JP6352622B2 - 支援システム - Google Patents
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Description
1−1.自動火災報知設備の構成と動作
まず、本実施の形態に係る支援システム100が接続される自動警報設備としての自動火災報知設備200(以下、自火報設備200)について、図1、9に基づいて説明する。
次に、本実施の形態に係る支援システム100の構成について、図1に基づいて説明する。支援システム100は、自衛消防隊の隊員が所持し携帯する1以上の端末2と、受信機4と接続された支援装置1と、で構成される。そして、支援装置1と端末2は、通信回線3を介して互いに通信する。通信回線3は、例えばIMT−2000に準拠した無線通信網などであるが、これに限るものではなく、例えばiEEE802.11に準拠する無線LANなどであってもよい。通信回線3は、少なくとも端末2と無線通信で接続され、無線又は有線で接続される支援装置1と端末2との間で通信を行う通信網である。
次に、支援システム100を構成する支援装置1の構成について、図2に基づいて説明する。支援装置1は、第1の通信部14と、第2の通信部13と、記憶部12と、制御部11とを有する。第1通信部14は、信号線C1を介して受信機4に接続されて制御情報等を通信するインターフェースである。第2の通信部13は、信号線C2と通信回線3とを介して端末2と制御情報等を通信するインターフェースである。信号線C2に代えて無線通信で通信回線3と接続するようにしてもよい。記憶部12は、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスク等の不揮発性の記憶手段であり、自衛消防隊隊員の活動を支援するための処理を実行するプログラムを記憶する。制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラムに基づいて支援装置1の各部の動作を制御する制御手段である。
制御部11は、図示しないCPU等の演算処理装置を備え、その機能的構成として、特定部111、受付部112、要請部113、通知部116、編成部117を備える。
また、記憶部12は、前記プログラムに加えて、第1の記憶領域として隊員データベース(図において「データベース」を「DB」と表記する)122を有する。隊員データベース122は、すべての自衛消防隊の隊員を、各隊員が所持する端末2の識別子と、各隊員の属性情報とを関連付けて記憶する。なお、前記属性情報とは、自衛消防隊の各役割に対する適性を示し、その優先順位を記憶するようにしてもよい。また、隊員が互いに識別可能とする程度の個人情報として、顔写真や氏名およびその読み仮名を記憶しておく。
次に、支援システム100を構成する端末2の構成について、図3〜7に基づいて説明する。図3は端末2の構成を示すブロック図、図4〜7は端末2の外観および表示例を示す図である。
表示部25は、液晶などを利用した画面251を備え、制御部21からの指示に応じてこの画面251に画像が表示される。
操作部24は、タッチパネル241を有する。タッチパネル241は、例えば操作者の指などの指示体によって操作され、表示部25の画面251に重なる領域における位置を指示する操作者の操作を検出する。タッチパネル241は例えば、画面251に重ねられた透明な静電容量方式のタッチパネルである。そして、要請画面が表示されている状態では、画面251に表示された、了解ボタン2518、参加不可ボタン2519のいずれかが操作され、タッチパネル241は該当する位置の操作を検出する。これによって、自衛消防隊への参加要請に対して、参加する旨の応答があったこと、参加できない旨の応答があったこと、のいずれであるかを制御部21が認識する。また、役割が通知されたときに通知画面が表示されている状態では、画面251に表示された、地図表示ボタン2521、メンバー表示ボタン2522、作業内容表示ボタン2524のいずれかが操作されると、タッチパネル241は該当する位置の操作を検出する。これによって、操作者が求める表示内容を制御部21が認識し、記憶部22を参照して該当する情報を読み出して画面251に表示する。
記憶部22は、フラッシュメモリやSSD(ソリッドステートドライブ)などの不揮発性の記憶手段であり、制御部21のCPUに読み込まれるプログラムを記憶する。また端末2に固有の識別子をも記憶する。また、支援装置1から役割が通知されると共に送信されるメンバー情報や作業内容情報を記憶し、操作部の操作に応じて画面251に表示されるようにする。
通信部23は、支援装置1と通信するために、無線通信によって通信回線3と接続するインターフェースである。
次に、支援システム100の動作について、図1〜7を参照し、図10〜12の動作フロー図に基づいて説明する。
2.変形例
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
上述した実施形態において、特定の役割に優先して決定されるべき属性を有する隊員について、その役割が優先して決定されるようにしてもよい。すなわち、支援装置1の記憶部12は、特定の役割に優先して決定されるべき属性を有する隊員について、前記属性情報に役割決定の優先順位を付して第1の記憶領域である隊員データベース122に記憶する。さらに、支援装置1の制御部11の編成部117は、上記優先順位で役割を決定して自衛消防隊を編成するようにする。このようにすることにより、特定の役割に優先して決定されるべき属性を有する隊員、特に、自衛消防隊の指揮や、消火装置の操作に秀でた者など、希少な能力を有する隊員に対して適切な役割を決定するように自衛組織を編成することができる。
上述した実施形態において、自衛消防隊を編成するには、支援装置1において、制御部11の特定部111、記憶部12の第2の記憶領域である設置場所データベース121を設けなくてもよい。このとき、受信機4からの異状信号を支援装置1が受信したときに要請部113が異状情報と自衛消防隊への参加要請とを含む要請画面を端末2に表示させる際、異状情報と共に端末2に表示させる建物位置情報に代えて感知手段位置情報が表示されるようにしてもよい。例えば、端末2の画面251に表示される地図表示2515に代えて異状を感知した感知手段の識別子や区画番号を表示する。このような表示は、建物位置情報に基づく地図表示2515ほど直感的に状況を把握し易いものではないが、自衛消防隊を編成する上では何ら障害となるものではない。また、上記感知手段位置情報が得られないような場合でも、編成部117は異状位置に基づかないレベルで自衛消防隊の編成は可能である。
上述した実施形態において、自衛消防隊の役割毎に定数を設定し、この定数を満たすように自衛消防隊を編成するようにしてもよい。すなわち、支援装置1の記憶部12の役割データベース123に、自衛消防隊の役割毎の定数をさらに記憶するようにし、その定数を満たすように制御部11の編成部117が自衛消防隊を編成するようにする。このようにすることにより、複数の人数を要するような役割、例えば、ホース先端部のノズルを持って火元に向かって放水する者と消火栓弁を開放する者とを要するような屋内消火栓を使って初期消火を行う役目であっても編成することが可能となる。
特定の役割に優先して決定されるべき属性を有する隊員について、前記役割毎に優先して決定する隊員をさらに記憶するようにしてもよい。
上述した実施形態において、支援装置1は端末2に役割を通知すると共に役割に該当する作業内容情報とメンバー情報とを送信していたが、端末2からの要求に応じて該当する作業内容情報又はメンバー情報を支援装置1が送信するようにしてもよい。すなわち、端末2の作業内容表示ボタン2524又はメンバー表示ボタン2522を隊員が操作したときに通信部23が支援装置1に対して作業内容情報又はメンバー情報の送信要求を行うようにする。そして、支援装置1の受付部112は所定の受付時間が締め切られた後でも、この送信要求を受け付けられるようにしておく、あるいは、端末2からの送信要求を常時受け付けられる第2の受付部(図示せず)を設けるようにする。端末2からの作業内容情報又はメンバー情報の送信要求を受け付けた支援装置1は、送信要求した端末2に該当する作業内容情報又はメンバー情報を役割データベース123から読み取り、通知部116がこれを端末2に表示させるようにする。
上述した実施形態において、隊員が携帯する端末2の位置に応じて各隊員の役割を決定し、自衛消防隊を編成するようにしてもよい。すなわち、端末2は自己の位置を示す情報である端末位置情報を取得する測位手段を有し、支援装置1は、端末位置情報に基づいて自衛消防隊を編成する。
上記変形例5において、現地対応要員に決定した隊員の携帯する端末2に対し、現地対応への参加要請を表示させる前に、所定時間が経過するまでに現場確認への参加要請を表示させるようにしてもよい(図9参照)。この場合の所定時間とは、自火報設備が第1段階の警報を報知してから、火災確認の操作などが無い場合に自動的に第2段階の警報を報知するまでの所定の時間である。そして、この所定時間が経過するまでに支援装置1の要請部113は当該端末2に確認画面を表示して現場確認への参加を要請するようにする(図15のS231)。
上述した変形例5、6において、感知手段自体が固有の識別子を有し、異状を感知した感知手段を特定できるような多重伝送を行うようなR型システムを例として説明しているが、本発明に係る支援システム100が対象とする自火報設備200はこれに限るものではない。
上述した変形例6〜7において、支援装置1は受信機4からの異状信号を受信することによって、所定時間の計時を開始すると共に、異状位置情報と端末位置情報とに基づいて異状の確認を要請する端末2を選択していたが、異状信号に代えて異状発報信号を利用することができる。
上述した変形例6〜8において、支援装置1は、感知手段が異状を感知してから第2段階の警報が報知されるまでの所定時間が経過するまでに、端末2から異状確認不可の応答を受け取った場合に、現場確認を要請した端末2以外の新たな端末2を再選択していた。しかし、この場合の処理はこれに限るものではなく、例えば、所定時間が経過するまでに端末2から異状確認不可の応答を受け取った場合に、受信機4に対して第2段階の警報への移行を指示するようにしてもよい。防火対象物である建築物の広さに対して、自衛消防隊の隊員数が不足するような場合、新たに現場確認を要請しても間に合わないことが明らかな場合などは、速やかに第2段階の警報を報知して避難を促した方が有効な場合もある。
上述した変形例6〜9において、支援装置1は、第2段階の警報を報知する所定時間が経過するまでに端末2から異状を確認した旨の応答を受け取った場合、受信機4に向けて第2段階の警報を報知するよう指示していた。この変形例では、この指示に加えて、当該端末2と双方向に情報を遣り取りする通信回線を確立してもよい。例えば、支援装置1および端末2は、マイクロフォン、スピーカ、アンプなどを有しており、支援装置1は、上述した異状を確認した旨の応答を受け取った場合に、当該端末2との間で通話をするための通信回線を確立する。これにより、支援装置1のオペレータは、確認された異状の詳細を現場にいる当該端末2を携帯する隊員から詳細な情報を直接聞き取ることができる。
上述した変形例5〜10において、支援装置1は、受信機4からの異状信号を受信したとき(S113のYes)、又は異状発報信号を受信したとき、異状位置情報と端末位置情報とに基づいて異状位置に最も近い端末2を選択して要請していたが、これを異状位置から所定範囲内に位置する複数の端末2を選択するようにしてもよい。
上述した変形例6〜11において、端末2と異状を感知した感知手段との近さは、直線距離によって決められていたが、これ以外によってこの近さが決められてもよい。例えば、図16に示すように、異状を感知した感知手段と端末2との間に壁などの障害物がある場合に、その障害物を回避した距離によって、端末2と感知手段との近さが決められてもよい。また、支援装置1は、障害物によって視認できない位置にある端末2、例えば、P3位置やP4位置の端末2、に現場確認を含む現地対応を要請しなくてもよく、図16に示す例では、感知手段AL2との間に壁が無いP5位置の端末2に現場確認を含む現地対応を要請するようにしてもよい。また、支援装置1は、各端末2を携帯する隊員の運動能力を記憶部12の隊員データベース122に記憶し、その運動能力に応じて各端末2を携帯する隊員が異状を感知した感知手段の設置場所やそれを視認できる位置にまで移動する時間を算出し、その時間に応じて、端末2と異状位置との近さを決めてもよい。
上述した変形例6〜12において、受信機4からの信号に基づいて警報装置7から音声メッセージを出力して報知していたが、受信機4からの異状信号又は異状発報信号に基づいて音声メッセージを出力して報知する非常放送設備を設けるようにしてもよい。
上述した実施形態において、第1段階の警報および第2段階の警報は、警報装置7より音声メッセージを出力して報知するようにしていたが、警報装置7を従来型のベルとしてもよい。
上述した変形例5〜14において、感知手段が感知する異状とは火災やガス漏れであったが、他の異状を感知するようにしてもよい。例えば、漏電や水漏れなどを感知する感知手段であってもよい。要するに、感知手段は、それが作動した場合に人が現場で状況を確認したり現地対応をしたりする意味がある種類の異状を感知するものであればよい。また、例えば、深夜に不審者を人感センサが感知したり、窓センサが窓ガラスの破壊を感知したりした場合、支援装置1は、端末2を携帯する警備員に対して現場確認を指示したり、警備会社や所轄警察署へ通報するようにしてもよい。
上述した実施形態において、支援装置1は、感知手段5、6の作動や警報装置7、16の動作といった自火報設備の動作状況と、支援装置1の動作状況および現場確認に向かった端末2からの火災確認情報等の応答情報、すなわち支援システムの動作状況と、をイベント情報として、その発生時刻と共に記憶部12へ蓄積するようにしてもよい。そして、支援装置1は、図示しない操作部を操作することによって記憶部12を参照し、前記イベント情報を図示しない複数名で表示内容を認識し得る大画面の表示装置へ任意に表示できるようにする。例えば、出動要請に応じて到着した公設消防隊へ自衛消防隊から事態を引き継ぐ際、従来はホワイトボード等を用いて人手によって経過および現状の情報を伝達していたが、このようにすることによって引き継ぎ作業を迅速かつ正確に行って支援することができる。
上述した実施形態において、支援装置1は上記イベント情報をイベント発生時刻と共に記憶部12へイベントの種類毎に分類して記憶するようにし、目的に応じて必要な情報のみを抽出して出力するようにしてもよい。例えば、所轄消防署へ通報(出動要請)した後、現場へ向かっている公設消防隊へ向けて、記憶部12から火災の発生状況および経過情報等の火災関連情報を抽出して送信する。そして、現場へ急行している公設消防隊は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の図示しない端末でこれを受信し、現場到着前に現場状況の概要を知ることができる。このようにすることにより、公設消防隊は速やかに消火作業等を開始することができる。なお、公設消防隊が有する端末は、上記に限らず、例えば、支援装置1から音声情報で送信してこれを携帯電話等で受信するようなものであってもよい。
上述した変形例17において、支援装置1の記憶部12に記憶したイベント情報を、図示しない通信回線を介して施設外の外部サーバ、例えば防災サービス提供者が設けたサーバに送信して蓄積するようにしてもよい。この外部サーバは、複数の防火対象物としての建築物のイベント情報を集約して蓄積し、特定のアクセスだけに対して情報を提供できるようにしておく。例えば、特定の消防署に対して所轄地域だけの防火対象物に関するイベント情報を閲覧可能としておき、目的の防火対象物を選択して、その詳細なイベント情報を閲覧できるようにする。そして、支援装置1より所轄消防署へ通報する際に火災現場を特定できるような情報も付加しておく。すなわち、当該イベント情報へのアクセス情報を伝達しておく。通報を受けた所轄消防署は、通報された情報に基づいて通報元となった防火対象物である建築物を特定し、その詳細なイベント情報を外部サーバより取得することができるので、現場の状況を詳細に把握することができる。また、現場に向かって移動中の公設消防隊も、外部サーバにアクセスして、現場到着前に現場の状況を詳細に把握することができる。
上述した変形例18、19において、支援装置1が通報する際の通報先を、異状内容に応じて自動的に選択するようにしてもよい。例えば、異状内容が火災の場合は所轄消防署、異状内容がガス漏れの場合は所轄消防署と契約先のガス会社、異状内容が不法侵入などといった防犯関係の場合は所轄警察署、契約先の警備会社、等とすればよい。そして、通報する内容は、通報先が必要とするイベント情報を抽出するようにして、無関係なイベント情報を通報して混乱を招くことを避けることができる。なお、変形例18に記載した外部サーバにおいても、イベント情報にアクセスする組織に応じて、関連するイベント情報のみを抽出して情報提供できるようにするとよい。
上述した実施形態において、支援装置1は、停電時に自己が必要とする電力を供給する電源として図示しない二次電池等による予備電源を備えるようにしてもよい。このようにすることにより、震災等の災害、あるいは火災拡大によって停電したような場合でも、支援装置1は、所定時間は機能を維持することができる。また、図示しない集音手段としてのマイクロフォンおよび拡声手段としてのスピーカを建築物内に配設し、図示しない通話手段としてのマイクロフォンおよびスピーカを備えた支援装置1と接続して通話回路を形成し、火災等の異状発生時のみに通電して通話できるようにしてもよい。このようにすることにより、火災等の異状発生時に支援装置1を設置した防災センタと現場との間でコミュニケーションをとることができる。また、さらにこれらの通電条件を、火災等の異状発生かつ停電時としてもよい。停電時は、通信インフラ自体が機能停止する虞があり、そのような場合であっても、予備電源を備えた支援装置1は、所定時間は機能を維持することができる。火災等の異状発生時かつ停電時を通電条件として、前記集音手段と前記拡声手段と前記通話手段との電力を供給することにより、平常時は予備電源を消費することがなく、単に停電しただけのときも予備電源を消費することがない。そして、端末2との間に介在する通信回線3が機能停止しても、支援装置1を設置した防災センタと現場との間でコミュニケーションをとることができる。さらに、通信回線3を構内無線LANで構成し、支援装置1は、火災等の異状発生かつ通信回線3の電源喪失を検出したときに通信回線3へ電力を供給するようにしてもよい。このようにすることにより、電池で駆動される端末2と予備電源を備える支援装置1との間の通信を確保することができる。
上述した変形例20において、建築物に配設するマイクロフォンとスピーカを感知手段又は感知手段を取り付けるための感知手段の取付ベースに内蔵するようにしてもよい。このようにすることにより、天井面に取り付けられた自火報設備の感知手段は所在を確認し易いので、通話可能なポイントが明確になる。なお、感知手段又はその取付ベースに内蔵されたマイクロフォンとスピーカを用いた通話装置は、専用の通信回線を介して支援装置1と接続するようにしてもよいし、自火報設備200の信号線10を共用して受信機4を介して支援装置1と接続するようにしてもよい。自火報設備200、支援装置1のいずれもが所定時間機能を維持する予備電源を備えるので、停電時であっても所定時間は通話機能を維持することができる。
上述した変形例20、21において、支援装置1、は現場に配設したマイクロフォンが集音した音を解析し、鳴き声、悲鳴、助けを求める言葉など、救助を要する音声を認識する音声識別手段を備えるようにしてもよい。この場合、支援装置1は通話手段を備えなくともよい。このようにすることにより、身体が不自由である、怪我をして動けない、等の理由で避難できずに取り残されたなど、要救助者の存在を検出し、近くの端末2に救助を要請することができる。また、この要請を支援装置1が自動的に実行するようにしてもよい。
Claims (5)
- 建築物に配設された感知手段が異状を感知すると異状情報を送出する自動警報設備と接続された支援装置と、該支援装置と通信回線を介して通信し、自衛組織の隊員が携帯する複数の端末とを具備する支援システムであって、
前記端末は、固有の識別子である端末識別子と、表示部とを備え、
前記支援装置は、前記自動警報設備と接続されて通信する第1の通信部と、前記通信回線を介して前記端末と通信する第2の通信部と、前記端末識別子と対応する隊員の属性情報とを関連付けて記憶する記憶領域と、役割毎の定数を記憶する記憶領域とを有する記憶部と、前記異状情報を受信したときに前記記憶部を参照し、前記定数を充足するように前記属性情報に応じて当該隊員の役割を決定して前記自衛組織を編成する編成部と、前記編成部が決定した役割を前記端末毎に表示させる通知部とを備える
ことを特徴とする支援システム。 - 建築物に配設された感知手段が異状を感知すると第1段階の警報を報知すると共に異状情報を送出し、所定時間後に前記報知を第2段階の警報へ移行する自動警報設備と接続された支援装置と、該支援装置と通信回線を介して通信し、自衛組織の隊員が携帯する複数の端末とを具備する支援システムであって、
前記端末は、固有の識別子である端末識別子と、表示部とを備え、
前記支援装置は、
前記端末識別子と対応する隊員の属性情報とを関連付けて記憶する記憶領域と、前記感知手段に固有の識別子又は前記感知手段が配設された区画情報に基づく感知手段位置情報と前記建築物における位置を特定する建物位置情報とを関連付けて記憶する記憶領域とを有する記憶部と、
前記異状情報を受信したときに前記記憶部を参照し、前記異状情報に含まれる感知手段位置情報に対応する建物位置情報を異状位置として特定する特定部と、
前記属性情報に応じて当該隊員の役割を決定して前記自衛組織を編成する編成部と、前記編成部が決定した役割を前記端末毎に表示させる通知部と、
前記編成部が現場対応要員に決定した隊員の携帯する端末に、前記特定部が特定した異状位置と、現場確認を要請するメッセージとを表示させる要請部と、
前記所定時間が経過するまでの前記要請に対する前記端末からの応答に基づいて前記異状の有無を決定する決定部と、
前記決定に基づいてが異状有りのときは前記所定時間を待たずに第2段階の警報への移行を即時実行するように、前記決定が異状無しのときは第2段階の警報への移行を又は停止するように、前記自動警報設備へ指示する指示部とを
備えることを特徴とする支援システム。 - 建築物に配設された感知手段が異状を感知すると異状情報を送出する自動警報設備と接続された支援装置と、該支援装置と通信回線を介して通信し、自衛組織の隊員が携帯する複数の端末とを具備する支援システムであって、
前記端末は、固有の識別子である端末識別子と、表示部と、自己の位置情報である端末位置情報を取得する測位部とを備え、
前記支援装置は、
前記感知手段に固有の識別子又は前記感知手段が配設された区画情報に基づく感知手段位置情報と前記建築物における位置を特定する建物位置情報とを関連付けて記憶する記憶領域を有する記憶部と、
前記異状情報を受信したときに前記記憶部を参照し、前記異状情報に含まれる感知手段位置情報に対応する建物位置情報を異状位置として特定する特定部と、
前記異状情報を受信したときに前記異状位置と前記端末位置情報とに応じて当該隊員の役割を決定して前記自衛組織を編成する編成部と、
前記編成部が決定した役割を前記端末毎に表示させる通知部と
を備える
ことを特徴とする支援システム。 - 前記支援装置は、
前記記憶部に、特定の役割に優先して決定されるべき属性を有する隊員について、前記属性情報に役割決定の優先順位を付して記憶する記憶領域を有し、
前記編成部は、前記優先順位で役割が決定されるように自衛組織を編成する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の支援システム。 - 前記支援装置は、
前記記憶部に、特定の役割に優先して決定されるべき属性を有する隊員について、前記役割毎に優先して決定する隊員の優先順位をさらに記憶する記憶領域を有し、
前記編成部は、前記優先順位で役割が決定されるように自衛組織を編成する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の支援システム。
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