JP5721249B2 - エレベータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明はエレベータ制御装置に関する。
近年、火災等の災害が発生した場合に、積極的にエレベータを利用して、迅速に住人を避難階へ輸送することのできるエレベータを提供することが考えられている。
従来、建物に火災が発生したときに、所定のサービス階を救出階とし、在館者を救出階から避難階へ運搬するようにエレベータ運転を管理するエレベータの避難支援装置やエレベータの火災管制装置が提案されている(例えば特許文献1、2参照)。
国際公開第2007/096969号パンフレット 国際公開第2005/121004号パンフレット
しかしながら、避難階へ住人が到着するために、エレベータを利用するべきか、あるいは階段を利用するべきかは、住人がいる階床、エレベータのかご位置、及び呼びの登録状況によって変わってくる。住人はエレベータ利用あるいは階段利用のどちらの方法で避難するべきかをその場で即座に判断することができない。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑み、建物に火災が発生した際、エレベータあるいは避難階段のいずれかを使って避難することを、各階床の住人がその場で即座に判断することを可能とするエレベータ制御装置を提供することを目的とする。
このような課題を解決するため、本発明の一態様によれば、複数の階床およびこれらの階床間をつなぐ階段を有する建物の昇降路に設けられた巻上機と、この巻上機により前記昇降路内を昇降駆動されるかごと、このかごの現在のかご位置を検出する検出部と、前記かごが停止する各階床の乗場ごとに設けられ、避難誘導の情報を表示する複数の表示装置と、これらの表示装置が設けられた各階床のうち、移動元の階床から移動先の階床まで前記階段を利用して移動したときの移動に要する時間の時間情報、および前記かごの速度パターン情報を記憶する記憶部と、いずれかの避難階から最上階まで直行運転で前記かごを上昇させた後、このかごを前記最上階から前記避難階まで各階運転で下降させるように運転制御を行う運転制御部と、この運転制御部による制御下で、各階床について、前記かご位置および前記速度パターン情報により自階へ前記かごが到着するまでに要するエレベータ待ち時間、および前記自階から前記避難階までのエレベータ利用による移動時間を加算して必要時間を求め、前記時間情報により前記避難階へ前記自階から前記階段を利用したときの移動に要する時間を演算し、この時間及び前記必要時間を比較する演算部と、この演算部演算比較により階の表示装置に前記エレベータ利用による避難が早いかあるいは前記階段利用による移動が早いかを示す情報を表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置が提供される。
また、本発明の別の一態様によれば、複数の階床およびこれらの階床間をつなぐ階段を有する建物の昇降路に設けられた巻上機と、この巻上機により前記昇降路内を昇降駆動されるかごと、このかごの現在のかご位置を検出する検出部と、前記かごが停止する各階床の乗場ごとに設けられ、避難誘導の情報を表示する複数の表示装置と、これらの表示装置が設けられた各階床のうち、移動元の階床から移動先の階床まで前記階段を利用して移動したときの移動に要する時間の時間情報、および前記かごの速度パターン情報を記憶する記憶部と、いずれかの避難階およびいずれかの救出階の間で前記かごの往復運転を行う運転制御部と、この運転制御部による制御下で、各階床について、自階から前記救出階まで前記階段を利用したときの移動に要する時間、前記かご位置および前記速度パターン情報により前記救出階にて前記かごが到着するまでに要するエレベータ待ち時間、および前記救出階から前記避難階までのエレベータ利用による移動時間を加算して必要時間を求め、前記時間情報により前記自階から前記避難階へ前記階段を利用したときの移動に要する時間を演算し、この時間および前記必要時間を比較する演算部と、この演算部演算比較により階の表示装置に前記エレベータ利用による避難が早いかあるいは前記階段利用による移動が早いかを示す情報を表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置が提供される。
本発明によれば、建物に火災が発生した際、エレベータあるいは避難階段のいずれかを使って避難することを、各階床の住人がその場で即座に判断することができるようになる。
エレベータの構成図である。 エレベータ乗場の正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るエレベータ制御装置の機能ブロック図の一例である。 本発明の第1の実施形態に係るエレベータ制御装置による第n階において利用すべき移動手段を判定する方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るエレベータ制御装置による避難運転時の速度パターンの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るエレベータ制御装置による第n階の必要時間Bの算出方法を説明するためのフローチャートである。 (a)、(b)はともに表示装置の表示例を示す図である。 各階の比較結果の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るエレベータ制御装置による第n階において利用すべき移動手段を判定する方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るエレベータ制御装置による第n階の必要時間Bの算出方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係るエレベータ制御装置について、図1乃至図10を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るエレベータ制御装置は、各階の乗場に設けられた表示装置に対し、エレベータを利用して避難するほうが早いか、あるいは避難階段を利用して避難するほうが早いかを住人に判断させる情報を表示させるものである。
図1はエレベータの構成図である。図2はエレベータ乗場の正面図である。エレベータ1は、昇降路2内に設置されたかご3と、メインロープ4が巻掛けられたシーブ5a及びこのシーブ5aを回転駆動するモータ5bを有する巻上機5と、昇降路2内に設けられたカウンターウェイト6と、エレベータ運転の統括制御を行う制御盤7(エレベータの制御装置)とを備える。この制御盤7と、かご3に設けられた呼び登録用の図示しないかご内操作盤との間はテールコード8により信号が伝送可能にされている。
巻上機5のモータ5bは制御盤7により制御される。モータ5bのシャフトには例えばパルスジェネレータなどのかご位置検出部5c(検出部)が取付けられている。かご位置検出部5cはモータ5bの回転に同期してパルス信号を発生させ、パルス信号の数をカウントすることにより、かご位置情報であるかご3の高さ位置情報を生成する。このかご位置検出部5cの高さ位置情報を制御盤7に出力する。
制御盤7はエレベータ1の主制御を行う。各階のフロアの天井などには火災報知器9が取付けられており、この火災報知器9からの火災発生信号が制御盤7へ出力されるようにされている。
また、建屋には、各階に対応する複数層に、人の歩行、通行が可能な避難階段10が設けられている。避難階段10は火災発生時の避難経路である。建屋の各階には昇降路2とつながる乗場11が設けられている。各乗場11の壁体には図2に示すように乗降口12が形成され、この乗降口12に乗場ドア13が設けられている。
乗降口12の脇の壁面には乗場操作盤14が設けられている。この乗場操作盤14には、かご呼び登録用ボタン15、かご位置表示部16、スピーカ17、火災表示部18、及び管制運転動作表示部19が設けられている。乗場操作盤14の上方には避難誘導情報を表示するためのホール前表示装置20(表示装置)が設けられている。このホール前表示装置20は、避難運転が実施された際、自階からエレベータ1を利用していずれかの避難階へ移動するときの所要時間と、避難階段10を利用して自階から避難階へ移動するときの所要時間とのうち、所要時間が短いほうの移動手段を表示する。エレベータ利用による移動又は階段による徒歩での移動が表示される。あるいはホール前表示装置20は、エレベータ1を利用した場合の所要時間と、避難階段10を利用した場合の所要時間との両方を、これらの移動手段とともに表示する。
火災表示部18、管制運転動作表示部19、ホール前表示装置20にはいずれも多数のLEDや液晶を用いた表示機器が用いられ、文字、記号、指標などを表示する。これらのかご呼び登録用ボタン15、かご位置表示部16、スピーカ17、火災表示部18、管制運転動作表示部19、及びホール前表示装置20はそれぞれ制御盤7に配線により制御信号を収受可能にされている。
制御盤7はROM及びCPU、RAMなどからなる。制御盤7は一例として図3に示すような機能を設けて構成することができる。制御盤7は記憶部22、運転制御部7a、演算部7b、表示制御部7c及び運転切替部7dを備える。
記憶部22には、移動元の階と移動先の階との階間を避難階段10により移動するための時間が記憶される。隣接する1階床間あたりの階段利用による移動時間がこの記憶部22に記憶される。この記憶部22には、かご3の速度パターン(速度パターン情報)が記憶される。避難階や救出階などは記憶部22に予め設定される。例えば1階が避難階として予め設定される。記憶部22にはROMが用いられる。
運転制御部7aは、通常運転、避難運転、及び巡回運転等の各運転モードでエレベータ1の運転を制御する。運転制御部7aは、かご呼びや乗場呼びの登録処理、かご3の昇降方向や速度の指令、巻上機5の加減速制御、ドア開閉等に必要な制御を行う。運転制御部7aは、避難運転モードではいずれかの避難階から最上階まで直行運転でかご3を上昇させた後、かご3を最上階から避難階まで各階運転で下降させるように運転制御を行う。
演算部7bは、速度パターンを用いて各階床について自階から避難階へエレベータ利用時の移動時間を計算し、時間情報を用いて避難階へ自階から階段利用時の移動時間を演算し、これらの時間を比較する。
表示制御部7cは演算比較された結果を各ホール前表示装置20に表示させる。表示制御部7cは乗場操作盤14及びかご内操作盤の表示機器に対する制御を行う。
運転切替部7dは各火災報知器9と接続され、いずれかより火災発生信号を通知されると、運転制御部7aに対して運転モードの切替指令を行う。
避難運転が行われる状況下において、制御盤7は1階から例えば50階まで直行運転でかご3を上昇させた後、かご3を50階から1階まで各階運転で下降させる運転を行う。制御盤7は、例えば20階から50階までの各階についてそれぞれ、乗り込み階である自階から、避難階である1階へエレベータを利用したときの移動に要する時間を計算する。制御盤7は、20階から50階までの各階について、自階から1階へ避難階段10を利用したときの移動に要する時間を読出す。制御盤7は、これらの2種類の時間を比較し、比較した結果を各ホール前表示装置20に表示させる。
このような構成の制御盤7によるエレベータ利用時と階段利用時との各所要時間を計算し、いずれかの移動手段を判定してホール前表示装置20へ出力する処理の流れについて詳述する。
図4は第n階において利用すべき移動手段を制御盤7が判定する方法を説明するためのフローチャートである。ステップA1において制御盤7は、いずれかの階の火災報知器9が火災を検知した動作を行ったかどうかを常時監視しており、検知動作が起きない間はNoルートを通り、制御盤7は所要時間の算出を行わずに処理を終える。この間、制御盤7は通常運転でエレベータ運転を行う。
ステップA1にて火災報知器9から火災検知信号を制御盤7が取得すると、Yesルートを通り、ステップA2において、エレベータ運転を避難運転に切替えて避難運転を開始する。
図5は避難運転時の制御盤7による速度パターンの一例を示す図である。同図の縦軸はかご枠の移動速度であり、制御盤7が巻上機5へ指令する速度を表す。横軸は経過時間を表す。避難運転は、図5の速度パターン波形21で表される速度でのかご3の運転を想定したものであり、エレベータ走行時間Trunを制御盤7が計算するものとする。アップ運転では、かご3は最下階から最上階までシャトル運転(直行運転)する。ダウン運転では、かご3は最上階から順に各階運転を行う。即ち、避難階を最下階とした場合、制御盤7はかご3を最下階から最上階まで直行させ、その後、かご3を最上階から一階床分ずつ下降させて乗客を乗車させながら最下階まで移動させる。かご3にはかごドアを開閉駆動する駆動装置が設けられており、下降運転時、制御盤7はこの駆動装置に対し、戸開、戸開状態を一定時間維持、及び戸閉の各指令を出力する。戸開状態の間に乗客が乗車するものとする。戸開、乗車及び戸閉に要する全時間を停止時間Tstpとする。この停止時間は各階の間で同じ値とする。
引続き図4のステップA3において、制御盤7は繰返し変数iを実体プログラム中でn(nは最下階から最上階までの階床数)にセットする。i=nの場合について述べると、ステップA4において、制御盤7は、n階(例えば20階)から避難階(例えば1階)までの階段利用による必要時間A20と、エレベータ利用による必要時間B20とを計算する。制御盤7は次式(1)を用いて必要時間Aを計算する。
必要時間A=(n階−避難階)×(1階床あたりの階段利用による移動時間) …(1)
ここで、1階床あたりの階段利用による移動時間は記憶部22から読出される。1階床あたりの階段利用による移動時間がT(秒)という情報を読出し、20階から1階まで、19*T(秒)を必要時間A20として算出される。移動時間値の作成は、大人、子供が避難階段10を通常の歩行速度で下るとき、及び登るときの平均的な所要時間を予め記録し、平均化するなどして行われる。
また、制御盤7は次式(2)を用いて必要時間Bを計算する。
必要時間B=(エレベータの待ち時間)+(エレベータによる移動時間)…(2)
ここで、エレベータの待ち時間とは、n階においてかご3が到着するまでに必要な最大時間を指し、かご位置に応じて変化する値である。エレベータによる移動時間とは、n階から避難階までのエレベータが移動するために必要な最大時間を指し、かご位置に寄らず一定の値である。この計算では最大時間を、満員通過制御を行わない場合の必要時間としている。満員になっても、登録されている乗場呼びに応答して、かご3に乗場通過を行わせないように制御が行われている。
式(2)による必要時間Bの算出方法を図6に示す。ステップB1において、制御盤7はこのステップB1の処理を行う時点におけるかご3の運転がアップ運転かダウン運転かを判定する。例えばアップ運転又はダウン運転を表す状態値はRAMに記憶されており、制御盤7は状態値をRAMから読出して判定する。
ステップB1にてアップ運転である場合、UPと付されたルートを通り、ステップB2にて制御盤7は待ち時間を算出する。1階から最上階までのかご上昇にかかる時間と、最上階から20階まで下降にかかる時間とが加算され、待ち時間が算出される。かご上昇及びかご下降にかかる時間はともに図5の速度パターン波形21の値より取得される。ステップB3にて、制御盤7は得られた待ち時間と、20階から1階までのエレベータ利用による移動時間とを加算する。これにより、アップ運転時の必要時間Bが得られる。
また、ステップB1にてダウン運転である場合、DNと付されたルートを通り、ステップB4にて制御盤7は現在のかご位置を取得し、このかご位置が20階よりも高いかどうかを判定する。かご位置が20階よりも高い場合、YESルートを通り、ステップB5にて制御盤7は待ち時間を算出する。かご位置から20階まで下降にかかる時間が、速度パターン波形21より算出される。ステップB3にて、制御盤7はこの待ち時間と、20階から1階までエレベータ移動時間とを加算する。これにより、ダウン運転時の必要時間Bが得られる。
また、ステップB4にてかご位置が20階の階高以下である場合、NOルートを通り、ステップB6にて制御盤7はかご3が20階を通過したと判定し、かご3が再度1階から最上階まで直通運転をした後、20階まで各階運転で下降するまでの待ち時間を算出する。即ち、制御盤7は、現在のかご位置から1階までダウン運転にかかる時間と、1階から最上階へアップ運転にかかる時間と、最上階から20階までのダウン運転にかかる時間とを全て加算する。これにより、ダウン運転時の必要時間Bが得られる。
次に図4のステップA5において、制御盤7は、必要時間Aと必要時間Bとを比較し、時間が短いほうの移動手段を判定する。ステップA6において、制御盤7は、ステップA5での判定結果を元に、移動手段を20階のホール前表示装置20に表示させる。
図7(a)、図7(b)はともにホール前表示装置20の表示例を示す図である。第20階のホール前表示装置20は、図7(a)のようにエレベータ乗車が早い旨を表示する。あるいはホール前表示装置20は、図7(b)のようにエレベータ1及び避難階段10の各必要時間を表示し、乗客に判断させるようにしてもよい。
図4のステップA7において、制御盤7は、避難運転が完了したかどうかを判定する。完了の判定方法は、例えば管理者による制御盤7への操作内容を読込むことによる。あるいは、火災報知器9から等の情報に基づき、各救出階と火災発生階との位置関係に基づいて避難運転の終了判定を行って判定される。
避難運転を完了させる場合、制御盤7は完了操作の有無を判別するようにする。ステップA7において、制御盤7が避難運転を完了させると判定した場合、YESルートを通り、処理を終える。このステップA7において制御盤7が避難運転を完了させない場合、NOルートを通り、ステップA8において制御盤7は繰返し変数iをインクリメントし、ステップA4の処理を行う。
最下階から19階までの各階及び21階から最上階までの各階について移動手段を判定する方法はいずれも20階の判定方法と同じである。制御盤7はこれらの他の階から最上階までの各階についてそれぞれ式(1)、(2)の例と同じ算出処理を行って、これらの各階において、必要時間A及び必要時間Bを算出し、必要時間A及び必要時間Bを比較し、比較結果を各ホール前表示装置20に表示させる。
図8は各階の比較結果の一例を示す図であり、各ホール前表示装置20は、エレベータ1の利用が早いか、あるいは避難階段10の利用が早いかの情報を表示する。
このようにして、避難階へ移動手段を提示することにより、住人を効率よく避難させることができるようになる。避難階段10を利用したほうが早い人がエレベータ1を利用することによって生じるかご配車の効率の低下を防ぐことができるようになる。また、避難する人がどちらの移動手段を利用したほうが早く移動できるかという不安感を取り除くことができるようになる。
このように、本実施形態に係るエレベータ制御装置によれば、建物に火災が発生した際、各階床の住人は、エレベータ1あるいは避難階段10のいずれを使って避難することをその場で即座に判断することができるようになる。
通常運転時では、かご呼及び乗場呼のいずれもランダムに発生するため、エレベータの動きを制御盤7は読めないが、本実施形態では、アップ運転及びダウン運転を繰返すように制御が行われるため、制御盤7は、エレベータの動きをある程度精度よく予測でき、上記計算により得られる結果を得ることができる。
(第2の実施形態)
火災が発生した階よりも上の階に住人がいた場合、避難階段10で下りようとしたとき、避難階段10において火災に遭遇し、避難階段10を通れない可能性がある。本発明の第2の実施形態に係るエレベータ制御装置は、火災発生階よりも上の各階に設けられたホール前表示装置20に対し、住人が避難階へ移動する際、避難階段10を利用することを禁止し、住人に、エレベータ利用を選択させるオペレーションを行うようにする。
本実施形態に係るエレベータ制御装置も制御盤7に設けられる。このエレベータ制御装置が設けられるエレベータの構成も、第1の実施形態の例と同じである。
図9は本実施形態に係るエレベータ制御装置が行う第n階において利用すべき移動手段を判定する方法を説明するためのフローチャートである。
ステップC1において制御盤7は、火災報知器9が火災検知を行ったかどうかを監視しており、検知動作が起きない間はNoルートを通り、処理を終える。この間、制御盤7は通常運転でエレベータ運転を行う。
ステップC1にていずれかの階に設けられた火災報知器9から火災検知信号を制御盤7が取得すると、Yesルートを通り、ステップC2において、エレベータ運転を避難運転に切替えし、速度パターン波形21(図5)に沿って運転を開始する。
ステップC3において、制御盤7は、繰返し変数jをプログラム中でnにセットする。j=nについて、ステップC4において制御盤7は例えば20階が火災発生階よりも上の階かどうかを判定し、20階が火災発生階よりも上の階である場合、YESルートを通り、ステップC5において制御盤7は、移動手段はエレベータ利用であると判定する。移動手段としてエレベータが設定される。
ステップC6において、制御盤7は、この判定結果を元に、移動手段を第20階のホール前表示装置20に表示する。ステップC7において、制御盤7は、避難運転が完了したかどうかを判定し、避難運転を完了させる場合、YESルートを通り、処理を終える。ステップC7において、制御盤7は、避難運転が完了していない場合、NOルートを通り、ステップC8において、繰返し変数jをインクリメントし、ステップC4の処理を行う。
また、ステップC4において20階が火災発生階よりも下の階である場合、NOルートを通り、ステップC9において、制御盤7は20階から1階までの階段利用による必要時間Aと、エレベータ利用による必要時間Bとを計算する。必要時間Aの計算には式(1)が用いられる。必要時間Bの計算には式(2)と、図6の例の算出方法とが用いられる。
続くステップC10において、制御盤7は、必要時間Aと必要時間Bとを比較し、時間が短いほうの移動手段を判定し、ステップC6において、制御盤7は、この判定結果を元に、移動手段を20階のホール前表示装置20に表示させる。
他の各階のホール前表示装置20にエレベータ1の利用を選択させるよう算出及び判定する方法もこの図9の例と同じである。
本発明のこの実施形態に係るエレベータ制御装置では、エレベータ利用を住人に促すことができるため、火災発生時、安全性を高めることができるようになる。階段利用の禁止の報知が徹底される。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るエレベータ制御装置は、避難運転を行う際、避難階とある決められた階との間を直行して往復するシャトル運転を行うようにしたオペレーションを行う場合において、自階でエレベータ利用時の必要時間を算出するものである。最下階から最上階までのいずれか決められた階と、避難階との間で、上昇運転時及び下降運転時のいずれにおいても、シャトル運転を実行するように、制御盤7は計算を行うようにする。
制御盤7は、避難階と、全階床のうちのいずれかの救出階との間でかご3の往復運転を行う。救出階とは、シャトル運転を行うために予め決められた階を指す。救出階には例えば10階床ごとの階が選択される。10階、20階、30階、40階などの高所に人が集合することが可能なロビーが設けられていることがあり、ロビーが設けられた階が救出階として選ばれる。住人や避難弱者が救出階に徒歩により移動しなければならない事態を考慮し、周辺階からこの救出階へ人が避難階段10により上り下りするための時間も考慮にして救出階は決められる。
本実施形態において、制御盤7は、各階床について、自階から救出階まで避難階段10を利用したときの移動に要する時間を記憶部22より読出す。この制御盤7は、救出階から避難階までエレベータを利用したときの移動に要する時間を計算する。制御盤7は、これらの2つの時間を比較し、比較した結果を各ホール前表示装置20に表示させるようになっている。
制御盤7は次式(3)を用いてn階においてエレベータ利用するために要する必要時間Bを計算する。
必要時間B=(現在地[n階]から救出階までの移動時間)
+(エレベータの待ち時間)
+(エレベータによる移動時間) …(3)
ここで、現在地から救出階までの移動時間とは、自階から救出階まで人が移動するために必要な時間を指し、かご位置に寄らず一定の値である。エレベータの待ち時間とは、救出階にてかご3が到着するまでに必要な最大時間を指し、かご位置に応じて変化する値である。救出階までのかご3の移動を考慮してかご位置を計算するようにされている。また、エレベータによる移動時間とは、救出階から避難階までエレベータが移動するために必要な最大時間を指し、かご位置に寄らず一定の値である。
本実施形態に係るエレベータ制御装置も制御盤7に設けられる。このエレベータ制御装置が設けられるエレベータの構成も、第1の実施形態の例と同じである。
このような構成の制御盤7による式(3)による必要時間Bの算出方法を図10に示す。図10は本実施形態に係るエレベータ制御装置による第n階の必要時間Bの算出方法を説明するためのフローチャートである。
ステップD1において、制御盤7はこのステップD1の処理を行う時点におけるかご3の運転がアップ運転かダウン運転かを判定する。ステップD1にてアップ運転である場合、UPと付されたルートを通り、ステップD2にて制御盤7は待ち時間を算出する。制御盤7は避難階(例えば1階)から救出階までのかご上昇にかかる時間を、図5の速度パターン波形21の値を参照し、参照して得た結果を待ち時間とする。
ステップD3にて、現在地から救出階までの避難階段10による移動時間と、エレベータによる移動時間とを、それぞれ制御盤7は記憶部22から読出す。制御盤7は、これらの2種類の移動時間と、ステップD2にて得られた待ち時間とを加算する。これにより、アップ運転時の必要時間Bが得られ、制御盤7は処理を終える。
また、ステップD1にてダウン運転である場合、DNと付されたルートを通り、ステップD4にて制御盤7は現在のかご位置を取得し、このかご位置から避難階まで下降運転にかかる時間と、避難階から救出階への上昇運転にかかる時間とを求める。制御盤7はこれらの下降運転にかかる時間と、上昇運転にかかる時間とを加算し、加算した結果をエレベータの待ち時間として算出する。これにより、アップ運転時の必要時間Bが得られる。
続いて、ステップD3にて現在地から救出階までの避難階段10による移動時間と、エレベータによる移動時間と、ステップD4にて得られた待ち時間とを加算する。これにより、ダウン運転時の必要時間Bが得られる。処理が終わる。
本発明のこの実施形態に係るエレベータ制御装置によれば、かご3の位置を管理する処理が簡易になるため、エレベータ1の走行時間の計算量を減らすことができ、処理の負担を減らすことができるようになる。
なお、本実施形態では、救出階と、避難階との間をシャトル運転にする例であったが、シャトル運転の代わりに、各階床毎に停止し戸開する運転を行うようにすることもできる。
(他の実施形態)
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。上記の実施形態では、制御盤7の制御機能を実現するための構成は種々変更可能である。各制御機能の構成の仕方は変更可能なものであり、この点を変えて実施したに過ぎない発明に対しても本発明の優位性は何ら損なわれるものではない。
また、エスカレータが建屋に設けられている場合、予め記憶部22にエスカレータを利用した際の所要時間も書込みしておき、制御盤7がエスカレータを使った際の移動時間をホール前表示装置20に表示させるようにもできる。この場合、エスカレータが設置される例えば地下1階から地上数階までの各階について、制御盤7は、移動手段の候補として、エレベータ1、避難階段10及びエスカレータによる所要移動時間を比較する。ホール前表示装置20は、これらの各移動手段での所要時間を表示するとともに、最短の移動手段を表示する。
上記実施形態では避難階は10階の1つであったが、高層ビル等では予めサービス階が複数のサービスゾーンに分割される。低層階、中層階、高層階の各サービスゾーンについて、避難階をそれぞれ10階、20階、30階などと予め設定される。制御盤7は、各サービスゾーンにて上記の所要移動時間の計算と、移動手段の判定とを行うようにしてもよい。
上記実施形態では、記憶部22が記憶する時間情報は、時間帯や季節、日付け等に応じて予め分類等しておき、時間帯等に応じてデータを読込むようにしてもよい。避難階は予め設定されていたが、火災発生箇所に応じて変更してもよい。
上記実施形態ではかご位置検出部5cは、巻上機の回転数5から現在のかご位置を検出していたが、かご位置検出部5cは、かご3の通過によってオン動作する複数のセンサを昇降路2に沿って配置しておき、これらのセンサ信号に基づいて現在のかご位置を検出する方法を使ってもよい。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…エレベータ、2…昇降路、3…かご、4…メインロープ、5…巻上機、5a…シーブ、5b…モータ、5c…かご位置検出部(検出部)、6…カウンターウェイト、7…制御盤(エレベータの制御装置)、7a…運転制御部、7b…演算部、7c…表示制御部、7d…運転切替部、8…テールコード、9…火災報知器、10…避難階段、11…乗場、12…乗降口、13…乗場ドア、14…乗場操作盤、15…かご呼び登録用ボタン、16…かご位置表示部、17…スピーカ、18…火災表示部、19…管制運転動作表示部、20…ホール前表示装置(表示装置)、21…速度パターン波形、22…記憶部。

Claims (4)

  1. 複数の階床およびこれらの階床間をつなぐ階段を有する建物の昇降路に設けられた巻上機と、
    この巻上機により前記昇降路内を昇降駆動されるかごと、
    このかごの現在のかご位置を検出する検出部と、
    前記かごが停止する各階床の乗場ごとに設けられ、避難誘導の情報を表示する複数の表示装置と、
    これらの表示装置が設けられた各階床のうち、移動元の階床から移動先の階床まで前記階段を利用して移動したときの移動に要する時間の時間情報、および前記かごの速度パターン情報を記憶する記憶部と、
    いずれかの避難階から最上階まで直行運転で前記かごを上昇させた後、このかごを前記最上階から前記避難階まで各階運転で下降させるように運転制御を行う運転制御部と、
    この運転制御部による制御下で、各階床について、前記かご位置および前記速度パターン情報により自階へ前記かごが到着するまでに要するエレベータ待ち時間、および前記自階から前記避難階までのエレベータ利用による移動時間を加算して必要時間を求め、前記時間情報により前記避難階へ前記自階から前記階段を利用したときの移動に要する時間を演算し、この時間及び前記必要時間を比較する演算部と、
    この演算部演算比較により階の表示装置に前記エレベータ利用による避難が早いかあるいは前記階段利用による移動が早いかを示す情報を表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 前記表示制御部は、各表示装置に、前記エレベータ又は前記階段を移動手段として表示させることを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  3. 火災が発生した火災階情報を出力する火災報知器を更に備え、
    前記表示制御部は、この火災報知器からの前記火災階情報よりも上の階に設けられた前記表示装置に対して、前記階段の利用を禁止する旨を表示させることを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  4. 複数の階床およびこれらの階床間をつなぐ階段を有する建物の昇降路に設けられた巻上機と、
    この巻上機により前記昇降路内を昇降駆動されるかごと、
    このかごの現在のかご位置を検出する検出部と、
    前記かごが停止する各階床の乗場ごとに設けられ、避難誘導の情報を表示する複数の表示装置と、
    これらの表示装置が設けられた各階床のうち、移動元の階床から移動先の階床まで前記階段を利用して移動したときの移動に要する時間の時間情報、および前記かごの速度パターン情報を記憶する記憶部と、
    いずれかの避難階およびいずれかの救出階の間で前記かごの往復運転を行う運転制御部と、
    この運転制御部による制御下で、各階床について、自階から前記救出階まで前記階段を利用したときの移動に要する時間、前記かご位置および前記速度パターン情報により前記救出階にて前記かごが到着するまでに要するエレベータ待ち時間、および前記救出階から前記避難階までのエレベータ利用による移動時間を加算して必要時間を求め、前記時間情報により前記自階から前記避難階へ前記階段を利用したときの移動に要する時間を演算し、この時間および前記必要時間を比較する演算部と、
    この演算部演算比較により階の表示装置に前記エレベータ利用による避難が早いかあるいは前記階段利用による移動が早いかを示す情報を表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。
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