JP2004355834A - 照明装置及び照明器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の照明負荷部L1,L2と、この照明負荷部L1,L2の複数の動作モードを制御する点灯制御部4と、人を検知して前記点灯制御部4に信号を送るセンサー部S1とを備えた照明装置において、照明負荷部L1の動作モードを切り替えた際、前記複数の照明負荷部L1,L2の光出力を制御する。例えば、動作モードを切り替えた際、ある一定時間、一方の照明負荷部L1は消灯させ、その間に他方の光源L2を点滅するように制御することで、ユーザーが光源L2の点滅を認識しやすくする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、人検知により照明を制御する照明装置において、複数の照明負荷の動作モードを赤外線リモコンにて切り替える際の報知に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平7−78693号公報
近年、一般住宅の玄関等に設置される照明器具においては、省エネルギーの観点よりセンサーやタイマーの出力に基づいて自動で照明負荷を制御する機器が数多く提案されている。例えば、人体から放射される熱線を焦電素子により検知することによって人が所定の検知エリア内に存在している間は照明負荷を点灯させ、人が検知エリア外に出てから一定時間後に照明負荷を消灯させる人体検知センサを用いる照明装置が提案されている。この種の照明装置は、照度センサーも備えていることが多く、周囲照度が所定レべル以上である(つまり、明るい)ときには検知エリア内に人が存在していても照明負荷を点灯させず、周囲照度が所定レべル未満(つまり、暗い)ときにのみ人体検知センサーによる照明の点灯・消灯を行うようにしてある。
【0003】
しかし、例えば何か作業をする時は人体検知センサーによらず連続して照明負荷を点灯させたいというニーズがある。また、近年の治安悪化に対する防犯効果としてのニーズがある。具体的には人体検知センサーの検知頻度、すなわち所定時間内に所定の回数以上の検知信号が入力されるか、または所定の時間だけ検知信号が入力されると、その所定時間後に照明負荷の例えば点・滅を繰り返す、といった様々な動作モードが求められている。
【0004】
これらのニーズに対応するためには、照明機器は複数の動作モードを持ち、用途や状況に応じて自由にモードを切り替えることのできるものが望まれる。この切り替える手段としては、自動で切り替えようとすると、静止した人体に対する感度がないこと、人体に対する選択性が不充分なこと等により、その動作が使用者の意志に反する場合があるので、手動のオン・オフスイッチが内蔵、もしくは外部に付加されることが多い。ところが、このような照明器具の設置場所は一般住宅では高所であることが多く、そのため内蔵のスイッチでは実用性に乏しく、また、外部スイッチの場合、上記不具合は無いものの、配線工事が煩雑になる欠点がある。そのため、電源の瞬断に同期して動作状態が順次切り替わる、いわゆるプルレススイッチ機能を付加することが考えられる。この種の電源の瞬断を利用したスイッチ機能は、点灯状態(例えば、フル点灯→弱点灯→豆球→OFFなどの点灯状態)の切り替えには広く利用されているが、照明機器の内部動作モードの設定に利用しようとすると、スイッチの操作中、その操作者が現在の設定をリアルタイムに認識することが困難であり、実用的でない。
【0005】
そこで、特開平7−78693号公報(特許文献1)においては、電源の瞬断後、モードが更新されると、その都度、ランプをモードに対応した一定の周波数、デューティサイクルで点滅させることで、現在のモードをユーザーに知らせることが提案されている。
【0006】
図16は特許文献1に開示された自動照明装置の全体構成を示す図であり、図中、10は自動照明装置、5は電源、SWはスイッチ、Lはランプである。自動照明装置10は、人体センサーや照度センサーを備え、人体の動きと周囲の照度を検出することで、照明を自動制御する人体検知式自動照明装置であり、スイッチSWの開閉による電源5の瞬断により動作モードを切り替える機能を備えている。
【0007】
図16のスイッチSWにより電源5の断続を繰り返すことにより、図21に示すように、モードが順次切り替わる。つまり、スイッチSWを時間T1で瞬断させると、人感自動モード→手動オンモード→常夜灯モード→人感自動モードのように、モードが順次切り替わる。スイッチSWのオフ時間(電源遮断時間)がT2(>T1)になると、モードは切り替わらない。
【0008】
図17は自動照明装置1の詳細な構成を示すブロック図である。実線は信号の流れを、点線は電源の供給を示す。電源回路21を介して通電検知回路22により電源5の遮断を検知すると、スイッチ回路24によりモード記憶回路25以外への通電を遮断し、電源回路21中の平滑コンデンサに充電された電荷を有効に使い、データ保持時間(図21中のT1時間)を長くする。T1時間以内に電源5が再投入された場合、モード記憶回路25の内容は1ステップ進み、スイッチ回路24は再び閉じられて通電を開始する。また、パルス発生器23により電源5の立ち上がりに同期してパルスを発生させ、このパルスにより決まる一定時間は、マルチプレクサ32,33,34により発振器27,29,31の出力を選択し、マルチプレクサ35を介して現在のモードに対応した発振器を選択し、出力回路36に導いてパルス出力し、図16のランプLを図18〜図20中のTA 〜TC に示す時間だけ、それぞれのモードに1対1に対応した周波数、デューティサイクルで点滅させる。
【0009】
図18は人感自動モードでの動作を示している。電源がONされると、ランプは所定時間TA 点灯した後、消灯する。人体センサーが人を検知するとランプは所定時間TD 点灯した後、消灯する。点灯中に人体センサーが人を検知すると、所定時間TD は最後に人を検知した時点から計測される。周囲照度の明暗を検出する照度センサーが周囲照度は所定値以上である(つまり明るい)と判定すると、人体センサーが人を検知してもランプは点灯しない。これが人感自動モードである。
【0010】
図19は手動オンモードでの動作を示している。手動オンモードでは、照度センサーや人体センサーの動作に関係なく、ランプはON(点灯状態)となる。ただし、電源投入後、一定時間TB は所定の周波数(例えば、1Hz)でランプを点滅させることにより、手動オンモードに設定されたことをユーザーに知らせる。
【0011】
図20は常夜灯モードでの動作を示している。常夜灯モードでは人体センサーの動作に関係なく、照度センサーの出力により周囲照度が所定値LONよりも暗いと判定すれば、ランプをON(点灯状態)とし、周囲照度が所定値LOFF よりも明るいと判定すれば、ランプをOFF(消灯状態)とする。また、電源投入後、一定時間TC は所定の周波数(例えば、5Hz)でランプを点滅させることにより、常夜灯モードに設定されたことをユーザーに知らせる。
【0012】
つまり、電源がONされた後、所定時間TA 点灯すれば、人感自動モードに設定されたことが分かる。また、電源がONされた後、所定時間TB にわたり所定周波数(例えば、1Hz)でランプが点滅すれば、手動オンモードに設定されたことが分かる。さらに、電源がONされた後、所定時間TC にわたり所定周波数(例えば、5Hz)でランプが点滅すれば、常夜灯モードに設定されたことが分かる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、動作モードを切り替えるのは昼夜とも考えられるわけであり、夜間であればユーザに点滅を認識させることはできるが、周囲の明るい時には充分とは言えない。また、動作モードを切り替えた後、現在の設定をユーザに知らしめる手段がないため、それを認識するには、もう一度、電源の遮断・再投入をする必要があり、手間である。さらに、電源遮断・再投入で動作モードを切り替えて、ランプを点滅させても照明機器を認識できる場所に電源がないと効果がない。一般住宅の場合、防犯用などの照明機器は外玄関に設定され、その電源は内玄関にある場合が多く、効果が薄くなってしまう。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、人検知により照明を制御する照明装置において、複数の照明負荷の動作モードを切り替える際の報知を改良し、ユーザによる使い勝手の良い照明装置を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記の課題を解決するために、図1に示すように、複数の照明負荷部L1,L2と、この照明負荷部L1,L2の複数の動作モードを制御する点灯制御部4と、人を検知して前記点灯制御部4に信号を送るセンサー部S1とを備えた照明装置において、照明負荷部L1の動作モードを切り替えた際、前記複数の照明負荷部L1,L2の光出力を制御することにより動作モードを報知するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1に本発明の実施の形態1を示す。本実施の形態は人検知センサーなどのセンサー部S1により照明負荷L1(ここでは白熱灯)を制御する照明装置であり、照明負荷L1の複数の動作モードを赤外線リモコンにより切り替えるものである。具体的な構成を説明すると、商用電源5より制御電源部6により直流の定電圧を生成しており、この制御電源部6より、焦電素子等を有し人体を検知して信号を出力するセンサー部S1、照明負荷L1を制御する点灯制御部4、赤外線リモコンからの信号を受けそれに応じて信号を出力するリモコン受信部8、現在の動作モードを示す報知用光源L2に電源が供給されており、センサー部S1からの検知信号、リモコン受信部8からのモード設定信号は点灯制御部4に送られ、点灯制御及び動作モードを設定している。また、点灯制御部4からは照明負荷L1の点灯・消灯を行う負荷点滅部7にON・OFF信号を送り、照明負荷L1を動作させている。負荷点滅部7には例えばトライアックを使用している。また、点灯制御部4からは報知用光源L2にも信号を送られており、各動作モードに応じて報知用光源L2の点滅を制御している。なお、照明負荷L1の点灯時間設定用としてタイマー1を、センサー部S1の検知時間設定用としてタイマー2を有している。
【0016】
次に、本実施の形態の動作について説明する。まず、本実施の形態においては照明負荷L1の動作モードとして、図2に示すように、以下の3つのモードを有している。まず、1つがセンサー部S1の動作に関わらず常に照明負荷L1を点灯させる『連続点灯モード』、次に最も一般的な使い方であるが人を検知しない時には照明負荷L1は消灯もしくは低出力(調光)で待機し、人を検知すると照明負荷L1は全灯する『通常モード』(全灯での点灯時間はタイマー1で設定)、最後に人を検知しない時は前記通常モードと同様の動作であるが、人を検知するとまず照明負荷L1は全灯で点灯し、その後ある一定期間連続的もしくは断続的に人を検知した際(タイマー2で検知時間設定)には照明負荷L1は一定時間点灯・消灯を繰り返す『防犯モード』、以上3つのモードを有している。これらの動作モードは図3のような赤外線リモコン送信機9により選択可能となっている。この赤外線リモコン送信機9は、防犯モード、通常モード、連続点灯モードを選択するための操作ボタンを備えており、いずれかの操作ボタンを押すと、モード設定用の赤外線リモコン信号が送信されるようになっている。
【0017】
それぞれの動作モードを選択した時の各部の動作について以下に説明する。まず、連続点灯モードを選択すると、それに応じたモード設定信号をリモコン受信部8から点灯制御部4に送り、それを受けて点灯制御部4より報知用光源L2に点滅信号を送る。この点滅信号は例えばオンデュティー50%、周期0.4秒、繰り返し3回というものである。同時に点灯制御部4より負荷点滅部7に1回点滅させる信号、具体的にはリモコン信号を受信すると消灯信号を送り、報知用光源L2の点滅が終了すると点灯信号を送り、全灯状態にするというものである。その後、センサー部S1の動作は無視し、負荷点滅部7には連続的にON信号を送り、連続点灯を維持する。その時、報知用光源L2には連続点灯するよう信号が点灯制御部4より送られている。以上の動作を図4に示す。これによるとリモコンで動作モードを切り替えた際、一度点灯している照明負荷L1を消灯させ、同時に報知用負荷2を点滅させるため、切り替え時の識別が容易に行えるようになる。
【0018】
同様に『通常モード』及び『防犯モード』の動作についても、それぞれ図5及び図6に示す。これらの動作は報知用光源L2へ点滅信号を送り、同時に点灯制御部4より負荷点滅部7に1回点滅させる信号を送るところまでは上記『連続点灯モード』と同様であるため、その後の動作について説明する。
【0019】
『通常モード』の選択時には、報知用光源L2、照明負荷L1が動作した後、センサー部S1の動作に応じて照明負荷L1を点滅させる。その時、報知用光源L2には消灯させるよう、点灯制御部4より信号を送る。
【0020】
『防犯モード』の選択時には、報知用負荷2、照明負荷L1が動作した後、センサー部S1の動作に応じて照明負荷L1を点滅させる。その時、報知用光源L2にはセンサー部S1の動作に同期して点滅信号を送る、すなわち人を検知した時は点灯信号を、人を検知していない時には消灯信号を点灯制御部4より送る。よって、ユーザーが現在のモードを確認する際、人検知によりセンサー部S1が動作するため点灯したり、消灯したりと、あたかも点滅を繰り返しているように認識され、モードの確認が容易に可能となる。とともに監視しているような印象を与えることができ、防犯効果を更に高めることができる。
【0021】
動作モードを切り替える際には、人検知センサーにより照明負荷L1が点灯している場合がほとんどであるが、このように照明負荷L1が点灯している場合においても、報知用光源L2及び照明負荷L1を制御することにより、動作モードを切り替えた際の報知をユーザが認識しやすくなる。また、複数の動作モードがあっても切り替え後の現在の動作モードの識別も容易である。
【0022】
(実施の形態2)
図7に実施の形態2の構成を示す。実施の形態1との違いは周囲の明るさを検知する明るさセンサー部S2を搭載しているかどうかの違いのみであるため、その違いのみを説明する。
【0023】
明るさセンサー部S2からの信号は点灯制御部4に入力されており、周囲の明るさが設定値よりも大きい場合には人検知のためのセンサー部S1からの検知信号を無視し、常に消灯状態としている。周囲の明るさが設定値より小さい場合には照明負荷L1は調光もしくは消灯状態で待機し、人検知のためのセンサー部S1の検知信号に応じて照明負荷L1を点滅させる。なお、動作モードを連続点灯モードとした時には人検知のためのセンサー部S1の検知信号を無視して連続点灯させ、防犯モードにおいては周囲の明るさが設定値よりも大きい場合、人を検知しても照明負荷L1は点灯しないが、その後ある一定期間連続的もしくは断続的に人を検知した際(タイマー2で検知時間設定)には照明負荷L1は一定時間点灯・消灯を繰り返す。
【0024】
本照明装置の動作モードを切り替えた際、報知用光源L2及び照明負荷L1の動作は、周囲の明るさが設定値よりも小さい場合には実施の形態1と同様であるが、周囲の明るさが設定値よりも大きく、照明負荷L1が消灯している場合には常に照明負荷L1は消灯状態としている。すなわち、動作モードを切り替えた際には照明負荷L1は動作せず、報知用光源L2のみを動作させる。以上の動作を通常モードでの調光待機した場合について図8に示す。これによると、必要な場合のみ照明負荷L1を点灯させることができ、より省電力なものとなる。
【0025】
(実施の形態3)
図9に実施の形態3の構成を示す。実施の形態2との違いは『防犯モード』において他の照明器具を連動し点灯させる点であるため、違いのみを説明する。本実施の形態は2つの照明器具A,Bより構成されている。1つは主に外玄関等に設置される照明器具Aであり、もう1つは内玄関等に設置される照明器具Bである。
【0026】
照明器具Aは実施の形態2の構成に照明器具Bを連動して点灯させる連動出力部11を設けている。また、照明器具Bには前記連動出力部11からの信号を受け、負荷L3を点灯させる連動入力部12及び連動点灯時の点灯時間設定用のタイマー3が設けられている。連動出力部11から信号が出力されると、連動入力部12で受け、点灯装置13により負荷L3を点灯させるよう制御している。
【0027】
この連動出力部11は実施の形態2の防犯モードにおいてのみ動作する。具体的には防犯モード時において人を検知した際には点灯制御部4から連動出力部11にON信号が送られ、連動出力部11から信号が出力される。そうすると照明器具Bは点灯する。以上の動作を図10に示す。
【0028】
これによると玄関の外に人が来ると、内玄関の照明が点灯するため、呼び鈴等を使用せずに侵入しようとする空き巣等の招かれざる人をいち早く発見することができ、防犯効果として非常に有効なものである。
【0029】
(実施の形態4)
図11に実施の形態4を示す。本実施の形態は実施の形態2の照明装置を使用した照明器具を具体的に示したものである。本器具は主に外玄関に設置されるポーチライト器具であり、14は器具本体、15はグローブである。このポーチライト器具の内部構成を図12に示す。器具本体14の略中心に照明装置16が配置されており、リモコン受信部8は器具本体14の略中心となっている。前記照明装置16は上述の制御電源部6、点灯制御部4、負荷点滅部7、リモコン受信部8、タイマー1,2を有している。この照明装置16よりセンサー部S1、明るさセンサー部S2、報知用光源L2で構成される検知部Sが照明装置16と電線17により接続されている。検知部Sの構成を図13に示す。基板18にはセンサー部S1、明るさセンサー部S2、報知用光源L2が実装されており、透光性のカバー19により覆われている。
【0030】
ここでは報知用光源L2にはLED、照明負荷L1には白熱灯を使用している。また、電線17は各センサー部S1,S2の信号線、報知用光源L2の制御線、制御電源線、グランド線により構成されている。前記検知部Sは器具グローブ15の外の器具本体14の下面に配置されている。
【0031】
このような器具は玄関の高所に設置されることが多く、リモコンで動作モードを切り替えた際、報知用光源L2が下面に向けて点灯するため、ユーザーはより報知を認識しやすくなる。また、リモコン受信部8が器具の略中央に配置されているため、リモコン受信性能は器具左右で対称となっており、設置場所の制約は少なくなっている。
【0032】
次に、照明負荷L1に蛍光灯FLを使用した主に内玄関に使用される天井直付けのシーリングライトを図14に示す。照明装置の構成としては図11〜図13と同様であるが、蛍光灯FLを点灯させるための点灯装置20が追加されている。
【0033】
本器具においてはセンサー部S1、明るさセンサー部S2、報知用光源L2で構成される検知部Sが器具グローブ15の内部に配置され、照明負荷L1である蛍光灯FLと同一の空間にある。リモコンで動作モードを切り替えた際、照明負荷L1である蛍光灯FLを消灯し、その間に報知用光源L2を点滅させているため、グローブ15内に収まっていても報知の確認が可能となっている。本実施の形態ではデザイン性を高めるために検知部Sはグローブ15内に配置しているが、当然、図15に示すように、グローブ15外に検知部Sを配置しても支障はない。
【0034】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、照明負荷部の動作モードを切り替えた際、複数の照明負荷部の光出力を制御することにより動作モードを報知するようにしたので、動作モードを切り替えた際、ユーザーが認識し易いものとなっている。
請求項2の発明によれば、動作モードはリモコン送信機で設定するようにしたので、高所に設置されていても動作モードの切り替えが容易であり、また引き紐等を使用しないため、デザイン性に優れる。さらに、動作モードの切り替えは、照明装置の間近で行うため、切り替え時の動作モードの確認が容易である。
【0035】
請求項3の発明によれば、動作モードを切り替えた際、ある一定時間、一方の照明負荷部は光束を変化させ、他方の照明負荷部は点滅を繰り返すように制御するものであるから、動作モードを切り替える前に、照明負荷が点灯していても動作モードを切り替えた際に、ユーザーが認識し易いものとなっている。
請求項4の発明によれば、動作モードを切り替えた際、ある一定時間、一方の照明負荷部は消灯させ、その間に他方の光源を点滅するよう制御するものであるから、動作モードを切り替える前に、照明負荷が点灯していても動作モードを切り替えた際に、ユーザーがより認識し易いものとなっている。
【0036】
請求項5の発明によれば、現在の動作モードを報知する手段として、動作モード切り替え時の報知用光源の一つを兼用しているので、簡易な構成で動作モードの切り替え報知と、切り替え後の現在のモード報知を行うことができ、使い勝手の良いものとなっている。
請求項6の発明によれば、現在の動作モードを報知する手段は、点灯、消灯、及び点滅であるため、複数の動作モードであっても切り替え後の現在のモード報知を容易に行えるものとなっている。
【0037】
請求項7の発明によれば、周囲の明るさに応じて照明負荷部を制御しており、ある設定した明るさ以上の時には動作モード切り替え時に、一方の照明負荷部は動作しないように制御されるので、動作モード切り替え時の報知に影響無く、より省電力を図ることができる。
請求項8の発明によれば、動作モードを連続点灯モード、通常モード、防犯モードの3つとし、動作モードを切り替えた際の報知用光源の点滅周期は固定で、現在の動作モードを報知する手段は、それぞれ点灯、消灯、及び人の検知と同期した点滅としたので、3つの動作モードの報知及び動作モード切り替え時の報知を容易に区別でき、ユーザーが認識し易いものとなっている。
【0038】
請求項9の発明によれば、複数の照明負荷部は、一方が白熱灯もしくは蛍光灯等の照明用光源であり、他方がLEDよりなる報知用光源であり、動作モード切り替え時の報知及び現在の動作モードの報知が可能であり、使い勝手の良いものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1の動作説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1のリモコン送信機の外観を示す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態1の連続点灯モードでの動作説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1の通常モードでの動作説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1の防犯モードでの動作説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態2の通常モードでの動作説明図である。
【図9】本発明の実施の形態3の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態3の防犯モードでの動作説明図である。
【図11】本発明の実施の形態4の照明器具である外玄関灯を示す斜視図である。
【図12】図11の照明器具の内部構成を示す正面図である。
【図13】図11の照明器具の検知部の概略断面構成を示す説明図である。
【図14】本発明の実施の形態4の照明器具である内玄関灯の一つの構成例を示す断面図である。
【図15】本発明の実施の形態4の照明器具である内玄関灯の他の構成例を示す断面図である。
【図16】従来例の全体構成を示すブロック図である。
【図17】従来例の詳細な構成を示すブロック図である。
【図18】従来例の人感自動モードの動作説明図である。
【図19】従来例の手動オンモードの動作説明図である。
【図20】従来例の常夜灯モードの動作説明図である。
【図21】従来例のモード切替動作を示す動作説明図である。
【符号の説明】
L1 照明負荷部
L2 報知用光源
S1 センサー部
4 点灯制御部
Claims (10)
- 複数の照明負荷部と、この照明負荷部の複数の動作モードを制御する点灯制御部と、人を検知して前記点灯制御部に信号を送るセンサー部とを備えた照明装置において、照明負荷部の動作モードを切り替えた際、前記複数の照明負荷部の光出力を制御することにより動作モードを報知するようにしたことを特徴とする照明装置。
- 動作モードはリモコン送信機で設定することを特徴とする請求項1記載の照明装置。
- 動作モードを切り替えた際、ある一定時間、一方の照明負荷部は光束を変化させ、他方の照明負荷部は点滅を繰り返すように制御することを特徴とする請求項1又は2記載の照明装置。
- 動作モードを切り替えた際、ある一定時間、一方の照明負荷部は消灯させ、その間に他方の光源を点滅するように制御することを特徴とする請求項1又は2記載の照明装置。
- 現在の動作モードを報知する手段として、動作モード切り替え時の報知用光源の一つを兼用していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置。
- 現在の動作モードを報知する手段は、点灯、消灯、及び点滅であることを特徴とする請求項5記載の照明装置。
- 周囲の明るさを検知して前記点灯制御部に信号を送る照度センサー部を備え、ある設定した明るさ以上の時には動作モード切り替え時に、一方の照明負荷部は動作しないように制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の照明装置。
- 照明負荷部の動作モードは、人検知に依らず常に照明負荷を点灯させる連続点灯モードと、周囲の明るさがある設定照度以上のときは常時消灯し、それ以下の時には調光もしくは消灯状態で待機し、人を検知した時のみ全灯点灯する通常モードと、周囲の明るさがある設定照度以上のときは常時消灯しそれ以下の時には調光もしくは消灯状態で待機し、人をある一定時間、連続的もしくは断続的に検知した時は点滅を繰り返す防犯モードのいずれかであり、動作モードを切り替えた際の報知用光源の点滅周期は固定であり、現在の動作モードを報知する手段は、それぞれ点灯、消灯、及び人の検知と同期した点滅であることを特徴とする請求項7記載の照明装置。
- 複数の照明負荷部は、一方が白熱灯もしくは蛍光灯等の照明用光源であり、他方がLEDよりなる報知用光源であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の照明装置。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の照明装置を内蔵したことを特徴とする照明器具。
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KR200497171Y1 (ko) * | 2023-05-22 | 2023-08-16 | 최유동 | Led 센서등 장치 어셈블리 |
-
2003
- 2003-05-27 JP JP2003149093A patent/JP2004355834A/ja active Pending
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