JP2014118286A - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】保守点検作業時に踏段を外して点検運転した場合でも、作業効率を低下させず、かつ、安全性を確保した乗客コンベア。
【解決手段】ステップS6において、エスカレータが通常運転又は点検運転であるかを制御装置が判断する。この判断は、スイッチの状態によって判断する。制御装置は、点検運転の場合にはステップS7に進み(Yの場合)、通常運転の場合にはステップS8に進む(Nの場合)。ステップS7において、制御装置は、エスカレータが点検運転中において、踏段が欠落しているため、その欠落は点検保守のためであると判断して、スピーカからブザーを所定時間鳴動させて、作業員に注意を喚起する。ステップS8において、制御装置は、通常運転中に踏段が欠落したと判断して、乗客の安全を確保するため駆動装置を停止させ、踏段の循環走行を停止させる。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアに関するものである。
エスカレータには、複数の踏段が踏段チェーンに取り付けられているが、保守点検時の取り外しや事故によってこの踏段が1つ欠落する場合がある。この場合に、乗客の安全を確保するために、従来より踏段の有無を検出して、その検出結果に応じて踏段の循環走行を停止させる踏段欠落監視装置が提案されている。
特開2003−118965号公報 CN102405186A
しかし、作業員が、踏段を外して保守点検のための点検運転する場合に、上記踏段欠落監視装置により踏段が無いことが検出され、外した部分がコムから出現する前に運転が停止すると、保守点検の作業効率が低下するという問題点があった。
そこで、本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、保守点検時に踏段を外して点検運転した場合でも、作業効率を低下させず、かつ、安全性を確保できる乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、複数の踏段と、前記踏段を移動させる駆動装置と、前記踏段の欠落を検出する欠落検出部と、通常運転と点検運転を切り替える切り替え部と、前記通常運転中に前記欠落検出部が前記踏段の欠落を検出したときは、前記駆動装置を用いて前記踏段の移動を停止させ、前記点検運転中に前記欠落検出部が前記踏段の欠落を検出したときは、前記踏段が欠落していることを報知する制御部と、を有した乗客コンベアである。
本実施形態のエスカレータの側面図である。 上階側のトラスの一部拡大側面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 エスカレータのブロック図である。 踏段パルス、エンコーダパルス、カウント値のグラフである。 踏段の欠落を検出する場合の制御方法を表すフローチャートである。 第2の実施形態のエスカレータの側面図である。 点検柵を取り付けた状態のエスカレータの平面図である。
以下、一実施形態のエスカレータ10について図面に基づいて説明する。
実施形態1
実施形態1のエスカレータ10について図1〜図6に基づいて説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1、図4に基づいて説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10のトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を介して支持されている。
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、駆動装置18が設けられている。この駆動装置18は、モータ20、このモータ20の減速機21、減速機21の回転によって駆動する駆動チェーン22を有している。この駆動チェーン22によって、駆動スプロケット24が駆動される。減速機21の出力軸には、その回転数をカウントするエンコーダ23が取り付けられている。
また、上階側の機械室14内部には、制御装置50が設けられている。
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内には、従動スプロケット26が設けられ、駆動スプロケット24と従動スプロケット26との間に踏段チェーン28が掛け渡され、踏段チェーン28には複数の踏段30が等間隔で連結されている。
踏段30は、その前後に前輪(車輪)30a及び後輪(車輪)30bが取り付けられ、これら前輪30a及び後輪30bが、トラス12内に設けられたガイドレール60(図4参照)によって案内されることにより、複数の踏段30は、踏段チェーン28の移動と連動して循環走行する。踏段30は、傾斜部で階段形状をなす。
踏段30が反転する位置の上部が利用者の乗降口であり、乗降口には上階側の乗降板32、下階側の乗降板34が設けられ、乗降板32,34の先端部には、コム68(図4参照)が設けられている。
トラス12の左右両側には、左右一対の欄干36,36が立設されている。この欄干36の上部を手摺りベルト38が移動する。欄干36の上階側の正面下部を覆う正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には、下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42の正面から、手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48が突出している。欄干36の側面下部には、スカートガード44が設けられている。
また、上階側の正面スカートガード40の側面には、上階側の操作盤52が設けられ、この近くのスカートガード44には、上階側のスピーカ54が設けられている。下階側の正面スカートガード42の側面にも下階側の操作盤56が設けられ、その近くのスカートガード44には、下階側のスピーカ58が設けられている。
左右一対の上階側の正面スカートガード40には、乗客を検出するための検出センサ72,74が設けられている。以下では、右側の正面スカートガード40に設けられたセンサをRセンサ72、左側の取り付けられたセンサをLセンサ74という。このRセンサ72,Lセンサ74は、反射型の光センサ又は超音波センサである。さらに、このRセンサ72とLセンサ74は、下階側の正面スカートガード42にも設けられている。
(2)踏段30の欠落検出構造
次に、図2及び図3に基づいて、踏段30の欠落を検出する構造、すなわち、欠落検出部について説明する。図2は、踏段30が反転する部分拡大側面図であり、図3は、図2におけるA−A線断面図である。なお、以下の説明では、踏段30は、上から下に移動するものとする。
まず、踏段30が移動するガイドレール60について説明する。ガイドレール60は、前輪用ガイドレールと後輪用ガイドレールとに分かれている。後輪30bのガイドレールは、トラス12の上部に配された後上側ガイドレール62、トラス12の下部に配された後下側ガイドレール64を有し、後上側ガイドレール62と後下側ガイドレール64とは、半円形の後反転ガイドレール66によって上側と下側がそれぞれ連結されている。ここで、踏段30は、上から下に移動するので、後上側ガイドレールが往路ガイドレールとなり、後下側ガイドレールが帰路ガイドレールとなる。
前輪30a用のガイドレールも同様に、前上側ガイドレール63、前下側ガイドレール66、不図示の前反転ガイドレールとより構成されている。
そして、踏段30が上側ガイドレール62を移動するときに、上階側の乗降板32の下を通過し、コム68から外部に露出する。
踏段30の後輪用下側ガイドレール64には、反転ガイドレール66の直近に近接センサ70が設けられている。この近接センサ70は、図3に示すように、磁気センサから構成され、金属製の後輪30bが通過すると、踏段パルスを出力する。
(3)エスカレータ10の電気的構成
次に、エスカレータ10の電気的構成について図4に基づいて説明する。
制御装置50には、モータ20、減速機21に取り付けられたエンコーダ23、近接センサ70、スピーカ56、スピーカ58、操作盤52、操作盤54、上階Rセンサ72、上階Lセンサ74、下階Rセンサ72及び下階Lセンサ74が接続されている。
モータ20は、インバータ制御が可能であり、制御装置50は、踏段30が所定の速度で移動できるようにモータ20をインバータ制御する。
制御装置50には、エスカレータ10を通常状態で運転させる通常運転と、作業員が保守点検を行なう状態の点検運転とを切り替える切り替え部であるスイッチ51が設けられている。
(4)踏段30の欠落検出方法
次に、制御装置50が踏段30の欠落を検出する方法について説明する。
エスカレータ10を通常状態で運転させる場合には、制御装置50のスイッチ51を通常運転側に切り替え、作業員が保守点検を行なう場合には点検運転側に切り替える。
制御装置50は、踏段30が移動すると、減速機21の出力軸の回転数をエンコーダ23から出力されたエンコーダパルスを用いてカウントする。
また、近接センサ70は、踏段30の後輪30bが通過したときに踏段パルスを出力する。制御装置50には、近接センサ70から出力された踏段パルスが入力する。
エスカレータ10の起動時には、踏段30は加速して移動を開始し、その後に、定速運転となる。制御装置50は、エンコーダ23からのエンコーダパルスがカウントし、踏段パルスが入力したときに、そのカウント値をクリアする。制御装置50は、踏段パルスが入力しない限り、エンコーダパルスのカウント値をカウントし続ける。そのため、起動時の加速運転や停止時の減速運転、又は、定速運転を行なっている場合であっても、踏段パルスが入力するとカウント値はクリアされる。
しかし、踏段30が欠落している場合には、踏段パルスによるクリアが行なわれないため、カウント値が増えていき、異常検出値(閾値)を超える。図5においては、異常検出値を7個に設定している。これにより、異常時で踏段パルスが入力しない場合には、カウント値が増加し、異常検出値の7個を超える。
なお、この異常検出値は、踏段30の移動状態に合わせて設定するものであり、若干の誤差を許容して設定しておく。また、この異常検出値は、踏段30の移動速度に関係なく一定である。その理由は、移動速度が速くなって踏段パルスのパルス幅が縮小するだけで、近接センサ70を通過中の踏段30と次の踏段30までのパルス数には変化がないからある。
また、制御装置50が、踏段30の移動を停止させる時間は、欠落部分が上階側のコム68に露出するまでの時間である。すなわち、近接センサ70の位置を踏段30の欠落部分が通過して、上階側のコム68に現れるまでに踏段30の移動を停止させる。これにより乗客の安全を確保できる。
(5)踏段30の欠落検出の制御方法
踏段30の欠落検出の制御方法について、図6のフローチャートに基づいて説明する。なお、踏段30が、保守点検時によって取り外された場合、又は、通常運転中の事故により欠落した場合の両方の制御方法について説明する。
ステップS1において、制御装置50が、踏段30の移動を開始し、ステップS2に進む。
ステップS2において、制御装置50が、エンコーダ23からのエンコーダパルスのカウントを開始し、ステップS3に進む。
ステップS3において、制御装置50に近接センサ70から踏段パルスが入力したか否かを判断し、入力していればステップS4に進み(Yの場合)、入力していない場合にはステップS5に進む(Nの場合)。
ステップS4において、制御装置50が、エンコーダパルスのカウント値をクリアし、ステップS2に戻る。
ステップS5において、制御装置50は、踏段パルスが入力していないため、カウント値が異常検出値を超えたか否かを制御装置50が判断し、超えている場合には踏段30が欠落していると判断してステップS6に進み、超えていなければ踏段30があると判断してステップS3に戻る(Nの場合)。
ステップS6において、エスカレータ10が通常運転又は点検運転であるかを制御装置50が判断する。この判断は、スイッチ51の状態によって判断する。制御装置50は、点検運転の場合にはステップS7に進み(Yの場合)、通常運転の場合にはステップS8に進む(Nの場合)。
ステップS7において、制御装置50は、エスカレータ10が点検運転中において、踏段30が欠落しているため、その欠落は点検保守のためであると判断して、スピーカ54,58からブザーを所定時間(例えば、5秒)鳴動させて、作業員に注意を喚起する。そしてステップS2に戻る。
ステップS8において、制御装置50は、通常運転中に踏段30が欠落したと判断して、乗客の安全を確保するため駆動装置18を停止させ、踏段30の循環走行を停止させる。
(6)効果
本実施形態によれば、通常運転時で踏段30が欠落した場合には、踏段30の走行を直ちに停止させ乗客の安全性を確保する。この場合に、踏段30の欠落部分がコム68に現れるまでに停止するため、乗客の安全を確保できる。
また、点検運転中においては踏段30の欠落部分があっても移動を停止させず、ブザーで警報を出すだけであるため、保守点検の作業を停止したりする必要がない。また、作業員はそのブザーの音によって欠落部分がコム68から現れることを認識でき注意喚起となる。
実施形態2
実施形態2のエスカレータ10について図7と図8に基づいて説明する。
保守点検においては、乗り込み口である乗降板32,34の回りに、平面コの字状の点検柵76を設置する。これは、乗客が保守点検中にエスカレータ10に乗り込まないようにするためである。
しかし、保守点検中に作業員が一時的に現場を離れていたり、乗客から作業員が見えない場合(例えば乗客が下階側で、作業員が上階側に居る場合)においては、乗客が点検柵76を勝手に取り除き、エスカレータ10を利用しようとする場合がある。この場合に、踏段30の欠落部分31が存在すると、乗客がこの欠落部分31に落下する恐れがある。
そこで、本実施形態のエスカレータ10では、点検柵76が取り除かれたり移動されたときに、エスカレータ10の踏段30の移動を停止させる。このために、本実施形態では、上階側の左右一対のRセンサ72、Lセンサ74が、コの字状に設置された点検柵76を検出する棚検出センサとして用いる。そして、点検運転中において、点検柵76の有無を図7及び図8に示すようにRセンサ72とLセンサ74で検出する。
そして、制御部50は、点検運転中において、踏段30の欠落が検出され、かつ、Rセンサ72とLセンサ74が点検柵76を検出しなくなった場合、又は、位置が移動した場合には、踏段30の移動を停止する。
点検柵76が正常に設置されている場合には、実施形態1と同様に踏段30の欠落があった場合にはブザーを鳴らすだけであるが、乗客によって点検柵76が移動されたり、取り除かれたりされた場合には、点検運転中であっても踏段30の欠落部分31が露出しないように停止させる。これによって、点検柵76を取り除いて侵入した乗客が、欠落部分31に落下することを防止でき、乗客の安全を確保できる。
なお、Rセンサ72とLセンサ74は、反射型の光センサ又は超音波センサであるため、コの字状の点検柵76が取り除かれたり、位置が移動した場合には、その反射波の値が変わり、点検柵76の異常を検出できる。また、Rセンサ72とLセンサ74は、左右一対でコの字状に配された点検柵76の全ての範囲を検出できるエリアになるように検出範囲を設定しておく。
また、下階Rセンサ72と下階階Lセンサ74も、上階階Rセンサ72と上階Lセンサ74と同様に棚検出センサとして機能する。
変更例
上記各実施形態では、点検運転中に踏段30が欠落した場合にはブザーを鳴動させたが、これに限らず放送で踏段30が欠落していることを放送してもよい。
また、通常運転中に踏段30が欠落した場合には、踏段30の移動を停止させるだけでなく、警告の放送を行なってもよい。
また、Rセンサ72、Lセンサ74は、反射型の光センサや超音波センサ以外のセンサでもよい。
また、上記実施形態2では、点検柵76の検出を、乗客の検出を行なうRセンサ72とLセンサ74で行なったが、これに限らず点検柵76を検出するための特別のセンサを設けてもよい。
踏段30の欠落を検出する踏段欠落部は、上記実施形態1のような構成に限らず、他の検出方法であってもよい。
また、上記各実施形態では、通常運転と点検運転の切り替えを制御装置50のスイッチ51で行なったが、これに限らず、乗降板32,34が取り外されたときに、通常運転から点検運転に切り替わり、逆に、乗降板32,34が取り付けられた場合には、点検運転から通常運転に切り替えてもよい。これを実現するために、乗降板32と乗降板34を取り付ける上階側の機械室14,16の天井面にリミットスイッチを設け、乗降板32,34が機械室14,16に載置された場合には、リミットスイッチのON/OFFによって乗降板32,34を検出する。
上記実施形態では、エスカレータ10で説明したが、これに代えて動く歩道で上記実施形態を適用してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、18・・・駆動装置、20・・・モータ、21・・・減速機、23・・・エンコーダ、30・・・踏段、50・・・制御装置、68・・・コム、70・・・近接センサ、72・・・Rセンサ、74・・・Lセンサ、76・・・点検柵
本実施形態は、複数の踏段と、前記踏段を移動させる駆動装置と、前記踏段の欠落を検出する欠落検出部と、通常運転と点検運転を切り替える切り替え部と、前記通常運転中に前記欠落検出部が前記踏段の欠落を検出したときは、前記駆動装置を用いて前記踏段の移動を停止させ、前記点検運転中に前記欠落検出部が前記踏段の欠落を検出したときは、前記踏段が欠落していることを報知する制御部と、を有し、前記欠落検出部は、前記踏段の車輪の反転ガイドレールに設けられ、前記車輪が通過すると踏段パルスを出力する近接センサと、前記駆動装置を駆動するモータに設けられ、エンコーダパルスを出力するエンコーダと、を有し、前記エンコーダパルスをカウントし、前記踏段パルスが入力すると前記エンコーダパルスのカウント値をクリアし、前記カウント値が異常検出値を超えた場合には前記踏段が欠落していると判断する、乗客コンベアである。
そこで、本実施形態のエスカレータ10では、点検柵76が取り除かれたり移動されたときに、エスカレータ10の踏段30の移動を停止させる。このために、本実施形態では、上階側の左右一対のRセンサ72、Lセンサ74が、コの字状に設置された点検柵76を検出する検出センサとして用いる。そして、点検運転中において、点検柵76の有無を図7及び図8に示すようにRセンサ72とLセンサ74で検出する。
また、下階Rセンサ72と下階階Lセンサ74も、上階階Rセンサ72と上階Lセンサ74と同様に検出センサとして機能する。

Claims (9)

  1. 複数の踏段と、
    前記踏段を移動させる駆動装置と、
    前記踏段の欠落を検出する欠落検出部と、
    通常運転と点検運転を切り替える切り替え部と、
    前記通常運転中に前記欠落検出部が前記踏段の欠落を検出したときは、前記駆動装置を用いて前記踏段の移動を停止させ、前記点検運転中に前記欠落検出部が前記踏段の欠落を検出したときは、前記踏段が欠落していることを報知する制御部と、
    を有した乗客コンベア。
  2. 前記点検運転中に乗降口に設置される点検柵の有無を検出する柵検出センサをさらに有し、
    前記制御部は、前記点検運転中に前記欠落検出部が前記踏段の欠落を検出し、かつ、前記棚検出センサが前記点検柵がないことを検出したときは、前記踏段の移動を停止させる、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記点検棚は、前記乗降口を囲むように設置される、
    請求項2に記載の乗客コンベア。
  4. 前記棚検出センサは、左右一対の欄干の下部にある正面スカートガードにそれぞれ設けられている、
    請求項2又は3に記載の乗客コンベア。
  5. 前記棚検出センサは、前記通常運転時においては乗客の有無を検出するセンサも兼ねる、
    請求項2乃至4のいずれか一項に記載の乗客コンベア。
  6. 前記棚検出センサは、反射型の光センサ、又は、超音波センサである、
    請求項2乃至5のいずれか一項に記載の乗客コンベア。
  7. 前記制御部は、前記踏段の欠落の報知をブザーで行う、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の乗客コンベア。
  8. 前記切り替え部は、前記制御部に設けられている、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の乗客コンベア。
  9. 前記切り替え部は、乗降口に配された乗降板が外されたときに、前記通常運転から前記点検運転に切り替える、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の乗客コンベア。
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