JP2005242487A - スイッチ器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷としての例えば光源が何であっても、好適に威嚇をする。
【解決手段】照明器具3への電源4の接続経路上に介設されるスイッチ素子Q1と、周囲の明るさの検出をする明るさセンサ11と、所定検出エリアに人が居るか否かの検出をする人体検出センサ12と、威嚇用の点滅光源17と、制御回路部10とを一体に備えた。制御回路部10は、人が居るとの検出結果が連続して得られる時間を計時し、この時間が所定の威嚇待機時間に達した場合に、明るさセンサ11の検出結果に関係なく、点滅光源17を点滅して威嚇をする。あるいは、点滅光源17に代えてまたは点滅光源17とともに、威嚇用の音源を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷への交流電源の接続経路上に介設されるスイッチ手段と、明るさ検出手段と、人体検出手段とを備え、これらの両検出結果を基にスイッチ手段をオンないしオフにして負荷への交流電源の接続ないし遮断をするスイッチ器具に関するものである。
従来のスイッチ器具(配線器具)は、明るさ検出手段の検出による周囲の明るさが所定の基準明るさよりも暗い場合に人体検出手段から人が居るとの検出結果が得られたとき、所定の動作保持時間、負荷への交流電源の接続経路上に介設されるスイッチ手段(スイッチ素子)をオンにする構成になっている。なお、動作保持時間の計時は、人が居るとの検出結果が得られる毎にリセットされる。
また、周囲の明るさが基準明るさよりも暗い間、スイッチ手段を位相制御することにより、負荷としての光源(照明器具)の調光をする構成のものがあり、この構成では、調光(減光)点灯は、人体検出手段から人が居るとの検出結果が得られたとき、所定の動作保持時間、スイッチ手段をオンに保持することにより、全点灯に切り替えられる。
さらに、この種のスイッチ器具には、自己に接続される別体の負荷としての光源を防犯用の威嚇に利用する構成のものがある。この構成では、人体検出手段の検出結果に基づいて、別体の照明用の光源が点滅することにより、威嚇をすることになる。
なお、スイッチ器具ではないが、特許文献1には、照明負荷部を一体に備え、この照明負荷部を威嚇に利用する照明装置が記載されている。この照明装置は、連続的または断続的に人の検知信号が得られて所定の時間が経過した時点から、照明負荷部を点滅する構成になっている。
特開2003−208990号公報
しかしながら、上記のように負荷としての別体の光源を威嚇に利用する構成では、防犯効果が得られるものの、光源を威嚇に利用するためには、本来の照明用の光源としての種類が限定されるという課題がある。
また、上記構成では、ピッキングなどである一定時間以上、玄関ドアのそばの戸外に居る不審者のみに対して威嚇動作をするべく、人体検出手段の検出エリアを狭くすると、本来の自動スイッチとしての機能に支障がでる一方、検出エリアが広くなりすぎると、玄関付近の通行人に反応して威嚇をしてしまうといった問題があり、各戸毎に検出エリアの最適設定をすることは非常に手間であり、また困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、負荷としての例えば光源が何であっても、好適に威嚇をすることができるスイッチ器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1記載の発明のスイッチ器具は、負荷への交流電源の接続経路上に介設されるスイッチ手段と、周囲の明るさの検出をする明るさ検出手段と、所定検出エリアに人が居るか否かの検出をする人体検出手段と、この人体検出手段から人が居るとの検出結果が連続して得られる時間を計時する計時手段と、威嚇用の威嚇手段と、前記明るさ検出手段および前記人体検出手段の両検出結果を基に、前記スイッチ手段をオンないしオフにして前記負荷への前記交流電源の接続ないし遮断をするほか、前記計時手段により計時された時間が所定の威嚇待機時間に達した場合に、前記明るさ検出手段の検出結果に関係なく、前記威嚇手段により威嚇をする制御手段とを一体に備えることを特徴とする。
この構成では、例えば、玄関ドア付近の戸外に本スイッチ器具を設けてこれに玄関ドア用の照明器具を負荷として接続することにより、周囲の明るさおよび人が居るか否かに応じて、その照明器具を好適に自動で点灯することができるほか、人体検出手段から人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が、威嚇待機時間に達した場合に、昼間および夜間に関係なく威嚇手段が威嚇をするので、玄関ドア用の照明器具の光源が何(例えば省エネ点灯可能な蛍光灯)であっても、玄関ドアの開錠に威嚇待機時間以上の時間を要する不審者に対して、威嚇手段により、好適に威嚇をすることができる。
請求項2記載の発明のスイッチ器具は、請求項1記載のスイッチ器具において、前記威嚇手段として、威嚇用の光源または威嚇用の音源を一体に備えることを特徴とする。この構成では、威嚇用の光源が点滅することにより、あるいは威嚇用の音源が駆動することにより、玄関ドアの開錠に威嚇待機時間以上の時間を要する不審者に対して、好適に威嚇をすることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のスイッチ器具において、前記威嚇手段としての光源および音源を備え、前記制御手段は、前記計時手段により計時された時間が所定の威嚇待機時間に達した場合に、前記明るさ検出手段の検出結果に関係なく、前記光源を点滅するとともに前記音源を駆動して威嚇をすることを特徴とする。この構成では、例えば玄関ドアの開錠に威嚇待機時間以上の時間を要する不審者に対して、威嚇用の光源および音源により、一層好適に威嚇をすることができる。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のスイッチ器具において、前記人体検出手段として、ドア寄りの戸外の狭いエリアおよびこのエリアの全部または一部を含む広いエリアをそれぞれ前記所定検出エリアとする狭エリア人体検出手段および広エリア人体検出手段を備え、前記計時手段は、前記狭エリア人体検出手段および前記広エリア人体検出手段の双方から人が居るとの検出結果が連続して得られる時間を計時することを特徴とする。この構成では、狭エリア人体検出手段および広エリア人体検出手段の双方から人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が、威嚇待機時間に達した場合に、昼間および夜間に関係なく威嚇が行われるので、威嚇動作の誤動作防止が可能となる。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載のスイッチ器具において、2線式ケーブルを介して前記制御手段と接続され、自動および威嚇入切設定用の設定スイッチを少なくとも一つ有する別体の動作モード設定スイッチを備え、この動作モード設定スイッチは、前記設定スイッチにより、自動設定に切り替えられると、前記2線ケーブルを介して前記制御手段に自動設定信号を送信し、威嚇入設定または威嚇切設定に切り替えられると、前記2線ケーブルを介して前記制御手段に威嚇入設定信号または威嚇切設定信号をそれぞれ送信する一方、前記制御手段は、前記2線式ケーブルを介して前記動作モード設定スイッチから、前記自動設定信号を受信すると、前記明るさ検出手段および前記人体検出手段の両検出結果を基に、前記スイッチ手段をオンないしオフにして前記負荷への前記交流電源の接続ないし遮断をし、前記威嚇入設定信号を受信すると前記威嚇動作を許容し、前記威嚇切設定信号を受信すると前記威嚇動作を禁止することを特徴とする。この構成では、例えば、玄関ドア付近の戸内に動作モード設定スイッチを設けることにより、利用者が動作モード設定スイッチの設定スイッチを操作することで、利用者の要求に合うように、本スイッチ器具に接続される負荷を動作させることができるとともに、威嚇動作を簡単に入切設定することができる。
本発明によれば、負荷としての例えば光源が何であっても、好適に威嚇をすることができる。
(実施形態1)
図1は本発明による実施形態1のスイッチ器具および別体の動作モード設定スイッチの構成図、図2は同スイッチ器具および動作モード設定スイッチの配線図、図3は同スイッチ器具の検出エリアの説明図、図4は同スイッチ器具の動作説明図である。
本実施形態1のスイッチ器具には、図2(a)に示す軒下天井用のスイッチ器具1と、図2(b)に示す軒下(戸外)壁面用のスイッチ器具1とがあり、これらいずれのスイッチ器具1も、図1,図2に示すように、2線式のケーブルL1を介して別体の動作モード設定スイッチ2と接続されて使用される構成になっている。ただし、図3の例では、軒下壁面用のスイッチ器具1が使用されている。
動作モード設定スイッチ2は、図1に示すように、ケーブルL1の一方の電線に接続される共通接点200を、切設定用の接点201、連続入設定用の接点202および自動設定用の接点203のいずれかに切替接続する電源設定スイッチ20と、接点203に接続される共通接点210を、威嚇入設定用の接点211および威嚇切設定用の接点212のいずれかに切替接続する威嚇設定スイッチ21と、接点201,212,202にそれぞれ一端が接続され各他端がケーブルL1の他方の電線に接続される抵抗R20,21,22とにより構成されている。そして、それら抵抗の抵抗値は、ケーブルL1として、例えばφ1.6〜2.0mm、長さ数m〜数10mの銅線が使用されることを考慮して設定される。
このような構成の動作モード設定スイッチ2において、電源設定スイッチ20の共通接点200が接点201に切替接続されたときは、ケーブルL1の抵抗分を省略すると(以下同様)、抵抗R20による短絡信号が切設定信号としてスイッチ器具1に送信される。共通接点200が接点202に切替接続されたときは、抵抗R22による短絡信号が連続入設定信号としてスイッチ器具1に送信される。そして、共通接点200が接点203に切替接続されたときは、抵抗R21による短絡信号または開放信号が自動設定信号としてスイッチ器具1に送信される。
一方、共通接点200が接点203に切替接続されている状態において、威嚇設定スイッチ21の共通接点210が接点211に切替接続されたときは、開放信号が威嚇入設定信号としてスイッチ器具1に送信され、共通接点210が接点212に切替接続されたときは、抵抗R21による短絡信号が威嚇切設定信号としてスイッチ器具1に送信される。
このように、威嚇入切の設定を独立に行えるようにすることにより、外出時や就寝時などで威嚇の入切設定を簡単に行うことができるようにしている。また、切設定信号および連続入設定信号を威嚇切設定信号と同様に扱い、切(威嚇切)、連続入(威嚇切)、自動・威嚇入、自動・威嚇切の4モードの切替設定を2線配線で行えるようにしている。さらに、動作モード設定スイッチ2が使用されない構成において、電源設定スイッチ20により自動設定に切り替えられるとともに威嚇設定スイッチ21により威嚇入設定に切り替えられたときと同様の信号(開放信号)が、スイッチ器具1に入力される状態となるようにしてある。
スイッチ器具1は、ケーブルL1を介して動作モード設定スイッチ2と接続される端子T11,T12と、例えば2線の電線L2を介して負荷としての外部の照明器具3と接続される端子T13,T14と、例えば2線の電線L3を介して(交流)電源4と接続される端子T15,T16とを一体に備えているほか、スイッチ素子Q1と、明るさセンサ11と、人体検出センサ12と、明るさセンサ調整スイッチ13と、動作保持時間調整スイッチ14と、威嚇モード移行時間調整スイッチ15と、威嚇モード保持時間調整スイッチ16と、点滅光源17と、電源回路部19と、制御回路部10とを一体に備えている。
スイッチ素子Q1は、オンないしオフにより照明器具3への電源4の接続ないし遮断をするものである。図1の例では、端子T13,T14が端子T15,T16にそれぞれ内部接続されることにより形成される照明器具3と電源4との接続経路上において、端子T14,T16間に直列に介設されるトライアックにより構成されている。
明るさセンサ11は、周囲の明るさの検出をするものであり、例えばCdS素子からなる照度センサにより構成される。本実施形態1では、上記検出による周囲の明るさが、所定の基準明るさよりも明るい場合にLow出力となり、暗い場合にHigh出力となるように構成される(図4(a)参照)。
人体検出センサ12は、所定検出エリア(図3のA参照)に人が居るか否かの検出をするものであり、例えば焦電素子からなる熱線センサにより構成される。
明るさセンサ調整スイッチ13は、明るさセンサ11の検出による周囲の明るさとの比較基準となる上記基準明るさのレベルを調整するものである。
動作保持時間調整スイッチ14は、人体検出センサ12から人が居るとの検出結果が得られなくなった時点から、スイッチ素子Q1をオフに保持するための動作保持時間を調整するものである。この動作保持時間の計時は、人体検出センサ12から人が居るとの検出結果が得られる毎に、制御回路部10により開始される。
威嚇モード移行時間調整スイッチ15は、威嚇動作を開始するまでの威嚇待機時間としての威嚇モード移行時間を調整するものである。
威嚇モード保持時間調整スイッチ16は、威嚇動作を保持するための威嚇保持時間としての威嚇モード保持時間を調整するものである。
点滅光源17は、例えば、連続して点滅する光源であり、フラッシュなどにより構成される。
電源回路部19は、電源4からの交流電力を直流電力に整流および平滑などして、スイッチ器具1の各部に供給するものである。
制御回路部10は、例えば、マイコン(マイクロコンピュータ)などにより構成され、スイッチ器具1全般の制御などの処理を実行するものであり、計時機能を有し、端子T11,T12間に入力する信号をそれら端子間の抵抗値の差により識別して受信し、受信した信号に応じて各種制御を実行する。
すなわち、動作モード設定スイッチ2から、切設定信号を受信しているときは、スイッチ素子Q1をオフに保持し、連続入設定信号を受信しているときは、スイッチ素子Q1をオンに保持する制御が実行される。これにより、照明器具3は、動作モード設定スイッチ2で切設定に切り替えられれば消灯状態となり、連続入設定に切り替えられれば点灯状態となる。
また、自動設定信号を受信しているときは、明るさセンサ11および人体検出センサ12の両検出結果を基に、スイッチ素子Q1をオンないしオフにして照明器具3への電源4の接続ないし遮断をする制御が実行される。具体的には、図4(a)に示すように、明るさセンサ11の検出による周囲の明るさが、明るさセンサ調整スイッチ13により調整された基準明るさよりも暗い場合に、人体検出センサ12から人が居るとの検出結果が得られたとき、動作保持時間調整スイッチ14により調整された動作保持時間T1、スイッチ素子Q1をオンにし、動作保持時間T1が経過すれば、スイッチ素子Q1をオフにする制御が実行される。これにより、照明器具3は、周囲の明るさおよび人が居るか否かに応じて、好適に自動で点灯することになる。
さらに、威嚇入設定信号を受信しているときは、自己の計時機能により、人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果(図4(a)では「人体検知」)が連続して得られる時間を計時し、その時間が、威嚇モード移行時間調整スイッチ15により調整された威嚇モード移行時間T2に達した場合に、少なくとも人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果が継続して得られる間、明るさセンサ11の検出結果に関係なく、点滅光源17を点滅して威嚇をする制御が実行される。ここで、計時機能は、パルス状の検出結果が、例えば予め設定された所定時間以上途切れずに連続して得られる時間を計時するように構成される。また、人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果が得られなくなっても、威嚇モード保持時間調整スイッチ16により調整された威嚇モード保持時間T3の間、点滅光源17を点滅するように構成される。さらに、その威嚇動作は、威嚇切設定信号、切設定信号または連続入設定信号を受信しているとき、禁止される。
次に、上記構成の本実施形態1の特徴となる動作について説明する。自動および威嚇入設定時において、図4(a)に示すように、明るさセンサ11の検出による周囲の明るさが基準明るさよりも明るい場合に、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られても、スイッチ素子Q1がオフのままであるので、照明器具3は消灯状態に保持される。一方、点滅光源17は、人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が威嚇モード移行時間T2に達すれば、点滅して威嚇をする。そして、その威嚇は、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られなくなった時点からも、威嚇モード保持時間T3保持される。
この後、明るさセンサ11の検出による周囲の明るさが基準明るさよりも暗くなり、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られると、スイッチ素子Q1がオンになるので、照明器具3は消灯状態から点灯状態に切り替わる。そして、その点灯状態は、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られなくなった時点からも、動作保持時間T1保持される。また、点滅光源17は、人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が威嚇モード移行時間T2に達すれば、点滅して威嚇をする。そして、その威嚇は、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られなくなった時点からも、威嚇モード保持時間T3保持される。
以上、本実施形態1によれば、玄関ドア付近の軒下に本スイッチ器具1を設けてこれに玄関ドア用の照明器具3を負荷として接続することにより、周囲の明るさおよび人が居るか否かに応じて、照明器具3を好適に自動で点灯することができる。
また、照明器具3が連続して点滅することができる光源(例えば白熱灯など)を備える場合には、その光源を威嚇に兼用してもよいが、本実施形態1では、人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果が連続して得られる時間が、威嚇モード移行時間T2に達した場合に、昼間および夜間に関係なく威嚇用の点滅光源17が点滅するので、玄関ドア用の照明器具3の光源が何(例えば省エネ点灯可能な蛍光灯)であっても、玄関ドアの開錠に威嚇モード移行時間T2以上の時間を要する不審者に対して、威嚇用の点滅光源17により、好適に威嚇をすることができる。特に、威嚇モード移行時間T2を、正規の鍵で玄関ドアを開けて中に入ることができる時間より長く、正規の鍵を使わずに玄関ドアの鍵を破って中に侵入するのに要する時間以下に設定すれば、住人に対する威嚇を防止し、不審者に対して威嚇をすることが可能となる。
さらに、玄関ドア付近の戸内に動作モード設定スイッチ2を設けることにより、利用者が動作モード設定スイッチ2の各スイッチを切替設定することで、利用者の要求に合うように、本スイッチ器具1に接続される照明器具3を動作させることができるとともに、威嚇動作を簡単に入切設定することができる。
なお、実施形態1の変形例として、図4(b)に示すように、明るさセンサ11の検出による周囲の明るさが基準明るさよりも暗い間、制御回路部10が、スイッチ素子Q1を位相制御することにより、照明器具3の調光(減光点灯)をする構成でもよい。
(実施形態2)
図5は本発明による実施形態2のスイッチ器具の構成図、図6は同スイッチ器具の種類の説明図、図7は同スイッチ器具の動作説明図である。
本実施形態2のスイッチ器具には、図6(a)に示す軒下天井用のスイッチ器具1と、図6(b)に示す軒下壁面用のスイッチ器具1とがあり、これらいずれのスイッチ器具1も、図5に示すように、2線式のケーブルL1を介して、実施形態1と同様の動作モード設定スイッチ2と接続されて使用される構成になっている。
本実施形態2のスイッチ器具1は、実施形態1との相違点として、点滅光源17に代えて威嚇用の音源18を備え、制御回路部10が威嚇用の音源18を駆動して威嚇をする構成になっている。
威嚇用の音源18は、例えばブザーまたはベルなどにより構成される。なお、本発明の音源は、ブザーまたはベルなどに限らず、音声を発する音声合成回路などによりなる構成でもよい。
制御回路部10は、威嚇入設定信号を受信しているとき、自己の計時機能により、人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果が連続して得られる時間を計時し、その時間が、威嚇モード移行時間調整スイッチ15により調整された威嚇モード移行時間T2に達した場合に、少なくとも人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果が継続して得られる間、明るさセンサ11の検出結果に関係なく、音源18を鳴動して威嚇をするように構成される。本実施形態2でも、図7(a)に示すように、人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果が得られなくなっても、威嚇モード保持時間調整スイッチ16により調整された威嚇モード保持時間T3の間、音源18を鳴動するようになっている。
次に、上記構成の本実施形態2の特徴となる動作について説明する。自動および威嚇入設定時において、図7(a)に示すように、明るさセンサ11の検出による周囲の明るさが基準明るさよりも明るい場合に、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られても、スイッチ素子Q1がオフのままであるので、照明器具3は消灯状態に保持される。一方、音源18は、人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が威嚇モード移行時間T2に達すれば、鳴動して威嚇をする。そして、その威嚇は、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られなくなった時点からも、威嚇モード保持時間T3保持される。
この後、明るさセンサ11の検出による周囲の明るさが基準明るさよりも暗くなり、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られると、スイッチ素子Q1がオンになるので、照明器具3は消灯状態から点灯状態に切り替わる。そして、その点灯状態は、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られなくなった時点からも、動作保持時間T1保持される。また、音源18は、人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が威嚇モード移行時間T2に達すれば、鳴動して威嚇をする。そして、その威嚇は、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られなくなった時点からも、威嚇モード保持時間T3保持される。なお、図7(a)の例では、威嚇モード保持時間T3は動作保持時間T1よりも長い時間に設定されている。
以上、本実施形態2によれば、玄関ドア付近の軒下に本スイッチ器具1を設けてこれに玄関ドア用の照明器具3を負荷として接続することにより、周囲の明るさおよび人が居るか否かに応じて、照明器具3を好適に自動で点灯することができる。しかも、人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果が連続して得られる時間が、威嚇モード移行時間T2に達した場合に、昼間および夜間に関係なく威嚇用の音源18が鳴動するので、玄関ドア用の照明器具3の光源が何(例えば省エネ点灯可能な蛍光灯)であっても、玄関ドアの開錠に威嚇モード移行時間T2以上の時間を要する不審者に対して、威嚇用の音源18により、好適に威嚇をすることができる。
さらに、玄関ドア付近の戸内に動作モード設定スイッチ2を設けることにより、利用者が動作モード設定スイッチ2の各スイッチを切替設定することで、利用者の要求に合うように、本スイッチ器具1に接続される照明器具3を動作させることができるとともに、威嚇動作を簡単に入切設定することができる。
なお、実施形態2の変形例として、図7(b)に示すように、明るさセンサ11の検出による周囲の明るさが基準明るさよりも暗い間、制御回路部10が、スイッチ素子Q1を位相制御することにより、照明器具3の調光(減光点灯)をする構成でもよい。
(実施形態3)
図8は本発明による実施形態3のスイッチ器具の構成図、図9は同スイッチ器具の動作説明図である。
本実施形態3のスイッチ器具も、軒下天井および軒下壁面用のスイッチ器具1があり、これらいずれのスイッチ器具1も、図8に示すように、2線式のケーブルL1を介して、実施形態1,2と同様の動作モード設定スイッチ2と接続されて使用される構成になっている。
本実施形態3のスイッチ器具1は、実施形態1,2との相違点として、威嚇用の点滅光源17および音源18を備え、制御回路部10が点滅光源17を点滅するとともに音源18を鳴動して威嚇をする構成になっている。
また、本実施形態3では、威嚇モード移行時間調整スイッチ15に代えて、図8,図9(a)に示すように、点滅光源17が威嚇動作を開始するまでの威嚇待機時間としての威嚇モード移行時間T2aを調整する威嚇モード移行時間調整スイッチ15aと、音源18が威嚇動作を開始するまでの威嚇待機時間としての威嚇モード移行時間T2bを調整する威嚇モード移行時間調整スイッチ15bとが設けられている。
そして、制御回路部10は、威嚇入設定信号を受信しているとき、自己の計時機能により、人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果が連続して得られる時間を計時し、その時間が、威嚇モード移行時間T2a,T2bに達した場合に、少なくとも人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果が継続して得られる間、明るさセンサ11の検出結果に関係なく、点滅光源17,音源18をそれぞれ点滅,鳴動して威嚇をするように構成される。本実施形態3でも、図9(a)に示すように、人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果が得られなくなっても、威嚇モード保持時間調整スイッチ16により調整された威嚇モード保持時間T3の間、点滅光源17を点滅し、音源18を鳴動するようになっている。
次に、上記構成の本実施形態3の特徴となる動作について説明する。自動および威嚇入設定時において、図9(a)に示すように、明るさセンサ11の検出による周囲の明るさが基準明るさよりも明るい場合に、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られても、スイッチ素子Q1がオフのままであるので、照明器具3は消灯状態に保持される。一方、点滅光源17は、人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が威嚇モード移行時間T2aに達すれば、点滅して威嚇をし、音源18は、人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が威嚇モード移行時間T2bに達すれば、鳴動して威嚇をする。そして、それらの威嚇は、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られなくなった時点からも、威嚇モード保持時間T3保持される。なお、図9(a)の例では、威嚇モード移行時間T2bは威嚇モード移行時間T2aよりも長い時間に設定されている。
この後、明るさセンサ11の検出による周囲の明るさが基準明るさよりも暗くなり、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られると、スイッチ素子Q1がオンになるので、照明器具3は消灯状態から点灯状態に切り替わる。そして、その点灯状態は、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られなくなった時点からも、動作保持時間T1保持される。また、点滅光源17は、人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が威嚇モード移行時間T2aに達すれば、点滅して威嚇をし、音源18は、人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が威嚇モード移行時間T2bに達すれば、鳴動して威嚇をする。そして、それらの威嚇は、人体検出センサ12で人が居るとの検出結果が得られなくなった時点からも、威嚇モード保持時間T3保持される。
以上、本実施形態3によれば、玄関ドア付近の軒下に本スイッチ器具1を設けてこれに玄関ドア用の照明器具3を負荷として接続することにより、周囲の明るさおよび人が居るか否かに応じて、照明器具3を好適に自動で点灯することができる。しかも、人体検出センサ12から人が居るとのパルス状の検出結果が連続して得られる時間が、威嚇モード移行時間T2a,T2bに達した場合に、昼間および夜間に関係なく、威嚇用の点滅光源17,音源18がそれぞれ点滅,鳴動するので、玄関ドア用の照明器具3の光源が何(例えば省エネ点灯可能な蛍光灯)であっても、玄関ドアの開錠に威嚇モード移行時間T2a,T2b以上の時間を要する不審者に対して、威嚇用の点滅光源17,音源18により、一層好適に威嚇をすることができる。
さらに、玄関ドア付近の戸内に動作モード設定スイッチ2を設けることにより、利用者が動作モード設定スイッチ2の各スイッチを切替設定することで、利用者の要求に合うように、本スイッチ器具1に接続される照明器具3を動作させることができるとともに、威嚇動作を簡単に入切設定することができる。
(実施形態4)
図10は本発明による実施形態4のスイッチ器具の構成図、図11は同スイッチ器具の動作説明図である。
本実施形態4のスイッチ器具も、軒下天井および軒下壁面用のスイッチ器具1があり、これらいずれのスイッチ器具1も、図10に示すように、2線式のケーブルL1を介して、実施形態1〜3と同様の動作モード設定スイッチ2と接続されて使用される構成になっている。ただし、図11の例では、軒下壁面用のスイッチ器具1が使用されている。
本実施形態4のスイッチ器具1は、実施形態1〜3との相違点として、図10,図11に示すように、人体検出センサ12に代えて、玄関ドア寄りの戸外の狭いエリアA1およびこのエリアの全部または一部(図11の例では全部)を含む広いエリアA2を、それぞれ上述の所定検出エリアとする簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bを備える構成になっている。
ここで、エリアA1を有する検出素子および光学レンズにより構成される簡易防犯用人体検出センサ12aと、エリアA2を有する検出素子および光学レンズにより構成される照明制御用人体検出センサ12bとは、一つの人体検出センサとして一体化される。エリアA1は玄関ドア近傍に限定されるが、エリアA2は、玄関ドアへの人の来訪を検出するように幅広いエリアに可変設定される。このように、一体化すれば、簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bを個々に設ける場合に比べ、価格、施行面で有利となる。
そして、制御回路部10は、自動設定信号を受信しているとき、明るさセンサ11および照明制御用人体検出センサ12bの両検出結果を基に、実施形態1〜3と同様に、スイッチ素子Q1をオンないしオフにして照明器具3への電源4の接続ないし遮断をする制御を実行するように構成される。
また、威嚇入設定信号を受信しているときは、自己の計時機能により、簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bの双方から人が居るとのパルス状の検出結果が連続して得られる時間を計時し、この時間が、威嚇モード移行時間調整スイッチ15により調整された威嚇モード移行時間T2に達した場合に、少なくとも上記両センサから人が居るとのパルス状の検出結果が継続して得られる間、明るさセンサ11の検出結果に関係なく、点滅光源17を点滅して威嚇をするように構成される。本実施形態4でも、両センサから人が居るとのパルス状の検出結果が得られなくなっても、威嚇モード保持時間調整スイッチ16により調整された威嚇モード保持時間T3の間、点滅光源17を点滅する構成になっている。
次に、上記構成の本実施形態4の特徴となる動作について説明すると、図11に示すように、簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bの双方から人が居るとの検出結果(図11では簡易防犯用途用人体検知、照明制御用人体検知)が連続して得られる時間が、威嚇モード移行時間T2に達した場合に、昼間および夜間に関係なく、点滅光源17で威嚇が行われる。これにより、図11に示すような誤検知による威嚇動作の誤動作を防止することができる。
以上、本実施形態4によれば、玄関ドア付近の軒下に本スイッチ器具1を設けてこれに玄関ドア用の照明器具3を負荷として接続することにより、明るさセンサ11による周囲の明るさおよび照明制御用人体検出センサ12bによる人が居るか否かに応じて、照明器具3を好適に自動で点灯することができる。
また、玄関ドア寄りの戸外の狭いエリアA1およびこのエリアの全部または一部を含む広いエリアA2を、それぞれ所定検出エリアとする簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bを一体に備えるので、価格、施行面で有利となり、またエリアA1のみでも不審者をより好適に検出することができる。
また、制御回路部10の計時機能により計時された時間が、威嚇モード移行時間T2に達した場合に、明るさセンサ11の検出結果に関係なく、点滅光源17を点滅して威嚇をするので、威嚇モード移行時間T2を適切に調整することにより、玄関ドアの開錠に威嚇モード移行時間T2以上の時間を要する不審者に対して、威嚇をすることが可能となり、威嚇モード移行時間T2を要しない住人に対しては、威嚇が行われるのを防止することが可能となる。
さらに、人体検出センサ12に代えて、簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bを備え、簡易防犯用人体検出センサ12aの検出結果を基に、点滅光源17を点滅して威嚇をするようにしても、威嚇動作の誤動作を防止することができるが、本実施形態4によれば、簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bの双方から人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が、威嚇モード移行時間T2に達した場合に、昼間および夜間に関係なく威嚇が行われるので、威嚇動作の誤動作をより好適に防止することができる。
なお、実施形態4では、威嚇用の威嚇手段として、点滅光源17を備える構成になっているが、これに限らず、実施形態2と同様に音源18を備える構成でも、あるいは実施形態3と同様に点滅光源17および音源18の双方を備える構成でもよい。
(実施形態5)
図12は本発明による実施形態5のスイッチ器具の構成図、図13は同スイッチ器具および別体の簡易防犯用途器具の配線図、図14は同スイッチ器具の動作説明図である。
本実施形態5のスイッチ器具には、図13(a),(b)に示すように、軒下天井用のスイッチ器具1と、軒下壁面用のスイッチ器具1とがあり、これらいずれのスイッチ器具1も、図12に示すように、2線式のケーブルL4を介して、別体の簡易防犯用途器具5と接続されて使用される構成になっている。
簡易防犯用途器具5は、図13(a)に示すように、防犯設定解除スイッチ50と、点滅光源51と、音源52とを備え、防犯設定解除スイッチ50の防犯設定時に、ケーブルL4を介してスイッチ器具1から無電圧信号(短絡信号)を受信すると、点滅光源51を点滅するとともに音源52を鳴動して発報をし、この発報は、防犯設定解除スイッチ50の防犯解除時に禁止される構成になっている。
本実施形態5のスイッチ器具1は、実施形態4との相違点として、動作モード設定スイッチ2に代えて、図12に示すように、切設定、連続入設定および自動設定用の手動スイッチ2aを一体に備えているほか、点滅光源17に代えて、ケーブルL4が接続される端子T17,T18間に接続される無電圧接点スイッチSW20を一体に備えている。
また、無電圧接点スイッチSW20を内蔵したことにより、威嚇モード移行時間調整スイッチ15に代えて、簡易防犯出力(短絡信号出力)を開始するまでの出力待機時間としての移行時間を調整する簡易防犯出力移行時間調整スイッチ15cを内蔵し、威嚇モード保持時間調整スイッチ16に代えて、簡易防犯出力を保持するための出力保持時間としての保持時間を調整する無電圧接点保持時間調整スイッチ16aを内蔵している。
そして、手動スイッチ2aにより、威嚇入設定および威嚇切設定が廃止されたことに伴い、制御回路部10は、例えば、手動スイッチ2aによる自動設定に応じて、上記簡易防犯出力処理として、実施形態4の威嚇入設定と同様の処理を行うように構成される。すなわち、手動スイッチ2aによる自動設定時は、自己の計時機能により、簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bの双方から人が居るとのパルス状の検出結果が連続して得られる時間を計時し、この時間が、簡易防犯出力移行時間調整スイッチ15cにより調整された移行時間T2に達した場合に、少なくとも上記両センサから人が居るとのパルス状の検出結果が継続して得られる間、明るさセンサ11の検出結果に関係なく、無電圧接点スイッチSW20をオンにするように構成される。本実施形態5でも、両センサから人が居るとのパルス状の検出結果が得られなくなっても、無電圧接点保持時間調整スイッチ16aにより調整された保持時間T3の間、無電圧接点スイッチSW20をオンにする構成になっている。
次に、上記構成の本実施形態5の特徴となる動作について説明すると、図14に示すように、簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bの双方から人が居るとの検出結果(簡易防犯用途用人体検知、照明制御用人体検知)が連続して得られる時間が、移行時間T2に達した場合に、昼間および夜間に関係なく、無電圧接点スイッチSW20がオンになり、簡易防犯用途器具5が発報をする。図13(a)の簡易防犯用途器具5では、点滅光源51が点滅し、音源52が鳴動する。
以上、本実施形態5によれば、玄関ドア付近の軒下に本スイッチ器具1を設けてこれに玄関ドア用の照明器具3を負荷として接続することにより、明るさセンサ11による周囲の明るさおよび照明制御用人体検出センサ12bによる人が居るか否かに応じて、照明器具3を好適に自動で点灯することができる。
また、玄関ドア寄りの戸外の狭いエリアA1およびこのエリアの全部または一部を含む広いエリアA2を、それぞれ所定検出エリアとする簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bを一体に備えるので、価格、施行面で有利となり、エリアA1により不審者をより好適に検出することができる。
また、制御回路部10の計時機能により計時された時間が、移行時間T2に達した場合に、明るさセンサ11の検出結果に関係なく、無電圧接点スイッチSW20がオンになるので、移行時間T2を適切に調整することにより、玄関ドアの開錠に移行時間T2以上の時間を要する場合には警報を出すことが可能となり、移行時間T2を要しない場合には警報が出されるのを防止することが可能となる。
さらに、人体検出センサ12に代えて、簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bを備え、簡易防犯用人体検出センサ12aの検出結果を基に、無電圧接点スイッチSW20をオン,オフするようにしても、警報発報動作の誤動作を防止することができるが、本実施形態5によれば、簡易防犯用人体検出センサ12aおよび照明制御用人体検出センサ12bの双方から人が居るとの検出結果が連続して得られる時間が、移行時間T2に達した場合に、昼間および夜間に関係なく警報が出されるので、警報発報動作の誤動作をより好適に防止することができる。
なお、実施形態5の簡易防犯用途器具5の変形例として、例えば、図13(c)に示すチャイム、図13(d)に示す表示灯、図13(e)に示すHA機器、図13(f)に示すカメラなどでもよい。
また、実施形態5では、無電圧接点スイッチSW20が常開接点を有する構成になっているが、論理が逆の場合には常閉接点にすればよい。また、常開・常閉(c)接点でもよい。さらに、簡易防犯用途器具が有電圧に応じて動作する場合、無電圧接点スイッチに代えて有電圧を出力する有電圧出力部を設ければよい。
さらに、実施形態4,5では、図11,図14のエリアA1,A2を持つ軒下壁面用のスイッチ器具1が使用される構成になっているが、図15に示すエリアA1,A2を持つ軒下天井用のスイッチ器具1でも、エリアA1を戸外の玄関ドア寄りに設定することにより、実施形態4,5と同様の効果を奏することができる。
本発明による実施形態1のスイッチ器具および別体の動作モード設定スイッチの構成図である。 同スイッチ器具および動作モード設定スイッチの配線図である。 同スイッチ器具の検出エリアの説明図である。 同スイッチ器具の動作説明図である。 本発明による実施形態2のスイッチ器具の構成図である。 同スイッチ器具の種類の説明図である。 同スイッチ器具の動作説明図である。 本発明による実施形態3のスイッチ器具の構成図である。 同スイッチ器具の動作説明図である。 本発明による実施形態4のスイッチ器具の構成図である。 同スイッチ器具の動作説明図である。 本発明による実施形態5のスイッチ器具の構成図である。 同スイッチ器具および別体の簡易防犯用途器具の配線図である。 同スイッチ器具の動作説明図である。 実施形態4,5で使用可能な別のスイッチ器具の検出エリアの説明図である。
符号の説明
1 スイッチ器具
Q1 スイッチ素子
10 制御回路部
11 明るさセンサ
12 人体検出センサ
13 明るさセンサ調整スイッチ
14 動作保持時間調整スイッチ
15 威嚇モード移行時間調整スイッチ
16 威嚇モード保持時間調整スイッチ
17 点滅光源
18 音源
19 電源回路部
2 動作モード設定スイッチ
20 電源設定スイッチ
21 威嚇設定スイッチ
3 照明器具
4 電源
5 簡易防犯用途器具

Claims (5)

  1. 負荷への交流電源の接続経路上に介設されるスイッチ手段と、
    周囲の明るさの検出をする明るさ検出手段と、
    所定検出エリアに人が居るか否かの検出をする人体検出手段と、
    この人体検出手段から人が居るとの検出結果が連続して得られる時間を計時する計時手段と、
    威嚇用の威嚇手段と、
    前記明るさ検出手段および前記人体検出手段の両検出結果を基に、前記スイッチ手段をオンないしオフにして前記負荷への前記交流電源の接続ないし遮断をするほか、前記計時手段により計時された時間が所定の威嚇待機時間に達した場合に、前記明るさ検出手段の検出結果に関係なく、前記威嚇手段により威嚇をする制御手段と
    を一体に備えることを特徴とするスイッチ器具。
  2. 前記威嚇手段として、威嚇用の光源または威嚇用の音源を一体に備えることを特徴とする請求項1記載のスイッチ器具。
  3. 前記威嚇手段としての光源および音源を備え、前記制御手段は、前記計時手段により計時された時間が所定の威嚇待機時間に達した場合に、前記明るさ検出手段の検出結果に関係なく、前記光源を点滅するとともに前記音源を駆動して威嚇をすることを特徴とする請求項1または2記載のスイッチ器具。
  4. 前記人体検出手段として、ドア寄りの戸外の狭いエリアおよびこのエリアの全部または一部を含む広いエリアをそれぞれ前記所定検出エリアとする狭エリア人体検出手段および広エリア人体検出手段を備え、前記計時手段は、前記狭エリア人体検出手段および前記広エリア人体検出手段の双方から人が居るとの検出結果が連続して得られる時間を計時することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスイッチ器具。
  5. 2線式ケーブルを介して前記制御手段と接続され、自動および威嚇入切設定用の設定スイッチを少なくとも一つ有する別体の動作モード設定スイッチを備え、
    この動作モード設定スイッチは、前記設定スイッチにより、自動設定に切り替えられると、前記2線ケーブルを介して前記制御手段に自動設定信号を送信し、威嚇入設定または威嚇切設定に切り替えられると、前記2線ケーブルを介して前記制御手段に威嚇入設定信号または威嚇切設定信号をそれぞれ送信する一方、
    前記制御手段は、前記2線式ケーブルを介して前記動作モード設定スイッチから、前記自動設定信号を受信すると、前記明るさ検出手段および前記人体検出手段の両検出結果を基に、前記スイッチ手段をオンないしオフにして前記負荷への前記交流電源の接続ないし遮断をし、前記威嚇入設定信号を受信すると前記威嚇動作を許容し、前記威嚇切設定信号を受信すると前記威嚇動作を禁止する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスイッチ器具。
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