JP2011225344A - 乗客コンベア - Google Patents

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Toshiyuki Fukuda
敏行 福田
Tomonori Yamashita
智典 山下
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Abstract

【課題】転倒している乗客を確実に検出するとともに他の乗客に危険が生じることを防止することのできる乗客コンベアの提供。
【解決手段】無端状に連結され乗降口間を移動する複数のステップと、前記ステップの両側に設けられる欄干と、ステップを駆動する駆動装置と、乗降口の床板5に設けられた櫛板6とを有してなる乗客コンベアにおいて、櫛板6付近に、この櫛板6の上方20〜40mmを横切るようにレーザ14Aを照射するセンサ14を設け、このセンサ14が所定時間連続して異物を検出した時、警報を発するようにしたものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、エスカレーター等の降口側で、転倒した乗客を検出し安全を図る乗客コンベアに関する。
乗客コンベアであるエスカレーターや動く歩道は、無端状に連結されたステップを設けるとともに、ステップの左右両側に移動手摺りを支持する欄干を立設させ、前記ステップと移動手摺りとの同期移動により、乗り口と降り口との間で乗客を搬送する。
最近、高齢化に伴い、何らかの異常を抱えた乗客がステップ上で失神し、転倒した状態で降口まで移動し、そのままの状態が長時間放置されていたという事例が生じている。このような状態を検知する手段として、ステップの上に乗っている乗客のロングスカートや子供の運動靴等が櫛板とステップの間に挟み込まれたりすることを、櫛板直近に設けられたセンサで検出し、乗客コンベアの運転を停止させる案を用いることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−278337号公報(段落番号0009〜0012、図1)
しかしながら、前述した従来例では、確かに転倒している乗客を検出できるが、櫛板直近で発光素子を用いて検出しているため、ビームが広がり、ステップ上にあるタバコの吸殻や小石或いは硬貨等を検出してしまい、その都度、乗客コンベアを急停止し、運転効率の低下を招くとともに、乗っている乗客に多大の危険を与える可能性があった。特に、下降運転の場合、ハンドレールを把握していない乗客がいる状況で急停止が行われると、大きな事故に発展する恐れがあった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、転倒している乗客を確実に検出するとともに他の乗客に危険が生じることを防止することのできる乗客コンベアを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、無端状に連結され乗降口間を移動する複数のステップと、前記ステップの両側に設けられる欄干と、前記ステップを駆動する駆動装置と、前記乗降口の床板に設けられた櫛板とを有してなる乗客コンベアにおいて、前記櫛板付近に、この櫛板の上方20〜40mmを横切るようにレーザを照射するセンサを設け、このセンサが所定時間連続して異物を検出した時、警報を発するようにしたことを特徴としている。
このように構成した本発明では、櫛板の上方20〜40mmを横切るようにレーザを照射するセンサを設け、このセンサが所定時間連続して異物、すなわち、転倒者を検出した時、警報を発する。このように、レーザで転倒者を検出することにより、従来の発光素子のもののようにビームが広がることがなく、正確に転倒者を検出することができる。また、レーザの照射範囲を櫛板の上方20〜40mmとしたのは、20mm以下では、ステップ上にあるタバコの吸殻や小石或いは硬貨等を検出し誤動作が生じるため、40mm以上では、転倒者の腕や足など身体の細い部分を検出できないためである。これによって、ステップ上にあるタバコの吸殻や小石或いは硬貨等を検出することがなく、いたずらに警報を発することがないとともに、確実に転倒者を検出して迅速な対応をとることができる。また、転倒者を検出した時に乗客コンベアを急停止するのではなく、警報を発するようにすることで、他の乗客の転倒を招く状況を回避することもできる。
本発明によれば、櫛板の上方20〜40mmを横切るようにレーザを照射するセンサを設け、このセンサが所定時間連続して転倒者を検出した時警報を発するため、ステップ上にあるタバコの吸殻や小石或いは硬貨等を検出することがなく、いたずらに警報を発することがないとともに、確実に転倒者を検出して迅速な対応をとることができる。また、レーザで転倒者を検出することにより、従来の発光素子のもののようにビームが広がることがなく、正確に転倒者を検出することができる。また、転倒者を検出した時に乗客コンベアを急停止するのではなく、警報を発するようにすることで、他の乗客の転倒を招く状況を回避することもできる。
本発明に係る乗客コンベアの一実施形態を示す欄干部分の側面図である。 上部乗降口部分の平面図である。 上部乗降口の要部拡大図である。
以下、本発明に係る乗客コンベアの実施例を図に基づき説明する。
乗客コンベアであるエスカレーターや動く歩道は、無端状に連結された複数のステップ1を設けるとともに、これらのステップ1の左右両側に移動手摺2を支持する欄干3を立設させ、ステップ1と移動手摺2との同期移動により、乗り口床板4と降り口床板5との間で乗客を搬送する。乗り口床板4と降り口床板5には、ステップ1の上面に設けられた凸部(図示せず)と噛み合う櫛板6が設けられている(乗り口床板4の櫛板は図示省略)。また、ステップ1を無端状に連結するチェーン7は、スプロケット8、9に巻き掛けられている。さらに、降り口床板5の下部にはモータ10および減速機11を有してなる駆動装置12が設けられており、駆動チェーン13を介してスプロケット9を駆動し、チェーン7およびステップ1を駆動するようになっている。
そして、本実施例の乗客コンベアは、降り口床板5に設けられた櫛板6の上方20〜40mm(H)を横切るようにレーザ14Aを照射するセンサ14を備えており、このセンサ14が乗客を所定時間、例えば数秒間連続して検出すると信号を発信し、欄干2の外側に設けられたブザー等の警報装置15を鳴動するようになっている。
今、乗客が何らかの理由でステップ1上で転倒し、降り口床板5に設けられた櫛板6まで運ばれてくると、レーザ14Aを遮断する。そして、このレーザ14Aが数秒間連続して遮断されると、センサ14は検出信号を発信する。これに応じてブザー等の警報装置15が鳴動し、付近にいる人や乗客に転倒者が報知され、救出対応がなされる。
本実施形態によれば、櫛板の上方20〜40mmを横切るようにレーザ14Aを照射するセンサ14を設け、このセンサ14が所定時間連続して転倒者を検出した時に警報を発するため、ステップ1上にあるタバコの吸殻や小石或いは硬貨等を検出することがなく、いたずらに警報を発することがないとともに、確実に転倒者を検出して迅速な対応をとることができる。また、レーザで転倒者を検出することにより、従来の発光素子のもののようにビームが広がることがなく、正確に転倒者を検出することができる。また、転倒者を検出した時に乗客コンベアを急停止するのではなく、警報を発するようにすることで、他の乗客の転倒を招く状況を回避することもできる。
1 ステップ
2 移動手摺
3 欄干
4 乗り口床板
5 降り口床板
6 櫛板
12 駆動装置
14 センサ
14A レーザ
15 警報装置

Claims (1)

  1. 無端状に連結され乗降口間を移動する複数のステップと、前記ステップの両側に設けられる欄干と、前記ステップを駆動する駆動装置と、前記乗降口の床板に設けられた櫛板とを有してなる乗客コンベアにおいて、
    前記櫛板付近に、この櫛板の上方20〜40mmを横切るようにレーザを照射するセンサを設け、このセンサが所定時間連続して異物を検出した時、警報を発するようにしたことを特徴とする乗客コンベア。
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