JP4776057B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば連続調光可能な主照明灯と補助照明灯を有する照明器具、特にリモコン操作による主照明灯と補助照明灯との切り換わりを制御するようにした照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は例えば特開平5−109489号公報に開示されている従来の照明装置の構成を示すブロック図、図8は同照明装置の動作説明図である。図において、商用電源ACに整流・平滑機能を有する電源部21を接続し、この電源部21の出力のDC電圧をインバータ回路22に印加し、このインバータ回路22の動作により主照明としての放電灯FLを点灯させるものである。
【0003】
また、上記商用電源ACに並列にリモートコントロール可能なスイッチSW1と補助照明としての豆球ILを接続している。上記インバータ回路22は点灯モード切り替え回路23からの点灯信号により放電灯FLを点滅させることができる。また、調光回路24からの調光信号により放電灯FLの調光を行うことができるようになっている。
ここで、点灯モード切り替え回路23に設けられているスイッチSW4 は点灯モードを切り替えるスイッチであり、使用者が設定或いは押すことにより点灯モードの切り替えを行うものである。また、調光回路24のスイッチSW2 、SW3 は蛍光灯からなる放電灯FLの調光レベルを上げ、下げするスイッチである。
更に、調光回路24の調光レベルを検出する調光レベル検出回路25と、該調光レベル検出回路25の出力にてスイッチSW1 を駆動するラッチ回路26が設けられている。
【0004】
以上のような回路構成において、調光回路24のスイッチSW2 、SW3 の操作により調光度合いを略0%にとすると、調光レベル検出回路25により調光度合いを検出し、ラッチ回路26に信号を送出する。この信号を受けてラッチ回路26は豆球ILを点灯させるスイッチSW1 をオンさせる。
このことにより、調光回路24からの調光信号により、インバータ回路22を調光していくと共に、調光度合いが略0%になると、調光レベル検出回路25及びラッチ回路26により、補助照明である豆球ILを自動的に点灯させることができる。このとき、調光レベル検出回路25からの信号はラッチ回路26以外に点灯モード切り替え回路23に送られ、点灯モードそのものを放電灯FLの点灯モードから豆球ILの点灯モードに切り替える。
【0005】
以上の動作により、調光度合いが略0%になると、点灯モードを自動的に切り替え、放電灯FLから豆球ILへと動作を切り替えることができる。また、点灯モード切り替え回路23により、滅モード、放電灯モードに設定されると、ラッチ回路26にリセット信号が印加され、豆球ILはスイッチSW1 の開離により消灯すると共に、滅モードの場合であれば、インバータ回路22への点灯信号がなくなり、インバータ回路22の動作の停止により滅状態を実現する。また、放電灯モードの場合であれば、点灯信号オンによりインバータ回路22を動作させ、放電灯FLを点灯させる。
以上のような動作により、点灯モード切り替え回路23により、通常は放電灯FL、豆球IL、滅と点灯モードを切り替えると共に、放電灯FLの調光度合いによぅて放電灯FLの調光点灯であったり、調光度合いを略0%にすると、豆球ILの点灯モードに自動的に切り換えることが可能となる。図8は以上の放電灯FL、豆球ILの動作を表したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の照明装置では、暗の減光信号を送り続けた場合、主照明灯である放電灯FLが下限状態の略0%になったとき、自動的に補助照明灯である豆球ILに切り換えられてしまうため、使用者が主照明灯の放電灯FLの下限状態での点灯を維持したくとも自動的に補助照明灯の豆球ILに切り換えられてしまい、使用者の意思とは違う点灯モードになってしまうという問題があった。
また、主照明灯の放電灯FLが略0%であるにも拘わらず、補助照明灯の豆球ILに切り換わることで、一旦明るくなってしまうという問題もあった。
さらに、補助照明モードから主照明モードに切り換える場合には、別の操作を必要とし、しかも主照明灯の放電灯FLと補助照明灯の豆球ILとは違う明るさで点灯するため、明るさの変化が起きるという問題もあった。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、主照明灯がリモコン操作により、伝送された暗の減光信号に基づいて減光状態が下限に達した時、更に暗の減光信号がある一定期間伝送され続けたときには負荷を補助照明灯に切り換え、逆に補助照明灯の点灯モード時に明の増光信号が伝送された場合は即座に負荷を主照明に切り換えるようにした照明装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る照明装置は、商用電源を整流・平滑して直流電圧を出力する電源回路と、電源回路から出力された直流電圧を高周波電圧に変換して出力するインバータ回路と、インバータ回路の高周波電圧により点灯される主照明灯と、商用電源に接続された補助照明灯と、インバータ回路に点灯・調光信号を出力し、主照明灯の点灯・調光制御を行う調光制御回路と、補助照明灯の点灯制御を行う補助照明制御回路と、主照明灯・補助照明灯の点灯指令、主照明灯・補助照明灯の減光又は増光の調光指令を出力するリモコン用送信器と、調光制御回路が出力する調光信号に基づいて主照明灯の調光の下限判定を行い、判定信号を点灯切替回路に出力する下限判定回路と、リモコン用送信器から伝送された主照明灯点灯指令に基づいて調光制御回路に点灯制御信号を出力した後に、更にリモコン用送信器から減光指令が伝送されたときにその減光指令に基づいて調光制御回路に減光制御信号を出力し、下限判定回路が主照明灯の減光状態が所定の下限に達したことを判別した下限判別信号に基づき、その下限状態を一定期間継続させ、その一定期間経過後に更にリモコン用送信器から減光指令が伝送されているときに調光制御回路に消灯制御信号を出力すると共に補助照明制御回路に点灯信号を出力する点灯切替制御回路とを備え、点灯信号により補助照明灯が点灯したときの点灯の明るさと、主照明灯の下限状態の点灯の明るさとがほぼ同等に設定されているものである。
【0009】
本発明の請求項2に係る照明装置は、上記点灯切替制御回路が上記リモコン用送信器から減光指令が伝送されている途中に、更にリモコン用送信器からの減光指令が停止されたときは当該停止時における減光状態の減光制御信号を調光制御回路に出力し続けるようにしたものである。
【0010】
本発明の請求項3に係る照明装置は、商用電源を整流・平滑して直流電圧を出力する電源回路と、電源回路から出力された直流電圧を高周波電圧に変換して出力するインバータ回路と、インバータ回路の高周波電圧により点灯される主照明灯と、商用電源に並列接続された補助照明灯と、インバータ回路に点灯・調光信号を出力し、主照明灯の点灯・調光制御を行う調光制御回路と、補助照明灯の点灯制御を行う補助照明制御回路と、主照明灯・補助照明灯の点灯指令、主照明灯・補助照明灯の減光又は増光の調光指令を出力するリモコン用送信器と、リモコン用送信器から伝送された補助照明点灯指令に基づいて補助照明制御回路に点灯制御信号を出力して補助照明を点灯させた状態を継続させた後に、更にリモコン用送信器から増光指令が伝送されたときにその増光指令に基づいて補助照明制御回路に消灯信号を出力すると共に調光制御回路に増光制御信号をインバータ回路に出力する点灯切替制御回路とを備えて構成されている。
【0011】
本発明の請求項4に係る照明装置は、上記点灯切替制御回路が上記リモコン用送信器から増光指令が伝送されたときにその増光指令に基づいて調光制御回路に増光制御信号を出力している途中に、更にリモコン用送信器からの増光指令が停止されたときは当該停止時における増光状態の増光制御信号を調光制御回路に出力し続けるようにしたものである。
【0012】
本発明の請求項5に係る照明装置は、上記補助照明制御回路と上記点灯切替制御回路との間に位相制御回路を設け、該位相制御回路は上記点灯切替制御回路からの点灯信号に基づいて上記補助照明制御回路に減光するよう位相制御した点灯信号を出力するようにしたものである。
【0013】
本発明の請求項6に係る照明装置は、上記点灯切替制御回路は上記位相制御回路が上記補助照明制御回路に減光するよう位相制御した信号を出力している途中に、更にリモコン用送信器からの減光指令が停止されたときは当該停止時における減光状態の点灯信号を上記補助照明制御回路に出力し続けるようにしたものである。
【0014】
本発明の請求項7に係る照明装置は、上記位相制御回路が出力する増光するよう位相制御した点灯信号に基づいて補助照明灯の調光の上限判定を行い、上限判定信号を上記点灯切替制御回路に出力する上限判定回路を備え、上記点灯切替制御回路は上限判定回路が補助照明灯の増光状態が所定の上限に達したことを判別した上限判別信号に基づき、その上限状態を一定期間継続させ、その一定期間経過後に更にリモコン用送信器から増光指令が伝送されているときに上記位相制御回路に消灯制御信号を出力すると共に上記調光制御回路に増光制御信号を出力するようにしたものである。
【0015】
本発明の請求項8に係る照明装置は、上記点灯切替制御回路が上記リモコン用送信器から増光指令が伝送されている途中に、更にリモコン用送信器からの増光指令が停止されたときは当該停止時における増光状態の点灯信号を補助照明制御回路に出力し続けるようにしたものである。
【0016】
本発明の請求項9に係る照明装置は、上記下限判定回路からの下限判定信号を受けて鳴動する音声発生器を備えるようにしたものである。
【0017】
本発明の請求項10に係る照明装置は、上記下限判定回路からの下限判定信号を受けて上記インバータ回路に点滅信号を出力する点滅制御回路を備えるようにしている。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の照明装置の構成を示すブロック図、図2は同照明装置の動作説明図である。
図において、1は商用電源を整流し、平滑して直流電圧を出力する電源回路、2は電源回路1から出力された直流電圧を高周波電圧に変換して出力するインバータ回路、3はインバータ回路2の高周波電圧により点灯される主照明灯である蛍光ランプ、4は商用電源に並列接続された補助照明灯としての豆球ILである。この蛍光ランプ3の後述する下限状態の点灯の明るさと豆球4の100%の点灯の明るさはほぼ同等となるように設定されている。
5は蛍光ランプ3の調光を行うために、インバータ回路2に点灯・調光信号を出力し、蛍光ランプ3の点灯・調光制御を行う調光制御回路、6は電源回路1とインバータ回路2と調光制御回路5とで構成された蛍光灯点灯回路、7は豆球ILの点灯制御を行う補助照明制御回路である。
【0019】
8は主照明灯・補助照明灯の点灯指令、主照明灯・補助照明灯の減光又は増光の調光指令等の各種指令を赤外線で出力するリモコン用送信器、9はリモコン用送信器8から赤外線により伝送された各種指令を受信して電気指令信号として出力する赤外線受信回路、10は赤外線受信回路9からの各種の電気指令信号を受けて主照明灯又は補助照明灯の点灯制御信号及び主照明灯又は補助照明灯の調光レベルの調整を行う調光制御信号を出力する点灯切替回路、11は調光制御回路5が出力する調光信号に基づいて蛍光ランプ3の調光の下限判定を行い、下限判定信号を点灯切替回路10に出力する下限判定回路、12は補助照明制御回路7が出力する点灯信号に基づいて補助照明の点灯確認を行い、確認信号を点灯切替回路10に出力する点灯確認制御回路である。13は赤外線受信回路9と、点灯制御回路10と、下限判定回路11と、点灯確認制御回路12とで構成されたリモコン制御回路である。
【0020】
次に、本発明の実施の形態1の照明装置の動作について図1及び図2の動作説明図に基づいて説明する。
まず、リモコン用送信器8を操作して主照明灯である蛍光ランプ3を点灯させる点灯指令を伝送すると、その点灯指令を赤外線受信回路9が受信する。赤外線受信回路9は伝送された点灯指令を電気指令信号に変換してを点灯切替制御回路10に出力し、点灯切替制御回路10はその電気指令信号に基づく点灯制御信号を調光制御回路5に出力する。調光制御回路5では切替制御回路10からの点灯制御信号に基づいて100%点灯の調光信号(即ち、点灯信号)をインバータ回路2に出力し、インバータ回路2は蛍光ランプ3を100%の点灯モードで点灯させる。
【0021】
このように蛍光ランプ3が100%の点灯モードで点灯させられている場合に、更にリモコン用送信器8を押圧操作して主照明灯である蛍光ランプ3を暗とさせる減光指令を伝送すると、その減光指令を赤外線受信回路9が受信する。赤外線受信回路9は伝送された減光指令を電気指令信号に変換して点灯切替制御回路10に出力し、点灯切替制御回路10はその電気指令信号に基づき減光制御信号を調光制御回路5に出力する。
調光制御回路5では切替制御回路10からの減光制御信号に基づいて減光の調光信号をインバータ回路2に出力し、インバータ回路2は蛍光ランプ3の点灯を100%の点灯モードから減光モードに移行させ、蛍光ランプ3の点灯を次第に減光させる。このとき、リモコン用送信器8は減光指令を出力するよう押圧操作したままとする。なお、蛍光ランプ3の点灯が減光の途中にリモコン用送信器8の減光指令を伝送する押圧操作をやめると、蛍光ランプ3の点灯はその時点の減光レベルの点灯が継続されることとなる。
【0022】
そして、蛍光ランプ3の点灯が所定の下限状態(豆球4の100%に近い光束となる状態)に達し、更にリモコン用送信器8が減光指令を伝送するよう押圧操作されたままで一定期間経過すると、点灯切替制御回路10では下限判定回路11からの下限判定信号を受けて内蔵のタイマーを起動させ、それから一定期間経過後に赤外線受信回路9から減光指令の電気指令信号を受けていれば、まず補助照明である豆球4を点灯させる点灯信号を補助照明制御回路7に出力し、補助照明制御回路7はその点灯信号に基づいて豆球4を点灯させる。このとき、点灯確認制御回路12は補助照明制御回路7からの点灯信号を受けて点灯を確認し、点灯確認信号を点灯切替制御回路10に出力する。
点灯切替制御回路10では点灯確認信号を受けて調光制御回路5に消灯指令の電気信号を出力し、その電気信号を受けた調光制御回路5は消灯信号をインバータ回路2に出力し、インバータ回路2は蛍光ランプ3を消灯させる。従って、蛍光ランプ3の消灯は豆球4の点灯が確認されてから行われる。
なお、蛍光ランプ3の点灯が下限状態の点灯モードの途中に、リモコン用送信器8の増光指令を出力する押圧操作をやめると、蛍光ランプ3の点灯はその下限状態の点灯モードの点灯が継続されることになる。
【0023】
次に、リモコン用送信器8を操作して補助照明である豆球4を点灯させる点灯指令を伝送すると、その点灯指令を赤外線受信回路9が受信する。赤外線受信回路9は伝送された点灯指令を電気指令信号に変換して点灯切替制御回路10に出力し、点灯切替制御回路10はその電気指令信号に基づき点灯信号を補助照明制御回路7に出力する。補助照明制御回路7では切替制御回路10からの点灯信号に基づいて豆球4を100%の点灯モードで点灯させる。
このように豆球4が100%の点灯モードで点灯させられている場合に、リモコン用送信器8を押圧操作して主照明である蛍光ランプ3を明とさせる増光指令を伝送すると、その増光指令を赤外線受信回路9が受信する。赤外線受信回路9は伝送された増光指令を電気指令信号に変換して点灯切替制御回路10に出力し、点灯切替制御回路10はその電気指令信号に基づき増光制御信号を調光制御回路5に出力すると共に消灯信号を補助照明制御回路7に出力する。補助照明制御回路7では切替制御回路10からの消灯信号に基づいて豆球4を即座に消灯させる。
【0024】
他方、調光制御回路5では、切替制御回路10からの増光制御信号に基づいて所定の下限状態(豆球4の100%に近い光束となる状態)から次第に増光して100%の点灯を行わせる増光の調光信号をインバータ回路2に出力し、インバータ回路2は蛍光ランプ3の点灯を下限状態から次第に増光して100%の点灯を行う増光モードに移行させ、蛍光ランプ3の点灯を次第に増光させる。このとき、リモコン用送信器8は増光指令を伝送するよう押圧操作したままとする。
そして、蛍光ランプ3の点灯が100%の点灯となったときにリモコン用送信器8は増光指令を伝送する押圧操作をやめる。そうすると、蛍光ランプ3の点灯は100%の点灯で継続される。なお、蛍光ランプ3の点灯が増光モードの途中に、リモコン用送信器8の増光指令を伝送する押圧操作をやめると、蛍光ランプ3の点灯はその時点の増光レベルの点灯が継続されることになる。
【0025】
この発明の実施の形態1においては、リモコン用送信器8を操作して主照明灯である蛍光ランプ3を100%の点灯モードで点灯させている場合に、リモコン用送信器8を押圧操作して蛍光ランプ3を暗とさせる減光指令を出力し続けると、蛍光ランプ3が連続的に減光して下限状態になるとその下限状態が一定期間続き、その一定期間経過後に補助照明である豆球4の点灯に自動的に切り換えられるため、リモコン用送信器8の操作を切り換える必要がなくなり、リモコン用送信器8の操作性の利便性が向上する。
また、蛍光ランプ3の点灯が減光の途中にリモコン用送信器8の減光指令を伝送する押圧操作をやめると、蛍光ランプ3の点灯はその時点における減光レベルの点灯が継続されることとなる。
さらに、主照明の蛍光ランプ3の点灯が下限状態になった時に、ある一定期間継続してリモコン用送信器8を押圧操作しない場合は、補助照明の豆球4の点灯に切り換わらず、また主照明灯の蛍光ランプ3の点灯が下限状態になってからすぐにリモコン用送信器8の押圧操作を停止すれば、蛍光ランプ3の点灯が下限状態で継続され、豆球4の点灯に切り換わらないので、蛍光ランプ3の下限状態での点灯モードを容易に選択することができる。
【0026】
さらに、リモコン用送信器8を操作して補助照明である豆球4を100%の点灯モードで点灯させている場合に、リモコン用送信器8を押圧操作して主照明である蛍光ランプ3を明とさせる増光指令を出力し続けると、豆球4を即座に消灯させると同時に、蛍光ランプ3の点灯を下限状態から次第に増光して100%の点灯を行う増光モードに自動的に移行させ、蛍光ランプ3の点灯を次第に増光させ、徐々に明るくなることにより、急激な明るさの変化を防止でき、リモコン用送信器8の操作を切り換える必要がなくなり、リモコン用送信器8の操作性の利便性が向上する。
【0027】
また、主照明の蛍光ランプ3の点灯が増光している途中にリモコン用送信器8の押圧操作をやめれば、蛍光ランプ3の点灯はその時点における増光レベルの点灯が継続され、蛍光ランプ3の増光の点灯モードを容易に選択することができ、明るさを容易にコントロールすることができる。
さらに、主照明の蛍光ランプ3の下限状態の点灯の明るさと補助照明の豆球4の100%の点灯の明るさはほぼ同等に設定されているため、増光する場合に、補助照明の豆球4の点灯から主照明の蛍光ランプ3の下限状態の点灯に切り換わる時に光の変化が少なく、安全性が向上する。
【0028】
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態3の照明装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態4は、図3に示すように下限判定回路11に音声発生器であるブザー15を接続するようにしたもので、それ以外の構成は実施の形態1と同様なので、実施の形態1と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
この実施の形態4では、下限判定回路11にブザー14を接続したので、例えばリモコン用送信器8を操作して蛍光ランプ3を100%の点灯モードで点灯させている場合に、リモコン用送信器8を押圧操作して蛍光ランプ3を暗とさせる減光指令を伝送し続けることにより、蛍光ランプ3が連続的に減光して下限状態になると下限判定回路11が下限になったことを知らせる下限判定信号を点灯切替制御回路10に出力するが、それと同時にブザー14にも出力するため、ブザー14が鳴動して蛍光ランプ3の点灯が下限状態になったことをリモコン用送信器8の操作者に知らせることができ、リモコン用送信器8の操作者による調光操作を確実に行うことができる。
【0029】
実施の形態3.
図4は本発明の実施の形態4の照明装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態4は、図3に示すように下限判定回路11に点滅制御回路15を接続し、点滅制御回路15が出力する点滅信号をインバータ回路2に入力するようにしたもので、それ以外の構成は実施の形態1と同様なので、実施の形態1と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
この実施の形態4では、下限判定回路11に点滅制御回路15を接続したので、例えばリモコン用送信器8を操作して主照明である蛍光ランプ3を100%の点灯モードで点灯させている場合に、リモコン用送信器8を押圧操作して主照明灯である蛍光ランプ3を暗とさせる減光指令を出伝送し続けることにより、蛍光ランプ3が連続的に減光して下限状態になると下限判定回路11が下限になったことを知らせる下限判定信号を点灯切替制御回路10に出力するが、それと同時に点滅制御回路15にも出力するため、点滅制御回路15が下限判定信号に基づいてインバータ回路2に点滅信号を出力し、インバータ回路2は蛍光ランプ3の点灯を点滅させて下限状態になったことをリモコン用送信器8の操作者に知らせることができ、リモコン用送信器8の操作者による点灯操作を確実に行うことができる。
【0030】
実施の形態4.
図5は本発明の実施の形態2の照明装置の構成を示すブロック図、図6は同照明装置の動作説明図である。
図において、本発明の実施の形態1と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
この実施の形態4は、補助照明制御回路7と点灯切替制御回路10との間に、補助照明である豆球4の連続的に明るさを制御する位相制御回路16を設け、さらに位相制御回路16が出力する位相制御信号に基づいて豆球4の調光の上限判定を行い、上限判定信号を点灯切替回路10に出力する上限判定回路17を設けたものである。
この実施の形態4では、リモコン用送信器8を操作して主照明である蛍光ランプ3を100%の点灯モードで点灯させている場合に、リモコン用送信器8を押圧操作して主照明である蛍光ランプ3を暗とさせる減光指令を伝送し続けることにより、主照明灯である蛍光ランプ3の点灯から補助照明である豆球4の点灯に自動的に切り換えられた場合に、豆球4の明るさを連続的に減光制御できるようにした点が実施の形態1と相違するので、以下に実施の形態1と相違する動作について説明する。
【0031】
まず、リモコン用送信器8を操作して主照明である蛍光ランプ3を100%の点灯モードで点灯させている場合に、更にリモコン用送信器8を押圧操作して主照明である蛍光ランプ3を暗とさせる減光指令を伝送することにより、主照明灯である蛍光ランプ3の点灯から補助照明灯である豆球4の点灯に切り換える場合に、実施の形態1では豆球4を100%の点灯としているが、この実施の形態2では点灯切替制御回路10が補助照明である豆球4を点灯させる点灯信号を位相制御回路16に出力し、その点灯信号を受けた位相制御回路16は減光するよう位相制御した点灯信号を補助照明制御回路7に出力する。
そうすると、補助照明制御回路7は位相制御回路16からの減光するよう位相制御した点灯信号に基づいて豆球4を100%の点灯モードから徐々に連続的に減光し、最終的には消灯させる。
なお、豆球4を最終的に消灯させるには、消灯するまでリモコン用送信器8を減光指令を伝送する押圧操作し続ける必要がある。また、豆球4の点灯が減光モードの途中に、リモコン用送信器8の減光指令を出力する押圧操作をやめると、豆球4の点灯はその時点における減光レベルの点灯が継続されることになる。
【0032】
次に、リモコン用送信器8を操作して補助照明である豆球4を100%の点灯モードで点灯させようとしてリモコン用送信器8を押圧操作して補助照明である豆球4を明とさせる増光指令を伝送し続けると、その増光指令を赤外線受信回路9が受信する。赤外線受信回路9は伝送された増光指令を電気指令信号に変換して点灯切替制御回路10に出力し、点灯切替制御回路10はその電気指令信号に基づき増光制御信号を位相制御回路16に出力する。その増光制御信号を受けた位相制御回路16は増光するよう位相制御した点灯信号を補助照明制御回路7に出力する。
そうすると、補助照明制御回路7は位相制御回路16からの増光するよう位相制御した点灯信号に基づいて豆球4を消灯から徐々に連続的に増光し、最終的には100%の点灯モードとする。このとき、リモコン用送信器8は増光指令を伝送するよう押圧操作したままとする。なお、豆球4の点灯が増光途中にリモコン用送信器8の増光指令を伝送する押圧操作をやめると、豆球4の点灯はその時点における増光レベルの点灯が継続されることとなる。
【0033】
そして、豆球4の点灯が100%に達し、更にリモコン用送信器8が増光指令を伝送するよう押圧操作されたままで一定期間経過すると、点灯切替制御回路10では上限判定回路17からの上限判定信号を受けて内蔵のタイマーを起動させ、それから一定期間経過後に赤外線受信回路9から増光光指令の電気指令信号を受けていれば、補助照明である豆球4の点灯を停止させる消灯信号を補助照明制御回路7に出力すると共に蛍光ランプ3を点灯させる増光制御信号を調光制御回路5に出力する。
【0034】
補助照明制御回路7では切替制御回路10からの消灯信号に基づいて豆球4の点灯を即座に停止させると共に、調光制御回路5では切替制御回路10からの増光制御信号に基づいて所定の下限状態(豆球4の100%の光束となる状態)から次第に増光して100%の点灯を行わせる増光の調光信号をインバータ回路2に出力し、インバータ回路2は蛍光ランプ3の点灯を下限状態から次第に増光して100%の点灯を行う増光モードに移行させ、蛍光ランプ3の点灯を次第に増光させる。
【0035】
このとき、リモコン用送信器8は増光指令を出力するよう押圧操作したままとする。そして、蛍光ランプ3の点灯が100%の点灯となったときにリモコン用送信器8は増光指令を出力する押圧操作を停止する。そうすると、蛍光ランプ3の点灯は100%の点灯で継続される。なお、蛍光ランプ3の点灯が増光モードの途中に、リモコン用送信器8の増光指令を出力する押圧操作をやめると、蛍光ランプ3の点灯はその時点におけう増光レベルの点灯が継続されることになる。
【0036】
この発明の実施の形態4においては、主照明灯である蛍光ランプ3を100%の点灯モードで点灯している途中に、リモコン用送信器8を押圧操作して蛍光ランプ3を暗とさせる減光指令を伝送し続けることにより、蛍光ランプ3が連続的に減光し、下限状態になった時点から一定期間経過後に補助照明灯である豆球4の点灯に自動的に切り換えられた場合に、補助照明灯である豆球4の点灯を100%の点灯モードから徐々に連続的に減光し、最終的には消灯させるため、主照明灯の蛍光ランプ3が連続的に暗くなった後に、補助照明灯の豆球4も連続的に暗くなることとなり、急激な明るさの変化を防止することができ、リモコン用送信器8の操作を切り換える必要がなくなり、リモコン用送信器8の操作性の利便性が向上する。
【0037】
また、リモコン用送信器8を操作して補助照明灯である豆球4を100%の点灯モードで点灯させようとしてリモコン用送信器8を押圧操作して補助照明である豆球4を明とさせる増光指令を伝送し続けることにより、豆球4を消灯から徐々に連続的に増光し、最終的には100%の点灯モードとし、100%の点灯モードになった時点から一定期間経過後に主照明灯である蛍光ランプ3の点灯に自動的に切り換えられた場合に、蛍光ランプ3の点灯を下限状態から次第に増光して100%の点灯を行う増光モードに移行させ、蛍光ランプ3の点灯を次第に増光させるため、補助照明灯の豆球4が連続的に明るくなった後、主照明灯の蛍光ランプ3も連続的に明るくなることとなり、急激な明るさの変化を防止することができ、リモコン用送信器8の操作を切り換える必要がなくなり、リモコン用送信器8の操作性の利便性が向上する。
【0038】
さらに、主照明灯の蛍光ランプ3の下限状態の点灯の明るさと補助照明灯の豆球4の100%の点灯の明るさはほぼ同等に設定されているため、蛍光ランプ3から豆球4への切り換わり及び豆球4から蛍光ランプ3への切り換わりの場合に、光の変化が少なく、安全性が向上する。
また、補助照明の豆球4の点灯が増光している途中にリモコン用送信器8の押圧操作をやめれば、豆球4の点灯はその時点における増光レベルの点灯が継続され、豆球4の増光の点灯モードにおいて豆球4の明るさを容易にコントロールできることとなった。
【0039】
上記実施の形態4において、実施の形態2のように下限判定回路11の下限判定信号に基づき下限状態になったことを知らせるため、ブザー14を鳴らして報知したり、実施の形態3のように下限判定回路11の下限判定信号に基づき点滅制御回路15により下限状態になったことを知らせるよう蛍光ランプ3を点滅させて報知するようにしてもよいことは勿論である。
また、上限判定回路15の判定信号に基づき上限状態になったことを知らせるため、ブザー14を鳴らしたり、蛍光ランプ3を点滅させて報知するようにしてもよいことも勿論である。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1によれば、点灯切替制御回路はリモコン用送信器から伝送された主照明灯点灯指令に基づいて調光制御回路に点灯制御信号を出力した後に、更にリモコン用送信器から減光指令が伝送されたときにその減光指令に基づいて調光制御回路に減光制御信号を出力し、下限判定回路が主照明灯の減光状態が所定の下限に達したことを判別した下限判別信号に基づき、その下限状態を一定期間継続させ、その一定期間経過後に更にリモコン用送信器から減光指令が伝送されているときに調光制御回路に消灯制御信号を出力すると共に補助照明制御回路に点灯信号を出力するので、リモコン用送信器を操作して主照明灯を100%の点灯モードで点灯させている場合に、更にリモコン用送信器を押圧操作して主照明灯を暗とさせる減光指令を伝送し続けると、主照明灯が連続的に減光し、下限状態になるとその下限状態が一定期間続き、一定期間経過後に補助照明灯の点灯に自動的に切り換えられるため、リモコン用送信器の操作を切り換える必要がなくなり、リモコン用送信器の操作性の利便性が向上する効果がある。
【0041】
本発明の請求項2によれば、上記点灯切替制御回路は上記リモコン用送信器から減光指令が伝送されている途中に、更にリモコン用送信器からの減光指令が停止されたときは当該停止時における減光状態の減光制御信号を調光制御回路に出力し続けるので、主照明灯の点灯が減光している途中にリモコン用送信器の押圧操作をやめれば、主照明灯の点灯はその時点における減光レベル又は下限レベルの点灯が継続され、主照明灯の減光の点灯モード又は下限状態の点灯モードを容易に選択することができ、主照明灯の明るさを容易にコントロールできるという効果がある。
【0042】
本発明の請求項3によれば、点灯切替制御回路がリモコン用送信器から伝送された補助照明点灯指令に基づいて補助照明制御回路に点灯制御信号を出力して補助照明を点灯させた状態を継続させた後に、更にリモコン用送信器から増光指令が伝送されたときにその増光指令に基づいて補助照明制御回路に消灯信号を出力すると共に調光制御回路に増光制御信号をインバータ回路に出力するので、リモコン用送信器を操作して補助照明である補助灯を100%の点灯モードで点灯させている場合に、リモコン用送信器を押圧操作して主照明である主照明灯を明とさせる増光指令を伝送し続けると、補助照明灯を即座に消灯させると同時に、主照明灯の点灯を下限状態から次第に増光して100%の点灯を行う増光モードに自動的に移行させ、主照明灯の点灯を次第に増光させ、徐々に明るくなることにより、急激な明るさの変化を防止でき、リモコン用送信器の操作を切り換える必要がなくなり、リモコン用送信器の操作性の利便性が向上する効果がある。また、補助照明制御回路に消灯信号が出力されるときの補助照明灯の点灯の明るさと、主照明灯の下限状態の点灯の明るさとがほぼ同等に設定されているので、補助照明の補助灯の点灯から主照明灯の下限状態の点灯に切り換わる時に光の変化が少なく、安全性が向上する。
【0043】
本発明の請求項4によれば、上記点灯切替制御回路は上記リモコン用送信器から増光指令が伝送されたときにその増光指令に基づいて調光制御回路に増光制御信号を出力している途中で更にリモコン用送信器からの増光指令が停止されたときは当該停止時における増光状態の増光制御信号を調光制御回路に出力し続けるようにしたので、主照明灯の点灯が増光している途中にリモコン用送信器の押圧操作をやめれば、主照明灯の点灯はその時点におけう増光レベルの点灯が継続され、主照明灯の増光の点灯モードを容易に選択することができ、主照明灯の明るさを容易にコントロールできるという効果がある。
【0044】
本発明の請求項5によれば、上記補助照明制御回路と上記点灯切替制御回路との間に位相制御回路を設け、該位相制御回路は上記点灯切替制御回路からの点灯信号に基づいて上記補助照明制御回路に減光するよう位相制御した点灯信号を出力するようにしたので、主照明灯が連続的に減光して暗くなった後に、補助照明灯も連続的に暗くなることとなり、急激な明るさの変化を防止することができ、この場合もリモコン用送信器の操作を切り換える必要がなくなり、リモコン用送信器の操作性の利便性が向上する効果がある。
【0045】
本発明の請求項6によれば、上記点灯切替制御回路は上記位相制御回路が上記補助照明制御回路に減光するよう位相制御した点灯信号を出力している途中で更にリモコン用送信器からの減光指令が停止されたときは当該停止時における減光状態の点灯信号を上記補助照明制御回路に出力し続けるので、補助照明灯が減光モードの途中に、リモコン用送信器の減光指令を出力する押圧操作をっやめると、補助照明灯はその時点における減光れべるの点灯が継続されることになり、補助照明灯の減光の点灯モードを容易に選択することができ、補助照明灯の明るさを容易にコントロールできるという効果がある。
【0046】
本発明の請求項7によれば、上記位相制御回路が出力する増光するよう位相制御した点灯信号に基づいて補助照明灯の調光の上限判定を行い、上限判定信号を上記点灯切替制御回路に出力する上限判定回路を備え、上記点灯切替制御回路は上限判定回路が補助照明灯の増光状態が所定の上限に達したことを判別した上限判別信号に基づき、その上限状態を一定期間継続させ、その一定期間経過後に更にリモコン用送信器から増光指令が伝送されているときに上記位相制御回路に消灯制御信号を出力すると共に上記調光制御回路に増光制御信号を出力するようにしたので、補助照明灯を消灯から徐々に連続的に増光していき、100%の点灯モードになった時点から一定期間経過後に主照明灯の点灯に自動的に切り換えられた場合に、主照明灯の点灯を下限状態から次第に増光して100%の点灯を行う増光モードにするため、補助照明灯が連続的に明るくなった後、主照明灯も連続的に明るくなることにより、急激な明るさの変化を防止することができ、この場合もリモコン用送信器の操作を切り換える必要がなくなり、リモコン用送信器の操作性の利便性が向上する効果がある。
【0047】
本発明の請求項8によれば、上記点灯切替制御回路は上記リモコン用送信器から増光指令が伝送されている途中に、更にリモコン用送信器からの増光指令が停止されたときは当該停止時における増光状態の点灯信号を補助照明制御回路に出力し続けるようにしたので、補助照明灯の点灯が増光している途中にリモコン用送信器の押圧操作をやめれば、補助照明灯の点灯はその時点における増光レベルの点灯又は上限レベルの点灯が継続され、補助照明灯の増光点灯モード又は上限状態の点灯モードを容易に選択することができ、補助照明灯の明るさを容易にコントロールできるという効果がある。
【0048】
本発明の請求項9によれば、上記下限判定回路からの下限判定信号を受けて鳴動する音声発生器を備えているので、主照明灯が連続的に減光し、下限状態になると下限判定回路が下限になったことを知らせる下限判定信号を音声発生器に出力するので、音声発生器が鳴動して主照明灯の点灯が下限状態になったことをリモコン用送信器の操作者に知らせることができ、リモコン用送信器の操作者による点灯操作を確実に行うことができることとなった。
【0049】
本発明の請求項10によれば、上記下限判定回路からの下限判定信号を受けて上記インバータ回路に点滅信号を出力する点滅制御回路を備えているので、主照明灯が連続的に減光し、下限状態になると下限判定回路が下限になったことを知らせる下限判定信号を点滅制御回路に出力するため、点滅制御回路が下限判定信号に基づいてインバータ回路に点滅信号を出力し、インバータ回路は主照明灯の点灯を点滅させて下限状態になったことをリモコン用送信器の操作者に知らせることができ、リモコン用送信器の操作者による点灯操作を確実に行うことができることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の照明装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同照明装置の動作説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態2の照明装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態3の照明装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態4の照明装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 同照明装置の動作説明図である。
【図7】 従来の照明装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 同照明装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 電源回路、2 インバータ回路、3 蛍光ランプ(主照明灯)、4 豆球(補助照明灯)、5 調光制御回路、7 補助照明制御回路、8 リモコン送信器、10 点灯切替回路、11 下限判定回路。

Claims (10)

  1. 商用電源を整流・平滑して直流電圧を出力する電源回路と、
    電源回路から出力された直流電圧を高周波電圧に変換して出力するインバータ回路と、 インバータ回路の高周波電圧により点灯される主照明灯と、
    商用電源に接続された補助照明灯と、
    インバータ回路に点灯・調光信号を出力し、主照明灯の点灯・調光制御を行う調光制御回路と、
    補助照明灯の点灯制御を行う補助照明制御回路と、
    主照明灯・補助照明灯の点灯指令、主照明灯・補助照明灯の減光又は増光の調光指令を出力するリモコン用送信器と、
    調光制御回路が出力する調光信号に基づいて主照明灯の調光の下限判定を行い、判定信号を点灯切替回路に出力する下限判定回路と、
    リモコン用送信器から伝送された主照明灯点灯指令に基づいて調光制御回路に点灯制御信号を出力した後に、更にリモコン用送信器から減光指令が伝送されたときにその減光指令に基づいて調光制御回路に減光制御信号を出力し、下限判定回路が主照明灯の減光状態が所定の下限に達したことを判別した下限判別信号に基づき、その下限状態を一定期間継続させ、その一定期間経過後に更にリモコン用送信器から減光指令が伝送されているときに調光制御回路に消灯制御信号を出力すると共に補助照明制御回路に点灯信号を出力する点灯切替制御回路と、
    を備え、
    前記点灯信号により補助照明灯が点灯したときの点灯の明るさと、主照明灯の下限状態の点灯の明るさとがほぼ同等に設定されていることを特徴とする照明装置。
  2. 上記点灯切替制御回路は上記リモコン用送信器から減光指令が伝送されている途中に、更にリモコン用送信器からの減光指令が停止されたときは当該停止時における減光状態の減光制御信号を調光制御回路に出力し続けることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 商用電源を整流・平滑して直流電圧を出力する電源回路と、
    電源回路から出力された直流電圧を高周波電圧に変換して出力するインバータ回路と、
    インバータ回路の高周波電圧により点灯される主照明灯と、
    商用電源に並列接続された補助照明灯と、
    インバータ回路に点灯・調光信号を出力し、主照明灯の点灯・調光制御を行う調光制御回路と、補助照明灯の点灯制御を行う補助照明制御回路と、
    主照明灯・補助照明灯の点灯指令、主照明灯・補助照明灯の減光又は増光の調光指令を出力するリモコン用送信器と、
    リモコン用送信器から伝送された補助照明点灯指令に基づいて補助照明制御回路に点灯制御信号を出力して補助照明を点灯させた状態を継続させた後に、更にリモコン用送信器から増光指令が伝送されたときにその増光指令に基づいて補助照明制御回路に消灯信号を出力すると共に主照明灯を下限状態から増光させる増光制御信号を調光制御回路に出力する点灯切替制御回路と、
    を備え、
    補助照明制御回路に前記消灯信号が出力されるときの補助照明灯の点灯の明るさと、主照明灯の下限状態の点灯の明るさとがほぼ同等に設定されていることを特徴とする照明装置。
  4. 上記点灯切替制御回路は上記リモコン用送信器から増光指令が伝送されたときにその増光指令に基づいて調光制御回路に増光制御信号を出力している途中に、更にリモコン用送信器からの増光指令が停止されたときは当該停止時における増光状態の増光制御信号を調光制御回路に出力し続けることを特徴とする請求項3記載の照明装置。
  5. 上記補助照明制御回路と上記点灯切替制御回路との間に位相制御回路を設け、該位相制御回路は上記点灯切替制御回路からの点灯信号に基づいて上記補助照明制御回路に減光するよう位相制御した点灯信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  6. 上記点灯切替制御回路は上記位相制御回路が上記補助照明制御回路に減光するよう位相制御した信号を出力している途中に、更にリモコン用送信器からの減光指令が停止されたときは当該停止時における減光状態の点灯信号を上記補助照明制御回路に出力し続けることを特徴とする請求項5記載の照明装置。
  7. 上記位相制御回路が出力する増光するよう位相制御した点灯信号に基づいて補助照明灯の調光の上限判定を行い、上限判定信号を上記点灯切替制御回路に出力する上限判定回路を備え、上記点灯切替制御回路は上限判定回路が補助照明灯の増光状態が所定の上限に達したことを判別した上限判別信号に基づき、その上限状態を一定期間継続させ、その一定期間経過後に更にリモコン用送信器から増光指令が伝送されているときに上記位相制御回路に消灯制御信号を出力すると共に上記調光制御回路に増光制御信号を出力することを特徴とする請求項5記載の照明装置。
  8. 上記点灯切替制御回路は上記リモコン用送信器から増光指令が伝送されている途中に、更にリモコン用送信器からの増光指令が停止されたときは当該停止時における増光状態の点灯信号を補助照明制御回路に出力し続けることを特徴とする請求項7記載の照明装置。
  9. 上記下限判定回路からの下限判定信号を受けて鳴動する音声発生器を備えことを特徴とする請求項1又は5のいずれかに記載の照明装置。
  10. 上記下限判定回路からの下限判定信号を受けて上記インバータ回路に点滅信号を出力する点滅制御回路を備えたことを特徴とする請求項1又は5のいずれかに記載の照明装置。
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