JP5247039B2 - エスカレーター装置 - Google Patents

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本発明は、傾斜区間において段差が生じる踏段を備えたエスカレーター装置に係り、特に、移動中の踏段の浮き上がりを検出できるエスカレーター装置に関する。
移動中の踏段の浮き上がりを検出できるエスカレーター装置は、例えば特許文献1に開示のように、既に提案されている。
特開平6−16377号公報
上記特許文献1に開示のエスカレーター装置は、主として傾斜区間を移動中の乗客の悪戯で踏段を浮き上がらせたのを検出して警告を与え、踏段の段差が縮小する曲線区間における靴等の隣接踏段間への喰い込みを防止するものである。
しかしながら、傾斜区間において、工具などを用いずに踏段を浮き上がらせるには、乗客にかなりの力が必要であり、一般の運転状態で乗客自身の力で踏段を浮き上がらせる現象はほとんどない。
それよりも、乗客が意識せずに踏段が持ち上がる現象の発生が問題である。即ち、傾斜区間において靴等の先端や踵を上段側に位置する踏段のライザに無意識のうちに接触させておくことがある。そのような状態で、傾斜区間を移動しても踏段の浮き上がりは生じない。
しかし、靴等を上段側の踏段のライザに接触させた状態で曲線区間に移動すると、隣接踏段の段差が次第に縮小されるので、この段差縮小過程においてライザに接触させていた靴等との間に摩擦抵抗が生じて、上段側の踏段が浮き上がる現象が発生する。そして、踏段が浮き上がったまま水平区間に移動した場合、浮き上がった踏段が乗降床の櫛板に衝突して破損する虞がある。
一方、靴等を上段側の踏段のライザに接触させた状態で曲線区間に移動した場合、上段側に踏段のライザにより靴等が擦られるので、乗客が違和感を覚えてライザから靴等を引き離す場合があり、このような場合には踏段の浮き上がりは発生しない。
それにも拘らず、特許文献1に開示のエスカレーター装置は、傾斜区間における乗客の悪戯に対して、傾斜区間における踏段の浮き上がりを検出して乗客に注意を与えるようにしているが、効果的とは云えない。
本発明の目的は、不用意に乗客に注意を与えずに、曲線区間における踏段の浮き上がりを検出したときのみに乗客に注意喚起を与えるようにしたエスカレーター装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、ガイドレールの傾斜区間と水平区間との間に形成され曲線区間を踏段が水平区間に向かって移動中に、踏段の後輪のガイドレールからの浮き上がりを検出して運転を制御する手段を備えたエスカレーター装置において、前記曲線区間における後輪の浮き上がりを乗客に知らせる報知手段と、この曲線区間での報知手段の動作後の前記水平区間における前記後輪の浮き上がりを検出して運転を停止させる制御装置とを備えたのである。
上述のように、曲線区間での踏段後輪の浮き上がりを検出した後、水平区間で踏段後輪の浮き上がりを検出した場合に、エスカレーター装置の運転を停止するように構成したので、傾斜区間移動中に乗客が無意識のうちに前段の踏段に靴等を接触させたまま移動しても、曲線区間に入ると隣接踏段間の段差縮小に伴い靴等に作用する摩擦力による違和感を覚えて乗客は自ら靴等を隣接踏段から引き離したときは、当然、曲線区間において踏段の浮き上がりは検出されず、このような場合には、乗客に不用意に注意を喚起する必要はない。そして、曲線区間での踏段の浮き上がりがあったときのみ注意を喚起し、その結果、靴等が引っ込められて踏段が正常位置に戻り、水平区間においても踏段後輪が正常位置を走行しているかを検出できれば運転を停止することなく通常運転を継続させることができる。しかし、曲線区間における注意の喚起によっても隣接踏段から靴等を引き離すことがなされていない場合には、水平区間でそれを検出してエスカレーター装置の運転を停止させることができる。
このように本発明によれば、不用意に乗客に注意を与えずに、曲線区間における踏段の浮き上がりを検出したときのみに乗客に注意喚起を与えるようにしたエスカレーター装置を得ることができる。
以下本発明によるエスカレーター装置に一実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
エスカレーター装置1は、上階2の床面2Fと下階3の床面3Fとに跨る枠体4と、この枠体4内に敷設された前輪ガイドレール5及び後輪ガイドレール6と、これら前輪ガイドレール5及び後輪ガイドレール6に案内されて循環移動する複数の踏段7と、これら踏段7を駆動する駆動装置8と、この駆動装置8の駆動(運転)を制御したり注意喚起を促すためにスピーカSPの自動放送を作動させたりする制御装置9と、前記枠体3の前記踏段7の進行方向両側に位置する部分に立設した欄干10と、この欄干10の周縁に案内され前記踏段7と同期して循環駆動される移動手摺11とを有している。
前記前輪ガイドレール5及び後輪ガイドレール6は、略前記枠体3の形状に沿って傾斜区間12と、上水平区間13と、下水平区間14と、傾斜区間12と上水平区間13との間に凸曲状に形成された上曲線区間15と、傾斜区間12と下水平区間14との間に凹曲状に形成された下曲線区間16と、前記上水平区間13及び下水平区間14の終端部には反転区間を有しており、これら各区間を前記踏段が案内されて循環移動している。
前記踏段7は、踏段チェーン17によって無端状に連結されており、この踏段チェーン17は、前記枠体3の上水平区間内に軸支された駆動スプロケット18と下水平区間内に軸支された従動スプロケット19間に巻き掛けられている。そして、駆動スプロケット18は前記制御装置9で制御される駆動装置8によって駆動される。そして、これら駆動装置8、制御装置9、駆動スプロケット18、従動スプロケット19は、前記踏段7への乗降を行う上部乗降床20及び下部乗降床21によって覆われている。
さらに、前記踏段7は、前輪ガイドレール5及び後輪ガイドレール6の傾斜区間12における傾斜角度に沿った傾斜角度で上側に前輪7Aを軸支し、下側に後輪7Bを軸支している。そして前輪7Aは、支軸が前記踏段チェーン17に連結されて強制的に前記前輪ガイドレール5に沿って走行する。
他方、前記後輪7Bは前輪7Aに追従する車輪であり、自重によって前記後輪ガイドレール6に沿って走行するものである。したがって、踏段7に大きな持ち上げ力が作用すると、踏段7の後輪7Bは浮き上がることがある。そのため、踏段7の後輪7B側が浮き上がったまま移動して上部乗降床20及び下部乗降床21側に移動した場合、浮き上がった踏段7が上部乗降床20及び下部乗降床21の先端部に設けた櫛板に衝突して櫛板や踏段を損傷させることがある。
そこで、踏段7の後輪7B側が浮き上がったまま移動して上部乗降床20及び下部乗降床21側に移動しないように、図2に示すように、後輪ガイドレール6の上方に、後輪7Bの走行を妨げない間隔をおいて浮き上がり抑制部材22を敷設している。
このほか、前記枠体3の下部には、意匠効果を上げるために、外装板23を設けており、下階側にエスカレーター装置が設置される場合には、必要に応じて、この外装板23に下階側エスカレーター装置用の照明器具を取付けている。
上記構成は、通常のエスカレーター装置と同じであるが、本実施の形態においては、さらに、上曲線区間15と上水平区間13及び下曲線区間16と下水平区間14とに、夫々次のような工夫がなされている。
即ち、上曲線区間15と上水平区間13を一例に説明すると、浮き上がり抑制部材22の設置範囲を上曲線区間15の全範囲と、上曲線区間15から続く上水平区間13の上乗降床20の先端部近傍までとし、図3に示すように、上曲線区間15には固定部材に支持された複数のブラケット23A,23Bに、第1の浮き上がり抑制部材を兼ねる第1の可動検出部材24を設けると共に、この第1の可動検出部材24に隣接した前記水平区間13の固定部材に第2の浮き上がり抑制部材25を設けている。この第2の浮き上がり抑制部材25の範囲内、望ましくは第2の浮き上がり抑制部材25に接近する側の後輪7Bに対向する面に、後輪7Bの直径よりも小さな寸法Lの切欠き溝25Kを設け、この切欠き溝25Kを塞ぐように第2の可動検出部材26を設けている。
前記第1の可動検出部材24は、ブラケット23A,23Bに対して上曲線区間15の曲率半径の外側に僅かに変位できるように支持されており、第1の可動検出部材24の後輪7Bと対向する面は、後輪7Bの走行に支障をきたさないように、後輪7Bとは極僅かな空隙を介して位置している。そして、後輪7Bが浮き上がった場合、第1の可動検出部材24を微小寸法gだけ外側に変位させた後、その位置を保持するように、ブラケット23A,23Bにはストッパ24Sが設けられている。
他方、第2の浮き上がり抑制部材25は、後輪7Bに対して第1の可動検出部材24と同じ位置関係となるように固定されており、前記第2の可動検出部材26は、通常は、第2の浮き上がり抑制部材25の後輪7Bに対向する面と面一となるように保持されている。そして、浮き上がった後輪7Bが第2の浮き上がり抑制部材25に接しながら移動してきたときに、前記第2の可動検出部材26は外側に変位するものである。
以上のように構成及び配置された第1の可動検出部材24及び第2の可動検出部材26の変位方向側には、夫々第1のスイッチS1と第2のスイッチS2との可動接点部が接しており、第1の可動検出部材24及び第2の可動検出部材26の変位によってオンされるように構成されている。
第1のスイッチS1及びと第2のスイッチS2からの検出信号X1,X2は、図2に示す制御装置9に入力される。尚、制御装置9は、第1のスイッチS1及びと第2のスイッチS2からの検出信号X1,X2に基づいて、乗客に対して前記スピーカSPで注意を喚起する案内放送を行ったり、エスカレーター装置1の運転速度の減速及び/又は停止指令を駆動装置8に対して出力したりする。
次に、上記のように構成されたエスカレーター装置1の上昇運転時における動作を図4に示すフロー図に従って説明する。
まず、乗客が下階の床面3Fから上階の床面2Fに向かって移動(運転)中に、傾斜区間12において靴等の先端が無意識のうちに上段に隣接する踏段のライザに接触してしまったとき、気付いて傾斜区間12内において靴等を前段の踏板から引き離した場合には、乗客に対して何等注意の喚起を行わない。また、同じように工具などを用いた悪戯で踏段7を浮き上がらせた場合でも、傾斜区間12にいる間の悪戯に対しては、注意の喚起は行わない。
そして、靴等の先端が上段に隣接する踏段のライザに接触したまま気付かずに上曲線区間13に至ると、隣接踏段間の段差が次第に縮小して行くので、上段の踏段のライザに接触した靴等との間に摩擦力が生じ、その摩擦力によって前段の踏板の後輪7B側を持ち上げてしまう。
踏板の後輪7B側の持ち上がりにより、第1の可動検出部材24が外方向に変位するので第1のスイッチS1は作し、第1のスイッチS1の作動による検出信号は、制御装置9に入力される。検出信号の入力により制御装置9は、ブザーの鳴動やスピーカSPによる注意放送を行って注意を喚起したり、駆動装置8に対して減速運転の指令を出力して乗客に対して減速による違和感を与えたりする。ここで、第1のスイッチS1及びブザーやスピーカSPを機能させ或いは駆動装置8に減速指令を出力する制御装置9等が、本発明における曲線区間における後輪の浮き上がりを乗客に知らせる報知手段を構成する。しかしながら、この報知手段は、上記の限定されるものではない。
そして、これら注意の喚起や減速運転により乗客が気付いて靴等を前段の踏板から引き離すと踏段7の浮き上がりは解消され、そのまま上水平区間13に至ると、第2のスイッチS2を作動させないので、制御装置9は、所定時間経過後、駆動装置8に低速運転への復帰を出力する。
しかし、注意の喚起や減速運転によっても乗客が足を引き戻すことなく踏板の後輪7B側を持ち上げた状態で上水平区間13に至ると、第2のスイッチS2が作動するので、制御装置9は、駆動装置8に対して緊急停止信号を出力して運転を停止したり、ブザーの鳴動やスピーカSPによる靴等の引き離しの注意喚起放送を行ったりする。
以上説明したように本実施の形態によれば、傾斜区間12を走行中においては、仮に、踏段の浮き上がりがあても乗客に対して注意喚起を行わず、隣接踏段間の段差が縮小する上曲線区間15から上水平区間13での踏段の浮き上がりに対して注意喚起を行うことで、傾斜区間での不用意な注意喚起を行うことがなく、極めて効果的な注意喚起を行うことができる。
ところで上記実施の形態においては、上昇運転時における上曲線区間15を通過する踏段7の浮き上がり状態について説明したが、下降運転時には下曲線区間14についても隣接踏段間の段差が縮小されるので、上曲線区間15と同じような浮き上がり検出機構を設けることで、必要最小限の注意喚起を行うことができる。
さらに、上記実施の形態において、第1の可動検出部材24は第1の浮き上がり抑制部材を兼ね、第2の浮き上がり抑制部材25が第2の可動検出部材26と別構成をしている例を説明したが、第1の可動検出部材24と第1の浮き上がり抑制部材とを別構成にし、第2の可動検出部材26が第2の浮き上がり抑制部材25を兼用するようにしてもよく、これらの組み合わせは部品の配置や設置スペースを考慮して自由に行うことが望ましい。
本発明によるエスカレーター装置の全体を示す概略縦断側面図。 図1のエスカレーター装置の上曲線区間の周辺を示す拡大図。 図2の後輪ガイドレールの上曲線区間の周辺を示す拡大図。 本発明によるエスカレーター装置の運転状態のフロー図。
符号の説明
1…エスカレーター装置、2…上階、2F…床面、3…下階、3F…床面、4…枠体、5…前輪ガイドレール、6…後輪ガイドレール、7…踏段、7A…前輪、7B…後輪、8…駆動装置、9…制御装置、12…傾斜区間、13…上水平区間、14…下水平区間、15…上曲線区間、16…下曲線区間、22…浮き上がり抑制部材、23A,23B…ブラケット、24…第1の可動検出部材、24S…ストッパ、25…第2の浮き上がり抑制部材、25K…切欠き溝、26…第2の可動検出部材、S1…第1のスイッチ、S2…第2のスイッチ。

Claims (8)

  1. ガイドレールの傾斜区間と水平区間との間に形成され曲線区間を踏段が水平区間に向かって移動中に、踏段の後輪のガイドレールからの浮き上がりを検出して運転を制御する制御装置を備えたエスカレーター装置において、前記曲線区間における後輪の浮き上がりを乗客に知らせる報知手段を設けると共に、前記制御装置は前記報知手段の動作後の前記水平区間における前記後輪の浮き上がりを検出して運転を停止させる機能を備えたことを特徴とするエスカレーター装置。
  2. ガイドレールの傾斜区間と水平区間との間に形成され曲線区間を踏段が水平区間に向かって移動中に、踏段の後輪のガイドレールからの浮き上がりを検出して運転を制御する制御装置を備えたエスカレーター装置において、前記曲線区間における後輪の浮き上がりを検出する第1のスイッチと、前記水平区間での後輪の浮き上がりを検出する第2のスイッチと、前記第1のスイッチの動作に基づいて乗客に後輪の浮き上がりを知らせる注意喚起手段と、前記第1のスイッチの動作と前記第2のスイッチの動作に基づいて運転を停止させる制御装置とを備えたことを特徴とするエスカレーター装置。
  3. ガイドレールの傾斜区間と水平区間との間に形成され曲線区間を踏段が水平区間に向かって移動中に、踏段の後輪のガイドレールからの浮き上がりを検出して運転を制御する制御装置を備えたエスカレーター装置において、前記曲線区間における後輪の浮き上がりを検出する第1のスイッチと、前記水平区間での後輪の浮き上がりを検出する第2のスイッチと、前記第1のスイッチの動作に基づいて減速運転させると共に、前記第1のスイッチの動作と前記第2のスイッチの動作に基づいて運転を停止させる制御装置とを備えたことを特徴とするエスカレーター装置。
  4. 前記制御装置は、前記第1のスイッチの動作による減速運転後、第2のスイッチが不動作の場合、定速運転に復帰させるように構成されていることを特徴とする請求項3記載のエスカレーター装置。
  5. ガイドレールの傾斜区間と水平区間との間に形成され曲線区間を踏段が水平区間に向かって移動中に、踏段の後輪のガイドレールからの浮き上がりを検出して運転を制御する制御装置を備えたエスカレーター装置において、前記曲線区間の全域に亘って設置され後輪の浮き上がりを検出する第1の可動検出部材と、この第1の可動検出部材の変位を検出する第1のスイッチと、前記水平区間に設置され後輪の浮き上がりを検出する第2の可動検出部材と、この第2の可動検出部材の変位を検出する第2のスイッチと、前記第1のスイッチの動作に基づいて前記踏段を駆動する駆動装置に減速指令を出力すると共に、前記第1のスイッチの動作と前記第2のスイッチの動作に基づいて前記駆動装置に運転停止指令を出力する制御装置とを備えたことを特徴とするエスカレーター装置。
  6. ガイドレールの傾斜区間と水平区間との間に形成され曲線区間を踏段が水平区間に向かって移動中に、踏段の後輪のガイドレールからの浮き上がりを検出して運転を制御する制御装置を備えたエスカレーター装置において、前記曲線区間の全域に亘って設置され後輪の浮き上がりを抑制する第1の浮き上がり抑制部材と、この第1の浮き上がり抑制部材に隣接して前記水平区間に設置された第2の浮き上がり抑制部材と、前記第1の浮き上がり抑制部材の設置範囲内に設けられ前記後輪の浮き上がりを検出する第1の可動検出部材と、この第1の可動検出部材の変位を検出する第1のスイッチと、前記第2の浮き上がり抑制部材の設置範囲内に設けられ前記後輪の浮き上がりを検出する第2の可動検出部材と、この第2の可動検出部材の変位を検出する第2のスイッチと、前記第1のスイッチの動作に基づいて前記踏段を駆動する駆動装置に減速指令を出力すると共に、前記第1のスイッチの動作と前記第2のスイッチの動作に基づいて前記駆動装置に運転停止指令を出力する制御装置とを備えたことを特徴とするエスカレーター装置。
  7. 前記第1の可動検出部材は前記第1の浮き上がり抑制部材を兼ねていることを特徴とする請求項6記載のエスカレーター装置。
  8. 前記水平区間の第2の可動検出部材は、前記曲線区間に隣接して設置されていることを特徴とする請求項6記載のエスカレーター装置。
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