JP3788332B2 - 照明装置およびこの照明装置を有する照明器具 - Google Patents

照明装置およびこの照明装置を有する照明器具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明装置に関し、さらに詳しくは、OFF、ON操作により負荷の状態を変化させて切り替えることのできる照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の照明装置としては、図9に示すごとく、周囲の明るさを検出する照度検出手段11と、人体の存在を検知する人体検知手段12と、前記検出手段11及び12の信号を受けて照明負荷17の点灯制御信号を出力する制御部13と、制御部13より出力される制御信号を受けて照明負荷17を点灯制御する点灯回路部14と、商用電源30から直流電圧を生成する電源回路部15と、停電を検知する停電検知回路部16と、照明負荷(光源)17とを備えていたものであった。
【0003】
この照明装置の動作を簡単に説明すると、照度検出手段11によって検出された周囲の照度が予め設定された所定照度以下になると、制御部13は点灯回路部14へ制御信号を出力し、点灯回路部14は照明負荷17を調光制御する。照度検出手段11の検出照度が所定照度以下の場合であって、人体検知手段12が人体を検知したときには、制御部13は照明負荷17をフル点灯(100%点灯)制御し、人体検知終了後もフル点灯状態を点灯保持時間分だけ保持制御される。また、照度検出手段11での検出照度が所定照度よりも高くなると、制御部13は照明負荷17を消灯制御させるものである。前記制御動作を以下、センサモードと呼ぶ。
【0004】
ここで、センサモードの状態であって、スイッチ20がOFFされると、停電検知回路部16は制御部13へ信号を出力し、制御部13は再びスイッチ20がONされるまでの時間が所定時間内(例えば0.2秒から2秒)であるかどうかを判定する。スイッチ20のOFF時間が所定時間内であれば、照度検出手段11と人体検知手段12との出力に関係なく制御部13は強制的に照明負荷17を連続点灯(フル点灯)させる制御動作へ移行する。前記制御動作を以下、連続モードと呼ぶ。
【0005】
このように構成された照明装置本体10は、例えば壁スイッチのようなスイッチ操作により簡単にセンサモードから連続モードへのモード移行ができるものであるため、モード移行のスイッチ手段を別途照明装置内に設ける必要がなく、コストがかからないばかりか、照明器具が例えば玄関の天井などの高所に設置された場合であっても、簡単にモード移行ができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような照明装置においては、簡単なスイッチ操作によりセンサモードから連続モードへ移行させることができるが、必ずしもユーザーが意図した操作のみで移行するわけではないものであった。例えば、落雷などの瞬時停電などによってもモードが移行してしまい、照明負荷が連続点灯を継続するため、つきっ放しとなり電力が浪費されるという問題点があった。また、ユーザーが誤ってスイッチ操作をした場合でも同様の不具合がおきてしまうものであった。
【0007】
この問題点を解決するために、制御部13の内部にタイマー部19を設け(図示せず)、連続モードに移行した時点で前記タイマー部を動作させ、タイマー部が動作中の場合は連続モードを継続するが、所定時間が経過すると制御部13は自動的に連続モードからセンサモードへ戻す照明装置もあった。
【0008】
しかしながら、このような照明装置においても、タイマー部が動作中である限り、電力が浪費されるという問題点が解決したことにはならず、また、人体検知や照度検出信号により照明負荷を点灯制御する照明装置であるため、あえて壁スイッチのようなスイッチ手段を設けずに使用するユーザーにとっては、連続モードへの移行機能そのものが不要であったりすることもあり、依然として問題が解消されないものであった。
【0009】
本発明は、上述の事実に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、電力が浪費されるようなことがなくなり、しかも、ユーザーが使い勝手や状況に応じて機能を自由自在に選択することができる照明装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る照明装置は、周囲の明るさを検出する照度検出手段と、人体の存在を検知する人体検知手段と、照明負荷を点灯制御する制御部と、停電検知回路部とを備え、前記照度検出手段によって検出された周囲の照度が予め設定された所定照度以下の場合に前記人体検知手段が人体を検知したときには、前記照明負荷をフル点灯(100%点灯)制御し、前記人体検知手段が人体を検知しないときには、前記照明負荷を調光点灯、またはフル点灯(100%点灯)制御させ、前記照度検出手段での検出照度が所定照度よりも高くなると、前記照明負荷を消灯させる制御手段(第一の制御手段)と、人体検知手段と照度検出手段の出力に関係なく強制的に前記照明負荷を連続点灯(フル点灯)させる制御手段(第二の制御手段)とを有し、壁スイッチのようなスイッチのOFF、ON操作により照明負荷の状態を変化させて切り替えることのできる制御装置を内蔵した照明装置であって、前記スイッチのOFF、ONの切り替えを有効または無効とする切替手段を設け、前記スイッチの操作と組合せ、電源OFF、ONによる電源OFF時間が所定時間内であるかどうかを判定し、所定時間内であれば、前記第一の制御手段から前記第二の制御手段へ移行させる照明装置において、強制的に前記照明負荷を消灯させる制御手段(第三の制御手段)を備え、有効である場合には、前記スイッチのOFF、ON操作により第一の制御手段から第二、第三へと順次移行させ、無効である場合には、第一の制御手段から第三の制御手段へ移行させることを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項2に係る照明器具は、請求項1記載の照明装置本体を有していることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態に係る図面に基づいて詳しく説明する。
【0022】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る照明装置の構成を示すブロック図である。図2は、本発明の第2の実施形態に係る照明装置の構成を示すブロック図である。図3は、本発明の第2の実施形態に係る照明装置の切替手段の設定部を示した正面図である。図4は、本発明の第2の実施形態に係る照明装置の切替手段の設定部を示した正面図である。図5は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置の参考例の構成を示すブロック図である。図6は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置の参考例の制御動作を示したタイミングチャートである。図7は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置の構成を示すブロック図である。図8は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置の制御動作を示したタイミングチャートである。
【0023】
本発明の照明装置は、図1に示すごとく、壁スイッチのようなスイッチ20のOFF、ON操作により負荷の状態を変化させて切り替えることのできる制御装置を内蔵した照明装置において、壁スイッチのOFF、ONの切り替えを有効または無効とする切替手段18を設けているものである。
【0024】
また、本発明の照明装置は、図1に示すごとく、周囲の明るさを検出する照度検出手段11と、人体の存在を検知する人体検知手段12と、照明負荷17を点灯制御する制御部13と、停電検知回路部16とを備え、前記照度検出手段11によって検出された周囲の照度が予め設定された所定照度以下の場合に前記人体検知手段12が人体を検知したときには、前記照明負荷17をフル点灯(100%点灯)制御し、前記人体検知手段12が人体を検知しないときには、前記照明負荷17を消灯や調光点灯、またはフル点灯(100%点灯)制御させ、前記照度検出手段11での検出照度が所定照度よりも高くなると、前記照明負荷17を消灯させる制御手段(第一の制御手段)と、人体検知手段12と照度検出手段11の出力に関係なく強制的に前記照明負荷17を連続点灯(フル点灯)させる制御手段(第二の制御手段)とを有し、例えば壁スイッチのようなスイッチ20の操作と組合せ、電源OFF、ONによる電源OFF時間が所定時間内であるかどうかを判定し、所定時間内であれば、前記第一の制御手段から前記第二の制御手段へ移行させる照明装置において、有効であることを条件に制御手段を移行させているものである。
【0025】
そして、本発明の照明装置は、図1に示すごとく、周囲の明るさを検出する照度検出手段11と、人体の存在を検知する人体検知手段12と、照明負荷を点灯制御する制御部13と、停電検知回路部16とを備え、前記照度検出手段11によって検出された周囲の照度が予め設定された所定照度以下の場合に前記人体検知手段12が人体を検知したときには、前記照明負荷17をフル点灯(100%点灯)制御し、前記人体検知手段12が人体を検知しないときには、前記照明負荷17を調光点灯、またはフル点灯(100%点灯)制御させ、前記照度検出手段11での検出照度が所定照度よりも高くなると、前記照明負荷17を消灯させる制御手段(第一の制御手段)と、人体検知手段12と照度検出手段11の出力に関係なく強制的に前記照明負荷17を連続点灯(フル点灯)させる制御手段(第二の制御手段)とを有し、例えば壁スイッチのようなスイッチ20の操作と組合せ、電源OFF、ONによる電源OFF時間が所定時間内であるかどうかを判定し、所定時間内であれば、前記第一の制御手段から前記第二の制御手段へ移行させる照明装置において、強制的に前記照明負荷17を消灯させる制御手段(第三の制御手段)を備え、壁スイッチのOFF、ON操作により前記第一の制御手段から前記第二の制御手段へ、前記第二の制御手段から前記第三の制御手段へ順次移行させるものであってもかまわないものである。
【0026】
以下、本発明の実施形態を個々に説明する。
【0027】
(実施形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る照明装置の構成を示すブロック図である。
【0028】
上述した従来の照明装置と異なる点は、図1に示すようにモード移行動作の有効または無効を選択する切替スイッチ18を有したことである。以下、動作を簡単に説明する。
【0029】
切替スイッチ18がONの場合、制御部13はモード移行動作を有効と判断し、上述のセンサモードにおいて、スイッチ20がOFFされると、停電検知回路部16は制御部13へ信号を出力し、制御部13は再びスイッチ20がONされるまでの時間が所定時間内であるかどうかを判定する。スイッチ20のOFF時間が所定時間(例えば0.2秒から2秒)内であれば、照度検出手段11と人体検知手段12との出力に関係なく制御部13は強制的に照明負荷17を連続点灯(フル点灯)させる連続モードへ移行する。逆に切替スイッチ18がOFFの場合は、制御部13はモード移行動作を無効と判断し、上述のセンサモードにおいてモード移行のスイッチ操作があっても連続モードへ移行させず、センサモードを継続させるものである。
【0030】
このように制御動作する照明装置においては、制御部13が切替スイッチ18の状態を検出し、ONの場合はモード移行のスイッチ操作によりセンサモードから連続モードへ移行するが、OFFの場合はモード移行のスイッチ操作があってもセンサモードを継続させるものであるため、ユーザーが使い勝手や状況に応じて機能を選択できる効果がある。つまり、切替スイッチ18をOFFにした場合は、瞬時停電や、ユーザーが誤ってスイッチ操作をした場合でも連続モードへ移行することがなく、点きっぱなしにより電力が浪費されるという問題点をなくすことができ、特にあえて壁スイッチのようなスイッチ手段を設けずに使用するユーザーにとっては使い勝手が向上する。また、切替スイッチ18をONにした場合も、従来と同様に例えば壁スイッチのようなスイッチ操作により簡単にセンサモードから連続モードへのモード移行ができ、従来の使い勝手を損なうこともないものである。
【0031】
(実施形態2)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る照明装置の構成を示すブロック図である。
【0032】
上述の第1の実施形態と異なる点は、切替手段18をスイッチではなく、可変抵抗器で構成し、制御部13の内部にタイマー部19を設けたことにある。図3、図4は本実施形態の切替手段18の設定部を示したものである。
【0033】
図3のように切替手段18の凹部が「切」の位置にある場合、制御部13は切替手段18の設定を検出し、モード移行動作を無効と判断する。上述のセンサモードにおいてモード移行のスイッチ操作があっても連続モードへ移行させず、センサモードを継続させるものである。逆に、図4のように切替手段18の凹部が「切以外」の位置にある場合、制御部13は切替手段18の設定を検出し、モード移行動作を有効と判断する。上述のセンサモードにおいて、スイッチ20がOFFされると、停電検知回路部16は制御部13へ信号を出力し、制御部13は再びスイッチ20がONされるまでの時間が所定時間内(例えば0.2秒から2秒)であるかどうかを判定する。スイッチ20のOFF時間が所定時間内であれば、照度検出手段11と人体検知手段12との出力に関係なく制御部13は強制的に照明負荷17を連続点灯(フル点灯)させる連続モードへ移行する。ここで、連続モードに移行した時点で制御部13内のタイマー部19は切替手段18で設定された所定時間のタイマー(本実施例では4時間)を動作させ、タイマーが動作中の場合は連続モードを継続するが、所定時間が経過すると制御部13は自動的に連続モードからセンサモードへ戻す動作となる。さらに、切替手段18の凹部を「連続」の位置にすると(図示せず)、上述のモード移行のスイッチ操作によりセンサモードから連続モードへ移行するが、制御部13はタイマー部19を動作させず、連続モードを継続させるものである。
【0034】
このように制御動作する照明装置においては、前記第1の実施形態と略同様の効果に加えて、モード移行後の時間制御についても設定できるようにしているため、更に使い勝手が向上するものである。
【0035】
なお、本実施形態では、切替手段18を可変抵抗器で構成しているが、これに限らずスライドスイッチなどの切替手段であっても良いことは言うまでもなく、タイマー部19による時間設定も2H、4H、6Hに限らなくても良いものである。
【0036】
(実施形態3)
図5は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置の参考例の構成を示すブロック図である。そして、図6は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置の参考例の制御動作を示したタイミングチャートである。
【0037】
まず、上述した従来例と異なる点は、スイッチ20にほたるスイッチを設けた点である。スイッチ部21がOFFの場合、ネオン管22と減流用抵抗23の直列回路を介し、微弱電流が流れてネオン管22が点灯するが、スイッチ部21がONの場合は上述の直列回路を介さずに照明装置本体10へ電源が供給されるものである。つまり、スイッチ部21がOFFしたときにスイッチ内部のネオン管22が点灯するため、例えば、廊下や階段などの暗い所に設置された照明装置本体10内の照明負荷17が消灯していても、スイッチ20の位置がわかるようにしたものである。
【0038】
ここで、上述のセンサモードにおいて、スイッチ部21がOFFされると(図6 c点)、停電検知回路部16は制御部13へ信号を出力し、制御部13は再びスイッチ21がONされるまでの時間Tが所定時間内(例えば0.2秒から2秒)であるかどうかを判定する(図6 c〜d点)。スイッチ21のOFF時間Tが所定時間内であれば、照度検出手段11と人体検知手段12との出力に関係なく制御部13は強制的に照明負荷17を連続点灯(フル点灯)させる連続モードへ移行する。また、落雷などの瞬時停電が起き、図6のA接点がOFFされると(図6 a点)、停電検知回路部16は同様に制御部13へ信号を出力し、制御部13は再びA接点がON(復電)されるまでの時間tが所定時間内(例えば0.2秒から2秒)であれば、やはり連続点灯(フル点灯)させる連続モードへ移行してしまうのである。
【0039】
図7は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置の構成を示すブロック図である。そして、図8は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置の制御動作を示したタイミングチャートである。図5の参考例と異なる点は、電流検出用としてのトランス18を照明装置本体10内に設け、二次巻線の出力を停電検知回路16に接続したことにある。動作を説明すると、上述のセンサモードにおいて、スイッチ21がOFFされると(図8 c点)、スイッチ20内部のネオン管22と減流用抵抗23、照明装置本体10内のトランス18の一次巻線の直列回路を介して微弱電流が流れ、トランス18の二次側には電圧が誘起される。次に停電検知回路16は二次側の電圧を検出して所定のしきい値の範囲内であれば、制御部13へ信号を出力し、制御部13は再びスイッチ21がONされるまでの時間T、つまり停電検知回路16の出力時間が所定時間内(例えば0.2秒から2秒)であるかどうかを判定する(図8 c〜d点)。時間Tが所定時間内であれば、照度検出手段11と人体検知手段12との出力に関係なく制御部13は強制的に照明負荷17を連続点灯(フル点灯)させる連続モードへ移行するものである。ここで、落雷などの瞬時停電が起き、図7のA接点がOFFされると、スイッチ20及び照明装置本体10へ電源が供給されなくなるため、トランス18の二次側電圧は誘起されず、停電検知回路16の出力もOFFとなる(図8 a〜b点)。制御部13は停電検知回路16からの出力信号がないため、センサモードを継続させるのである。
【0040】
このように制御動作する照明装置においては、停電検知回路16がトランス18の二次側電圧を検出し、所定のしきい値範囲内である、つまり、ほたる電流を検出することを条件に制御部13へ信号を出力し、制御部13はセンサモードから連続モードへ移行させるため、瞬時停電などの電源環境変化によって意図せずモードが移行してしまう、という不具合をなくすことができ、つきっぱなしにより電力が浪費されるという問題点をなくす効果がある。
【0041】
なお、本実施形態では、ほたる電流の検出手段としてトランスを用いて説明したが、それに限らず、他の手段にて検出しても略同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】
このように構成した本発明の照明装置によると、モード移行動作の有効または無効を選択する切替手段を設けたことを特徴としているため、ユーザーが使い勝手や状況に応じて機能を選択できる効果がある。つまり、移行動作を無効にした場合は、瞬時停電や、ユーザーが誤ってスイッチ操作をした場合でも連続モードへ移行することがなく、点きっぱなしにより電力が浪費されるという問題点をなくすことができ、特にあえて壁スイッチのようなスイッチ手段を設けずに使用するユーザーにとっては使い勝手が向上するものである。また、移行動作を有効にした場合も、従来と同様に例えば壁スイッチのようなスイッチ操作により簡単にセンサモードから連続モードへのモード移行ができ、従来の使い勝手を損なうこともないものである。
【0043】
さらには、ほたる電流を検出する手段を設け、検出することを条件に制御部はセンサモードから連続モードへ移行させるため、例えば、落雷などの瞬時停電、電源環境変化によって意図せずモードが移行してしまう、という不具合をなくすことができ、つきっぱなしにより電力が浪費されるという問題点をなくす効果がある。
【0044】
なお、本発明のように有効または無効を選択する切替手段を設ける、または、ほたる電流を検出する手段を設け、検出することを条件に負荷状態の切替を有効とする構成にすれば、本発明の実施例の構成に限らず、壁スイッチのOFF、ON操作により負荷の状態を例えばフル点灯(100%点灯)、調光点灯、豆球点灯、消灯と切替えることのできる照明装置においても、本発明と同様の効果が得られることは言うまでもないものである。照明装置が、リモコン式である場合も同様の効果が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る照明装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る照明装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る照明装置の切替手段の設定部を示した正面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る照明装置の切替手段の設定部を示した正面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る照明装置の参考例の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る照明装置の参考例の制御動作を示したタイミングチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る照明装置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る照明装置の制御動作を示したタイミングチャートである。
【図9】一従来例に係る照明装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 照明装置本体
11 照度検出手段
12 人体検知手段
13 制御部
16 停電検知回路部
17 照明負荷
18 切替手段
20 スイッチ

Claims (2)

  1. 周囲の明るさを検出する照度検出手段と、人体の存在を検知する人体検知手段と、照明負荷を点灯制御する制御部と、停電検知回路部とを備え、前記照度検出手段によって検出された周囲の照度が予め設定された所定照度以下の場合に前記人体検知手段が人体を検知したときには、前記照明負荷をフル点灯(100%点灯)制御し、前記人体検知手段が人体を検知しないときには、前記照明負荷を調光点灯、またはフル点灯(100%点灯)制御させ、前記照度検出手段での検出照度が所定照度よりも高くなると、前記照明負荷を消灯させる制御手段(第一の制御手段)と、人体検知手段と照度検出手段の出力に関係なく強制的に前記照明負荷を連続点灯(フル点灯)させる制御手段(第二の制御手段)とを有し、壁スイッチのようなスイッチのOFF、ON操作により照明負荷の状態を変化させて切り替えることのできる制御装置を内蔵した照明装置であって、前記スイッチのOFF、ONの切り替えを有効または無効とする切替手段を設け、前記スイッチの操作と組合せ、電源OFF、ONによる電源OFF時間が所定時間内であるかどうかを判定し、所定時間内であれば、前記第一の制御手段から前記第二の制御手段へ移行させる照明装置において、強制的に前記照明負荷を消灯させる制御手段(第三の制御手段)を備え、有効である場合には、前記スイッチのOFF、ON操作により第一の制御手段から第二、第三へと順次移行させ、無効である場合には、第一の制御手段から第三の制御手段へ移行させることを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1記載の照明装置本体を有していることを特徴とする照明器具。
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