JP2007204201A - マンコンベアの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 駆動モータの電源遮断とブレーキの制動とのタイミングを乗車率に基づいて適切にするマンコンベアの制御装置を得ること。
【解決手段】モータ24を制動するブレーキ26と、マンコンベア1に乗込む乗客を検知する乗客センサ31と、乗客センサ31の検知出力と所定時間とからマンコンベア1の乗客が定格乗員に対する乗車率を求める乗車率演算部52と、下降運転指令が入力され、乗車率が予め定められた基準乗車率を越えるか否かを判定すると共に、越えると第1判定信号を発生し、越えていないと第2判定信号を発生する判定部54と、マンコンベア1の異常検出信号及び第1判定信号に基づいてモータ24の電源を遮断すると共に、ブレーキ26を作動させる第1制御部56と、マンコンベア1の異常検出信号及び第2判定信号に基づいてモータ24の電源を遮断して所定時間後にブレーキ26を作動させる第2制御部58とを備え。
【選択図】 図2
【解決手段】モータ24を制動するブレーキ26と、マンコンベア1に乗込む乗客を検知する乗客センサ31と、乗客センサ31の検知出力と所定時間とからマンコンベア1の乗客が定格乗員に対する乗車率を求める乗車率演算部52と、下降運転指令が入力され、乗車率が予め定められた基準乗車率を越えるか否かを判定すると共に、越えると第1判定信号を発生し、越えていないと第2判定信号を発生する判定部54と、マンコンベア1の異常検出信号及び第1判定信号に基づいてモータ24の電源を遮断すると共に、ブレーキ26を作動させる第1制御部56と、マンコンベア1の異常検出信号及び第2判定信号に基づいてモータ24の電源を遮断して所定時間後にブレーキ26を作動させる第2制御部58とを備え。
【選択図】 図2
Description
本発明は、マンコンベアの制御装置に関するものである。
従来のマンコンベアの制御装置は下記特許文献1に示すように、無端状に配置された踏段上に乗った乗客を検知する乗客センサと、この乗客センサの検知出力に応答してマンコンベアを起動する起動手段と、乗客センサにより最後の乗客が検知されてから所定時間後にマンコンベアの駆動源を断つ停止手段と、駆動源を断ってから所定時間後に制動装置を作動させる遅延手段と、異常検知出力に応答してマンコンベアの駆動源を断つと共に前記制動装置を緊急作動させる安全手段とを備えたものである。
上記マンコンベアの制御装置によれば、自動運転付マンコンベアの通常停止のとき、自然減速を利用し速度がほぼゼロになったときに制動装置を作動させるため、通常走行から制動してマンコンベアを停止させるときに発生していた大きな制動音が無くなるものである。
しかしながら、上記マンコンベアの制御装置における停止手段は、乗客センサにより最後の乗客が検知されてから所定時間後にマンコンベアの駆動源を断っていたので、マンコンベアに乗客が乗っている時の停止には無関係であった。つまり、マンコンベアが下降運転していて、乗客が載っている際に、異常信号に基づいてマンコンベアの駆動モータの電源を遮断すると、乗客の人数が多いとマンコンベアの自然加速度が高くなる。したがって、モータ電源を遮断してから駆動モータを制動するブレーキが作動するまでの時間の短縮が望まれる。
一方、マンコンベアの乗客が少ないと、モータ電源を遮断してから直ぐにブレーキにより駆動モータを制動すると、マンコンベアの減速度が高くなり適切でないという課題があった。
一方、マンコンベアの乗客が少ないと、モータ電源を遮断してから直ぐにブレーキにより駆動モータを制動すると、マンコンベアの減速度が高くなり適切でないという課題があった。
本発明は上記課題を解消するためになされたもので、マンコンベアが下降運転している時に異常信号に基づいてマンコンベアを停止させる際、駆動モータの電源遮断とブレーキの制動とのタイミングをマンコンベアの乗車率(マンコンベアに乗っている乗客数/定格乗員)に基づいて適切にするマンコンベアの制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係るマンコンベアの制御装置は、マンコンベアを上昇運転指令又は下降運転指令に基づいて上昇方向又は下降方向に駆動するモータと、前記モータを制動する制動手段と、前記マンコンベアに乗込む乗客を検知する乗客検出手段と、前記乗客検出手段の検知出力と所定時間とから前記マンコンベアの乗客が定格乗員に対する乗車率を求める乗車率演算手段と、前記下降運転指令が入力され、前記乗車率が予め定められた基準乗車率を越えるか否かを判定すると共に、超えると第1判定信号を発生し、超えていないと第2判定信号を発生する判定手段と、前記マンコンベアの異常検出信号と前記第1判定信号とが発生することにより前記モータの電源を遮断すると共に、前記制動手段を作動させる第1制御手段と、前記マンコンベアの異常検出信号と前記第2判定信号とが発生することにより前記モータの電源を遮断して所定時間後に前記制動手段を作動させる第2制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
第1の発明によれば、第1制御手段はマンコンベアの異常検出信号と第1判定信号とが発生することによりモータの電源を遮断すると共に、制動手段を作動し、第2制御手段はマンコンベアの異常検出信号と第2判定信号とが発生することによりモータの電源を遮断して所定時間後に前記制動手段を作動した。これにより、マンコンベアの乗車率に応じて、ブレーキの作動タイミングを変えることによりマンコンベアの減速度が適切になるので、マンコンベアに載っている乗客の減速ショックを軽減できるという効果がある。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1から図3によって説明する。図1は本発明の一実施の形態を示す乗客コンベアの全体側面図である。
図1において、マンコンベア1は、手摺3と、デッキボード5と、踏み段9とを有しており、乗降口には、下側トラス8と、上側トラス9とを備えている。上側トラス9の内部には、踏み段7を駆動する駆動源としての駆動モータ24を駆動制御すると共に、マンコンベア1の乗客11の輸送方向指令、つまり下降指令又は上昇指令を発生する制御盤20を有しており、駆動モータ24を制動する制動手段としてのブレーキ26を備えている。
マンコンベア1には、上側トラス9付近に設けられると共に、乗込む乗客11を検知する乗客検出手段としての第1乗客センサ31と、下側トラス8付近に設けられると共に、第1乗客センサ31よりも下方に設けられた第2乗客センサ33とを有している。
本発明の一実施の形態を図1から図3によって説明する。図1は本発明の一実施の形態を示す乗客コンベアの全体側面図である。
図1において、マンコンベア1は、手摺3と、デッキボード5と、踏み段9とを有しており、乗降口には、下側トラス8と、上側トラス9とを備えている。上側トラス9の内部には、踏み段7を駆動する駆動源としての駆動モータ24を駆動制御すると共に、マンコンベア1の乗客11の輸送方向指令、つまり下降指令又は上昇指令を発生する制御盤20を有しており、駆動モータ24を制動する制動手段としてのブレーキ26を備えている。
マンコンベア1には、上側トラス9付近に設けられると共に、乗込む乗客11を検知する乗客検出手段としての第1乗客センサ31と、下側トラス8付近に設けられると共に、第1乗客センサ31よりも下方に設けられた第2乗客センサ33とを有している。
ブレーキ制御器50には、第1乗客センサ31の検知出力と所定時間とからマンコンベア1に乗っている乗客11を求め、該乗客11を定格乗客で除して乗車率(該乗客/定格乗客)を求める乗車率演算部52と、下降指令の場合には、乗車率が予め定められた基準乗車率を越えるか否かを判定すると共に、超えると第1判定信号を発生し、超えていないと第2判定信号を発生する該乗車率が予め定められた基準乗車率を越えるか否かを判定する判定部54とを備え、判定部54には、基準乗車率を記憶した記憶部54aを有している。
さらに、ブレーキ制御器50には、異常指令信号に基づいて第1判定信号が発生していると、すなわち乗車率が予め定められた基準乗車率を越えると、マンコンベア1の駆動モータ24の電源を遮断する共に、ブレーキ26を作動させる第1制御部56と、異常指令信号に基づいて第2判定信号が発生していると、すなわち乗車率が予め定められた基準乗車率以下であると、マンコンベア1の駆動モータ24を遮断して所定時間後にブレーキ26を作動させる第2制御部58とを備えている。
上記のように構成されたマンコンベアの動作を、図1乃至図3を参照して説明する。図2は図1に示すマンコンベアに異常指令信号を与えた場合の動作を示すフローチャート、図3は同様に異常指令信号を与えた場合のステップ速度対時間曲線図である。
いま、マンコンベア1が運転されており、ブレーキ制御器50の判定部54は、マンコンベア1の下降指令が発生しているか否かを制御盤20の運転方向指令から判断し(ステップS101)、下降運転指令であれば、乗車率演算部52は、第1乗客センサ31が動作したか否かを人検出信号を発生しているか否かで判断する(ステップS103)。人検出信号が発生していると、乗車率演算部52は、予め定められた時間としてマンコンベア1が半周する時間内に人検知信号の発生回数、つまり乗客11の乗込み人数を求め、該乗込み乗客人数/定格乗員より乗車率を求める(ステップS105)。
いま、マンコンベア1が運転されており、ブレーキ制御器50の判定部54は、マンコンベア1の下降指令が発生しているか否かを制御盤20の運転方向指令から判断し(ステップS101)、下降運転指令であれば、乗車率演算部52は、第1乗客センサ31が動作したか否かを人検出信号を発生しているか否かで判断する(ステップS103)。人検出信号が発生していると、乗車率演算部52は、予め定められた時間としてマンコンベア1が半周する時間内に人検知信号の発生回数、つまり乗客11の乗込み人数を求め、該乗込み乗客人数/定格乗員より乗車率を求める(ステップS105)。
判定部54は、制御盤20から異常指令信号が発生したか否かを判断し(ステップS107)、時間t1で異常信号が発生すると、記憶部54aから基準乗車率を読み出して、乗車率が基準乗車率を越えるか否かを判断し(ステップS109)、越えていると、第1判定信号を第1制御部56に入力する。第1制御部56はマンコンベア1の駆動モータ24の電源を遮断する共に、ブレーキ26を作動してマンコンベア1を減速度β1で減速する(ステップS111)。越えていなければ、判定部54は、第2判定信号を第2制御部58に入力する。第2制御部58はマンコンベア1の駆動モータ24の電源を遮断する共に、時間t1から所定時間経過して時間t2で、ブレーキ26を作動してマンコンベア1を減速度β2で減速する(ステップS113)。
上記実施の形態によれば、マンコンベア1を上昇運転指令又は下降運転指令に基づいて上昇方向又は下降方向に駆動するモータ24と、モータ24を制動するブレーキ26と、マンコンベア1に乗込む乗客を検知する乗客センサ31と、乗客センサ31の検知出力と所定時間とからマンコンベア1の乗客が定格乗員に対する乗車率を求める乗車率演算部52と、下降運転指令が入力され、乗車率が予め定められた基準乗車率を越えるか否かを判定すると共に、越えると第1判定信号を発生し、越えていないと第2判定信号を発生する判定部54と、マンコンベア1の異常検出信号及び第1判定信号に基づいてモータ24の電源を遮断すると共に、ブレーキ26を作動させる第1制御部56と、マンコンベア1の異常検出信号及び第2判定信号に基づいてモータ24の電源を遮断して所定時間後にブレーキ26を作動させる第2制御部58とを備えたものである。これにより、これにより、マンコンベア1の乗車率に応じて、ブレーキ26の作動タイミングを変えることによりマンコンベア1に載っている乗客11の減速ショックを軽減できるという効果がある。
本発明は、マンコンベアの制御装置に適用できる。
1 マンコンベア、24 モータ、26 ブレーキ(制動手段)、31 第1乗客センサ、52 乗車率演算部、54 判定部、56 第1制御部、58 第2制御部。
Claims (1)
- マンコンベアを上昇運転指令又は下降運転指令に基づいて上昇方向又は下降方向に駆動するモータと、
前記モータを制動する制動手段と、
前記マンコンベアに乗込む乗客を検知する乗客検出手段と、
前記乗客検出手段の検知出力と所定時間とから前記マンコンベアの乗客が定格乗員に対する乗車率を求める乗車率演算手段と、
前記下降運転指令が入力され、前記乗車率が予め定められた基準乗車率を越えるか否かを判定すると共に、超えると第1判定信号を発生し、超えていないと第2判定信号を発生する判定手段と、
前記マンコンベアの異常検出信号と前記第1判定信号とが発生することにより前記モータの電源を遮断すると共に、前記制動手段を作動させる第1制御手段と、
前記マンコンベアの異常検出信号と前記第2判定信号とが発生することにより前記モータの電源を遮断して所定時間後に前記制動手段を作動させる第2制御手段と、
を備えたマンコンベアの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006024087A JP2007204201A (ja) | 2006-02-01 | 2006-02-01 | マンコンベアの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006024087A JP2007204201A (ja) | 2006-02-01 | 2006-02-01 | マンコンベアの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007204201A true JP2007204201A (ja) | 2007-08-16 |
Family
ID=38483998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006024087A Pending JP2007204201A (ja) | 2006-02-01 | 2006-02-01 | マンコンベアの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007204201A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104925632A (zh) * | 2014-03-18 | 2015-09-23 | 东芝电梯株式会社 | 乘客输送机 |
JP6158393B1 (ja) * | 2016-05-17 | 2017-07-05 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベアの電磁ブレーキ及びそれを用いた乗客コンベア |
-
2006
- 2006-02-01 JP JP2006024087A patent/JP2007204201A/ja active Pending
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JP6158393B1 (ja) * | 2016-05-17 | 2017-07-05 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベアの電磁ブレーキ及びそれを用いた乗客コンベア |
JP2017206341A (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベアの電磁ブレーキ及びそれを用いた乗客コンベア |
CN107381315A (zh) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 东芝电梯株式会社 | 乘客输送机的电磁制动器以及使用该电磁制动器的乘客输送机 |
CN107381315B (zh) * | 2016-05-17 | 2019-01-18 | 东芝电梯株式会社 | 乘客输送机的电磁制动器以及使用该电磁制动器的乘客输送机 |
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