JP2011126614A - エレベータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エレベータの制御装置7は、現在のかご位置を検出する検出部と、各階床の乗場の表示装置と、階床間の階段利用時の時間情報およびかごの速度パターン情報を記憶する記憶部22と、いずれかの避難階から最上階まで直行運転した後、かごを最上階から避難階まで各階下降運転させる運転制御部7aと、運転制御部7aによる制御下で、各階床につき、かご位置及び速度パターン情報により自階へかごが到着までに要するエレベータ待ち時間、及び自階から避難階までのエレベータ利用による移動時間を加算して必要時間を求め、時間情報により避難階へ自階から階段利用時の移動時間を演算し、各時間を比較する演算部7bと、比較結果を各表示装置に表示させる表示制御部7cとを備える。
【選択図】図3
Description
本発明の第1の実施形態に係るエレベータ制御装置は、各階の乗場に設けられた表示装置に対し、エレベータを利用して避難するほうが早いか、あるいは避難階段を利用して避難するほうが早いかを住人に判断させる情報を表示させるものである。
ここで、1階床あたりの階段利用による移動時間は記憶部22から読出される。1階床あたりの階段利用による移動時間がT(秒)という情報を読出し、20階から1階まで、19*T(秒)を必要時間A20として算出される。移動時間値の作成は、大人、子供が避難階段10を通常の歩行速度で下るとき、及び登るときの平均的な所要時間を予め記録し、平均化するなどして行われる。
ここで、エレベータの待ち時間とは、n階においてかご3が到着するまでに必要な最大時間を指し、かご位置に応じて変化する値である。エレベータによる移動時間とは、n階から避難階までのエレベータが移動するために必要な最大時間を指し、かご位置に寄らず一定の値である。この計算では最大時間を、満員通過制御を行わない場合の必要時間としている。満員になっても、登録されている乗場呼びに応答して、かご3に乗場通過を行わせないように制御が行われている。
火災が発生した階よりも上の階に住人がいた場合、避難階段10で下りようとしたとき、避難階段10において火災に遭遇し、避難階段10を通れない可能性がある。本発明の第2の実施形態に係るエレベータ制御装置は、火災発生階よりも上の各階に設けられたホール前表示装置20に対し、住人が避難階へ移動する際、避難階段10を利用することを禁止し、住人に、エレベータ利用を選択させるオペレーションを行うようにする。
本発明の第3の実施形態に係るエレベータ制御装置は、避難運転を行う際、避難階とある決められた階との間を直行して往復するシャトル運転を行うようにしたオペレーションを行う場合において、自階でエレベータ利用時の必要時間を算出するものである。最下階から最上階までのいずれか決められた階と、避難階との間で、上昇運転時及び下降運転時のいずれにおいても、シャトル運転を実行するように、制御盤7は計算を行うようにする。
+(エレベータの待ち時間)
+(エレベータによる移動時間) …(3)
ここで、現在地から救出階までの移動時間とは、自階から救出階まで人が移動するために必要な時間を指し、かご位置に寄らず一定の値である。エレベータの待ち時間とは、救出階にてかご3が到着するまでに必要な最大時間を指し、かご位置に応じて変化する値である。救出階までのかご3の移動を考慮してかご位置を計算するようにされている。また、エレベータによる移動時間とは、救出階から避難階までエレベータが移動するために必要な最大時間を指し、かご位置に寄らず一定の値である。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。上記の実施形態では、制御盤7の制御機能を実現するための構成は種々変更可能である。各制御機能の構成の仕方は変更可能なものであり、この点を変えて実施したに過ぎない発明に対しても本発明の優位性は何ら損なわれるものではない。
Claims (4)
- 複数の階床およびこれらの階床間をつなぐ階段を有する建物の昇降路に設けられた巻上機と、
この巻上機により前記昇降路内を昇降駆動されるかごと、
このかごの現在のかご位置を検出する検出部と、
前記かごが停止する各階床の乗場ごとに設けられ、避難誘導の情報を表示する複数の表示装置と、
これらの表示装置が設けられた各階床のうち、移動元の階床から移動先の階床まで前記階段を利用して移動したときの移動に要する時間の時間情報、および前記かごの速度パターン情報を記憶する記憶部と、
いずれかの避難階から最上階まで直行運転で前記かごを上昇させた後、このかごを前記最上階から前記避難階まで各階運転で下降させるように運転制御を行う運転制御部と、
この運転制御部による制御下で、各階床について、前記かご位置および前記速度パターン情報により自階へ前記かごが到着するまでに要するエレベータ待ち時間、および前記自階から前記避難階までのエレベータ利用による移動時間を加算して必要時間を求め、前記時間情報により前記避難階へ前記自階から前記階段を利用したときの移動に要する時間を演算し、この時間及び前記必要時間を比較する演算部と、
この演算部が演算比較した結果を各表示装置に表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。 - 前記表示制御部は、各表示装置に、前記エレベータ又は前記階段を移動手段として表示させることを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
- 火災が発生した火災階情報を出力する火災報知器を更に備え、
前記表示制御部は、この火災報知器からの前記火災階情報よりも上の階に設けられた前記表示装置に対して、前記階段の利用を禁止する旨を表示させることを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。 - 複数の階床およびこれらの階床間をつなぐ階段を有する建物の昇降路に設けられた巻上機と、
この巻上機により前記昇降路内を昇降駆動されるかごと、
このかごの現在のかご位置を検出する検出部と、
前記かごが停止する各階床の乗場ごとに設けられ、避難誘導の情報を表示する複数の表示装置と、
これらの表示装置が設けられた各階床のうち、移動元の階床から移動先の階床まで前記階段を利用して移動したときの移動に要する時間の時間情報、および前記かごの速度パターン情報を記憶する記憶部と、
いずれかの避難階およびいずれかの救出階の間で前記かごの往復運転を行う運転制御部と、
この運転制御部による制御下で、各階床について、前記かご位置および前記速度パターン情報により前記救出階にて前記かごが到着するまでに要するエレベータ待ち時間、および前記救出階から前記避難階までのエレベータ利用による移動時間を加算して必要時間を求め、前記時間情報により現在地から前記救出階まで前記階段を利用したときの移動に要する時間を演算し、この時間および前記必要時間を比較する演算部と、
この演算部が演算比較した結果を各表示装置に表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。
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