JP2007137675A - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】乗客コンベアの乗降口のニュアル基部3に設けられた移動手摺2のインレット部4に接近する物体を検知し、接近した乗客に注意警告を行うものにおいて、インレット部の根元部分の下方でかつニュアル基部の正面に乗降口床面1より所定の高さ位置となるように設置され、接近する物体を検出する少なくとも1個の距離センサ5を備え、距離センサは、前方への距離検出は最大でも移動手摺反転部2aまでとし、該距離センサのセンサビーム6は、投影面内では移動手摺反転部とニュアル基部とを結ぶ接線9内でかつ側面方向から見た時は距離センサの取付位置の水平線7より上方を検出範囲とするように設置される。
【選択図】図2
Description
図1はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置を示す平面図、図2はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置を示す側面図、図3はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置を示すシステム構成図である。
また、距離センサ(拡散反射型センサ)5の前方への検出距離は、最大でも移動手摺反転部2aまでとしている。これにより、移動手摺反転部2aより前方を通行する一般客を検出対象から外している。実際の距離センサ(拡散反射型センサ)5の機能としては、検出物体からの反射光を信号処理制御装置8内で信号処理を行うことで物体が移動手摺反転部2aの外にいるか、内にいるかを判定し、移動手摺反転部2a内と判定されたときは警告を発生する。
また、投影面内での距離センサ(拡散反射型センサ)5のセンサビーム6は、図1に示すように、移動手摺反転部2aと、ニュアル基部3の内側部3a及び外側部3bとを結ぶ接線9a及び9bの内側のエリア内に限定するように設置される。これにより、一般通行客の動線になり得るエリアを検出域から外し、不要な動作を減少させることができる。
なお、図中、10は踏段、11は踏段10と乗降口の床面1との間に設けられた櫛板である。また、距離センサ(拡散反射型センサ)5の個数は多いほど検出精度を上げることが可能であるが、コストとの兼ね合いを考慮して決定すれば良いものである。
スピーカ等の音声装置8cは、乗客コンベアの表面近くに設けた方が音声を聞き取り易いので、図2に示すように、ニュアル基部3の正面寄りに信号処理制御装置8を設け、スピーカ等の音声装置8cを正面側に向けて設置する。なお、スピーカ等の音声装置8cを踏段10側に向けて設置することも考えられる。
これにより、各機器を接続するケーブル配線が信号処理制御装置8内にある程度集約されることになり、外部からは距離センサ5と信号処理制御装置8を接続するケーブル、及び信号処理制御装置8と電源12を接続するケーブルだけにすることができ、配線取り回し及びセンサや信号処理制御装置の設置作業が容易となる。
図4はこの発明の実施の形態2における乗客コンベアの安全装置を示すシステム構成図である。
この実施の形態2は、信号処理制御装置8内における距離センサ信号処理制御部8aと音声制御部8bのマイコン部分を共通化したものである。これにより、基板数を少なくでき、装置のコンパクト化及び低コスト化を図ることができる。
上記実施の形態1では、距離センサ5として、投受光素子を有する拡散反射形のセンサを用い、この拡散反射形センサは、投受光器からの光が検出物体から反射してくることを利用するもので、取付調整が容易で、検出距離が数センチから数十センチという特徴があったが、この実施の形態3においては、距離センサ5として、高い指向性で所定のビーム径を有するビーム状の出射波(例えば、光、電波などの電磁波、超音波)を発し、検出物体からの反射波を検出することで検出物体までの距離を測定するビーム型距離センサを用いたものである。例えば、光学式三角測量方式の距離センサ、光学時間飛行法の距離センサ、超音波時間飛行法の距離センサである。そのビーム径は望ましくは100mm以下であり、更に望ましくは50mm以下である。
なお、この実施の形態3では距離センサ(ビーム型距離センサ)5を2個使用する場合だけでなく、3個以上設けてもよく、それにより各距離センサのビーム間の隙間を小さくし検出の確実性を向上させることができる。
2 移動手摺
2a 移動手摺反転部
3 ニュアル基部
3a ニュアル基部の内側部
3b ニュアル基部の外側部
4 インレット部
5 距離センサ(拡散反射型センサ)
6 センサビーム
7 水平線
8 信号処理制御装置
8a 距離センサ信号処理制御部
8b 音声制御部
8c 音声装置(スピーカ)
9a、9b 接線
10 踏段
11 櫛板
12 電源
Claims (6)
- 乗客コンベアの乗降口のニュアル基部に設けられた移動手摺のインレット部に接近する物体を検知し、接近した乗客に注意警告を行う乗客コンベアの安全装置において、
前記インレット部の根元部分の下方でかつ前記ニュアル基部の正面に乗降口床面より所定の高さ位置となるように設置され、接近する物体を検出する少なくとも1個の距離センサを備え、
前記距離センサは、前方への距離検出は最大でも移動手摺反転部までとし、該距離センサのセンサビームは、投影面内では移動手摺反転部とニュアル基部とを結ぶ接線内でかつ側面方向から見た時は前記距離センサの取付位置の水平線より上方を検出範囲とするように設置されたことを特徴とする乗客コンベアの安全装置。 - 乗客コンベアの乗降口のニュアル基部に設けられた移動手摺のインレット部に接近する物体を検知し、接近した乗客に注意警告を行う乗客コンベアの安全装置において、
前記インレット部の根元部分の下方でかつ前記ニュアル基部の正面に乗降口床面より所定の高さ位置となるように設置され、前方への距離検出を最大でも移動手摺反転部までとした少なくとも1個の距離センサと、
前記移動手摺反転部より前方の物体を検出しないような信号処理を行う距離センサ信号処理制御部を有する信号処理制御装置とを備え、
前記距離センサのセンサビームは、投影面内では移動手摺反転部とニュアル基部とを結ぶ接線内でかつ側面方向から見た時は前記距離センサの取付位置の水平線より上方を検出範囲とするように設置され、
前記信号処理制御装置は、前記距離センサの近くでかつ乗客コンベアの表面近くに設けられ、注意警告を行うための音声装置及びそれを制御する音声制御部とを有することを特徴とする乗客コンベアの安全装置。 - 距離センサは、拡散反射型センサであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乗客コンベアの安全装置。
- 距離センサはビーム状の出射波を発し、検出物体からの反射波を検出することで検出物体までの距離を測定するビーム型距離センサであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乗客コンベアの安全装置。
- 距離センサは、インレット部の根元部分の下方でかつニュアル基部の正面両側部に乗降口床面より所定の高さ位置となるように左右一対で設置されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の乗客コンベアの安全装置。
- 距離センサ信号処理制御部と音声制御部のマイコン部分を共通化したことを特徴とする請求項2記載の乗客コンベアの安全装置。
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