JPH09278337A - 人移送装置の安全装置 - Google Patents
人移送装置の安全装置Info
- Publication number
- JPH09278337A JPH09278337A JP8698796A JP8698796A JPH09278337A JP H09278337 A JPH09278337 A JP H09278337A JP 8698796 A JP8698796 A JP 8698796A JP 8698796 A JP8698796 A JP 8698796A JP H09278337 A JPH09278337 A JP H09278337A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comb
- tip
- motor
- moving
- exit side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B29/00—Safety devices of escalators or moving walkways
- B66B29/005—Applications of security monitors
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コムとステップとの間に挟まったロングスカ
ートや運動靴等を確実に検出して運転をすぐに停止させ
る。 【解決手段】 出口側に設けられたコム１０と、このコ
ムの下へ移動するステップ１と、前記コム１０の先端１
０ａ直近に配設されたフォトセンサ１２ａ，１２ｂと、
ステップ１を入口側から出口側へ移動させるモータ９
と、このモータ９を制御しタイマーを有する制御盤１３
とを備え、前記フォトセンサ１２ａ，１２ｂによって被
検出体を検出している時間が数秒になると、前記制御盤
１３からモータ９へ駆動停止の指令を出すようにした。
ートや運動靴等を確実に検出して運転をすぐに停止させ
る。 【解決手段】 出口側に設けられたコム１０と、このコ
ムの下へ移動するステップ１と、前記コム１０の先端１
０ａ直近に配設されたフォトセンサ１２ａ，１２ｂと、
ステップ１を入口側から出口側へ移動させるモータ９
と、このモータ９を制御しタイマーを有する制御盤１３
とを備え、前記フォトセンサ１２ａ，１２ｂによって被
検出体を検出している時間が数秒になると、前記制御盤
１３からモータ９へ駆動停止の指令を出すようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレーター等
の出口側で、コムとステップの間に乗客の着衣等が狭ま
ったときには、すぐに運転を停止させるようにした安全
装置に関する。
の出口側で、コムとステップの間に乗客の着衣等が狭ま
ったときには、すぐに運転を停止させるようにした安全
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エスカレーターのステップは、入口側に
配設されたコムの下から出てきて移動し、出口側に配設
されたコムの下へ入っていくようになっている。コムの
下へステップが入って行くときには、ステップの上に乗
っている乗客のロングスカートや子供の運動靴等がコム
とステップの間に挟み込まれたりすることがある。この
ようなときには、危険であるので係員がすぐにエスカレ
ーターの運転を停止させている。
配設されたコムの下から出てきて移動し、出口側に配設
されたコムの下へ入っていくようになっている。コムの
下へステップが入って行くときには、ステップの上に乗
っている乗客のロングスカートや子供の運動靴等がコム
とステップの間に挟み込まれたりすることがある。この
ようなときには、危険であるので係員がすぐにエスカレ
ーターの運転を停止させている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、乗客の
ロングスカートや運動靴等がコムとステップとの間に挟
まったりしたときには、係員がすぐにエスカレーターの
運転を停止させるようにしているが、挟まってから運転
が停止させるまでには時間がかかりすぎ、乗客の安全上
において問題があった。また、係員や一般の乗客がいな
いときもあり、重大な災害になるという可能性もあっ
た。
ロングスカートや運動靴等がコムとステップとの間に挟
まったりしたときには、係員がすぐにエスカレーターの
運転を停止させるようにしているが、挟まってから運転
が停止させるまでには時間がかかりすぎ、乗客の安全上
において問題があった。また、係員や一般の乗客がいな
いときもあり、重大な災害になるという可能性もあっ
た。
【０００４】本発明は、コムとステップとの間に挟まっ
たロングスカートや運動靴等を確実に検出して運転をす
ぐに停止させ、係員等に知らせることを目的とする。
たロングスカートや運動靴等を確実に検出して運転をす
ぐに停止させ、係員等に知らせることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、出口側に設けられたコム
と、このコムの下へ移動するステップと、前記コムの先
端直近に配設されたフォトセンサと、ステップを入口側
から出口側へ移動させる駆動手段と、この駆動手段を制
御しタイマーを有する制御手段とを備え、前記フォトセ
ンサによって被検出体を検出している時間が数秒になる
と、前記制御手段から前記駆動手段へ駆動停止の指令を
出すようにした構成としている。
るために、本発明にあっては、出口側に設けられたコム
と、このコムの下へ移動するステップと、前記コムの先
端直近に配設されたフォトセンサと、ステップを入口側
から出口側へ移動させる駆動手段と、この駆動手段を制
御しタイマーを有する制御手段とを備え、前記フォトセ
ンサによって被検出体を検出している時間が数秒になる
と、前記制御手段から前記駆動手段へ駆動停止の指令を
出すようにした構成としている。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図１および図２は本発明に係る人移送装置の安
全装置の一実施例を示す図である。
明する。図１および図２は本発明に係る人移送装置の安
全装置の一実施例を示す図である。
【０００７】図１において、符号１はエスカレーターの
ステップであり、このステップ１は無端状のチェーン
（図示せず）に取り付けられている。ステップ１の両側
には欄干２，３が立設され、この欄干２，３の上にはハ
ンドレール４，５が設けられている。欄干２，３の下部
にはスカートガード６，７が設けられている。
ステップであり、このステップ１は無端状のチェーン
（図示せず）に取り付けられている。ステップ１の両側
には欄干２，３が立設され、この欄干２，３の上にはハ
ンドレール４，５が設けられている。欄干２，３の下部
にはスカートガード６，７が設けられている。
【０００８】また、ステップ１はこの上面に踏み面部１
ａと、この側面にライザ部１ｂを有し、これらには移動
方向に溝が形成されている。ステップ１は入口側から出
口側８へモータ９（駆動手段）によって移動させられ
る。このとき、入口側のコム（図示せず）の下から出て
きて移動し、図２に示すように出口側の床板１１へ設け
られたコム１０の下へと入っていく。
ａと、この側面にライザ部１ｂを有し、これらには移動
方向に溝が形成されている。ステップ１は入口側から出
口側８へモータ９（駆動手段）によって移動させられ
る。このとき、入口側のコム（図示せず）の下から出て
きて移動し、図２に示すように出口側の床板１１へ設け
られたコム１０の下へと入っていく。
【０００９】コム１０の先端１０ａは櫛状になってお
り、この先端はステップ１の踏み面部１ａに形成された
多数の溝と噛み合う。コム１０の先端１０ａ直近におけ
るスカートガード６，７には、発光素子１２ａと受光素
子１２ｂとからなるフォトセンサが設けられ、発光素子
１２ａからはコム１０の先端１０ａに沿って光が受光素
子１２ｂへ投光される。
り、この先端はステップ１の踏み面部１ａに形成された
多数の溝と噛み合う。コム１０の先端１０ａ直近におけ
るスカートガード６，７には、発光素子１２ａと受光素
子１２ｂとからなるフォトセンサが設けられ、発光素子
１２ａからはコム１０の先端１０ａに沿って光が受光素
子１２ｂへ投光される。
【００１０】コム１０とステップ１との間に乗客のスカ
ートや運動靴が挟まったとすると、この被検出体はコム
１０の先端１０ａ上に必ず位置する。そこで、このコム
１０の先端１０ａ直近には発光素子１２ａから投光され
た光が走っているので、この光は必ず遮られることにな
る。このようにして、被検出体がフォトセンサ１２ａ，
１２ｂに検出されると、この信号は制御盤１３に出力さ
れ、この検出時間はこの制御盤１３のタイマーによって
減算方式でカウントされる。コム１０の先端１０ａには
乗客の足も通るので、この足も検出されるが、この場合
の検出時間は１秒に充たないものである。フォトセンサ
１２ａ，１２ｂによって検出された被検出体がコム１０
の先端１０ａに引っ掛かっていたりすると、検出時間は
１秒以上となる。そこで、エスカレーターはすぐに停止
させると運行効率が低下するので、この運行効率という
点も加味して、検出時間が５秒（検出時間は運行状況に
より、設定変更が可能）を経過したときに、制御盤１３
からモータ９へエスカレーターの運転を停止させる信号
が出力される。
ートや運動靴が挟まったとすると、この被検出体はコム
１０の先端１０ａ上に必ず位置する。そこで、このコム
１０の先端１０ａ直近には発光素子１２ａから投光され
た光が走っているので、この光は必ず遮られることにな
る。このようにして、被検出体がフォトセンサ１２ａ，
１２ｂに検出されると、この信号は制御盤１３に出力さ
れ、この検出時間はこの制御盤１３のタイマーによって
減算方式でカウントされる。コム１０の先端１０ａには
乗客の足も通るので、この足も検出されるが、この場合
の検出時間は１秒に充たないものである。フォトセンサ
１２ａ，１２ｂによって検出された被検出体がコム１０
の先端１０ａに引っ掛かっていたりすると、検出時間は
１秒以上となる。そこで、エスカレーターはすぐに停止
させると運行効率が低下するので、この運行効率という
点も加味して、検出時間が５秒（検出時間は運行状況に
より、設定変更が可能）を経過したときに、制御盤１３
からモータ９へエスカレーターの運転を停止させる信号
が出力される。
【００１１】なお、人移送装置としてエスカレーターの
例を述べたが、動く歩道にも適用できることは言うまで
もない。
例を述べたが、動く歩道にも適用できることは言うまで
もない。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コムの先端直近にフォトセンサを配設したので、このコ
ム先端に引っ掛った被検出体は必ず検出され、数秒後に
は運転を停止させるようにしたので乗客の安全は確保さ
れる。
コムの先端直近にフォトセンサを配設したので、このコ
ム先端に引っ掛った被検出体は必ず検出され、数秒後に
は運転を停止させるようにしたので乗客の安全は確保さ
れる。
【図１】本発明に係る人移送装置の安全装置の一実施例
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図２】同上断面図。
【符号の説明】 １…ステップ、９…モータ、１０…コム、１０ａ…先
端、１２ａ，１２ｂ…フォトセンサ、１３…制御盤。
端、１２ａ，１２ｂ…フォトセンサ、１３…制御盤。
Claims (1)
- 【請求項１】 出口側に設けられたコムと、このコムの
下へ移動するステップと、前記コムの先端直近に配設さ
れたフォトセンサと、ステップを入口側から出口側へ移
動させる駆動手段と、この駆動手段を制御しタイマーを
有する制御手段とを備え、前記フォトセンサによって被
検出体を検出している時間が数秒になると、前記制御手
段から前記駆動手段へ駆動停止の指令を出すようにした
ことを特徴とする人移送装置の安全装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8698796A JPH09278337A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 人移送装置の安全装置 |
| BR9701726A BR9701726A (pt) | 1996-04-10 | 1997-04-08 | Dispositivo de segurança para um transportador de passageiros |
| EP97105873A EP0801021A3 (en) | 1996-04-10 | 1997-04-09 | Safety apparatus for a passenger conveyor |
| CN 97110272 CN1165778A (zh) | 1996-04-10 | 1997-04-09 | 乘客输送机用安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8698796A JPH09278337A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 人移送装置の安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09278337A true JPH09278337A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=13902225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8698796A Withdrawn JPH09278337A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 人移送装置の安全装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0801021A3 (ja) |
| JP (1) | JPH09278337A (ja) |
| CN (1) | CN1165778A (ja) |
| BR (1) | BR9701726A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102234058A (zh) * | 2010-04-21 | 2011-11-09 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6520310B1 (en) | 2001-12-27 | 2003-02-18 | Inventio Ag | Combplate load and obstruction sensor apparatus |
| AU2002338692A1 (en) * | 2002-09-13 | 2004-05-04 | Otis Elevator Company | Safety monitoring system for a people conveyor |
| JP5452885B2 (ja) * | 2008-05-23 | 2014-03-26 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア |
| FR2943650A1 (fr) | 2009-03-27 | 2010-10-01 | Ficap | Dispositif de securite et de secours pour tapis roulant de montagne. |
| CN105540401A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-05-04 | 浙江梅轮电梯股份有限公司 | 一种扶梯梳齿夹人保护装置及其使用方法 |
| CN107662875B (zh) | 2016-07-29 | 2021-07-06 | 奥的斯电梯公司 | 乘客运输机的梯级与梳齿板的啮合状态监检测 |
| JP7134155B2 (ja) * | 2019-10-18 | 2022-09-09 | 株式会社日立ビルシステム | ステップ踏板浮き上がり検知装置及びステップ踏板浮き上がり検知システム |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4800998A (en) * | 1988-01-21 | 1989-01-31 | Otis Elevator Company | Escalator comb safety device |
| JPH0811676B2 (ja) * | 1989-08-23 | 1996-02-07 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベヤの安全装置 |
| AUPN605295A0 (en) * | 1995-10-18 | 1995-11-09 | Loderway Pty. Limited | Systems for the conveyance of standing passengers |
-
1996
- 1996-04-10 JP JP8698796A patent/JPH09278337A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-04-08 BR BR9701726A patent/BR9701726A/pt not_active Application Discontinuation
- 1997-04-09 CN CN 97110272 patent/CN1165778A/zh active Pending
- 1997-04-09 EP EP97105873A patent/EP0801021A3/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102234058A (zh) * | 2010-04-21 | 2011-11-09 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备 |
| JP2011225344A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Hitachi Ltd | 乗客コンベア |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0801021A3 (en) | 1998-04-29 |
| EP0801021A2 (en) | 1997-10-15 |
| CN1165778A (zh) | 1997-11-26 |
| BR9701726A (pt) | 1998-11-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |