JP2007320674A - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents

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浩二 吉田
Masahiro Shikai
正博 鹿井
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晶英 白附
Jiro Matsuyama
二郎 松山
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Abstract

【課題】検知部と被対象物との距離に応じて警報の内容を変える乗客コンベアの安全装置を得ること。
【解決手段】 乗客コンベアのインレット部に接近する被検出物を検知する乗客コンベア1の安全装置30において、検知部21sを有すると共に、インレット部11に侵入した人の手10と検知部21sとの距離を検知する距離センサ21と、第1距離基準値L1nと、該第1距離基準値L1nよりも短い第2距離基準値L2nを記憶した記憶手段と、距離センサ21の検知に基づく検知距離が第1距離基準値L1n、第2距離基準値L2nよりも短いか否かを判断すると共に、短い場合には、それぞれ第1信号、第2信号を発生する制御手段と、第1信号に基づいて警報を発生すると共に、第2信号に基づいて警報の内容を変更する警報信号を生成する警報生成手段と、該警報信号に基づいて人に向けて音声により警報を発生するスピーカーと、を備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗客コンベアの安全装置に関するものである。
従来の乗客コンベアの安全装置は下記特許文献1に記載のように、マンコンベアのインレット部に異常接近する被検出物を検知し警報を出力する安全装置において、インレット部に近づく被検出物の距離に応じて出力レベルが変化し、かつ、当該被検出物が人体であることを検知する検知手段と、この検知手段の出力レベルから異常接近と人体検知状態とを判断する判断手段と、この判断手段によって人体による異常接近と判断されたとき、メッセージを生成するメッセージ生成手段と、この生成手段により生成されるメッセージを外部に出力する警報情報処理手段とを備えたものである。
かかる乗客コンベアの安全装置によれば、検知手段を用いて、異常接近と被検出物が人体であることを検知するので、低コスト、かつ、インレット部に設置するのに所望とする小形化に実現可能となる。また、エスカレータ利用者等がインレット部に異常接近したとき、例えば「危険です、離れてください」と言うメッセージを報知するので、エスカレータ利用者等が異常接近を的確に把握でき、インレット部から速やかに離れるので、手摺ベルトとインレット部とに巻き込まれたり、挟み込まれたりすることを確実に回避することが可能となるものである。
特開2003−63766号公報
上記乗客コンベアの安全装置では、検知手段がインレット部に近づく被検出物の距離に応じて出力レベルが変化すると共に、当該被検出物が人体であることを検知するという二つの機能を有している。
しかしながら、二つの機能を有する検知手段を上記インレット部に備えなければならず、検知手段が複雑になるという課題があった。
さらに、上記乗客コンベアの安全装置では、異常接近したことを検知して警報情報処理手段がメッセージを外部に出力する。しかしながら、検知部と被検出物との接近距離によってインレット部に引き込まれる可能性が異なるにも拘わらず、異常接近の検知のみに基づいてメッセージを外部に出力しているという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、検知部と被対象物との距離に応じて警報の内容を変えたり、乗客コンベアを駆動するモータの制御を変えたりすることによりインレット部への引き込まれを適切に防止する乗客コンベアの安全装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係る乗客コンベアの安全装置は、乗客コンベアのインレット部に接近する被検出物を検知する乗客コンベアの安全装置において、検知部を有すると共に、前記インレット部に侵入した被検出物と前記検知部との距離を検知する検出手段と、第1距離基準値と、該第1距離基準値よりも短い第2距離基準値を記憶した記憶手段と、前記検知手段の検知に基づく距離が前記第1距離基準値、前記第2距離基準値よりも短いか否かを判断すると共に、短い場合には、それぞれ第1信号、第2信号を発生する制御手段と、前記第1信号に基づいて警報を発生すると共に、前記第2信号に基づいて前記警報の内容を変更する警報信号を生成する警報生成手段と、該警報信号に基づいて前記被検出物に向けて音声により警報を発生する警報手段と、を備えたことを特徴とするものである。
第2の発明に係る乗客コンベアの安全装置は、警報の内容とは、音量、音の高低、音が発生する間隔の少なくとも一つを変える、ことを特徴とするものである。
第3の発明に係る乗客コンベアの安全装置は、第2信号に基づいて監視装置に通報する通報手段とを備えたことを特徴とするものである。
第4の発明に係る乗客コンベアの安全装置は、第1信号に基づいて乗客コンベアを駆動するモータを減速する減速手段と、第2信号に基づいてモータを停止する停止手段と、を備えたことを特徴とするものである。
第1の発明によれば、検出手段の検知部と被対象物との距離に応じて警報の内容を変えことができるので、被対象物の検知部への接近度合いに応じて、被対象物に適切な警報を発生することができるという効果がある。
第2の発明によれば、警報の内容とは、音量、音の高低、音が発生する間隔の少なくとも一つを変えたので、被対象物に対して適切に注意を促したり、警告したりできるという効果がある。
第3の発明によれば、制御手段が検知手段の検知に基づく距離が第2距離基準値よりも短いか否かを判断すると共に、短い場合には、第2信号を発生する。これにより、第2信号に基づいて通報手段が監視装置に通報するので、例えば、子供のイタズラ等にも、適切に対応できるという効果がある。
第4の発明によれば、減速手段が第1信号に基づいて乗客コンベアを駆動するモータを減速し、停止手段が第2信号に基づいてモータを停止する。したがって、検出手段の検知部と被検出物との接近距離によってインレット部に引き込まれを適切に防止できるという効果がある。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1乃至図3によって説明する。図1は一実施の形態を示す乗客コンベアの安全装置の側面図、図2は一実施の形態を示す乗客コンベアの安全装置の平面図、図3は一実施の形態を示す乗客コンベアの安全装置のブロック図である。
図1及び図2おいて、乗客コンベア1は、乗降口の床面3を有しており、反転部5aを有する移動手摺5と、移動手摺5を引き込むインレットブーツ7と、インレットブーツ7を固定すると共に、移動手摺5を収納する欄干(デッキボート)9とを備えている。
ここで、湾曲状に回り込む移動手摺5と床面3との隙間をインレット部11という。このインレット部11は、上部乗場に2箇所、下部乗場に2箇所存在している。
欄干9の内部には、距離センサ21の検知信号に基づいて所定の処理を成す安全装置30が設けられている。欄干9の端面部9aには、インレット部11に侵入した人の手10などを検知するための検知部21sを有する検出手段としての距離センサ21と、安全装置30の出力に接続されたスピーカー51とが設けられている。
距離センサ21は、被検出物である例えば人間の手10などがインレット部11に接近していることを検知する機能をもっている。
距離センサ21は、超音波21aを送信する送信部と、該超音波21aを受信する受信部と備えており、所定周期ごとに送信部から超音波21aを発生してインレット部11に放射し、接近する被検出物から反射されてくる反射波を受信部で受信するように形成されている。
図3において、安全装置30には、図1に示すように第1距離基準値L1nと、該第1距離基準値L1nよりも短い第2距離基準値L2nを記憶した記憶手段32と、距離センサ21の検知部21sが被検出物までの検知した検知距離Lsが、記憶手段32から読み出した第1距離基準値L1n、第2距離基準値L2nよりも短いか否かを判断すると共に、第1距離基準値L1nよりも短い場合には、第1信号を発生し、第2距離基準値L2nよりも短い場合には、第2信号を発生する制御手段31とを有している。
制御手段31の出力には、第1信号、第2信号に基づいて警報の内容、つまり、音量、音の高低、音が発生する間隔の少なくとも一つを変える警報生成手段33が接続され、該警報生成手段33の出力に警報手段としてのスピーカー51が接続されている。
さらに、制御手段31の出力には、第2信号に基づいて乗客コンベア1から遠方に設けられた監視装置53に通報する通報手段35と、第1信号に基づいて乗客コンベア1を駆動するモータ55を減速する減速手段37と、第2信号に基づいてモータ55を停止する停止手段39とを備えている。
上記のように構成された乗客コンベアの安全装置の動作を図1乃至図4によって説明する。図4は乗客コンベアの安全装置の動作を示すフローチャートである。
乗客コンベア1のインレット部11に人の手10などが近づくと、距離センサ21は、人の手10と検知部21sとの距離を検知して検知距離Lsを発生し(ステップS101)、制御手段31は、記憶手段32から第1距離基準値L1nを読み出して、検出距離Lsが第1距離基準値L1nよりも短いか否かを判断し(ステップS103)、短いと判断すると、第1信号を発生し、警報生成手段33は、該第1信号に基づいて警報信号を生成して、スピーカー51により警報を発生すると共に(ステップS105)、減速手段37が減速信号を生成してモータ55を減速する(ステップS107)。
さらに、乗客コンベア1のインレット部11に人の手10がより侵入すると、距離センサ21は上記検知距離Lsを検知し、制御手段31は、人の手10が第2距離基準値L2nよりも短いか否かを判断し(ステップS109)、短いと判断すると、第2信号を発生し、警報生成手段33は、第2信号に基づいて第1信号よりも音量が大きくなる警報信号を生成して、スピーカー51により上記ステップS105よりも大きな音量の警報を発生すると共に(ステップS111)、通報手段35を介して監視装置53に通報し(ステップS113)、停止手段37が停止信号を生成してモータ55を停止する(ステップS115)。
本発明は、乗客コンベアの安全装置に適用できる。
本発明の一実施の形態を示す乗客コンベアの安全装置の側面図である。 本発明の一実施の形態を示す乗客コンベアの安全装置の平面図である。 本発明の一実施の形態を示す乗客コンベアの安全装置のブロック図である。 本発明の一実施の形態による乗客コンベアの安全装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 乗客コンベア、10 人の手(被検出物)、11 インレット部、21 距離センサ(検出手段)、21s 検知部、31 制御手段、33 警報生成手段、35 通報手段、37 減速手段、39 停止手段、51 スピーカー、53 監視装置、55 モータ。

Claims (4)

  1. 乗客コンベアのインレット部に接近する被検出物を検知する乗客コンベアの安全装置において、
    検知部を有すると共に、前記インレット部に侵入した被検出物と前記検知部との距離を検知する検出手段と、
    第1距離基準値と、該第1距離基準値よりも短い第2距離基準値を記憶した記憶手段と、
    前記検知手段の検知に基づく距離が前記第1距離基準値、前記第2距離基準値よりも短いか否かを判断すると共に、短い場合には、それぞれ第1信号、第2信号を発生する制御手段と、
    前記第1信号に基づいて警報を発生すると共に、前記第2信号に基づいて前記警報の内容を変更する警報信号を生成する警報生成手段と、
    該警報信号に基づいて前記被検出物に向けて音声により警報を発生する警報手段と、
    を備えたことを特徴とする乗客コンベアの安全装置。
  2. 前記警報の内容とは、音量、音の高低、音が発生する間隔の少なくとも一つを変える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの安全装置。
  3. 前記第2信号に基づいて監視装置に通報する通報手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の乗客コンベアの安全装置。
  4. 前記第1信号に基づいて前記乗客コンベアを駆動するモータを減速する減速手段と、
    前記第2信号に基づいて前記モータを停止する停止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の乗客コンベアの安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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