JP7052898B1 - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一端側乗降口又は他端側乗降口へ進入しようとする利用者を検知し報知を行う機能を有しながら、一端側乗降口又は他端側乗降口において作業員が保守作業を行う際に、その作業員が検知され報知が行われ続けてしまうことを防ぐことができる乗客コンベアの安全装置を提供する【解決手段】 一端側乗降口の手前側の予め定められた検知領域内にいる人を検知する一端側検知手段と、他端側乗降口の手前側の予め定められた検知領域内にいる人を検知する他端側検知手段と、一端側検知手段及び他端側検知手段の少なくとも一方により人が検知された場合に報知を行う報知手段と、一端側乗降口の近傍に設けられ、一端側検知手段のオンオフを切り替える一端側切替手段と、他端側乗降口の近傍に設けられ、他端側検知手段のオンオフを切り替える他端側切替手段とを備えた乗客コンベアの安全装置を提供する。【選択図】 図1

Description

本開示は、エスカレータ、動く歩道などの乗客コンベアに設けられる安全装置に関する。
特許文献1には、保守作業のためエスカレータが停止しているときに、上階側乗降口と下階側乗降口に設けられた人感センサにより利用者の進入を検知し、保守作業中のためエスカレータが利用できない旨を利用者に報知するエスカレータが開示されている。
特開2014-69965号公報
ところで、保守作業の際には、作業員が乗降口の付近に止まって作業を行うことがある。そのとき利用者の進入を検知するために設けられた人感センサに作業員が繰り返し検知され、その都度報知が行われ、その報知が作業員の保守作業に邪魔になることがある。また、作業員が検知され報知が行われ続けてしまうと、他方の乗降口へ進入しようとする利用者が検知され報知が行われても、作業員がそれに気づくことができない場合がある。
そこで、本開示の目的は、乗降口へ進入しようとする利用者を検知し報知を行う機能を有しながら、乗降口において作業員が保守作業を行う際に、その作業員が検知され報知が行われ続けてしまうことを防ぐことができる乗客コンベアの安全装置を提供することである。
本開示に係る乗客コンベアの安全装置は、一端側乗降口から他端側乗降口まで乗客を搬送する搬送手段を有する乗客コンベアに設けられる安全装置であって、一端側乗降口の手前側の予め定められた検知領域内にいる人を検知する一端側検知手段と、他端側乗降口の手前側の予め定められた検知領域内にいる人を検知する他端側検知手段と、一端側検知手段及び他端側検知手段の少なくとも一方により人が検知された場合に報知を行う一端側報知手段と、一端側検知手段及び他端側検知手段の少なくとも一方により人が検知された場合に報知を行う他端側報知手段と、一端側乗降口の近傍に設けられ、一端側検知手段のオンオフを切り替えることで、一端側報知手段の、一端側検知手段及び他端側検知手段の少なくとも一方により人が検知された場合に報知を行う状態と、他端側検知手段により人が検知された場合に報知を行う状態と、を切り替える一端側切替手段と、他端側乗降口の近傍に設けられ、他端側検知手段のオンオフを切り替えることで、他端側報知手段の、一端側検知手段及び他端側検知手段の少なくとも一方により人が検知された場合に報知を行う状態と、一端側検知手段により人が検知された場合に報知を行う状態と、を切り替える他端側切替手段とを備えたものである。
本開示に係る乗客コンベアの安全装置によれば、一端側乗降口又は他端側乗降口へ進入しようとする利用者を検知し報知を行う機能を有しながら、一端側乗降口又は他端側乗降口において作業員が保守作業を行う際に、その作業員が検知され報知が行われ続けてしまうことを防ぐことができる乗客コンベアの安全装置を提供することができる。
第1の実施の形態に係るエスカレータの概略構成を示す図である。 図1に示すエスカレータの制御系の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係るエスカレータの概略構成を示す図である。 第3の実施の形態に係るエスカレータの概略構成を示す図である。
[第1の実施の形態]
以下、第1の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態に係るエスカレータ1の概略構成を示す図である。図1に示すように、エスカレータ1は、建物の上下に隣接する階床に設けられた上階側乗降口Aと下階側乗降口Bの間に架設されたトラス13と、トラス13の上下階側のそれぞれに設置された上部機械室14A及び下部機械室14Bを有する。上部機械室14Aには、駆動手段である電動機15と、電動機15により回転される駆動輪18と、エスカレータ1の運転を制御する制御盤40が設けられている。下部機械室14Bには、駆動輪18の回転に従動する従動輪19が設けられている。
エスカレータ1は、駆動輪18及び従動輪19に無端状に巻き掛けられた踏段鎖11を有する。エスカレータ1は、踏段鎖11に連結されて無端状に連なり、上階側乗降口Aと下階側乗降口Bの間で乗客を搬送するように循環走行する複数の踏段12と、踏段12と同期して移動する移動手すり17を有する。また、踏段12の左右両側にはそれぞれ踏段12との間に隙間を介してスカートガード22が設けられている。
エスカレータ1は、上階側乗降口Aのインレット部16Aに設けられ、上階側乗降口Aの手前側の予め定められた検知領域21A内にいる人を検知する上階側人検知センサ2Aを有する。エスカレータ1は、下階側乗降口Bのインレット部16Bに設けられ、下階側乗降口Bの手前側の予め定められた検知領域21B内にいる人を検知する下階側人検知センサ2Bを有する。上階側人検知センサ2Aと下階側人検知センサ2Bは、所定の検知領域内にいる人を検知可能な赤外線センサ、温度センサ、カメラ等である。
検知領域21Aとしては、図1に示すように、たとえば上階側乗降口Aの移動手すり17が開始する位置から手前側(エスカレータ1と反対側)に1~2m程度の範囲の領域を設定することができる。上階側乗降口Aの手前に運転方向表示等の表示付きポールを設置している場合は、そのポールの設置位置から移動手すり17までの領域を検知領域21Aとして設定してもよい。同様に、検知領域21Bとしては、たとえば下階側乗降口Bの移動手すり17が開始する位置から手前側(エスカレータ1と反対側)に1~2m程度の範囲の領域を設定することができる。下階側乗降口Bの手前に運転方向表示等の表示付きポールを設置している場合は、そのポールの設置位置から移動手すり17までの領域を検知領域21Bとして設定してもよい。
また、上階側乗降口Aのインレット部16Aには、上階側人検知センサ2A及び下階側人検知センサ2Bの少なくとも一方により利用者の進入が検知された場合に報知を行う上階側報知部3Aが設けられている。下階側乗降口Bのインレット部16Bにも、上階側人検知センサ2A及び下階側人検知センサ2Bの少なくとも一方により利用者の進入が検知された場合に報知を行う下階側報知部3Bが設けられている。
上階側報知部3Aと下階側報知部3Bは、たとえば通常運転の際にはエスカレータ1の運転方向や行先を報知し、保守作業の際には保守作業中のためエスカレータ1が利用できない旨を利用者に報知し注意喚起をするスピーカ等である。保守中の作業員Mは上階側報知部3A又は下階側報知部3Bによる報知を聞いて利用者の進入を認識し、必要に応じて利用者を誘導するなどの対応をとることができる。
また、上階側乗降口Aの下に設けられている上部機械室14Aには、上階側人検知センサ2Aのオンオフを切り替える上階側スイッチ4Aが設けられている。下階側乗降口Bの下に設けられている下部機械室14Bには、下階側人検知センサ2Bのオンオフを切り替える下階側スイッチ4Bが設けられている。これにより、上階側スイッチ4A及び下階側スイッチ4Bは、上部機械室14A及び下部機械室14Bにアクセス可能な作業員Mのみがオンオフの切換え操作を行うことができる。そして、一般の利用者が誤って上階側スイッチ4A及び下階側スイッチ4Bを操作してしまうことを防止できる。
図2は、図1に示すエスカレータ1の制御系の構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御盤40は、エスカレータ1内の各部の動作を制御する制御部41と、電源50と接続機器との間に設けられ、電源50からの電力を接続機器へ供給したり、その供給を停止したりすることができる第1のブレーカ42と第2のブレーカ43を有する。
制御部41は、通常運転の際に、上階側人検知センサ2A及び下階側人検知センサ2Bによる利用者の検知情報に基づいて電動機15の動作を制御する。具体的には、制御部41は、一定時間利用者が無い場合は電動機15の動作を停止させ、利用者が検出されたときに動作を再開させる。また、制御部41は、保守作業の際に、上階側人検知センサ2A及び下階側人検知センサ2Bにより利用者の進入が検知されたか否かを監視し、利用者の進入が検知された場合は、上階側報知部3A及び下階側報知部3Bを動作させ、報知が行われるようにする。このとき、制御部41による通常運転中であるか保守作業中であるかの判断は、自動又は手動で行われるようにすることができる。たとえば電動機15への電力の供給有無に基づいて自動的に判断する構成にしてもよいし、作業員Mによる手動の入力情報に基づいて判断する構成にしてもよい。
第1のブレーカ42には、電動機15が接続されている。また、第1のブレーカ42には、上階側人検知センサ2A、上階側報知部3A、上階側スイッチ4A、下階側人検知センサ2B、下階側報知部3B及び下階側スイッチ4Bが接続されている。第2のブレーカ43には、上階側人検知センサ2A、上階側報知部3A、上階側スイッチ4A、下階側人検知センサ2B、下階側報知部3B及び下階側スイッチ4Bが接続されている。
第1のブレーカ42及び第2のブレーカ43は、手動のオンオフ設定に応じて、接続機器へ電力を供給したり、その供給を停止したりすることができる。具体的にはオンの場合は電力を供給し、オフの場合は電力の供給を停止することができる。通常運転の際には、第1のブレーカ42をオンにし、第2のブレーカ43をオフにする設定が行われ、保守作業の際には、第1のブレーカ42をオフにし、第2のブレーカ43をオンにする設定が行われる。これにより、保守作業の際には、電動機15への電力の供給が停止される。一方、上階側人検知センサ2A、上階側報知部3A、上階側スイッチ4A、下階側人検知センサ2B、下階側報知部3B及び下階側スイッチ4Bへの電力の供給は、通常運転の際及び保守作業の際の両方の場合に維持される。
エスカレータ1の保守作業を行う際に、作業員Mはまず、第1のブレーカ42をオフにし、第2のブレーカ43をオンに設定する。これにより電動機15への電力の供給が停止される。制御部41は、自動又は手動の上記方法により保守作業中であると判断し、上階側人検知センサ2A及び下階側人検知センサ2Bにより利用者の進入が検知されたか否かを監視し、利用者の進入が検知された場合は、上階側報知部3A及び下階側報知部3Bを動作させ、報知が行われるようにする。作業員Mは、保守作業を進めていき、上階側乗降Aの付近に止まって作業を行う際には、上部機械室14Aに設けられた上階側スイッチ4Aを一時的にオフにし、上階側人検知センサ2Aが作業員Mを繰り返し検知し報知が行われ続けてしまうことを防止する。また、作業員Mは、下階側乗降Bの付近に止まって作業を行う際には、下部機械室14Bに設けられた下階側スイッチ4Bを一時的にオフにし、下階側人検知センサ2Bが作業員Mを繰り返し検知し報知が行われ続けてしまうことを防止する。
以上説明したように、第1の実施の形態に係るエスカレータ1は、上階側乗降口Aの手前側の予め定められた検知領域21A内にいる人を検知する上階側人検知センサ2Aを有する。また、エスカレータ1は、下階側乗降口Bの手前側の予め定められた検知領域21B内にいる人を検知する下階側人検知センサ2Bを有する。エスカレータ1は、上階側人検知センサ2A及び下階側人検知センサ2Bの少なくとも一方により人が検知された場合に報知を行う上階側報知部3A及び下階側報知部3Bを有する。エスカレータ1は、上階側乗降口Aの近傍である上部機械室14Aに設けられ、上階側人検知センサ2Aのオンオフを切り替える上階側スイッチ4Aを有する。エスカレータ1は、下階側乗降口Bの近傍である下部機械室14Bに設けられ、下階側人検知センサ2Bのオンオフを切り替える下階側スイッチ4Bを有する。これにより、エスカレータ1は、上階側乗降口A又は下階側乗降口Bへ進入しようとする利用者を検知し報知を行う機能を有しながら、上階側乗降口A又は下階側乗降口Bにおいて作業員Mが保守作業を行う際に、その作業員Mが検知され報知が行われ続けてしまうことを防ぐことができる。すなわち、不要な報知の発生を防ぐことができる。具体的には、作業員Mが、上階側乗降Aの付近に止まって作業を行う際に、上部機械室14Aに設けられた上階側スイッチ4Aを一時的にオフにし、上階側人検知センサ2Aが作業員Mを繰り返し検知し報知が行われ続けてしまうことを防止できる。同様に、作業員Mが、下階側乗降Bの付近に止まって作業を行う際にも、下部機械室14Bに設けられた下階側スイッチ4Bを一時的にオフにし、下階側人検知センサ2Bが作業員Mを繰り返し検知し報知が行われ続けてしまうことを防止できる。
また、上記のように、エスカレータ1の上階及び下階にそれぞれ独立して人検知センサのオンオフを切り替えるスイッチを2つ設けることにより、作業員Mが作業をしている側とは反対側の乗降口において、利用者の進入が検知され報知が行われた場合に、作業員Mがその報知をより早く認識し、迅速に必要な対応をとることもできる。
[第2の実施の形態]
以下、図3を参照して、第2の実施の形態に係るエスカレータ100について説明する。第2の実施の形態に係るエスカレータ100は、上階側スイッチ104Aが、上階側乗降口Aの近傍であるインレット部16Aに設けられているキースイッチであり、下階側スイッチ104Bが、下階側乗降口Bの近傍であるインレット部16Bに設けられているキースイッチである点で第1の実施の形態と相違し、その他の点では第1の実施の形態と共通する。以下の説明ではその相違点についてのみ説明し、第1の実施の形態と同様の構成については説明を省略する。
インレット部16Aとインレット部16Bは、一般の利用者の人の手が届く場所であるが、上階側スイッチ104Aと下階側スイッチ104Bはオンオフの操作を行うためには専用の鍵が必要となるキースイッチとしているため、作業員Mのみがオンオフの切換え操作を行うことができる。そして、一般の利用者が誤って上階側スイッチ4A及び下階側スイッチ4Bを操作してしまうことを防止できる。
なお、ここでは上階側スイッチ104Aと下階側スイッチ104Bがキースイッチである場合について説明したが、これに限定されない。上階側スイッチ104Aと下階側スイッチ104Bは、作業員Mのみがオンオフ操作を行える何らかの仕組みを有するものであれば足りる。
[第3の実施の形態]
以下、図4を参照して、第3の実施の形態に係るエスカレータ200について説明する。第3の実施の形態に係るエスカレータ200は、上階側スイッチ204Aが、スカートガード22の上階側乗降口A近傍に設けられているキースイッチであり、下階側スイッチ204Bが、スカートガード22の下階側乗降口B近傍に設けられているキースイッチである点で第2の実施の形態と相違し、その他の点では第2の実施の形態と共通する。ここで、スカートガード22の上階側乗降口A近傍は、例えばスカートガード22の上階側の端部から2m以内の範囲とすることができる。また、スカートガード22の下階側乗降口B近傍は、例えばスカートガード22の下階側の端部から2m以内の範囲とすることができる。
この第3の実施の形態に係るエスカレータ200によれば、作業員Mは、上階側乗降Aの近傍で作業を行う際に、上階側スイッチ204Aのオンオフを容易に切り替えることができる。また、作業員Mは、下階側乗降Bの近傍で作業を行う際に、下階側スイッチ204Bのオンオフを容易に切り替えることができる。
また、上記各実施の形態において、上階側乗降口Aと下階側乗降口Bのいずれか一方が本開示の一端側乗降口に相当し、他方が本開示の他端側乗降口に相当する。同様に、上階側人検知センサ2Aと下階側人検知センサ2Bのいずれか一方が本開示の一端側検知手段に相当し、他方が本開示の他端側検知手段に相当する。上階側報知部3Aと下階側報知部3Bのいずれか一方が本開示の一端側報知手段に相当し、他方が本開示の他端側報知手段に相当する。上階側スイッチ4Aと下階側スイッチ4Bのいずれか一方が本開示の一端側切替手段に相当し、他方が本開示の他端側切替手段に相当する。
また、上記各実施の形態では、上階側人検知センサ2Aと下階側人検知センサ2Bが、インレット部16Aとインレット部16Bに設けられている場合について説明したが、これに限定されない。上階側人検知センサ2Aは、上階側乗降口Aの手前側の予め定められた検知領域21A内にいる人を検知可能な位置に設けられたものであればよい。たとえば上階側乗降口Aの手前に運転方向表示等の表示付きポールを設置している場合に、そのポールに上階側人検知センサ2Aを設けるようにしてもよい。同様に、下階側人検知センサ2Bは、下階側乗降口Bの手前側の予め定められた検知領域21B内にいる人を検知可能な位置に設けられたものであればよい。たとえば下階側乗降口Bの手前に運転方向表示等の表示付きポールを設置している場合に、そのポールに下階側人検知センサ2Bを設けるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、上階側報知部3Aと下階側報知部3Bが、インレット部16Aとインレット部16Bに設けられている場合について説明したが、これに限定されない。上階側報知部3Aは、少なくとも上階側乗降口Aの近傍にいる人にその上階側報知部3Aによる報知が伝わる位置に設けられたものであればよい。たとえば上階側乗降口Aの手前に運転方向表示等の表示付きポールを設置している場合に、そのポールに上階側報知部3Aを設けるようにしてもよい。同様に、下階側報知部3Bは、少なくとも下階側乗降口Bの近傍にいる人にその下階側報知部3Bによる報知が伝わる位置に設けられたものであればよい。たとえば下階側乗降口Bの手前に運転方向表示等の表示付きポールを設置している場合に、そのポールに下階側報知部3Bを設けるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、上階側報知部3Aと下階側報知部3Bの2つの報知部を設ける場合について説明したが、1つ又は3つ以上の報知部により同様な機能を発揮させるようにしてもよい。また、上階側乗降口Aと下階側乗降口Bの近傍にいる人だけでなく、上階側乗降口Aと下階側乗降口Bの間の区間にいる人にも報知が伝わるように報知部の数や位置、設置方向等を調整するとより好ましい。また、上記各実施の形態では、上階側報知部3Aと下階側報知部3Bが音により報知を行う場合について説明したが、音に代えて又は加えて発光により報知を行うものであってもよい。
また、上記各実施の形態では、本開示の乗客コンベアの安全装置をエスカレータに適用した場合について説明したが、動く歩道に適用することもできる。
1、100 エスカレータ
2A 上階側人検知センサ
2B 下階側人検知センサ
3A 上階側報知部
3B 下階側報知部
4A、104A 上階側スイッチ
4B、104B 下階側スイッチ
11 踏段鎖
12 踏段
13 トラス
14A 上部機械室
14B 下部機械室
15 電動機
16A、16B インレット部
17 移動手すり
18 駆動輪
19 従動輪
21A、21B 検知領域
22 スカートガード
40 制御盤
41 制御部
42 第1のブレーカ
43 第2のブレーカ
50 電源

Claims (3)

  1. 一端側乗降口から他端側乗降口まで乗客を搬送する搬送手段を有する乗客コンベアに設けられる安全装置であって、
    前記一端側乗降口の手前側の予め定められた検知領域内にいる人を検知する一端側検知手段と、
    前記他端側乗降口の手前側の予め定められた検知領域内にいる人を検知する他端側検知手段と、
    前記一端側検知手段及び前記他端側検知手段の少なくとも一方により人が検知された場合に報知を行う一端側報知手段と、
    前記一端側検知手段及び前記他端側検知手段の少なくとも一方により人が検知された場合に報知を行う他端側報知手段と、
    前記一端側乗降口の近傍に設けられ、前記一端側検知手段のオンオフを切り替えることで、
    前記一端側報知手段の、
    前記一端側検知手段及び前記他端側検知手段の少なくとも一方により人が検知された場合に報知を行う状態と、
    前記他端側検知手段により人が検知された場合に報知を行う状態と、
    を切り替える一端側切替手段と、
    前記他端側乗降口の近傍に設けられ、前記他端側検知手段のオンオフを切り替えることで、前記他端側報知手段の、
    前記一端側検知手段及び前記他端側検知手段の少なくとも一方により人が検知された場合に報知を行う状態と、
    前記一端側検知手段により人が検知された場合に報知を行う状態と、
    を切り替える他端側切替手段と
    を備えた乗客コンベアの安全装置。
  2. 前記一端側切替手段が、前記一端側乗降口の下に設けられている一端側機械室に設けられている請求項1記載の乗客コンベアの安全装置。
  3. 前記一端側切替手段が、前記一端側乗降口のインレット部、又はスカートガードの前記一端側乗降口近傍に設けられているキースイッチである請求項1記載の乗客コンベアの安全装置。
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