JP2014177321A - エレベータのカゴ内照明制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータのカゴが着床階に到着して乗客が降りる際に、カゴ内の照度と乗り場の照度の差を低減すると共に、カゴ内における急激な照度変化を抑制するカゴ内照明制御装置を提供する。
【解決手段】本発明のカゴ内照明制御装置は、エレベータのカゴ1内を照明する照明装置2を制御するものであり、カゴ1の運転を制御する運転制御部4と、運転制御部4から得たカゴ1の運転情報に基づいて照明装置2を制御する照明制御部3とを備えている。運転制御部4が、カゴ1の走行中にカゴ1の着床階を決定すると、又は、カゴ1の着床階を決定した後にカゴ1の減速を開始すると、照明制御部3は、カゴ内1の照度が徐々に変化して、カゴ1が着床階に着床してカゴ1のドア6が開き始める時点にて、着床階のエレベータ乗り場の照度と略一致するように照明装置2を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータのカゴ内を照明する照明装置を制御するカゴ内照明制御装置に関しており、より詳細には、カゴの着床階のエレベータ乗り場の照度に合わせてカゴ内の照度を変化させるように照明装置を制御するカゴ内照明制御装置に関する。
エレベータの運転中にカゴ内の照度を変化させる各種の試みが、従来よりなされている。例えば、特開2002−145538号公報には、カゴのドアの開閉によりカゴ内の照度を調整する照度調整方法が開示されている(特許文献1)。当該照度調整方法では、カゴの走行中、カゴ内の照度は所定の値に維持される。カゴが着床階に停止して、カゴのドアが開き始めると照度が増加して、ドアが開いた状態で照度は100%にされる。また、カゴのドアが閉じ始めると照度が低下して、ドアが閉じた状態で照度は(100%よりも低い)所定の値にされる。
特開2002−145538号公報
特許文献1に記載の照度調整方法では、カゴの走行中にカゴ内の照度を低下させており、カゴが着床階に到着してドアが開き始めると、カゴ内の照度は100%に向けて上昇を開始する。しかしながら、このような照度調整方法だと、外光を遮断して、薄暗く維持する演出がなされている階床にカゴが到着する場合に、カゴから降りた乗客の目が照度差に追従できない恐れがある。照度差に起因して乗客の目に視界不良が生じると、エレベータ乗り場にて、カゴから降りた乗客が転倒する事態や障害物と衝突する事態が起こり得る。また、特許文献1の照度調整方法では、薄暗く維持する演出がなされている階床にカゴが到着すると、カゴからの光によって薄暗い乗り場が明るくなってしまい、その階床の演出が妨げられる。
薄暗い階床に対応するために、カゴのドアが開いた際のカゴ内の照度を低く設定することが考えられる。しかしながら、エレベータが設置された建物に、外光を取り入れて明るくされた階床が存在すると、その階床の乗り場の照度とカゴ内の照度との差が大きくなって、先と同様に乗客の目が照度差に追従できない恐れが生じる。このように、乗り場間の照度差が大きいエレベータに、特許文献1に記載の照度調整方法を適用することは好ましくない。
さらに、特許文献1の照度調整方法では、ドアの開閉に応じてカゴ内の照度が変化する。カゴのドアが開いた際の照度と、カゴの走行中の照度との差が大きいと、ドアの開閉に伴ってカゴ内の照度が短時間に急激に変化するので、乗客の目に負担を与えることになる。
本発明は、これらの問題を解決するものであり、エレベータ乗り場間の照度差に対応した制御を行って、カゴが着床階に到着して乗客が降りる際に、カゴ内の照度と乗り場の照度の差を低減すると共に、カゴ内における急激な照度変化を抑制するカゴ内照明制御装置を提供する。
本発明のカゴ内照明制御装置は、エレベータのカゴ内を照明する照明装置を制御するカゴ内照明制御装置において、前記カゴの運転を制御する運転制御手段と、前記運転制御手段から得た前記カゴの運転情報に基づいて前記照明装置を制御する照明制御手段とを備えており、前記運転制御手段が、前記カゴの走行中に前記カゴの着床階を決定すると、又は、前記カゴの着床階を決定した後に前記カゴの減速を開始すると、前記照明制御手段は、前記カゴ内の照度が徐々に変化して、前記カゴが前記着床階に着床して前記カゴのドアが開き始める時点にて、前記着床階のエレベータ乗り場の照度と略一致するように前記照明装置を制御することを特徴とする。
本発明のカゴ内照明制御装置は、前記カゴが着床できる各階床のエレベータ乗り場の照度を検知する乗り場照度検知手段を更に備えており、前記照明制御手段は、前記カゴ内の照度が、前記運転制御手段が前記カゴの前記着床階を決定した時点において、又は、前記カゴの減速を開始した時点において前記照明制御手段が前記乗り場照度検知手段から得ている前記着床階の照度と略一致するように前記照明装置を制御してよい。
本発明のカゴ内照明制御装置は、エレベータのカゴ内を照明する照明装置を制御するカゴ内照明制御装置において、前記カゴの運転を制御する運転制御手段と、前記運転制御手段から得た前記カゴの運転情報に基づいて前記照明装置を制御する照明制御手段とを備えており、前記運転制御手段が、前記カゴの走行中に前記カゴの着床階を決定した後、前記照明制御手段は、前記カゴが前記着床階に着床して前記カゴのドアが開き始める時点の所定時間前から前記カゴ内の照度が徐々に変化して、前記カゴが前記着床階に着床して前記カゴのドアが開き始める時点で、前記着床階のエレベータ乗り場の照度と略一致するように前記照明装置を制御することを特徴とする。
本発明のカゴ内照明制御装置は、前記カゴが着床できる各階床のエレベータ乗り場の照度を検知する乗り場照度検知手段を更に備えており、前記照明制御手段は、前記カゴ内の照度が、前記カゴが前記着床階に着床して前記カゴのドアが開き始める時点から前記所定時間前の時点において前記照明制御手段が前記乗り場照度検知手段から得ている前記着床階の照度と略一致するように前記照明装置を制御してよい。
本発明のカゴ内照明制御装置では、前記照明制御手段は、前記着床階に着床して前記カゴのドアが開き始めた時点から、前記カゴ内の照度が前記カゴの次の着床階のエレベータ乗り場の照度と略一致するように変化を開始するまでの間、前記カゴ内の照度が一定に維持されるように前記照明装置を制御してよい。
また、本発明のカゴ内照明制御装置では、前記照明制御手段は、前記カゴ内の照度が、前記カゴが出発階から走行を開始した時点から徐々に変化して所定の値に至った後、前記カゴ内の照度が前記着床階のエレベータ乗り場の照度と略一致するように変化を開始するまで前記所定の値が維持されるように前記照明装置を制御してよい。
また、本発明のカゴ内照明制御装置では、前記照明制御手段は、前記カゴが出発階から走行を開始した時点から、前記カゴ内の照度が前記着床階のエレベータ乗り場の照度と略一致するように変化を開始するまで、又は、前記カゴ内の照度が所定の値に至るまで、前記カゴ内の照度が略一定の傾きで変化するように前記照明装置を制御してよい。
本発明では、カゴが着床階に到着してカゴのドアが開き始める迄に、カゴ内の照度が、その着床階のエレベータ乗り場の照度と同じ又はほぼ同じになるようにカゴ内照明が制御される。故に、本発明によれば、エレベータの乗客がカゴから降りる際に感じるカゴと乗り場の照度の差を小さくでき、ドアが開く際にカゴ内照明が乗り場の照度に与える影響も小さくできる。
さらに、本発明では、カゴの着床階が決定された時点から、又は、その後にカゴの減速を開始した時点から徐々にカゴ内の照度が変化するので、カゴ内の照度が着床階の乗り場の照度へと急激に変化する事態が抑制されている。カゴが着床階に着床してドアが開き始める時点の所定時間前からカゴ内の照度を徐々に変化させても、同様である。
本発明の実施例であるカゴ内照明制御装置のブロック図である。 本発明の実施例であるカゴ内照明制御装置に係るエレベータの運転制御を説明する説明図である。 図3(a)乃至(c)は夫々、本発明の第1乃至第3実施例におけるカゴ内の照度変化を示す説明図である。 図4(a)乃至(c)は夫々、本発明の第4乃至第6実施例におけるカゴ内の照度変化を示す説明図である。 図5(a)乃至(c)は夫々、本発明の第4乃至第6実施例におけるカゴ内の照度変化を示す説明図である。
以下、本発明について、図面を用いて具体的に説明する。図1は、本発明の一実施形態であって、エレベータに使用されるカゴ内照明制御装置の概要を示すブロック図である。カゴ内照明制御装置は、エレベータのカゴ(1)に設けられてカゴ(1)内を照明する照明装置(2)を制御する。照明装置(2)は、カゴ(1)の天井に配置される蛍光灯やLEDランプなどの光源と、当該光源を点灯又は消灯させたり、その輝度を変化させたりするための制御回路とを備えている(何れも図示せず)。
カゴ内照明制御装置は、照明制御部(3)と、運転制御部(4)と、エレベータが設置された建物の各階床又は異なる複数の階床に夫々設けられた複数の乗り場照度検知装置(5a-c)とを備えている。これらは夫々、本発明における照明制御手段と、運転制御手段と、乗り場照度検知手段とに対応している。
運転制御部(4)は、各階床の乗り場に設けられた呼びボタンの操作による乗場呼び(カゴ(1)を呼び寄せる運転要請)と、カゴ(1)内に設けられた行先階ボタンの操作によるカゴ呼び(目的階に向かう運転要請)と、カゴ(1)の運転状況等とに基づいて、カゴ(1)の着床階を適宜決定し、当該着床階に停止又は着床するようにカゴ(1)の昇降を制御する。着床階が決定されると、運転制御部(4)から照明制御部(3)に決定された着床階が直ちに通知される。さらに、着床階で停止するためにカゴ(1)が減速を開始すると、運転制御部(4)から照明制御部(3)にその旨が直ちに通知される。運転制御部(4)及び照明制御部(3)は共に、これら制御に必要な各種演算を行うCPU、演算に必要なデータを格納するRAM、制御手順を記述したプログラム等を格納するROMなどを備えている。
図2は、本実施例のカゴ内照明制御装置が使用されるエレベータの運転制御を説明する説明図であって、縦軸はカゴ(1)の速度Vを、横軸は時刻Tを示している。カゴ(1)は、エレベータが設置された建物の1階乃至5階の間で運転され、図2は、カゴ(1)が1階を出発して2階乃至5階の何れかに着床する場合におけるカゴ(1)の速度変化を模式的に表している。カゴ(1)が1階を出発して5階に着床する場合の速度変化は、点S1−点AC−点D5−点E5を繋ぐ曲線で示されている。カゴ(1)が3階に着床する場合及び4階に着床する場合の速度変化は、点S1−点AC−点D3−点E3を繋ぐ曲線と点S1−点AC−点D4−点E4を繋ぐ曲線とで夫々示されている。カゴ(1)が2階に着床する場合の速度変化は、点S1−点K2−点D2−点E2を繋ぐ曲線で示されている。
図2において、点S1、点E2乃至点E5に対応する時刻は、時刻T乃至Tとして夫々示されている。点K2及び点ACに対応する時刻は、時刻TK2及び時刻TACとして示されている。点D2乃至点D5に対応する時刻は、時刻TD2乃至時刻TD5として夫々示されている。
図2を参照して、カゴ(1)の着床階を決定するタイミングと、着床階へのカゴ(1)の減速開始のタイミングとについて説明する。一般に、エレベータでは、予め定められた定格速度、最大加速度、及び最大減速度の範囲で、出発階から目的階までの距離に応じて出し得る最大の速度で運転するように、カゴが制御される。図示されている運転例では、カゴ(1)が1階から出発して3階以遠へと運転される場合、カゴ(1)は、停止状態から加速を開始し、加速度を増加させて最大加速度で加速を行う状態になる。そして、時刻TACにて、カゴ(1)は、加速を完了して出し得る最大速度、つまり定格速度VACに達して、以後、定格速度VACを維持する。
カゴ(1)が1階から出発して5階に着床する場合、カゴ(1)の速度は、時刻TD5にて定格速度VACから減少を開始し、時刻Tにてカゴ(1)は着床する。カゴ(1)が4階に着床する場合、カゴ(1)の速度は、時刻TD4にて定格速度VACから減少を開始し、時刻Tにてカゴ(1)は着床する。カゴ(1)が3階に着床する場合、カゴ(1)の速度は、時刻TD3にて定格速度VACから減少を開始し、時刻Tにてカゴ(1)は着床する。
図示されている運転例では、カゴ(1)が2階に着床する場合、カゴ(1)は、定格速度VACよりも小さい速度VD2まで加速する。時刻TK2にて、カゴ(1)の加速度は最大加速度から減少を開始して、時刻TD2にて速度VD2に至るとカゴ(1)の速度は減少に転じる。そして、時刻Tにてカゴ(1)は着床する。時刻TK2は、カゴ(1)を2階に着床させるためにカゴ(1)の加速度の減少を開始する限界時刻であって、時刻TK2よりも後に、カゴ(1)の加速度が減少を開始すると、カゴ(1)は2階に着床できない。
例えば、5階のカゴ呼びに応答してカゴ(1)が1階から運転されている場合において、カゴ(1)の着床階を4階と5階の何れとするかが決定される時刻は、時刻TD4とされる。先に述べたように、時刻TD4は、4階に着床する場合においてカゴ(1)の速度が減少を開始する時刻である。時刻TD4以前であれば、走行中の追加操作で4階のカゴ呼びが入った場合に、カゴ(1)を減速させて、4階に着床させることが可能である。しかしながら、時刻TD4を過ぎると、もはやカゴ(1)は4階に着床できないので、それまでに4階のカゴ呼びがなければ、カゴ(1)が5階に着床することが確定する。
同様に、4階のカゴ呼びに応答してカゴ(1)が1階から運転されている場合において、カゴ(1)の着床階を3階と4階の何れとするかが決定される時刻は、時刻TD3とされる。時刻TD3を過ぎると、カゴ(1)は3階に着床できないからである。また、3階のカゴ呼びに応答してカゴ(1)が1階から運転されている場合において、カゴ(1)の着床階を2階と3階の何れとするかが決定される時刻は、時刻TK2とされる。時刻TK2を過ぎると、カゴ(1)は2階に着床できないからである。
再度図1を参照すると、カゴ内照明制御装置の乗り場照度検知装置(5a-c)は、例えば、フォトダイオード等の受光素子を用いてエレベータ乗り場の照度を検出して、検出した照度の情報を照明制御部(3)に送る。図1では、3つの異なる階床に夫々配置された3つの乗り場照度検知装置(5a-c)が、例示的に示されている。しかしながら、本発明において、カゴ(1)が着床可能な階床の数、つまり、カゴ内照明制御装置が備える乗り場照度検知装置(5a-c)の数は、限定されない。
照明制御部(3)は、運転制御部(4)から得られたカゴ(1)の運転情報と、乗り場照度検知装置(5a-c)から得られた照度情報とを用いて、カゴ(1)に設けられた照明装置(2)を制御して、カゴ(1)が着床階に着床して、カゴ(1)のドア(6)が開き始める時点で、着床階の乗り場の照度と一致するように、カゴ(1)内の照度を調整する。
図3(a)は、本発明のカゴ内照明制御装置が行うカゴ(1)内の照度制御の第1実施例をグラフ形式で示す説明図であって、横軸は時刻tを、縦軸はカゴ(1)内の照度Iを表している(図3(b)及び(c)、図4(a)乃至(c)及び図5(a)乃至(c)についても同様)。図3(a)に示す例では、ある階床に停止又は着床していたカゴ(1)が、時刻tにて上方又は下方に走行を開始する。時刻tにて、カゴ(1)内の照度は、出発階であるその階床の乗り場の照度Iに、より具体的には、その乗り場に設けられた乗り場照度検知装置(5a-c)(例えば、乗り場照度検知装置(5a))で検知された照度Iにされており、カゴ(1)が走行を開始した後も、照度Iに維持される。
各乗り場照度検知装置(5a-c)からは、その乗り場の照度情報が照明制御部(3)に逐次送られて記録及び更新されており、時刻tにて、運転制御部(4)が着床階を決定すると、照明制御部(3)は直ちに、決定された着床階に設けられた乗り場照度検知装置(5a-c)(例えば、乗り場照度検知装置(5b))で検知された照度Iを確認し、カゴ(1)が着床して、カゴ(1)のドア(6)が開き始める時にカゴ(1)内の照度が照度Iになるように、カゴ(1)内の照度、つまり照明装置(2)の輝度の変更を開始する。
カゴ(1)が着床階に着床すると、カゴ(1)のドア(6)が開く。照明制御部(3)は、時刻tにて着床階が決定されると、着床階の決定時刻tからカゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tまでの時間(t−t1)を計算して、傾き(I−I)/(t−t)でカゴ(1)内の照度が変化するように照明装置(2)を制御する。運転制御部(4)がカゴ(1)の着床階を決定した時刻tにおいて、その階の乗り場照度検知装置(5a-c)から得ている着床階の照度Iの値が、この傾きの決定に使用される。つまり、照明制御部(3)は、着床階が決定されると、その着床階の乗り場照度検知装置(5a-c)から得ている照度Iを目標値として、カゴ(1)内の照度を制御する。着床階が決定された時点からカゴ(1)内の照度を変化させることで、本実施例では、カゴ(1)内の照度変化をできるだけ緩やかにして、カゴ(1)内の照度を、ドア(6)が開き始める時点にて着床階の乗り場の照度に一致させている。
例えば、図2を参照して説明したように、5階のカゴ呼びに応答してカゴ(1)が1階から運転されており、時刻TD4にて着床階を4階と5階の何れとするかが決定される場合、着床階が決定される時刻tは、時刻TD4となる。また、カゴ(1)が5階に着床するならば、カゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tは、ほぼカゴ(1)の着床時刻Tになり、制御上の目標値である照度Iは、5階の乗り場照度検知装置(5a-c)から得られた照度となる。カゴ(1)が4階に着床するならば、カゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tは、ほぼカゴ(1)の着床時刻Tになり、制御上の目標値である照度Iは、4階の乗り場照度検知装置(5a-c)から得られた照度となる。
ドア(6)が開き始める時点にてカゴ(1)内の照度が照度Iにされた後、カゴ(1)内の照度は照度Iに維持され、カゴ(1)のドア(6)が閉じてカゴ(1)が走行を開始しても、カゴ(1)内の照度は照度Iに維持される。そして、運転制御部(4)がカゴ(1)の次の着床階を決定すると、上述したようなカゴ(1)内の照度制御が再度行われる。つまり、カゴ(1)が着床階に着床してカゴ(1)のドア(6)が開き始めた時点から、カゴ(1)内の照度がカゴ(1)の次の着床階のエレベータ乗り場の照度と一致するように変化を開始するまでの間、カゴ(1)内の照度は一定に維持される。
なお、図2を参照して説明したように、2階のカゴ呼びに応答してカゴ(1)が1階から運転している場合、カゴ(1)が1階を出発した時点Tにて、カゴ(1)の着床階が2階に決まっているので、着床階の決定時刻tは、図2に示された時刻Tとなる。この場合、時刻tにてカゴ(1)が走行を開始した時点から、カゴ(1)内の照度は、2階の乗り場の乗り場照度検知装置(5a-c)から得られた照度を目標値の照度Iとして変化を開始する。
図3(b)は、本発明のカゴ内照明制御装置が行うカゴ(1)内の照度制御の第2実施例を説明する説明図である。図3(b)に示した例でも、第1実施例と同様に、時刻tにて、カゴ(1)は出発階から走行を開始し、カゴ(1)内の照度は、出発階の乗り場の照度Iに維持される。
運転制御部(4)は、時刻tにて着床階を決定し、時刻tにてカゴ(1)の減速を開始する。運転制御部(4)から、決定された着床階とカゴ(1)の減速開始とについて通知を受けた照明制御部(3)は直ちに、決定された着床階に設けられた乗り場照度検知装置(5a-c)で検知された照度Iを確認し、カゴ(1)が着床してドア(6)が開き始める時点でカゴ(1)内の照度が照度Iになるように、照明装置(2)の輝度の調整を開始する。照明制御部(3)は、時刻tにて、カゴ(1)が減速を開始すると、減速開始時刻tからカゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tまでの時間(t−t)を計算して、傾き(I−I)/(t−t)でカゴ(1)内の照度が変化するように照明装置(2)を制御する。運転制御部(4)がカゴ(1)の減速を開始した時刻tにおいて、乗り場照度検知装置(5a-c)から得ている着床階の照度Iの値が、この傾きの決定に使用される。つまり、照明制御部(3)は、カゴ(1)の減速が開始されると、着床階の乗り場照度検知装置(5a-c)から得ている照度Iを目標値として、カゴ(1)内の照度を制御する。カゴ(1)が減速を開始した時点からカゴ(1)内の照度を変化させることで、カゴ(1)内の照度が、乗客が減速の開始を体感するタイミングに合わせて変化を開始するので、本実施例では、カゴ(1)内の照度変化が、エレベータの乗客に違和感なく受け入れやすくされている。
例えば、図2を参照して説明したように、5階のカゴ呼びに応答してカゴ(1)が1階から運転しており、時刻TD4にて着床階を4階と5階の何れとするかが決定される場合、着床階が5階であるならば、図2に示す時刻TD5が減速開始時刻tとなる。また、先と同様に、カゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tほぼカゴ(1)の着床時刻Tになり、制御上の目標値である照度Iは、5階の乗り場照度検知装置(5a-c)から得られた照度となる。カゴ(1)が2階に着床する場合には、時刻TD2が減速開始時刻tとなり、カゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tほぼカゴ(1)の着床時刻Tとなり、制御上の目標値である照度Iは、2階の乗り場照度検知装置(5a-c)から得られた照度となる。
第2実施例に関するその他の事項については、基本的に第1実施例と同様である。
図3(c)は、本発明のカゴ内照明制御装置が行うカゴ(1)内の照度制御の第3実施例を説明する説明図である。図3(c)に示した例でも、第1実施例と同様に、時刻tにて、カゴ(1)は出発階から走行を開始し、カゴ(1)内の照度は、出発階の乗り場の照度Iに維持される。
時刻tにて着床階が決定されると、運転制御部(4)からの通知を受けて、照明制御部(3)は、カゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tを計算する。そして、照明制御部(3)は、時刻tから所定の時間Δt前の時刻t−Δtに至ると直ちに、決定された着床階に設けられた乗り場照度検知装置(5a-c)で検知された照度Iを確認すると共に、時刻t−Δtから、傾き(I−I)/Δtでカゴ(1)内の照度が変化するように照明装置(2)を制御する。時刻t−Δtにて着床階の乗り場照度検知装置(5a-c)から得ている照度Iの値が、この傾きの決定に使用される。時間Δtは、カゴ(1)が着床する着床階に依らず常に一定の値にされる。例えば、Δtは、走行距離が最も短い階床間をカゴ(1)が走行する際のカゴの減速時間よりも短くされる。本実施例では、カゴ(1)内の照度の変化時間が常に一定にされるので、エレベータを頻繁に使用する乗客に安定感がもたらされる。
第3実施例に関するその他の事項については、基本的に第1実施例と同様である。
上記の第1乃至第3実施例では、カゴ(1)内の照度は、カゴ(1)の出発階の乗場の照度Iに維持された後、当該照度Iから着床階の乗り場の照度Iまで変化する。しかしながら、カゴ(1)内のデザインコンセプト、照明演出の観点から、カゴ(1)の走行中においてカゴ(1)内の照度は所定の値にされることが好ましいケースがあり得る。また、昇降行程の中間部が屋外に直接面しているような展望用に使用されるエレベータでは、カゴ(1)内の照度は、中間部では屋外の明るさに合うように調整されるのが好ましい。このような要請に対応する場合、上記の第1乃至第3実施例は、以下の第4乃至第6実施例のように夫々変更される。
図4(a)乃至(c)は夫々、本発明のカゴ内照明制御装置が行うカゴ(1)内の照度制御の第4乃至第6実施例を説明する説明図である。これらの図で示した例では、先と同様に、時刻tにて、カゴ(1)は出発階から走行を開始する。時刻tにて、カゴ(1)内の照度は、出発階の乗り場の照度Iにされている。照明制御部(3)は、時刻tから所定の時間Δt'経過時点で、つまり時刻t+Δt'にて、カゴ(1)内の照度が設定されたカゴ内照度Iになるように照明装置(2)を制御する。カゴ(1)内の照度は、目標の照度Iになるように時刻tから傾き(I−I)/Δt'で変化する。
図4(a)に示す第4実施例では、時刻tにて運転制御部(4)が着床階を決定すると、照明制御部(3)は直ちに、時刻tが、時刻t+Δt'以後の時刻であるか否かを判定する。時刻tが、時刻t+Δt'以後の時刻である場合、照明制御部(3)は直ちに、第1実施例と同様に、決定された着床階に設けられた乗り場照度検知装置(5a-c)で検知された照度Iを確認すると共に、着床階の決定時刻tからカゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tまでの時間(t−t)を計算する。さらに、照明制御部(3)は、時刻tから傾き(I−I)/(t−t)でカゴ(1)内の照度が変化するように、照度Iを目標値として照明装置(2)を制御する。
出発階から着床階までのカゴ(1)の走行時間が短いことから、時刻tが、時刻t+Δt'よりも前の時刻である場合、照明制御部(3)は直ちに、決定された着床階に設けられた乗り場照度検知装置(5a-c)で検知された照度Iを確認すると共に、着床階の決定時刻tからカゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tまでの時間(t−t)と、時刻tにおけるカゴ(1)内の照度I+(I−I)(t−t)/Δt'とを計算する。さらに、照明制御部(3)は、図5(a)に示すように、時刻tから傾き{I−I−(I−I)(t−t)/Δt'}/(t−t)でカゴ(1)内の照度が変化して、時刻tにて照度Iに至るように照明装置(2)を制御する。
図4(b)に示す第5実施例では、時刻tにて運転制御部(4)がカゴ(1)の減速を開始すると、照明制御部(3)は直ちに、時刻tが、時刻t+Δt'以後の時刻であるか否かを判定する。時刻tが、時刻t+Δt'以後の時刻である場合、照明制御部(3)は直ちに、第2実施例と同様に、決定された着床階に設けられた乗り場照度検知装置(5a-c)で検知された照度Iを確認すると共に、カゴ(1)の減速開始時刻tからカゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tまでの時間(t−t)を計算する。さらに、照明制御部(3)は、時刻tから傾き(I−I1)/(t−t)でカゴ(1)内の照度が変化するように照明装置(2)を制御する。
出発階から着床階までのカゴ(1)の走行時間が短いことから、時刻tが、時刻t+Δt'よりも前の時刻である場合、照明制御部(3)は直ちに、決定された着床階に設けられた乗り場照度検知装置(5a-c)で検知された照度Iを確認すると共に、カゴ(1)の減速時刻tからカゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tまでの時間(t−t)と、時刻tにおけるカゴ(1)内の照度I+(I−I)(t−t)/Δt'とを計算する。さらに、照明制御部(3)は、図5(b)に示すように、時刻tから傾き{I−I−(I−I)(t−t)/Δt'}/(t−t)でカゴ(1)内の照度が変化して、時刻tにて照度Iに至るように照明装置(2)を制御する。
図4(c)に示す第6実施例では、時刻tにて着床階が決定されると、第3実施例と同様に、照明制御部(3)は直ちに、カゴ(1)のドア(6)が開き始める時刻tを計算する。さらに、照明制御部(3)は直ちに、時刻tより所定の時間Δt前の時刻t−Δtが、時刻t+Δt'以後の時刻であるか否かを判定する。時刻t−Δtが、時刻t+Δt'以後の時刻である場合、照明制御部(3)は、決定された着床階に設けられた乗り場照度検知装置(5a-c)で検知された照度Iを確認すると共に、時刻t−Δtから傾き(I−I1)/Δtでカゴ(1)内の照度が変化するように照明装置(2)を制御する。
出発階から着床階までのカゴ(1)の走行時間が短いことから、時刻t−Δtが、時刻t+Δt'よりも前の時刻である場合、照明制御部(3)は直ちに、決定された着床階に設けられた乗り場照度検知装置(5a-c)で検知された照度Iを確認すると共に、時刻t−Δtにおけるカゴ(1)内の照度I+(I−I)(t−Δt−t)/Δt'とを計算する。さらに、照明制御部(3)は、図5(c)に示すように、時刻t−Δtから傾き{I−I−(I−I)(t−Δt−t)/Δt'}/Δtでカゴ(1)内の照度が変化して、時刻tにて照度Iに至るように照明装置(2)を制御する。
第4及び第6実施例では、Δt’は、例えば、エレベータの最短階床間にてカゴ(1)を運転する場合の起動から着床決定までの時間より短く設定される。第5実施例では、Δt’は、例えば、エレベータの最短階床間にてカゴ(1)を運転する場合の起動から減速開始までの時間(図2のTD2―T)より短く設定される。
第4乃至第6実施例では、カゴ(1)が着床階に着床してカゴ(1)のドア(6)が開き始めた時点から、カゴ(1)が次の着床階に向けて走行を開始するまでの間、カゴ(1)内の照度は一定に維持される。
時間Δt'を短くすることで、出発階から着床階までのカゴ(1)の走行時間が短い場合であっても、カゴ(1)の走行中にカゴ(1)内の照度を設定照度Iにすることが考えられるが、時間Δt'を短くすると、カゴ(1)内の照度が急激に変化してしまう。第4乃至第6実施例では、出発階から着床階までのカゴ(1)の走行時間が短くて、時刻t、時刻t、又は、時刻t−Δtが、時刻t+Δt'よりも前の時刻である場合、図5(a)乃至(c)に示すように、時刻t、時刻t、又は時刻t−Δtに至ると、設定されたカゴ内照度Iになる前に、カゴ(1)内の照度は、目標の着床階照度Iに向けて変化を開始する。このようにして、第4乃至第6実施例では、カゴ(1)内の照度の急激な照度変化が避けられている。第4乃至第6実施例は、例えば、階床間の間隔が短い幾つかの下層階(例えば、1乃至3階)と、階床間の間隔が短い幾つかの上層階(例えば、30乃至33階)との間でカゴ(1)が運転されて、これら下層階と上層階の間は、所謂「急行ゾーン」としてカゴ(1)が停止しないようなエレベータに適用されるであろう。また、間隔が長い階床間でのみカゴ(1)が運転されるようなエレベータでは、図5(a)乃至(c)に示すような制御は必要とされないであろう。
上記の第1乃至第6実施例では、カゴ内照明制御装置は、着床階の乗り場照度検知装置(5a-c)で検知された照度になるように、カゴ(1)内の照度を制御しているが、各階床の乗り場にて、照度が所定の設定値に維持されている場合には、乗り場照度検知装置(5a-c)を設ける必要はない。この場合、上記の実施例は、カゴ内照明制御装置の照明制御部(3)には、各階床の乗り場の照度の設定値が記憶されるように変更され、照明制御部(3)は、カゴ(1)のドア(6)が開き始める時点で、カゴ(1)内の照度が着床階の照度の設定値になるように照明装置(2)を制御する。各着床階の照度の設定値は、その階の特性に基づいて定められてよく、時刻に応じて変化してもよい。
上記実施例では、エレベータのドア(6)が開き始める時点にて、カゴ(1)内の照度を着床階の乗り場の照度に一致するようにカゴ(1)内の照度が制御されている。しかしながら、エレベータのドア(6)が開き始める時点にて、カゴ(1)内の照度が着床階のエレベータ乗り場の照度と厳密に一致している必要はない。本発明では、カゴ(1)のドア(6)が開く時に、カゴ(1)内と乗り場間で若干の照度差が存在してもよく、カゴ(1)内の照度は乗り場の照度に略一致すればよい。
第1乃至第6実施例では、照明制御部(3)は、目標の照度Iへとカゴ(1)内の照度を夫々、傾き(I−I)/(t−t)、傾き(I−I)/(t−t)、傾き(I−I)/Δt、傾き(I−I)/(t−t)(又は、{I−I−(I−I)(t−t)/Δt'}/(t−t))、傾き(I−I1)/(t−t) (又は、{I−I−(I−I)(t−t)/Δt'}/(t−t))、及び傾き(I−I1)/Δt(又は、{I−I−(I−I)(t−Δt−t)/Δt'}/Δt)で変化するように制御している。また、第4乃至6実施例では、照明制御部(3)は、目標の照度Iへとカゴ(1)内の照度を傾き(I−I)/Δt'で変化させている。しかしながら、本発明において、カゴ(1)内の照度は、目標の照度I又は照度Iへと徐々に変化すればよい。これらの傾きは、時間に対して略一定とされてよく、例えば、カゴ(1)内の照度は、照度変化の傾きは変化するが、時間に対して照度が単調減少又は単調増加するように制御されてよい。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
(1) カゴ
(2) 照明装置
(3) 照明制御部
(4) 運転制御部
(5a-c) 乗り場照度検知装置
(6) ドア

Claims (7)

  1. エレベータのカゴ内を照明する照明装置を制御するカゴ内照明制御装置において、
    前記カゴの運転を制御する運転制御手段と、
    前記運転制御手段から得た前記カゴの運転情報に基づいて前記照明装置を制御する照明制御手段とを備えており、
    前記運転制御手段が、前記カゴの走行中に前記カゴの着床階を決定すると、又は、前記カゴの着床階を決定した後に前記カゴの減速を開始すると、前記照明制御手段は、前記カゴ内の照度が徐々に変化して、前記カゴが前記着床階に着床して前記カゴのドアが開き始める時点にて、前記着床階のエレベータ乗り場の照度と略一致するように前記照明装置を制御することを特徴とするカゴ内照明制御装置。
  2. 前記カゴが着床できる各階床のエレベータ乗り場の照度を検知する乗り場照度検知手段を更に備えており、
    前記照明制御手段は、前記カゴ内の照度が、前記運転制御手段が前記カゴの前記着床階を決定した時点において、又は、前記カゴの減速を開始した時点において前記照明制御手段が前記乗り場照度検知手段から得ている前記着床階の照度と略一致するように前記照明装置を制御する、請求項1に記載のカゴ内照明制御装置。
  3. エレベータのカゴ内を照明する照明装置を制御するカゴ内照明制御装置において、
    前記カゴの運転を制御する運転制御手段と、
    前記運転制御手段から得た前記カゴの運転情報に基づいて前記照明装置を制御する照明制御手段とを備えており、
    前記運転制御手段が、前記カゴの走行中に前記カゴの着床階を決定した後、前記照明制御手段は、前記カゴが前記着床階に着床して前記カゴのドアが開き始める時点の所定時間前から前記カゴ内の照度が徐々に変化して、前記カゴが前記着床階に着床して前記カゴのドアが開き始める時点で、前記着床階のエレベータ乗り場の照度と略一致するように前記照明装置を制御することを特徴とするカゴ内照明制御装置。
  4. 前記カゴが着床できる各階床のエレベータ乗り場の照度を検知する乗り場照度検知手段を更に備えており、
    前記照明制御手段は、前記カゴ内の照度が、前記カゴが前記着床階に着床して前記カゴのドアが開き始める時点から前記所定時間前の時点において前記照明制御手段が前記乗り場照度検知手段から得ている前記着床階の照度と略一致するように前記照明装置を制御する、請求項3に記載のカゴ内照明制御装置。
  5. 前記照明制御手段は、前記着床階に着床して前記カゴのドアが開き始めた時点から、前記カゴ内の照度が前記カゴの次の着床階のエレベータ乗り場の照度と略一致するように変化を開始するまでの間、前記カゴ内の照度が一定に維持されるように前記照明装置を制御する、請求項1乃至4の何れかに記載のカゴ内照明制御装置。
  6. 前記照明制御手段は、前記カゴ内の照度が、前記カゴが出発階から走行を開始した時点から徐々に変化して所定の値に至った後、前記カゴ内の照度が前記着床階のエレベータ乗り場の照度と略一致するように徐々に変化を開始するまで前記所定の値が維持されるように前記照明装置を制御する、請求項1乃至4の何れかに記載のカゴ内照明制御装置。
  7. 前記照明制御手段は、前記カゴが出発階から走行を開始した時点から、前記カゴ内の照度が前記着床階のエレベータ乗り場の照度と略一致するように変化を開始するまで、又は、前記カゴ内の照度が所定の値に至るまで、前記カゴ内の照度が略一定の傾きで変化するように前記照明装置を制御する、請求項1乃至4の何れかに記載のカゴ内照明制御装置。
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