JP2014069965A - エスカレータのアナウンス付き安全装置 - Google Patents

エスカレータのアナウンス付き安全装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エスカレータが点検整備作業中であることを視覚障害者にも案内できるようにし、さらに、万が一利用者が誤って点検整備作業中のエスカレータの乗降口に進入してしまった場合でも、事故の発生を確実に防止できるようにする。
【解決手段】本発明の実施形態による安全装置は、エスカレータの乗降口に設置され、利用者の乗降口への進入を検知する利用者検知手段20、22と、点検整備によりエスカレータが停止している時に、乗降口への利用者の進入が検知された場合に、点検整備作業中のためにエスカレータが利用できない旨を利用者に音声で報知する音声報知手段25、26を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エスカレータのアナウンス付き安全装置に関する。
エスカレータでは、定期的な点検整備作業を行うことは利用者に安全なサービスを提供する上で不可欠であり、また、不具合や故障が生じた場合には、エスカレータの運転を直ちに停止して点検整備作業を行う必要がある。
点検整備作業中のエスカレータでは、保守係員あるいは利用者の安全に十分に配慮する必要もある。エスカレータの点検整備作業中に発生することが想定される危険な状況には、様々なものがあり、従来から、エスカレータでは、点検整備作業を行う際の安全を確保するために種々の安全対策が講じられている。
例えば、特許文献1では、エスカレータの一方の側の乗降口で係員が点検作業を行っている最中に、他方の側の乗降口にいる係員が誤ってエスカレータを運転してしまわないように、それぞれ乗降口に点検口が開放されたことを検出する検出手段を設け、一方の点検口が開放されたときには他方の点検口の操作スイッチを無効としてエスカレータが誤って運転されるのを防止している。
また、特許文献2では、複数のエスカレータが隣接して並列に配置されているエスカレータシステムにおいて、点検整備のためにそのうち一台のエスカレータの運転を停止する場合に、停止していない方のエレベータを通常とは逆方向に運転するときに、利用者が運転方向の切り替わったことを気づかずに乗り込むことにないように警報装置を設けている。
特開平4−80193号公報 特開平11−92072号公報
従来、エスカレータの点検整備作業を行うときには、エスカレータの乗降口を安全柵で囲ったり、利用者に点検整備作業中であることを知らせる表示板等を設置している。
ところが強風や突風などの原因によって、点検整備作業中であることを告知する表示板が倒れることがある。このとき、点検整備作業が行われていることを知らずに、利用者がエスカレータの乗降口に進入してくる可能性がある。
また、点検整備作業中であることが表示板によって示されていても、視覚障害者には点検整備作業中であることが伝わらないという問題がある。
さらに、踏み段が取り外されている状態にあるときに、利用者が誤って乗降口に乗り込んできた際に、エスカレータが起動されると、その利用者が転倒したり、巻き込まれる虞がある。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みなされたものであって、エスカレータが点検整備作業中であることを視覚障害者にも案内することができ、さらに、万が一利用者が誤って点検整備作業中のエスカレータの乗降口に進入してしまった場合でも、事故の発生を確実に防止できるようにしたエスカレータのアナウンス付き安全装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、エスカレータの乗降口に設置され、利用者の乗降口への進入を検知する利用者検知手段と、点検整備によりエスカレータが停止している時に、前記乗降口への利用者の進入が検知された場合に、点検整備作業中のためにエスカレータが利用できない旨を利用者に音声で報知する音声報知手段と、を具備し、前記利用者検知手段は、自動運転中のエレベータの乗降口で乗客を検知した場合にエレベータを起動する自動起動用の人感センサと、前記人感センサの機能を自動起動用のセンサと、点検整備作業中の利用者検知用のセンサとの間で切り替える切替スイッチと、からなることを特徴とするものである。
本発明が適用されるエスカレータの構成説明図である。 本発明の実施形態によるアナウンス付き安全装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明によるエスカレータのアナウンス付き安全装置の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明が適用されるエスカレータの概略図ある。図1において、参照番号2は、エスカレータのフレームを示す。このフレーム2は、上階100と下階102との間に斜めに架け渡されている。参照番号4は踏段を示している。
フレーム2の上部機械室5には、エスカレータを駆動する駆動装置6と踏段駆動輪7が設置されている。下部機械室8には、踏段従動輪9が設置されている。踏段駆動チェーン11は、フレーム2の中間部内を通って踏段駆動輪7と踏段従動輪9に掛け渡されている。この踏段駆動チェーン11には、複数の踏段4が無端環状に連結されている。駆動装置6は、踏段駆動輪7にチェーン12を介して動力を伝達して回転させると、踏段4が図示しないレールに沿って案内されながら上階100と下階102の間を循環移動するようになっている。踏段4は、駆動装置6の回転方向によって、上昇または下降する。この踏段4の動きに合わせて、移動手すり14も上昇または下降するようになっている。
図1に示されるように、本実施形態のエスカレータでは、上階100側の乗降口に利用者の乗降口への進入を検知する第1の人感センサ20が配置されている。同様に、下階102側の乗降口にも、利用者の乗降口への進入を検知する第2の人感センサ22が配置されている。これら第1人感センサ20と第2人感センサ22は、エスカレータの制御盤23に設けられている制御装置24と接続されている。
エスカレータが自動運転されている時は、第1人感センサ20または第2人感センサ22によって乗降口に利用者が検知されない間、制御装置24は省電力のために駆動装置6を停止させ、エスカレータの運転を停止状態にする。エスカレータが上り運転されている場合に第2人感センサ22により利用者の進入が検知されると、制御装置24は、駆動装置6を起動し、エスカレータの上り運転を再開するとともに一定時間経過後に駆動装置6を停止する。同様にエスカレータが下り運転されている場合に、第1人感センサ20で利用者の進入が検知されると、制御装置24は、駆動装置6を起動してエスカレータの下り運転を再開し、一定時間経過後に駆動装置6を停止することになる。
図1に示されるように、上階100側の乗降口には、音声によりエスカレータの運転状況に関する種々の情報を利用者に伝える音声報知装置として第1のスピーカ25が配置され、下階102側の乗降口にも音声報知装置として第2のスピーカ26が配置されている。第1のスピーカ25、第2のスピーカ26は制御装置24と接続されており、制御装置24から与えられる音声信号を音声に変えて利用者に情報、例えば、この実施形態では、エスカレータが点検整備作業中であり利用できない旨の情報を提供する。
制御盤23には、制御装置24に加えて、運転スイッチを操作してもエスカレータの運転を不能にする安全装置27と、人感センサ20、22の機能を自動起動用のセンサと、点検整備作業中の利用者検知用のセンサと間で切り替えるための切替スイッチ28が設けられている。
本実施形態によるエスカレータのアナウンス付き安全装置は、以上のように構成されるものであり、次に、その作用並びに効果について、図1並びに図2を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態による安全装置の動作を示すフローチャートである。
まず、図1において、通常のエスカレータの上り自動運転が行われている場合を例として説明する。この自動運転の場合には、切替スイッチ28はオフの位置に切り替わっている。
第2人感センサ22により下階102側の乗降口で利用者が検知されると(ステップS10のyes)、制御装置24は、その時点での切替スイッチ28の位置を判別する(ステップS11)。自動運転中の切替スイッチ28は、オフの位置になっているので、ステップS12に進んで、駆動装置6を起動し、エスカレータの上り運転を一定時間続ける。その後、制御装置24は駆動装置6を停止してエスカレータの運転を停止する(ステップS12)。このような自動運転中、利用者が次から次へと検知される場合には、エスカレータの運転は継続され、利用者がいない場合にはエスカレータの運転は停止される。
以上はエスカレータが上り運転をしている場合であるが、下り運転をしている場合にも、上階100側の第1人感センサ20で利用者が検知されると、エスカレータは一定時間下り運転を続け、時間経過後に停止するのは同様である。
次に、エスカレータで点検整備作業が行われている場合について説明する。この点検整備作業に際しては、上階100の乗降口および下階102の乗降口では、それぞれ点検口が開かれ、保守係員は、上部機械室5、下部機械室8で所定の点検整備作業を行う。点検整備作業を始めるにあたって、切替スイッチ28はオンに切り替えておく。
点検整備作業が行われている間、上階100の乗降口および下階102の乗降口には、点検作業中であることを示す表示板を設置して、エレベータに立ち入らないように利用者に注意を喚起しているが、利用者が不注意により乗降口に入ってしまうことも想定されるので、本実施形態では、以下のような安全対策が講じられている。
例えば、第2人感センサ22により下階102側の乗降口で利用者の進入が検知されると(ステップS10のyes)、制御装置24は、その時点での切替スイッチ28の位置を判別する(ステップS11)。このとき切替スイッチ28は、オンの位置になっているので、ステップS13に進んで、第2スピーカ26から音声によってエスカレータが点検整備作業中であり利用できないことを利用者に報知する。
このようにしてエスカレータが点検整備作業中であることがアナウンスされるので、乗客は、点検整備作業が行われていることに気づいて乗降口から退避するようになり、事故の発生を未然に防止することができる。
また、点検整備作業中を示す表示板を認識できない視覚障害者にも、エスカレータが点検整備作業中であることを音声で案内することができるので、万一視覚障害者が誤って点検整備作業中のエスカレータの乗降口に進入してしまった場合でも、注意を喚起して事故の発生を防止できる。
本実施形態では、さらに、点検整備作業中であることをアナウンスするだけではなく、安全装置27が作動して、エスカレータは止まったまま運転できない(ステップS14)。これによって、乗降口に入ってしまった利用者は、エスカレータが利用できないことを確実に認識することができるとともに、万一、点検作業員が運転スイッチを入れたとしても、エスカレータは動かないので、転倒したり踏段に巻き込まれるなどの事故を防止することができる。
安全装置27の作動後、一定時間が経過したら、保守係員が点検整備作業を続けられるようにするために、安全装置の作動は解除される(ステップS15)。点検整備作業が終わったら、切替スイッチ28は、オフに切り替えられ(ステップS16)、以後、エスカレータの通常運転が再開される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例示として挙げたもので、発明の範囲の制限を意図するものではない。もちろん、明細書に記載された新規な装置、方法およびシステムは、様々な形態で実施され得るものであり、さらに、本発明の主旨から逸脱しない範囲において、種々の省略、置換、変更が可能である。請求項およびそれらの均等物の範囲は、発明の主旨の範囲内で実施形態あるいはその改良物をカバーすることを意図している。
2…フレーム、4…踏段、5…上部機械室、6…駆動装置、7…踏段駆動輪、8…下部機械室、9…踏段従動輪、10…中間部、12…踏段駆動チェーン、14…移動手すり、20…第1の人感センサ、22…第2の人感センサ、24…制御装置、25…第1のスピーカ、26…第2のスピーカ、27…安全装置、28…切替スイッチ

Claims (2)

  1. エスカレータの乗降口に設置され、利用者の乗降口への進入を検知する利用者検知手段と、
    点検整備によりエスカレータが停止している時に、前記乗降口への利用者の進入が検知された場合に、点検整備作業中のためにエスカレータが利用できない旨を利用者に音声で報知する音声報知手段と、を具備し、
    前記利用者検知手段は、
    自動運転中のエレベータの乗降口で乗客を検知した場合にエレベータを起動する自動起動用の人感センサと、
    前記人感センサの機能を自動起動用のセンサと、点検整備作業中の利用者検知用のセンサとの間で切り替える切替スイッチと、
    からなることを特徴とするエスカレータのアナウンス付き安全装置。
  2. 前記乗降口への利用者の進入が検知された場合に、音声による報知と同時にエスカレータの運転を不能にする安全装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエスカレータのアナウンス付き安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105819192A (zh) * 2016-05-09 2016-08-03 苏州富士电梯有限公司 一种用于检测人员误入购物车输送系统的装置
CN109896405A (zh) * 2018-12-20 2019-06-18 深圳市捷凌科技有限公司 用于电动扶梯的安全检测方法及其装置
JP2020014807A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 富士フイルム株式会社 内視鏡装置及びその作動方法並び内視鏡装置用プログラム
JP7052898B1 (ja) * 2021-03-12 2022-04-12 三菱電機株式会社 乗客コンベアの安全装置

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