JP2005078834A - 照明制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 よりリアルに在宅を装うことが可能な照明制御装置を提供する。
【解決手段】 設定された時間帯において照明器具2が点灯制御される照明制御装置である。日によって前記時間帯の開始時刻(点灯開始時刻)がその近辺(あらかじめ設定された開始時刻の±1時間以内程度)で周期的に変化する。また、前記時間帯の開始時刻を固定して、前記時間帯の終了時刻(消灯開始時刻)をその近辺(あらかじめ設定された終了時刻の±1時間以内程度)で周期的に変化させてもよいし、日によって前記時間帯の開始時刻および終了時刻ともそれらの近辺で周期的に変化させてもよい。また、日によって前記時間帯の開始時刻または/および終了時刻がそれら近辺でランダムに変化されてももちろんよい。
【選択図】 図4
【解決手段】 設定された時間帯において照明器具2が点灯制御される照明制御装置である。日によって前記時間帯の開始時刻(点灯開始時刻)がその近辺(あらかじめ設定された開始時刻の±1時間以内程度)で周期的に変化する。また、前記時間帯の開始時刻を固定して、前記時間帯の終了時刻(消灯開始時刻)をその近辺(あらかじめ設定された終了時刻の±1時間以内程度)で周期的に変化させてもよいし、日によって前記時間帯の開始時刻および終了時刻ともそれらの近辺で周期的に変化させてもよい。また、日によって前記時間帯の開始時刻または/および終了時刻がそれら近辺でランダムに変化されてももちろんよい。
【選択図】 図4
Description
本発明は、タイマー機能をもつリモコン送信器などと、これによって制御される照明器具を対象とした照明制御装置に関する。
このようなリモコン送信器は特許文献1で知られ、その段落「0046」には、あらかじめ設定された時刻にリモコン信号が照明器具に送信されることが記載されている。この機能を用いると、自宅を留守にする場合に、防犯のためにあたかも家人が在宅しているかのように、設定した時間帯で自宅の照明器具を点灯制御させることができる。例えば、毎日、17:00から23:00の時間帯で照明器具を自動的に点灯させておくことができる。
特開2001−285970号公報
しかし、比較的長期に渡って留守にする場合では、毎日、決まった時間帯に照明器具が点灯していると、実は、人が在宅していないのではないかと、犯罪者に見抜かれる可能性が高く防犯性が薄れてしまうという解決すべき課題があることに着目されるべきである。本発明はこのような解決すべき課題を鑑み、よりリアルに在宅を装うことが可能な照明制御装置を提供することを目的とする。
本発明を要約すると、設定された時間帯において照明器具が点灯制御される照明制御装置であって、日によって前記時間帯の開始時刻または/および終了時刻がそれらの近辺で周期的またはランダムに変化される照明制御装置である。また、設定された時間帯において照明器具が点灯制御される照明制御装置であって、前記時間帯の途中で前記照明器具が短時間に渡って消灯または減光制御される照明制御装置である。また、設定された時間帯において照明器具が点灯制御される照明制御装置であって、日によって前記照明器具の点灯モードが周期的またはランダムに変化される照明制御装置である。
本発明によれば、比較的長期に渡って自宅を留守にするような場合に、よりリアルに在宅を装うことが可能な照明制御装置を提供できる。
次に、本発明の実施形態を説明するが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
まず、図1〜3に基づいて説明すれば、住宅1の内部において天井には照明器具2が取り付けられ、壁には照明器具2をリモコン制御できるリモコン送信器3がセットされている。そして、照明器具2には、主光源となる蛍光ランプ4や図示されない豆球などの補助光源、さらには、リモコン送信器3からのリモコン信号を受ける受信部5などが設けられる。
リモコン送信器3は、マイコン6、マイコン6からの制御出力信号を電流増幅するトランジスタなどで構成したドライバー7、ドライバー7で駆動されて赤外線リモコン信号を外部に送信する発光ダイオード8、マイコン6に接続された時刻表示用のディスプレイ9を備えている。さらに、マイコン6には操作スイッチ(押しボタン)10〜18、可視発光ダイオード19、20が接続される。なお、発光ダイオード8は複数あり、リモコン送信器3を壁掛けと床置きのどちらで使用しても、照明器具2にリモコン信号が届きやすいように、リモコン送信器3の前端側と表面側にそれぞれ設けられている。
操作スイッチ10を押すと蛍光ランプ4を全光点灯させるリモコン信号を送信でき、操作スイッチ11を押すと蛍光ランプ4を調光(減光)点灯させるリモコン信号を送信でき、操作スイッチ12を押すと豆球などの補助光源を点灯させるリモコン信号を送信でき、操作スイッチ13を押すと蛍光ランプ4および前記補助光源を消灯させるリモコン信号を送信できる。
操作スイッチ14は留守にする際に押す留守番モードスイッチで、操作スイッチ14を一度押すと留守番モードになって近傍の発光ダイオード19が点灯し、もう一度押すと留守番モードが解除されて発光ダイオード19が消灯するという繰り返し動作をする。操作スイッチ15は就寝したい場合に押すおやすみタイマースイッチ(押されてから30分経過後に消灯命令のリモコン信号が送信される)であり、操作スイッチ15を一度押すとおやすみタイマーモードになって近傍の発光ダイオード20が点灯し、もう一度押すとおやすみタイマーモードが解除されて発光ダイオード20が消灯するという繰り返し動作をする。
操作スイッチ16〜18はディスプレイ9に関連するものであり、操作スイッチ16を押すたびに、現在時刻、タイマー動作時間帯の開始時刻、タイマー動作時間帯の終了時刻の3つの表示モードに切り替えられる。なお、図2と図3は現在時刻表示モード中であり、「現在」と表示されているが、タイマー動作時間帯の開始時刻、タイマー動作時間帯の終了時刻の表示モード中ではそれぞれ、「開始」、「終了」などとと表示される。操作スイッチ17は前記表示モードに対応してそのモードの時分を設定するものであり、操作スイッチ17を押すたびに時分表示を進めることができる。そして、このようにして設定した時分は操作スイッチ18を押すことにより決定されるものである。なお、メーカー出荷時に例えば、タイマー動作時間帯の開始時刻を17:00、タイマー動作時間帯の終了時刻を23:00にあらかじめ設定(決定)しておくと大抵のユーザーにとって好ましい。
そうすると、留守にする際に操作スイッチ14を押して留守番モードにしておくだけで、毎日、17:00になると蛍光ランプ4を点灯するためのリモコン信号がリモコン送信器3から送信されて、蛍光ランプ4が点灯し、23:00になると蛍光ランプ4を消灯するためのリモコン信号がリモコン送信器3から送信されて、蛍光ランプ4が消灯するといった具合に、留守にもかかわらず、あたかも家人が在宅しているかのように照明器具2が点灯制御される。
しかし、比較的長期に渡って留守にする場合では、毎日、決まった時間帯に照明器具2が点灯していると、実は、人が在宅していないのではないかと、犯罪者に見抜かれる可能性が高く防犯性が薄れてしまう。そこで、これを解決する具体的手段を図4に基づいて説明する。図4(A)は留守番モード第一日目の動作を示し、前記設定時間帯通りに照明器具2が点灯制御される。すなわち、17:00になると蛍光ランプ4を点灯するためのリモコン信号がリモコン送信器3から送信されて、蛍光ランプ4が点灯し、23:00になると蛍光ランプ4を消灯するためのリモコン信号がリモコン送信器3から送信されて、蛍光ランプ4が消灯する。図4(B)は留守番モード第二日目の動作を示し、17:15になると蛍光ランプ4を点灯するためのリモコン信号がリモコン送信器3から送信されて、蛍光ランプ4が点灯し、23:00になると蛍光ランプ4を消灯するためのリモコン信号がリモコン送信器3から送信されて、蛍光ランプ4が消灯する。図4(C)は留守番モード第三日目の動作を示し、16:45になると蛍光ランプ4を点灯するためのリモコン信号がリモコン送信器3から送信されて、蛍光ランプ4が点灯し、23:00になると蛍光ランプ4を消灯するためのリモコン信号がリモコン送信器3から送信されて、蛍光ランプ4が消灯する。そして、留守番モード第四日目の動作は再び図4(A)に戻り、以下同様に繰り返されて周期的動作がなされる。マイコン6をこのようにプログラム動作させるとよい。
図4では、日によって前記時間帯の開始時刻(点灯開始時刻)がその近辺(あらかじめ設定された開始時刻の±1時間以内程度)で周期的に変化しているが、前記時間帯の開始時刻を固定して、前記時間帯の終了時刻(消灯開始時刻)をその近辺(あらかじめ設定された終了時刻の±1時間以内程度)で周期的に変化させてもよいし、日によって前記時間帯の開始時刻および終了時刻ともそれらの近辺で周期的に変化させてもよい。また、日によって前記時間帯の開始時刻または/および終了時刻がそれら近辺でランダムに変化されてももちろんよい。これらの手段により、よりリアルに在宅を装うことが可能な照明制御装置を提供できる。
図5は、前記実施形態と同様に、設定された時間帯において照明器具2が点灯制御される照明制御装置であるが、前記時間帯の途中で前記照明器具2が短期間に渡って消灯制御される照明制御装置を示す。すなわち、照明器具2がタイマー点灯している全体の時間帯は17:00〜23:00のように決まっているが、その時間帯の途中で前記照明器具2が短時間(最大10分程度)に渡って消灯制御されることに特徴がある。すなわち、前記時間帯中に消灯命令のリモコン信号が送信されてから、10分以内に点灯命令のリモコン信号が送信されるようにする。この短時間消灯回数は複数あってもよい。また、前記時間帯の途中で前記照明器具2が短期間に渡って減光制御されてもよい。減光とは、例えば、蛍光ランプ4が調光点灯されたり、豆球などの補助光源のみが点灯したりすることを言う。いずれにしてもこのようにすると、さらにリアルに在宅を装うことが可能な照明制御装置を提供できる。もちろん、前記実施形態と組み合わせて、日によって前記全体の時間帯の開始時刻または/および終了時刻はそれら近辺で周期的またはランダムに変化してもよい。
また、設定時間帯における照明器具2の点灯モードが日によって周期的またはランダムに変化される実施形態も可能であり、例えば、タイマー点灯開始時刻のリモコン信号として、日によって全光点灯命令のリモコン信号と調光点灯命令のリモコン信号が交互にまたはランダムに送信されてもよい。さらには、留守番モード時に、8:00、1:00など設定時間帯から離れた時刻付近に短時間(最大1時間程度)の点灯時間帯を設けてもよい。
以上示した実施形態によれば、比較的長期に渡って自宅を留守にするような場合に、よりリアルに在宅を装うことが可能な照明制御装置を提供でき、比較的安価に防犯目的を達成できる。なお、照明器具2に時計機能を内蔵させることにより本発明によるタイマー制御機能を照明器具2側にもたせてももちろんよい。
2 照明器具
3 リモコン送信器
14 操作スイッチ(留守番モードの設定/解除用)
3 リモコン送信器
14 操作スイッチ(留守番モードの設定/解除用)
Claims (3)
- 設定された時間帯において照明器具が点灯制御される照明制御装置であって、日によって前記時間帯の開始時刻または/および終了時刻がそれらの近辺で周期的またはランダムに変化される照明制御装置。
- 設定された時間帯において照明器具が点灯制御される照明制御装置であって、前記時間帯の途中で前記照明器具が短時間に渡って消灯または減光制御される照明制御装置。
- 設定された時間帯において照明器具が点灯制御される照明制御装置であって、日によって前記照明器具の点灯モードが周期的またはランダムに変化される照明制御装置。
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2003
- 2003-08-28 JP JP2003304740A patent/JP2005078834A/ja active Pending
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