JP5048612B2 - エスカレータ - Google Patents

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Description

本発明は、エスカレータに係り、特に移動手摺からの乗り出し防止対策を施したエスカレータに関する。
エスカレータには、ステップと共に移動する移動手摺が欄干上に設けられ、基本的に、乗客は移動手摺をもってステップの中央部に乗車する。移動手摺の高さは、乗客が持ち易い高さに設定されるため、移動手摺から身体を乗り出したり(以下、「エスカレータから乗り出す」も同様の意味として使用する)、移動手摺から荷物がはみ出たりすることがある。エスカレータから身体を乗り出すと、落下等の危険があるため、適正乗車位置の表示や適正乗車のアナウンス等によってエスカレータからの乗り出しを防止している。
また、エスカレータには、エスカレータと天井部又は他の上部エスカレータとが交差する部分である三角部が形成される場合があり、エスカレータから身体を乗り出すと、この三角部に挟まれる危険があるため、三角部にプラスチック製の保護板を設置して三角部に挟まれることを防止している。このような対策によって、エスカレータからの乗り出しを防止又は万一乗り出した場合にも乗り出しによって発生する事故を防止しているが、乗客に対する注意喚起機能をさらに高めて安全性を向上させることが望まれている。このような状況に鑑みて、乗客に対する注意喚起機能を高めてエスカレータの安全性を向上させるためのシステムが考案されている。
例えば、特許文献1には、一対の対向する欄干パネルと、各欄干パネルをそれぞれ支持し、間に移動経路が設けられた一対の対向するデッキと、一対のデッキ間の移動経路に設けられ、無端状に連結されて循環移動する複数の踏段と、踏段への乗降を行うための乗降口と、乗降口近傍における各デッキに取り付けられ、当該デッキ近傍に人が存在するか否かを検出するセンサと、乗降口近傍における各デッキに設けられ、音声により警報を発する警報手段と、センサおよび警報手段にそれぞれ通信接続され、デッキ近傍に人が存在することがセンサにより検出される状態が予め設定された時間よりも長く続いたときに警報手段が警報を発するようこの警報手段を制御する制御手段と、を備えた乗客コンベアが開示されている。また、特許文献1には、デッキ近傍に人が存在することが人感センサにより検出される状態が予め設定された時間よりも長く続いたときに、オートアナウンス器が警報を発するため、乗客がエスカレータにより昇降を行う際には、人感センサにより検出されたとしてもオートアナウンス器は警報を発することはないが、子供が欄干パネルに設けられた手摺ベルト等で遊んだりする場合等には人感センサにより検出されるとともにオートアナウンス器により警報が発せられることが述べられている。
また、特許文献2には、侵入防止柵の外側デッキボード側に立設され、長手方向に複数の所定周波数の光源出力及び光検出センサが配設される発光装置と受光装置とを対向位置に配置した光電装置と、この光電装置の発光装置から出力される光源と受光装置の光検出装置の少なくともひとつの間に遮蔽物が存在すると、警報を鳴動させるとともに、エスカレータを停止させる緊急停止手段とを備えたエスカレータの安全装置が開示されている。また、特許文献1には、移動手摺から身を乗り出したとき、発光装置から放射される光源が遮光されると、受光装置はコントローラへ信号を出力し、コントローラはこの信号の入力で緊急制御装置9へ乗客検出信号を出力して、緊急制御装置は乗客検出信号を受信し、スピーカへ「危険ですから降りて下さい。」という音声信号を出力して乗客に危険を喚起するとともに、エスカレータ制御装置に停止信号を出力することによりエスカレータ緊急停止させることが述べられている。
特開2007−246204号公報 特開2000−219474号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムによれば、子供が欄干パネルに設けられた手摺ベルト等で遊んだりすること等に関して、このような行為を防止して、エスカレータの安全性を向上させることが可能であるが、エスカレータからの身体の乗り出しや荷物のはみ出しに関しては、防止することはできない。
一方、特許文献2に記載のシステムによれば、エスカレータからの乗り出しに対処できるが、移動手摺の外側に身体の乗り出しを物理的に阻止する手段、また、乗客の視覚に強く訴えて乗り出しを阻止する手段(下記光電センサの光には、目に見えない赤外線が使用される)は存在せず、乗客に対する注意喚起機能が低い。また、このシステムでは、発光装置、受光装置(光電センサ)等を設置し、所定の光を常時照射する必要があるため、イニシャルコスト及びランニングコストも高価になるという課題がある。さらに、光電センサの光が遮光された場合に、エスカレータ緊急停止させるという制御方法によれば、危険性が低い場合やいたずら等によって容易にエスカレータが緊急停止することになり、多くの乗り出し行為に無関係な乗客にとって不便である。
本発明の目的は、乗客に対する注意喚起機能が高く、エスカレータからの身体の乗り出しや荷物のはみ出しを高度に防止でき、安全性を向上させることが可能なエスカレータを提供することである。
本発明に係るエスカレータは、移動手摺の外側に設置され、移動手摺の上面よりも上方に突出した突出部を含む乗り出し警告板を備え、乗り出し警告板は、少なくとも突出部がエスカレータの外方向又は進行方向に弾性変形する、薄板形状を有する弾性体であり、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータの進行方向に対向するように複数設置されていることを特徴とする。
また、エスカレータには、天井部又は他の上部エスカレータの底部と交差する部分である三角部が形成され、乗り出し警告板は、乗降口から三角部までの少なくとも2箇所に分割して設置されることが好ましい。
また、乗り出し警告板に設置され、乗り出し警告板への接触を検知する接触検知手段と、接触検知手段により乗り出し警告板への接触が検知された場合には、乗り出し警告板の設置位置に応じた警告を実行する警告手段と、を備えることが好ましい。
また、接触検知手段により検知される乗り出し警告板への接触状態が所定時間以上継続した場合には、エスカレータの運転を規制する運転規制手段を備えることが好ましい。
また、移動手摺を支持する手摺レールの下部に形成され、少なくとも外側に向かって突出した手摺デッキを備え、乗り出し警告板は、手摺デッキを上下から挟んで乗り出し警告板を手摺デッキに固定するデッキ嵌合部を有することが好ましい。
本発明に係るエスカレータによれば、移動手摺の外側に設置され、移動手摺の上面よりも上方に突出した突出部を含む乗り出し警告板を備えるので、乗客に対する注意喚起機能が高く、エスカレータの手摺を超えて外側に身体を乗り出すことや荷物がはみ出すことを高度に防止することができる。即ち、乗り出し警告板の存在は、視覚によって容易に認識され、加えて、エスカレータから身体を乗り出すと乗り出し警告板に接触することが容易に理解されるため、乗り出しの抑止効果が極めて高い。万一エスカレータから身体を乗り出すことがあっても、乗り出し警告板による物理的な抵抗力によって、落下等に繋がる大きな乗り出しを阻止することができる。
また、少なくとも乗り出し警告板の突出部は、エスカレータの外方向又は進行方向に弾性変形するので、万一エスカレータから身体を乗り出して乗り出し警告板に接触した場合であっても、接触による力が弾性変形によって吸収されるので、乗客が大きなダメージを受けることはない。一方、変形した突出部は、接触による力が取り除かれると元の形状或いは位置に戻るので、乗客の接触等によって設備が損傷することはなく、また、所定の復元力(弾性力)を有するので、上記の物理的な抵抗力があり、落下等に繋がる大きな乗り出しを阻止することができる。
さらに、少なくとも突出部が弾性体から構成される形態とすれば、万一エスカレータから身体を乗り出して乗り出し警告板に接触した場合であっても、弾性体が接触による力を吸収するので、乗客が接触によるダメージを受けることがない。
また、乗り出し警告板は、少なくとも突出部が薄板形状を有する弾性体であり、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータの進行方向に対向するように複数設置される構成とすれば、乗客に対するインパクトが大きく、エスカレータからの身体の乗り出しや荷物のはみ出しの抑止効果をさらに向上させることができる。
また、エスカレータには、天井部又は他の上部エスカレータの底部と交差する部分である三角部が形成され、乗り出し警告板は、乗降口から三角部までの少なくとも2箇所に分割して設置される構成とすれば、例えば、乗り出し行為が行われ易い乗降口付近及び乗り出しによる危険が最も大きな三角部付近に乗り出し警告板を設け、その他の部分(それらの間)には乗り出し警告板を設けない構成とすることができ、部品コストの低減や見栄えの向上等を図ることができると共に、エスカレータからの乗り出しを効率よく防止することができる。
さらに、乗り出し警告板に設置され、乗り出し警告板への接触を検知する接触検知手段と、接触検知手段により乗り出し警告板への接触が検知された場合には、乗り出し警告板の設置位置に応じた警告を実行する警告手段と、を備える構成とすれば、万一エスカレータから身体を乗り出して乗り出し警告板に接触した場合であっても、設置位置に応じた警告を実行するので、乗客に対する注意喚起機能をさらに高めることができる。
また、接触検知手段により検知される乗り出し警告板への接触状態が所定時間以上継続した場合には、エスカレータの運転を規制する運転規制手段を備える構成とすれば、危険度が高い乗り出し行為が行われた場合には、エスカレータの運転を停止する或いは昇降速度を減少させる等して、安全性を向上させることができる。一方、乗客の手が誤って接触した程度の危険度が低い乗り出し行為等によっては、エスカレータの運転を規制することなく、乗客の利便性を確保することができる。
また、移動手摺を支持する手摺レールの下部に形成され、少なくとも外側に向かって突出した手摺デッキを備え、乗り出し警告板は、手摺デッキを上下から挟んで乗り出し警告板を手摺デッキに固定するデッキ嵌合部を有する構成とすれば、乗り出し警告板の取り付け及び取り外しが容易になり、交換作業等も迅速に行うことができる。
図面を用いて本発明に係る実施の形態につき以下詳細に説明する。図1は、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータの進行方向に沿って設置された乗り出し警告板を備えたエスカレータを示す図である。図2は、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータの進行方向に対向して設置された乗り出し警告板を備えたエスカレータの一部を示す図である。図3は、図2のA−A断面を示す図である。
エスカレータ10には、ステップ30と共に移動する移動手摺31が欄干32上に設けられている。より具体的には、欄干32上に設置された手摺レール37(図3)にゴム製の移動手摺31が嵌め込まれている。通常、乗客は移動手摺31をもってステップ30の中央部に乗車するが、移動手摺31の高さは、乗客が持ち易い高さに設定されるため、移動手摺31(エスカレータ10)から身体を乗り出したり、移動手摺31(エスカレータ10)から荷物がはみ出たりすることがある。
また、図1に示すように、エスカレータ10には、エスカレータ10と天井部33、エスカレータ10と上部エスカレータ10´とが交差する三角部34が形成される場合があり、エスカレータ10から身体を乗り出すと、この三角部34に挟まれる危険性があるため、三角部34にはプラスチック製の保護板35が設置される。以下では、三角部34及び保護板35を有するエスカレータ10として説明する。また、図1等に示すエスカレータ10は、上りエスカレータ10を示すが、下りエスカレータ10についても同様の構成を適用することができる(以下、乗り出し警告板11の好ましい設置位置等については上りエスカレータ10を例に挙げて説明する)。
エスカレータ10は、エスカレータ10から身体の乗り出しや荷物のはみ出しを防止する機能を有する乗り出し警告板11を備えることを特徴とする。図1等に示すように、乗り出し警告板11は、移動手摺31の外側に設置され、移動手摺31の上面よりも上方に突出した形態を有している。乗り出し警告板11は移動手摺31の外側に設置されるため、移動手摺31を従来と同様に使用することができ、移動手摺31の上面よりも上方に突出した形態であるため、エスカレータ10から身体を乗り出すと警告板に接触することが容易に理解できるので乗り出しを抑止する効果が働く。ここで、移動手摺31の上面とは、乗客が持つことができる移動手摺31の外側に向いた面であって、図3に示すように、フラットになった面を意味する。
乗り出し警告板11には、上記のように、移動手摺31の上面よりも上方に突出する部分が存在する。以下、移動手摺31の上面から上方に突出する部分を突出部12と称する。乗り出し警告板11の突出高さ、即ち突出部12の長さは、乗り出しを抑止するための重要な因子であり、この突出高さを高くするほど、乗り出しの抑止効果は向上する。一方、突出高さを高くすると、見栄えが悪くなる等の弊害もあるので、エスカレータ10の使用状況や設置場所等に応じて、乗り出しの抑止と見栄えとを考慮して決定することが好ましい。一般的に、乗り出し警告板11の突出高さは、5〜50cmが好ましく、さらに好ましくは7〜30cm、特に好ましくは10〜20cmである。なお、後述するように、突出高さだけでなく、乗り出し警告板11の横幅(エスカレータ10の進行方向に交差する方向の長さ)や設置される個数等も乗り出し抑止効果に影響を与える重要な因子である。
乗り出し警告板11は、主に突出部12と後述するデッキ嵌合部13等の取り付け部から構成される。取り付け部とは、エスカレータ10に乗り出し警告板11を設置(支持、固定)する機能を有する部材であり、突出部12とは、上記のように、移動手摺31の上面よりも上方に突出して乗り出し防止の機能を有する部材である。この突出部12は、万一乗客等がエスカレータ10の乗車中に接触した場合であっても、乗客等が接触によるダメージを受けることがないように、エスカレータ10の外側方向又は進行方向に弾性変形することが要求される。
突出部12を弾性変形させるための構成としては、例えば、弾力性のない非弾性体から構成された突出部12を外側方向又は進行方向に押し倒せるように乗り出し警告板11が設置される構成、及び突出部12が弾性体である構成が挙げられる。前者の構成としては、後述する図6に示すように、突出部12を付勢部材20によって固定する形態、或いは薄板形状とした形態が挙げられる。なお、乗客等の接触による力をより吸収し易くする等の観点から、突出部12は弾性体から構成されることが好ましい。弾性体は、弾性変形可能な固体、即ち力を加えると変形するが、その力を取り除けば元の形状等に戻る性質を有する固体であり、具体的には、乗り出し警告板11が付勢部材20等を介さずに固定されている場合においても、乗客等が乗り出し警告板11に接触したとき又は荷物が接触したときに、弾性変形することが可能な弾力性を有していることが必要であり、例えば、各種ゴム(例えば、スチレン・ブタジエンゴム;SBRなど)や各種発泡体(例えば、ウレタン発泡体など)を使用することができる。
上記のように、突出部12は弾性変形するため、万一乗客が突出部12に接触した場合であっても、接触による力が弾性変形によって吸収されるので、乗客が大きなダメージを受けることはない。一方、変形した突出部12は、接触による力が取り除かれると元の形状或いは位置に戻るので、乗客の接触等によって乗り出し警告板11が損傷することはなく、また、所定の復元力(弾性力)を有するので、所定の抵抗力があり、落下等に繋がる大きな乗り出しを阻止することができる。
なお、弾性体から構成されるのは、乗客等に触れる可能性がある突出部12であり、突出部12と取り付け部との間には、金属や硬質プラスチック製の弾性変形しない部材を設けることもできる。一方、図1及び図2等に示すように、突出部12と取り付け部との間の部分についても、突出部12と一体化した弾性体から構成することもできる。以下では、突出部12を構成する部材としては、取り付け部に直接結合されるものとして説明する(以下、突出部12を構成する部材と、突出部12と、を明確に区別する必要がない場合には、特に区別することなく「突出部12」として説明する)。
突出部12の形状としては、乗客にとってインパクトがあり注意喚起機能が高く、デザイン性(意匠性)にも優れることが好ましく、さらに、弾性変形し易いように、薄板形状の弾性体であることがより好ましい。突出部12が薄板形状を有する乗り出し警告板11としては、図1に示すように、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータ10の進行方向に沿うように設置された形態、図2に示すように、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータ10の進行方向に対向するように設置された形態が挙げられる。
薄板形状である突出部12は、図1等に示すように、先端が細くなった形状とすることができる。このような形状を採用することにより、乗客に対する注意喚起機能がさらに向上する。なお、万一突出部12に乗客が接触した場合、乗客がダメージを受けないように、図2及び図3に示すように、細くなった突出部12の先端には移動手摺31の上面に対してフラットな部分を設けることが好ましい。
上記のように、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータ10の進行方向に対向するように設置する構成(図2)とすれば、乗客に対するインパクトが強く、乗客は乗り出し警告板11の存在を強く認識し、乗り出し防止機能を高めることができる。厚み方向に向いた薄板面がエスカレータ10の進行方向に対向するように設置する場合には、図2に示すように、乗客に対するインパクトを高めて乗り出し防止機能を十分に発現すべく、複数の乗り出し警告板11を設置することが好ましい。なお、突出部12の横幅(エスカレータ10の進行方向に交差する方向の長さ)は、乗り出しを抑止するための重要な因子であり、この横幅を長くするほど、乗客が認識し易くなり乗り出しの抑止効果は向上する。一方、横幅を長くすると、見栄えが悪くなる等の弊害もあるので、エスカレータ10の使用状況や設置場所等に応じて、乗り出しの抑止と見栄えとを考慮して決定することが好ましい。
また、乗り出し警告板11は、エスカレータ乗降口36(以下、乗降口36とする)から三角部34までの少なくとも2箇所に分割して設置されることが好ましい。例えば、図1に示すように、乗り出し行為が行われ易い乗降口36付近、及び乗り出しによる危険が最も大きな三角部34付近に乗り出し警告板11を設け、その他の部分である乗降口36と三角部34の間や三角部34よりも上方には、乗り出し警告板11を設けない構成とすれば、部品コストの低減や見栄えの向上等を図ることができ、且つ、エスカレータ10からの乗り出しを効果的に防止することが可能になる。なお、乗降口36から三角部34に亘る1つの乗り出し警告板11を設置することもできるが、そのように部材が大きくなると取り付けが困難になるので、取り付け性向上の観点からも、乗り出し警告板11は、取り付けやすいサイズであって、分割して設置されることが好ましい。
乗り出し警告板11の設置個数は、エスカレータ10の使用状況や設置場所等に応じて、突出部12の長さと同様に、乗り出しの抑止や見栄え等を考慮して決定することが好ましく、任意の位置に、任意の数だけ設置することができる。但し、上記のように、少なくとも三角部34を含みその付近には設置することが好ましく、乗降口35付近にも設置することが好ましい。同様に、乗り出し警告板11の設置間隔も任意に決定することができ、例えば、図2に示すように、隣接する乗り出し警告板11との距離を短く設定して、複数の乗り出し警告板11が連続設置された形態を採用することもできる。このように、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータ10の進行方向に対向して連続設置された構成とすれば、万一乗客が接触した場合、「パタパタパタ」と音が鳴って、弾性復元力による抵抗力だけでなく、乗客の聴覚にも訴えて注意を喚起することが可能になる。
また、乗り出し警告板11は、図1に示すように、両側の移動手摺31の外側に取り付けられることが好ましい。図1に示すように、左右で三角部34の位置が異なるため、両側の乗り出し警告板11の設置位置は、対称的である必要はなく、状況に合わせて任意に決定することができる。
乗り出し警告板11には、上記のように、乗り出し警告板11を移動手摺31の外側に取り付ける部分である取り付け部を有する。図1及び図3に示すように、エスカレータ10には、移動手摺31を支持する手摺レール37の下部に形成され、外側に向かって突出した手摺デッキ38が設けられる場合がある。このようなエスカレータに設置する乗り出し警告板11には、手摺デッキ38を上下から挟んで乗り出し警告板11を手摺デッキ38に固定する手摺デッキ嵌合部13を有することが好ましい。手摺デッキ嵌合部13は、突出部12と同様に、ゴム等の弾性体から構成されることが好ましく、この手摺デッキ嵌合部13を有することにより、手摺デッキ嵌合部13を手摺デッキ38に嵌め込むだけで乗り出し警告板11を取り付けることができる。従って、例えば、乗り出し警告板11が劣化した場合等に、乗り出し警告板11を交換する等のメンテナンス作業に関しても効率良く実施することが可能になる。
図4に示すように、手摺デッキ38が存在しないエスカレータにおいても、乗り出し警告板11を問題なく取り付けることができる。例えば、取り付け部として、ビスを通す貫通孔を有し、突出部12よりも左右に広がった形状のビス止め部14を設け、欄干部32にビス止めすることが可能である。なお、手摺デッキ嵌合部13やビス止め部14等の取り付け部は、突出部12とは別の部品として製造され、突出部12を構成する部材と結合(接着剤やビス等を使用して結合)することもできるし、突出部12と一体成形することもできる。
上記の手摺デッキ38や欄干部32を有さないエスカレータであっても、例えば、図1等に示すデッキ39(具体的には、欄干部32の外側のアウターデッキ)に取り付けることもできる。
エスカレータ10には、図5に示すように、警告システム15を備えることができる。警告システム15とは、乗り出し警告板11に万一乗客が接触或いは荷物が接触した場合に、所定の警告等を実行するシステムである。具体的に、警告システム15は、システム制御部16、及び接触検知装置17から構成される。システム制御部16とは、警告手段18、及び運転規制手段19を備え、例えば、CPUと、各手段の機能を実行する際に使用される制御パラメータ等の入力に用いられる入力装置と、入力した制御パラメータ、各手段の制御手順を規定した制御プログラムなどを記憶する記録装置と、入出力ポートなどを備える装置であって、専用の制御装置或いはコンピュータによって構成することができる。各手段の機能は、ソフトウェアを実行することで実現でき、具体的には、記憶装置に記憶された制御プログラムを実行することにより実現できる。なお、システム制御部16は、エスカレータ10の運転を制御する既設の制御装置の一部に組み込まれて構成されることもできる。
接触検知装置17は、乗り出し警告板11に設置され、乗り出し警告板11への接触を検知する機能を有する。乗り出し警告板11への接触を検知することが可能な装置であれば、特に限定されることなく使用でき、例えば、振動センサ、衝撃センサ、歪みセンサ、加速度センサ等の市販のセンサを乗り出し警告板11に取り付けることができる。また、図6(a)(b)に示すような検知ピンを有するタッチセンサによっても接触を検知することができる。図6(a)(b)に示す接触検知装置17は、市販の歪みセンサ等よりも簡便で安価な装置であって、装置突出部12と手摺デッキ嵌合部13との間に設けることができる。突出部12と手摺デッキ嵌合部13との間には、一端が突出部12に、他端が手摺デッキ嵌合部13に結合され、突出部12を下方に付勢し、且つ少なくともエスカレータ10の外側に向かって突出部12が倒れることが可能な付勢部材20が設けられ、付勢部材20よりも移動手摺31に近接した位置に接触検知装置17がセットされる。なお、円筒形状に巻かれた付勢部材20を使用して、その中央部に接触検知装置17をセットすることもできる。
図6(a)に示す突出部12に力が加わらない状態(接触がない場合)では、接触検知装置17の検知ピンは、突出部12に押え付けられている。一方、図6(b)に示すように、突出部12に対して、エスカレータ10の内側から外側に向かって、乗客等が突出部12に接触して加わる力Fが発生した場合、突出部12が外側に向かって倒れることにより、接触検知装置17の検知ピンが上方に延出する。このようにして(a)(b)に示す接触検知装置17は、突出部12(乗り出し警告板11)への乗客等の接触を検知することができる。
上記のように、警告システム15は、接触検知装置17によって乗り出し警告板11への接触が検知されたときに、乗り出し警告板11の設置位置に応じた警告を実行する警告手段18を備える。図5では、乗降口36から三角部34の間の2つのエリアに設けられた第1エリア乗り出し防止板11Aと、第2エリア乗り出し防止板11Bを備え、それぞれのエリアに対応した警告を実行する第1警告手段18Aと、第2エリア警告手段18Bを含むエスカレータ10を示している。各エリアは、上記のように、任意に設定できるが、以下では、第1エリアが乗降口36付近のエリア、第2エリアが三角部34付近のエリアとして説明する。
乗降口36付近に設置される第1エリア乗り出し警告板11Aに、万一乗客が接触した場合(接触検知装置17Aによって接触が検知された場合。以下同様。)、第1警告手段18Aは、「エスカレータから身体を乗り出すと危険です」といったアナウンスによって警告することができる。三角部34付近に設置される第2エリア乗り出し警告板11Bに、万一乗客が接触した場合、第2警告手段18Bは、「天井部が接近しています、直ちにエスカレータからの乗り出しをやめて下さい。」といったアナウンスによって警告することができる。即ち、第2警告手段18Bは、第1警告手段18Aよりも、乗客に対する注意喚起効果の高い警告を実行する。警告手段18による警告は、音声によるアナウンスに限らず、サイレンやランプの点滅等であってもよく、第1警告手段18A及び第2警告手段18Bによって警告音量を変更することもできる(第2警告手段18Bの方が音量が大きい)。なお、警告音の出力はスピーカ40から実行される。
また、警告システム15には、第2エリア乗り出し警告板11Bに万一乗客が接触した場合、エスカレータ10の運転を規制する運転規制手段19を備えることができる。即ち、運転規制手段19は、危険度が高い乗り出し行為が行われた場合に、エスカレータの運転を停止する或いは昇降速度を減少させる等の制御指令を、エスカレータ10を駆動させるエスカレータ駆動ユニット41に与える機能を有する。一方、乗客の手が誤って接触した程度の危険度が低い乗り出し行為等によっては、エスカレータの運転を規制することなく、乗客の利便性を確保することができる。エスカレータ10の運転を規制する危険度が高い行為は、安全性と利便性を考慮して任意に設定することができ、例えば、第2エリアにおいて接触検知装置17Bの接触検知信号が所定時間(例えば、3秒)以上継続する場合には、エスカレータ10の運転を停止する設定とすることができる。
上記の構成を有するエスカレータ10の作用、特に警告システム15の作用について、図7を加えて以下詳細に説明する。図7は、警告システム15による制御手順を示すフローチャートである。
上記の各構成を有するエスカレータ10において、乗り出し警告板11の存在は、視覚によって容易に認識され、加えて、エスカレータ10から身体を乗り出すと乗り出し警告板11に接触することが容易に理解されるため、乗り出しの抑止効果が極めて高い。また、乗り出し警告板11は、突出部12が薄板形状を有する弾性体であり、図2に示すように、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータ10の進行方向に対向するように複数設置されると、乗客に対するインパクトが極めて大きく、エスカレータ10からの身体の乗り出しや荷物のはみ出しの抑止効果をさらに向上させることができる。なお、エスカレータ10からの乗り出し行為をするのは主に子供であるが、子供であってもエスカレータ10から乗り出すと乗り出し警告板11に接触することは容易に理解でき十分な効果を発揮する。
また、万一乗り出し警告板11に乗客等が接触することがあっても、乗り出し警告板11は弾性変形するから、乗客にダメージを与えることがない。そして、乗り出し警告板11が弾性変形して元に戻ろうとすることにより抵抗力が発生するので、乗客は乗り出し行為をやめ、落下等に繋がる大きな乗り出しを阻止することができる。また、移動手摺31の上に荷物を載せて、荷物が移動手摺31からはみ出す状況もよく見受けられるが、乗客は荷物のはみ出しに気付かない場合も多い。このような場合にも、乗り出し警告板11による抵抗力によって、危険性の高い大きな荷物のはみ出しを防止することができる。さらに、図2に示すように、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータ10の進行方向に対向するように複数設置されると、万一乗客や荷物が接触した場合、「パタパタパタ」と音が鳴るので、上記の抵抗力に加えて、音によっても乗客の注意を喚起することが可能になる。
さらに、エスカレータ10は、警告システム15を備えることによって、万一乗り出し警告板11に乗客等が接触した場合に、乗客に対して警告アナウンスを行い乗り出し行為等を確実にやめさせることができる。以下では、図5に示す乗り出し警告板11及び警告システム15を備えるエスカレータ10に乗車した乗客(子供)が乗降口36から三角部34を通過するまでについて説明する。
まず、乗客は第1エリア乗り出し警告板11Aが設置される位置を通過する。ここで、乗客が第1エリア乗り出し警告板11Aに接触すると、接触検知装置17Aによって接触が検出される(S10)。接触が検出されると(接触検知装置17Aから接触検知信号が第1エリア警告手段18Aに出力される。以下同様。)、第1エリア警告手段18Aが作動して、「エスカレータから身体を乗り出すと危険です」という第1の警告アナウンスがスピーカ40から出力される(S11)。一方、乗客が第1エリア乗り出し警告板11Aに接触しない場合には、接触検知装置17Aの接触検知信号は出力されず、第1エリア警告手段18Aによる警告は実行されない。
次に、乗客は第2エリア乗り出し警告板11Bが設置される位置を通過する。ここで、乗客が第2エリア乗り出し警告板11Bに接触すると、接触検知装置17Bによって接触が検出される(S12)。接触が検出されると、第2エリア警告手段18Bが作動して、「天井部が接近しています、直ちにエスカレータからの乗り出しをやめて下さい。」という第2の警告アナウンスがスピーカ40から出力される(S13)。
第2の警告アナウンスによっても、接触検知信号が所定時間以上(例えば、3秒以上)継続する場合(S15)、エスカレータ10の運転を停止させる制御指令を、エスカレータ駆動ユニット41に出力して、エスカレータ10の運転を停止させる(S15)。この手順(S15)は、警告システム15の運転規制手段19の機能によって実行される。三角部34の付近で長時間の乗り出し行為がなされた場合には、危険度が高い乗り出し行為が行われたものとして、エスカレータ10の運転を規制して安全を確保すると共に、乗客の手が誤って接触した程度の危険度が低い乗り出し行為等によっては、エスカレータ10の運転を規制することなく、乗客の利便性を確保することができる。
なお、上記の制御手順を実行するために好ましい乗り出し警告板11の形態としては、例えば、第1エリア乗り出し警告板11Aが、図2に示すように、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータ10の進行方向に対向するように複数設置される形態であり、第2エリア乗り出し警告板11Bが、図1に示すように、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータ10の進行方向に沿って設置される形態である。このような組み合わせにすれば、乗客に対する注意喚起機能が高く、且つ、運転規制手段19を作動させるトリガー(接触検知信号が所定時間以上継続すること)の検出が容易になる。
厚み方向に向いた薄板面がエスカレータの進行方向に沿って設置された乗り出し警告板を備えたエスカレータを示す図である。 厚み方向に向いた薄板面がエスカレータの進行方向に対向して設置された乗り出し警告板を備えたエスカレータの一部を示す図である。 図2のA−A断面を示す図である。 乗り出し警告板の他の設置形態を示す断面図である。 乗り出し警告板を備えたエスカレータに搭載される警告システムのブロック図である。 警告システムの警告検知手段の要部を示す図である。 警告システムの警告検知手段の要部を示す図である。 図5に示す警告システムによる警告手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 エスカレータ、11 乗り出し警告板、12 突出部、13 手摺デッキ嵌合部、14 ビス止め部、15 警告システム、16 警告システム制御部、17 接触検知装置、18 警告手段、19 運転規制手段、20 付勢部材、30 ステップ、31 移動手摺、32 欄干部、33 天井部、34 三角部、35 保護板、36 エスカレータ乗降口、37 手摺レール、38 手摺デッキ、39 デッキ、40 スピーカ、41 エスカレータ駆動ユニット。

Claims (5)

  1. 移動手摺の外側に設置され、移動手摺の上面よりも上方に突出した突出部を含む乗り出し警告板を備え、
    乗り出し警告板は、
    少なくとも突出部がエスカレータの外方向又は進行方向に弾性変形する、薄板形状を有する弾性体であり、厚み方向に向いた薄板面がエスカレータの進行方向に対向するように複数設置されていることを特徴とするエスカレータ。
  2. 請求項に記載のエスカレータにおいて、
    エスカレータには、天井部又は他の上部エスカレータの底部と交差する部分である三角部が形成され、
    乗り出し警告板は、乗降口から三角部までの少なくとも2箇所に分割して設置されることを特徴とするエスカレータ。
  3. 請求項に記載のエスカレータにおいて、
    乗り出し警告板に設置され、乗り出し警告板への接触を検知する接触検知手段と、
    接触検知手段により乗り出し警告板への接触が検知された場合には、乗り出し警告板の設置位置に応じた警告を実行する警告手段と、
    を備えることを特徴とするエスカレータ。
  4. 請求項に記載のエスカレータにおいて、
    接触検知手段により検知される乗り出し警告板への接触状態が所定時間以上継続した場合には、エスカレータの運転を規制する運転規制手段を備えることを特徴とするエスカレータ。
  5. 請求項1〜のいずれか1に記載のエスカレータにおいて、
    移動手摺を支持する手摺レールの下部に形成され、少なくとも外側に向かって突出した手摺デッキを備え、
    乗り出し警告板は、手摺デッキを上下から挟んで乗り出し警告板を手摺デッキに固定するデッキ嵌合部を有することを特徴とするエスカレータ。
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