装置10は、経由階決定手段15の機能により、経由階を登録する。
経由階決定手段15は、行先階にかごを停止させる前に移動させる階(経由階)を決定する。経由階決定手段15は、判定手段11の判定結果や呼び取得手段14から受信した呼びの登録情報も考慮して、経由階の決定を行う。経由階決定手段15は、行先階(利用者の目的階)よりも先の何れかの階を経由階に登録する。
経由階判定手段9は、群管理装置10から受信した情報に基づいて、経由階(の登録)の有無を判定する。経由階判定手段9は、その判定結果に応じて、各種動作を制御する。
以下に、図7及び図8も参照し、上記機能を備えた群管理システムの動作について説明する。図7及び図8は、この発明の実施の形態3におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。
以下の説明においては、所定の運転方向が、(例えば、時間帯に応じて)混雑方向に設定されているものとする。
S301乃至S305に示す動作は、S201乃至S205に示す動作と同じである。
利用者が乗場操作盤1でかごの運転禁止階を目的階として入力し、S303において移動不可能が判定されると、経由階決定手段15は、呼び取得手段14から割当かごの呼びの登録情報を取得する(S306)。また、経由階決定手段15は、割当かごが乗車階に到着する時の運転方向(乗車階から行先階(目的階)への方向)が、混雑方向と一致するか否かを判定する(S307)。
かご到着時の運転方向が混雑方向と一致する場合(S307のYes)、即ち、混雑方向でダブル運転が行われている場合、経由階決定手段15は、行先階(利用者の目的階に一致)よりも先の何れかの階に、既に呼びが登録されているか否かを判定する(S308)。経由階決定手段15は、行先階よりも先の何れかの階に呼びがあれば(S308のYes)、その呼びがある階のうち、行先階から最も遠い階(即ち、混雑方向側の終端階に最も近い階)を経由階に設定する(S309)。利用者が1階の乗場操作盤1から4階を入力した上記例で、上方向の交通流でダブル運転が行われている場合、5階、7階、9階にそれぞれ呼びが登録されていれば、経由階決定手段15は、上方向の終端階(例えば、10階)に最も近い9階を経由階に設定する。
一方、行先階よりも先の何れの階にも呼びが登録されていない場合(S308のNo)、経由階決定手段15は、行先階の後の階(上記例では、5階)を経由階に設定する(S310)。
かご到着時の運転方向が混雑方向と一致しない場合(S307のNo)、経由階決定手段15は、行先階(利用者の目的階に一致)よりも先(混雑方向とは逆方向側)の何れかの階に、既に呼びが登録されているか否かを判定する(S311)。経由階決定手段15は、行先階よりも先の何れかの階に呼びがあれば(S311のYes)、その呼びがある階のうち、行先階から最も遠い階(即ち、上記逆方向側の終端階に最も近い階)を経由階に設定する(S312)。
一方、行先階よりも先の何れの階にも呼びが登録されていない場合(S311のNo)、経由階決定手段15は、割当かごが運転可能(停止可能)な階であって上記逆方向側の終端階に最も近い階を、経由階に設定する。行先階よりも先の終端階に割当かごが運転可能であれば、経由階決定手段15は、その終端階を経由階に設定する(S313)。
S304の処理或いは上記経由階の設定処理が終了すると、群管理装置10は、乗場操作盤1及びかご制御装置16に、割当かご情報、上下かご情報、行先階情報、経由階情報、乗車階情報を送信する(S314)。
かご制御装置16は、群管理装置10から上記情報を受信すると、その受信情報に従い、上かご及び下かごを備えたかご装置17の運行を適切に行う(S315)。
乗場操作盤1では、群管理装置10から上記情報を受信すると、経由階判定手段9が、経由階の設定が行われているか否かを判定する(S316)。群管理装置10においてS304の処理が行われた場合、経由階は設定されていない(S316のNo)。かかる場合、経由階判定手段9は、行先階(目的階)、割当かご、上下かごの各情報を表示機3に表示させる(S317)。
一方、利用者が乗場操作盤1でかごの運転禁止階を目的階として入力した場合、S303でNoの判定がなされ、経由階が設定される(S316のYes)。かかる場合、経由階判定手段9は、行先階、経由階、割当かご、上下かごの各情報を表示機3に表示させる(S318)。
表示機3への表示が行われた後に割当かごが乗車階に停止し、利用者がかごに乗ると、かご制御装置16は、かご呼びを登録する(S319)。この時、経由階が設定されていなければ、かご制御装置16は、行先階に対応するかご呼びを登録し、かごの移動を開始させる。これにより、かごは乗車階から行先階に直接移動し、利用者は、目的階で降車することができる(S320のYes)。
一方、経由階が設定されていない場合、かご制御装置16は、先ず、経由階に対応するかご呼びを登録し、かごの移動を開始させる。かかる場合、利用者は、乗車階から目的階に直接移動することはできない(S320のNo)。かご制御装置16は、乗車階から経由階までかごを移動させると、かごの運転方向を反転させ、行先階に対応するかご呼びを登録する(S321)。これにより、かごは経由階から行先階に向けて移動を開始する。その後、かご制御装置16は、行先階でかごを停止させ、利用者をその行先階(利用者の目的階)で降車させる(S322)。
上記構成の群管理システムであれば、一方の運転方向でダブル運転が行われ、他方の運転方向でセミダブル運転が行われている場合に、利用者を目的階まで迅速に運ぶことができる。
なお、上記構成の群管理システムでは、割当かごに備えられた報知装置(表示機21、アナウンス装置22)も使用して、経由階の報知を行っても良い。
この発明に係るエレベーターの群管理システムは、ダブルデッキエレベーターの運行を管理するものに適用することができる。
1 乗場操作盤
2 テンキー
3、21 表示機
4、22 アナウンス装置
5、18 マップ記憶装置
6、19 アナウンス記憶装置
7 目的階記憶手段
8、11、20 判定手段
9 経由階判定手段
10 群管理装置
12 上下かご割当手段
13 行先階変更手段
14 呼び取得手段
15 経由階決定手段
16 かご制御装置
17 かご装置

Claims (7)

  1. 上下に連結された2つのかごを備え、所定の運転方向でダブル運転を行うエレベーターの群管理システムであって、
    エレベーターの所定の乗場に設けられ、利用者が目的階を入力するための乗場操作盤と、
    前記乗場に停止するかごの運転禁止階が、前記乗場操作盤から目的階として入力された場合に、前記乗場操作盤から入力された目的階の前の階或いは後の階をかごの行先階に登録する群管理装置と、
    を備え、
    前記群管理装置は、前記乗場に停止するかごの運転禁止階が、前記乗場操作盤から目的階として入力された場合に、目的階の前の階或いは後の階に既に呼びが登録されていれば、その呼びが登録されている階をかごの行先階に登録するエレベーターの群管理システム。
  2. 上下に連結された2つのかごを備え、所定の運転方向でダブル運転を行うエレベーターの群管理システムであって、
    エレベーターの所定の乗場に設けられ、利用者が目的階を入力するための乗場操作盤と、
    前記乗場に停止するかごの運転禁止階が、前記乗場操作盤から目的階として入力された場合に、前記乗場操作盤から入力された目的階の前の階或いは後の階をかごの行先階に登録する群管理装置と、
    を備え、
    前記群管理装置は、前記乗場に停止するかごの運転禁止階が、前記乗場操作盤から目的階として入力された場合に、目的階の前の階及び後の階の双方に既に呼びが登録されていれば、その目的階の上方階をかごの行先階に登録するエレベーターの群管理システム。
  3. 上下に連結された2つのかごを備え、所定の運転方向でダブル運転を行うエレベーターの群管理システムであって、
    エレベーターの所定の乗場に設けられ、利用者が目的階を入力するための乗場操作盤と、
    前記乗場に停止するかごの運転禁止階が、前記乗場操作盤から目的階として入力された場合に、前記乗場操作盤から入力された目的階の前の階或いは後の階をかごの行先階に登録する群管理装置と、
    を備え、
    前記群管理装置は、前記乗場に停止するかごの運転禁止階が、前記乗場操作盤から目的階として入力された場合に、目的階の前の階及び後の階の双方に呼びが登録されていなければ、その目的階の上方階をかごの行先階に登録するエレベーターの群管理システム。
  4. 上下に連結された2つのかごを備え、一方の運転方向でダブル運転を行い、他方の運転方向でセミダブル運転を行うエレベーターの群管理システムであって、
    エレベーターの所定の乗場に設けられ、利用者が目的階を入力するための乗場操作盤と、
    前記乗場に停止するかごの運転禁止階が、前記乗場操作盤から目的階として入力された場合に、前記乗場操作盤から入力された目的階をかごの行先階に登録し、その行先階よりも先の所定の階を経由階に登録する群管理装置と、
    前記群管理装置によって経由階が登録されると、かごをその経由階に移動させた後、行先階に停止させるかご制御装置と、
    を備えたエレベーターの群管理システム。
  5. 前記群管理装置は、前記乗場に停止するかごの運転禁止階が、前記乗場操作盤から目的階として入力された場合に、目的階より先の階の何れかに呼びが登録されていれば、その呼びが登録されている階のうち、目的階から最も遠い階を経由階に登録する請求項に記載のエレベーターの群管理システム。
  6. 前記群管理装置は、前記乗場に停止するかごの運転禁止階が、前記乗場操作盤から目的階として入力された場合に、目的階より先の何れの階にも呼びが登録されていなければ、乗車階から目的階への方向が所定の混雑方向に一致すれば、目的階の後の階を経由階に登録する請求項に記載のエレベーターの群管理システム。
  7. 前記群管理装置は、前記乗場に停止するかごの運転禁止階が、前記乗場操作盤から目的階として入力された場合に、目的階より先の何れの階にも呼びが登録されていなければ、乗車階から目的階への方向が所定の混雑方向に一致しなければ、かごが運転可能な階のうち、目的階より先の終端階に最も近い階を経由階に登録する請求項に記載のエレベーターの群管理システム。
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