JP2006321577A - 乗客コンベア - Google Patents
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Abstract
【課題】不必要な騒音を発生させることなく、異常な利用をしている利用者に効率的に注意を促すことができる乗客コンベアを提供する。
【解決手段】上側の階床には指向性スピーカ5が配置されている。この指向性スピーカ5からは、超音波を搬送波として変調された警報音が下側の階床へ向かって放射され、その警報音は、可聴ゾーン6内のみで聞こえる。そして、可聴ゾーン6は、欄干2から身を乗り出している利用者8のみに警報音が聞こえるように、欄干2の外側の禁止ゾーンをカバーしている。
【選択図】図3
【解決手段】上側の階床には指向性スピーカ5が配置されている。この指向性スピーカ5からは、超音波を搬送波として変調された警報音が下側の階床へ向かって放射され、その警報音は、可聴ゾーン6内のみで聞こえる。そして、可聴ゾーン6は、欄干2から身を乗り出している利用者8のみに警報音が聞こえるように、欄干2の外側の禁止ゾーンをカバーしている。
【選択図】図3
Description
この発明は、エスカレータ及び動く歩道等の乗客コンベアに関するものである。
従来のエスカレータの安全装置では、光電ビームを発する長尺投光部と注意放送装置とが天井に取り付けられている。また、外デッキには、長尺投光部が発する光電ビームの投光及び遮光を検出する長尺受光体が取り付けられている。そして、利用者が欄干から身を乗り出し、長尺受光体によって光電ビームの遮光が検出されると、注意放送装置から注意放送が放送される(例えば、特許文献1参照)。
上記のような従来のエスカレータの安全装置では、欄干から身を乗り出している利用者にだけでなく、その他の一般の利用者にも注意放送が聞こえてしまうので、他の利用者にとっては不必要な騒音となってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、不必要な騒音を発生させることなく、異常な利用をしている利用者に効率的に注意を促すことができる乗客コンベアを提供することである。
この発明に係る乗客コンベアは、踏段、踏段の側方に立設された欄干、及び利用者の侵入が禁止される欄干周辺の禁止ゾーンに対して、超音波を搬送波として変調された警報音を放射する警報発生部を備える。
この発明の乗客コンベアによれば、警報発生部は、利用者の侵入が禁止される欄干周辺の禁止ゾーンに対して、超音波を搬送波として変調された警報音を放射するので、禁止ゾーンに侵入した利用者のみに警報音を聞かせるようにすることができ、不必要な騒音を発生させることなく、異常な利用をしている利用者に効率的に注意を促すことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す平面図である。図2は、図1のエスカレータを示す側面図である。図において、乗客コンベアであるエスカレータには、踏段1が設けられている。踏段1の幅方向両側には、一対の欄干2が立設されている。各欄干2には、踏段1と同期して循環移動される移動手摺3が設けられている。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す平面図である。図2は、図1のエスカレータを示す側面図である。図において、乗客コンベアであるエスカレータには、踏段1が設けられている。踏段1の幅方向両側には、一対の欄干2が立設されている。各欄干2には、踏段1と同期して循環移動される移動手摺3が設けられている。
上側の階床には、警報発生部である複数の指向性スピーカ5が配置されている。指向性スピーカ5からは、超音波を搬送波として変調された警報音が下側の階床へ向かって発せられている。
ここで、超音波信号は音として聞こえない信号であるが、空気中に放射されると空気の非線形特性により復調され、元の警報音として聞くことが可能となる。超音波の指向特性は非常に鋭く、警報音はビーム状に放射される。
指向性スピーカ5が放射する警報音は、可聴ゾーン6内でのみ聞こえる。可聴ゾーン6は、利用者の侵入が禁止される禁止ゾーンをカバーしている。禁止ゾーンは、各欄干2の外側の領域である。
具体的には、可聴ゾーン6は、欄干2から反踏段1側方向に離れた位置で、各欄干2の長さ方向に沿って延びている。また、可聴ゾーン6は、欄干2よりも上方に設けられている。換言すると、可聴ゾーン6及び禁止ゾーンは、利用者が欄干2から身を乗り出した際に、利用者の頭部が位置すると考えられる領域である。
警報音としては、ブザー等の擬音、又は「エスカレータから身を乗り出さないで下さい」等の旨の注意アナウンスが用いられる。
次に、動作について説明する。図3は、図1のエスカレータが利用者によって利用されている状態を示す平面図である。図において、指向性スピーカ5からは常に警報音が放射されている。
このとき、正規の利用方法でエスカレータを利用している第1の利用者7は、禁止ゾーンに侵入していないので、第1の利用者7には警報音は聞こえない。
これに対して、欄干2から身を乗り出している第2の利用者8は、禁止ゾーンに侵入しているので、第2の利用者8には警報音が聞こえる。警報音は、空気の非線形特性により復調されるので、欄干2から乗り出している第2の利用者8の頭の中で聞こえるようになる。第2の利用者8が、乗り出した体を正規の位置に戻すと、可聴ゾーン6から外れ、警報音は聞こえなくなる。
このような乗客コンベアでは、指向性スピーカ5は、利用者の侵入が禁止される欄干2の外側の禁止ゾーンに対して、超音波を搬送波として変調された警報音を放射するので、欄干2から身を乗り出した利用者のみに警報音を聞かせるようにすることができ、不必要な騒音を発生させることなく、異常な利用をしている利用者に効率的に注意を促すことができる。
また、このような乗客コンベアでは、警報音は第1の利用者7に聞こえないようにされているので、常に警報音を放射させるようにすることができ、警報音のON・OFFの制御を省略することができる。即ち、警報音のON・OFFの制御するために、利用者が禁止ゾーンに侵入したかどうかを検出する検出器を設ける必要がなくなり、エスカレータの構成を簡潔にすることができ、コストを低減させることができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2によるエスカレータを示す構成図である。図において、指向性スピーカ5には、超音波を発生する超音波放射部10と、超音波の反射波を検出する反射波検出部11とが設けられている。即ち、指向性スピーカ5は、超音波を搬送波として変調された警報音を放射するとともに、欄干2から身を乗り出している第2の利用者8によって反射された超音波の反射波を検出する。
図4は、この発明の実施の形態2によるエスカレータを示す構成図である。図において、指向性スピーカ5には、超音波を発生する超音波放射部10と、超音波の反射波を検出する反射波検出部11とが設けられている。即ち、指向性スピーカ5は、超音波を搬送波として変調された警報音を放射するとともに、欄干2から身を乗り出している第2の利用者8によって反射された超音波の反射波を検出する。
指向性スピーカ5は、エスカレータ制御盤14に接続されている。エスカレータ制御盤14には、踏段1及び移動手摺3の循環移動を制御する駆動制御部15が設けられている。駆動制御部15は、判断部16、検出時制御部17、及び駆動制御部本体18を有している。なお、エスカレータ制御盤14は、アナログ回路によって構成されている。
判断部16には、反射波検出部11からの信号が入力される。判断部16は、反射波検出部11からの信号に基づいて、反射波が検出されたかどうかを判断する。即ち、判断部16は、反射波検出部11からの信号に基づいて、禁止ゾーンに侵入している利用者がいるかどうかを判断する。
検出時制御部17には、判断部16からの判断信号が入力される。検出時制御部17は、判断部16からの判断信号に応じて、駆動制御部本体18に対して駆動制御信号を入力する。
駆動制御部本体18は、踏段1及び移動手摺3の循環移動を制御する。踏段1及び移動手摺3は、駆動制御部本体18の制御により、起動、停止、加速、及び減速される。また、駆動制御部本体18は、反射波検出部11によって反射波が検出された場合には、そのときの検出時制御部17からの駆動制御信号に基づいて、踏段1及び移動手摺3の循環移動を停止する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。図5は、図4のエスカレータ制御盤14の制御動作を示すフローチャートである。図において、踏段1及び移動手摺3の循環移動が起動されると(ステップS1)、警報音である超音波の放射が開始され(ステップS2)、反射波検出部11によって超音波の反射波が検出されるかどうかが判断部16によって監視される(ステップS3)。
このとき、反射波が検出されなければ、踏段1及び移動手摺3の平常運転が行われる(ステップS4)。そして、反射波が検出されるまで、超音波の放射、反射波検出の監視、及び踏段1及び移動手摺3の平常運転が継続される。
これに対して、反射波検出部11によって反射波が検出されると、反射波検出部11から判断部16に対して反射波検出信号が入力される。すると、判断部16によって、反射波検出信号が入力されたときから所定時間が経過したかどうかが判断され(ステップS5)、所定時間が経過したときに反射波検出部11による反射波の検出が継続されているかどうかが判断される(ステップS6)。
このとき、反射波の検出が継続されていなければ、超音波の放射、反射波検出の監視、及び踏段1及び移動手摺3の平常運転が継続される。
これに対して、反射波の検出が継続されている場合には、利用者8が禁止ゾーンに侵入していると判断され、判断部16から検出時制御部17に侵入判断信号が入力される。すると、検出時制御部17から駆動制御部本体18に対して、駆動制御信号として循環停止信号が入力され、踏段1及び移動手摺3の循環移動が駆動制御部本体18によって停止される(ステップS7)。
このような乗客コンベアでは、反射波が検出されたかどうかを判断することで、利用者が禁止ゾーンに侵入しているかどうかを判断することができるので、指向性スピーカ5を禁止ゾーンへの侵入を検出する侵入センサとしても活用することができる。即ち、警報音として放射する超音波を副次的に利用することで、指向性スピーカ5を侵入センサとしても活用することができるので、侵入センサを新たに設ける必要がなく、エスカレータの構成をより簡潔にすることができる。
また、このような乗客コンベアでは、エスカレータ制御盤14は、反射波検出から所定時間後にも反射波が検出されている場合に、踏段1及び移動手摺3の循環移動を停止させるので、欄干2から外側へ身を乗り出したまま第2の利用者8が踏段1の移動とともに昇降されることを防止することができる。
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3によるエスカレータ制御盤14の制御動作を示すフローチャートである。なお、全体的なエスカレータの構成は実施の形態2と同様である。
図6は、この発明の実施の形態3によるエスカレータ制御盤14の制御動作を示すフローチャートである。なお、全体的なエスカレータの構成は実施の形態2と同様である。
実施の形態2では、踏段1及び移動手摺3が平常運転されているときに、反射波が検出され、その反射波検出から所定時間後にも反射波が検出されていたら、すぐさま踏段1及び移動手摺3の循環移動が停止されていたが、この実施の形態3では、図6に示すように、踏段1及び移動手摺3は低速運転される(ステップS8)。
具体的には、踏段1及び移動手摺3が平常運転されているときに、反射波が検出され、その反射波検出から所定時間後にも反射波が検出されていたら、検出時制御部17から駆動制御部本体18に駆動制御信号として減速制御信号が入力され、踏段1及び移動手摺3の循環速度が所定速度まで減速される。
その後、再び所定時間が経過したかどうかが判断され(ステップS9)、低速運転が開始されてから所定時間が経過したときにも反射波が検出されているかどうかが判断され(ステップS10)、そのときに反射波が検出されていれば踏段1及び移動手摺3の循環移動が停止される(ステップS7)。
これに対して、低速運転が開始されてから所定時間が経過したときに、反射波が検出されていなければ、踏段1及び移動手摺3は平常運転に戻される(ステップS4)。
このような乗客コンベアでは、エスカレータ制御盤14は、反射波検出から所定時間後にも反射波が検出されている場合に、踏段1及び移動手摺3の移動速度を低速にした後に、踏段1及び移動手摺3の循環移動を停止させるので、実施の形態2の乗客コンベアに比べ、エスカレータの稼働効率の低下を抑えることができる。
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4によるエスカレータを示す構成図である。図において、エスカレータ制御盤22には、駆動制御部15及び警報音制御部23が設けられている。警報音制御部23は、判断部16、検出時制御部17、及び警報音制御部本体24を有している。警報音制御部本体24には、検出時制御部17から出力レベル制御信号が入力される。警報音制御部本体24は、出力レベル制御信号が入力されると、超音波放射部10に対して放射制御信号を入力し、超音波放射部10による超音波の出力レベルを切り替える。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
図7は、この発明の実施の形態4によるエスカレータを示す構成図である。図において、エスカレータ制御盤22には、駆動制御部15及び警報音制御部23が設けられている。警報音制御部23は、判断部16、検出時制御部17、及び警報音制御部本体24を有している。警報音制御部本体24には、検出時制御部17から出力レベル制御信号が入力される。警報音制御部本体24は、出力レベル制御信号が入力されると、超音波放射部10に対して放射制御信号を入力し、超音波放射部10による超音波の出力レベルを切り替える。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
次に、動作について説明する。図8は、図7のエスカレータ制御盤22の制御動作を示すフローチャートである。図において、踏段1及び移動手摺3の循環移動が起動されると(ステップS20)、検出時制御部17から警報音制御部本体24に対して出力レベル制御信号として低出力制御信号が入力され、警報音制御部本体24によって超音波放射部10の超音波出力レベルが低出力にセットされ、指向性スピーカ5から低出力の超音波が放射される(ステップS21)。
次に、反射波検出部11によって超音波の反射波が検出されるかどうかが判断部16によって監視され(ステップS22)、反射波が検出されると、反射波検出部11から判断部16に対して反射波検出信号が入力される。すると、判断部16によって禁止ゾーンに利用者8が侵入していると判断され、判断部16から検出時制御部17に侵入判断信号が入力される。
この侵入判断信号に応じて、検出時制御部17から警報音制御部本体24に出力レベル制御信号として高出力制御信号が入力され、警報音制御部本体24によって超音波放射部10による超音波の出力レベルが高出力にセットされ、指向性スピーカ5から高出力の超音波が放射される(ステップS23)。
次に、反射波検出信号が入力されたときから所定時間が経過したかどうかが判断部16によって判断され(ステップS24)、所定時間が経過すると、反射波の検出が継続されているかどうかが判断部16によって判断され(ステップS25)、反射波の検出が継続されていれば高出力での超音波の放射が継続される。
これに対して、反射波の検出が継続されていなければ、検出時制御部17から警報音制御部本体24に対して低出力制御信号が入力され、警報音制御部本体24によって超音波放射部10による超音波の出力レベルが低出力にセットされ、低出力での超音波が放射される。
このような乗客コンベアでは、反射波が検出されたかどうかを判断することで、禁止ゾーンに第2の利用者8がいるかどうかを判断することができるので、必要なときにのみ高出力での超音波を放射させることができ、実施の形態1の乗客コンベアに比べ、エネルギーの使用効率を向上させることができる。
実施の形態5.
図9は、この発明の実施の形態5によるエスカレータの要部を示す側面図である。図において、欄干2には、移動手摺3の折返し部分であるニュアル部2aが設けられている。ニュアル部2aは、踏段1よりも欄干2の長さ方向へ突出している。また、ニュアル部2aは、乗降口の側部に配置されている。
図9は、この発明の実施の形態5によるエスカレータの要部を示す側面図である。図において、欄干2には、移動手摺3の折返し部分であるニュアル部2aが設けられている。ニュアル部2aは、踏段1よりも欄干2の長さ方向へ突出している。また、ニュアル部2aは、乗降口の側部に配置されている。
ニュアル部2aの下部には、手摺入込部26が設けられている。手摺入込部26は、欄干2の上部を移動していた移動手摺3が欄干2の内部へ入り込む場所である。
手摺入込部26の下部には、指向性スピーカ28が配置されている。指向性スピーカ28からは、超音波を搬送波として変調された警報音がニュアル部2aの踏段1に対する突出方向に沿って放射される。
手摺入込部26が放射する警報音は、可聴ゾーン30内のみで聞こえる。可聴ゾーン30は、ニュアル部2aの下部の領域である禁止ゾーンをカバーしている。具体的には、可聴ゾーン30は、床面に対して平行でなく、手摺入込部26及び移動手摺3と干渉しない程度に上方向へ向かって延びている。また、可聴ゾーン30は、ニュアル部2aの突出方向端部の下方まで延びている。
指向性スピーカ28が放射する警報音は、ニュアル部2aの下部の禁止ゾーンに侵入した利用者31のみに聞こえ、その他の一般の利用者には聞こえない。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような乗客コンベアでは、指向性スピーカ28は、利用者の侵入が禁止されるニュアル部2aの下部の禁止ゾーンに対して、超音波を搬送波として変調された警報音を放射するので、ニュアル部2aの下部に入り込んだ利用者のみに警報音を聞かせるようにすることができ、不必要な騒音を発生させることなく、異常な利用をしている利用者に効率的に注意を促すことができる。
なお、実施の形態5では、指向性スピーカ28は、実施の形態2〜5の指向性スピーカ5のように、超音波の反射波を検出できてもよい。また、指向性スピーカ28は、実施の形態2〜4のエスカレータ制御盤14,22に接続されていてもよい。このように、反射波の検出を可能とされた指向性スピーカ28が、実施の形態2〜4のエスカレータ制御盤14,22に接続されることで、実施の形態2〜4と同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態1〜5では、エスカレータ制御盤14,22は、アナログ回路で構成されていると説明したが、エスカレータ制御盤はプログラム等の情報が格納されている記憶部と、記憶部に格納されている情報に基づいて処理動作を行うCPUとを有するコンピュータであってもよい。
さらに、実施の形態1〜5では、判断部16、検出時制御部17、駆動制御部本体18、及び警報音制御部本体24は、エスカレータ制御盤14,22に設けられていると説明したが、それら判断部、検出時制御部、駆動制御部本体、及び警報音制御部本体の配置場所は、エスカレータ制御盤に限定されず、例えば指向性スピーカ内等でもよく、複数箇所に分散されて配置されてもよい。
さらにまた、実施の形態1〜5では、反射波検出部11は、超音波放射部10とともに指向性スピーカ5,28に設けられると説明したが、反射波検出部は、超音波放射部と別に設けてもよい。
また、実施の形態1〜5では、乗客コンベアとしてエスカレータについて説明したが、この発明は動く歩道等にも適用できる。
1 踏段、2 欄干、2a ニュアル部、5,28 指向性スピーカ(警報発生部)、10 超音波放射部、11 反射波検出部、15 駆動制御部、23 警報音制御部。
Claims (6)
- 踏段、
上記踏段の側方に立設された欄干、及び
利用者の侵入が禁止される上記欄干周辺の禁止ゾーンに対して、超音波を搬送波として変調された警報音を放射する警報発生部
を備えていることを特徴とする乗客コンベア。 - 上記警報発生部から放射された超音波の反射波を検出するための反射波検出部、及び
上記踏段の循環移動を制御するとともに、上記反射波検出部による上記反射波の検出に応じて、上記踏段の循環移動を停止させる駆動制御部
をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア。 - 上記警報発生部から放射された超音波の反射波を検出するための反射波検出部、及び
上記踏段の循環移動を制御するとともに、上記反射波検出部による上記反射波の検出に応じて、上記踏段の移動速度を低速にする駆動制御部
をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア。 - 上記警報発生部から放射された超音波の反射波を検出するための反射波検出部、及び
上記反射波検出部による上記反射波の検出に応じて、上記警報発生部の警報音の出力レベルを切り替える警報音制御部
をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア。 - 上記禁止ゾーンは、上記欄干の外側の領域であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の乗客コンベア。
- 上記禁止ゾーンは、上記欄干のニュアル部下部の領域であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の乗客コンベア。
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