JP2004252571A - 避難誘導装置 - Google Patents

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義治 片岡
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Abstract

【課題】非常灯などを煙により目視できない場合にも、適切に避難誘導を行なえる避難誘導装置を提供する。
【解決手段】災害報知器10からの災害検知信号を受信すると、避難地域において避難誘導する画像ガイダンスを携帯端末40の表示器に表示させるための画像情報を携帯端末に無線で送信する。また、画像ガイダンスに応じた音声ガイダンスを併せて携帯端末に無線で送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホテル、オフィス、病院、娯楽施設などの各種建造物(以下、施設と呼ぶ)において、火災、地震などの災害が発生した際に適切に避難誘導を行なう避難誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の誘導装置としては、避難口や非常口の方向、場所を示す誘導灯、施設の壁などに設置してある施設の地図及び避難経路表示などの画像ガイダンスが挙げられる。これら画像ガイダンスは、火災、地震などの災害が発生した際、人々を避難口や非常口に誘導する目的で設置され、人々はこれら画像ガイダンスを基にして、災害時に避難口や非常口から避難することが可能になる。従来例として、例えば特許文献1に開示されている誘導装置では、災害データを検知すると誘導灯に避難データを送信することにより、適切な避難経路を誘導灯に表示する方法が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−287370号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の誘導装置においては、火災などで煙が充満した施設内で遠方にある非常灯の位置や方向を目視することが困難な場合、非常口に避難できないという問題があった。また、このような状況の場合、壁などに施設の地図や避難経路が記載されていても、その記載されている場所まで辿り着くことが困難な場合がある。特に初めて訪れた施設では、施設の構造も理解できず、非常灯、施設の避難経路が記載されていても適切に避難できない場合が生じる。
【0005】
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、非常灯などを煙により目視できない場合にも、適切に避難誘導を行なうことのできる避難誘導装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、避難地域において避難誘導する画像ガイダンスを携帯端末の表示器に表示させるための画像情報を記憶する記憶手段と、
災害報知器からの災害検知信号を受信する受信手段と、
前記受信手段が前記災害検知信号を受信した場合に前記記憶手段に記憶された画像情報を読み出して前記携帯端末に無線で送信し、前記携帯端末の表示器に表示させる手段とを、
備えた構成とした。
この構成により、火災などで煙が充満した施設内で遠方にある非常灯の位置や方向を目視することが困難な場合、誘導装置から送信された画像ガイダンスを手元の携帯端末で表示することができるので、施設の地図、避難経路、現在の位置情報を手元で確認することができ、適切に避難することができる。また、初めて訪れた施設でも、地図情報、避難経路情報、位置情報を携帯端末により手元で確認することができ、適切に避難することができる。
【0007】
本発明はまた、前記画像ガイダンスに応じて避難誘導するための音声ガイダンスを併せて前記携帯端末から出力するように構成した。
この構成により、手元の携帯端末の表示を見ることが困難な場合であっても、音声ガイダンスにより避難経路情報を聞くことができるので、適切に避難することができる。
【0008】
本発明はまた、前記携帯端末が、無線電話回線に発信可能な携帯電話である構成とした。
この構成により、外部に対し自分の安否を連絡する際、容易に連絡をとることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る避難誘導装置の第1の実施の形態の概略を示す構成図、図2は図1の避難誘導装置の一部を詳しく示すブロック図、図3は図1の携帯端末を詳しく示すブロック図、図4〜図6は画像ガイダンスの例を示す説明図である。
【0010】
本発明の第1の実施の形態の避難誘導装置の概略について図1を参照して説明する。図1において、災害報知器10は通常、ホテル、オフィスなどの施設では複数箇所に設けられている。誘導装置20は、例えば、ホテルの客室、廊下などの避難経路に沿って漏れなく複数個設置され、災害報知器10と誘導装置20はケーブル11で接続されている。災害報知器10は火災、地震などの災害が発生すると、災害発生を知らせる災害検知信号をケーブル11を介して誘導装置20に対して送出するよう構成されている。なお、誘導装置20は非常口の位置や方向を示す非常灯に内蔵してもよい。
【0011】
誘導装置20の内部構成を図2に示す。誘導装置20は記憶手段22を有し、記憶手段22には、施設の地図情報、誘導装置20の位置情報、誘導装置20の位置における避難経路情報などの画像ガイダンス(以下、避難情報とする)をあらかじめ記憶させておく。災害報知器10からの災害検知信号を受信手段21により受信すると、情報処理手段23は記憶手段22から避難情報を読み出し、送信手段24から無線で送信する。
【0012】
携帯端末40の構成を図3に示す。携帯端末40は、誘導装置20から無線で送信された避難情報を受信する受信手段41を有し、情報処理手段42によって画像変換し、表示手段43により画像ガイダンスを表示する。
【0013】
次に上記避難誘導装置の動作について図4〜図6を用いて説明する。図4はある施設のフロアの一例を示し、誘導装置20は施設の避難経路に沿って漏れなく複数設置する。この例では避難経路に沿って4つの誘導装置20a、誘導装置20b、誘導装置20c、誘導装置20dを設置している。誘導装置20は、施設に設置されている非常灯に内蔵してもよい。図の40a、40bは避難している人が携帯している携帯端末を示している。
【0014】
今、災害報知器10aから災害検知信号が送出されると、誘導装置20a、20b、20c、20dはそれぞれ、誘導装置20a、20b、20c、20d内部の記憶手段22から避難情報を送信する。携帯端末40a、40bはそれぞれ、一番近くにある誘導装置から送信された避難情報を受信し、この例の場合、携帯端末40aは誘導装置20bの避難情報を、携帯端末40bは誘導装置20cの避難情報を受信する。
【0015】
避難していく中で、図4の携帯端末40a、40bがそれぞれ図5に番号400a、400bで示した位置に移動した場合を説明する。携帯端末400aは一番近い誘導装置20aの避難情報を受信し、携帯端末400bは一番近い誘導装置20bの避難情報を受信する。したがって、携帯端末が避難中に移動した場合でも常に移動先に適した避難情報を受信可能であり、現在地を把握することができる。
【0016】
図4の携帯端末40bに表示された他の避難情報の表示例を図6に示す。表示101は施設の地図情報であり、施設の構成、階段や非常口、廊下などをグラフィカル表示する。表示102は現在、受信している誘導装置の位置を示し、図4の携帯端末40bが誘導装置20cの情報を受信していることを示している。このように一番近い誘導装置20の位置を表示することで、自分の現在位置をおおよそ知ることができる。表示103は避難経路を示し、避難経路が複数ある場合は複数表示してもよい。
【0017】
<第2の実施の形態>
本発明の避難誘導装置の第2の実施の形態に係る携帯端末の構成を図7に示す。この第2の実施の形態では、携帯端末40に音声出力手段44を付加している。誘導装置20から画像ガイダンスに応じて避難誘導するための音声ガイダンスを携帯端末40に送信するか、携帯端末40側で避難情報を情報処理手段42bで音声ガイダンスに変換し、音声出力手段44から音声により出力する。避難情報の音声による出力例としては、「現在地3F北側、東に10m進んでください。」といった避難情報を音声出力手段44より出力する。
【0018】
<第3の実施の形態>
本発明の避難誘導装置の第3の実施の形態に係る携帯端末を図8に示す。この第3の実施の形態では、図7の受信手段をTDMA方式、CDMA方式の携帯電話に付け加えている。携帯電話110に誘導装置20からの避難情報を受信することのできる受信手段111を付加し、避難情報の表示手段として携帯電話110のディスプレイ113に表示し、また携帯電話110の音声出力手段112から出力することができるようにしたものである。
【0019】
第3の実施の形態は、携帯端末40がTDMA方式、CDMA方式の携帯電話110である例を説明したが、同様の方法で携帯端末40を構内PHSにすることができることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、火災などで煙が充満した施設内で遠方にある非常灯の位置や方向を目視することが困難な場合、誘導装置から送信された画像ガイダンスを手元の携帯端末で表示することができるので、施設の地図、避難経路、現在の位置情報を手元で確認することができ、適切に避難することができる。また、初めて訪れた施設でも、地図情報、避難経路情報、位置情報を携帯端末により手元で確認することができ、適切に避難することができる。
請求項2に記載の発明によれば、手元の携帯端末の表示を見ることが困難な場合であっても、音声ガイダンスにより避難経路情報を聞くことができるので、適切に避難することができる。
請求項3に記載の発明によれば、外部に対し自分の安否を連絡する際、容易に連絡をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る避難誘導装置の第1の実施の形態の概略を示す構成図
【図2】図1の避難誘導装置の一部を詳しく示すブロック図
【図3】図1中の携帯端末を詳しく示すブロック図
【図4】図1の第1の実施の形態の動作を説明するための画像ガイダンスの例を示す説明図
【図5】図1の第1の実施の形態の動作を説明するための画像ガイダンスの表示例を示す説明図
【図6】図1の第1の実施の形態の動作を説明するための画像ガイダンスの例を示す説明図
【図7】本発明に係る避難誘導装置の第2の実施の形態の携帯端末の構成を詳しく示すブロック図
【図8】本発明に係る避難誘導装置の第3の実施の形態の携帯端末の構成図
【符号の説明】
10、10a 災害報知器
11 ケーブル
20、20a、20b、20c、20d 誘導装置
21 誘導装置の受信手段
22 誘導装置の記憶手段
23 誘導装置の情報処理手段
24 誘導装置の送信手段
40、40a、40b、400a、400b 携帯端末
41 携帯端末の受信手段
42、42b 携帯端末の情報処理手段
43 携帯端末の表示手段
44 音声出力手段
101、102、103 表示
110 携帯電話
111 受信手段
112 携帯電話の音声出力手段
113 携帯電話のディスプレイ

Claims (3)

  1. 避難地域において避難誘導する画像ガイダンスを携帯端末の表示器に表示させるための画像情報を記憶する記憶手段と、
    災害報知器からの災害検知信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が前記災害検知信号を受信した場合に前記記憶手段に記憶された画像情報を読み出して前記携帯端末に無線で送信し、前記携帯端末の表示器に表示させる手段とを、
    備えた避難誘導装置。
  2. 前記画像ガイダンスに応じて避難誘導するための音声ガイダンスを併せて前記携帯端末から出力するよう構成された請求項1に記載の避難誘導装置。
  3. 前記携帯端末は、無線電話回線に発信可能な携帯電話である請求項1又は2に記載の避難誘導装置。
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