JPH07130475A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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Publication number
JPH07130475A
JPH07130475A JP5276872A JP27687293A JPH07130475A JP H07130475 A JPH07130475 A JP H07130475A JP 5276872 A JP5276872 A JP 5276872A JP 27687293 A JP27687293 A JP 27687293A JP H07130475 A JPH07130475 A JP H07130475A
Authority
JP
Japan
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lighting
lighting device
light
lamp
ambient illuminance
Prior art date
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Pending
Application number
JP5276872A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahisa Kobayashi
敬尚 小林
Wataru Takimura
亘 滝村
Katsumi Sato
勝己 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5276872A priority Critical patent/JPH07130475A/ja
Publication of JPH07130475A publication Critical patent/JPH07130475A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】周囲照度に応じて消灯の仕方を変化させて急に
暗闇になることを防止できるとともに省電力化が可能な
照明装置を提供する。 【構成】電源に接続されてランプ3を点灯する点灯装置
1と、この点灯装置1を消灯状態に駆動する複数の消灯
モードを有して周囲照度に応じて消灯モードを選択可能
な消灯手段2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、照明装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の照明装置は、消灯に関して、消灯
操作すなわち消灯の信号が照明器具に送られれば即消灯
してしまうものが大半であった。これに対して、近年で
は以前のものに比べて工夫を凝らし、フェードアウトと
いったような除々に照度を落としてゆき消灯させるもの
や、豆球や蛍光灯に消灯の信号が入ってもしばらく点灯
し時間がきたら消灯する遅延消灯機能の付いた照明器具
がでてきた。この照明器具によれば、消灯信号を送信し
てからもある一定時間は部屋の中が明るいといった効果
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような機
能は、フェードアウトならフェードアウト、遅延消灯な
ら遅延消灯といったモードを選択してやらなければなら
ず、また周囲の状況が明るかったり暗かったり、どのよ
うなものであれ決められた機能で動作するしかなかっ
た。
【0004】このため、十分周囲が明るいときでも遅延
消灯ではある時間豆球または蛍光灯が点灯しているし、
フェードアウトについても同じように十分周囲が明るく
てもフェードアウトするため、電力的に無駄が生じると
いう欠点があった。一方、この機能を動作させない場合
は消灯信号を送信すると即消灯してしまい、急に暗闇に
変わるため危険が生じる場合があった。
【0005】したがって、この発明の目的は、周囲照度
に応じて消灯の仕方を変化させて急に暗闇になることを
防止できるとともに省電力化が可能な照明装置を提供す
ることである。また、調光状態に応じてフェード時間を
変化することができる照明装置を提供することである。
【0006】さらに、可動な照明器具の動作に伴って人
が照明器具に衝突するのを防止することができる照明装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の照明装置は、
電源に接続されてランプを点灯する点灯装置と、この点
灯装置を消灯状態に駆動する複数の消灯モードを有して
周囲照度に応じて前記消灯モードを選択可能な消灯手段
とを備えたものである。請求項2の照明装置は、請求項
1において、前記消灯モードが、前記周囲照度が所定の
明るさ以上のとき即消灯するモードと、前記周囲照度が
所定の明るさ以下のとき消灯開始後一定時間点灯後に消
灯するモードとを有するものである。
【0008】請求項3の照明装置は、請求項1または請
求項2において、前記周囲照度を照度検知センサにより
検出するものである。請求項4の照明装置は、電源に接
続されてランプを点灯する調光可能な点灯装置と、この
点灯装置の点灯時における除々に増光しながらの点灯お
よび消灯時における除々に減光しながらの消灯であるフ
ェードを行いかつ前記ランプが低調光状態であるほど前
記フェードのフェード時間が短くなるように前記フェー
ド時間を変化可能なフェード手段とを備えたものであ
る。
【0009】請求項5の照明装置は、移動可能な照明器
具と、この照明器具の移動動作を報知する報知手段とを
備えたものである。請求項6の照明装置は、請求項5に
おいて、前記報知手段は報知音を発生するものである。
請求項7の照明装置は、請求項5において、前記報知手
段は報知表示をするものである。
【0010】請求項8の照明装置は、請求項5におい
て、前記照明器具の移動範囲に前記照明器具を収納する
所定の収納位置を有し、前記照明器具はその消灯時に前
記収納位置に移動するものである。請求項9の照明装置
は、請求項8において、前記照明器具は照明制御手段を
有し、前記照明制御手段が消灯状態に設定された時点で
前記照明器具が前記収納位置に移動するものである。
【0011】請求項10の照明装置は、請求項5または
請求項8において、前記照明器具は人体を検知する人体
検知手段を有するとともに、人体検知手段の動作により
警報する警報手段を有するものである。
【0012】
【作用】請求項1の照明装置によれば、点灯装置が動作
するとランプが点灯し、消灯手段によりランプが消灯す
るが、消灯手段は周囲照度に応じてランプの消灯モード
を選択可能であるため、周囲照度に応じて異なる消灯モ
ードで消灯することができる。このため、周囲照度に応
じて消灯の仕方を変化させて急に暗闇になることを防止
できるとともに、周囲が十分に明るい場合に遅延消灯等
の無駄な電力を使わなくてよく省電力化が可能になる。
【0013】請求項2の照明装置によれば、請求項1に
おいて、前記消灯モードが、前記周囲照度が所定の明る
さ以上のとき即消灯するモードと、前記周囲照度が所定
の明るさ以下のとき消灯開始後一定時間点灯後に消灯す
るモードとを有するため、請求項1と同作用がある。請
求項3の照明装置によれば、請求項1または請求項2に
おいて、前記周囲照度を照度検知センサにより検出する
ため、請求項1または請求項2の作用のほか、自動化が
可能になる。
【0014】請求項4の照明装置によれば、ランプが低
調光なほどフェード時間が短くなるように調光状態に応
じてフェード時間を変化するため、調光状態に関係なく
フェード時間が一定の場合と比較して低調光時ほどゆっ
くりと明るさが変化して除々に変化するという感じがな
くなるという問題が解消でき、どのような調光状態にあ
っても常に除々に点灯および消灯しているという感じを
はっきりと受けることができる。
【0015】請求項5の照明装置によれば、移動可能な
照明器具と、この照明器具の移動動作を報知する報知手
段とを備えたため、照明器具の移動動作中の全消灯およ
び全消灯している時の移動といった状況において人が照
明器具に衝突するのを避けることができるので安全性が
向上する。また操作中に報知することで使用者が器具の
状態を把握でき、周囲の人も同様に器具の状態が把握で
きるのでより一層安全性が高まる。
【0016】請求項6の照明装置によれば、請求項5に
おいて、前記報知手段は報知音を発生するため、請求項
5と同作用がある。請求項7の照明装置によれば、請求
項5において、前記報知手段は報知表示をするため、請
求項5と同作用がある。請求項8の照明装置によれば、
請求項5において、前記照明器具の移動範囲に前記照明
器具を収納する所定の収納位置を有し、前記照明器具は
その消灯時に前記収納位置に移動するため、請求項5の
作用のほか、より一層安全性を確保することができる。
【0017】請求項9の照明装置によれば、請求項8に
おいて、前記照明器具は照明制御手段を有し、前記照明
制御手段が消灯状態に設定された時点で前記照明器具が
前記収納位置に移動するため、請求項8と同作用があ
る。請求項10の照明装置によれば、請求項5または請
求項8において、前記照明器具は人体を検知する人体検
知手段を有するとともに、人体検知手段の動作により警
報する警報手段を有するため、請求項5または請求項8
の作用のほか、より一層安全性を向上することができ
る。
【0018】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図5に
より説明する。すなわち、この照明装置は、点灯装置1
と、消灯手段2とを有する。点灯装置1は、電源(図示
せず)に接続されてランプ3を点灯する。実施例はイン
バータを用いている。
【0019】消灯手段2は、点灯装置を消灯状態に駆動
する複数の消灯モードを有して、周囲照度に応じてラン
プ3の消灯モードを選択可能である。消灯モードは、周
囲照度が所定の明るさ以上のとき即消灯するモードと、
前記周囲照度が所定の明るさ以下のとき消灯開始から一
定時間点灯後に消灯するモードとを有する。また周囲照
度は照度検知センサにより検出する。
【0020】実施例の消灯手段2は、点灯および消灯の
信号を出力する送信器4と、各信号を受信する受信部5
と、照度検知センサ6と、制御部7とを有する。また制
御部7は図2に示すように、送信器の信号を処理して点
灯信号のときは点灯装置1に作動信号を入力し消灯信号
のとき消灯モード選択部10に消灯信号を出力するリモ
コン処理部8と、照度検知センサ6の検出信号を比較器
により基準値と比較判別する照度判別部9と、リモコン
処理部8の消灯信号の入力時に照度判別部9の比較内容
に応じて消灯モードを選択する消灯モード選択部10と
を有する。
【0021】この場合、照度検知センサ6の検出信号が
基準値がより大きいときすなわち周囲照度が十分明るい
とき、照度判別部9から「H」の信号が消灯モード選択
部10に出力し、消灯モード選択部10は即消灯する信
号を出力する即消灯モードを選択する。一方、照度検知
センサ6の検出信号が基準値より小さいとき、周囲照度
が暗いとして照度判別部9から「L」の信号を出力して
消灯モード選択部10に入力し、消灯モード選択部10
は一定時間経過後に消灯する信号を出力する遅延消灯モ
ードを選択する。そして各モードによる点灯を停止させ
る信号を点灯装置1に入力する。
【0022】この照明装置の動作について説明すると、
点灯装置1が電源より電力をうけて点灯している状態に
おいて、消灯のため送信器4から消灯の信号が送られて
きたとき、その信号を受信部5で受信し、制御部7に送
信する。このとき、照度検知センサ6によって周囲の照
度を検知しており、その周囲が十分に明るければ即消灯
モードとなり、制御部7から点灯装置1の駆動を停止さ
せる信号が点灯装置1に送られ、消灯信号が入った時点
で点灯装置1は消灯動作しランプ3は消灯してしまう。
しかし、周囲の照度が小さくかなり暗い場合もしくは照
度がほとんどない場合は遅延消灯モードとなり、制御部
7から点灯装置1の駆動を停止する信号が一定時間遅れ
て点灯装置1に送られるので、ランプ3はある一定時間
だけ点灯した後消灯する。
【0023】なお、ここで周囲照度とは、照度検知セン
サ6を用いた照明器具の照度を除いた他の照明器具また
は自然光の照度のことをいうものとする。図3は周囲照
度が明るい場合の消灯動作を説明するもので、(a)は
周囲照度を示し、この例では照度Fすなわち周囲照度が
十分に明るい場合である。(b)はこの照明装置の照度
を示し、時点t0 は消灯手段2により消灯が開始された
ときであり、図のように周囲照度が十分に明るいため、
即消灯している。したがって、遅延消灯することがない
ので電力の無駄がない。
【0024】これに対して、図4は(a)のように周囲
照度がほとんど0で周囲が暗い場合であり、(b)のよ
うに時点t0 で消灯信号が入力されてから一定時間点灯
後の時点t1 で遅延消灯している。したがって、即暗闇
になることがないので安全となる。この実施例によれ
ば、点灯装置1が動作するとランプ3が点灯し、消灯手
段2によりランプ3が消灯するが、消灯手段2は周囲照
度に応じてランプ3の消灯モードを選択可能であるた
め、周囲照度に応じて異なる消灯モードで消灯すること
ができる。このため、周囲照度に応じて消灯の仕方を変
化させて急に暗闇になることを防止できるとともに、周
囲が十分に明るい場合に遅延消灯等の無駄な電力を使わ
なくてよく省電力化が可能になる。
【0025】また照度検知センサ2の検出信号に応じて
消灯モードを選択しているため、手動により操作する消
灯モード選択ボタンを設けたものと比較して、自動的に
消灯モードを選択できる。なお、周囲照度を検出する手
段として、照度検知センサの代わりに時限タイマを用
い、朝や昼等比較的周囲が明るい時間帯は消灯信号に応
じて即消灯動作し、夕方から夜にかけて比較的周囲が暗
い時間帯は遅延消灯させるように選択してもよい。
【0026】図5は(a)のように周囲照度がほとんど
0の暗い場合の他の実施例で、(b)のように時点t0
で消灯信号が入力されてから時点t1 までの一定時間除
々に減光するフェードアウトを行なうものである。この
ように、周囲が明るければ即消灯するが、周囲が暗けれ
ばフェードアウトするので、十分周囲が明るい時にフェ
ードアウトすることによる電力の無駄がないとともに、
周囲が暗いときに急に暗闇になることがない。
【0027】なお、周囲照度に応じて消灯モードのたと
えば遅延時間が連続的に変化するように構成してもよ
い。この発明の第2の実施例を図6に示す。すなわち、
この照明装置は、点灯装置(図示せず)とフェード手段
(図示せず)とを有する。点灯装置は、電源に接続され
てランプを点灯するもので調光可能である。
【0028】フェード手段は、点灯装置の点灯時におい
て除々に増光しながら点灯するフェードを行なうととも
に消灯時において除々に減光しながら消灯するフェード
を行うことができる。しかもランプが低調光状態である
ほど、フェードのフェード時間が短くなるようにフェー
ド時間を変化可能にしている。図6の(a)は点灯時の
フェード時間を示し、消灯から25%点灯まではフェー
ド時間T1 ,50%点灯点灯まではフェード時間T2
75%点灯まではフェード時間T3 ,100%点灯まで
はフェード時間T4 とし、調光レベルが増すほどほぼ直
線的にフェード時間が長くなっている。
【0029】図6の(b)は消灯時のフェード時間を示
し、消灯開始時点T0 から消灯までのフェード時間が1
00%から消灯する場合T4 、75%から消灯する場合
3、50%から消灯する場合T2 、25%から消灯す
る場合T1 であり、(a)と同様に低調光レベルほどフ
ェード時間が短くなるように設定されている。この実施
例によれば、ランプが低調光なほどフェード時間が短く
なるように調光状態に応じてフェード時間を変化するた
め、調光状態に関係なくフェード時間が一定の場合と比
較して低調光時ほどゆっくりと明るさが変化して除々に
変化するという感じがなくなるという問題が解消でき、
どのような調光状態にあっても常に除々に点灯および消
灯しているという感じをはっきりと受けることができ
る。
【0030】この点従来は、図7の(a)の点灯時およ
び(b)の消灯時ともに調光状態の高低いずれの場合
も、調光状態とは無関係にフェード時間は常に一定であ
った。このため、調光状態が高い場合と比べて低くなる
ほどフェード時間がゆっくりと変化し、フェードしなが
ら点灯または消灯しているという感覚を受けにくいとい
う問題があった。
【0031】この発明の第3の実施例を図8に示す。す
なわち、この照明装置は、移動可能な照明器具15と、
この照明器具15の移動動作を報知する報知手段16と
を有する。実施例の照明器具15は天井18に取付けら
れた器具本体17と、器具本体17から昇降自在にワイ
ヤ19により取付けられたペンダント灯具20からなっ
ている。器具本体17にも別の灯具21を有する。22
は床である。
【0032】報知手段16は報知音を発生するブザー等
を実施例とし、プンダント灯具20に設けられ、図9に
示すようにペンダント灯具20の昇降動作に連動して
「ピピッ」という音を発生するように構成している。ま
たこの音は、ペンダント灯具20の昇降中鳴り続けてお
り、使用者または器具周辺の者に現在のペンダント灯具
20がどのような状態にあるかを知らせている。
【0033】この実施例によれば、移動可能な照明器具
15と、この照明器具15の移動動作に報知する報知手
段16とを備えたため、照明器具15の移動動作中の全
消灯および全消灯している時の移動といった状況におい
て、人が照明器具15のペンダント灯具20に衝突する
のを避けることができるので安全性が向上する。また操
作中に報知することで使用者が器具の状態を把握でき、
周囲の人も同様に器具の状態が把握できるのでより一層
安全性が高まる。
【0034】この点、従来の可動な照明器具は、一器具
多光源の照明器具の光源のうちの1つの光源がリモート
コントロールにより変向できてスポットライト的役割を
するもの、器具の両端に設置された蛍光灯の反射板を回
転させることによって下方面照射にしたり、アッパー光
の間接光にしたりできるもの、手でペンダント照明器具
を自分の近くまで降ろすことができるもの、さらに回転
可能なスポットライト灯もある。しかし、これらのいず
れの照明器具に関しても、使用者または器具周辺の者に
器具の状態が現在どのようになっているかということを
認知させるには照明が点灯していてなおかつ目で照明器
具の位置の確認が必要であった。とくに降下可能なペン
ダント照明器具などは消灯時に器具が下がっているとき
暗闇の中で不意に照明器具にぶつかる等大変危険であっ
た。この実施例はこのような蓮台を解決することができ
る。
【0035】なお、第3の実施例において、音はブザー
音のみならず、音楽等でもよい。またこの実施例はペン
ダント灯具20が照明器具の一部となっている例を示し
たが、照明器具の全体が昇降等移動可能な構成でもよ
く、また移動は水平移動および回動等でもよい。また第
3の実施例の変形例として、報知音に代えて、たとえば
発光ダイオードの報知灯を点滅を含み点灯することによ
り報知表示するものでもよい。この実施例も、照明器具
が全消灯時に可動部が動作としていたとしても発光ダイ
オード等の発する光によって使用者または周辺のものが
可動している器具の認知をすることが可能になる。
【0036】この発明の第4の実施例を図10に示す。
すなわち、この照明装置は、第3の実施例において、照
明器具15のペンダント灯具20は人体23を検知する
人体検知手段(図示せず)を有するとともに、人体検知
手段の動作により警報する警報手段(図示せず)を有す
るものである。ペンダント灯具20から一定の距離以内
に人が近づくとペンダント器具20に取付けた人体検知
手段が反応し、警報手段の「ピピッ」といった警報音ま
たは警報表示が動作する。またペンダント灯具20が可
動状態および停止状態のいずれであっても、人体検知手
段が反応し、警報音等を発生する。なお、ペンダント灯
具20が可動状態のとき動作する報知手段16で警報手
段を兼用してもよいし、報知手段16とは別に警報手段
を動作するものでもよい。
【0037】この実施例によれば、第3の実施例の作用
効果のほか、より一層安全性を向上することができる。
第4の実施例の変形例として、センサ等の人体検知手段
と照度検知手段を組み合わせて、照明器具が全消灯状態
でかつ部屋の周囲の明るさがある所定の明るさ以下であ
れば警報音等を報知するようにしてもよい。
【0038】さらに、第3の実施例および第4の実施例
の変形例として、照明器具15の移動範囲に照明器具1
5を収納する所定の収納位置を有し、照明器具15はそ
の消灯時に収納位置に移動するように構成してもよい。
とくに照明器具15が照明制御手段を有し、照明制御手
段が消灯状態に設定された時点で照明器具15が収納位
置に移動するようにすると、収納位置という安全な場所
に移動することにより、より一層の安全性を確保するこ
とができる。
【0039】たとえば、図8に示すような可動式の照明
装置のように、1つの照明器具において昇降機能および
多光源(たとえば蛍光灯,白熱灯等)の点滅制御機能を
有する場合、これらの機能を選択したり切換制御する照
明制御手段は、赤外線等によりリモートコントロールに
よって通常行なわれる。このような構成において、リモ
ートコントロールにより光源が全消灯状態に設定された
時、ペンダント灯具20を所定の収納位置たとえば天井
18側の最上位位置あるいは器具本体17内を収納位置
として移動するように設定することにより、全消灯状態
で部屋が真っ暗になっても、従来例のように不意に照明
器具にぶつかるといった問題を回避することができ、使
用時における安全性の向上が期待できる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の照明装置によれば、点灯装置
が動作するとランプが点灯し、消灯手段によりランプが
消灯するが、消灯手段は周囲照度に応じてランプの消灯
モードを選択可能であるため、周囲照度に応じて異なる
消灯モードで消灯することができる。このため、周囲照
度に応じて消灯の仕方を変化させて急に暗闇になること
を防止できるとともに、周囲が十分に明るい場合に遅延
消灯等の無駄な電力を使わなくてよく省電力化が可能に
なるという効果がある。
【0041】請求項2の照明装置によれば、請求項1に
おいて、前記消灯モードが、前記周囲照度が所定の明る
さ以上のとき即消灯するモードと、前記周囲照度が所定
の明るさ以下のとき消灯開始後一定時間点灯後に消灯す
るモードとを有するため、請求項1と同効果がある。請
求項3の照明装置によれば、請求項1または請求項2に
おいて、前記周囲照度を照度検知センサにより検出する
ため、請求項1または請求項2の効果のほか、自動化が
可能になる。
【0042】請求項4の照明装置によれば、ランプが低
調光なほどフェード時間が短くなるように調光状態に応
じてフェード時間を変化するため、調光状態に関係なく
フェード時間が一定の場合と比較して低調光時ほどゆっ
くりと明るさが変化して除々に変化するという感じがな
くなるという問題が解消でき、どのような調光状態にあ
っても常に除々に点灯および消灯しているという感じを
はっきりと受けることができる。
【0043】請求項5の照明装置によれば、移動可能な
照明器具と、この照明器具の移動動作を報知する報知手
段とを備えたため、照明器具の移動動作中の全消灯およ
び全消灯している時の移動といった状況において人が照
明器具に衝突するのを避けることができるので安全性が
向上する。また操作中に報知することで使用者が器具の
状態を把握でき、周囲の人も同様に器具の状態が把握で
きるのでより一層安全性が高まる。
【0044】請求項6の照明装置によれば、請求項5に
おいて、前記報知手段は報知音を発生するため、請求項
5と同効果がある。請求項7の照明装置によれば、請求
項5において、前記報知手段は報知表示をするため、請
求項5と同効果がある。請求項8の照明装置によれば、
請求項5において、前記照明器具の移動範囲に前記照明
器具を収納する所定の収納位置を有し、前記照明器具は
その消灯時に前記収納位置に移動するため、請求項5の
効果のほか、より一層安全性を確保することができる。
【0045】請求項9の照明装置によれば、請求項8に
おいて、前記照明器具は照明制御手段を有し、前記照明
制御手段が消灯状態に設定された時点で前記照明器具が
前記収納位置に移動するため、請求項8と同効果があ
る。請求項10の照明装置によれば、請求項5または請
求項8において、前記照明器具は人体を検知する人体検
知手段を有するとともに、人体検知手段の動作により警
報する警報手段を有するため、請求項5または請求項8
の効果のほか、より一層安全性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】その消灯手段のブロック図である。
【図3】周囲照度がある場合の消灯動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図4】周囲照度がない場合の消灯動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図5】他の実施例の周囲照度がない場合の消灯動作を
説明するタイムチャートである。
【図6】第2の実施例のフェード動作の説明図である。
【図7】その従来例のフェード動作の説明図である。
【図8】第3の実施例の側面図である。
【図9】その昇降動作中の側面図である。
【図10】人体が照明器具に接近した状態の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 点灯装置 2 消灯手段 3 ランプ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に接続されてランプを点灯する点灯
    装置と、この点灯装置を消灯状態に駆動する複数の消灯
    モードを有して周囲照度に応じて前記消灯モードを選択
    可能な消灯手段とを備えた照明装置。
  2. 【請求項2】 前記消灯モードが、前記周囲照度が所定
    の明るさ以上のとき即消灯するモードと、前記周囲照度
    が所定の明るさ以下のとき消灯開始後一定時間点灯後に
    消灯するモードとを有する請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記周囲照度を照度検知センサにより検
    出する請求項1または請求項2記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 電源に接続されてランプを点灯する調光
    可能な点灯装置と、この点灯装置の点灯時における除々
    に増光しながらの点灯および消灯時における除々に減光
    しながらの消灯であるフェードを行いかつ前記ランプが
    低調光状態であるほど前記フェードのフェード時間が短
    くなるように前記フェード時間を変化可能なフェード手
    段とを備えた照明装置。
  5. 【請求項5】 移動可能な照明器具と、この照明器具の
    移動動作を報知する報知手段とを備えた照明装置。
  6. 【請求項6】 前記報知手段は報知音を発生する請求項
    5記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記報知手段は報知表示をする請求項5
    記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 前記照明器具の移動範囲に前記照明器具
    を収納する所定の収納位置を有し、前記照明器具はその
    消灯時に前記収納位置に移動する請求項5記載の照明装
    置。
  9. 【請求項9】 前記照明器具は照明制御手段を有し、前
    記照明制御手段が消灯状態に設定された時点で前記照明
    器具が前記収納位置に移動する請求項8記載の照明装
    置。
  10. 【請求項10】 前記照明器具は人体を検知する人体検
    知手段を有するとともに、前記人体検知手段の動作によ
    り警報する警報手段を有する請求項5または請求項8記
    載の照明装置。
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