JP6572799B2 - 音声案内装置及び乗客コンベア - Google Patents
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Description
音声案内装置は、
音声を出力可能な音声出力部と、
音声出力部から案内音声を出力させる制御部と、を備える。
制御部は、
案内音声を、乗客コンベアの1回当たり標準利用時間に対してn分の1以下(nは2以上の整数)の時間を1周期として繰り返し出力させるとともに、
m回に1回の頻度(mはn以下でかつ2以上の整数)で前記案内音声の音量を増大させる。
1.構成
図1は、実施形態1におけるエスカレータの概略側面図である。図2は、実施形態1におけるエスカレータの概略平面図である。なお、図1は、図2のA−A線による断面位置での概略側面図である。本実施形態におけるエスカレータ1は、エスカレータ本体10と、モータ20と、電力供給装置30と、制御装置40と、スピーカ50とを有する。スピーカ50は音声案内装置の音声出力部の一例であり、制御装置40は音声案内装置の制御部の一例である。音声案内装置は、エスカレータ1の利用者に、エスカレータ利用上の注意を喚起する案内音声等を出力する。
制御装置40による音声案内制御等についてフローチャートを参照してより詳しく説明する。図4は、制御装置40による制御を説明するフローチャートである。なお、本フローチャートによる処理は、エスカレータ1の管理者等によってエスカレータ1の運転開始のための操作が行われたときに開始される。
(式1) X=(60×(L/V))/Tc
本実施形態によると、音声データ1による音声案内を行う場合において走行速度が標準速度(30m/min)のときは、エスカレータ1の1回当たり標準利用時間の30秒に対して3分の1以下の時間である音声案内時間10秒を1周期として案内音声が繰り返し出力されるとともに、3回に1回の頻度で案内音声の音量が増大される。
実施形態1では、1回当たり標準利用時間が、エスカレータ1のコンベア部15への1回当たり搭乗時間である場合について説明した。しかし、1回当たり標準利用時間は、これに限らない。具体的に、スピーカ50から出力された案内音声は、エスカレータ1の走行方向とは逆方向、つまり乗り口5aの手前側にも拡散しており、そのため、乗り口5aの手前側にも搭乗中と同程度の音圧レベルが確保される領域が存在する。したがって、エスカレータ1の利用者は、コンベア部15に搭乗する前においても音声案内を聞き取ることができる。そこで、本実施形態では、1回当たり標準利用時間として、(1)上記1回当たり搭乗時間と、(2)乗り口5aの走行方向手前側の領域であって、コンベア部15に搭乗中と同程度以上の音圧レベルが確保される領域内を、エスカレータ1の利用のために利用者が移動するのに要する時間(標準通過時間)とを加算した時間を用いる。コンベア部15に搭乗中と同程度以上の音圧レベルが確保される領域は、シミュレーション、実測等により適宜設定すればよい。なお、手前側において同程度の音圧レベルが確保される領域内において、エスカレータ1から遠い位置に位置している者は、案内音声に意識が向かない可能性がある。そのため、案内音声に意識が向く程度にまで乗り口5aに接近した位置から乗り口5aまでの移動時間を標準通過時間としてもよい。この場合、標準通過時間は例えば5秒とする。
(式2) X=(60×(L/V)+Ts)/Tc
実施形態1、2では、1回当たり標準利用時間の間に1回だけ音量が増大されるように、音量増大頻度が設定されている。しかし、1回当たり標準利用時間の間に2回音量が増大されるように、音量増大頻度を2倍に設定してもよい。例えば、実施形態1、2において音量増大頻度が4回に1回の場合は、2回に1回とする。また、音量増大頻度が6回に1回の場合は、3回に1回とする。なお、実施形態1、2において音量増大頻度が奇数回に1回の場合、例えば5回に1回の場合は、2回に1回とする。なお、変則的となるが、5回に2回としてもよい。より詳しくは、例えば3回に1回の後2回に1回とし、その後も3回に1回の後2回に1回を繰り返すようにしてもよい。また、実施形態1、2において音量増大頻度が3回に1回の場合は、変則的となるが、3回に2回とする。
実施形態3において、さらに、制御装置40は、乗り口5a近傍のスピーカ50と、降り口5b近傍のスピーカ50とから異なる内容の案内音声を出力させてもよい。
(1)実施形態1〜4における音声案内装置は、エスカレータ1(乗客コンベア)の利用者に対して音声で案内を行う。
音声案内装置は、
音声を出力可能なスピーカ50(音声出力部)と、
スピーカ50(音声出力部)から案内音声を出力させる制御装置40(制御部)と、を備える。
制御装置40(制御部)は、
案内音声を、エスカレータ1(乗客コンベア)の1回当たり標準利用時間に対してn分の1以下(nは2以上の整数)の時間を1周期として繰り返し出力させるとともに、
m回に1回の頻度(mはn以下の整数)で案内音声の音量を増大させる。
mはnと等しい。
スピーカ50(音声出力部)は、エスカレータ1(乗客コンベア)の乗り口5a近傍と降り口5b近傍とのそれぞれに配置されている。
nは4以上の整数であり、
mはn/2である。
nは4以上の整数であり、
mはn/2であり、
スピーカ50(音声出力部)は、エスカレータ1(乗客コンベア)の乗り口5a近傍と降り口5b近傍とのそれぞれに配置されており、
制御装置40(制御部)は、乗り口5a近傍のスピーカ50(音声出力部)と、降り口5b近傍のスピーカ50(音声出力部)とから異なる内容の案内音声を出力させる。
1回当たり標準利用時間は、エスカレータ1(乗客コンベア)の走行速度と、エスカレータ1(乗客コンベア)のコンベア部15の走行方向の長さとに基づいて定まる、エスカレータ1(乗客コンベア)のコンベア部15への利用者の搭乗時間である。
1回当たり標準利用時間は、エスカレータ1(乗客コンベア)の走行速度と、エスカレータ1(乗客コンベア)のコンベア部15の走行方向の長さとに基づいて定まる、エスカレータ1(乗客コンベア)のコンベア部15への利用者の搭乗時間と、エスカレータ1(乗客コンベア)の乗り口5aに対して走行方向手前側の領域であって、エスカレータ1(乗客コンベア)に搭乗中と同程度以上の音圧レベルが確保される所定領域をエスカレータ1(乗客コンベア)の利用者が搭乗のために通過するのに要する標準通過時間とを加算した時間である。
エスカレータ1(乗客コンベア)の走行速度は可変であり、
制御装置40(制御部)は、
nを走行速度に応じて変更するとともに、
mを、変更されたn以下でかつ2以上の値に設定する。
(1)から(8)における音声案内装置を有するエスカレータ1(乗客コンベア)が提供される。
5a 乗り口
5b 降り口
10 エスカレータ本体
11 踏段
12 移動手摺
13 スカートガード
15 コンベア部
15a 乗り口側の端部
15b 降り口側の端部
20 モータ
30 電力供給装置
40 制御装置
41 制御部
42 記憶部
50 スピーカ
Claims (9)
- 乗客コンベアの利用者に音声で案内を行う音声案内装置であって、
音声を出力可能な音声出力部と、
前記音声出力部から案内音声を出力させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記案内音声を、乗客コンベアの1回当たり標準利用時間に対してn分の1以下(nは2以上の整数)の時間を1周期として繰り返し出力させるとともに、
m回に1回の頻度(mはn以下でかつ2以上の整数)で前記案内音声の音量を増大させる、
音声案内装置。 - mはnと等しい、
請求項1に記載の音声案内装置。 - 前記音声出力部は、乗客コンベアの乗り口近傍と降り口近傍とのそれぞれに配置されている、
請求項1または請求項2に記載の音声案内装置。 - nは4以上の整数であり、
mはn/2である、
請求項1または請求項3に記載の音声案内装置。 - nは4以上の整数であり、
mはn/2であり、
前記音声出力部は、乗客コンベアの乗り口近傍と降り口近傍とのそれぞれに配置されており、
前記制御部は、前記乗り口近傍の音声出力部と、前記降り口近傍の音声出力部とから異なる内容の案内音声を出力させる、
請求項1に記載の音声案内装置。 - 前記1回当たり標準利用時間は、乗客コンベアの走行速度と、乗客コンベアのコンベア部の走行方向の長さとに基づいて定まる、乗客コンベアのコンベア部への利用者の搭乗時間である、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の音声案内装置。 - 前記1回当たり標準利用時間は、乗客コンベアの走行速度と、乗客コンベアのコンベア部の走行方向の長さとに基づいて定まる、乗客コンベアのコンベア部への利用者の搭乗時間と、乗客コンベアの乗り口に対して走行方向手前側の領域であって、乗客コンベアに搭乗中と同程度以上の音圧レベルが確保される所定領域を乗客コンベアの利用者が搭乗のために通過するのに要する標準通過時間とを加算した時間である、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の音声案内装置。 - 前記乗客コンベアの走行速度は可変であり、
前記制御部は、
nを前記走行速度に応じて変更するとともに、
mを、変更されたn以下でかつ2以上の値に設定する、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の音声案内装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の音声案内装置を有する乗客コンベア。
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