JP2006044942A - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、建家天井や梁あるいは隣接されて交差する他のエスカレータとの間で形成されたい三角部に保護板を配置した乗客コンベアの安全装置の改良に関する。
【解決手段】 保護板4は、略重心G位置を通る鉛直線上の重心Gより上方位置で、エスカレータ1の運転方向に向けて回動可能に、ブラケット21を介して建家天井2に取り付けられる。保護板4の上部には、回動による保護板4の傾きを検出する検出器61,62が設けられ、乗客が保護板4に衝突して、保護板4が傾いたとき、検出器61,62が順次その傾きを検出して制御回路7に供給する。
検出器61,62からの検出信号を受けた制御回路7は、報知器8による警報、あるいはエスカレータ1の運転停止を行うように制御するので、乗客の天井等へ衝突は回避され、乗客は安心してエスカレータを利用することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 保護板4は、略重心G位置を通る鉛直線上の重心Gより上方位置で、エスカレータ1の運転方向に向けて回動可能に、ブラケット21を介して建家天井2に取り付けられる。保護板4の上部には、回動による保護板4の傾きを検出する検出器61,62が設けられ、乗客が保護板4に衝突して、保護板4が傾いたとき、検出器61,62が順次その傾きを検出して制御回路7に供給する。
検出器61,62からの検出信号を受けた制御回路7は、報知器8による警報、あるいはエスカレータ1の運転停止を行うように制御するので、乗客の天井等へ衝突は回避され、乗客は安心してエスカレータを利用することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、乗客コンベアの安全装置の改良に関する。
日本エレベータ協会標準(JEAS)には、乗客コンベアであるエスカレータと建家天井や梁あるいは当該エスカレータと交差して隣接する他のエスカレータ(以下、天井等と称する)との間の三角部と称される部分に、警告用の保護(ガード)板を設置して、乗客の安全を図ることが定められている。
従来の保護板は、アクリル樹脂製の略三角形状の板部材からなり、天井等から鎖やロープで三角部に吊り下げ配置され、上昇運転するエスカレータから乗客がはみ出して天井等に衝突したり天井等との間で挟まれたりすることがないように、注意を喚起するものである。
略三角形状をなす保護板は、鎖やロープで天井等から吊り下げられるので、乗客の保護板への衝突では、前後左右に揺動可能である。
しかしながら、板部材からなる保護板は三角部に嵌り込むように天井等に吊り下げられているから、吊り下げられた保護板は、エスカレータの運転方向と交差する左右方向には大きく揺動可能であるが、運転方向すなわち板部材の長手方向へは、天井等までのストロークが短いため、大きくは揺動できないという特徴がある。
エスカレータに乗った乗客が保護板に接触するパターンを考えたとき、板部材からなる保護板に対し、運転方向と交差する左右方向から(つまり、保護板の板面に向けて)乗客が接触する場合と、保護板を運転方向に向けて(すなわち、保護板の長手方向に)乗客が衝突する場合とに分けることができる。
前者の場合、すなわち、乗客が保護板を左右方向から押し込んだ場合は、保護板自体は大きく揺動できるので、保護板をそのまま押し込んだとしても乗客の受ける抵抗は比較的小さい。しかしながら、そのまま乗客が保護板に接触しあるいは押し込んだ状態を続けたのでは、乗客は天井等に衝突したり天井等との間に挟まれかねないから、乗客は保護板との接触を感知したとき、エスカレータからのみ出し部分を速やかに引き込める必要がある。
またこの場合、保護板とエスカレータの手摺ベルトとの間には、構造上、間隔(隔たり)があって、たとえ乗客が保護板に接触しない程度に手摺ベルトからはみ出していたとしても、やはり天井等に衝突しかねない。
そこで、乗客の手摺ベルトから保護板までの間でのはみ出しを検出するはみ出し検出センサをエスカレータの運転方向に沿って複数個設け、乗客のはみ出しを連続的に検出したとき、警報を発したり、エスカレータの起動回路を制御してエスカレータを停止させる提案がなされている(たとえば、特許文献1参照。)。
あるいは、三角部付近のエスカレータの外デッキカバー上面に、手摺ベルト上面まで延設した保護体を設けて、乗客が挟まれるのを防ぐ提案もなされている(たとえば、特許文献2参照。)。
一方、後者の場合、すなわち乗客が保護板に近づく手前側から大きくはみ出していて、エスカレータの運転方向に向けて乗客が保護板に衝突した場合は、保護板は大きな揺動を経ることなく天井等に衝突してしまうから、乗客がその保護板との接触を感知したときには、乗客はできるだけ速やかにそのはみ出し部分を引き込めることが要求される。
特開平8−81171号公報
特開平9−249372号公報
上記のように、エスカレータの乗客が板状の保護板に当接するパターンは2通り考えられるが、運転方向に保護板が設けられた領域で、エスカレータの運転方向と交差する方向から保護板に向けて乗客がはみ出した場合は、乗客が保護板に接触していない状態でも、保護体に並設されたはみ出しセンサの検出により、警報を発したりエスカレータを停止させたり、あるいはまた、外デッキカバー上面への保護体の設置により、乗客の天井等への衝突を回避できる。
しかしながら、反対に、エスカレータの運転方向に向けて、保護板に乗客が直に衝突してしまう場合は、保護板自体の揺動ストロークが短いこともあって、うっかりすると、上記のようなはみ出しセンサや保護体は機能するまでもなく、乗客の天井等への衝突に先立ち、保護板自体が天井等に衝突してしまい、その反動の衝撃を乗客が受けてしまうので改善が要望されていた。
そこで本発明は上記課題を解決するためになされたもので、乗客が乗客コンベアの運転方向から保護板に接触したとき、タイムリーに警報が発せられて、乗客が速やかにそのはみ出した部分を引っ込めることができる乗客コンベアの安全装置、また乗客が保護板に接触したとき、乗客コンベアの運転停止あるいは減速制御により乗客の安全を図り得る乗客コンベアの安全装置、さらにまた乗客がたとえ保護板に衝突したとしても、受ける衝撃が小さく、また乗客が余裕を持ってはみ出し部分を引っ込めることが可能な乗客コンベアの安全装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、乗客コンベアと、建家天井や梁あるいは隣接されて交差する他の乗客コンベアとの間で形成された三角部に保護板を配置した乗客コンベアの安全装置において、略重心位置を通る鉛直線上の重心より上方位置で、板面に垂直な軸を中心に回動可能に前記建物天井や梁あるいは前記他の乗客コンベアに取り付けられた前記保護板と、この保護板の前記軸を中心とした回動を検出する検出器と、この検出器からの出力信号に基づき警報を発する報知手段とを具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、乗客コンベアと、建家天井や梁あるいは隣接されて交差する他の乗客コンベアとの間で形成された三角部に保護板を配置した乗客コンベアの安全装置において、略重心位置を通る鉛直線上の重心より上方位置で、板面に垂直な軸を中心に回動可能に前記建物天井や梁あるいは前記他の乗客コンベアに取り付けられた前記保護板と、この保護板の前記軸を中心とした回動を検出する検出器と、この検出器からの出力信号に基づき、前記乗客コンベアを運転停止または減速させるように制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、乗客コンベアと、建家天井や梁あるいは隣接されて交差する他の乗客コンベアとの間で形成された三角部に保護板を配置した乗客コンベアの安全装置において、前記保護板は、前記乗客コンベアの運転方向への押し込み操作により、運転方向に折り畳まれて長さが縮むように構成されたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、保護板を回動可能に天井等に取り付け、報知手段が検出器による保護板の回動検出信号に基づき警報を発するので、乗客はその警報により速やかに乗客コンベアからはみ出した部分を引き込めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、保護板を回動可能に天井等に取り付け、制御手段が検出器による保護板の回動検出信号に基づき、乗客コンベアを運転停止または減速させるので、保護板の天井等への衝突の反動を受けて乗客が怪我をしたり、乗客自身が天井等衝突するのを未然に防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、保護板を、乗客コンベアの運転方向に折り畳まれて長さが縮むように保護板を構成したので、乗客が保護板に接触したとしても、乗客の受ける衝撃は小さく、また乗客は保護板の折り畳みが終了するまでの長いストロークの間にはみ出し部分を引っ込めれば良いので、より安全性が向上する。
以下、本発明による乗客コンベアの安全装置の一実施例を図1ないし図5を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明による乗客コンベアの安全装置の第1の実施例を組み込んだエスカレータの構成図で、図2は図1の要部構成図である。
乗客コンベアであるエスカレータ1は、矢印Xで示す方向へ上昇運転を行っていて、無端状に連結されたステップ11(踏み板)と、このステップ11に同期して同じく無端状に回転する手摺ベルト12と、この手摺ベルト12を支持する欄干13とを有している。
エスカレータ1の手摺ベルト12と建家天井2との間で形成された三角部3には、建家天井2からブラケット(取付具)21を介して、アクリル樹脂製の三角形状の保護(ガード)板4が取り付け配置されている。
保護板4は、図2に拡大して示したように、ブラケット21に設けられた回転軸21aを介して矢印R方向に回動可能に取り付けられている。
保護板4を回動自在に支持したブラケット21の回転軸21aは、保護板4の重心Gを通る略鉛直線上の上方に位置している。
なお、保護板4のエスカレータ1の運転方向(矢印X方向)に対し、手前側の縦方向縁部は、ゴム等の弾性部材41でカバーされている。
また、その弾性部材41で覆われた保護板4の縦方向縁部の上端部は、ばね5を介して建家天井2に連結されている。
ばね5が、付勢力が作用しない自然長で弾性部材41を建家天井2に連結した状態では、図2に示したように、保護板4は傾くことなく水平状態を維持し、上縁は建家天井2面と並行して姿勢は安定する。
保護板4の長手方向の前方位置の上端部には、間隔をなして2個のスイッチからなる検出器61,62が設けられ、検出手段を形成したこれら検出器61,62は、図2に示したように、制御手段である制御回路7を介してエスカレータ1を起動する起動回路14に接続されている。起動回路14は、制御回路7からの制御信号を受けて、エスカレータ1の駆動源である誘導電動機(IM)15を駆動制御する。
また、制御回路7は、建家天井2に取り付けられてエスカレータ1の乗客に向けて警報を発する報知器8に接続されている。
検出器61,62は、エスカレータ1の乗客が保護板4の弾性部材41に対し、エスカレータ1の運転方向から衝突したとき、保護板4は、ばね5に抗しつつ回転軸21aを中心に矢印R方向に回動するが、図2に示したように、検出器61,62の各作動干61a,62aはその回動角度に対応して順次、建家天井2の面に衝突するので、検出器61,62はその建家天井2との衝突を検出して、それぞれ制御回路7に供給するように構成されている。
従って、制御回路7は、乗客による保護板4への衝突による、保護板4の回転軸21aを中心とした回動角度に対応して、検出器61,62からの検出信号を受信するので、制御回路7は、乗客の保護板4への衝突による、保護板4の傾き角度に応じて、報知器8及び起動回路14を制御する。
すなわち、図3に示したように、乗客による保護板4への衝突により、保護板4が回動し、まず検出器61の作動干61aが建家天井2に衝突して作動したとき、制御回路7は、報知手段である報知器8に対し、乗客に保護板4衝突した旨「警報を発する」ように制御する。
この検出器61により得られた建家天井2との衝突信号に基づき、報知器8からの「警報」を耳にしたエスカレータ1の乗客は、直ちに手摺ベルト12からのはみ出した部分を引き込めることで、保護板4が建家天井2に衝突したり、乗客が建家天井2に衝突するのは回避され乗客の安全が確保される。また乗客と保護板4との間の接触解除により、ばね5に支持された保護板4は、矢印Rの反対方向に回動してもとに復帰し安定する。
もしも、報知器8による「警報」が乗客の耳に聞こえたとしても、乗客によるはみ出し部分の引き込み操作が遅れたときは、図4に示したように、保護板4がさらに回動して、検出器62の作動干62aが建家天井2に衝突する。
この検出器62の作動干62aが建家天井2により、その作動検出信号を受けた制御回路7は、エスカレータ1の起動回路14を駆動して、誘導電動機15が「減速」あるいは「停止」するように制御する。
従って、図3に示した報知器8による警報を受けのタイミングで、乗客のエスカレータ1からのはみ出し部分の引き込み操作が遅れたとしても、検出器62を介した制御回路7による起動回路14の駆動制御により、エスカレータ1を減速運転または運転を停止させるように制御するので、エスカレータ1の運転を停止させた場合はもとより、減速制御により、乗客は、手摺ベルト12からのはみ出した部分の引き込めを余裕をもって行うことができ、保護板4が建家天井2に衝突したり、あるいは乗客自身が建家天井2に衝突するのを回避できる。
なお、乗客による保護板4の押し込みを検出器62が検出し、制御回路7が起動回路14を駆動制御してエスカレータ1を停止させたとしても、乗客がはみ出し部分を引き込めたときには、乗客と保護板4との間の接触は解除されるから、ばね5に支持された保護板4は、矢印Rの反対方向に回動してもとの状態に復帰しとて安定する。また、一旦停止したエスカレータ1も復帰して定常運転を再開させることができる。
なお上記説明において、報知器8は、検出器61による検出信号により作動するように説明したが、検出器62が作動したときにおいても、制御回路7は、引き続き報知器8を作動させるようにしても良い。
このように、第1の実施例によれば、たとえ乗客が乗客コンベアであるエスカレータ1から大きくはみ出し、三角部3に設けられた保護板4をエスカレータ1の運転方向に向けて押し込んだとしても、報知器8によるタイムリーな発報、あるいは制御回路7によるエスカレータ1の運転停止ないしは減速が適切に行われるので、乗客は安心して乗客コンベアを利用することができる。
図5(a)は、本発明による乗客コンベアの安全装置の第2の実施例を示した要部構成図で、図5(b)は、図5(a)のA−A矢視断面図である。なお、図5において、図1ないし図4に示した第1の実施例と同一構成には同一符号を付して、第1の実施例との相違点のみを主に説明する。
すなわち、第2の実施例に係る乗客コンベアの安全装置において、保護板4は、エスカレータ1の運転方向に押し込まれたとき、運転方向に折り畳まれて縮み長さが短くなるように構成されている。
図5(a)及び(b)に示したように、保護板4は、ヒンジ42aを介して、複数枚(この実施例では6枚)の縦長な保護片421,422,・・・426が連結されて構成されている。
保護片421,422,・・・426のうち、運転方向へ見て手前側及び奥側(図示右端側)の各縁部と、1つおき間隔で配列されるヒンジ42aの各上端部には、鉛直方向に支柱42bが突設され、いずれも建家天井2に固定されたガイドレール22に取り付けられている。
そして、各支柱42bの内、最奥側の1個の支柱42bはガイドレール22に固定されているが、他の全ての支柱は、ガイドレール22に案内されて、エスカレータ1の運転方向(矢印X方向)に摺動自在に組み込まれている。
なお、隣接する保護片421,422,・・・426を連結する各ヒンジ42aは、いずれも図5(b)に示したように、矢印X方向に外力が作用していない状態で、隣接する各保護片421,422,423,・・・426を、180度よりもわずか狭い角度を形成して連結するので、保護板4は蛇腹状となる。従って、保護片421,422,・・・426の連結構成からなる保護板4は、乗客により矢印X方向に押し込まれたとき、その押し込み操作によって順次折り畳まれて短縮する。
図5(a)、図5(b)に示すように、矢印X方向に外力が加えられ、保護片421,422,・・・が順次折り畳まれたとき、その折り畳みを検出できるように、保護板4の長手方向に並設して、検出器61,62が、建家天井2に取り付け固定されている。
保護板4の折り畳み操作により、各検出器61,62の作動干61a,62aは、図5(c)、図5(d)に示したように、外側(各検出器61,62側)に跳ね出した保護片421,422、及び423,424に順次応答して作動する。
すなわち、各検出器61,62は、保護板4に対する押し込み操作のストローク長の変化を検出し、その検出信号を順次制御回路7に対し供給する。
そこで、制御回路7は、第1の実施例と同様に、検出器61からの検出信号に基づく報知器8制御による警告の発報、及び検出器62からの検出信号に基づく起動回路14の駆動制御によるエスカレータ1の運転停止あるいは減速制御を行うように構成される。
従って、この第2の実施例による乗客コンベアの安全装置によれば、第1の実施例と同様に、エスカレータ1からはみ出した乗客が、運転方向に向けて保護板4を押し込むように衝突したとしても、乗客に対し警報を発し、またエスカレータ1の停止ないしは減速を行うように制御するので、乗客の安全は確保できる。
また、この第2の実施例によれば、保護板4自体は、衝突する乗客の押し込み方向への折り畳みにより圧縮し、その長さが短くなるので、乗客が保護板4に衝突して受ける衝撃は小さくて済む上、保護板4の折り畳み長さによるストローク長から、乗客は余裕をもってはみ出し部分を引っ込めることができ、より高い安全性が得られる。
なお、この第2の各実施例においても、保護板4の先端部(手前側)は、ゴム部材等の弾性部材41で保護したので、乗客に対する衝撃は弾性部材41により吸収され、乗客に対する衝撃は和らげられる。
以上説明のように、第1及び第2の実施例に係る乗客コンベアの安全装置によれば、乗客が、乗客コンベアの運転方向から保護板に当接したとしても、建家天井等に衝突した保護板の反動を受けたり、あるいは乗客自身がうっかり建家天井等に衝突してしまうのを未然に回避することができる。
1 エスカレータ
12 手摺ベルト
14 起動回路
15 誘導電動機(IM)
2 建家天井(天井等)
21 ブラケット(取付具)
21a 回転軸
22 ガイドレール
3 三角部
4 保護(ガード)板
41 弾性部材
421,422,・・・426 保護片
42a ヒンジ
42b 支柱
G 重心
5 ばね
61,62 検出器(検出手段)
61a,61a 作動干
7 制御回路(制御手段)
8 報知器(報知手段)
12 手摺ベルト
14 起動回路
15 誘導電動機(IM)
2 建家天井(天井等)
21 ブラケット(取付具)
21a 回転軸
22 ガイドレール
3 三角部
4 保護(ガード)板
41 弾性部材
421,422,・・・426 保護片
42a ヒンジ
42b 支柱
G 重心
5 ばね
61,62 検出器(検出手段)
61a,61a 作動干
7 制御回路(制御手段)
8 報知器(報知手段)
Claims (6)
- 乗客コンベアと、建家天井や梁あるいは隣接されて交差する他の乗客コンベアとの間で形成された三角部に保護板を配置した乗客コンベアの安全装置において、
略重心位置を通る鉛直線上の重心より上方位置で、板面に垂直な軸を中心に回動可能に前記建物天井や梁あるいは前記他の乗客コンベアに取り付けられた前記保護板と、
この保護板の前記軸を中心とした回動を検出する検出器と、
この検出器からの出力信号に基づき警報を発する報知手段と
を具備することを特徴とする乗客コンベアの安全装置。 - 乗客コンベアと、建家天井や梁あるいは隣接されて交差する他の乗客コンベアとの間で形成された三角部に保護板を配置した乗客コンベアの安全装置において、
略重心位置を通る鉛直線上の重心より上方位置で、板面に垂直な軸を中心に回動可能に前記建物天井や梁あるいは前記他の乗客コンベアに取り付けられた前記保護板と、
この保護板の前記軸を中心とした回動を検出する検出器と、
この検出器からの出力信号に基づき、前記乗客コンベアを運転停止または減速させるように制御する制御手段と
を具備することを特徴とする乗客コンベアの安全装置。 - 乗客コンベアと、建家天井や梁あるいは隣接されて交差する他の乗客コンベアとの間で形成された三角部に保護板を配置した乗客コンベアの安全装置において、
前記保護板は、前記乗客コンベアの運転方向への押し込み操作により、運転方向に折り畳まれて長さが縮むように構成されたことを特徴とする乗客コンベアの安全装置。 - 前記運転方向の保護板の長さを検出する検出手段と、
この検出手段による前記保護板の長さ検出信号に基づき警報を発する報知手段と
を具備することを特徴とする請求項3に記載の乗客コンベアの安全装置。 - 前記運転方向の保護板の長さを検出する検出手段と、
この検出手段による前記保護板の長さ検出信号に基づき当該乗客コンベアの運転を停止または減速するように制御する制御手段と
を具備することを特徴とする請求項3に記載の乗客コンベアの安全装置。 - 前記保護板は、前記乗客コンベアの運転方向を見て手前側の縦方向縁部を弾性部材で覆ったことを特徴とする請求項1ないし5のうちのいずれか1項に記載の乗客コンベアの安全装置。
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---|---|---|---|
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009051662A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Hitachi Ltd | 乗客コンベアの安全装置 |
CN102616642A (zh) * | 2012-03-26 | 2012-08-01 | 吴超 | 一种自动扶梯保护装置 |
JP2014148368A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Hitachi Ltd | 保護装置及びこの保護装置を用いた乗客コンベア |
JP2015174710A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 東芝エレベータ株式会社 | ガード部材取付状態検知装置 |
JP2017132620A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 株式会社日立ビルシステム | 乗客コンベア |
-
2004
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